JP4701036B2 - 電子回路基板の配線パターン補修方法及び配線パターン補修装置 - Google Patents

電子回路基板の配線パターン補修方法及び配線パターン補修装置 Download PDF

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Description

本発明はTFT基板などの電子回路の配線の断線等を電解メッキによって補修する配線パターン補修方法及び配線パターン補修装置に関するものである。
従来、TFT基板などの電子回路の配線の断線を補修する装置には、特許文献1、特許文献2に示されるように、前記断線部分に、金属錯体や有機金属化合物を有機溶媒に溶かし込んだ溶液または金属粒子を有機溶媒に分散させた溶液を塗布した後、その塗布部分にレーザ光を照射し、前記溶液中の有機溶媒を蒸発させて金属薄膜を前記断線部に析出させることにより、断線部の両端の配線を接続導通させる装置が知られている。
特開平2−19838号公報 特開平7−29982号公報
ところが、上記した従来の配線補修装置では、前記溶液の塗布部分にレーザ光を照射するため、レーザ光のエネルギーによって金属を含む溶液の一部がレーザ光の照射部の周辺に飛散してしまい、前記断線部に析出された金属薄膜の厚さが十分に形成されず配線補修が十分に行われないという問題やレーザ光による基板の局所加熱がなされるという問題の他、従来の装置では複雑な配線補修の場合、補修が正常になされたか否かについて、補修作業終了後の導通試験など工程が必要であるなどの問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、構造が簡単で、被補修箇所の薄膜金属の厚さを十分なものにすることができ、当該被補修箇所以外に対する影響が少なく、補修作業中に導通を確認しながら配線できる電子回路基板の配線パターン補修方法および配線パターン補修装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため請求項1に記載の装置では断線等の生じた電子回路基板の配線パターンの該断線部分を含む所定の範囲に紫外光硬化性樹脂を供給する手段と、電子回路基板の配線パターンの該断線部分を含む所定の範囲に供給された紫外光硬化性樹脂を硬化させる手段と、前記紫外光によって硬化された樹脂の一部を除去する除去手段と、前記除去手段によって除去された部分に、軸状のアノードを軸方向に進退可能に内蔵するノズルを介して電解液を供給するための電解液供給手段と、前記軸状のアノードを軸方向に進退させるアノード進退手段と、前記ノズルの先端と前記断線部の端面との間隙を所定の間隙内に配置するノズル配置手段と、前記アノードと前記断線部の端面の間に電圧を印加する印加手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項2に記載の方法では、請求項1記載の配線補修用装置による電子回路の配線パターンの補修方法において、断線等の生じた電子回路基板の配線パターンの該断線部分を含む所定の範囲に紫外光硬化性樹脂を供給してから、該紫外光硬化性樹脂を硬化させ、その後、前記所定の範囲上の前記硬化された樹脂の一部を除去してから、該除去された樹脂の部分に軸状アノードの先端部をディスペンサーノズルの先端口から露出した状態で、前記除去された樹脂部分に前記アノードの外面に沿って電解液を供給ししながら、前記断線部の端面と前記アノードとの間に電圧を印加することにより、前記断線部の端面と該アノードの間で電解メッキを行って、配線パターンを補修することを特徴としている。
本発明の電子回路基板の配線パターン補修方法及び配線パターン補修装置によれば、前記電解液が被補修箇所のみに保持されるため、被補修箇所以外に対する影響が生じず、電解メッキが適切に行われる。
また、電解メッキ液が飛散しないため、補修部分の薄膜金属の厚さを十分なものにすることができる。
そして、前記マイクロディスペンサノズルに内蔵された電解メッキ用のアノードと前記断線部の端面の電気的導通を確認しながら補修できるため、補修作業後に補修部分の導通試験を行う必要がなく、作業工程が短くできるという優れた効果を奏する。
以下、本発明の一実施の形態について図1〜図5を参照して説明する。
図1は本発明に係る電子回路の配線パターン補修装置の一実施の形態を示す概念図である。電子回路の配線パターン補修装置1は、集積回路や液晶表示装置等の電子回路基板であって被補修箇所を有する電子回路基板(以下、単に「ワーク」という)6を載置してX-Y(図1の紙面に垂直な方向)方向に移動可能にするテーブルユニット4と、光学系ユニット3と、配線補修ユニット2と、これらを制御する制御ユニット5を備えている。
テーブルユニット4はワーク6を載置保持する載置台4A、テーブル4B、テーブル駆動装置4Cを備えており、テーブル駆動装置4Cによって光学系ユニット3及び配線補修ユニット2が載置台4Aと相対的に移動可能になっている。
光学系ユニット3は、ワーク6に対向する対物レンズ11と、対物レンズ11の光軸Lと同軸に配置された結像レンズ13と、ハーフミラー12Aと、ハーフミラー12Bと、可変スリット8と、開閉スイッチ(図示せず)が内蔵されているレーザ照射器9とを備えている他、ハーフミラー12Bによって光軸Lから分岐された光軸L1の光軸上に配置された偏向用ミラー12Cと、偏向用ミラー12Cによって光軸L1から偏向された光軸L2上に配置されたCCDカメラ10を備えている。
さらに、光学系ユニット3は、ハーフミラー12Aによって光軸Lから分岐された光軸L3上に配置され、光軸L3の一部を分岐するハーフミラー12Dと、ハーフミラー12Dによって光軸L3から分岐された光軸L4の光軸上に配置され、前記光軸Lとワーク6との交点イを含む所定の領域に光を照射するための照明手段9Aと、ハーフミラー12Dを透過した光軸L3上に配置され、後述の紫外光硬化性樹脂7に紫外線を照射するための開閉用シャッター(図示せず)が内蔵されている紫外線照射器9Bを備えている。
そして、CCDカメラ10は表示器11に電気的に接続しており、CCDカメラ10によって取込まれた画像が表示器11に表示できるようになっている。
また、可変スリット8は図2に示すように、スリット板8A、8B、8C、8Dを有し、これらスリット板8A、8B、8C、8Dは、制御ユニット5の制御器5Aに電気的に接続されたスリット駆動手段(図示せず)によって図2の矢印ロ方向に独立して移動可能になっている他、可変スリット8全体が図2の矢印ハの方向に回転可能になっており、開口部8Eの形状および開口部8Eの中心位置、回転各を調整することによって、レーザ照射器9からワーク6に照射するレーザ光の形状および位置が調整できるようになっている。
配線補修ユニット2は、第1のディスペンサーノズル13と、アノード14を内蔵した第2のディスペンサーノズル15を備えている。
第1のディスペンサーノズル13は第1のディスペンサーノズル移動手段13Aによって位置イに対し矢印β方向に沿って進退可能になっており、第1のディスペンサーノズル13には紫外光硬化性樹脂供給装置13Bが接続しており、紫外光硬化性の樹脂7が第1のディスペンサーノズル13の先端からワーク6の断線部Mを含む所定の範囲に供給できるようになっている。
第2のディスペンサーノズル15は第2のディスペンサーノズル移動手段15Aによって位置イに対し矢印α方向に沿って接近離間可能になっている。
そして、第2のディスペンサーノズル15の先細の先端口15aの反対側の開口部15bにはCu塩からなる電解メッキ液18の電解メッキ液供給装置15Bが接続され、電解液23が第2のディスペンサーノズル15の先端口15aからワーク2の被補修箇所に供給できるようになっている。
ディスペンサーノズル15の先端口15aからワーク2の被補修箇所に電解メッキ液18を供給するときには、先端口15aを断線部Mの端面に接触させてから電解メッキ液18を供給することによって、電解メッキ液18が先端口15aの外周面に液滴(図5(d))を形成しないため、断線部Mの端面に精度よく電解メッキ液18を供給できる。
アノード14は軸状で、アノード進退手段14Aによって該軸方向に進退可能にされており、アノード14の先端と断線部M(図3(a))の端面との距離を電解メッキの条件に合わせて設定できるようになっている。
アノード14とワーク6の断線部分Mの配線の端部には電解メッキをするための電圧を印加する電源装置14Bが接続されており、電源装置14Bには電解メッキ中の電流と電圧の表示ができるようになっており、アノード14の端部を接続コード16を介して電気メッキ用の電源装置14Bの正電極に接続している。電源装置14Bの負電極には接続コード16を介して断線部分Mの配線を接続しカソード17を形成している。
制御ユニット5は制御装置5Aと外部入力装置5Bを備えており、制御装置5Aにはテーブル移動手段4、可変スリット8のスリット駆動手段、レーザ照射器9Aの開閉スイッチ、CCDカメラ10、照明手段9C、紫外光照射器9B、ディスペンサーノズル移動手段13A、ディスペンサーノズル移動手段15A、アノード進退手段14A、電源装置14B、外部入力装置5Aが電気的に接続しており、外部入力装置5Aによって可変スリット8の開口部8Eの形状および中心位置の設定が自由に行えるようになっている。
制御装置17によって、電気メッキによる前記配線パターンの断線部MのCuの析出速度に応じた速度でワーク6を移動させるようになっており、常時、アノード14と断線部MのCu析出面との間隔を所定距離に保持できるように、テーブル移動手段4が制御できるようになっている。
次に、前記実施の形態の配線パターン補修装置1による本発明に係る配線パターン補修方法を図4に基づいて図1〜図3も用いて説明する。
先ず、レーザ光照射器9Aの開閉スイッチ及び紫外光照射器9Bの開閉シャッターが閉の状態であることを確認してから、ワーク6を載置台4A上に載置した後、照明手段9Cを作動させてから、外部入力装置5Bを用いて制御装置5を介してワーク6の断線部分M(図3(a))が対物レンズ11の直下に位置するようにワーク6を移動させる。(ステップ1)
続いて、CCDカメラ10によって断線部分Mを撮影し、撮影した画像を表示器11に表示さ、その画像に合わせて、前記可変スリット駆動手段を作動させ、可変スリット8の開口部8Eの形状を調整する。(ステップ2)
次に、第1のディスペンサーノズル移動手段13Aによって、第1のディスペンサー13の先端を断線部分Mの近傍に接近させて、紫外光硬化性樹脂供給装置13Bを作動し、断線部分Mを含む所定の範囲を覆うように、紫外光硬化性樹脂7を供給して後(図3(b))、第1のディスペンサーノズル移動手段13Aを作動させて、第1のディスペンサー13の先端を紫外光が照射されない位置(以下、「ディスペンサー13の原点位置」という)まで後退させる。(ステップ3)
その後、紫外光照射器9Bの開閉シャッターを開にして、該紫外光硬化性樹脂7を硬化させてから、紫外光照射器9Bの開閉シャッターを閉にする。(ステップ4)
その後、レーザ照射器9Aの開閉スイッチを開にして、前記紫外光硬化された樹脂の所定の部分にレーザを照射して(図3(c))、当該部分の前記樹脂を除去し、図3(d)のように、断線部分Mを紫外光硬化樹脂7で囲んだ囲いNを形成する。(ステップ5)
その後、図3(e)に示すように、第2のディスペンサーノズル移動手段15Aによって囲いNに第2のディスペンサーノズル15を、アノード14と一体的に接近させた後、電気メッキ液供給装置15Aを作動させて、第2のディスペンサーノズル15から囲いN内の前記断線部分Mの端面近傍に、所定の量のCu塩からなる電解メッキ液18を供給する。(ステップ6)
更に、第2のディスペンサーノズル15の位置を保持したまま、アノード14をアノード進退手段14Aを作動させて、断線部分Mの端面とアノード14の先端との間隙が所定範囲内になるように位置決めして保持する。
次に、電源装置14Bを作動させて、アノード14とカソード17との間に電圧を印加して、断線部分Mの端面にCuを析出させる。(ステップ7)
その際、断線部分Mの端面に析出したCuによって、断線部Mの端面とアノード14の先端との間隙が初期設定値より減少するため、断線部Mの端面とアノード14の先端との間隙を初期設定値するようにワークWをテーブル移動手段4Cによって図3(e)の矢印ニの方向に移動させながら電解メッキを行う。(ステップ8)
そして、断線部MにCuが析出し、配線パターンが補修接続された後、電源装置14Bからの電圧印加を停止してからアノード14をアノード進退手段14Aを作動させて、図示しないアノード14の原点位置に後退させる共に、第2のディスペンサーノズル移動手段15Aを作動させて、第2のディスペンサーノズル15を所定の位置(第2のディスペンサーノズル15の先端口15aがレーザ照射器9からのレーザ光および紫外光照射器9Bからの紫外光に晒されない位置)まで後退させる。(ステップ9)
その後、レーザ照射器9Aの開閉スイッチを開にして、可変スリット8のスリット駆動手段を作動させてスリット開口部8Eの面積を拡げて、図3(g)、(h)のように囲いN全体にレーザ光を照射して除去する。(ステップ10)
そして、その他の配線パターンの断線部分があれば、その断線部分において上記の操作を繰り返し、補修箇所がなければ補修を終了する。
上記したように本実施例の配線パターン補修方法及び配線パターン補修装置によれば、断線部分Mの配線パターンに合わせて、電解メッキ液18を充填する樹脂の囲いNを作ることにより、複雑な配線の断線に対しても、被補修箇所のみに電解メッキ液18を充填維持できるため、周辺部分に影響を及ぼすことなく補修ができる。
また、補修後に余剰の電解メッキ液18をレーザ光で蒸発させると共に、囲いNをレーザ光によって除去できるため、後処理が容易に行える。
さらに、配線パターンと同じ組成のCuを析出させて補修するため、補修後の仕上がり状態が配線パターンと区別しにくくなり、配線パターンの外観を良くすることができる。
また、電解メッキ時においてワーク6をCuの析出速度に応じて移動させるようにしたことにより、アノード14と断線部分MのCu析出面との間隔が一定となるため、電解メッキを効率良く行うことができる。
そして、さらに、CCDカメラ10により、配線パターンの補修作業の進行状況を確認しながら正確な修正を行うことができる上、電解メッキ中の電源装置14Bの電流値を監視することにより、断線部分Mの導電性修復されているか否かの確認ができる。
なお、本発明は上記実施例のみに限定されることはなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で以下のようにしてもよい。
即ち、また、上記実施例では、ワーク6を載置台4A上に載置してテーブル移動手段4Cによって移動させるようにしたが、逆に、配線パターン補修ユニット2、光学ユニット3を移動させるようにしてもよい。
さらに、配線パターンの電気メッキの際に析出するCuの析出量を配線パターンの電気抵抗を計測し、その計測値に基づいて制御部によってワーク6の移動速度を制御するようにしてもよい。
さらに、また、上記実施例ではワーク6の移動に合わせてアノード14の外面に沿って必要最小限の電解メッキ液18を補給しながら断線部Mにワーク6の移動方向にCuを析出させているが、先に囲いN内を電解メッキ液18で満たしてから、ワーク6を移動させてもよい。
その他、アノード14の先端は、図5(a)〜図5(c)に示すように、アノード進退手段14Aによって第2のディスペンサーノズル15の先端口15aから出入りできるようにしてもよい。
この場合、先端口15aはアノード14の進退のガイドとしての機能し、先端口15aの内面とアノード14の外面との隙間の電解メッキ液18は先端口15aの内面とアノード14の外面との摺動時に潤滑材としても作用する。
そして、アノード14を先端口15aから露出させながら、図5(c)に示すようにアノード14の外面に沿って電解メッキ液18をワーク6の断線部分Mに供給することによって、ワーク6の断線部分Mへの電解メッキ液18の供給量の調整をさらに精度よく行うことができるようになる。
これによって、先端口15aを断線部分Mの端面に接触させずに電解メッキ液18を供給しても図5(d)のように電解メッキ液18が先端口15aの外周面に液滴を形成することがなく、最小限な吐出量にできる。
また、上記実施例では、Cu−Pからなるアノード14を使用したが、代わりに、不溶性のPtからなるアノード14を使用してもよい。
本発明に係る電子回路の配線パターン補修装置の一実施の形態を示す概念図である。 可変スリットを示す概念図である。 本発明に係る電子回路の配線パターン補修方法を示す概略説明図である。 本発明に係る電子回路の配線パターン補修方法の工程を示す図である。 本発明に係る電子回路の配線パターン補修装置においてアノードをディスペンサーノズル先端口から出入りさせる場合の説明図である。
符号の説明
1 電子回路の配線パターン補修装置
2 配線補修ユニット
3 光学系ユニット
4 テーブルユニット
5 制御ユニット
6 ワーク
7 紫外光硬化性樹脂
8 可変スリット
9 レーザ照射器
9B 紫外光照射器
10 CCDカメラ
11 表示器
13 第1のディスペンサーノズル
14 アノード
15 第2のディスペンサーノズル

Claims (2)

  1. 断線等の生じた電子回路基板の配線パターンの該断線部分を含む所定の範囲に紫外光硬化性樹脂を供給する手段と、
    電子回路基板の配線パターンの該断線部分を含む所定の範囲に供給された紫外光硬化性樹脂を硬化させる手段と、
    前記紫外光によって硬化された樹脂の一部を除去する除去手段と、
    前記除去手段によって除去された部分に、軸状のアノードを軸方向に進退可能に内蔵するノズルを介して電解液を供給するための電解液供給手段と、
    前記軸状のアノードを軸方向に進退させるアノード進退手段と、
    前記ノズルの先端と前記断線部の端面との間隙を所定の間隙内に配置するノズル配置手段と、前記アノードと前記断線部の端面の間に電圧を印加する印加手段と、
    を備えたことを特徴とする電子回路基板の配線補修用装置。
  2. 請求項1記載の配線補修用装置による電子回路の配線パターンの補修方法において、
    断線等の生じた電子回路基板の配線パターンの該断線部分を含む所定の範囲に紫外光硬化性樹脂を供給してから、該紫外光硬化性樹脂を硬化させ、
    その後、前記所定の範囲上の前記硬化された樹脂の一部を除去してから、該除去された樹脂の部分に軸状アノードの先端部をディスペンサーノズルの先端口から露出した状態で、前記除去された樹脂部分に前記アノードの外面に沿って電解液を供給しながら前記断線部の端面と前記アノードとの間に電圧を印加することにより、前記断線部の端面と該アノードの間で電解メッキを行って、配線パターンを補修する電子回路の配線パターン補修方法。
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