JP4695645B2 - 投影画像表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、投影画像表示装置に関する。特に本発明はスクリーンに投影された画像の画像データに、スクリーン前面の、書込情報などの被写体を撮影して取得された描画データを重ね合わせ、スクリーンの背面から投影するとともに、描画データを画像データに括り付けて保存する描画データ保存方法、描画データ保存装置及び投影画像表示装置に関する。
従来から、透過型スクリーンの観察者が観察する面(前面)とは反対の裏面(背面)からプロジェクタによって画像をスクリーンに投影する背面投影型の投影画像表示装置が用いられている。
その投影画像表示装置の例を図1に示す。図1には、2つの投影画像表示装置1、2が示されている。投影画像表示装置1は縦型タイプであり、投影画像表示装置2はテーブルタイプの投影画像表示装置である。
このような投影画像表示装置において、スクリーン3の背面側からカメラによりスクリーン3の前面に存在する被写体を撮影可能なものがある。
撮影には、プロジェクタのコントラスト比の影響を受ける。プロジェクタのコントラスト比は全面白投影:黒投影の明るさの比で表される。ランプの明るさが一定の時は、コントラストが低いということは黒投影の明るさが高いということで、黒投影した際のランプの透過率も高くなる。
近年のDLP方式のプロジェクタは高コントラストのものが多くこの場合はランプ中心光の影響は比較的少ない。しかしながら従来のプロジェクタのコントラストで50:1〜1000:1程度のものに関しては黒投影においてもランプの影響は無視できない(特許文献1〜6参照)。
また、近年、イベントや会議等のデモンストレーションにおいてこの背面投影型ディスプレイが用いられ、スクリーンの前面側に書き込まれた描画を、スクリーンに投影される画像と合成させてスクリーンに表示する機能や、スクリーンの前面に直接手を触れることによりスクリーンに投影された画像を操作する機能に対する要求が根強い。
それらのニーズを満たす一つの手法として、スクリーンの背面側からCCD固体撮像素子を用いたカメラなどによってスクリーン前面に存在する被写体を撮影し、撮影画像から必要な情報を抽出するという手法がある。
しかしながら、スクリーン背面から撮影する場合、従来から用いられている背面投影型ディスプレイ用スクリーンは、前面から観察する際の視認性に重点が置かれ、プロジェクタの投影光を前面から観察する際の光量を均一にするためのフレネルレンズや、視認性を向上するためのレンチキュラーレンズを設けるのが一般的であるが、それらを用いたスクリーンに対し、背面から撮影を行うと画像が歪んでしまう。また良質の画像を得るためには、スクリーン前面からの外光が背面側に十分透過する必要があるのに対し、背面から投影される光の散乱性能を上げると透過性能は低下してしまうという問題がある。
そこで、例えばプロジェクタとスクリーンとの間にマスクを設け、投射表示期間はマスクを透過状態にし、撮影期間は光遮断状態又は光散乱状態にしたものがある(特許文献7参照)。
また、レンチキラレンズとフレネルレンズとの間に液晶を挟んでスクリーンを構成し、液晶に電界を印加して、撮像時は屈折率をレンチキラレンズに一致させることにより光透過状態にし、表示時は、屈折率をレンチキラレンズに不一致にさせることにより光散乱状態にするものがある(特許文献8参照)。
しかしながら、これらの手法では、スクリーンの製造は高価なものとなるし、前面から投影面を観察している利用者に違和感を与えないようにするため、スクリーンの状態やカメラ、プロジェクタを高精度に高速度に制御する必要があり、システム構成や制御が複雑化してしまう。
これに対し、光を拡散する領域と前面からの光を透過する領域を格子状に設け、投影画像の視認性と、背面のカメラの撮影画像の画質向上を図っているものがある(特許文献9参照)。
この方法によれば、外光を効率よく取り入れ、かつ投影画像の視認性の低下を防ぎ、装置利用中に状態を切り替える必要もないという利点がある。しかしながら、スクリーン前面の観察者に、良質の投影画像を表示し、かつ、背面から撮影する撮像の画質を考慮すると、スクリーンの拡散領域と透過領域は高精度に配置されなければならず、技術的難易度が高い上、コストもかかるという課題がある。
さらに、電気的に、散乱状態と透過状態との2状態に選択設定されるスクリーンを用いて、スクリーンの背面から映像を投影すると共に、スクリーンの前面に配置された原稿や参加者などをスクリーンの背面から撮影することにより、映像情報及び会議画像情報とを保管、あるいは遠隔地に伝送可能にしたものがある(特許文献10参照)。
特開2004−109402号公報 特開2003−094886号公報 特開2004−032665号公報 特開2003−153136号公報 特開平09−326981号公報 特許第3171955号公報 特開平06−269002号公報 特許第2940716号公報 特開2000−101981号公報 特開2003−94886号公報
撮影時に黒表示をした際、観察者からは全画面が黒として観察できるが、カメラで撮影された画像には、図2に示されるように、プロジェクタのホットスポット5が写りこむ。ホットスポット5は、プロジェクタの光源(ランプ)が、スポット状に見える現象である。ホットスポット5とは、プロジェクタの光が直接反射する角度から見て、1点だけが明るく光る現象をいう。このようなホットスポット5の写りこみをホットスポット5の発生と表現することとする。このホットスポット5の発生は、スクリーン3が投影光を表示すると同時に、鏡面の役割も果たしてしまうために起こる。
また撮影は外光を利用して行われるため、照明の少ない環境下ではスクリーン面の情報撮影することが困難であり、この際はプロジェクタの投影光の色を変更することでカメラのストロボ的役割をさせる。たとえば全画面白色を表示して撮影を行った場合は、図3に示されるように、ホットスポット5による画質の低下は著しい。
また、引用文献7〜10に開示された技術は、いずれもスクリーンに画像データによる画像を投影するものであり、例えば会議などの場面において、スクリーン上に手書きで情報が書き込まれた場合に、書き込まれた手書き情報を投影された画像のデータと共に保存したり、保存された情報を編集したりすることが出来ない。
本発明はこのような問題点に鑑み、ホットスポットの発生を回避する投影画像表示装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、画像を表示する表示面と、画像を前記表示面に投影する投影手段と、前記投影手段と前記表示面の同一面側に配置される、前記表示面を撮像する撮像手段と、光を反射する反射面によって、前記投影手段の光路及び前記撮像手段の光路を変更する手段とを有し、前記撮像手段の光路と前記投影手段の光路とが前記変更する手段の反射面上で重ならないように前記撮像手段又は前記投影手段を配置し、且つ、前記投影手段の前記表示面に関して対称な位置が前記撮像手段の画角の範囲外となる位置に、前記撮像手段を配置することを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、画像を表示する表示面と、画像を前記表示面に投影する投影手段と、前記投影手段と前記表示面の同一面側に配置される、前記表示面を撮像する撮像手段と、光を反射する反射面によって、前記投影手段の光路及び前記撮像手段の光路を変更する手段とを有し、前記撮像手段の光路と前記投影手段の光路とが前記変更する手段の反射面上で重ならないように前記撮像手段又は前記投影手段を配置し、且つ、前記撮像手段の前記表示面に関して対称な位置が前記投影手段の画角の範囲外となる位置に、前記投影手段を配置することを特徴とする。
本発明によれば、ホットスポットの発生を回避する投影画像表示装置を提供できる。
投影画像表示装置を示す図である。 ホットスポットを示す図(その1)である。 ホットスポットを示す図(その2)である。 本実施の形態における投影画像表示装置の基本構成を示す図である。 静止画を撮影する動作を示すフローチャートである。 ホットスポットが発生する場合の投影画像表示装置の構成を示す図である。 プロジェクタを画角内に含まないカメラの配置を示す図(その1)である。 カメラを画角内に含まないプロジェクタの配置を示す図である。 ホットスポットを含まないスクリーンを示す図(その1)である。 スクリーンに対する結像面の傾斜を示す図である。 レンズシフトによるあおり補正を示す図である。 レンズチルトによるピント面の調整を示す図である。 ミラーによる光路変更を示す図である。 ミラーを用いた投影画像表示装置の構成の展開図である。 プロジェクタを画角内に含まないカメラの配置を示す図(その2)である。 乱反射の様子を示す図である。 ホットスポットを含まないスクリーンを示す図(その2)である。 ミラー2枚を用いた投影画像表示装置の構成を示す図である。 スクリーンのあおりを示す図である。 背面投影表示装置の一例を示す図である。 背面投影表示装置の他の例示す図である。 背面投影表示装置に用いられるスクリーンを示す模式図である。 背面投影表示装置に用いられるスクリーンを示す模式図である。 背面投影表示装置の画像表示手段を一例として示す図である。 プロジェクタからスクリーンに投影される合成画像を示す。 投影ファイルの内部データとして保存する状況を示す。 背面投影表示装置の画像表示手段を他の例として示す図である。 仮想プリンタドライバにより変換することにより階層構造を有する画像ファイルが作成されることを示す図である。 描画データから書き込まれた描画自体のデータを抽出し(上段)、文書画像及び描画像として重ね合わせて画面表示する(下段)ことを示す図である。 変換された画像ファイルのうち描画データを貼り付けるページの上に、その描画データを重ね、括りつけられた状態で保存することを示す図である。 背面側にフレネルレンズが設けられた比較例のスクリーンの構造を示す概略図である。 スクリーンの構造を説明する図である。 スクリーンに外光の写り込みを防止するため反射防止膜を施したときの光の透過特性を示す図である。
符号の説明
1、2 投影画像表示装置
3、10 スクリーン
5 ホットスポット
11、11a、11b カメラ
12、12a、12b プロジェクタ
13 PC
14 スイッチ
15 観察者
20 レンズ
21 結像面
22 ピント面
23、23a、23b ミラー
31 領域
101 スクリーン
101a 表示面側
101b 背面側
102 プロジェクタ
102a、103a レンズ面
103 デジタルカメラ
104 筐体
104b 底面
105 ミラー
110 背面投影表示装置
130 画像表示手段
131 画像抽出部
132 画像取得部
133 データ付加部
134 切り替え手段
135 投影ファイル
140 仮想プリンタドライバ
150 ガラス
151 拡散シート
152 フレネルレンズ
153 光源
155 平行な光路
201 拡散粒子層
202 アクリル層
203、207 透明な薄膜
204 透明部材
205 平板部材
206 接着剤
208 空気層
210 描画像
220 文書画像
230 画像ファイル
以下、本発明の実施の形態について図面に基づいて説明する。なお、本実施の形態において、一度説明した符号についての説明は省略されることがある。また、本実施の形態において、画角とは、カメラのレンズで撮影可能な範囲、またはプロジェクタが投影可能な範囲を示すものとする。
一般にカメラの撮像素子の縦横比が異なるので、カメラの画角には水平方向に対する画角と垂直方向に対する画角がある。同様に、プロジェクタの画角にも水平方向に対する画角と垂直方向に対する画角がある。本実施の形態の説明において、画角とは水平方向に対する画角と垂直方向に対する画角とを意味している。
図4は、本実施の形態における投影画像表示装置の基本構成を示す図である。図4には、スクリーン10と、カメラ11と、プロジェクタ12と、PC(Personal Computer)13と、スイッチ14とが示されている。また、この投影画像表示装置をどの方向から観察するのかを説明するための観察者15が示されている。
この観察者15が観察するスクリーン10の側を前面(表示面)とすると、プロジェクタ12とカメラ11とは、スクリーン10の背面から投影あるいは撮像するようになっている。
投影手段であるプロジェクタ12はPC13に接続されており、PC13からの画像が投影される。PC13は装置に内蔵されているものでも、外から接続されていても良い。なお、PC13は、画像処理が可能な情報処理装置であればよく、PCのみに限るものではない。
観察者15側には処理命令のためのスイッチ14が設けられているが、これはPC13を操作するマウスであっても、特定の処理信号を発するスイッチ14でもよく、スイッチ14の場合は各処理に応じた信号を発する複数ボタンを含む構成のもの、たとえばテンキーでもよく、装置に特化した複数のボタンを設置しても良い。
表示面であるスクリーン10は、背面投影型プロジェクタ用スクリーンに一般的なホワイトボード用マーカーで書き込みが可能なように保護シートまたは加工の施されたものである。
撮像手段であるカメラ11は投影画像表示装置に内蔵されている。このカメラ11は、スクリーン10に投影された画像に、カメラ11の画角が合うように設置される。なお、カメラ11によって撮像される表示面の領域と、プロジェクタ12によって投影される表示面の領域との関係が全く同一でなくてもよい。例えば書き込み領域がプロジェクタ12によって投影される表示面全域でなくてもよい場合は書き込み領域がカメラ11によって撮像される表示面の領域としてもよい。
そして、カメラ11は、スクリーン10に投影された画像に加え、スクリーン10に観察者15により形成される書き込みや、表示面に接面している画像を撮影する。またカメラ11は、本実施の形態ではCCDカメラである。
上述した投影画像表示装置の全体構成は、あくまでも構成を示すものであり、本実施の形態におけるカメラ11とプロジェクタ12は後述するように、いろいろな位置をとる。
この投影画像表示装置に対し、観察者はスクリーン10上の投影画像を観察しつつホワイトボード用マーカーにて、追記事項等を書き込む。書き込み終了後に観察者がスイッチ14により処理命令をすることで、カメラ11が撮影を行う。この撮影は、スクリーンに書き込まれた文字や図等の撮影が目的であるから、投影画像の映りこみをさけるため撮影の際はプロジェクタ12の投影光をいったん遮光状態にする。この遮光状態は、投影画像を全画面黒色にすること、たとえばPC13を全画面黒色表示等の方法で実現する。
具体的にこの投影画像表示装置における静止画を撮影する動作を、図5のフローチャートを用いて説明する。ステップS101で、ユーザによりスイッチ14を押下される。ステップS102で全画面黒色表示が行われる。次に、ステップS103で、カメラ11による撮影が行われる。撮影後のステップS104で、通常画像がプロジェクタ12により再投影される。その後、先ほど撮影した画像に対する処理がステップS105で行われる。
なお、本実施形態においては、ユーザからの操作に応じてカメラ11による撮影が行われることとして説明するが、予め定められた任意の時間が経過する毎にカメラ11による撮影が行われることとしてもよい。
以下、ホットスポットの発生を回避する構成について説明するが、この説明に先立ち、まずホットスポットが発生する原因について説明する。
図6は、ホットスポットが発生する場合の投影画像表示装置の構成を示すものである。図6には、カメラ11とカメラ11aが、スクリーン10を対称軸とした面対称な位置に示されている。以下、このようなある対称軸と面対称な位置にあるカメラ11またはプロジェクタ12を対称カメラ、対称プロジェクタと表現することがある。図6に示されるように、カメラ11aの画角内にプロジェクタ12が存在する。また、図には示さないが、対称プロジェクタの画角内にカメラ11が存在する。
このように、スクリーン10を対称軸とする面対称の位置にある対称カメラ11aの画角内にプロジェクタ12が存在した場合、ホットスポットが発生することとなる。また、スクリーン11を対称軸とする面対称の位置にある図示していない対称プロジェクタの画角内にカメラ11が存在した場合にも、ホットスポットが発生することとなる。
もっとも、投影画像表示装置のような、スクリーン上で同じ画角を持つ構成の場合、一方が画角内に存在しなければ、他方も画角内に存在しない。したがって、ホットスポットの発生は、カメラ11aの画角と面対称な範囲にプロジェクタ12が含まれないか、図示していない対称プロジェクタの画角と面対称な範囲にカメラ11が含まれないようにすることで回避することができる。
このように、本実施の形態では、プロジェクタ12の光源の直接反射光が入らない位置にカメラ11を配置することによりホットスポットの発生を回避する。本実施の形態では、スクリーン10を鏡としてみた場合に、プロジェクタ12の光源がカメラ11の画角(撮影範囲)に入らなくなり、発生したホットスポットがカメラ11で撮像する画像に写り込むことを防ぐように、カメラ11とプロジェクタ12との位置関係を定めることにより、ホットスポットによる影響を受けなくなる。
図7は、カメラ11aの画角内からプロジェクタ12が外れるように構成した投影画像表示装置を示す。図7に示されるようにカメラ11aの画角からプロジェクタ12は外れている。
図8は、逆にプロジェクタ12aの画角内からカメラ11が外れるように構成した投影画像表示装置を示す。図8に示されるようにプロジェクタ12aの画角からカメラ11は外れている。
この状態で撮影した画像は図9に示されるように、ホットスポットの発生が回避された画像となる。しかし、図7、8に示されるカメラあるいはプロジェクタの配置では、スクリーン面に対して光軸は傾いているためその撮影画像にはあおりが生じてくる。具体的には、スクリーン面の長方形は撮影画像内で台形に歪む。この台形歪みは射影変換を用いることで補正することができる。
また、このひずみは図10に示されるように、結像面21と、レンズ20を介して撮影するスクリーン10が平行でないことから生じている。したがって、図11に示すようにレンズ20の光軸と結像面21の光軸をずらすシフト補正を行うことでこの台形歪みを光学的に補正することができる。
またレンズに対してスクリーンは傾いている形になっているため、傾きの程度によってはスクリーン面の各点での撮像レンズの被写界深度は、通常の被写界深度よりも浅くなる場合がある。
この場合、図12に示されるように、結像面21に対してレンズ20を傾ける、つまりレンズ20をチルトさせることでピント面22に対してピントを合わせることが可能になる。
以上のようにカメラの画角内にプロジェクタが入らないような構成にするために、カメラの配置を決定した場合に生ずる画像の歪みはカメラのレンズのシフトとチルトを組み合わせることにより光学的に補正することが可能である。
レンズのチルトとシフトは、カメラに限らず、プロジェクタに対しても可能である。すなわち、プロジェクタの配置を決定した場合に生ずる画像の歪みはプロジェクタのレンズのシフトとチルトを組み合わせることにより光学的に補正することが可能である。もちろん、プロジェクタの場合は、プロジェクタのキーストーン補正を用いるようにしても良い。
次に説明するのは、図1で紹介したプロジェクタ1、2の場合のホットスポットの発生の回避についてである。図13は、プロジェクタ1、2の構成の一例である。カメラ11、プロジェクタ12共に1のミラー23を介してスクリーン10に画角を合わせている。
プロジェクタ1、2においては、設計の際、装置の省スペース性等の実使用上の観点からプロジェクタやカメラのための十分な光路長の確保が困難な場合が多い。そこで一般的にはミラー23を通じて光路長を確保するような構造がとられている。
図13に示される投影画像表示装置のカメラとプロジェクタの配置の展開図を図14に示す。図14には、ミラー23を対称軸とした面対称な位置にカメラ11b、プロジェクタ12bが示されている。さらにカメラ11bとスクリーン10を対称軸とした面対称な位置にカメラ11aが示されている。
この図14に示されるように、カメラ11aの画角内にプロジェクタ12が含まれる。したがって、図13に示される投影画像表示装置においては、ホットスポットが発生することとなる。
そこで、図15に示されるようにカメラ11とプロジェクタ12とを配置することで、ホットスポットの発生を回避することができる。図15には、ミラー23を対称軸とした面対称な位置にカメラ11b、プロジェクタ12bが示されている。さらにカメラ11bとスクリーン10を対称軸とした面対称な位置にカメラ11aが示されている。また、図15には、カメラ11の光路とプロジェクタ12の光路が重なる部分30が存在している。
この図15に示されるように、カメラ11aの画角内にプロジェクタ12bは含まれない。したがって、図15に示される投影画像表示装置においては、ホットスポットの発生を回避することができる。
しかしながら、部分30により、ミラー23に付着した埃等で、プロジェクタ光が乱反射を起こし、この反射光がカメラ画像に写ってしまう。図16は撮影の際に補助光としてプロジェクタから白画像を投影した時のものである。図16の上部にある領域31はミラーに付着した埃でプロジェクタ光が乱反射してしまった様子を表している。
この乱反射光は画質を低下される要因となっているため、ミラーを介して装置を構成する場合、プロジェクタの光路とカメラの光路がミラー上で重ならないことが望ましい。よってプロジェクタのホットスポットの発生を回避し、プロジェクタとカメラの光路がミラー面上で重ならないような配置(ミラー面に付着した異物の乱反射光によるハイライト部の除去)をすることで図17のような高画質の画像を撮影することが可能になる。また、両者の光路が重ならない様な構成であることで、ミラーのメンテナンス頻度の低下にもつながり、実使用上のメリットにもなる。
このように、カメラの画角内にプロジェクタが入らず、かつミラー面上で両者の光路の重なる部分がない構成を1枚のミラーで実現すると、ミラーの面積は大きくなり、実用上の省スペース設計等を考慮すると望ましくないケースも考えられる。
またミラー自体が自重で歪みを生じ投影画像に歪みを生ずることもある。ミラー面の歪みによるひずみはプロジェクタのキーストーン補正等では補正はできないため、ミラー面積は可能な限り小さいことが好ましい。
そこで、図18に示されるようにミラーを2枚用いることが望ましい。図18には、2枚のミラー23a、23bを用いた構成が示されている。すなわち、プロジェクタ12とカメラ11が、それぞれ個別にスクリーン面に画角を合わせるミラー23a、23bを使うことで、光学系によるハイライト問題、ミラー面に付着する埃等によるハイライト問題を解消することができる。ミラー面積も縮小されるため、実用上の省スペース等、設計上の自由度も高くなる。
なお、図1に示したテーブルタイプの投影画像表示装置を想定すると、その高さにも限度があり、大きなミラーや画質低下を防ぐ配置等でデッドスペースが増えることも好ましくないので、図19に示すように、2枚のミラー23a、23bを使うことによる設計のメリットは極めて大きい。
なお、テーブルタイプの投影画像表示装置の構成は、そのスペースの狭さのため、カメラの光軸とスクリーン面とが垂直にはならずあおる可能性が非常に高く、ミラー面に付着する埃等による画質低下を防ぐための構成では、台形歪みが生じる。
この対策として上述したような、カメラレンズのシフト、チルトによる光学的補正方は有効であるが、このような場合は特別なレンズを使用するという問題もあり、台形歪みを避けるためにはカメラ側のあおり角を極力小さくする配置が望ましい。そのため、図19に示されるように、個別にミラー23a、23bを用いて配置の自由度を高くすることでカメラ11のあおりを小さくした構成をとることもできる。
なお、上記したスクリーン10は、カメラ11による撮像のため、基材が平滑面である必要があるが、以下のような実施の形態が考えられる。以下、スクリーン10の実施の形態を中心に、描画データ保存方法、描画データ保存装置及び投影画像表示装置の実施の形態について説明する。
(第1の実施形態)
図20及び図21は、背面投影表示装置の一例を示す図である。図20(a)、図21(a)は外観図であり、図20(b)、図20(b)は側断面図である。
図20に一例を示す、本実施形態の背面投影表示装置110は、画像を投影するスクリーン101と、画像をスクリーン101に投影するプロジェクタ102と、スクリーン101の背面後方からスクリーン101方向の被写体を撮影し、被写体の撮像を取得するデジタルカメラ103と、スクリーン101の背面101b後方に、スクリーン101の表示面101aに対して斜めに配置されたミラー105と、筐体104と、図示しないコンピュータ(以下、「PC」と称する。)と、により構成されている。
なお、プロジェクタ102及びデジタルカメラ103には、PCに接続されている。
プロジェクタ102の、画像が投影されるレンズ面102a及びデジタルカメラ103の、被写体を撮影するレンズ面103aは、何れもミラー105方向を向いており、プロジェクタ102から投影された光はミラー105で反射し、スクリーン101に垂直な方向に光路が向けられる。また、スクリーンの表示面101aに書き込まれた描画、あるいはスクリーンの表示面101aに接触する物体の接触面で反射もしくは透過した光は、ミラー105で反射し、デジタルカメラ103のレンズ103aで集光され、デジタルカメラ103に内蔵された固体撮像素子(例えばCCD撮像素子)で撮影され撮像データとなる。
PCは、表示画面を有し、所定のソフトウエア(画像表示手段に相当する。)を用いて生成された画像データ、カメラやスキャナ等の外部入力された画像データに基づいて表示面に画像を表示する一方、表示させた画像を表す画像データをプロジェクタ102に送り、その画像データにより、表示面に表示された画像の相似画像をプロジェクタ102からスクリーン101に投影することができる。なお、画像表示手段については後述する。
ここで、筐体104は、必ずしも縦置型である必要はなく、側面を上下にした横置型であってもよい。
また、本実施形態の背面投影表示装置110は、スクリーンの表示面に書き込まれる描画を撮影して描画データを取得するデジタルカメラ103を備えているが、デジタルカメラ103に代えて、例えばスクリーン101に書き込まれる描画から電磁的方法、あるいは赤外線による位置検出などにより描画データを取得することができる公知のデジタイザを備えることにしてもよい。
図21に示す、他の例の背面投影表示装置110は、テーブル型のもので、スクリーン101がテーブルの上面に水平に配置され、プロジェクタ102と、デジタルカメラ103とは共に、筐体の底部104bに、そのレンズ面102a,103aをスクリーン101に向けて配置されている。したがって、図21の背面投影表示装置110は、ミラー105が設けられていない。
図22及び図23は、本実施形態の背面投影表示装置に用いられるスクリーンを示す模式図である。
図22及び図23に示すように、本実施形態のスクリーン101は、透明なアクリル材により形成され、画像を表示する表示面101aに光を拡散させる拡散加工が施された拡散粒子層201と拡散加工が施されていないアクリル層202とを有する。拡散加工は、アクリル材表面に、光を拡散する微粒子を含む透明塗料を塗布することによりなされる。
図22(a)に示すように、拡散加工が施された本実施形態のスクリーン101の背面101b側からプロジェクタ102の光が投影されると、背面101bの拡散加工が施されていないアクリル層202を通過した光は、拡散粒子層201に至ると、図22(a)の破線で囲った部分を拡大した図22(b)に示すように、拡散粒子層201の拡散粒子により拡散される。したがって、スクリーン101の背面101b側から投影された画像を表示面101a側から観察する観察者は、観察位置に依存することなく投影された画像を観察することができる。
図23に示すように、スクリーン101の表示面101a側からスクリーン101に入射する光は、拡散粒子層201を経て、アクリル層202を通過し背面101b側へ進む際に、拡散粒子層201において、さまざまな角度から入射した光が散乱することによりムラがなくなり、背面101b側のデジタルカメラ103でスクリーンの背面101bを撮影すると、コントラストの高い画像が得られる。
ここで、表示面101aの拡散粒子層201には、透明な薄膜が貼付されている。さらに、この透明の薄膜には、反射防止膜がコーテイングされ、カメラに入射する光量を高める作用を果たしている。反射防止膜は、入射角が0度のとき、反射率が1%以下のものが好ましい。また、薄膜を含む膜厚は、プロジェクタから投影された光の透過率、書き込み情報のコントラスト等を考慮すると0.25mm以下にすることが好ましい。
このように、透明な薄膜が拡散粒子層201に貼付されているので、スクリーン101に投影された画像に重ね合わせてマーカで文字や図形などを書き込んだときに、書き込んだ文字や図形などを容易に消去することができる。また、反射防止膜がコーテイングされることにより、スクリーン面における光の反射が抑制され、周囲の背景の写り込みをなくし、投影された画像の視認性を向上させることができる。
本実施形態の背面投影表示装置は、このような構成のスクリーン101を用いるので、スクリーン101の表示面に書き込まれた描画(文字や図形など)はもとより、スクリーン101の表示面側に配置された物体についても、照らされた外光を利用して撮影することができる。すなわち、透過性の悪いものは影として、やや透過性のあるマーカなどは色のついた模様として撮影することができる。また、スクリーン101の表示面に重ね合わされた原稿は、外光を利用できないのでプロジェクタ102から単色を投影し、その光を照明光とすることにより撮影することができる。
本実施形態においては、アクリル表面に拡散粒子を塗布することにより拡散粒子層201を形成し、通過する光の拡散効果を得ているが、このような拡散粒子の塗布による方法は、生産性やコストの面で有利であるが、必ずしもこの方法に限定される必要はなく、アクリルを直接切削、研磨等による加工により拡散効果を得ることもできる。
またスクリーン101の透明な基材としては、加工性、コストの点からアクリルは好ましいが、これに限定される必要はなく、屈折率が空気に近く、透明なものであれば良い。
図24及び図25は、本実施形態の背面投影表示装置の画像表示手段を示す図である。
図24に一例を示す画像表示手段130は、デジタルカメラ103により取得された描画データのうち、スクリーン101に書き込まれた描画自体のものを抽出する画像抽出部131と、抽出された描画データを貼り付ける画像サイズ及び位置を決める画像取得部132と、画像取得部132により貼り付け位置などが決められた描画データを、生成された、または外部入力され投影ファイルに基づく画像データに貼り付けて合成データを作成するデータ付加部133と、デジタルカメラ103により、スクリーン101の表示面に書き込まれた描画を撮影する場合とスクリーン101に写った物体の影を撮影する場合と表示面に重ね合わされた原稿を撮影する場合とに応じてプロジェクタ102によりスクリーン101に投影される画像を照明光に切り替える切り替え手段134とを備えている。
切り替え手段134は、スクリーン101に重ね合わされた原稿をデジタルカメラ103で撮影する場合には、原稿面には外光が届かないため、画像の投影を停止し、プロジェクタ102から照明光を照射する。
画像表示手段130は、プロジェクタ102及びデジタルカメラ103に接続されるPCにインストールされ、例えばPCのアプリケーションプログラムを用いて生成された投影ファイル135に、デジタルカメラ103で撮影された描画データを貼り付けて、合成データを作成する機能を有するプログラムであり、作成された合成データにより、図25に示すように、プロジェクタ102からスクリーン101に、もともと投影されていた画像に描画データにより表わされる描画像210が貼付された合成画像が投影される。
図26に示す投影ファイルを作成するために用いたプログラムとしては、API(Aplication ProgramingInterface)が公開されている。したがって、デジタルカメラ103で撮影された描画データを、スクリーン101に投影されている、APIが公開されたプログラムを用いて作成された投影ファイルに基づく画像データに貼り付けるとともに、その投影された画像の投影ファイルの内部データとして保存することができる。
これにより、スクリーン101にもともと投影されていた投影ファイルに、描画データが貼り付けられ、それをスクリーン101上で確認できる上、描画データが括りつけられた状態の投影ファイルを保存することができるので、後に再編集することや、貼り付けた描画データを切り取ることなどが可能となる。
なお、デジタルカメラ103により撮影されるのは、必ずしも手書きされた描画である必要はなく、印刷された原稿であってもよく、紙資料の内容を描画データとしてとりこみ、電子資料とともにこれを利用することもできる。
図27に他の例を示す画像表示手段130は、デジタルカメラ103により取得された描画データのうち、スクリーン101に書き込まれた描画自体のものを抽出する画像抽出部131と、抽出された描画データを貼り付ける画像サイズ及び位置を決める画像取得部132と、画像取得部132により貼り付け位置などが決められた描画データを、ビットマップデータに変換された投影ファイルに貼り付けて合成データを作成するデータ付加部133と、カメラ103により、スクリーン101の表示面に書き込まれた描画を撮影する場合とスクリーン101に写った物体の影を撮影する場合と表示面に重ね合わされた原稿を撮影する場合とに応じてプロジェクタ102によりスクリーン101に投影される画像を照明光に切り替える切り替え手段134とを備えている。
切り替え手段134は、スクリーン101に重ね合わされた原稿をデジタルカメラ103で撮影する場合には、原稿面には外光が届かないため、画像の投影を停止し、プロジェクタ102から照明光を照射する。
本例では、APIが公開されていないプログラムで作成された投影ファイルの画像(文書)が投影されるため、仮想プリンタドライバ140により階層構造を有するファイルに一旦変換されたビットマップデータがデータ付加部133に入力される。なお、仮想プリンタドライバ140により変換されたビットマップデータが入力される点を除外すれば図24に示す画像表示手段130と同様である。
ここで、プリンタドライバは、通常、アプリケーションの印刷情報を紙に印刷するためのプログラムであるが、仮想プリンタドライバ140は、印刷情報を実際のプリンタ以外に画像として出力するためのプログラムである。したがって、アプリケーションが印刷機能を有している場合、出力先のドライバにこの仮想プリンタドライバ140を設定することによりファイルの情報は画像情報として出力される。
図28に示すように、APIが公開されていないプログラムで作成された投影ファイルの文書画像220は、仮想プリンタドライバ140により変換することにより、階層構造を有する画像ファイル230を作成することができる。
APIが公開されていないプログラムで作成された文書画像220は、印刷機能により、仮想プリンタドライバ140を通して階層構造の画像ファイルに展開される。なお、この画像ファイルには、任意の画像データを付加することできるので、アプリケーションに縛られることなく情報を付加することができる。
したがって、APIが公開されていないプログラムで作成された投影ファイルの場合には、図29示すように、スクリーン101にプロジェクタ102から投影されたファイルに重ねて、書き込みを行ったときは、書き込まれた描画をデジタルカメラ103で撮影し、取得された描画データから書き込まれた描画自体のデータを抽出し(上段)、仮想プリンタドライバ140を通して展開された階層構造の画像ファイル230に抽出された描画データを付加し、PCに文書画像220及び描画像210として重ね合わせて画面表示することができる(下段)。
図30に示す投影ファイルを作成するために用いるプログラムは、APIが公開されていないので、デジタルカメラ103で撮影された描画データを、スクリーン101に投影される投影ファイルの内部データとして貼り付けることができない。一方、スクリーン101に合成画像を表示するためにデータを合成すれば、合成された部分のデータは消失する。そこで、本例においては、投影ファイルを一旦仮想プリンタドライバ140でページごとの画像ファイルに変換し、変換された画像ファイルのうち描画データを貼り付けるページの上に、その描画データを重ねることによりもとの投影ファイルは失うことなく、描画データと変換された画像ファイルとをリンクさせ、括りつけられた状態で保存することができる。
このように、仮想プリンタドライバ140を通して階層構造のファイルを作成することにより、印刷機能をもつアプリケーションであれば、アプリケーション文書と、書き込まれた描画などの付加情報を、後に編集可能に管理することができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、第1の実施形態と較べて、背面投影表示装置110に用いられるスクリーン101の拡散加工が施された表示面の裏面側に接着剤により透明な平板部材が貼り付けられているなど、スクリーン101の構造は相違するが、それ以外の点は共通する。したがって、相違する、スクリーン101の構造などについて説明する。
先ず、はじめに、比較例として、背面側にフレネルレンズが設けられた、従来から用いられているスクリーン101の構造について説明する。
図31は、背面側にフレネルレンズが設けられた比較例のスクリーンの構造を示す概略図である。
図31に示すスクリーン101は、背面側から表示面側に向けて、フレネルレンズ152、拡散シート151、及び補強用のガラス150が層構造をなしている。光源153から背面側に投影された光は光量ムラを無くすため、異なる角度で入射した光はフレネルレンズ152により平行な光路155とされ、拡散シート151に投影され、表示面側から投影された画像が視認される。
このように、この構造のスクリーン101は、表示面側の観察者に対する投影画像の視認性を重視した構成になっている。したがって、このような構造のスクリーン101の背面側からスクリーン面を撮影した場合は、フレネルレンズ152の影響で、スクリーン101の表示面側の被写体はぼけたものになってしまう。また、光源153から投影された状態でデジタルカメラ103による撮影を行うと、例えば単色表示にすることによりデジタルカメラ103による撮影の補助光として用いた場合には、フレネルレンズ152面における投影光の反射光が干渉し撮影された画像にノイズが混入してしまう。
図32は、スクリーンの構造を説明する図であり、図32(a)は、接着剤により貼り合わせた構造、図32(b)は接着剤により貼り合わせない構造を示す。
背面画像投影装置の外観は、第1の実施形態において図20及び図21を用いて例示したのと同様である。特に、図21に示すテーブルタイプのものは、利用者が周囲を取り囲んで会議等を行う際に、スクリーン面に手をついたり、物を置いたりすることが考えられる。そこで、スクリーン面にはこれに耐えうる強度が必要となることや、プレゼンテーションや会議等で使うよう大型スクリーンにおいてはおのずと強度が必要な場合が多い。
したがって、表示面側の裏面に補強板を設ける必要があるが、単に補強板を取り付けた状態のときは、表示面を構成するアクリル部材と補強用アクリル部材の間には空気層が生じている。
図32において、スクリーンは、拡散加工が施された拡散粒子層201とアクリル層202とを有する、投影像が表示される表示面側の透明部材204と、投影像が投影される背面側の透明な平板部材205とからなる。
表示面側の透明部材204は、アクリル平板材の表面に拡散粒子が塗布されることにより拡散粒子層202が形成される。
また、表示面側の透明部材204及び背面側の平板部材205は共に透明な薄膜203、207が貼付され、その薄膜203、207には、反射防止膜がコーテイングされている。
なお、反射防止膜は、入射角が0度のとき、反射率が1%以下となるように設定されている。
表示面側の透明部材204と背面側の透明な平板部材205とが接着剤206により貼り合わされている構造のスクリーンは、表示面側の透明部材204及び背面側の透明部材205がアクリル材で、屈折率が、共に、例えば1.4のもので構成され、接着剤206の屈折率は、アクリル材の屈折率と同等か、あるいはそれ以上となるように材料が選択される。
例えば、接着剤として、アクリル系紫外線硬化接着剤を用いることができるが、必ずしもこれに限定されず、平板部材205に屈折率が近いものであって、硬化後の色が透明になる性質のものであればよい。
一般に、光は屈折率の高い物質から低い物質に進入する際に全反射を起こす。この性質から、図32(a)に示すように、スクリーンの前面から背面までにアクリル部材と空気との接触面が2面ある場合には、全反射が2面で生じ得る(1)、(2)。これでは、スクリーン前面から入射した外光が背面に到達する率が半減する。
しかし、アクリル部材の屈折率より高く、かつアクリル部材の屈折率に近い物質により表示面側の透明部材204と背面側の透明部材205とを接着することにより、第1の面境界での全反射はなくなるため(3)、(4)、背面に進入する光は、空気層がある場合に比べ増加し、スクリーン背面の光量が増加し、背面側からカメラで撮影したときの撮像のコントラストが高まる。
これにより、表示面側における被写体をスクリーンの背面側からカメラで撮影する場合に、より明度の高い、解像度の高い描画データを得ることができる。
また、背面側の透明部材205には、反射防止膜207がコーテイングされているので、プロジェクタから投影された光の反射が抑制され、カメラで、例えば書き込まれた文字等を撮影する場合の投影画像によるノイズを抑えることができる。
図33は、本実施形態のスクリーンに外光の写り込みを防止するため反射防止膜を施したときの光の透過特性を示す図であり、図33(a)は、ピークゲインを高くしたもの、図33(b)は、ピークゲインをやや高くしたもの、図33(c)は、ゲインをフラットにしたものを示す。
図33において、横軸は、観察者のスクリーン面を観察する角度、縦軸は、ゲインを表す。
このように、角度の異なる各種のテイント加工を施すことにより、プロジェクタから投影される画像の画質を低下させることなく、また良質な背面からの撮影画像を取得可能な、用途に応じたスクリーンを構成することができる。
本実施形態のスクリーンは背面側に補強板を備えているので、スクリーンのサイズを大きくすることが可能である。したがって、会議や、プレゼンテーション等における背面投影型ディスプレイ用として活用し、PCの電子資料をスクリーンに表示させる一方、スクリーンの表示内容に変更や追加がある場合は、スクリーンにホワイトボード感覚で水性マーカを用いて表示内容に重畳させて直接書き込みを行うことができる。
本実施形態のスクリーンは、表示面に、透明な薄膜が貼付されているので、ホワイトボード感覚でマーカを用いて容易に書込を行うと共に、後で消去することも容易にできる。また、投影画像をみながら重畳して書き込まれた描画を、背面からカメラで撮影し、書き込まれた情報を抽出して投影画像に貼り付け、貼り付けられた合成画像をスクリーンに投影して確認するとともに、書き込まれた描画情報を、もともとの投影ファイルのデータと括り付けて保存することや、後に編集することができる。
なお、本発明による描画データ保存方法は、スクリーンに投影された画像に重ね合わせて書き込まれた描画から取得された描画データを、画像を表す画像データに括り付けて保存する描画データ保存方法において、画像表示手段に入力された画像データによる画像をスクリーンに、該スクリーンの表示面とは反対側の背面後方からプロジェクタを用いて投影し、上記画像が投影された上記スクリーンの表示面に書き込まれた描画を、該スクリーンの上記背面後方からカメラを用いて撮影することにより描画データを取得し、上記画像表示手段に入力された前記画像データに、取得された前記描画データを貼り付け、貼り付けた合成データによる合成画像を前記スクリーンに、前記背面後方から前記プロジェクタを用いて投影すると共に、取得された該描画データを、該画像データに括り付けて保存することを特徴としてもよい。
このように、画像が投影されたスクリーンに書き込まれた描画をカメラで撮影して描画データを取得し、取得された描画データを、画像を表す画像データとマージした合成データを保存するので、描画データの管理が容易である。
また、本発明による描画データ保存装置は、スクリーンに投影された画像に重ね合わせて書き込まれた描画から取得された描画データを、画像を表す画像データに括り付けて保存する描画データ保存装置において、所定の画像データによる画像をスクリーンに、該スクリーンの表示面とは反対側の背面後方から投影するプロジェクタと、上記画像が投影された上記スクリーンの表示面側の被写体を、該スクリーンの上記背面後方から撮影して描画データを取得するカメラと、上記プロジェクタに、生成された画像データを送ると共に、上記カメラから、該カメラで取得された上記描画データが入力されたときは、該画像データに、入力された該描画データの全部又は一部を貼り付けた合成データを、該プロジェクタに送る画像表示手段と、を備え、上記画像表示手段は、上記描画データと上記画像データとを括り付けて保存することを特徴としてもよい。
このように、プロジェクタから投影する画像データに、カメラで撮影して取得した描画データの全部又は一部を貼り付ける画像表示手段を備えているので、貼り付けた合成データによる合成画像を確認し、保存することができる。
本発明による投影画像表示装置は、スクリーンと、該スクリーンの表示面とは反対側の背面後方から該スクリーンに画像表示手段から入力された画像データによる投影像を投影するプロジェクタと、該スクリーン方向の被写体を該背面後方から撮影し撮像データを取得するカメラとを備え、プロジェクタは、取得された該撮像データを該画像データに貼り付けた合成データによる投影像を該スクリーンに投影する投影画像表示装置であって、上記スクリーンは、光の拡散加工が施された上記表示面に透明な薄膜が貼付された透明な部材からなるものであり、上記カメラは、上記スクリーンの上記薄膜に消去自在に書き込まれた描画又は該スクリーンに接触する物体の接触面を撮影して上記撮像データを取得することを特徴としてもよい。
このように、スクリーンが拡散加工されると共に、透明な薄膜が貼付されているので、マーカによる書込や消去が容易である。
上記の描画データ保存方法や描画データ保存装置によれば、スクリーンに投影された画像データとスクリーンの表示面における物影や書き込まれた文字、図形に関する描画データとを括り付けて、編集可能な状態で保存することが可能である。
また、上記の投影画像表示装置によれば、スクリーンの表示面における投影画像の視認性を向上することが可能になるとともに、スクリーンの背面からスクリーンの表示面側の被写体を撮影するのに必要な光量を確保し、撮影により解像度の高いデータを取得することができる。
本国際出願は2005年6月30日に出願した日本国特許出願2005−192511号に基づく優先権を主張するものであり、2005−192511号の全内容を本国際出願に援用する。

Claims (10)

  1. 画像を表示する表示面と、
    画像を前記表示面に投影する投影手段と、
    前記投影手段と前記表示面の同一面側に配置される、前記表示面を撮像する撮像手段と、
    光を反射する反射面によって、前記投影手段の光路及び前記撮像手段の光路を変更する手段と
    を有し、
    前記撮像手段の光路と前記投影手段の光路とが前記変更する手段の反射面上で重ならないように前記撮像手段又は前記投影手段を配置し、且つ、前記投影手段の前記表示面に関して対称な位置が前記撮像手段の画角の範囲外となる位置に、前記撮像手段を配置すること
    を特徴とする投影画像表示装置。
  2. 画像を表示する表示面と、
    画像を前記表示面に投影する投影手段と、
    前記投影手段と前記表示面の同一面側に配置される、前記表示面を撮像する撮像手段と、
    光を反射する反射面によって、前記投影手段の光路及び前記撮像手段の光路を変更する手段と
    を有し、
    前記撮像手段の光路と前記投影手段の光路とが前記変更する手段の反射面上で重ならないように前記撮像手段又は前記投影手段を配置し、且つ、前記撮像手段の前記表示面に関して対称な位置が前記投影手段の画角の範囲外となる位置に、前記投影手段を配置すること
    を特徴とする投影画像表示装置。
  3. 前記変更する手段は、同じ筐体内に配置された前記投影手段と前記撮像手段とで、それぞれ異なる光路を変更する請求項1または2に記載の投影画像表示装置
  4. 前記変更する手段は、前記表示面を通過するように、前記投影手段の光路及び前記撮像手段の光路を変更することを特徴とする請求項1または2に記載の投影画像表示装置。
  5. 前記投影手段の光路を、前記表示面を通過するように変更する投影用変更手段と、
    前記撮像手段の光路を、前記表示面を通過するように変更する撮像用変更手段と
    を有することを特徴とする請求項1または2に記載の投影画像表示装置。
  6. 前記投影手段は、前記撮像手段で撮像された画像の歪みを補正した画像を前記表示面に表示することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の投影画像表示装置。
  7. 前記撮像手段は、該撮像手段が有するレンズをシフトあるいはチルトすることが可能であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の投影画像表示装置。
  8. 前記投影手段は、該投影手段が有するレンズをシフトあるいはチルトすることが可能であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の投影画像表示装置。
  9. 前記撮像手段は、前記表示面上に形成される書き込みや、前記表示面に接面している画像を撮影することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の投影画像表示装置。
  10. 前記投影手段の前記表示面における投影領域が前記撮像手段の撮像領域と略同一であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の投影画像表示装置。
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