JP4698953B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、表示装置に関し、特に、出力数を変更することができるドライバICを備える表示装置に関する。
パーソナルコンピュータ(PC)、テレビ、デジタルカメラ、携帯電話など、様々な分野において広く普及している液晶表示装置、あるいは、携帯電話や車載用ディスプレイとして普及し始めており、次世代表示装置として有望視されている有機ELディスプレイなどにおいて、ドライバICは、表示素子を駆動し画像表示を制御する回路として使用されている。
上記のような画像表示装置は、一般に、マトリックス状に配置された複数の画素から構成される表示領域を備え、各画素からの光を制御することによって画像表示を行う。各画素は液晶材料や有機EL(Electro Luminescence)素子などの表示素子を備えており、各表示素子はドライバICからの信号によって制御される。典型的には、PCなどのホストからの画像信号を、画像表示装置に実装されたコントローラLSIが受け取り、コントローラLSIからデジタル信号がドライバICに供給される。ドライバICは、取得したデジタル信号に基づいてアナログ信号を生成し、マトリックス上に配列された各画素に出力する。これによって、各画素の表示素子が制御され、画像が表示領域内に表示される。
一般に、ドライバICの出力数は固定されている。このため、画素列数(ドット列数)がドライバICの出力数の整数倍でない場合、表示装置は、ドライバICの一部の出力を使用しないように構成される。図4(a)は、480出力の3つのドライバIC401、402、403を使用して、454画素(dot)×RGBで構成される表示領域410において表示を行うための一構成例を示している。
ドライバIC401〜403は、各画素の表示輝度を規定する表示信号を出力するソース・ドライバICである。図4に示すように、中央のドライバIC402の全出力1〜480は表示領域に接続され、信号は表示領域に出力される。一方、両端のドライバIC401の一部の出力1〜39、403の一部の出力451〜480は表示領域に接続されていない。
上記構成において、本来信号を出力するはずのドライバICの出力からの出力を使用しないためには、コントローラLSIからのドライバICに入力される信号によって、ドライバICの所定出力を使用しないように制御することが必要とされる。このため、通常のコントローラLSIと異なる信号処理が必要とされ、設計をより複雑なものとしてしまう。
ドライバICの出力数と、接続配線数とを一致させるため、出力数の異なるドライバICを組み合わせて使用する技術が提案されている(特許文献1を参照)。例えば、XGA仕様である1024×3×768の有効ドットを有する液晶表示素子のように、ゲート側の水平走査ラインが768本ある場合、ゲート・ドライバICとして、100の出力数を有する駆動用ICチップを使用すると、100本(出力数)×8個(チップの個数)=800本となり、一番下のチップの下に、800−768=32本のIC出力余りが発生する。
このような余りが生ずると、最後部のゲート線出力配線の斜め配線の傾斜が急となり、配線幅や配線間隔が狭くなり、配線が困難となる場合がある。あるいは、余りが生ずると、斜め配線が長くなり、斜め配線の長さ(すなわち、配線抵抗)や角度のチップ毎のばらつきが顕著となり、ばらつき低減の製造が困難となるなどの問題が生ずる。このため、特許文献1は、複数個の駆動用ICチップICを1列に配列して成る液晶表示装置において、出力数(100)の駆動用ICチップMと、出力数(90)の駆動用ICチップNとを使用し、駆動用ICチップMまたはNが、他方の駆動用ICチップNまたはMで挟まれている構成を提案している。
特開平09−179137号公報
しかし、上記のように、異なる固定出力数のドライバICを組み合わせて使用する場合、表示領域の画素列数に応じてドライバICを製造することが必要であり、対応することができる画素列数が限定される。あるいは、ソース・ドライバICにおいて、異なる固定出力数のドライバICを組み合わせて使用する場合、表示領域内において表示ムラが生ずる蓋然性が高いという問題がある。
各ドライバICの出力特性は、ドライバICの種類毎に僅かに異なることが通常である。このため、同一の表示信号を出力した場合であっても、出力数Aのソース・ドライバICと、出力数Bのソース・ドライバICとの間で、表示信号に相違が生じ、その結果、各出力領域間において表示輝度が異なるものとなる。具体的には、図4(b)に示すように、出力数Aのソース・ドライバIC451の出力領域と、出力数Bのソース・ドライバIC452の出力領域との間において、境界線が視認されうる。
本発明は、上記事情を背景としてなされたものであって、本発明はドライバICの出力数と信号伝送配線数に関する設計を容易にすることを目的とする。
本発明の表示装置は、
複数の画素を含む表示領域と、
前記表示領域内の複数の画素に信号を伝送する複数の配線と、
前記複数の配線に接続された同一の回路構成を有する複数のドライバICとを備え、
前記複数のドライバICはそれぞれ複数の出力端子を備え、当該複数の出力端子の少なくとも一部について使用状態と不使用状態とが切り替えられて、当該出力端子の数以下の任意の信号出力数に設定可能なものであり、
少なくとも1個の前記ドライバICは前記複数の出力端子の一部が不使用状態とされており、当該ドライバICにおいては、中央部の前記出力端子が不使用状態に設定され、両端部の前記出力端子が使用状態に設定されたものである。
これによって、本発明はドライバICの出力数と信号伝送配線数に関する設計を容易にすることができる。
本発明では、複数のドライバICが同一の回路構成を備えているので、ドライバICの異なる出力特性に起因する表示品質の低下を抑制することができる。
本発明の表示装置の好ましい態様としては、前記複数のドライバICとして、互いに隣接配置された3個のドライバICを備え、当該3個のドライバICのうち中央に配置されたドライバICの中央部の前記出力端子が不使用状態に設定され、両端部の前記出力端子が使用状態に設定され、両端に配置された2個のドライバICの前記出力端子はいずれも使用状態に設定されたものが挙げられる。
前記複数のドライバICは、前記画素の表示輝度を規定する表示信号を出力するものであることが好ましい
前記複数の配線は、前記表示領域内の全ての画素に信号を伝送するものであり前記複数のドライバICの全ては、外部から入力される制御信号に応じて前記信号出力数が設定されるものであることが好ましい。これにより、ドライバICの出力数と信号伝送配線数に関する設計をより容易にすることができる。
前記複数のドライバICはそれぞれ、前記制御信号が入力され、任意の前記出力端子の使用状態と不使用状態とを切り替え可能な出力数制御端子を備えることができる。
さらに、前記複数のドライバICの信号出力数の合計と、前記複数の配線の数とは同一であることが好ましい。これによって、ドライバICの不使用出力端子のための配線処理を実質的に不要とすることができる。
本発明によって、ドライバICの出力数と信号伝送配線数に関する設計を容易にすることができる。
以下に、本発明を適用可能な実施の形態が説明される。以下の説明は、本発明の実施形態を説明するものであり、本発明が以下の実施形態に限定されるものではない。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略及び簡略化がなされている。又、当業者であれば、以下の実施形態の各要素を、本発明の範囲において容易に変更、追加、変換することが可能である。異なる図面において、同一の要素には同一に符号が付されており、必要に応じて、各構成要素の重複する説明は省略される。
図1は、本発明が適用可能な表示装置の一例である、液晶表示装置100の概略構成を示すブロック図である。以下において、TN(Twisted Nematic)タイプ・アクティブ・マトリックス液晶表示装置を例として説明する。図1において、101は液晶表示セル、102はゲート・ドライバ回路部、103はソース・ドライバ回路部、104は制御回路部である。制御回路部104は、タイミング・コントローラ105及び電源回路部106を備えている。電源回路部106はDC/DCコンバータを備え、外部電源から供給されるDC電圧から、各回路へ供給される電圧を生成する。DC/DCコンバータからの電圧は、ゲート・ドライバ回路部102、ソース・ドライバ回路部103、あるいはタイミング・コントローラ105の各回路へ供給される。
液晶表示セル101は、マトリックス状に配置された複数の画素から構成される表示領域と、その外周領域である額縁領域とを有している。又、液晶表示セル101は、アレイ回路が形成されたアレイ基板とその対向基板とを有し、その2つの基板の間に液晶が封入されている。アクティブマトリックス・タイプの液晶表示セルは、各画素が表示信号の入出力を制御するスイッチング素子を備えている。典型的なスイッチング素子は、TFT(Thin Film Transistor)である。
カラー液晶表示装置は、対向基板上にRGBのカラー・フィルター層を有している。液晶表示セル101の表示領域内の各画素は、RGBいずれかの色表示を行う。もちろん、白黒ディスプレイにおいては、白と黒のいずれかの表示を行う。アレイ基板上の表示領域内には、複数の信号線とゲート線がマトリックス状に配設されている。信号線とゲート線とはお互いにほぼ直角に重なるように配設され、交差点近傍にTFTが配置される。ゲート・ドライバ回路部102から入力されるゲート電圧によって選択された各画素は、ソース・ドライバ回路部103から入力される表示信号電圧に基づき液晶に電界を印加する。
ゲート・ドライバ回路部102は、複数のゲート・ドライバIC110から構成されている。同様に、ソース・ドライバ回路部103は、複数のソース・ドライバIC120を備えている。本形態のドライバICは、FPC(Flexible Printed Circuit)上に配置されTCP(Tape Carrier Package)としてアレイ基板に実装される、あるいは、COG(Chip On Glass)技術によってアレイ基板の絶縁基板の外周部上に直接に設置されることができる。典型的には、図1に示すように、信号線用の複数のソース・ドライバIC120が、TFTアレイ基板のX軸側に設けられ、ゲート電圧を制御するゲート線用の複数のゲート・ドライバIC110がY軸側に設けられる。
図2は、画素部の等価回路の概略を示す模式図である。ゲート・ドライバIC110からの選択信号は、ゲート線202を介して画素部のTFT203のゲート電極に供給される。ソース・ドライバIC120から入力される表示信号は、信号線201を介してTFT203に与えられる。さらに、表示信号は、TFTのソース/ドレインを介して画素電極204に送られ、画素電極204と共通電極205とが基板間に封入されている液晶206に電界を印加する。この電圧を変えることにより液晶206への印加電圧を変化させることができ、液晶206の光の透過率を制御する。共通電極205に共通電位を与える回路は、制御回路基板上に構成される。尚、典型的には、画素電極204、共通電極205、液晶206を含む液晶容量と並列に、画素部内での電荷保持のために蓄積容量が形成される。
図1を参照して、例えば、カラー表示において、タイミング・コントローラ105には、外部のパーソナルコンピュータや画像処理回路などのホストから、ビデオ・インターフェースを介して、RGBの画像信号及び、同期信号が入力される。同期信号は、ドット・クロック信号、水平同期信号、垂直同期信号などを含む。タイミング・コントローラ105は、ビデオ・インターフェースを介して受信した信号を処理し、ゲート・ドライバ回路部102及びソース・ドライバ回路部103の各ドライバICへ供給すべき各種信号を、必要なタイミングで出力する。
タイミング・コントローラ105は、図1に示すように、ゲート・ドライバ回路部102に制御信号151を供給し、ソース・ドライバ回路部103へ制御信号152及び表示信号153を供給する。ゲート・ドライバ回路部102、あるいはソース・ドライバ回路部103の各ドライバICは、制御信号に従ったタイミングで、ゲート信号あるいは表示信号の入出力を行う。
典型的な表示装置において、ゲート・ドライバ回路部102は、1行目から後段の行に向けて、各行の画素を順次走査するようにゲート信号を出力する。ゲート・ドライバ回路部102へは、典型的には、スタート・パルス信号、クロック信号、及びイネーブル信号が、タイミング・コントローラ105から入力される。ゲート・ドライバIC110はカスケード接続されており、スタート・パルス信号が、クロック信号に従ってゲート・ドライバ回路部内を順次伝送される。スタート・パルス信号がON信号を出力するゲート線を選択し、イネーブル信号がゲート信号の出力制御を行うことによって、各ゲート線において順次ON信号が出力される。ソース・ドライバ回路部103の動作については、後に説明される。
図3は、本実施形態におけるソース・ドライバIC120とその出力配線の様子を模式的に示す図である。図3において、点線で囲まれた領域301は、複数の画素から構成され、画像表示を行う表示領域である。本例において、表示領域301は、454dot×RGB(1362画素列)の表示を行う。理解されるように、図3は、ソース・ドライバIC120とその出力配線の様子を模式的に示すものであって、TCPあるいはCOGなどの具体的な実装方式を図示するものではなく、本発明は様々な実装方式に適用することが可能である。
本形態において、各ソース・ドライバIC120は、制御信号に応じて、出力数を変更することができる。尚、本形態においては、各ソース・ドライバIC120の出力数は製造段階において設定された値に固定され、表示動作あるいはユーザ設定に応じて変更されることはない。本例においては、制御端子へ入力される制御信号に応じて、480出力あるいは402出力を切替えることができるソース・ドライバIC120が示されている。具体的には、3つのソース・ドライバIC120の内、中央のソース・ドライバIC120bの出力数が402であり、他の両端の2つのソース・ドライバIC120a、cの出力数は480である例が示されている(454×3=480+402+480)。
上記のように本形態のソース・ドライバIC120は、入力される制御信号に応じて、出力数を変更することができる。図3を参照して、各ソース・ドライバIC120は、複数の表示信号出力端子310の他、出力数制御端子311を備えている。出力数制御端子311には、制御回路部104からの制御信号350が入力される。本例において、各出力数制御端子311への入力制御信号350は一定に維持され、出力数は一定数に維持される。例えば、中央のソース・ドライバIC120bにLレベルの制御信号350を入力することによって、出力数を402に設定し、両端のソース・ドライバIC120a、cにHレベルの制御信号350を入力することによって、出力数を480に設定することができる。尚、表示動作に応じて設定出力数を変更する設計も可能である。
各ソース・ドライバIC120は、最大の出力数である480の表示信号出力端子310を備えている。両端のソース・ドライバIC120a、cにおいて、全ての表示信号出力端子310が、液晶表示セル101上の配線と接続されている。具体的には、両端のソース・ドライバIC120の1〜480の表示信号出力端子310の全てが表示信号を伝送する信号線と接続されている。一方、中央のソース・ドライバIC120の出力数は402であるため、一部の表示信号出力端子310は使用されていない。
図3に示された中央のソース・ドライバIC120bにおいて、中央の202〜279の出力端子が不使用状態にあり、表示信号を伝送する信号線あるいは基板上の配線とは接続されていない。両端の1〜201及び280〜480の出力端子は使用状態にあり、液晶表示セル101上の信号線と接続されている。尚、使用されない表示信号出力端子の配置は、設計によって適宜決定されるべきものであり、本形態に示されたようにソース・ドライバIC120中央部の表示信号端子の使用状態を切替えるような端子配置に限定されるものではない。また、中央のソース・ドライバIC120bに限らず、他のソース・ドライバIC120a、cの出力数を小さくすることも、もちろん可能である。
本形態において、全てのソース・ドライバIC120は、同一タイプのソース・ドライバICであることが好ましい。これによって、各ソース・ドライバICの出力特性をより均一化することができ、表示相違の表示品質の低下を抑制することができる。具体的には、表示に寄与する回路部が同一回路構成を備えるソース・ドライバICを使用することが好ましい。さらに好ましくは、同一プロセスに従って製造された同一回路構成を備えるソース・ドライバICが使用される。特に、同一の型番のソース・ドライバICを選択することによって、上記のように出力特性のより均一化されたICを得ることができる。
図3を参照して、ソース・ドライバIC120の表示信号出力動作について説明する。各ソース・ドライバIC120には、制御信号152と表示信号153が入力される。制御信号152は、クロック信号及びスタート・パルス信号の他、DA変換タイミングや、基準電圧信号などが含まれる。表示信号153は、典型的には、R、G、B各6〜8ビット分の2値データで構成される。また、ソース・ドライバIC120には、電源電圧が入力される。制御信号152は、カスケード接続されたソース・ドライバIC120間を接続する配線を介して伝送することができる。表示信号153は、図3に示すように、各ソース・ドライバIC120に接続された配線を介して、あるいは、ソース・ドライバIC120間を接続する配線を介して伝送することができる。
スタート・パルス信号は、クロック信号に従って各ソース・ドライバIC120内のラッチ・ブロック及び各ソース・ドライバIC120間を、順次伝送される。ラッチ・ブロックは、各画素(各信号線)に対応するラッチ要素を備えている。順次転送されるスタート・パルス信号に従って、各ソース・ドライバIC120内の各ラッチ要素に、対応する表示信号がラッチされる。ラッチ・ブロックが全ての表示信号をラッチすると、次段のソース・ドライバIC120に対し、クロック信号、スタート・パルス信号が転送され、同様の処理によって表示信号がラッチされる。図3において、両端のソース・ドライバIC120a、cは、480の出力に対応する表示信号をラッチし、中央のソース・ドライバIC120bは、402の出力に対応する表示信号をラッチする。
各ソース・ドライバIC120のラッチ・ブロックが対応する表示信号をラッチすると、各ソース・ドライバIC120にラッチされている全ての表示信号は、同一のタイミングでレベル変換及びD/A変換され、対応する信号線に出力される。信号線に出力された各表示信号は、ゲート・ドライバ回路部102に選択された各画素に、TFTを介して入力される。1ラインの画素への表示信号入力が終了すると、上記と同様の処理によって、次ラインの画素への表示信号入力が順次実行され、1フレーム分の表示信号入力が行われる。
上記のように、本実施形態において、表示信号の出力数を切替えることができる複数のドライバICを使用し、ドライバICの異なる出力数を組み合わせることによって、表示領域の画素列数(信号線数)に応じて出力数を容易に設定することができる。好ましくは、図3に示されたように、表示領域内の全ての画素に表示信号を伝送する複数の信号線数と、複数のソース・ドライバIC120の出力数の合計が同一である。これによって、ソース・ドライバIC120の不使用出力端子のための処理が不要となる。
尚、信号線数と出力数合計が同一でない場合であっても、出力数を切替えることができるソース・ドライバIC120を使用することによって、不使用端子のための設計を容易にすることができる。また、ダミー信号線を形成し、ダミー信号線に出力端子を接続することも可能である。本形態において、使用されるソース・ドライバIC120の内の複数、さらには、全てのソース・ドライバIC120が出力数を変更することができることが好ましい。これによって、様々な画素数に応じた出力数の設定をより容易に行うことができる。特に、同一回路構成を備えるソース・ドライバICを使用することよって、ドライバIC間の出力特性の相違による表示ムラなどの表示品質の低下を抑制することができる。
尚、液晶表示装置としては、上記TNアクティブ・マトリックス・タイプの液晶表示装置の他に、スイッチング素子を有していない単純マトリックス・タイプ、STNタイプの液晶表示装置などが知られている。この他、本発明は様々なタイプの液晶表示装置、あるいは、ドライバICによってその表示が制御される様々なタイプの表示装置に適用することができる。
例えば有機ELや無機EL表示装置などは、本発明が適用されうる好ましい表示装置の態様である。本発明は、画素の表示輝度を規定する表示信号を出力するソース・ドライバICに適用することが好ましいが、スイッチグ素子を制御し、表示画素を選択するゲート・ドライバICに本発明を適用することも可能である。
本実施の形態に係る、液晶表示装置の概略構成を示すブロック図である。 本実施の形態に係る、ソース・ドライバ回路の概略構成を示すブロック図である。 本実施の形態に係る、ソース・ドライバとその出力配線の様子を模式的に示す図である。 従来の技術における、ドライバICの出力数と表示領域の関係を示す模式図である。
符号の説明
100 液晶表示装置、101 液晶表示セル、
102 ゲート・ドライバ回路部、103 ソース・ドライバ回路部、
104 制御回路部、105 タイミング・コントローラ、
106 電源回路部、110 ゲート・ドライバIC、
120 ソース・ドライバIC、151、152 制御信号、
153 表示信号、201 信号線、202 ゲート線、204 画素電極、
205 共通電極、206 液晶、301 表示領域、
310 表示信号出力端子、311 出力数制御端子、410 表示領域、
401、402、403、451、452 ドライバIC、

Claims (6)

  1. 複数の画素を含む表示領域と、
    前記表示領域内の複数の画素に信号を伝送する複数の配線と、
    前記複数の配線に接続された同一の回路構成を有する複数のドライバICとを備え、
    前記複数のドライバICはそれぞれ複数の出力端子を備え、当該複数の出力端子の少なくとも一部について使用状態と不使用状態とが切り替えられて、当該出力端子の数以下の任意の信号出力数に設定可能なものであり、
    少なくとも1個の前記ドライバICは前記複数の出力端子の一部が不使用状態とされており、当該ドライバICにおいては、中央部の前記出力端子が不使用状態に設定され、両端部の前記出力端子が使用状態に設定された、表示装置。
  2. 前記複数のドライバICとして、互いに隣接配置された3個のドライバICを備え、当該3個のドライバICのうち中央に配置されたドライバICの中央部の前記出力端子が不使用状態に設定され、両端部の前記出力端子が使用状態に設定され、両端に配置された2個のドライバICの前記出力端子はいずれも使用状態に設定された、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記複数のドライバICは、前記画素の表示輝度を規定する表示信号を出力するものである、請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. 前記複数の配線は、前記表示領域内の全ての画素に信号を伝送するものであり
    前記複数のドライバICの全ては、外部から入力される制御信号に応じて前記信号出力数が設定されるものである、請求項1〜3のいずれかに記載の表示装置。
  5. 前記複数のドライバICはそれぞれ、前記制御信号が入力され、任意の前記出力端子の使用状態と不使用状態とを切り替え可能な出力数制御端子を備えた、請求項4に記載の表示装置。
  6. 前記複数のドライバICの信号出力数の合計と、前記複数の配線の数とは同一である、請求項1〜5のいずれかに記載の表示装置。
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