JP4702525B2 - パウチのシール方法、シール装置及びシール済みパウチ - Google Patents

パウチのシール方法、シール装置及びシール済みパウチ Download PDF

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本発明は、パウチの開放口部を加熱、圧着してシールするシール方法及びシール装置、並びにそのシール方法により開放口部のシールされたパウチに関する。
開放口部を有し、内側面にポリプロピレン、ポリエチレン等の熱シール性の高い樹脂層が形成されたパウチは、調理済みの食品物等の内容物が充填された後にその開放口部がシールされる。具体的には、前記パウチの開放口部を所定幅にて加熱及び加圧することにより、前記開放口部の内側面の樹脂層が溶融して圧着され、前記開放口部がシールされる(例えば、特許文献1参照)。このように開放口部がシールされることによりパウチの気密性が保持される。
ところで、前記開放口部をシールする際に、内容物の一部がそのシール部分に噛み込まれると、パウチの気密性を確保することができない。このため、例えば、目視検査、あるいは、シール部分の厚み検査によって、そのシール部分に内容物の噛み込みのあるパウチを発見するようにしている。
特開昭59−62422号公報
しかしながら、内容物が比較的大きな固形物であれば、目視検査やシール部分の厚み検査によってその噛み込みを発見することができるものの、潰されてしまうポーラスで繊維質の、例えば、ヒジキのようなものでは、シール部分の厚み検査では発見することが難しい。また、酸素吸収を目的としたオキシガード層、あるいは、遮光性の高い二酸化チタン等を含む印刷層等の不透明層を有するパウチでは、前記ヒジキのような潰されやすいポーラスで繊維質のようなものがシール部分に噛み込まれていても目視検査で発見することが難しい。
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、シール部に噛み込まれた内容物によって気密性が損なわれることを極力防止することができ、シール部に噛み込まれた内容物を容易に発見することのできるパウチのシール方法及びシール装置並びにシール済みパウチを提供するものである。
本発明に係るパウチのシール方法は、内容物の入れられたパウチの開放口部を加熱、圧着してシールするシール方法であって、前記パウチの開放口部を第1の幅にて加熱、圧着するシールする第1工程と、前記パウチの前記第1の幅にてシールされた部分を前記第1の幅より狭い第2の幅にて加熱、圧着するする第2工程と、前記第1の幅にてシールされた部分の前記第2の幅にて加熱、圧着された部分以外の部分を前記第2の幅にて加熱、圧着する際の圧力よりも小さい圧力で前記第1の幅より狭い第3の幅にて加熱、圧着する第3工程を有とを有する構成となる。
このような構成により、パウチの開放口部が第1の幅にて加熱、圧着されてシールされた後に、前記第1の幅にてシールされた部分が前記第1の幅より狭い第2の幅にて集中的に再度加熱、圧着されるので、第1の幅のシール部分に内容物が噛み込まれたとしても、その内容物を分断することができるようになる。また、前記第1の幅にてシールされた部分が前記第1の幅より狭い第2の幅にて集中的に加熱、圧着されるので、その第2の幅の部分の厚みをより薄くしてその部分の透光性を増すことができるようになる。そして、第1の幅となるシール部分の第2の幅にて加熱、圧着された部分以外の部分が前記第2の幅にて加熱、圧着する際の圧力よりも小さい圧力で前記第1の幅より狭い第3の幅にて加熱、圧着されるので、前記第3の幅の部分の厚みを極端に薄くすることなく第1の幅のシール部分のシール性を補強することができるようになる。
前記第3の幅は、前記第2の幅と同じであっても、異なるものであってもよい。
本発明に係るパウチのシール装置は、内容物の入れられたパウチの開放口部を加熱、圧着してシールするシール装置であって、前記パウチの開放口部を第1の幅にて加熱、圧着してシールする第1熱シール器と、前記パウチの前記第1の幅にてシールされた部分を前記第1の幅より狭い第2の幅にて加熱、圧着する第2熱シール器と、前記第1の幅にてシールされた部分の前記第2の幅にて加熱、圧着された部分以外の部分を前記第2シール器による圧力により小さい圧力で前記第1の幅より狭い第3の幅にて加熱、圧着する第3熱シール器とを有する構成となる。
このような構成により、前記パウチの開放口部を第1の幅にて加熱、圧着してシールし、前記第1の幅にてシールされた部分を前記第1の幅より狭い第2の幅にて加熱、圧着することができるようになる。そして、第1の幅となるシール部分の第2の幅にて加圧、圧着された部分以外の部分を第2熱シール器による圧力よりも小さい圧力で前記第1の幅より狭い第3の幅にて加熱、圧着できるようになる。
また、本発明に係るパウチのシール装置は、前記第1熱シール器の加熱端面が、平坦面である構成とすることができる。
このような構成により、パウチの開放口部を第1の幅にてより均一に加熱、圧着することができるようになる。
また、本発明に係るパウチのシール装置は、前記第2熱シール器の加熱端面が、湾曲面である構成とすることができる。
このような構成により、第1の幅のシール部分を該第1の幅より狭い第2の幅にてより集中的に加熱、圧着することができるようになる。
更に、本発明に係るパウチのシール装置は、前記第3シール器の加熱端面が、平坦面である構成とすることができる。
このような構成により、第1の幅となるシール部分の第2の幅にて加圧、圧着された部分以外の部分を第3の幅にてより均一に加圧、圧着することができるようになる。
本発明に係るシール済みパウチは、内容物の入れられたパウチの口部に加熱、圧着により形成された第1の幅となる第1シール部と、前記第1シール部に重ねて加熱、圧着により形成された前記第1の幅より狭い第2の幅となる第2シール部と、前記第1のシール部に重ねて、前記第2シール部分からずらして、当該第2シール部分を形成する際の圧力より小さい圧力での加熱、圧着により形成された前記第1の幅より狭い第3の幅となる第3シール部とを有する構成となる。
本発明に係るパウチのシール方法及びシール装置によれば、第1の幅のシール部分に内容物が噛み込まれたとしても、その内容物を前記第1の幅より狭い第2の幅での集中的な加熱、圧着により分断することができるようになるので、シール部分に噛み込まれた内容物によってパウチの気密性が損なわれることを極力防止することができる。また、第1の幅のシール部分における第2の幅の部分の厚みをより薄くしてその部分の透光性を増すことができるようになるので、シール部分に噛み込まれた内容物を容易に発見することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
本発明の実施の一形態に係るシール方法にて開放口部のシールされるパウチは図1に示される。このパウチはスタンディングパウチである。
パウチ10は、図1(a)に示すように、側部12a、12b及び底部13よって袋状に形成され、底部13と反対側の口部11が開放している。パウチ10に調理済みの食品物等の内容物が入れられた後に、図1(b)に示すように、開放した口部11がシールされる。
パウチ10のシート状素材は、図2に示すような層構造となっている。図2において、PP層(ポリプロピレン層、厚さ:例えば、30μm)21、オキシガード層22(厚さ:例えば、25μm)及びPP層(ポリプロピレン層、厚さ:例えば、30μm)23が溶着により積層されている。PP層23の外側面にはナイロン層(無延伸、厚さ:例えば、15μm)25が接着剤24にて接着固定されている。また、ナイロン層25の外側面には接着剤26により内面に印刷層27を含む金属が蒸着されたPET層(厚さ:例えば、12μm)が形成されている。このような層構造となるシート状素材にて形成されるパウチ10では、側部12a、12bのそれぞれがPP層21を内側にして対向している。
なお、オキシガード層22は、例えば、鉄粉を含有する樹脂にて形成され、パウチ10内の残留酸素を吸収する機能を有する。印刷層27は、下地としての白インク層を有し、該白インク層は、例えば、二酸化チタンを含有して光(紫外線)のパウチ10内への透過を抑制している。また、PET層28は、金属の蒸着により酸素及び水分の透過防止の機能を有する。
前述したような構造のパウチ10に調理済みの食品物等の内容物が入れられた後に、その開放する口部11が図3に示すようなシール装置によってシールされる。なお、図3において、下段側には、パウチ10を側方から見た状態が示されており、上段側には、パウチ10を上方から見た状態が示されている。
パウチ10は、開放する口部11を上側にしてコンベア200上を移動するホルダ100に搭載されている(図3(a)参照)。ホルダ100の移動と共に移動するパウチ10が第1熱シール器110の設置位置に到来すると、ホルダ100が停止し、第1熱シール器110の熱シールバー111と受けバー112とがパウチ10の口部11を挟み込む(図3(b)参照)。第1熱シール器110の熱シールバー111及び受けバー112のそれぞれは、図4(a)に示すように、幅W1(パウチ10の高さ方向の長さ:例えば、9mm)を有し、熱シールバー111と受けバー112との挟み込み力及び熱シールバー111からの熱によって口部11の幅W1となる帯状部位が加圧されると共に加熱される。これにより、熱シールバー111と受けバー112とによって挟み込まれた口部11の内側のPP層21(図2参照)が加熱及び加圧されて溶融し、圧着される。即ち、パウチ10の口部11が幅W1にてシールされる。
第1熱シール器110における熱シールバー111の加熱端面は平坦面となり、パウチ10の口部11をより均一な圧力にて加熱できるようになっている。また、熱シールバー111の発熱量、熱シールバー111と受けバー112とによるパウチ10の挟み込み力等のシール条件は、基本的なシール強度が得られるように決めることができる。
第1熱シール器110によりパウチ10の口部11のシールが終了すると、ホルダ100の移動によりパウチ10が第2熱シール器120の設置位置まで移動する。第2熱シール器120では、熱シールバー121と受けバー122とがパウチ10の口部11を挟み込む(図3(c)参照)。第2熱シール器120の熱シールバー121は、図4(b)に示すように、前記幅W1より狭い幅W2(例えば、2mm)を有し、受けバー122は前記幅W1を有する。熱シールバー121と受けバー122との挟み込み力及び熱シールバー121からの熱によって口部11の前記幅W1にてシールされた帯状部分の略中央部が当該W1より狭い幅W2にて集中的に再度加圧されると共に加熱される。即ち、パウチ10の口部11の前記幅W1にてシールされた帯状部分が前記幅W2にて集中的に再度加熱、圧着される。
熱シールバー121にて加圧及び加熱された幅W2の部位では、幅W2での集中的な過熱、圧着により、PP層21の外層となるオキシガード層22の成分や、印刷層27に含有される二酸化チタン(白インク)がパウチ10の側方端(図3における左右方向、図4における紙面上下方向)から押出され、当該幅W2の部分が図4(b)に示すように薄くなる。
第2熱シール器120における熱シールバー121の加熱端面は、図5(a)に示すように、平坦面121aであっても、図5(b)に示すように、湾曲面121bであってもよい。熱シールバー121の加熱端面が湾曲面121bである場合、パウチ10の口部11をより集中的に加圧及び加熱することができるようになる。
第2熱シール器120によるパウチ10の口部11の幅W2での加熱、圧着が終了すると、ホルダ100の移動によりパウチ10が冷却器130の設置位置まで移動する。冷却器130では、冷却水等によって冷却される冷却バー131と132とがパウチ10の口部11を挟み込む(図3(d)参照)。冷却バー131及び132のそれぞれは、図4(c)に示すように、幅W1を有し、これら冷却バー131及び132によって前記幅W1にてシールされた帯状部分が冷却される。なお、一方の冷却バー131のパウチ10との接触面には、図4(c)に示すように、複数のボス(突起)が形成されており、パウチ10の口部11におけるシール部分の冷却と共にそのシール部分に残留する空気が効率的に押出(除去)される。
第1熱シール器110及び第2熱シール器120を経て溶融、軟化した口部11の内側のPP層21、23(図2参照)が、冷却器130によって冷却されることにより硬化し、パウチ10の口部11が完全にシールされる。即ち、冷却器130を経たパウチ10の口部11には幅W1の帯状のシール部分30が形成される(図3(e)参照)。この口部11に形成されたシール部分30は、図6に詳細に示すように、第1熱シール器110にて形成された幅W1となる帯状の第1シール部31と、第2熱シール器120にて第1シール部分31の略中央部に形成された幅W2となる細帯状の第2シール部32にて構成される。第2シール部分32は、前記幅W1より狭い幅W2での集中的な加圧及び加熱により、不透明となるオキシガード層22の成分や印刷層27の白インク層に含有される二酸化チタン等が押出され、第1シール部分31の他の部分より薄くなっており、その透光性が増している。
前述したようなパウチ10のシール方法によれば、パウチ10の開放する口部11が幅W1にて加熱、圧着されてシール(第1シール部31の形成)される際に、パウチ10に入れられた内容物(例えば、繊維状の食物)の一部が噛み込まれたとしても、前記幅W1にてシールされた部分(第1シール部分31)の略中央部を前記幅W1より狭い幅W2にて集中的に加熱及び加圧することにより分断することができるようになる。これにより、パウチ10の気密性を保持することができる。
また、その内容物が完全に分断されなかったとしても、前記幅W2のシール部分32が薄くなってその透光性が増しているので、例えば、パウチ10の口部11を光源にかざして透かして見ることにより、そのシール部分32に噛み込まれた内容物を容易に視認することができるようになる。
前述したシート装置において、第2熱シール器120と冷却器130との間に、図7に示すような、熱シールバー141と受けバー142とを有する第3熱シール器140を設置することもできる。
この場合、第3熱シール器140の熱シールバー141は、図7(b)に示すように、前記幅W1より狭い前記幅W2と略同じとなる幅W3を有し、受けバー142は、前記幅W1を有する。熱シールバー141は、前記幅W1の範囲内において第2熱シール器120の熱シールバー121より相対的に口部11の先端部から遠ざかった位置に配置されている。また、図8に示すように、熱シールバー141と受けバー142とによる口部11の挟み込み時における熱シールバー141の加熱端面と受けバー142の端面との間隔は、第2熱シール器120の熱シールバー121と受けバー122とによる口部11の挟み込み時における熱シールバー121の加熱端面と受けバー122の端面との間隔より僅か(ΔL:例えば、0.15mm)だけ大きくなるように設定されている。
このような第3熱シール器140により、幅W1でシールされた帯状部分における前記幅W2にて加圧及び加熱された部分より口部11の先端部から遠ざかった部分が前記幅W2にて加圧及び加熱する際の圧力よりも小さい圧力で幅W3にて加圧及び加熱されるようになる。このため、幅W1にてシールされた帯状部分における前記幅W3の部分を前記幅W2の部分のように薄くすることなく、幅W1のシール部分(第1シール部分31)のシール性を補強することができるようになる。この場合、図6に示す幅W1の第1シール部分31に重ねて、第2シール部分32の口部l1先端と逆側に隣接して幅W3の第3シール部(図示略)が形成されることとなる。
第3シール器140における熱シールバー141の加熱端面は、第2シール器120の場合と同様に、平坦面であっても(図5(a)参照)、湾曲面であっても(図5(b)参照)よい。熱シールバー141の加熱端面は、より均一に幅W1のシール部分のシール性を補強できるという観点から、平坦面であることが好ましい。
なお、前記幅W3は、前記幅W2と異なるものであってもよい。また、前記幅W3にて加熱及び加圧される部分は、幅W1にてシールされた帯状部分内において前記幅W2にて加熱及び加圧された部分からずれていれば、任意に決めることができる。
また、パウチ10の構造は、図2に示す構造に限られず、加熱及び加圧にてシール可能な構造であればどのようなものであってもよい。更に、パウチ10は、前述したようなスタンディングパウチに限られるものでもない。
以上、説明したように、本発明に係るパウチのシール方法及びシール装置は、シール部に噛み込まれた内容物によって気密性が損なわれることを極力防止することができ、シール部に噛み込まれた内容物を容易に発見することのできるという効果を有し、パウチの開放口部を加熱、圧着してシールするシール方法及びシール装置として有用である。
本発明の実施の一形態に係るシール方法にてシールされるパウチの構造を示す図である。 パウチを構成するシート状素材の層構造を示す図である。 本発明の実施の一形態に係るパウチのシール装置の基本的な構成を示す図である。 パウチの口部をシールする際の手順を示す図である。 第2熱シール器及び第3熱シール器における熱シールバーの先端形状を示す図である。 口部がシールされた状態のパウチの外観を示す図である。 パウチの口部をシールする際の他の手順を示す図である。 パウチをシールする際における第2熱シール器の熱シールバーと第3熱シール器の熱シールバーとの位置関係を示す図である。
符号の説明
10 パウチ(スタンディングパウチ)
11 口部
12a、12b 側部
13 底部
21、23 ポリプロピレン層(PP層)
22 オキシガード層
24、26 接着剤
25 ナイロン層
27 印刷層
28 PET層
30 シール部分
31 第1シール部分
32 第2シール部分
100 ホルダ
110 第1熱シール器
111 熱シールバー
112 受けバー
120 第2熱シール器
121 熱シールバー
122 受けバー
130 冷却器
131 第1冷却バー
132 第2冷却バー
140 第3シール器
141 熱シールバー
142 受けバー

Claims (6)

  1. 内容物の入れられたパウチの開放口部を加熱、圧着してシールするシール方法であって、
    前記パウチの開放口部を第1の幅にて加熱、圧着するシールする第1工程と、
    前記パウチの前記第1の幅にてシールされた部分を前記第1の幅より狭い第2の幅にて加熱、圧着するする第2工程と
    前記第1の幅にてシールされた部分の前記第2の幅にて加熱、圧着された部分以外の部分を前記第2の幅にて加熱、圧着する際の圧力よりも小さい圧力で前記第1の幅より狭い第3の幅にて加熱、圧着する第3工程とを有することを特徴とするパウチのシール方法。
  2. 内容物の入れられたパウチの開放口部を加熱、圧着してシールするシール装置であって、
    前記パウチの開放口部を第1の幅にて加熱、圧着してシールする第1熱シール器と、
    前記パウチの前記第1の幅にてシールされた部分を前記第1の幅より狭い第2の幅にて加熱、圧着する第2熱シール器と
    前記第1の幅にてシールされた部分の前記第2の幅にて加熱、圧着された部分以外の部分を前記第2シール器による圧力により小さい圧力で前記第1の幅より狭い第3の幅にて加熱、圧着する第3熱シール器とを有することを特徴とするパウチのシール装置。
  3. 前記第1熱シール器の加熱端面は、平坦面であることを特徴とする請求項記載のパウチのシール装置。
  4. 前記第2熱シール器の加熱端面は、湾曲面であることを特徴とする請求項2または3記載のパウチのシール装置
  5. 前記第3シール器の加熱端面は、平坦面であることを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載のパウチのシール装置。
  6. 内容物の入れられたパウチの口部に加熱、圧着により形成された第1の幅となる第1シール部分と、
    前記第1シール部分に重ねて加熱、圧着により形成された前記第1の幅より狭い第2の幅となる第2シール部分と
    前記第1のシール部に重ねて、前記第2シール部分からずらして、当該第2シール部分を形成する際の圧力より小さい圧力での加熱、圧着により形成された前記第1の幅より狭い第3の幅となる第3シール部とを有することを特徴とするシール済みパウチ。
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