JP4692514B2 - 電子制御装置 - Google Patents
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Description
ところで、マイコンが自身の異常を検出する構成の場合、その異常を検出する機能にそもそも異常が生じていると、異常が検出されない。
そして、マイコンの異常が検出されると、異常を通知するための異常通知信号が、監視ICからマイコンの割込発生回路に入力され、マイコンにマスク不可割り込みが発生するため、マイコンはより確実に退避処理を実行できるようになり、その後マイコンがリセットされるようになっているため、マイコンは確実に復帰できるようになる。このため、例えば外部の診断装置等を介してマイコンの異常を解析する際に、異常の原因を解明するための情報がより確実に得られるため有利である。
ところで、何らかの原因により、マイコンが自身をリセットできないことも考えられる。
NMI端子は、マイコンが標準的に備える端子である。本発明のように、そのNMI端子を利用するようにすれば、退避処理を実行するためのトリガとなる専用端子を追加しなくてもよくなり有利である。
このような本発明の構成によれば、簡単な構成で確実に、監視ICがマイコンの異常を検出できるようになる。尚、より具体的に、正常通知信号としては、所謂ウォッチドッグパルス信号が考えられる。そして、監視ICに、ウォッチドッグパルス信号を監視するウォッチドッグタイマを備えるようにすれば、マイコンや監視ICに新たな構成を追加しなくても良くなり有利である。
そして、監視ICは、異常通知信号を出力しているときにマイコンから受信したパルスを退避完了パルスと判断し、異常通知信号を出力していないときにマイコンから受信したパルスを正常通知信号のパルスと判断するようになっている。
また、本発明の電子制御装置では、リセット信号はローレベルの信号であり、リセット信号出力回路は、リセット端子とローレベルの電位との間に設けられたスイッチを備えている。マイコンは、退避処理が完了すると、出力ポートからスイッチに信号を出力してそのスイッチをオンする。そして、そのスイッチがオンすることでリセット端子にリセット信号が入力されるようになっている。
ところで、本発明の電子制御装置では、マイコンが誤ってリセットされないようにするために、次のように構成すると良い。
例えば、1つの処理ステップを踏むことによってマイコンの出力ポートからリセット信号出力回路に信号が出力されるようにすると、マイコンが誤ってその1つの処理ステップを実行してしまった場合、すぐにマイコンがリセットされてしまい好ましくない。
ところで、何らかの原因により、退避完了パルスが出力されない場合が考えられる。また、前述のように、何らかの原因により、マイコンが自身をリセットできないことも考えられる。
これによれば、給電を故意に停止しない限り、異常の解析に必要な情報が保持されるため安心である。
これによれば、給電が停止しても、異常の解析に必要な情報が保持されるため、より安心である。
異常の解析に必要な情報を記憶させるためのメモリをマイコンの外部に設けることで、情報保持の安定性を高めることができる。
これによれば、マイコンのCPUが実行するプログラムの異常や、CPUの演算結果の異常等を解析することができる。
より具体的に、例えば、エラーフラグの情報等が考えられる。これによれば、異常が生じた機能や箇所を特定し易くなる。
これによれば、プログラムの実行対象アドレスの変化の状況が分かるようになり、例えばどのルーチンで異常が生じたか、ということが特定し易くなる。
これによれば、異常が発生した際の車両の状況が分かるようになるため、異常の原因を推測或いは特定し易くなる。また、その記憶した車両の状況を元に、異常発生時の車両の状況を再現することができるようになり、デバッグがし易くなる。
[第1実施形態]
図1は、本発明が適用された第1実施形態の車両用の電子制御装置(以下、ECUと記載する)1の構成図である。
監視IC10は、監視制御回路12と、ウォッチドッグタイマ14と、通信回路16と、出力ポート18とを備えている。
ウォッチドッグタイマ14は、マイコン20の動作を監視するためのものである。具体的に、ウォッチドッグタイマ14をクリアするためのウォッチドッグタイマクリアパルス(以下、WDCパルスと記載する)が、マイコン20からウォッチドッグタイマ14に一定時間以内毎に入力されるようになっている。
出力ポート18は、マイコン20をリセットするための初期化信号(以下、INITと記載する)を、そのマイコン20に出力するためのポートである。尚、INITは、マイコン20のRESET端子40に入力される。また、以下、INITを出力するとは、アクティブレベルとしてのローレベルの信号を1パルス分だけ出力することを言うものとする。
次に、システム制御回路38は、RESET端子40を備えている。
まず、図2は、マイコン20が実行する処理を表すフローチャートである。この図2の処理は、定期的に実行される。
次に、S120に進み、NMI端子32にFSINITが入力されたか否かを判定し、入力されたと判定すると(S120:YES)、S130に移行し、退避処理を実行する。尚、この際、マスク不可割込が発生している。退避処理については、前述した通りである。
S150では、RESET端子40にINITが入力されたか否かを判定し、入力されていないと判定すると(S150:NO)、再びS150の処理を繰り返す。一方、S150でRESET端子40にINITが入力されたと判定すると(S150:YES)、S180に移行し、マイコン20をリセットする。そしてその後、当該処理を終了する。
S160で、INITが入力されていないと判定すると(S160:NO)、S130に戻り、一方、S160でINITが入力されたと判定すると(S160:YES)、S180に移行する。
監視IC10は、まず、S210で、WDCパルスが停止したか否か(言い換えると、WDCパルスを検出できたか否か)を判定し、停止していないと判定すると(S210:NO)、再びS210に戻る。一方、S210で、WDCパルスが停止したと判定すると(S210:YES)、マイコン20の異常と判断してS220に移行し、FSINITを出力する。
次に、S270に進み、FSINITの出力を停止する。そしてその後、当該処理を終了する。
図4において、1段目はWDCパルスを表し、2段目はFSINITを表し、3段目はNMI処理(退避処理)の実行態様を模式的に表し、4段目はINITを表している。
そして、マイコン20に何らかの異常が生じ、WDCパルスが出力されなくなると(図4の(2))、監視IC10のウォッチドッグタイマ14によりその旨が検出され(S210:YES)、監視IC10はFSINITを出力する(S220)。マイコン20では、FSINITが入力されると(S120:YES)、マスク不可割込が発生し、退避処理が実行される(S130)。
以上のように、本実施形態においては、監視IC10がマイコン20からのWDCパルスを監視してそのマイコン20の異常を検出するため、監視IC10に異常が生じない限り、マイコン20の異常の種類にかかわらず、そのマイコン20の異常がより確実に検出されるようになる。そして、マイコン20の異常が検出されると、FSINITがマイコン20のNMI端子32に入力されるため、マイコン20において確実にマスク不可割込が発生する。一方、マイコン20は、このマスク不可割込で、マイコン20の状態を表す情報をバックアップRAM44に記憶する退避処理を実行(開始)するようになっており、マスク不可割込がより確実に発生することからすれば、退避処理がより確実に実行(開始)されるようになると言える。
尚、本実施形態において、割込制御回路30及びNMI端子32が割込発生回路に相当し、WDC信号(WDCパルスを含む信号)が正常通知信号に相当している。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。尚、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
まず、第2実施形態のECU1では、第1実施形態と比較して、マイコン20が、出力ポート56を備えている点が異なっている。また、当該ECU1が、プルアップ抵抗Rと、トランジスタTrとを備えている点が異なっている。プルアップ抵抗Rは、一端がRESET端子40に接続され、他端が電源電圧に接続されている。また、トランジスタTrは、バイポーラトランジスタであり、コレクタ端子がRESET端子40に接続され、ベース端子がマイコン20の出力ポート56に接続され、エミッタ端子がローレベルの電位に接続されている。このような構成のため、トランジスタTrがオフの状態では、プルアップ抵抗Rが有効となり、RESET端子40に入力される初期化信号の出力レベルはハイレベル(非アクティブレベル)となる。一方、トランジスタTrがオンすると、初期化信号の出力レベルはローレベル(アクティブレベル)になる。
〈1〉まず、出力ポート56用のレジスタ(以下、POUTとする)に設定するためのデータを、そのPOUTとは別の汎用レジスタに用意する。この場合、例えばムーブ命令(MOV)を使用する。
〈2〉次に、例えばPCMDレジスタに、POUTと同じ値を設定する。例えばストア命令(ST)を使用する。
〈3〉続いて、POUTを設定する。
〈4〉次に、NOP命令を挿入する。例えば、5つ挿入する。
〈1〉〜〈4〉のプログラム例は以下の通りである。
MOV 0x01,r10
ST.B r10,PCMD :PCMD書込み
ST.B r10,POUT :POUT設定
NOP :ダミー命令
NOP :ダミー命令
NOP :ダミー命令
NOP :ダミー命令
NOP :ダミー命令
(next instruction):
このようなプログラムにより定められたシーケンスによってのみ、出力ポート56用のレジスタ値が書き換えられ、出力ポート56からハイ信号が出力されるようになる。
S330では、図示しないタイマによりカウントを開始する共に、続くS340で、そのタイマのカウント値が予め定めた所定値より大きいか否かを判定する。そして、タイマのカウント値が所定値以下の場合、再びS310に戻る。一方、タイマのカウント値が所定値より大きい場合、ループ処理を抜けて、S350に進む。
S310:NOから進んだS350では、マイコン20はまだリセットされておらず、監視IC10はFSINITをまだ出力しているため、肯定判定し(S350:YES)、S260に移行する。
次に、図7〜9は、本第2実施形態の作用を表すタイムチャートである。図7は、マイコン20の出力ポート56からハイ信号が出力される例であり、一方、図9は、何らかの原因で、マイコン20の出力ポート56からハイ信号が出力されない例である。図8は、出力ポート56の信号とINITとの関係を表す図である。
まず、図7について説明する。図7で、退避処理が実行されるまでは、図4と同じである。
ここで、出力ポート56の信号とINITとの関係について、図8を用いて詳述する。
そして、マイコン20がリセットされると、出力ポート56の出力状態がハイインピーダンスになり、トランジスタTrのベース電圧がローレベルになりトランジスタTrがオフする。これに伴って、プルアップ抵抗R(図5参照)が有効となり、RESET端子40への初期化信号のレベルがハイレベルになる。つまり、INITがハイレベルになり、リセットが解除される。尚、出力ポート56の出力状態がハイインピーダンスになってからリセットが解除されるまで、若干の遅延が生じる(遅延時間t2)。
また、図9において、マイコン20において退避処理が実行されるまでは、図7と同じである。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態について説明する。本第3実施形態のECU1は、第1実施形態のECU1と同じ構成を備えている。
つまり、図10の処理では、S140で退避処理が完了したと判定すると(S140:YES)、S410に移行し、退避処理が完了したことを表す退避完了パルスを監視IC10に出力する。
つまり、図11の処理では、FSINITを出力して(S220)ループ処理に入ると(S230)、S510で、退避完了パルスを受信したか否かを判定する。
次に、図12,13は、本第3実施形態の作用を表すタイムチャートである。図12は、マイコン20から退避完了パルスが出力された例であり、図13は、何らかの原因でマイコン20から退避完了信パルスが出力されない例である。
図12に示すように、マイコン20は、退避処理が完了すると(S140:YES)、退避完了パルスを出力する(S410)。
次に、図13について説明する。
以上のように、本第3実施形態では、マイコン20は、退避処理が完了したタイミングで退避完了パルスを監視IC10に出力し、監視IC10は、退避完了パルスを受信するとマイコン10をリセットするため、マイコン10が速やかかつ確実にリセットされるようになる。また、マイコン20から、なんらかの原因で退避完了パルスが出力されない場合でも、監視IC10は、FSINITを出力してから所定時間経過後にマイコン20をリセットするため、マイコン20が暴走し続けてしまうことを防止することができる。
例えば、上記実施形態において、WDCパルスの出力に際し、マイコン20が備える汎用ポート及びその汎用ポート用のレジスタを用い、そのレジスタに値を設定することで汎用ポートからWDCパルスが出力されるような構成でも良いし、通信回路を利用してWDCパルスが出力されるように構成しても良い。
また、上記実施形態において、バックアップRAM44は、マイコン20の外部に設けられていても良い。
また、上記第2実施形態において、第3実施形態を適用しても良い。つまり、マイコン20は、退避処理が完了すると自らをリセットすると共に、退避完了パルスを監視IC10に出力するようにしても良い。これによれば、マイコン20は、自身によるリセット及び監視IC10からのリセットの少なくとも何れかによりリセットされることを期待でき、マイコン20が暴走し続けることをより確実に防止できる。
Claims (20)
- 制御対象を制御するための処理を行うマイコンと、該マイコンの動作を監視する監視ICとを備え、前記監視ICが前記マイコンの異常を検出すると、その異常が検出されたマイコンがリセットされるように構成された電子制御装置において、
前記マイコンが備える出力ポートからの信号により、リセット信号を前記マイコンが備えるリセット端子に出力するリセット信号出力回路を備えており、
前記監視ICは、
前記マイコンの異常を検出すると、その異常を検出したマイコンに、異常を通知するための異常通知信号を出力するようになっており、
前記マイコンに前記異常通知信号を出力してから予め定められた時間が経過した際、そのマイコンが異常であるか否かを、前記異常通知信号を出力中であるか否かに基づき再判定し、前記異常通知信号を出力中であることに基づき前記マイコンが異常であると判定すると、リセット信号を前記リセット端子に出力するようになっていると共に、前記予め定められた時間は、前記マイコンが前記退避処理を完了するのに必要な時間よりも大きい時間であり、
前記マイコンは、
前記出力ポート及び前記リセット端子を備え、
契機信号が入力されるとマスク不可能な割り込み(以下、マスク不可割込と言う)を発生させる割込発生回路を備えると共に、そのマスク不可割込で、異常の解析に必要な情報を所定のメモリに記憶させる退避処理を行うようになっており、
前記異常通知信号は、前記マスク不可割込を発生させる契機信号として前記割込発生回路に入力されるように構成され、
前記退避処理が完了すると、前記出力ポートから前記リセット信号出力回路に信号を出力して、そのリセット信号出力回路に前記リセット信号を出力させるようになっており、
さらに、前記監視ICは、前記リセット信号出力回路から前記リセット信号が出力されたか否かを判定し、出力されたと判定すると、前記異常通知信号の出力を停止するようになっている
ことを特徴とする電子制御装置。 - 請求項1に記載の電子制御装置において、
前記割込発生回路は、入力される信号を前記マスク不可割込を発生させるための契機信号として受け付けるNMI(Non Maskable Interrupt)端子を備えた回路であり、前記異常通知信号は、前記マスク不可割込を発生させるための契機信号として前記NMI端子に入力されるようになっていることを特徴とする電子制御装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の電子制御装置において、
前記マイコンは、自身の動作が正常ならば、パルスが一定時間以内毎に発生する信号(以下、正常通知信号と言う)を出力するようになっており、
前記監視ICは、前記正常通知信号を監視して、前記パルスが前記一定時間以内に出力されていないと判断すると、前記マイコンの異常と判断するようになっていることを特徴とする電子制御装置。 - 請求項3に記載の電子制御装置において、
前記監視ICは、前記正常通知信号の出力レベルが所定の期間反転しない場合、前記マイコンの異常と判断するようになっており、
当該電子制御装置は、前記監視ICが前記判断に用いる前記所定期間の値を書き換え自在に記憶していることを特徴とする電子制御装置。 - 請求項3又は請求項4に記載の電子制御装置において、
前記監視ICは、前記パルスの周波数を算出して、該算出した周波数が所定の周波数と一致しない場合、前記マイコンの異常と判断するようになっており、
当該電子制御装置は、前記監視ICが前記判断に用いる前記所定周波数の値を書き換え自在に記憶していることを特徴とする電子制御装置。 - 請求項1ないし請求項5の何れか1項に記載の電子制御装置において、
前記マイコンは、リセット端子を備えており、
前記監視ICは、前記異常通知信号を出力してから、予め定められた時間が経過した後に、リセット信号を前記リセット端子に出力するようになっていることを特徴とする電子制御装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の電子制御装置において、
前記マイコンは、
リセット端子を備えており、
前記異常通知信号を受信することで前記退避処理を実行してその退避処理が完了すると、完了した旨を表すパルス(以下、退避完了パルスと言う)を前記監視ICに出力するようになっており、
前記監視ICは、前記退避完了パルスを受信したか否かを判定する受信判定処理を実行し、該受信判定処理で前記退避完了パルスを受信したと判定すると、リセット信号を前記リセット端子に出力するようになっていることを特徴とする電子制御装置。 - 請求項3ないし請求項5の何れか1項に記載の電子制御装置において、
前記マイコンは、
リセット端子を備えており、
前記異常通知信号を受信することで前記退避処理を実行してその退避処理が完了すると、完了した旨を表すパルス(以下、退避完了パルスと言う)を前記監視ICに出力するようになっており、
前記監視ICは、前記退避完了パルスを受信したか否かを判定する受信判定処理を実行し、該受信判定処理で前記退避完了パルスを受信したと判定すると、リセット信号を前記リセット端子に出力するようになっていることを特徴とする電子制御装置。 - 請求項8に記載の電子制御装置において、
前記マイコンは、前記退避完了パルスを、前記正常通知信号を出力するポートと同じポートから出力するようになっており、
前記監視ICは、前記退避完了パルスと、前記正常通知信号のパルスとの別を区別できるように構成されていることを特徴とする電子制御装置。 - 請求項9に記載の電子制御装置において、
前記監視ICは、前記マイコンが異常である間、前記異常通知信号を出力し、前記マイコンが正常である間、前記異常通知信号を出力しないようになっており、
前記監視ICは、前記異常通知信号を出力しているときに前記マイコンから受信したパルスを前記退避完了パルスと判断し、前記異常通知信号を出力していないときに前記マイコンから受信したパルスを前記正常通知信号のパルスと判断するようになっていることを特徴とする電子制御装置。 - 請求項1ないし請求項10の何れか1項に記載の電子制御装置において、
前記リセット信号はローレベルの信号であり、
前記リセット信号出力回路は、前記リセット端子とローレベルの電位との間に設けられたスイッチを備え、
前記マイコンは、前記退避処理が完了すると、前記出力ポートから前記スイッチに信号を出力してそのスイッチをオンし、
そのスイッチがオンすることで前記リセット端子に前記リセット信号が入力されるようになっていることを特徴とする電子制御装置。 - 請求項1ないし請求項11の何れか1項に記載の電子制御装置において、
前記出力ポートから信号を出力するために前記マイコンが実行する処理は、複数の処理ステップからなることを特徴とする電子制御装置。 - 請求項1ないし請求項12の何れか1項に記載の電子制御装置において、
前記マイコンは、前記リセット端子に前記リセット信号が入力されて自身がリセットされると、前記出力ポートの信号の出力状態をハイインピーダンスにするようになっていることを特徴とする電子制御装置。 - 請求項1ないし請求項13の何れか1項に記載の電子制御装置において、
前記所定のメモリは、常時給電されるバックアップRAMであることを特徴とする電子制御装置。 - 請求項1ないし請求項13の何れか1項に記載の電子制御装置において、
前記所定のメモリは、不揮発性のメモリであることを特徴とする電子制御装置。 - 請求項1ないし請求項15の何れか1項に記載の電子制御装置において、
前記所定のメモリは、前記マイコンの外部に設けられていることを特徴とする電子制御装置。 - 請求項1ないし請求項16の何れか1項に記載の電子制御装置において、
前記異常の解析に必要な情報は、前記マイコンが備えるROM及びRAMの両方又は一方の情報であることを特徴とする電子制御装置。 - 請求項1ないし請求項17の何れか1項に記載の電子制御装置において、
前記異常の解析に必要な情報は、前記マイコンが備えるレジスタに格納された情報であることを特徴とする電子制御装置。 - 請求項1ないし請求項18の何れか1項に記載の電子制御装置において、
前記異常の解析に必要な情報は、前記マイコンのスタック領域及びスタックポインタレジスタの情報であることを特徴とする電子制御装置。 - 請求項1ないし請求項19の何れか1項に記載の電子制御装置において、
当該電子制御装置は車両の各部を制御する電子制御装置であり、
前記異常の解析に必要な情報は、前記車両の状態を表す情報であることを特徴とする電子制御装置。
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