JP4695354B2 - 炭素含有耐火れんが - Google Patents

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Description

本発明は主として混銑車、転炉、溶融還元炉、電気炉、取鍋などの溶融金属容器の内張り材として使用される炭素含有耐火れんがに関するものである。
炭素含有耐火れんがは、高融点の耐火原料とスラグに対して濡れにくい性質を持つ炭素により構成されているため、耐食性に優れていると共に高熱伝導性が炭素より優れており、上記の溶融金属容器などの様々な製鋼用精錬設備において使用されている。
しかし、炭素含有耐火れんがの使用条件は、近年、それらを適用する混銑車、転炉、ステンレス鋼溶製炉、二次精錬炉などにおける精錬温度の上昇、二次燃焼比率の上昇、さらには溶融還元やスクラップ溶解など、著しく過酷なものとなっている。
このような条件下において、炭素含有耐火れんがに必要とされる不可欠な特性は、スラグなどに対する高い耐食性と耐熱スポール性である。特に底吹き転炉の羽口れんがやノズルなど、加熱と冷却の繰り返しの激しい部位においては、このような炭素含有耐火れんがにおいてもスポーリングによる損傷が大きく、これが炉寿命の決定要因となっている場合がある。
また、炭素含有耐火れんがの耐酸化性や耐食性を向上させるために、Al、SiやAlMg等の金属を添加する場合があるが、こうした耐火物を内張りした溶融金属容器を繰り返し使用すると、れんがの稼働面側の表層部に迫り合い応力が発生し、稼働面表層の剥離が生じるスポーリング損傷によりれんがの損耗が大きくなる場合がある。
また、鋼へのカーボンの溶け込みや高熱伝導性による容器内での熱損失、鉄皮の変化などの問題点を克服するため、れんがの炭素含有量を低減する場合があり、耐熱スポール性の重要度はますます増大してくる。
耐熱スポール性を向上させる方法として、特開平5−301772号公報において、膨張黒鉛を使用することにより耐熱スポール性を向上する方法が示されているが、膨張黒鉛の使用により耐火物の強度が小さくなり、構造物としての強度不足により耐火物の破壊が生じ、損耗が大きくなる場合がある。特開昭58−204866号公報にはピッチ添加と耐熱スポール性の関係が、また、特公昭62−9553号公報にはカーボン質ファイバーの配合による耐熱スポール性向上効果が、また、特開昭62−56354号公報にはカーボンの粒度や添加量の調整による耐熱スポール性の向上が、さらには、特開平6−305824号公報及び特開平6−305825号公報には仮焼無煙炭の使用による耐熱スポール性の向上が開示されている。
特開平5−301772号公報 特開昭58−204866号公報 特公昭62−9553号公報 特開昭62−56354号 特開平6−305824号公報 特開平6−305825号公報
ところが、これらの公報に開示された手段は、れんがのかさ比重の低下や、低弾性率変化などによる組織の低強度化をもたらすことによって耐熱スポール性の向上が得られるものであるので、耐スラグ侵食性や溶鋼流に対する耐摩耗性を極端に低下させる可能性があり、これがれんがの耐用性を阻害する要因となり実際の使用上好ましくない。
本発明の目的は、上記のような過酷な条件下に対応して、耐熱スポール性と耐スラグ侵食性のバランスがとれ、充分な耐用性を有する炭素含有耐火れんがを提供することにある。
本発明の炭素含有耐火れんがは、炭素質原料および耐火性原料を含有する。炭素質原料は、粒径が2mm以下の粘結性を有する石炭粉末を含有する。石炭粉末の含有量は、当該石炭粉末を除く炭素質原料と耐火性原料との含量に対し外掛けで0.2〜10重量%である。石炭粉末を含む炭素質原料の含有量は1〜97重量%であり、耐火性原料の含有量は3〜99重量%である。また、この炭素含有耐火れんがは、成型後に、前記石炭粉末が炭化する温度より低い温度で熱処理してなることを特徴とする。
ここでいう粘結性を有する炭素とは、JIS1002による炭素分類の瀝青炭及び亜瀝青炭に属するもので、弱粘結性や強粘結性のものも含まれる。これらは一般には、固定炭素が50重量%以上、揮発分が14重量%〜50重量%程度のものである。
[作用]
本発明の粘結性を有する石炭粉末は、れんが中で加熱されると400℃程度から軟化をはじめ、温度の上昇に伴って徐々に液化し、高粘性の融液状態を経由して約1000℃で炭化する。軟化状態となることで、粘結性を有する石炭粉末が、炉の昇温時にれんが又は炉の構造体に発生する応力を吸収するので、れんがの耐熱スポール性が著しく向上する。また、炭化後の石炭は、揮発分のガス化によって内部に微細な気孔を有しており、れんがの弾性率を低減することによりれんがの耐熱スポール性が向上する。
本発明の粘結性を有する石炭粉末は、2mm以下の粉末を使用する。これは粒径が2mmを超えると、石炭の部分の耐食性が劣るため、れんがの局部的な溶損が大きくなり、好ましくないからである。
本発明の粘結性を有する石炭粉末の使用量は、0.2〜10重量%であり、好ましくは、0.5〜5重量%である。これは、粘結性を有する石炭粉末の使用量が0.2重量%未満であると耐熱スポール性の向上効果が無く、10重量%を超えるとれんが組織が粗雑になり、耐スラグ侵食性が著しく低下するからである。
炭素質原料は特に限定されないが、鱗状黒鉛、土状黒鉛、人造黒鉛、膨張黒鉛等の黒鉛やその粉砕物、石炭、カーボンブラック、ピッチ、コークス、メソフェーズカーボン、カーボンファイバーなどの炭素質原料が使用でき、できるだけ高純度のものが好ましい。炭素質原料の使用量は1〜97重量%であり、粘結性を有する石炭粉末もこれに含まれる。炭素質原料の使用量が1重量%未満ではスラグが浸透し易くなると共に耐熱スポール性が低下する。逆に97重量%を超えると酸化損耗が大きくなると共にれんが強度が低下する。炭素質原料の使用量は、さらに好ましくは3〜50重量%である。
耐火性原料は、一般に使用されている耐火性原料が使用でき、電融マグネシア、焼結マグネシア、天然マグネサイト、オリビン、ドロマイト、スピネル、酸化クロム、クロム鉱石、電融アルミナ、焼結アルミナ、電融ムライト、焼結ムライト、電融シリカ、電融ジルコニア、ジルコン、ボーキサイト、ばん土頁岩、シャモット、ろう石、けい石等の酸化物原料、炭化珪素、窒化珪素、窒化アルミニウム等の非酸化物原料等を各々単独あるいは2種以上を組み合わせて使用できる。これらの原料はできるだけ高純度・高かさ比重であることが好ましい。
本発明の炭素含有耐火れんがには酸化防止の目的で一般的に使用されているAl、Si、Mg、AlMg、AlSiなどの金属や、B4C、AlB2、CaB6、MgB2等のほう素化合物などの粉末を必要に応じて添加することができる。
本発明の炭素含有耐火れんがの製造方法は従来の製造方法と同じでよく、耐火性原料と炭素質原料に粘結性を有する石炭粉末を加え、必要に応じて金属粉末やその他既知の添加物を添加し、フェノール樹脂、ピッチ、タール等の炭素結合を形成する結合材を1〜15重量%好ましくは3〜8重量%加えて混練し、成形後100〜500℃好ましくは150〜400℃の熱処理をして製造する。このよに、製造された炭素含有耐火れんがは不焼成れんであるが、炭素含有耐火れんがを焼成れんがとする場合は、成型後の100〜500℃の熱処理に代えて、500〜1500℃好ましくは800〜1300℃の還元雰囲気下で焼成する。また、不焼成れんがおよび焼成れんがにピッチを含浸することもできる。
以上説明したように、本発明の粘結性を有する石炭粉末を含有することを特徴とした炭素含有耐火れんがは、優れた耐熱スポール性を示すことにより炉寿命が向上し、その工業的価値は大きい。
表1に示す10種の炭素含有耐火れんがを製造した。
このうち5種のれんが(実施例1〜5)は、本発明の炭素含有耐火れんがであり、それぞれに粘結性を有する炭素粉末(瀝青炭)が2〜5重量%含有されている。
この10種のれんがは、表1に示す粒度構成の耐火性原料と炭素質原料にフェノール樹脂、シリコン又はアルミニウムを加えて混練し、100MPaの圧力でプレス成型後200℃で10時間熱処理して製造されたものである。また、その物性(見掛気孔率、かさ比重、圧縮強さ)とスポーリング損傷指数、及びスラグ侵食指数も表1に示した。
スポーリング損傷指数は、高周波誘導路で溶融した1500℃の溶銑に40×40×230mmの試片を長さ方向の100mmまで100秒浸漬し、直後に20秒水冷するサイクルを5回繰り返した後の試片の230mm方向の超音波伝播時間と、このサイクルを行う前の試片の230mm方向の超音波伝播時間との変化率を示すのである。表1においては、各れんがの変化率は、比較例1のれんがの変化率を100として指数表示したもので、数値の大きいほどれんがのスポーリングによる劣化が大きいことを示している。
スラグ侵食指数は、転炉スラグ(CaO(重量%):SiO2(重量%)=3:1)または混銑車スラグ(CaO(重量%)/SiO2(重量%)=1:1)雰囲気にした回転炉スラグ内で、1750℃で3時間放置した後の10種の各れんがの断面積に対する、放置前の各れんがの断面積の比を示すものである。表1の各れんがのスラグ侵食指数は、比較例1の比を100として指数表示したものである。
表1の結果から、本発明の粘結性を有する石炭粉末(瀝青炭)を含有した炭素含有耐火れんが(表1の実施例1〜4のれんが)は、比較例1、3、4よりも、スポーリング損傷指数が小さく、耐熱スポーリング性が向上しており、実施例5のれんがも比較例5のれんがよりもスポーリング損傷指数が小さく、耐熱スポーリング性が向上している。
また、本発明の粘結性を有する石炭粉末(瀝青炭)を含有した炭素含有耐火れんが(実施例1〜4のれんが)は、粘結性のない無煙炭を使用した比較例3、ピッチを使用した比較例4、及び粘結性を有する石炭粉末(瀝青炭)を過剰に使用した比較例2よりも、スラグ侵食指数が小さく、耐食性の劣化が少ない。
さらに、本発明の実施例1と従来品の比較例1のれんがを転炉の内張りれんがとして使用し、この転炉で鉄を精錬したときのそれぞれのれんがの損耗度(れんがの厚みの変化量)を測定した。比較例1のれんがは、1回の精錬で厚みが1.0mm減少したのに対し、本発明品の実施例1のれんがは、0.4mmしか減少しておらず、この実験結果から、れんがに瀝青炭を含有させることで、れんがの耐用性が大幅に向上することが証明された。

Claims (3)

  1. 炭素質原料および耐火性原料を含有する炭素含有耐火れんがであって、
    前記炭素質原料は、粒径が2mm以下の粘結性を有する石炭粉末を含有し、
    前記石炭粉末の含有量は、当該石炭粉末を除く前記炭素質原料と前記耐火性原料との含量に対し外掛けで0.2〜10重量%であり、
    前記石炭粉末を含む前記炭素質原料の含有量は1〜97重量%であり、
    前記耐火性原料の含有量は3〜99重量%であり、
    成型後に、前記石炭粉末が炭化する温度より低い温度で熱処理してなることを特徴とする炭素含有耐火れんが。
  2. 前記粘結性を有する石炭粉末が、粘結性を有する瀝青炭粉末である、請求項1記載の炭素含有耐火れんが。
  3. 請求項1または2記載の炭素含有耐火れんがを、前記石炭粉末が炭化する温度以上の温度で熱処理する工程を有する、炭素含有耐火れんがの使用方法。
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