JP4698155B2 - 表示装置の表示特性調整方法 - Google Patents

表示装置の表示特性調整方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4698155B2
JP4698155B2 JP2004060544A JP2004060544A JP4698155B2 JP 4698155 B2 JP4698155 B2 JP 4698155B2 JP 2004060544 A JP2004060544 A JP 2004060544A JP 2004060544 A JP2004060544 A JP 2004060544A JP 4698155 B2 JP4698155 B2 JP 4698155B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
display device
correction
sensor
adjusted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004060544A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005250113A (ja
Inventor
豊 荒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp NEC Display Solutions Ltd
Original Assignee
NEC Display Solutions Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Display Solutions Ltd filed Critical NEC Display Solutions Ltd
Priority to JP2004060544A priority Critical patent/JP4698155B2/ja
Publication of JP2005250113A publication Critical patent/JP2005250113A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4698155B2 publication Critical patent/JP4698155B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)

Description

本発明は、表示装置における表示特性の調整方法に関する。
複数の表示装置を用いて、パソコン等の出力画面をマルチ画面として使用することが知られている。マルチ画面を実現する場合において、それぞれの表示装置に同じ表示内容を表示しようとしてもそれぞれの表示装置が明るさや色合いなどの表示特性のばらつきを持っているため、同じ表示内容を得ることができないことが発生する。
このような場合において、同一の目標値に合わせるように各表示装置の調整を行うことにより校正するのが一般的である。
ここで、図5、図6を参照して、従来技術による調整方法を説明する。図5は、従来技術による表示装置の調整を行う場合の装置構成を示す図である。図5において、符号1は、表示装置であり、画像等の表示を行う表示部11、表示用の信号を受けて表示部11へ出力するとともに表示部11の明るさや色合いを調整する表示制御部18と、外部装置との通信を行う通信部とを備えている。符号2は、パソコンであり、表示装置1に画像等を表示するための表示信号を発生する表示用信号発生部21と、表示装置1内に備えた通信部17との間で通信を行う通信部22と、表示部11の明るさや色合いを検出するために表示装置1の外部に取り付けられたセンサ3の出力値を受信する通信部23を備えている。図5に示す装置を使用して表示部11の調整を行う場合において、パソコン2内の調整用ソフトウェアがセンサ3の出力値を受信し、この出力値に基づいて、調整用ソフトウェアが目標値となるように表示制御部18に対して、補正信号を出力することにより、表示部11の明るさや色合いを調整する。
一方、図6は、他の構成を有する表示装置の調整を行う場合の装置構成を示す図である。図6において、符号1は、表示装置であり、画像等の表示を行う表示部11、表示用の信号を受けて表示部11へ出力するとともに表示部11の明るさや色合いを調整する表示制御部18と、表示部11の明るさや色合いを検出するために表示装置1の内部に取り付けられたセンサ3の出力値を受信する通信部17を備えている。図6に示す装置を使用して表示部11の調整を行う場合において、表示制御部18がセンサ3の出力値を受信し、この出力値に基づいて、目標値となるように、表示制御部18が補正信号を表示部11へ出力することにより、表示部11の明るさや色合いを調整する。
なお、画像投影表示装置やマルチビジョンシステムの表示特性を補正する先行技術文献として、特許文献1及び特許文献2がある。
特開2000−059806号公報 特開2002−072359号公報
しかしながら、図5に示す装置を使用して、表示装置1の調整を行う場合は、表示装置1の調整を行うためのパソコンを準備しなければならず、また使用するパソコンのシステムに合わせた調整用のソフトウェアを準備し操作するなど、使用者の手を煩わせることが多いという問題がある。
一方、図6に示す装置を使用した場合は、表示装置1のみで調整を行うことが可能であるが、各表示装置1内にセンサ3を備えなければならないため、表示装置1の単価が高価になる上に、各表示装置内に備えたセンサ3のばらつきによりマルチ画面を構成する表示装置間で表示状態を完全に一致させることが困難であるという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、複数の表示装置間における表示状態を容易に一致させることができる表示装置及び表示装置の調整方法を提供することを目的とする。
発明は、表示装置の表示特性をセンサで測定して得られる測定値に応じて、表示特性の補正を行う表示装置であって、入力される補正信号に基づいて、バックライトの光量を制御するバックライト制御手段と、入力される補正信号に基づいて、表示装置に入力される映像信号を補正して出力する映像信号補正手段と、前記センサの測定値を受信して出力する通信手段と、前記通信手段を介して、前記センサの測定値を入力し、この測定値と予め設定された目標値との差に基づいて、補正信号を生成し、前記バックライト制御手段と映像信号補正手段に対して出力する補正信号生成手段とを備えたことを特徴とする。
発明は、表示特性を測定するセンサの測定値を受信して出力する通信手段と、入力される補正信号に基づいて、バックライトの光量を制御するバックライト制御手段と、入力される補正信号に基づいて、表示装置に入力される映像信号を補正して出力する映像信号補正手段と、前記通信手段を介して、前記センサの測定値を入力し、この測定値と目標値との差に基づいて、補正信号を生成し、前記バックライト制御手段と映像信号補正手段に対して出力する補正信号生成手段とを備えた表示装置と、表示特性を測定するために前記表示装置の外部に着脱可能に取り付けられたセンサとを使用して表示装置の表示特性調整を行う調整方法であって、基準となる表示特性を有する基準表示装置に前記センサを取り付けて、基準表示装置の表示特性を測定して得られる基準測定値を調整対象の表示装置内の補正信号生成手段に入力する過程と、前記調整対象の表示装置に前記センサを取り付け、調整対象の表示装置の表示特性を測定して得られる調整対象測定値を調整対象の表示装置内の補正信号生成手段に入力する過程と、調整対象の表示装置内の前記補正信号生成手段が前記基準測定値を目標値として、該目標値と調整対象の表示装置の測定値との差に基づいて、調整対象の表示装置内の前記バックライト制御手段と前記映像信号補正手段に対する補正信号を生成して出力する過程とを有することを特徴とする。
発明は、前記補正信号生成手段は、表示の明るさをバックライト制御で調整し、コントラストとガンマカーブ、色合いの調整は映像信号補正で行うことを特徴とする。
発明は、前記補正信号生成手段は、表示の明るさと色合いをバックライト制御で調整し、コントラストとガンマカーブの調整を映像信号補正で行うことを特徴とする。
発明は、前記補正信号生成手段は、表示の明るさをバックライト制御と映像信号補正の両方を使用して調整を行うことを特徴とする。
この発明によれば、パソコン等の制御手段を用いることなく容易に表示装置単体で表示特性の調整を行うことが可能になるという効果が得られる。また、複数の表示装置の表示特性を一致させるにあたって、表示特性を測定するセンサを同一のものを使用するようにしたため、表示装置間で調整結果を一致させることができ、かつ低価格でシステムを構成することができるという効果が得られる。
以下、本発明の一実施形態による表示装置を図面を参照して説明する。図1は同実施形態の構成を示すブロック図である。この図において、符号1は、調整対象の表示装置である。符号11は、表示部であり、バックライトを有する液晶パネルから構成される。符号12は、表示部11の明るさや色合いを検出するセンサを接続する接続部である。センサ3は、必要に応じて、表示装置1から取り外すことが可能である。符号13は、センサ3の出力値を受信する通信部であり、一般的には低価格化のためにUSBやRS232C等のシリアルデータプロトコルを使用するが、パラレルデータのプロトコルを用いても本発明の実現効果に支障はない。符号14は、センサ3の出力値に基づいて、表示部の表示特性を補正するための補正信号を生成して出力する補正信号生成部である。符号15は、表示部11に備えられたバックライトの光量を制御するバックライト制御部であり、PWMによる点灯時間制御または電流制御によって光量を制御する。符号16は、補正信号生成部14から出力される補正信号に基づいてパソコン2に備えられた表示用信号発生部21から入力される表示用信号を補正して、表示部11へ出力する映像信号補正部である。
ここで、図1に示すバックライト制御部15と映像信号補正部16が行う補正処理について説明する。バックライト制御部15は、基本的に明るさ成分のみの制御となるが、色合いも制御するようにしてもよい。また、このバックライトによる制御では一画面内を均一に制御することが基本であり、画面の一部分のみを補正するようなダイナミックな補正はできないが、入力信号に補正をかける場合とは異なり補正することによる表示の諧調数/色数の減少は発生しない。また、バックライトに冷陰極線管を使用した場合には、極端に暗い表示ができないという制御範囲の制限がある。映像信号補正部16は、パソコン2から受信した映像信号自体を加工することにより補正するものである。回路的なビット制限から加工を行うことで表示可能な諧調数/色数が減ることになる事が多いが、制御範囲の制限はほとんどなく広範囲な制御が可能であり、画面の一部分だけを補正するようなダイナミックな補正も可能である。
次に、補正信号生成部14が生成する補正信号の生成方法について説明する。補正信号の生成は、以下に示す(1)〜(4)の方法のうち、いずれかを用途に合わせて選択して使用すればよい。
(1)表示の明るさをバックライト制御で調整し、コントラストとガンマカーブ、色合いの調整は映像信号補正で行う。最も使用頻度の高い明るさの調整にバックライト制御を用いることで、そのときの諧調数/色数の低下を防ぎ、その他の補正を映像信号補正で行うことでダイナミックな補正が可能となる。
(2)表示の明るさと色合いをバックライト制御で調整し、コントラストとガンマカーブの調整を映像信号補正で行う。上記に加えて、色合いの補正もバックライトで行うこととしたことで、調整時の諧調数/色数の低下をさらに防ぐことができる。
(3)すべての補正を映像信号補正で行う。調整時に色数が減るなどの問題があるが、回路的なビット制限を拡張することで回避が可能である。これに対し、画面の一部分のダイナミックな補正を重視する場合には有効な方法である。
(4)表示の明るさの調整をバックライト制御と映像信号補正の両方を使用して補正を行う。明るい表示をしている状態ではバックライト制御を用い、バックライト制御で暗くしきれない領域では映像信号補正で明るさの調整を行う方法で、この方法を用いることでバックライト制御の補正範囲の狭さをカバーしつつ、諧調数/色数の減少が目立つ明るい表示の状態ではバックライト制御で調整するために諧調数/色数の減少が発生しない。
次に、図2を参照して、図1に示す表示装置1の調整を行う動作を説明する。図2は、図1に示す表示装置1の調整を行う動作を示すフローチャートである。
まず、作業者は、表示装置1の表示特性の目標値を決める。目標値は、例えば、OSDなどの手法を用いて明るさ、色合い、ガンマ特性のうちの少なくともひとつと、調整の精度を定める誤差許容度の目標値を設定する(ステップS1)。これらの目標値は、図示しない入力手段によって入力されて補正信号生成部14内部に保持される。
次に、補正信号生成部14は、補正対象の表示部11に取り付けたセンサ3の出力値を読み取る(ステップS2)。そして、補正信号生成部14は、読み取ったセンサ出力値と内部に保持している目標値との差を求め(ステップS3)、差があるか否かを判定する(ステップS4)。この判定は、|目標値−センサ出力値|<誤差許容値であるか否かを判定することによる。
この判定の結果、差が誤差許容値より小さければ調整動作は終了する。一方、差が誤差許容値より大きければ、補正信号生成部14は、得られた差に基づいて、映像信号補正部とバックライト制御部の制御をするための補正信号を生成する(ステップS5)。そして、補正信号生成部14は、生成した補正信号を、バックライト制御部15と映像信号補正部16へそれぞれ出力する。これを受けて、バックライト制御部15と映像信号補正部16は、受け取った補正信号をもとに表示部11へ送る信号を制御する(ステップS6)。続いて、バックライト制御部15と映像信号補正部16は、表示部11を制御する信号を送ってから所定時間(制御信号を受け取ってから表示部11は反応するまでの時間)待機してから、制御終了信号を補正信号生成14へ送る。これを受けて、補正信号生成部14は、ステップS2へ戻り処理を繰り返す。これにより、目標値とセンサ出力値との差分があらかじめ設定された誤差許容度の値の範囲内に入れば調整動作を終了する。
次に、図3を参照して、図1に示す表示装置1を使用してマルチ画面とするときの調整を行う場合の装置構成を説明する。図3において、符号10は、図2に示す手順で表示特性の調整を行った表示装置(基準表示装置)である。この表示装置10は、図3に示す表示装置1と同一の装置であるが、説明を分かり易くするために異なる符号を付与している。各表示装置1、10の詳細な構成は、前述した通りであるので、ここでは詳細な説明を省略する。
次に、図4を参照して、図3に示す表示装置1の調整を行う動作を説明する。図4は、図3に示す表示装置1の調整を行う動作を示すフローチャートである。
まず、作業者は、揃えようとする目標の表示装置10の表示部11に取り付けられていたセンサ3を接続部12から切り離し、センサ3を表示装置10の表示部11に取り付けたまま、センサ3の信号線を、調整対象となる表示装置1の接続部12へ接続する。これにより、表示装置10の表示部11に取り付けられたセンサ3の出力値(基準測定値)は、表示装置1の通信部13を介して、表示装置1の補正信号生成部14へ入力される(図3の破線で示す)こととなる。続いて作業者がセンサ出力値入力開始の操作を行うことにより、補正信号生成部14は、センサ3の出力値を読み取り、この出力値(基準測定値)を目標値として内部に保持する(ステップS11)。これにより、前述した手順(図2)によって調整された表示部11の表示特性を示すセンサ出力値が目標値に設定されたこととなる。
次に、作業者は、表示装置10の表示部11に取り付けられているセンサ3をはずし、調整対象である表示装置1の表示部11へ取り付ける。そして、作業者が調整開始の操作を行うと、補正信号生成部14は、補正対象の表示部11に取り付けたセンサ3の出力値を読み取る(ステップS12)。そして、補正信号生成部14は、読み取ったセンサ出力値と内部に保持している目標値との差を求め(ステップS13)、差があるか否かを判定する(ステップS14)。この判定は、|目標値−センサ出力値|<誤差許容値であるか否かを判定することによる。
この判定の結果、差が誤差許容値より小さければ調整動作は終了する。一方、差が誤差許容値より大きければ、補正信号生成部14は、得られた差に基づいて、映像信号補正部とバックライト制御部の制御をするための補正信号を生成する(ステップS15)。そして、補正信号生成部14は、生成した補正信号を、バックライト制御部15と映像信号補正部16へそれぞれ出力する。これを受けて、バックライト制御部15と映像信号補正部16は、受け取った補正信号をもとに表示部11へ送る信号を制御する(ステップS16)。続いて、バックライト制御部15と映像信号補正部16は、表示部11を制御する信号を送ってから所定時間(制御信号を受け取ってから表示部11は反応するまでの時間)待機してから、制御終了信号を補正信号生成14へ送る。これを受けて、補正信号生成14は、ステップS12へ戻り処理繰り返す。これにより、目標値とセンサ出力値との差分があらかじめ設定された誤差許容度の値の範囲内に入れば調整動作を終了する。
このように、表示装置内にセンサ3の測定値を受信して出力する通信部13と、入力される補正信号に基づいて、バックライトの光量を制御するバックライト制御部15と、入力される補正信号に基づいて、表示装置に入力される映像信号を補正して出力する映像信号補正部16と、通信部13を介して、センサ3の測定値を入力し、この測定値と目標値と差に基づいて、補正信号を生成し、バックライト制御部と映像信号補正部に対して出力する補正信号生成部14とを設けたため、パソコン等の制御手段を用いることなく表示装置単体で表示特性の調整を行うことが可能となる。
また、この表示装置を使用して、基準となる表示特性を有する基準表示装置10にセンサ3を取り付けて、基準表示装置10の表示特性を測定して得られる基準測定値を調整対象の表示装置1内の補正信号生成部14に入力するとともに、調整対象の表示装置1にセンサ3を取り付け、調整対象の表示装置1の表示特性を測定して得られる調整対象測定値を調整対象の表示装置1内の補正信号生成部14に入力し、調整対象の表示装置1内の補正信号生成部14が基準測定値を目標値として、この目標値と調整対象の表示装置1の測定値との差に基づいて、調整対象の表示装置1内のバックライト制御部15と映像信号補正部16に対する補正信号を生成して出力するようにして、同一のセンサ3を複数の表示装置間で使用することができるようにしたため、センサ3の性能のばらつきによって、表示装置間で調整結果が異なることを防止することができ、さらにセンサ3を表示装置1毎に備えるのではなく、調整しようとするシステム全体に一つ備えればよいために、システム全体のコストを低減することができる。
なお、映像信号を補正するには、主に以下に示す(a)〜(d)の補正方法を使用することが可能である。
(a)RGB個別ゲイン制御による白色点補正
RGBを同時に動かした場合はコントラスト制御といい、入力信号の波高値が希望のレベルでなかった場合などの補正に用いられ、RGBを個別に制御することで、白色の色あいを変えることが可能である。
(b)マトリクスLUT(Look Up Table)による色合い補正
入力された信号の色に対応した出力色を設定するLUTを使って色合い補正を行う方法であり、任意の色を任意の色に変更する自由度が高い。
(c)演算による色合い補正
特開平07−170404号公報などで示された方法で、(b)のマトリクスの手法に比べると大幅に回路規模が縮小できるが、色変換の自由度はマトリクスほど高くない。
(d)LUTによるガンマカーブ補正
入力された諧調に対して出力する諧調を指定するLUTを使って、ガンマカーブを補正する方法。
また、表示部11に取り付けるセンサ3は、表示部11画面上の複数の位置の表示特性を測定するものであってもよい。この場合、センサ3は、各測定位置毎に順に測定し、測定した順に、測定値に対して識別情報を付与して、通信部13を介して、補正信号生成部14へ出力するようにする。そして、補正信号生成部14では、複数の測定値(センサ出力値)の平均を求め、この平均値をセンサ出力値としてもよい。また、複数の測定位置がある場合、測定位置に対応する目標値を設定し、測定位置毎に補正処理を施すようにしてもよい。
また、図2、図4に示す処理の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより調整処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
本発明の一実施形態の構成を示すブロック図である。 図1に示す装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態の構成を示すブロック図である。 図3に示す装置の動作を示すフローチャートである。 従来技術の装置の構成を示すブロック図である。 従来技術の装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1・・・表示装置、
10・・・表示装置、
11・・・表示部、
12・・・接続部、
13・・・通信部、
14・・・補正信号生成部、
15・・・バックライト制御部、
16・・・映像信号補正部、
17・・・通信部、
18・・・表示制御部、
2・・・パソコン、
21・・・表示用信号発生部、
22・・・通信部、
23・・・通信部、
3・・・センサ

Claims (4)

  1. 表示特性を測定するセンサの測定値を受信して出力する通信手段と、入力される補正信号に基づいて、バックライトの光量を制御するバックライト制御手段と、入力される補正信号に基づいて、表示装置に入力される映像信号を補正して出力する映像信号補正手段と、前記通信手段を介して、前記センサの測定値を入力し、この測定値と目標値との差に基づいて、補正信号を生成し、前記バックライト制御手段と映像信号補正手段に対して出力する補正信号生成手段とを備えた表示装置と、表示特性を測定するために前記表示装置の外部に着脱可能に取り付けられたセンサとを使用して、複数の表示装置からなるマルチ画面における表示状態の一致を行うために、バックライト補正および映像信号補正を行う表示装置の表示特性調整方法であって、
    基準となる表示特性を有する基準表示装置に前記センサを取り付けて、前記センサの出力を調整対象の表示装置の前記通信手段に接続し、前記基準表示装置の表示特性を測定して得られる基準測定値を前記調整対象の表示装置内の補正信号生成手段に入力する過程と、
    前記調整対象の表示装置に前記基準表示装置の表示特性を測定した前記センサを取り付け、前記調整対象の表示装置の表示特性を測定して得られる調整対象測定値を前記調整対象の表示装置内の補正信号生成手段に入力する過程と、
    前記調整対象の表示装置内の前記補正信号生成手段が前記基準測定値を目標値として、該目標値と前記調整対象の表示装置の測定値との差に基づいて、前記調整対象の表示装置内の前記バックライト制御手段と前記映像信号補正手段に対する補正信号を生成して出力する過程と
    を有することを特徴とする表示装置の表示特性調整方法。
  2. 前記補正信号生成手段は、表示の明るさをバックライト制御で調整し、コントラストとガンマカーブ、色合いの調整は映像信号補正で行うことを特徴とする請求項1に記載の表示装置の表示特性調整方法。
  3. 前記補正信号生成手段は、表示の明るさと色合いをバックライト制御で調整し、コントラストとガンマカーブの調整を映像信号補正で行うことを特徴とする請求項1に記載の表示装置の表示特性調整方法。
  4. 前記補正信号生成手段は、表示の明るさをバックライト制御と映像信号補正の両方を使用して調整を行うことを特徴とする請求項1に記載の表示装置の表示特性調整方法。
JP2004060544A 2004-03-04 2004-03-04 表示装置の表示特性調整方法 Expired - Fee Related JP4698155B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004060544A JP4698155B2 (ja) 2004-03-04 2004-03-04 表示装置の表示特性調整方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004060544A JP4698155B2 (ja) 2004-03-04 2004-03-04 表示装置の表示特性調整方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005250113A JP2005250113A (ja) 2005-09-15
JP4698155B2 true JP4698155B2 (ja) 2011-06-08

Family

ID=35030649

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004060544A Expired - Fee Related JP4698155B2 (ja) 2004-03-04 2004-03-04 表示装置の表示特性調整方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4698155B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5058532B2 (ja) * 2006-08-31 2012-10-24 Necディスプレイソリューションズ株式会社 画像表示システムおよび画像表示方法
JP2009216809A (ja) * 2008-03-07 2009-09-24 Sharp Corp 表示装置、マルチディスプレイシステム、マルチディスプレイ方法、及びその方法を実現するためにコンピュータにより実行されるプログラム
JP5089441B2 (ja) * 2008-03-07 2012-12-05 シャープ株式会社 表示装置、マルチディスプレイシステム、マルチディスプレイ方法、及びその方法を実現するためにコンピュータにより実行されるプログラム
WO2012164692A1 (ja) * 2011-05-31 2012-12-06 Necディスプレイソリューションズ株式会社 表示装置、及び表示制御方法
US8525752B2 (en) 2011-12-13 2013-09-03 International Business Machines Corporation System and method for automatically adjusting electronic display settings
GB2499075B (en) * 2011-12-13 2015-05-27 Ibm System and method for automatically adjusting electronic display settings
JP5906880B2 (ja) * 2012-03-27 2016-04-20 富士ゼロックス株式会社 色調整装置、色調整システムおよびプログラム
KR102170101B1 (ko) * 2014-02-24 2020-10-26 삼성전자주식회사 디스플레이 장치, 모바일 장치, 이를 포함하는 시스템 및 그 화질 매칭 방법
KR102182944B1 (ko) * 2014-09-01 2020-11-26 엘지디스플레이 주식회사 적외선 센서로 제어되는 가변형 곡면 표시장치
US10022045B1 (en) * 2017-02-28 2018-07-17 David Evans Method and apparatus for vision acuity testing

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000059806A (ja) * 1998-08-12 2000-02-25 Mitsubishi Electric Corp マルチビジョンシステムのカラーキャリブレーション方法、カラーキャリブレーション装置およびマルチビジョンシステム
JP2001133362A (ja) * 1999-11-04 2001-05-18 Mitsubishi Electric Corp 画質評価装置及び画質評価方法
JP2002311503A (ja) * 2001-04-19 2002-10-23 Mitsubishi Electric Corp 画質補正システム
JP2003322837A (ja) * 2002-05-07 2003-11-14 Hitachi Ltd 液晶表示装置
JP2004029332A (ja) * 2002-06-25 2004-01-29 Sanyo Electric Co Ltd 表示装置とその調整方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0234817A (ja) * 1988-07-25 1990-02-05 Fujitsu Ltd 液晶表示装置
JPH06236165A (ja) * 1991-08-07 1994-08-23 Nec Home Electron Ltd 液晶ライトバルブの階調補正情報作成システム
JPH07129113A (ja) * 1993-10-29 1995-05-19 Sharp Corp 表示輝度を調整する表示装置
JPH07333760A (ja) * 1994-06-15 1995-12-22 Hitachi Ltd 自動調整システム
JPH09311317A (ja) * 1996-05-22 1997-12-02 Mitsubishi Electric Corp 液晶表示制御装置
JPH10260109A (ja) * 1997-03-17 1998-09-29 Hitachi Ltd カラーディスプレイ装置の画質評価方法およびそれを用いたカラーディスプレイ装置の製造方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000059806A (ja) * 1998-08-12 2000-02-25 Mitsubishi Electric Corp マルチビジョンシステムのカラーキャリブレーション方法、カラーキャリブレーション装置およびマルチビジョンシステム
JP2001133362A (ja) * 1999-11-04 2001-05-18 Mitsubishi Electric Corp 画質評価装置及び画質評価方法
JP2002311503A (ja) * 2001-04-19 2002-10-23 Mitsubishi Electric Corp 画質補正システム
JP2003322837A (ja) * 2002-05-07 2003-11-14 Hitachi Ltd 液晶表示装置
JP2004029332A (ja) * 2002-06-25 2004-01-29 Sanyo Electric Co Ltd 表示装置とその調整方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005250113A (ja) 2005-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3974630B2 (ja) 輝度調整方法、液晶表示装置、およびコンピュータプログラム
US8872864B2 (en) Display device, display system, and correction method
EP1009161B1 (en) Image-processing apparatus and image-processing method
KR100828361B1 (ko) 시야각에 적응적인 밝기-보정 전시 방법 및 이를 이용한화상 형성 장치
US9818321B2 (en) Calibration apparatus and method for controlling the same
EP1763219A1 (en) Image processing apparatus and image processing method
JP2007532962A5 (ja)
JP2007208629A (ja) ディスプレイのキャリブレーション方法、制御装置及びキャリブレーションプログラム
JP2006129456A (ja) 画像表示装置の補正データ生成方法及び画像表示装置の製造方法
JP4698155B2 (ja) 表示装置の表示特性調整方法
US7639401B2 (en) Camera-based method for calibrating color displays
US20090295827A1 (en) Display control apparatus and method of determining driving parameter for overdrive
JP2008006191A (ja) 画像処理装置
US20030156073A1 (en) Apparatus for adjusting proximate video monitors to output substantially identical video images and corresponding methods therefor
KR101695224B1 (ko) 화상형성장치 및 그의 색상 보정 방법 그리고 그것을 이용한 출력 영상의 색상 보정을 위한 호스트 장치
US20030122806A1 (en) Soft proofing system
KR20060122666A (ko) 화상 신호 캘리브레이션 장치, 화상 출력 장치 및 디지털카메라
EP1609301B1 (en) Ensuring accurate measurements for soft proofing system
US7646390B2 (en) Display and display system
JP2001051652A (ja) 投写型映像表示装置
JP2008139709A (ja) 色処理装置およびその方法
JP2019133007A (ja) 医用画像生成装置
JP3960763B2 (ja) 液晶表示装置の調整方法および液晶表示装置
JP5939765B2 (ja) キャリブレーション装置、その制御方法、画像表示装置、及び画像表示システム
US20120033085A1 (en) Color Uniformity Correction System and Method of Correcting Color Uniformity

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20070125

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070125

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20071017

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20080502

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080502

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20090617

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100518

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100625

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100630

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100720

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100915

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101012

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110105

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20110113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110215

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110301

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4698155

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140311

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140311

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees