JP4701096B2 - コンテンツデータ処理装置および再生装置 - Google Patents

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Description

本発明は、着脱可能に接続される端末装置から出力されるコンテンツデータを取得して出力手段で出力可能に処理するコンテンツデータ処理装置および再生装置に関する。
従来、例えば車両に搭載される音響装置として、音楽や音声などのコンテンツデータをアナログ処理などして車両に搭載されたスピーカから発音させる構成が広く利用されている。このような音響装置として、例えばビデオテープレコーダや携帯型音響装置などの外部端末装置が着脱可能に接続される入力端子を備え、入力端子を介して接続された外部端末装置から出力されるコンテンツデータを取得してスピーカから発音させる処理が可能な構成が知られている。このような外部入力を処理可能な音響装置においては、利用者が操作可能な操作ボタンなどの入力操作により、外部入力を取得して処理可能な状態に設定している。
このことにより、利用者が外部端末装置を入力端子に接続させる動作と、音響装置を外部入力されるコンテンツデータの処理可能な状態への設定入力を実施させる動作と、を実施する必要があり、より使い勝手の向上が望まれている。
一方、車両に搭載される音響装置は、車両のシャーシにそれぞれ接地されている。また、車両には、発電機や燃料噴射装置などの走行のための電気機器、さらにはヘッドランプやワイパ、方向指示器などの走行を支援するための電気機器などもシャーシに接地されている。
このことにより、シャーシには、音響装置の他に各種電気機器のノイズ電圧が印加される。したがって、例えば車両に搭載されたバッテリからの電力の供給により動作する外部端末装置から音楽データなどのコンテンツデータを外部入力として取得して再生処理する際、外部端末装置における接地位置と、音響装置における接地位置とで電位差が生じ、外部端末装置から音響装置へ伝送するコンテンツデータにノイズ電圧が重畳し、良好にコンテンツデータを再生できないおそれがある。
このため、従来では、良好な再生状態が得られるように、トランスを用いたり、グラウンドアイソレータを用いたりするものなど、コンテンツデータをアンバランス伝送する構成や、差動増幅器などを用いたバランス伝送する構成などが知られている(例えば、特許文献1または特許文献2参照)。
特許文献1に記載の構成では、カセット/レシーバユニットとハイパワーアンプユニットとの間に介装させるアイソレータユニットに、アイソレートトランスの一次コイルのセンタータップの電圧を入力し、カセット/レシーバユニットの出力に含まれる直流分の有無を検出し、後段のハイパワーアンプユニットにパワーコントロール信号を出力するパワーコントロール信号発生回路を設けている。
しかしながら、この特許文献1に記載のようなトランスを用いる構成では、コンテンツデータにおける周波数帯域の全域を網羅できず、周波数帯域が所定の帯域に限られることにより再生するコンテンツデータの音特性が低下するおそれがある。また、トランスに用いられる磁石のマグネティクドメインにより、再生される音特性に歪みが生じるおそれがある。
特許文献2に記載の構成では、バランス入力の場合、ホット側とコールド側のRCAピンケーブルを各々、パワーアンプの第1と第2の信号入力端子に接続し、切り換えスイッチを第1ポジションに切り換える。ホットとコールドの伝送信号は、差動増幅器の2つの入力端子に入力され、同相ノイズ分を大幅に抑圧された信号が出力される。アンバランス入力の場合、アンバランス伝送用のRCAピンケーブルを第1の信号入力端子に接続し、切り換えスイッチを第2ポジションに切り換える。アンバランス伝送信号のホット側とGND側は差動増幅器の2つの入力端子に入力され同相のノイズ分をある程度抑圧した信号が出力される。
しかしながら、この特許文献2に記載のような差動増幅器を用いる構成では、一旦バッファアンプを介して差動増幅器でノイズ分を除去する構成となるので、回路構成が直列で多段となり、アンプや増幅器の固有音や雑音などが重畳され、良好な音特性が得られなくなるおそれがある。また、特許文献2のように、アンバランス伝送をバランス伝送に変換し、パワーアンプにてバランス伝送をアンバランス伝送に変換する必要があり、増幅器が多数必要となり、固有のノイズがより重畳しやすく、良好な音特性が得られなくなるおそれがある。
特開平7−303013号公報 特開平8−70234号公報
上述したように、特許文献1に記載のようなトランスなどを用いる構成では、コンテンツデータの周波数帯域の一部がカットされるとともに、マグネティクドメインによる歪みなども生じ、良好な音特性の再生が得られないおそれがある。
また、特許文献2に記載のような差動増幅器などを用いる構成では、アンプや増幅器が直列で多段に接続されることとなり、固有のノイズが重畳されて良好な音特性が得られなくなるおそれがある。
本発明は、このような実情などに鑑みて、使い勝手が良好で着脱可能に接続される端末装置から出力されるコンテンツデータの特性を損なうことなく取得するコンテンツデータ処理装置および再生装置を提供することを1つの目的とする。
請求項1に記載の発明は、コンテンツデータを出力する端末装置が着脱可能に接続され、前記出力されるコンテンツデータを取得して適宜処理し、接続される出力手段で出力可能に出力手段へ前記処理したコンテンツデータを適宜出力するコンテンツデータ処理装置であって、前記端末装置が着脱可能に接続される入力端子を備えこの入力端子への前記端末装置の接続の有無を検出する接続検出手段と、この接続検出手段に接続され前記コンテンツデータに重畳するノイズを除去するノイズ除去手段と、このノイズ除去手段に接続され前記端末装置から出力される前記コンテンツデータを取得して処理する処理手段と、前記接続検出手段に接続され前記端末装置の接続状態を判別するとともに前記端末装置が接続されたことを認識すると前記処理手段で前記コンテンツデータを取得させて処理させる接続判別手段と、を具備し、前記接続検出手段は、前記端末装置が前記入力端子に未接続の状態で前記接続判別手段が前記入力端子に接続するとともに前記処理手段が前記ノイズ除去手段を介して前記入力端子に接続しない状態とし、前記端末装置が前記入力端子に接続する状態で前記処理手段が前記ノイズ除去手段を介して前記入力端子に前記コンテンツデータを取得可能に接続するとともに前記接続判別手段が前記入力端子に接続しない状態に切り替える切替手段を備えたことを特徴としたコンテンツデータ処理装置である。
請求項に記載の発明は、請求項1ないし請求項のいずれかに記載のコンテンツデータ処理装置と、このコンテンツデータ処理装置から出力されるコンテンツデータを出力する出力手段と、を具備したことを特徴とした再生装置である。
以下、本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。
本実施の形態では、コンテンツデータとして、音楽データや音声データである音データを例示して説明するが、静止画像データや映像データなどの画像データ、さらには音データと画像データとが混在するコンテンツデータの他、各種アプリケーションソフトウェアやゲームソフトウェア、各種プログラムやテキストデータなど、各種データを対象とすることができる。また、自動車などの車両に搭載する構成を例示するが、自動車に限らず電車などの車両、さらには船舶や航空機などの各種移動体を対象とすることができる。
〔音響装置の構成〕
(全体構成)
図1は、本発明の一実施の形態に係る再生装置としての音響装置の概略構成を示すブロック図である。
この図1において、100は本発明の一実施の形態に係る再生装置としての音響装置であり、この音響装置100は、コンテンツデータとしての音データを適宜再生する装置である。
この音響装置100は、周波数信号であるアナログ信号の音データを出力する端末装置としての外部端末装置200が着脱可能に接続され、外部端末装置200から出力される音データを適宜取得して処理し適宜再生可能となっている。
そして、音響装置100は、処理本体部300と、出力手段400と、を備えている。
処理本体部300は、各種コンテンツデータを適宜選択して取得し出力手段で出力可能な状態に処理する。
この処理本体部300は、例えば金属板や合成樹脂板などにて略箱状に形成された図示しないケース体を備えている。このケース体には、コンテンツデータ処理装置310と、コンテンツデータ出力装置としてのチューナー部320と、コンテンツデータ出力装置としてのディスク装置330と、データ処理部340と、などが設けられている。
コンテンツデータ処理装置310は、データ処理部340からの指令信号に基づいて動作制御可能にデータ処理部340に接続されている。
また、コンテンツデータ処理装置310は、詳細は後述するが、外部端末装置200が着脱可能に接続され、この接続される外部端末装置200から出力されるコンテンツデータをデータ処理部340の動作制御より優先して取得してデータ処理部340へ出力可能となっている。なお、コンテンツデータ処理装置310は、直接的に外部端末装置200が接続される他、例えばケーブルを介して接続されてもよい。
チューナー部320は、例えばラジオ放送やテレビ放送の音声を再生するための装置である。
このチューナー部320は、データ処理部340に接続され、データ処理部340からの指令信号に応じて所定の周波数帯の放送波を受信し、コンテンツデータである音声データを抽出してデータ処理部340へ出力する。
ディスク装置330は、例えば磁気ディスクあるいはCD(Compact Disc)などの光ディスク、光磁気ディスク、MD(Mini Disc)など、各種ディスク状記録媒体を再生するためのドライブ装置である。
このディスク装置330は、データ処理部340に接続され、データ処理部340からの指令信号に応じて着脱可能に装着されたディスク状記録媒体に記録された所定のコンテンツデータである音声データを読み取り、適宜処理してデータ処理部340へ出力する。
データ処理部340は、利用者による入力操作に応じた操作信号を出力する図示しない操作部を備えている。この操作部は、ケース体の外面に臨んで配設された例えば操作ボタンや操作つまみなどの備え、これらの入力操作に応じた操作信号をデータ処理部340へ出力することで、データ処理部で設定事項を設定入力させる。この設定入力される設定事項としては、例えば音響装置100の電源のオンオフ、動作させるチューナー部320やディスク装置330の選択、音量の大きさを変更する音量設定操作、再生させる音楽データの選択などが例示できる。
そして、データ処理部340は、操作部による設定入力に応じて動作制御する。具体的には、データ処理部340は、例えばCPU(Central Processing Unit)を備え、音響装置100全体を動作制御するOS(Operating System)上に展開される各種プログラムを構成し、各種処理を実施する。具体的には、データ処理部340は、デジタル信号の音データをアナログ信号に変換したり設定入力に応じた音場バランスや音量、周波数特性などに変換したりするなどの音データを設定入力に応じた状態で出力手段400に再生出力可能に処理するなど、音響装置100全体における各種処理を実施する。
出力手段400は、データ処理部340から出力されるアナログ信号の音データを適宜増幅処理して音として再生出力する。この出力手段400は、アンプ装置410と、スピーカ420と、を備えている。
アンプ装置410は、データ処理部340に接続され、データ処理部340から出力されるアナログ信号の音データが入力されると順次増幅して、適宜増幅してスピーカ420へ出力するパワーアンプなどを備えている。なお、音データが例えば5.1chなど左右やセンタなどの複数チャンネルで出力される場合にはチャンネル数に応じて複数のパワーアンプが設けられる。
スピーカ420は、車両に配設されている。スピーカ420は、音データのチャンネル数に対応した数で車両に適宜配設されている。そして、スピーカ420は、アンプ装置410から出力される音データが入力されることで音として再生する。
(コンテンツデータ処理装置の構成)
次に、コンテンツデータ処理装置の回路構成を図面を参照して説明する。
図2は、コンテンツデータ処理装置の概略構成を示す回路図である。図3は、外部端末装置が接続されていない状態でのコンテンツデータ処理装置における接続状態の検出状況を示す説明図である。図4は、外部端末装置が接続された状態でのコンテンツデータ処理装置におけるコンテンツデータの処理状況を示す説明図である。
コンテンツデータ処理装置310は、処理本体部300のケース体の外面に臨んで配設され、外部端末装置200からコンテンツデータを出力する図示しないミニプラグなどの出力端子が接続される入力端子としてのミニジャック311を備えている。
このミニジャック311は、図示しないミニプラグを嵌挿するリング状のグランドリング311Aと、常時閉成しミニプラグが接続された状態で開成する切替手段を構成するスイッチである対をなす左用スイッチ311Bおよび右用スイッチ311Cと、これらグランドリング311Aと左用スイッチ311Bおよび右用スイッチ311Cがそれぞれ接続される5つの入力端311D1,311D2,311D3,311D4,311D5と、を備えている。そして、5つの入力端311D1〜311D5は、グランドリングが接続されるグランド端311D1と、右用スイッチ311Cの対をなす接点311C1,311C2がそれぞれ接続されて対をなすコンテンツデータ入力端としての右用入力端311D2,311D3と、左用スイッチ311Bの対をなす接点311B1,311B2がそれぞれ接続されて対をなすコンテンツデータ入力端としての左用入力端311D4,311D5と、にて構成されている。
そして、ミニジャック311には、車両のシャーシに接地された接続判別手段としてのマイクロコンピュータであるCPU312が接続されている。
すなわち、CPU312は、データ処理部340からの制御信号が入力されるポートなどの他、右用入力端311D3に接続する図示しない第1ポートと、左用入力端311D4に接続するとともに接地する図示しない第2ポートと、を有している。そして、CPU312の第1ポートと、右用入力端311D3との間には、抵抗R1を介して基準電源VDDが接続されている。また、CPU312の第2ポートと、左用入力端311D4とは、それぞれ接地されている。
また、ミニジャック311には、ノイズ除去手段を構成するアイソレーション回路部313を介して、CPU312に接続されてCPU312から出力される制御信号により動作する処理手段としてのスイッチ回路であるAV(Audio-Visual)セレクタ314が接続されている。
AVセレクタ314は、チューナー部320で取得されデータ処理部340で処理された音声データが入力される図示しないポート、ディスク装置330で取得されデータ処理部340で処理された音声データが入力される図示しないポート、外部端末装置から出力されアイソレーション回路部313を介して入力される図示しないポートなど、各種ソースに対応した音声データが入力されるポートや、CPU312からの制御信号が入力されるポートなどを有している。そして、AVセレクタは、CPU312からの制御信号に基づいて、各ソースを選択する処理、すなわち、ソースに対応したポートを接続してデータ処理部340へ出力させて音声データを出力手段400から出力させる切替処理をする。
また、アイソレーション回路部313は、基準電源VCCに接続されて基準電源が供給されるノイズ除去手段としてのノイズ除去部313Aを備えている。このノイズ除去部313Aは、対をなす差動回路であるアイソレータとしての右用オペアンプ313A1および左用オペアンプ313A2を有している。
そして、右用オペアンプ313A1の対をなす入力端は、それぞれコンデンサC1,C2を介して右用入力端311D2およびグランド端311D1に接続されている。また、右用オペアンプ313A1の出力端は、平滑コンデンサCf1を介してAVセレクタの図示しない第1ポートに接続されている。一方、左用オペアンプ313A2の対をなす入力端は、それぞれコンデンサC3,C4を介して左用入力端311D5およびグランド端311D1に接続されている。また、左用オペアンプ313A2の出力端は、平滑コンデンサCf2を介してAVセレクタの図示しない第2ポートに接続されている。
さらに、コンデンサC1および右用入力端311D2の接続点と、コンデンサC2,C3およびグランド端311D1の接続点との間には、抵抗R2が接続されている。また、コンデンサC4および左用入力端311D5の接続点と、コンデンサC2,C3およびグランド端311D1の接続点との間には、抵抗R3が接続されている。すなわち、抵抗R2および抵抗R3は直列に接続された状態となる。
これら、グランド端311D1、右用入力端311D2および左用入力端311D5に接続するコンデンサC2〜C4と、直列回路を構成する抵抗R2,R3と、左用スイッチ311Bおよび右用スイッチ311Cとにより、ミニジャック311への外部端末装置200の接続の有無を検出する接続検出手段315が構成される。
この接続検出手段315は、ミニジャック311への外部端末装置200の出力端となるミニプラグの接続の有無を、左用スイッチ311Bおよび右用スイッチ311Cの開閉により接続状態を適宜切り替えて接続の有無を検出する。この接続の有無の検出により、CPU312が外部端末装置200の接続状態を判別し、外部端末装置200から出力される音声データをノイズ除去部313Aを介してノイズ分を適宜除去してAVセレクタ314に入力させて処理させる。
この接続の有無の検出は、左用スイッチ311Bおよび右用スイッチ311Cによる開閉と、周波数信号を伝送すなわちアナログ信号の音声データは伝送し直流信号は伝送しないコンデンサC2〜C4および直流信号を流す抵抗R2,R3とにより、CPU312と、ノイズ除去部313Aを介したAVセレクタ314とが、ミニジャック311と接続する状態を切り替える動作である。すなわち、外部端末装置200がミニジャック311に接続せず外部端末装置200の出力端子がミニジャック311のグランド端311D1、右用入力端311D2および左用入力端311D5に未接続の状態で、CPU312がグランド端311D1、右用入力端311D2および左用入力端311D5に接続するとともに、AVセレクタ314はノイズ除去部313Aを介してグランド端311D1、右用入力端311D2および左用入力端311D5に接続しない状態となる。また、外部端末装置200の出力端子がミニジャック311のグランド端311D1、右用入力端311D2および左用入力端311D5に接続する状態では、AVセレクタ314はノイズ除去部313Aを介してグランド端311D1、右用入力端311D2および左用入力端311D5に接続し、CPU312はグランド端311D1、右用入力端311D2および左用入力端311D5に接続しない状態となる。
具体的には、ミニプラグが接続されていない状態では、右用スイッチ311Cおよび左用スイッチ311Bが常時閉成することから、右用入力端311D2,311D3が短絡するとともに、左用入力端311D4,311D5が短絡する。このことにより、図3の実線で示すように、CPU312の第1ポート、右用入力端311D2,311D3、抵抗R2,R3、左用入力端311D4,311D5、および、CPU312の第2ポートが接続する閉回路が構成され、また第2ポートが接地されているので、CPU312は「L(Low)レベル」を検出し、ミニプラグが接続されていないと判断する。そして、CPU312は、AVセレクタ314への制御信号を出力せず、AVセレクタ314における処理状態を維持、具体的には現時点でのソースにおける再生状態を維持させる。
なお、ミニプラグが接続されていないことから、アイソレーション回路部313には外部端末装置200から信号が入力されない、すなわち信号に対応する電圧が印加しない。このことにより、AVセレクタ314への信号の入力がない。なお、図3は、説明の都合上、アイソレーション回路部313からAVセレクタへの結線を一点鎖線で示す。
一方、ミニプラグが接続された状態では、右用入力端311D2,311D3が開放するとともに、左用入力端311D4,311D5が開放する。このことにより、図4の一点鎖線で示すように、閉回路を構成しなくなり、CPU312の第1ポートには抵抗R1を介して基準電源VDDからの電圧が印加され、CPU312は「H(High)レベル」を検出し、ミニプラグが接続されていると判断する。そして、CPU312は、AVセレクタ314へ所定の制御信号を出力し、AVセレクタ314で外部端末装置200からの音声データを処理させる状態に動作させる。具体的には、CPU312は、AVセレクタ314が外部端末装置200から入力される信号を他のソースに対して優先して出力手段400で再生させる状態に切り替えさせる。なお、図4は、説明の都合上、オープン回路となるミニジャック311からCPU312への結線を一点鎖線で示す。
そして、ミニプラグが接続されることから、ミニプラグからアナログ信号が出力される場合、図4の実線で示すように、右用オペアンプ313A1は、右用入力端311D2からコンデンサC2を介して入力されるアナログ信号と、グランド端311D1からコンデンサC2を介して入力されるノイズ分に対応する信号との差分を演算し、AVセレクタ314の第1ポートへ平滑コンデンサCf1を介して出力する。また、左用オペアンプ313A2は、左用入力端311D5からコンデンサC4を介して入力されるアナログ信号と、グランド端311D1からコンデンサC3を介して入力されるノイズ分に対応する信号との差分を演算し、AVセレクタ314の第2ポートへ平滑コンデンサCf2を介して出力する。
〔音響装置の動作〕
次に、上記実施の形態における音響装置100の動作について、図面を参照して説明する。
まず、音響装置100に電力が供給されると、データ処理部340は適宜初期設定を実施し、利用者による図示しない操作部における動作設定の入力待機状態となる。
そして、利用者が操作部にて例えばチューナー部320やディスク装置330の動作を要求する旨を入力操作することにより、データ処理部340は、チューナー部320やディスク装置330を動作させ、放送波からあるいはディスク状記録媒体から音声データを抽出させて適宜処理し、出力手段400から出力させる処理をする。
具体的には、チューナー部320を動作させる場合、データ処理部340は、チューナー部320で利用者にて設定入力された所定の周波数帯の放送波を受信させて音声データを抽出させ、データ処理部340へ出力させる制御をする。そして、データ処理部340は、チューナー部320から取得した音声データをストリーム処理して出力手段400へ適宜出力し、出力手段400のアンプ装置410で適宜増幅処理するなどしてスピーカ420から出力させる。同様に、ディスク装置330を動作させる場合、データ処理部340は、ディスク装置330で利用者にて設定入力されディスク状記録媒体に記録された所定の楽曲データなどの音声データを読み取らせて適宜処理させ、データ処理部340へ出力させる制御をする。そして、データ処理部340は、ディスク装置330から取得した音声データをストリーム処理して出力手段400へ適宜出力し、出力手段400のアンプ装置410で適宜増幅処理するなどしてスピーカ420から出力させる。
このように、入力待機状態やチューナー部320やディスク装置330を動作させている状態、すなわち外部端末装置200が音響装置100に接続されていない状態では、音響装置100における設定入力に応じた動作内容で動作制御する。
具体的には、音響装置100のコンテンツデータ処理装置310のミニジャック311に外部端末装置200のミニプラグが接続されていない状態では、ミニジャック311の右用入力端311D2,311D3が短絡するとともに、左用入力端311D4,311D5が短絡し、図3の実線で示すように、CPU312とミニジャック311とが閉回路を構成する。すなわち、CPU312の第1ポート、右用入力端311D2,311D3、抵抗R2,R3、左用入力端311D4,311D5、および、CPU312の第2ポートが接続する閉回路が構成される。そして、CPU312の第2ポートは接地し、CPU312の第1ポートには抵抗R1を介して基準電源VDDが接続しているので、CPU312は「L(Low)レベル」を検出し、ミニプラグすなわち外部端末装置200が接続されていないと判断する。
そして、外部端末装置200のミニプラグが接続されていないので、右用入力端311D2、左用入力端311D5およびグランド端311D1には音声データが入力されない、すなわち音声データにおけるアナログ信号の電圧が印加しない。このことにより、データ処理部340は、音響装置100における設定入力された内容で動作制御することとなる。
一方、例えばアクセサリ電源として車両のバッテリから電力が供給されて駆動する外部端末装置200が、ケーブルなどを介して音響装置100のコンテンツデータ処理装置310のミニジャック311に接続されると、データ処理部340は、外部端末装置200から出力される音声データを優先して出力手段400で出力させる処理をする。
すなわち、ミニジャック311に外部端末装置200のミニプラグが接続された状態では、ミニジャック311の右用入力端311D2,311D3が開放するとともに、左用入力端311D4,311D5が開放し、図4の一点鎖線で示すように、CPU312とミニジャック311とが開放する。このことにより、CPU312の第1ポートには抵抗R1を介して基準電源VDDからの電圧が印加され、CPU312は「H(High)レベル」を検出し、ミニプラグが接続されていると判断する。そして、外部端末装置200が接続されたことを認識したCPU312は、AVセレクタ314へ外部端末装置200から入力される信号を優先して出力させる状態に切り替えさせる旨の制御信号を出力する。
このことにより、AVセレクタ314は、外部端末装置200が接続されたことを認識し、例えばチューナー部320やディスク装置330が動作して再生している状態でも、外部端末装置200からの音声データを優先的に再生させる状態に、ミニジャック311からAVセレクタ314の第1ポートおよび第2ポートに入力される音声データをデータ処理部340へ出力可能な状態に切り替える処理をする。
そして、外部端末装置200のミニプラグが接続されているので、例えば利用者が外部端末装置200を操作してアナログ信号の音声データを出力させると、例えば右用音声データは右用入力端311D2に入力されるとともに、左用音声データは左用入力端311D5に入力される。この入力された右用音声データおよび左用音声データは、アイソレーション回路部313にて適宜ノイズが除去されてAVセレクタ314へ入力され、AVセレクタ314からデータ処理部340へ出力される。
ここで、アクセサリ電源が供給される外部端末装置200は、アクセサリ電源を供給するジャックからシャーシに接地されることとなる。このことにより、外部端末装置200における接地位置と、この外部端末装置200の音声データが伝送されるコンテンツデータ処理装置310における接地位置とで、シャーシに接地される各種電気機器からのノイズ電圧により、電位差が生じ、伝送する音声データにノイズ電圧が重畳することとなる。また、ノイズ電圧は、外部端末装置200のミニプラグにおけるグランドにも載ることとなり、ミニジャック311のグランド端311D1にもノイズ電圧が印加することとなる。
そして、右用入力端311D2に入力されるノイズ電圧が重畳した右用音声データは、アナログ信号であることからコンデンサC1を介して右用オペアンプ313A1に入力される。そして、右用オペアンプ313A1は、入力された右用音声データと、グランド端311D1からコンデンサC2を介して入力されるノイズ電圧との差分を演算し、右用音声データからノイズ分を除去し、AVセレクタ314の第1ポートへ平滑コンデンサCf1を介して出力する。同様に、左用入力端311D5に入力されるノイズ電圧が重畳した左用音声データは、コンデンサC4を介して左用オペアンプ313A2に入力される。そして、左用オペアンプ313A2は、入力された左用音声データと、グランド端311D1からコンデンサC3を介して入力されるノイズ電圧との差分を演算し、左用音声データからノイズ分を除去し、AVセレクタ314の第2ポートへ平滑コンデンサCf2を介して出力する。
このようにして、ノイズ分が除去されAVセレクタ314へ入力された右用音声データおよび左用音声データは、データ処理部340へ適宜出力され、データ処理部340にて設定入力に応じて処理し、出力手段400へ出力して再生させる。
なお、外部端末装置200が例えば蓄電池により駆動してシャーシに接地しない場合、音声データおよびグランドにノイズ分が載らないので、ノイズ除去部313Aでの差分として同様に演算しても音声データはそのままでAVセレクタ314へ入力されることとなる。
〔音響装置の作用効果〕
上述したように、上記実施の形態では、外部端末装置200が着脱可能に接続されるミニジャック311を備えこのミニジャック311への外部端末装置200の接続の有無を接続検出手段315により検出する。この接続検出手段315に接続するCPU312により、外部端末装置200の接続状態を判別する。CPU312によりミニジャック311への外部端末装置200の接続を認識すると、ノイズ除去部313Aを介して接続検出手段315に接続するAVセレクタ314により、外部端末装置200から出力される音声データを処理する。具体的には、外部端末装置200から出力される音声データを優先して出力手段400で再生させる状態に切り替えてデータ処理部340へ出力させる処理をする。
このため、利用者により音響装置100のソースの切替操作などを実施することなく、外部端末装置200の接続の有無を検出して接続された外部端末装置200からの音声データを自動的に処理させることができるとともに、外部端末装置200から伝送される音声データに重畳するコモンノイズを除去して良好な音声特性で再生できる。
そして、接続検出手段315は、ミニジャック311への外部端末装置200の出力端となるミニプラグの接続の有無を、左用スイッチ311Bおよび右用スイッチ311Cの開閉により、接続状態を適宜切り替えて接続の有無を検出する。すなわち、CPU312およびミニジャック311が接続する状態と、ノイズ除去部313Aを介したAVセレクタ314およびミニジャック311が接続する状態と、を切り替えることで接続の有無を検出している。
このため、スイッチを用いる簡単な構成で、接続検出による外部端末装置200からの音声データの自動的な処理およびコモンノイズの除去の双方を実施させるための外部端末装置200の接続の有無を検出させる構成が容易に得られる。
また、ミニジャック311としてグランド端311D1と音声データが入力される右用入力端311D2および左用入力端311D5を備えた構成とし、接地するAVセレクタ314とミニジャック311のグランド端311D1、右用入力端311D2および左用入力端311D5との接続点、すなわちAVセレクタ314とミニジャック311との間に、グランド端311D1と右用入力端311D2および左用入力端311D5との差分でノイズを除去するノイズ除去部313Aを設けている。
このため、コモンノイズを良好に除去でき、かつ外部端末装置200からの音声データの自動的な処理を実施するための接続検出のための回路構成の構築が容易に得られる。
さらに、ノイズ除去部313Aとして、グランド端311D1と右用入力端311D2および左用入力端311D5との差分でノイズを除去する差動回路であるアイソレータとしての右用オペアンプ313A1および左用オペアンプ313A2にて構成している。
このため、接続検出による外部端末装置200からの音声データの自動的な処理およびコモンノイズの除去の双方を実施するための回路構成が容易に得られる。
また、CPU312およびミニジャック311が接続する状態と、ノイズ除去部313Aを介したAVセレクタ314およびミニジャック311が接続する状態と、を切り替えて外部端末装置200の接続の有無を検出させるための接続検出手段315として、グランド端311D1、右用入力端311D2および左用入力端311D5に接続し周波数信号を伝送すなわちアナログ信号の音声データは伝送し直流信号は伝送しないコンデンサC2〜C4と、グランド端311D1と右用入力端311D2および左用入力端311D5との間に接続され直流信号を流す抵抗R2,R3と、にて構成している。
このため、左用スイッチ311Bおよび右用スイッチ311Cによる開閉と、音声データは伝送し直流信号となる基準電源VDDからの電流は流さないコンデンサC2〜C4および基準電源VDDからの電流は流してバイパスさせる抵抗R2,R3とにより、CPU312およびミニジャック311が接続する状態と、ノイズ除去部313Aを介したAVセレクタ314およびミニジャック311が接続する状態と、を切り替えて接続状態を検出するとともに音声データからノイズ分を除去して処理させる構成が得られる回路構成が容易に得られる。
そして、接続検出手段315のコンデンサC2〜C4および抵抗R2,R3とノイズ除去部313Aとにて、アイソレーション回路部313を構成している。
すなわち、アイソレーション回路部313を構成するコンデンサC2〜C4および抵抗R2,R3を、左用スイッチ311Bおよび右用スイッチ311Cを有したミニジャック311に適宜接続させ、外部端末装置200の接続状態に応じて左用スイッチ311Bおよび右用スイッチ311Cが開閉することで、CPU312およびミニジャック311が接続する状態と、ノイズ除去部313Aを介したAVセレクタ314およびミニジャック311が接続する状態と、を切り替え、接続状態を検出するとともに音声データからノイズ分を除去して処理させる構成が得られる回路構成を構築している。このため、アイソレーション回路部313を用いて適宜接続させることで、外部端末装置200の接続により良好な音特性で自動的に再生させることが容易に得られる。
特に、車両に搭載する音響装置100、すなわち車両のシャーシに接地される音響装置100において、シャーシに接地される外部端末装置200からの音声データを処理する構成として適用している。
このため、特に接続検出による外部端末装置200からの音声データの自動的な処理およびコモンノイズの除去の双方が良好に得られ、好適である。
また、音声データの処理として、複数のソースを切り替えるAVセレクタ314を用いる構成に適用している。
このため、特に外部端末装置200の接続により他のソースに優先して自動的に良好な音特性で再生させることが良好に得られ、好適である。
〔実施形態の変形〕
なお、本発明は、上述した一実施の形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲で以下に示される変形をも含むものである。
すなわち、車両に搭載される構成に限らず、家庭用など設置タイプなど、各種形態に適用できる。
そして、音声データとして説明したが、音声データに限らず、画像データなど、各種データをコンテンツデータとして対象とすることができる。
また、ソースとして、チューナー部320およびディスク装置330を備えた構成を例示したが、いずれか一方のみ、あるいはさらに他のソースを再生する構成、あるいはこれらソースを備えず、単に外部端末装置200が接続されることで、自動的に再生させる構成とするなどしてもよい。
そして、外部端末装置200が1つ接続される構成、すなわちミニジャック311を1つ備えた構成を例示したが、複数のミニジャック311を備えた構成としてもよい。
具体的には、例えば図5に示すように、2つのミニジャック311を備えた構成とすることもできる。
この図5に示す実施の形態は、図1ないし図4に示す実施の形態におけるミニジャック311およびアイソレーション回路部313を2対設け、それぞれをCPU312およびAVセレクタ314に接続している。なお、この図5に示す実施の形態の構成では、いずれのミニジャック311に接続されたかをCPU312で認識できるように、接続状態の「H(High)レベル」の電圧値が異なる状態に、基準電源VDDに接続する抵抗R1,R4の抵抗値が異なるものとすることが好ましい。このことにより、それぞれの回路が接続するCPU312の各ポートで容易に認識できる。なお、抵抗値を変える構成に限らず、電圧値が異なる基準電源をそれぞれ接続する状態としてもよい。そして、いずれか一方のミニジャック311に接続される場合には、その接続された外部端末装置200からの音声データを優先して再生させ、双方に接続される場合には、いずれか一方を優先して再生させればよい。この双方に接続される場合の優先性の判断としては、例えば接続状態の「Hレベル」の異なる電圧値に基づき、所定の電圧値側に対応するミニジャック311に接続された方を優先させる構成とすればよい。
この図5に示すような複数の外部端末装置200が接続される構成として、上述した図1ないし図4に示す実施の形態と同様の作用効果を奏する。
また、アイソレーション回路部313を利用して接続の検出およびノイズ除去を実施する回路構成を例示したが、ノイズ除去としては、上述した差動回路を用いる構成に限らず、他のノイズ除去方法を適用してもよい。
さらに、ミニジャック311を例示したが、この構成に限らず、外部端末装置200が接続されてコンテンツデータが入力されるいずれのジャックを対象とすることができる。例えば、図6に示すように、ピンジャック316,317を用いる構成としてもよい。
この図6に示す実施の形態は、左用音声データが入力される左用ピンジャック316と、右用音声データが入力される右用ピンジャック317との別体のジャックの構成である。具体的には、左用ピンジャック316の図示しないピンプラグが嵌合するリング状のグランドリング316Aと、常時閉成しミニプラグが接続された状態で開成する対をなす左用スイッチ311Bと、グランドリング316Aが接続するグランド端316D1と、左用スイッチ311Bの対をなす接点311B1,311B2がそれぞれ接続される対をなす左用入力端311D4,311D5と、を有している。右用ピンジャック317も同様に、グランドリング317Aと、常時閉成しミニプラグが接続された状態で開成する対をなす右用スイッチ311Cと、グランド端317D1と、右用入力端311D2,311D3と、を有している。そして、グランド端316D1,317D1がそれぞれコンデンサC2,C3の接続点に接続される。
この図6に示す実施の形態では、ピンプラグがそれぞれ左用ピンジャック316および右用ピンジャック317に接続されていない場合、上述した図1ないし図4に示す実施の形態と同様に、CPU312の第1ポート、右用入力端311D2,311D3、抵抗R2,R3、左用入力端311D4,311D5、および、CPU312の第2ポートが接続する閉回路が構成される。また、左用ピンジャック316および右用ピンジャック317の双方がそれぞれ接続する状態で閉回路が構成せず、音声データをノイズ除去してAVセレクタ314へ入力される状態となる。
この図6に示すようなジャック構成でも、上述した図1ないし図4に示す実施の形態と同様の作用効果を奏する。
その他、本発明の実施の際の具体的な構造は、本発明の目的を達成できる範囲で他の構造や回路構成などに適宜変更できる。
〔実施の形態の効果〕
上述したように、上記一実施の形態では、外部端末装置200が着脱可能に接続されるミニジャック311を備えこのミニジャック311への外部端末装置200の接続の有無を接続検出手段315により検出する。この接続検出手段315に接続するCPU312により、外部端末装置200の接続状態を判別する。CPU312によりミニジャック311への外部端末装置200の接続を認識すると、ノイズ除去部313Aを介して接続検出手段315に接続するAVセレクタ314により、外部端末装置200から出力される音声データを処理する。具体的には、外部端末装置200から出力される音声データを優先して出力手段400で再生させる状態に切り替えてデータ処理部340へ出力させる処理をする。
このため、利用者により音響装置100のソースの切替操作などを実施することなく、外部端末装置200の接続の有無を検出して接続された外部端末装置200からの音声データを自動的に処理させることができるとともに、外部端末装置200から伝送される音声データに重畳するコモンノイズを除去して良好な音声特性で再生できる。
本発明の一実施の形態における音響装置の概略構成を示すブロック図である。 前記実施の形態におけるコンテンツデータ処理装置の概略構成を示す回路図である。 前記実施の形態における外部端末装置が接続されていない状態でのコンテンツデータ処理装置における接続状態の検出状況を示す説明図である。 前記実施の形態における外部端末装置が接続された状態でのコンテンツデータ処理装置におけるコンテンツデータの処理状況を示す説明図である。 本発明の他の実施の形態における音響装置のコンテンツデータ処理装置の概略構成を示す回路図である。 本発明のさらに他の実施の形態における音響装置のコンテンツデータ処理装置の概略構成を示す回路図である。
符号の説明
100………再生装置としての音響装置
310………コンテンツデータ処理装置
311………入力端子を構成するミニジャック
311B……切替手段を構成するスイッチである左用スイッチ
311C……切替手段を構成するスイッチである右用スイッチ
311D1,316D1,317D1…グランド端
311D2…コンテンツデータ入力端としての右用入力端
311D5…コンテンツデータ入力端としての左用入力端
312………接続判別手段としてのCPU
313………アイソレーション回路部
313A……差動回路であるノイズ除去手段としてのノイズ除去部
313A1,313A2…アイソレータであるオペアンプ
314………処理手段としてのスイッチ回路であるAVセレクタ
315………接続検出手段
C1,C2,C3,C4…コンデンサ

Claims (7)

  1. コンテンツデータを出力する端末装置が着脱可能に接続され、前記出力されるコンテンツデータを取得して適宜処理し、接続される出力手段で出力可能に出力手段へ前記処理したコンテンツデータを適宜出力するコンテンツデータ処理装置であって、
    前記端末装置が着脱可能に接続される入力端子を備えこの入力端子への前記端末装置の接続の有無を検出する接続検出手段と、
    この接続検出手段に接続され前記コンテンツデータに重畳するノイズを除去するノイズ除去手段と、
    このノイズ除去手段に接続され前記端末装置から出力される前記コンテンツデータを取得して処理する処理手段と、
    前記接続検出手段に接続され前記端末装置の接続状態を判別するとともに前記端末装置が接続されたことを認識すると前記処理手段で前記コンテンツデータを取得させて処理させる接続判別手段と、を具備し
    前記接続検出手段は、前記端末装置が前記入力端子に未接続の状態で前記接続判別手段が前記入力端子に接続するとともに前記処理手段が前記ノイズ除去手段を介して前記入力端子に接続しない状態とし、前記端末装置が前記入力端子に接続する状態で前記処理手段が前記ノイズ除去手段を介して前記入力端子に前記コンテンツデータを取得可能に接続するとともに前記接続判別手段が前記入力端子に接続しない状態に切り替える切替手段を備えた
    ことを特徴としたコンテンツデータ処理装置。
  2. 請求項に記載のコンテンツデータ処理装置であって、
    前記入力端子は、コンテンツデータが入力されるコンテンツデータ入力端と、前記端末装置のグランドが接続されるグランド端と、を有し、
    前記処理手段は、前記出力手段に設けられたスピーカが設置されるシャーシに接地され、
    前記ノイズ除去手段は、前記コンテンツデータ入力端と前記グランド端との差分に基づいて前記コンテンツデータから前記ノイズを除去する差動回路を備えた
    ことを特徴としたコンテンツデータ処理装置。
  3. 請求項に記載のコンテンツデータ処理装置であって、
    前記シャーシは、車両の一部である
    ことを特徴としたコンテンツデータ処理装置。
  4. 請求項または請求項に記載のコンテンツデータ処理装置であって、
    前記差動回路は、前記コンテンツデータ入力端と前記グランド端とに接続されるアイソレータを備えた
    ことを特徴としたコンテンツデータ処理装置。
  5. 請求項ないし請求項のいずれかに記載のコンテンツデータ処理装置であって、
    前記入力端子のコンテンツデータ入力端は、前記端末装置から周波数信号の前記コンテンツデータが入力され、
    前記接続検出手段は、前記端末装置の前記入力端子への接続状態を切り替える切替手段に設けられ前記接続状態に対応して開閉するスイッチと、前記コンテンツデータ入力端および前記ノイズ除去手段との間に接続されたコンデンサと、を備え
    前記切替手段は、前記スイッチの開閉により前記接続状態を切り替える
    ことを特徴としたコンテンツデータ処理装置。
  6. 請求項1ないし請求項のいずれかに記載のコンテンツデータ処理装置であって、
    前記処理手段は、異なる複数のコンテンツデータが入力可能で、前記接続判別手段が前記端末装置の前記入力端子への接続を認識することで出力される制御信号に基づいて、前記端末装置から出力されるコンテンツデータを取得する状態に切り替えるスイッチ回路である
    ことを特徴としたコンテンツデータ処理装置。
  7. 請求項1ないし請求項のいずれかに記載のコンテンツデータ処理装置と、
    このコンテンツデータ処理装置から出力されるコンテンツデータを出力する出力手段と、
    を具備したことを特徴とした再生装置。
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