JP4693274B2 - 生ゴミ処理装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、家庭の台所等から出された生ゴミを処理する生ゴミ処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、生ゴミ処理装置としては、例えば特開平3−110099号公報記載のものに見られるように、台所のシンク底部に形成された投入口に投入した生ゴミをディスポーザによって粉砕した後、この粉砕した粉砕生ゴミを脱水スクリーン内の下部に導入し、脱水スクリーン内に設けられた搬送スクリューにより当該脱水スクリーンの上方に搬送しながら脱水し、脱水スクリーンの上端部に形成された排出口から外部に排出する一方、脱水した水を排水口から排水するものが提供されている。
【0003】
そして、脱水されて排出口から排出される粉砕生ゴミは、処理装置に搬入され、この処理装置内において所定の温度に加熱されるとともに、空気の供給と攪拌作用により分解されて減量化されるようになされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の処理装置は、脱水されて排出口から排出される粉砕生ゴミを処理槽に受入れ、この処理槽内で粉砕生ゴミを加熱・攪拌しながら分解するようになされていた。従って、処理槽内には水分を脱水するものの幾分かの水分を含んだ粉砕生ゴミが常時混入されるので、粉砕生ゴミ全体を十分に乾燥をさせることができないとともに、排出口から排出された状態のままで粉砕生ゴミを攪拌することから、十分な減容効果を得ることができないという問題があり、この結果、処理槽で処理した粉砕生ゴミを排出する回数が頻繁になり、手間がかかっていた。
【0005】
本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、粉砕生ゴミを十分に乾燥させた状態で収容するとともに、粉砕生ゴミを効率良く減容することのできる生ゴミ処理装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明の生ゴミ処理装置は、周面に複数の脱水孔が形成された筒状の脱水スクリーンが立設され、上記脱水スクリーンの下端部には粉砕手段により粉砕された粉砕生ゴミが導入される導入口が形成されるとともに、脱水スクリーン内には搬送スクリューが駆動手段により回転自在に配置され、上記導入口から脱水スクリーン内に導入された粉砕生ゴミを上記搬送スクリューを回転させることにより上方に搬送しながら脱水して脱水スクリーンの上端に設けられた排出口から処理装置に排出する一方、脱水した水を排水口から排水するように構成された生ゴミ処理装置において、前記処理装置は、一端部に脱水した粉砕生ゴミを内部に受け入れる受入口を備え、周面に複数の通孔を有して前記駆動手段により前記搬送スクリューとともに回転駆動される回転ドラムと、回転ドラムの下方に設けられ当該回転ドラム内から通孔を通じて外部に排出される粉砕生ゴミを収容する収容箱と、回転ドラム内の粉砕生ゴミを加熱する加熱手段とを備える一方、回転ドラムの底部に回転ドラム内から滴下する水分を受ける水受け部材が近接配置されたものである。
【0007】
請求項2に係る発明の生ゴミ処理装置は、前記回転ドラム内には、粉砕生ゴミをさらに細かく粉砕する細粉砕手段が収容されるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0009】
図1は本発明の生ゴミ処理装置の概略構成を示している。
【0010】
図1において1は、家庭などの台所に設置されたシンクであって、このシンク1の底部適所に投入口11が設けられている。
【0011】
シンク1の上縁部適所には、このシンク1内に水を注水するための注水器12が設置されている。
【0012】
前記投入口11の下方には、この投入口11に投入された生ゴミを細かく粉砕する粉砕手段としてのディスポーザ2が連設されており、粉砕モータ21の駆動によりこのディスポーザ2で生ゴミを粉砕する。
【0013】
ディスポーザ2は、フレキシブルパイプなどで形成される連通路22を通じて脱水スクリーン3の下端部に形成された導入口31に連通されており、ディスポーザ2で粉砕された粉砕生ゴミが前記注水器12から放出される水とともに上記導入口31を通じて第1脱水スクリーン3内に導入される。
【0014】
第1脱水スクリーン3は、図2及び図3に示すように第1仕切板4により脱水側室41と排水側室42とに仕切られた当該脱水側室41に立設された状態で配置されている。この第1脱水スクリーン3は、筒状に形成されるとともに、その周面には脱水側室41にのみ脱水した水を排出するための複数の脱水孔32が形成されている。
【0015】
前記第1脱水スクリーン3内には、第1搬送スクリュー5が回転自在に設けられている。第1搬送スクリュー5は、軸部51と、この軸部51に螺旋状に形成されたスクリュー部52とで構成されており、軸部51が第1脱水スクリーン3の軸芯と同軸上に上下方向に配置されている。
【0016】
スクリュー部52の先端は、第1脱水スクリーン3の内壁に内接もしくはこの内壁との間に僅かなクリアランスもって配置されている。また、第1脱水スクリーン3の底部から貫通配置された軸部51の下端には、駆動手段としての搬送モータ53が接続されており、この搬送モータ53により第1搬送スクリュー5が正逆方向に回転され、搬送スクリュー5の正回転により第1脱水スクリーン3内に導入された粉砕生ゴミをスクリュー部52の上面を通じて上方に搬送するように構成されている。
【0017】
また、前記第1脱水スクリーン3の上端開口は、装置本体の上面Aで上方から押さえ付けられた形で閉塞されており、前記導入口31と対称位置となる第1脱水スクリーン3の上端部には排出口33が形成されている。排出口33は、搬送スクリュー5により上方に搬送ながら脱水された粉砕生ゴミを外部に排出するための開口であり、図4に示すように所定の開口幅Lを有している。この排出口33の左右両側には排出された粉砕生ゴミを後述するシュート9aに導く一対のガイド片34、34が設けられている。
【0018】
一方、第1搬送スクリュー5の上端には、図4に示すように平面から見て山状の突起部55が軸部51と一体的に設けられ、この突起部55の頂部が第1脱水スクリーン3の上端部の内壁を摺接するようになされている。
【0019】
従って、第1搬送スクリュー5の回転に伴い突起部55が第1脱水スクリーン3の上端部の内壁を摺接しながら回転することで、当該突起部55によって粉砕生ゴミを排出口33を通じて外方に強制的に排出させることができる。
【0020】
前記第1仕切板4には脱水側室41と排水側室42とを連通する図示しない連通口が形成されており、この連通口に排水側室42に配置された第2脱水スクリーン6の導入口(図示省略)が接続されている。つまり、前記第1搬送スクリュー5により粉砕生ゴミを上方に搬送する際に脱水作用によって当該粉砕生ゴミから分離されて脱水側室41の底部に溜まった水は、連通口を通じて第2脱水スクリーン6に導かれることになる。
【0021】
第2脱水スクリーン6は、前記第1脱水スクリーン3と同様に筒状に形成されており、周面には脱水した水を排水側室42に排出するための複数の脱水孔61が形成されるとともに、周面の下端部に前記導入口が形成されている。
【0022】
第2脱水スクリーン6の上端開口は、第1脱水スクリーン3と同様に装置本体の上面Aで上方から押さえ付けられた形で閉塞されており、その上端部には図4に示すように排出口62が形成されている。排出口62は、後述する第2搬送スクリュー7により上方に搬送ながら脱水された固形分を前記第1脱水スクリーン3の排出口33を通じて外部に排出するための開口であり、連通路63を介して第1脱水スクリーン3の上端部に連通されている。
【0023】
連通路63は、排出口62から排出された固形分が第1脱水スクリーン3側に円滑に搬送されるように幅広になされており、平面から見て一側面63aが湾曲状に膨出した形状に形成されている。
【0024】
第2脱水スクリーン6内には、第2搬送スクリュー7が回転自在に設けられている。第2搬送スクリュー7は、軸部71とこの軸部71に螺旋状に形成されたスクリュー部72とで構成されており、軸部71が第2脱水スクリーン6の軸芯と同軸上に上下方向に配置されている。
【0025】
スクリュー部72の先端は、第2脱水スクリーン6の内壁に内接もしくはこの内壁との間に僅かなクリアランスもって配置されている。
【0026】
一方、第2搬送スクリュー7の上端には、図4に示すように平面から見て山状の突起部73が軸部71と一体的に設けられ、この突起部73の頂部が第2脱水スクリーン6の上端部の内壁を摺接するようになされている。
【0027】
また、第2脱水スクリーン6の底部から貫通配置された軸部71の下端は、前記第1搬送スクリュー5の軸部51の下端部と伝達手段8を介して連繋されている。伝達手段8は、例えば各軸部51、71に一体に設けられたスプロケット81、82と、これらスプロケット81、82に巻回されたチェーン83とから構成されている。
【0028】
従って、搬送モータ53が第2搬送スクリュー7の駆動も担っており、搬送モータ53により第1搬送スクリュー5を回転駆動させることで、当該第1搬送スクリュー5と同期して第2搬送スクリュー7も回転駆動することになる。
【0029】
さらに、排水側室42には、当該排水側室42に溜まった水を外部に排水する排水口43が形成されている。排水口43は、上記脱水により分離された水が所定の水位を越えた際に当該排水口43を通じて排水されるオバーフロー式のもので、排水口43に接続された排水管44を通じて図示しない排水溝などの外部に排水される。
【0030】
そして、排水側室42内は、第2仕切板45により上記排水口41が配置された空間部42aと第2脱水スクリーン6が配置された空間部42bとに区画されている。第2仕切板45の下端は、排水側室42内の底部に溜まった水に常時水没されており、これによって空間部42a側は空間部42b側と完全に密閉された状態になされている。
【0031】
さらに、前記排出口33と対峙する側部には、脱水された粉砕生ゴミを分解処理する処理装置9が配置されており、脱水された粉砕生ゴミは排出口33からシュート9aを滑り落ちて処理装置9に導かれる。
【0032】
処理装置9は、排出口33から排出される粉砕生ゴミを内部に受入れる回転ドラム91と、該回転ドラム91の下方に設けられた収容箱98とを備えている。
【0033】
回転ドラム91は、図5に示すように、回転軸92aにより回転自在に支持されたドラム本体部92と、ドラム本体部92の両端部を被覆する非回転のカバー材93、94とで構成されている。
【0034】
ドラム本体部92は、その周面全体に複数の通孔92bが形成されてなり、例えばメッシュ部材やパンチングメタルなどによって製作されている。
【0035】
また、ドラム本体部92内には、当該内部に受入れた粉砕生ゴミをさらに細かく粉砕する細粉砕手段が収容されている。細粉砕手段は、例えば複数のセラミックボールを用いたもので、これらセラミックボールがドラム本体部92の回転運動により粉砕生ゴミとともに擦れ合うことで、当該粉砕生ゴミをさらに細かく粉砕することができる。なお、細粉砕手段は、上記セラミックボールの他、木片チップなどであっても良い。
【0036】
一方、回転軸92aの一端は、図1及び図2に示すように回転自在な連動軸96の上端部にウォーム歯車95を介して連結され、この連動軸96の下端部に設けられたスプロケット96aに前記伝達手段8のチェーン83が巻回されている。従って、搬送モータ53は、回転ドラム91の回転駆動も担っており、搬送モータ53により第1搬送スクリュー5を回転駆動させることで、前述したように当該第1搬送スクリュー5と同期して第2搬送スクリュー7が回転駆動するとともに、回転ドラム91のドラム本体部92も回転する。
【0037】
また、ドラム本体部92の底部には、図6に示すように、該ドラム本体部92の曲率と略同じ曲率を有する湾曲状の水受け部材97が近接して配置されている。この水受け部材97はドラム本体部92内からその底部を通じて落下する粉砕生ゴミに含まれている水分を受けるための所謂樋であり、前記脱水側室41側に水が流れるように一端側が若干傾斜して配置されている。水受け部材97の一端は、図示しないホース等の連通部材により脱水側室41に連通されており、この連通部材を通じて水受け部材97に落下した水を脱水側室41に導くようにしている。
【0038】
さらに、処理装置9には、加熱手段が備えられている。加熱手段としては、ヒータ(図示省略)を、例えば前記水受け部材97の下方に近接して配置するか、該水受け部材97自体にヒータを設けて併用するようにしても良い。また、他の加熱手段としては、回転ドラム内に熱風供給源から熱風を送入するようにしてもよい。
【0039】
前記排出口33側に配置されたカバー材93の上部には、排出口33からシュート9aを介して排出される粉砕生ゴミをドラム本体部92内に受入れるための受入口93a(図5参照)が形成されている。
【0040】
前記収容箱98は、図5に示すようにドラム本体部92の通孔92bから外部に排出されて落下する粉砕生ゴミを収容するためのもので、上端縁には粉砕生ゴミを確実に内部に導くためのガイド片98aが設けられている。
【0041】
そして、前記収容箱98には、上記粉砕生ゴミの分解処理によりこの収容箱98内に徐々に貯留される処理物が満杯になったことを検知する満杯センサ(図示省略)が設けられている。
【0042】
さらに、前記処理装置9には、この処理装置9内で発生した臭気や水分を排気するための排気手段10が接続されている。排気手段10は、処理装置9上方の装置本体の上面に形成された排気口101と、送風器103が介装され、一端が排気口101に接続されるとともに他端が前記排水口43に面した空間部42aに連通された排気管102とを備えてなる。一方、この処理装置9には、空気導入手段により外部から空気が導入されるようになされている。
【0043】
従って、処理装置9で発生した臭気及び水分は排気管102を通じて空間部42aに導入され、当該空間部42aが空間部42b側と密閉されていることから空間部42b側に洩れることなく排水口43からオーバフローした水と共に排水管44を通じて外部に排気される。なお、処理装置9で発生した臭気及び水分を排気管102を通じて直接屋外(外部)に排気してもよい。
【0044】
上述のように構成された処理装置9を設けた処理室、前記脱水側室41、及び排水側室42とは、本実施の形態においては装置本体内に一括して収容されている。
【0045】
次に、このように構成された生ゴミ処理装置による生ゴミの処理について説明する。
【0046】
家庭等から出た生ゴミは、台所のシンク1の投入口11に水とともに投入する。投入口11に投入された生ゴミは、ディスポーザ2により粉砕された後、上記水とともに連通路22を通じて第1脱水スクリーン3の導入口31から当該第1脱水スクリーン3内に導入され、第1搬送スクリュー5の正回転によってこの第1搬送スクリュー5のスクリュー部52の上面部を伝って上方に搬送される。
【0047】
この際、粉砕生ゴミは、上方への搬送に従って水が脱水孔32から第1脱水スクリーン3の外部に分離されることで、脱水されて第1脱水スクリーン3の上端部から排出口33、シュート9aを通じて処理装置9に排出される。
【0048】
上記脱水孔32から第1脱水スクリーン3の外部に排出された水は、油分等の固形分とともに脱水側室41に溜まり、当該脱水側室41から連通口を通じて第2脱水スクリーン6の導入口から当該第2脱水スクリーン6内に導入される。
【0049】
これにより前記第1脱水スクリーン3から脱水された水の中に存する固形分が、第2搬送スクリュー7の正回転によってこの第2搬送スクリュー7のスクリュー部72の上面部を伝って上方に搬送される。この上方への搬送に伴って固形分から水が分離されて排水側室42に溜まるとともに、脱水された固形分が第2脱水スクリーン6の上端部から排出口62、連通路63を通じて、第1脱水スクリーン3の上端部に導かれ、この第1脱水スクリーン3の排出口33から前述した粉砕生ゴミとともにシュート9aを介して回転ドラム91内に投入される。
【0050】
そして、排水側室42に溜まった水は、排水口43からオーバフローした分だけ排水管44を通じて外部に排水される。
【0051】
このように第2脱水スクリーン6内に脱水側室41に溜まった水を導入し、この水の中に存する油分等の固形分をこの第2脱水スクリーン6内で分離して粉砕生ゴミと共に処理装置9に排出するため、上記水中の固形分を確実に除去でき、油分の付着堆積による臭気の発生や衛生面での不具合を解消することができる。
【0052】
一方、前記回転ドラム91内に投入された脱水後の粉砕生ゴミは、ドラム本体部92の回転によりセラミックボールが粉砕生ゴミとともに擦れ合うことで、さらに細かく粉砕されながら、その水分もセラミックボールの細かな気泡を通じて吸収されることで水分量が調整されるとともに、加熱手段による加温と給気口からの処理装置9内への空気の供給とによって発酵が促進されて急速に腐食分解処理される。そして、このように処理される粉砕生ゴミが通孔92bの大きさよりも小さくなると、当該通孔92bを通じてドラム本体部92の外部に排出され、下方の収容箱98内に落下して収容される。
【0053】
この際、粉砕生ゴミに含まれていた水分がドラム本体92の底部から不意に滴下したとしても、この水を水受け部材97により受けて脱水側室41に導入するので、当該水が収容箱98に落下するのを確実に防止することができる。なお、通孔92bを通じて水受け部材97上に粉砕生ゴミが落下するのは避けられないものの、ドラム本体部92と水受け部材97との間の隙間が微小であるため、落下した粉砕生ゴミはドラム本体部92の回転により水受け部材97からその回転方向に掃き出されて収容箱98内に収容される。
【0054】
一方、処理装置9内で発生した臭気及び水分は、排気口101から排気管102を通じて空間部42a内に導入され、排水口43から排水管44を通じて排水とともに外部に排気される。なお、処理装置9で発生した臭気及び水分を排気管102を通じて直接屋外(外部)に排気してもよい。
【0055】
この際、セラミックボールも乾燥されて粉砕生ゴミから吸収した水分が排気管102を通じて同様に外部に排気されるので、新たに投入される粉砕生ゴミの水分をこのセラミックボールにより再び吸収可能な状態になる。つまり、セラミックボールを繰り返し長期的に使用することができ、補充を頻繁に行う必要がないため、運転コストを大幅に低減させることができる。
【0056】
そして、収容箱98内の処理された粉砕生ゴミが満杯になれば、満杯センサがこれを検出する。この検出があれば、生ゴミ処理装置の作動を停止して図示しない開閉扉を通じて収容箱98を装置本体から外に取り出し、収容箱98内の処理した粉砕生ゴミを廃棄した後、引き続き前述と同様に粉砕生ゴミの分解処理を行う。
【0057】
このように粉砕生ゴミを脱水した後、回転ドラム91によってさらに細かく粉砕しながら十分に乾燥させて分解処理し、この処理した粉砕生ゴミを収容箱98に収容していくため、従来のものに比べて減容効率を十分に高めることができ、この結果、処理した粉砕生ゴミの排出を頻繁に行う必要がなく、使い勝手を良くすることができる。
【0058】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の生ゴミ処理装置によれば、粉砕生ゴミを脱水した後に回転ドラム内に投入して回転させるとともに加熱手段により十分に乾燥させながら分解処理し、回転ドラムの通孔よりも小さく粉砕された処理済の粉砕生ゴミを収容箱に収容していくとともに、回転ドラム内から滴下する水分を水受け部材で受けて収容箱内への滴下を防止しているため、粉砕生ゴミを十分に乾燥させることができるとともに、従来のものに比べて減容効率を十分に高めることができる。この結果、処理した粉砕生ゴミの排出を頻繁に行う必要がなく、使い勝手を良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の生ゴミ処理装置の全体構成を示す概略図である。
【図2】主に第1仕切板の配置状態を示す概略の全体図である。
【図3】主に第1仕切板及び各脱水スクリーンの配置状態を示す平面図である。
【図4】各脱水スクリーン及び各搬送スクリューの上端部を示す斜視図である。
【図5】処理装置の概略構成を示す斜視図である。
【図6】処理装置の概略構成を示す縦断面図である。
【符号の説明】
2 ディスポーザ(粉砕手段)
3 第1脱水スクリーン(脱水スクリーン)
31 導入口
32 脱水孔
33 排出口
5 第1搬送スクリュー(搬送スクリュー)
53 搬送モータ(駆動手段)
9 処理装置
91 回転ドラム
97 水受け部材
98 収容箱

Claims (2)

  1. 周面に複数の脱水孔が形成された筒状の脱水スクリーンが立設され、上記脱水スクリーンの下端部には粉砕手段により粉砕された粉砕生ゴミが導入される導入口が形成されるとともに、脱水スクリーン内には搬送スクリューが駆動手段により回転自在に配置され、上記導入口から脱水スクリーン内に導入された粉砕生ゴミを上記搬送スクリューを回転させることにより上方に搬送しながら脱水して脱水スクリーンの上端に設けられた排出口から処理装置に排出する一方、脱水した水を排水口から排水するように構成された生ゴミ処理装置において、前記処理装置は、一端部に脱水した粉砕生ゴミを内部に受け入れる受入口を備え、周面に複数の通孔を有して前記駆動手段により前記搬送スクリューとともに回転駆動される回転ドラムと、回転ドラムの下方に設けられ当該回転ドラム内から通孔を通じて外部に排出される粉砕生ゴミを収容する収容箱と、回転ドラム内の粉砕生ゴミを加熱する加熱手段とを備える一方、回転ドラムの底部に回転ドラム内から滴下する水分を受ける水受け部材が近接配置されたことを特徴とする生ゴミ処理装置。
  2. 前記回転ドラム内には、粉砕生ゴミをさらに細かく粉砕する細粉砕手段が収容されることを特徴とする請求項1記載の生ゴミ処理装置。
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