JP4692347B2 - ケース開口部用カバー - Google Patents
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Description
ケース開口部用カバー100は、ポリカーボネートやABS樹脂等の樹脂を金型により成型している。
図5でケース開口部用カバー100のカバー本体10の一端には引掛部20があり、カバー本体10の他端にはラッチ部30がある。ラッチ部30は、U字型になっており、U字型の一方の腕はカバー本体10と接続されていて、他方の腕の外面に第1の突起部31a,31bと第2の突起部32がある。
ケース開口部用カバー100は全体として一体に成型されている。
図6でケース開口部用カバー100の引掛部20を先にケース1の開口部の縁(A)に引っ掛け、次にラッチ部30をケース1の開口部の縁(B)に押し込むことによりカバー本体10が固定される。
図7でラッチ部30は、U字型で弾性変形可能となっている。図6のように、ラッチ部30をケースの開口部の縁(B)に押し込むと、ラッチ部30が変形し、ケース開口部の縁(B)が第1の突起部31を乗り越えて、第1の突起部31と第2の突起部32の間に位置したところに嵌まる。これにより、カバー本体10がケース1に係止される。
また、ラッチ部の腕の長さを長くすることで最大応力を小さくできるが、ラッチ部のばね強度が弱くなって外れやすくなるという問題点があった。
ケースの開口部をカバー本体で覆うケース開口部用カバーであって、
前記カバー本体の一端にあり、カバー本体をケースに引っ掛ける引掛部と、
前記カバー本体の他端にあり、弾性変形可能でU字型であり、U字型の一方の腕は前記カバー本体と接続されていて、他方の腕の外面に第1の突起部と第2の突起部を有し、弾性変形することで前記開口部の縁を第1の突起部と第2の突起部の間に嵌め込んでカバー本体をケースに係止し、前記他方の腕の端面から外側に突き出たストッパ当たり部を有するラッチ部と、
前記一方の腕の端面より外側に位置し前記ラッチ部の前記ストッパ当たり部が当たり前記ラッチ部の変形可能範囲を制限するストッパ部と、
を有することを特徴とするケース開口部用カバー。
前記カバー本体の一端にあり、カバー本体をケースに引っ掛ける引掛部と、
前記カバー本体の他端にあり、弾性変形可能でU字型であり、U字型の一方の腕は前記カバー本体と接続されていて、他方の腕の外面に第1の突起部と第2の突起部を有し、弾性変形することで前記開口部の縁を第1の突起部と第2の突起部の間に嵌め込んでカバー本体をケースに係止し、前記第1の突起部と第2の突起部は、前記他方の腕の長さ方向で互いに重ならないように位置し、前記他方の腕の端面から外側に突き出たストッパ当たり部を有するラッチ部と、
前記一方の腕の端面より外側に位置し前記ラッチ部の前記ストッパ当たり部が当たり前記ラッチ部の変形可能範囲を制限するストッパ部と、
を有することを特徴とするケース開口部用カバー。
いることを特徴とする(1)乃至(2)のいずれかに記載のケース開口部用カバー。
ストッパを設けたことによりラッチ部分に過度な応力がかかることがなくなるので、ケース開口部用カバーのラッチ部分の塑性変形を防止することができる。
図1は本発明の一実施例を示す構成図である。図1(a)は開口部用カバーを表から見た状態を示し、図1(b)は裏から見た状態を示している。前出の図と同一のものは同一符号を付ける。
ケース開口部用カバー200は、ポリカーボネートやABS樹脂等の樹脂を金型により成型している。
図1でケース開口部用カバー200のカバー本体10の一端には引掛部20があり、カバー本体10の他端にはラッチ部30がある。ラッチ部30は、U字型で弾性変形可能となっており、U字型の一方の腕はカバー本体10と接続されていて、他方の腕の外面に第1の突起部31a,31bと第2の突起部32がある。U字型のラッチ部30の内側にストッパ部40a,40bを有する。
ケース開口部用カバー200は全体として一体に成型されている。
図6で示したように、ラッチ部30をケースの開口部の縁(B)に押し込むと、ラッチ部30が変形し、ケース開口部の縁(B)が第1の突起部31を乗り越えて、第1の突起部31と第2の突起部32の間に位置したところに嵌まる。これにより、カバー本体10がケース1に係止される。
ストッパ部40は、材料の曲げ強度を超えないような位置で、かつ、ラッチ部30による取り付け、取り外しが可能な位置に設定する。具体的には、ケース開口部用カバー200をケース1の開口部に取り付ける際及びケースの開口部から取り外す際に、材料の曲げ強度を超えず、かつ、ラッチ部30が変形してケース開口部の縁が第1の突起部31を乗り越えることができるように、ストッパ40の位置、大きさを決める。
また、ラッチ部30の腕の長さを長くした場合は、最大応力を小さくできるが、腕を伸ばすことで周辺部品の高さ制限等を設ける必要や、ばね強度が弱くなって外れやすくなるという問題があったが、ラッチ部30の腕の長さは変更する必要がないのでこのような問題も回避することができる。
ストッパ部40がU字型のラッチ部30の内側にある場合、パーティングライン(PL)で金型を分割すると、そのままの状態では離型できないアンダーカット部が発生するため、スライドコア等のアンダーカット処理が必要となり、金型費用が増大してしまう。
図4でストッパ部60a,60bは、ラッチ部50の端面より外側に位置している。また、ラッチ部50は、U字型の腕の端面から外側に突き出たストッパ当たり部70a,70bを有し、ラッチ部50が変形した際に、このストッパ当たり部70a,70bがストッパ部60a,60bに当たることにより、ラッチ部50の可動範囲を制限する。
また、ストッパ部60a,60bと、ストッパ当たり部70a,70bをラッチ部50の端面より外側に配置して、ラッチ部50の内側にアンダーカット部がなくなるようにしたので、スライドコア等のアンダーカット処理が不要になる。よって、可動側と固定側のみの単純な金型による成型が可能となり、金型費用を削減することができる。
20 引掛部
30,50 ラッチ部
40,40a,40b,60a,60b ストッパ部
31,31a,31b,51a,51b 第1の突起部
32,52 第2の突起部
70a,70b ストッパ当たり部
200 ケース開口部用カバー
Claims (3)
- ケースの開口部をカバー本体で覆うケース開口部用カバーであって、
前記カバー本体の一端にあり、カバー本体をケースに引っ掛ける引掛部と、
前記カバー本体の他端にあり、弾性変形可能でU字型であり、U字型の一方の腕は前記カバー本体と接続されていて、他方の腕の外面に第1の突起部と第2の突起部を有し、弾性変形することで前記開口部の縁を第1の突起部と第2の突起部の間に嵌め込んでカバー本体をケースに係止し、前記他方の腕の端面から外側に突き出たストッパ当たり部を有するラッチ部と、
前記一方の腕の端面より外側に位置し前記ラッチ部の前記ストッパ当たり部が当たり前記ラッチ部の変形可能範囲を制限するストッパ部と、
を有することを特徴とするケース開口部用カバー。 - ケースの開口部をカバー本体で覆うケース開口部用カバーであって、
前記カバー本体の一端にあり、カバー本体をケースに引っ掛ける引掛部と、
前記カバー本体の他端にあり、弾性変形可能でU字型であり、U字型の一方の腕は前記カバー本体と接続されていて、他方の腕の外面に第1の突起部と第2の突起部を有し、弾性変形することで前記開口部の縁を第1の突起部と第2の突起部の間に嵌め込んでカバー本体をケースに係止し、前記第1の突起部と第2の突起部は、前記他方の腕の長さ方向で互いに重ならないように位置し、前記他方の腕の端面から外側に突き出たストッパ当たり部を有するラッチ部と、
前記一方の腕の端面より外側に位置し前記ラッチ部の前記ストッパ当たり部が当たり前記ラッチ部の変形可能範囲を制限するストッパ部と、
を有することを特徴とするケース開口部用カバー。 - 前記カバー本体、引掛部、ラッチ部及びストッパ部は、樹脂により一体成型されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のケース開口部用カバー。
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Family Applications (1)
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- 2006-03-27 JP JP2006085039A patent/JP4692347B2/ja active Active
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