JP4694726B2 - シャッタ用レール - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、工作機械用を始め、車庫用、倉庫用等に広く利用されるシャッタであって曲り部を有したシャッタ用レールに関し、この曲り部における強度を確保する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、図6に示すシャッタには、スラット4をスライド自在に保持した略U字状の一対のシャッタ用レールLが用いられている。スラット4は、長方形状のプラスチック板41の両端に円筒状の内ヒンジ42と外ヒンジ43を固定させたものであり、このスラット4同士の内ヒンジ42と外ヒンジ43とが組み合わされた状態でシャッタの扉が形成される(図7を参照。)。シャッタ用レールLは、アルミニウム材等からなり、H字状の直線状のガイドレール200と、このガイドレール200と連結されて曲り部Rを構成する円弧状のカーブ部材100とを備える。また、シャッタ用レールLの外側には、補強用フレームFが取り付けられる。
【0003】
カーブ部材100は、図7に示すように、円弧状に曲げた一対のT字部材101,102からなり、これらT字部材101,102をH字状のガイドレール200に沿わせて当て板300をネジ止めすることによって連結される。これによって、シャッタの曲り部Rでもスラット4の両端部がスライド自在に保持される。
【0004】
そして、このシャッタの扉を開閉させるときは、取っ手Tを握ってスラット4を可動させると、上記カーブ部材100で構成された曲り部Rにおいてスラット4はヒンジ42,43を起点に屈曲された状態でスムーズに可動される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記カーブ部材100は二つのT字部材101,102を一対にして構成するため、シャッタ用レールLの曲り部Rの強度が弱い。そのため、上記補強用フレームFを取外すと、曲り部Rでのよじれ、撓み等が大きくなってそれ自体で自立できなくなるという問題があった。特にシャッタ用レールLが大きくなればなる程、曲り部Rでのよじれ、撓み等が大きくなってしまう。
また、補強用フレームFの取り付け工数が必要となり、コストも高く付いてしまう。
【0006】
一方、上記補強用フレームFが不要となる程度に上記T字部材101,102の厚み方向の断面積を大きくし剛性を付けることが考えられる。しかし、T字部材101,102の断面積を大きくすると、二次加工の際、きれいに円弧状に曲らなかったり、当て板300を取り付けるバーリング孔がきれいに仕上がらなかったり等し、そのため、ガイドレール200とのつなぎ目に段差が生じてスラット4がスムーズに可動されなくなる。また、T字部材101,102のコストも高く付いてしまう。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑みてなされ、曲り部を有したシャッタ用レールにおいて、スラットの可動に支障を来たすことなく曲り部における強度を確保し、補強用フレームを不要とすることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るシャッタ用レールは、
シャッタにおけるスラットの両端部をスライド自在に保持する一対のレールであって、直線状のガイドレールに円弧状のカーブ部材を連結させた曲り部を有するシャッタ用レールにおいて、
上記ガイドレールは、カーブ部材連結端面に連結具を取り付け可能とし、
上記カーブ部材は、一つの部材で構成され、ガイドレール連結端面近傍の円弧状面に切欠き部を設けると共に、この切欠き部に連続してガイドレール連結端面と平行な受面を形成し、更にこの受面とガイドレール連結端面とを貫通する貫通孔を設け、
上記ガイドレールと上記カーブ部材とを各々の連結端面同士を突き合わせた状態で、上記連結具を上記カーブ部材の貫通孔に通して固定させる構成とし、
上記ガイドレールのカーブ部材連結端面または上記カーブ部材のガイドレール連結端面に凸部を設けると共に、上記カーブ部材のガイドレール連結端面または上記ガイドレールのカーブ部材連結端面に上記凸部と嵌合する凹部を設け、
上記凸部および上記凹部は、複数設けられており、これら凸部と凹部の嵌合部分における各凸部間のピッチが各凹部間のピッチより嵌合可能な範囲で大きく配置されたことを特徴とするものである。
【0009】
上記シャッタ用レールによれば、連結具をカーブ部材に直接設けた貫通孔に通して固定させるので、カーブ部材とガイドレールとの連結を強固にできる。そして、カーブ部材は、一つの部材で構成されるので、従来の如く円弧状に曲げた二つのT字部材を一対に構成したものと比べてそれ自体の強度を確保できる。したがって、ガイドレールにカーブ部材を組み付けた状態での曲り部の強度が強くなる。
また、カーブ部材とガイドレールとの連結を、連結具を固定することで行えるので、この連結作業も簡単に行うことができる。
【0010】
また、上記ガイドレールのカーブ部材連結端面または上記カーブ部材のガイドレール連結端面に凸部を設けると共に、上記カーブ部材のガイドレール連結端面または上記ガイドレールのカーブ部材連結端面に上記凸部と嵌合する凹部を設けるので、ガイドレールとカーブ部材の連結時に凸部と凹部との当接によってこれら部材の位置合わせを簡単かつ高精度に行うことができる。また、凸部と凹部との嵌合によってガイドレールとカーブ部材のつなぎ目での回り止めができる。
【0011】
また、上記凸部および上記凹部は、複数設けられており、これら凸部と凹部の嵌合部分における各凸部間のピッチが各凹部間のピッチより嵌合可能な範囲で大きく配置されているので、ガイドレールとカーブ部材との連結の際に各凸部が各凹部内に無理やり押し込められて行き、ガイドレールとカーブ部材のセンタリングが高精度に行われる。
【0012】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係るシャッタ用レールによると、曲り部での強度が強くなるので、例え大きなシャッタ用レールとしても補強フレームを用いることなく安定して自立させることができる。また、カーブ部材とガイドレールとの連結を連結具を固定することで行えるので、シャッタ用レールの組立てが非常に容易となり、しかも、組立て作業の容易化や補強フレームに関わる部材点数の減少等に伴って低コスト化も実現できる。
【0013】
また、凸部と凹部によってガイドレールとカーブ部材との位置合わせ作業が簡単かつ高精度に行える。また、これら凸部と凹部との嵌合によってガイドレールとカーブ部材の回り止めができるので、連結時においてはボルト締め付け等の連結作業が容易となり、また、立設状態においてはつなぎ目のよじれ等が防止される。
【0014】
更に、ガイドレールとカーブ部材のセンタリングが高精度に行われるので、これら部材のつなぎ目に段差を生じさせることがなく、スラットをスムーズに可動させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を添付図面を参照しながら説明する。
この実施の形態によるシャッタ用レールは、図6に示すような、曲り部Rを有したシャッタに適用され、一対のシャッタ用レールL間にはスラット4がスライド自在に保持されている。なお、この実施の形態では、従来のような外側の補強用フレームFは取り付ける必要がない。
【0016】
上記スラット4は、従来と同様に、長方形状のプラスチック板41の両端に円筒状の内ヒンジ42と外ヒンジ43を固定させたものであり、このスラット4同士の内ヒンジ42と外ヒンジ43を組み合わせた状態で両端部がシャッタ用レールLのレール溝内に保持されてシャッタの扉を構成する(図1等を参照。)。
【0017】
上記シャッタ用レールLは、アルミニウム材等からなり、略U字状に形成された一対のレールであり、直線状のガイドレール2と、円弧状のカーブ部材1とを備える。また、背面部の一対のガイドレール2には、サイドフレームXが架け渡して取り付けられており、スラット4がこれより下方へ移動するのを防いでいる。そして、このシャッタ用レールLは、枠状の土台フレームD上に載置固定されている。なお、このシャッタ用レールLを車庫用や倉庫用等に適用する場合は土台フレームDを配置させることなく地面等に直接アンカーボルトで固定させるようにしてもよい。
【0018】
直線状のガイドレール2は、シャッタの前面部、上面部および背面部の三箇所に用いら、このシャッタ用レールLのストレート部を構成する。また、円弧状のカーブ部材1は、シャッタの上部における前側と後側の二箇所に配置され、上面部のガイドレール2と前面部および背面部のガイドレール2との連結に用いられ、このシャッタ用レールLの曲り部Rを構成する。
【0019】
上記ガイドレール2は、図1、図2に示すように、四角柱の各面にそれぞれ凹溝24〜27が長さ方向に連続形成された断面H字状に形成されている。これらの凹溝24〜27のうちの一つがレール溝24となり、一対に並設されたもう一方のガイドレール2のレール溝24と対向されてスラット4の両端部をスライド自在に保持する。残りの前側凹溝25、外側凹溝26、および後側凹溝27は、シャッタの閉鎖時の衝撃を緩和させる部材をスライド自在に保持させたり、あるいは適宜に付属の部材を連結させるためのナット等を挿入固定させる等のために用いられる。このような全体形状は、アルミニウムの押出し成形等で作製される。
【0020】
また、このガイドレール2は、カーブ部材1が連結されるカーブ部材連結端面21の中心にはネジ孔22が設けられ、更に、このカーブ部材連結端面21の四隅には大きな四角形形状の凹部23がそれぞれ設けられている(図2を参照。)。これら凹部23は、このガイドレール2を押出し成形で作製すると同時に形成されるので、ガイドレール2の長手方向に連続貫通した孔となっている。ただし、本発明においては、凹部23はこのような連続貫通した孔に限らず、底のある凹溝状のものでもよい。
【0021】
上記カーブ部材1は、アルミニウムの鋳造等で作製され、図1〜図3に示すように、四角柱の各面にそれぞれ凹溝14〜17が長さ方向に連続形成された断面H字状に形成されると共に、シャッタの曲り部Rに対応して全体が円弧状に屈曲形成されている。これらの凹溝14〜17のうちの一つがレール溝14となり、一対に並設されたもう一方のカーブ部材1のレール溝14と対向されてスラット4の両端部をスライド自在に保持する。残りの前側凹溝15、外側凹溝16、および後側凹溝17は、適宜に付属の部材を連結させるためのナット等を挿入固定させる等のために用いられる。
【0022】
そして、このカーブ部材1は、円弧状面の外側に設けた前側凹溝15において、上記ガイドレール2が連結されるガイドレール連結端面11近傍の円弧状面に切欠き部18が設けられると共に、この切欠き部18に連続してガイドレール連結端面11と平行な受面19が形成されている。更には、この受面19とガイドレール連結端面11とを貫通し上記ガイドレール2のネジ孔22と略一致する位置に貫通孔12が設けられている。なお、このカーブ部材1は、図3中に点線で示すように、反対側のガイドレール連結端面11においても同様に切欠き部18、受面19、および貫通孔12が設けられている。そして、連結具としてのボルト3を、上記受面19側から貫通孔12に通して上記ガイドレール2のネジ孔22に締め付け固定し、これによってこのカーブ部材1がガイドレール2に連結される。
【0023】
また、このカーブ部材1は、ガイドレール連結端面11の四隅に、ガイドレール2のカーブ部材連結端面21に設けられた各凹部23の一部分と嵌合する凸部13がそれぞれ設けられている(図2、図3を参照。)。これら凸部13を凹部23に当接させることで、連結時の位置合わせが簡単かつ高精度に行える。また、上記凸部13と上記凹部23との嵌合によってガイドレール2とカーブ部材1のつなぎ目での回り止めがなされる。
【0024】
また、上記凸部13は、上記凹部23との嵌合部分における各凸部間のピッチが各凹部間のピッチより嵌合可能な範囲で大きく配置されている。すなわち、各凸部13は、円錐状の山形に形成されてその先端より太い根元で上記凹部23の隅部と強固に嵌合されるようになっており、隣接する凸部13間の根元のピッチが同じく隣接する凹部23間の隅部のピッチより大きく配置されている。これによって、カーブ部材1とガイドレール2とを連結させる際に上記各凸部13が各凹部23内に無理やり入り込むようにされている。そのため、カーブ部材1とガイドレール2との連結に際してカーブ部材1とガイドレール2のセンタリングが高精度に行われ、これら部材のつなぎ目に段差を生じさせることがなく、スラットをスムーズに可動させることができる。また、凸部13と凹部23との嵌合状態を強くすることができるので、つなぎ目における回り止め効果を一層確実にすることができる。
【0025】
次に、シャッタ用レールの組み立て手順の一例を簡単に説明する。以下の説明は、主に図2を参照する。
まず、カーブ部材1とガイドレール2を各々のレール溝14,24が揃う方向にその端面11,21同士を対接させ、各凸部13と各凹部23とが当接されるように突き当てる。このように各凸部13と各凹部23とが当接されるように突き当てることで、カーブ部材1とガイドレール2との位置合わせ作業が簡易にかつ高精度に行える。
【0026】
次いで、この突き当て状態で、上記カーブ部材1の受面19側から貫通孔12にボルト3を通し、このボルト3を上記ガイドレール2のネジ孔22に締め付けて行く。すると、カーブ部材1とガイドレール2とが密着して行くと共に上記各凸部13が上記凹部23の隅部に沿って案内されこの凹部23内に無理やり入り込んで行く。この際、上記凸部13が上記凹部23に入り込むことで、カーブ部材1とガイドレール2とのつなぎ目での回り止めがなされるから、ボルト3の締め付け作業も非常に容易となる。
【0027】
そして、このボルト3を締め付け固定することによってカーブ部材1とガイドレール2とが確実かつ強固に連結されると同時に、上記凸部13が上記凹部23内に無理やり入り込んで嵌合される。このように上記凸部13が上記凹部23内に無理やり入り込むことによって、カーブ部材1とガイドレール2のセンタリングが高精度に行われ、これら部材のつなぎ目に段差を生じさせることがない。しかも、上記凸部13と上記凹部23との嵌合によってカーブ部材1とガイドレール2とのつなぎ目での回り止めが強固に行われる。なお、上記凸部13と上記凹部23とは、四隅にそれぞれ設けられることで、上記回り止め作用を果たすうえでより有効である。
【0028】
以上ようにして、前面部と上面部のガイドレール2間、および背面部と上面部のガイドレール2間にそれぞれカーブ部材1を連結させると、曲り部Rを有して略U字状に構成するシャッタ用レールLが組み立てられる。
なお、シャッタとするには、この略U字状のシャッタ用レールLを一対揃え、土台フレームD上にレール溝同士を対向させて載置固定し、スラット4を取り付けるとよい。
【0029】
以上のように、上記実施の形態によるシャッタ用レールLによれば、ボルト3がガイドレール2とカーブ部材1の長さ方向である連結方向に締め付け固定されるので、カーブ部材1とガイドレール2との連結を強固にできる。そして、カーブ部材1は、一つの部材で構成されるので、従来の如く円弧状に曲げた二つのT字部材101,102を一対に並設し構成したもの(図7を参照。)と比べてそれ自体の強度を確保できる。したがって、ガイドレール2にカーブ部材1を連結させた状態では曲り部Rでの強度が強くなるから、例え大きなシャッタ用レールLとしても補強フレームFを用いることなく安定して自立させることができる。
【0030】
また、ガイドレール連結端面11の凸部13とカーブ部材連結端面21の凹部23との嵌合によってカーブ部材1とガイドレール2とのつなぎ目部分での回り止めがなされるので、連結時においてはボルト3の締め付け作業が容易となり、また、立設状態においてはつなぎ目のよじれや撓み等が防止される。しかも、上記凸部13が上記凹部23内に無理やり入り込んで行って嵌合されるので、当該シャッタ用レールLのセンタリング性を良くすることができ、つなぎ目に段差を生じさせることがなく、スラット4をスムーズに可動させることができる。加えて、上記凸部13が上記凹部23内に無理やり入り込むからこれらによる嵌合が強固であるので、つなぎ目部分での回り止め作用が一層強くかつ確実になるから、立設状態におけるつなぎ目のよじれ等が一層確実に防止されシャッタ用レールLの自立安定性が一層増す。
【0031】
なお、本発明に係るシャッタ用レールは、上記実施の形態に限らず、種々の変更が可能である。
例えば、図4に示すように、ガイドレール2のカーブ部材連結端面21において予めネジ軸31を取り付け固定しておき、このネジ軸31をカーブ部材1の貫通孔12に通して受面19から切欠き部18に露出させ、この露出したネジ軸31をナット32で締め付け固定するようにしてもよい。
【0032】
また、カーブ部材やガイドレールの断面形状は任意であり、例えば、図5に示すように、カーブ部材1aおよびガイドレール2aともにレール溝14a,24aを設けたコ字状部材で構成するようにし、この場合、カーブ部材1aは、ガイドレール連結端面11a近傍の外側円弧状面151に切欠き部18aを設けると共に、この切欠き部18aに連続してガイドレール連結端面11aと平行な受面19aを形成し、一方、ガイドレール2aは、カーブ部材連結端面21aの中心にネジ孔22aを設け、上記実施の形態と同様にボルト3でこれらカーブ部材1aおよびガイドレール2aを連結させるようにしてもよい。
【0033】
また、上記凸部13は、図2等に示すような円錐状の山形に限らず角推状、柱状等任意の形状にしてもよい。例えば、凸部13を根元から先端までが寸胴に形成される柱形状とし、嵌合可能な範囲で隣接する凸部13のピッチが同じく隣接する凹部23の隅部間のピッチより大きく配置されるようにしてもよい。
また、上記凹部23は、図2等に示すような凸部13より遥かに大きい孔に限らず、凸部13と略同形の孔としてもよし、また、形状も図2等に示すような四角形に限らず丸形、三角形等任意の形状にしてもよい。
【0034】
さらには、上記凸部13と上記凹部23は、四つずつ設けるが、その形成数や形成位置等も任意に決定してよい。
さらにまた、上記凸部13をガイドレール2のカーブ部材連結端面21側に設け、上記凹部23をカーブ部材1のガイドレール連結端面11側に設けるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態によるシャッタ用レールの曲り部を拡大して示す斜視図である。
【図2】カーブ部材とガイドレールの連結部分における構造を示す模式図である。
【図3】カーブ部材の構造を示す一部断面図である。
【図4】他の実施の形態によるシャッタ用レールの、カーブ部材とガイドレールの連結部分における構造を示す模式図である。
【図5】さらに他の実施の形態によるシャッタ用レールの、カーブ部材とガイドレールの構造を示す模式図である。
【図6】シャッタの全体構成を示す斜視図である。
【図7】従来のシャッタ用レールの、カーブ部材とガイドレールの連結部分における構造を示す模式図である。
【符号の説明】
1 カーブ部材
2 ガイドレール
3 ボルト(連結具)
4 スラット
11 ガイドレール連結端面
12 貫通孔
13 凸部
14,24 レール溝
15,25 前側凹溝
16,26 外側凹溝
17,27 後側凹溝
18 切欠き部
19 受面
21 カーブ部材連結端面
22 ネジ孔
23 凹部
31 ネジ軸(連結具)
32 ナット(連結具)
F 補強フレーム
L シャッタ用レール
R 曲り部

Claims (1)

  1. シャッタにおけるスラットの両端部をスライド自在に保持する一対のレールであって、直線状のガイドレールに円弧状のカーブ部材を連結させた曲り部を有するシャッタ用レールにおいて、
    上記ガイドレールは、カーブ部材連結端面に連結具を取り付け可能とし、
    上記カーブ部材は、一つの部材で構成され、ガイドレール連結端面近傍の円弧状面に切欠き部を設けると共に、この切欠き部に連続してガイドレール連結端面と平行な受面を形成し、更にこの受面とガイドレール連結端面とを貫通する貫通孔を設け、
    上記ガイドレールと上記カーブ部材とを各々の連結端面同士を突き合わせた状態で、上記連結具を上記カーブ部材の貫通孔に通して固定させる構成とし、
    上記ガイドレールのカーブ部材連結端面または上記カーブ部材のガイドレール連結端面に凸部を設けると共に、上記カーブ部材のガイドレール連結端面または上記ガイドレールのカーブ部材連結端面に上記凸部と嵌合する凹部を設け、
    上記凸部および上記凹部は、複数設けられており、これら凸部と凹部の嵌合部分における各凸部間のピッチが各凹部間のピッチより嵌合可能な範囲で大きく配置されたことを特徴とするシャッタ用レール。
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