JP4700216B2 - 目安表示付き化粧綿の製造装置における目安表示の形押し具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、目安表示付き化粧綿の製造装置における目安表示の形押し具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、化粧綿は製綿された綿素材を所定寸法の矩形あるいは円形にカットされたものであるが、化粧水を綿素材に含ませる際には、大概が目分量で含ませており、高価な化粧水であれば、適量を使用することが必要であり、無駄な量を使用することは不経済であり、そのため、化粧綿に目安表示型を設けたものが、本願出願人が発明し、その製造方法として特許第3013175号発明として特許されている。
【0003】
この方法の特許を実施する装置は、図4に示すように、整列台(K)に向けて上方より帯状の綿素材(A)を、一対の底寸送りローラ(B)(B)に挟んで下方に送り、中途で複数の横寸法裁断回転刃(C)を設け、これらカットされた各帯状の綿素材(A)を押さえる,一対の底寸押さえローラ(D)を設け、その下方に目安表示型(E)と型受け金型(F)を設け、これらと上刃(G)、下刃(H)を設けて、目安表示がされた綿素材をカットして、化粧綿(I)を整列台(K)に列設する構造の装置であった。
【0004】
しかし、この装置では、その構造が複雑であり、従って、コストも高いという欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、この発明は、これらの欠点を除去するために、発明されたものであり、構造が簡単であり、素材を傷つけたり、繊維を切断することがない目安表示付き化粧綿の製造装置における目安表示の形押し具を開発・提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで、この発明は、前記特許発明を実施する装置の一部を改良したものであり、構造を簡単にし、かつ、帯状の綿素材(1)の異なった厚みに対しても対応でき、さらに、帯状の綿素材の素材を傷つけたり、繊維の切断がなく、しかも帯状の綿素材の素材の引き強度を調整できる目安表示付き化粧綿の製造装置における目安表示の形押し具からなる。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に、この発明の好適な一実施例を図1に基づいて説明すると、所定寸法の矩形あるいは円形にカットされた化粧綿に対して、適量の目安表示付き化粧綿の製造装置において、帯状の綿素材(1)を挟んで送る,一対のローラ(2a)(2b)を設け、該ローラ(2b)に、そのままか、あるいは目安表示型の受け凹型(3a)を設け、該ローラ(2b)の相対向する位置に、目安表示型の凸型ローラ(4)を設けたことを特徴とする目安表示付き化粧綿の製造装置における目安表示の形押し具から構成されるものである。尚、前述の『ローラ(2b)にそのまま』とは、ローラ(2b)には目安表示型の受け凹型を設けないことをいう。
【0008】
さらに、この発明の好適な他の実施例を図1,図2に基づいて説明すると、所定寸法の矩形あるいは円形にカットされた化粧綿に対して、適量の目安表示付き化粧綿の製造装置において、帯状の綿素材(1)を挟んで送る,一対のローラ(2a)(2b)を設け、該ローラ(2b)に、目安表示型の受け凹型(3a)を設け、該ローラ(2b)の相対向する位置に、目安表示型の凸型ローラ(4)を設け、かつ該凸型ローラ(4)に、例えば,ヒーター等の熱源(X)を設け、加熱・調節可能としたことを特徴とする目安表示付き化粧綿の製造装置における目安表示の形押し具から構成されるものである。
【0009】
そして、この発明のさらに他の実施例を図2に基づいて説明すると、所定寸法の矩形あるいは円形にカットされた化粧綿に対して、適量の目安表示付き化粧綿の製造装置において、帯状の綿素材(1)を挟んで送る,一対のローラ(2a)(2b)を設け、該ローラ(2b)に、目安表示型の受け凹型(3a)を設け、該ローラ(2b)の上部に、目安表示型の凸型ローラ(4′)を設け、かつ該凸型ローラ(4′)の断面形状を楕円に形成したことを特徴とする目安表示付き化粧綿の製造装置における目安表示の形押し具から構成されるものである。
【0010】
さらに、この発明のさらに他の実施例を図3に基づいて説明すると、所定寸法の矩形あるいは円形にカットされた化粧綿に対して、適量の目安表示付き化粧綿の製造装置において、帯状の綿素材(1)を挟んで送る,一対のローラ(2a)(2b)を設け、該ローラ(2b)に、目安表示型の受け凹型(3a)を設け、該ローラ(2b)の上部に、目安表示型の凸型ローラ(4)を設け、かつ該凸型ローラ(4)と前記受け凹型(3a)との芯間を幅寸法を調整する調整装置(5)を設けたことを特徴とする目安表示付き化粧綿の製造装置における目安表示の形押し具から構成される。
【0011】
尚、凸型ローラ(4)に設けた調整装置(5)は、スプリング、エアーシリンダー、油圧シリンダー等の動力により、該凸型ローラ(4)の軸部を、受け凹型(3a)を有するローラ(2b)に押圧するものであり、その付勢の具合は調整可能にするものである。
【0012】
【発明の効果】
この発明によると、帯状の綿素材(1)の送りローラ(2b)に、そのままか、あるいは目安表示型の受け凹型(3a)を設け、該送りローラ(2b)の、相対向する位置に、目安表示型の凸型ローラ(4)を設けたことにより、装置全体を簡単な構造にすることができ、コストを低減できる。
【0013】
さらに、目安表示型の凸型ローラ(4)をヒーター等の熱源(X)を設け、加熱・調節可能とすることにより、化粧綿に目安表示型を、よりくっきりと型押しできるものである。
【0014】
また、目安表示型の受け凹型(3a)を有するローラ(2b)の相対向する位置に、目安表示型の凸型ローラ(4′)を設けるにあたり、該凸型ローラ(4′)の断面形状を楕円に形成したことにより、凹型と凸型とが帯状の綿素材(1)を介して押圧した際に、これら凹凸型の間に余裕を有するため、帯状の綿素材(1)を傷つけたり、繊維の切断が起こらないし、また、凸型ローラ(4′)の形状は、局面での刻印となるため、その断面形状を楕円に形成することにより、平面での形を局面で再現できる。
【0015】
さらに、凸型ローラ(4)と前記受け凹型(3a)との芯間を幅寸法を調整する調整装置(5)を設けたことにより、帯状の綿素材(1)の厚みが異なったものにも対応でき、また、帯状の綿素材(1)の引き強度を調整できる等極めて有益なる効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す一部欠截側面図である。
【図2】 本発明の他の実施例を示す説明図である。
【図3】 本発明の他の実施例を示す一部欠截側面図である。
【図4】 従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 帯状の綿素材
2a ローラ
2b ローラ
3a 目安表示型の受け凹型
4 目安表示型の凸型ローラ
4′目安表示型の凸型ローラ
5 調整装置
X ヒーター等の熱源
Claims (4)
- 所定寸法の矩形あるいは円形にカットされた化粧綿に対して、適量の化粧水を用いるための目安表示付き化粧綿の製造装置において、帯状の綿素材(1)を挟んで送る,一対のローラ(2a)(2b)を設け、該ローラ(2b)に、そのままか、あるいは目安表示型の受け凹型(3a)を設け、該ローラ(2b)の相対向する位置に、目安表示型の凸型ローラ(4)を設けたことを特徴とする目安表示付き化粧綿の製造装置における目安表示の形押し具。
- 所定寸法の矩形あるいは円形にカットされた化粧綿に対して、適量の化粧水を用いるための目安表示付き化粧綿の製造装置において、帯状の綿素材(1)を挟んで送る,一対のローラ(2a)(2b)を設け、該ローラ(2b)に、目安表示型の受け凹型(3a)を設け、該ローラ(2b)の相対向する位置に、目安表示型の受け凸型ローラ(4)を設け、かつ該ローラ(4)が加熱可能であることを特徴とする目安表示付き化粧綿の製造装置における目安表示の形押し具。
- 所定寸法の矩形あるいは円形にカットされた化粧綿に対して、適量の化粧水を用いるための目安表示付き化粧綿の製造装置において、帯状の綿素材(1)を挟んで送る,一対のローラ(2a)(2b)を設け、該ローラ(2b)に、目安表示型の受け凹型(3a)を設け、該ローラ(2b)の相対向する位置に、目安表示型の受け凸型ローラ(4′)を設け、かつ該ローラ(4′)の断面が楕円であることを特徴とする目安表示付き化粧綿の製造装置における目安表示の形押し具。
- 所定寸法の矩形あるいは円形にカットされた化粧綿に対して、適量の化粧水を用いるための目安表示付き化粧綿の製造装置において、帯状の綿素材(1)を挟んで送る,一対のローラ(2a)(2b)を設け、該ローラ(2b)に、目安表示型の受け凹型(3a)を設け、該ローラ(2b)の相対向する位置に、目安表示型の受け凸型ローラ(4)を設け、かつ該ローラ(4)と前記受け凹型(3a)との芯間を幅寸法を調整する,調整装置(5)を設けたことを特徴とする目安表示付き化粧綿の製造装置における目安表示の形押し具。
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2001
- 2001-04-23 JP JP2001124305A patent/JP4700216B2/ja not_active Expired - Lifetime
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