JP4688850B2 - 構造体およびこれを用いた装置 - Google Patents

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本発明は、流体を効率良く処理できる構造体に関するものである。また、構造体を用いた装置に関するものである。
タバコの煙や一般に使用されている湯沸かし器の不完全燃焼時に排出されるCOガス等の流体中には、CO、カーボン等のPM、NOx等が含まれている。このようなPM等の大気中への排出を低減する方法として、プラズマ反応を利用してPM等を浄化するという技術が提案されている。
このようなプラズマ反応により流体を浄化するための装置は、一対の電極を一定の距離だけ離間して対向させた構造を有している。そして、プラズマ反応による浄化は、対向する一対の電極間に高電圧を印加させてプラズマ場を発生させ、このプラズマ場内に上述した流体を通過させることにより、流体中のPM等を分解させるものである。なお、一対の電極は、それぞれ絶縁体により覆われており、この絶縁体の両端をスペーサ部が支持している。
特開2004−92589号公報 特開2005−93107号公報
しかしながら、例えばタバコの煙を処理する場合や大気中の酸素からオゾンを発生させる場合等、処理される流体の温度が低い場合は、流体の温度が高い場合に比較して、プラズマの処理能力が低下することが懸念される。このような課題を解決するために流体を予備的に加熱する発熱体を、別途設けることも不可能ではないが、装置が大型化する上に消費電力が大きくなってしまう。
本発明は、上記想定に鑑み案出されたもので、その目的は、空間内を通過する流体のプラズマ反応を高めることができる装置を提供することにある。
本発明の一形態にかかる構造体は、平板状の第1電極を有する第1電極部と、平板状の第2電極を有するとともに、主面が前記第1電極部に対向して配設される第2電極部と、前記第1電極部及び前記第2電極部の対向領域間に位置して、それぞれ前記第1電極部及び前記第2電極部を保持する一対のスペーサ部とを備え、前記第1電極部、前記第2電極部及び前記一対のスペーサ部で囲まれた筒状の空間を有し、該筒状の空間の一方の開口から他方の開口へ流体が流れるとともに、前記第1電極部は前記一方の開口側における前記一対のスペーサ部側面よりも前記一方の開口側の側方に突出している突出領域を備える。
また、前記構造体の前記第1電極部は、前記第1電極と該第1電極を保持する絶縁部とからなり、前記突出領域は、前記絶縁部の一部である。
また、前記構造体の前記絶縁部は、間に前記第1電極を挟んで貼り合わされた少なくとも2層構造をなし、前記突出領域は、前記2層以上の絶縁部のうちのいずれか1層の一部である。
また、好ましくは、前記絶縁部は、間に前記第1電極を挟んで貼り合わされた少なくとも2層構造をなし、前記突出領域は、前記絶縁部の一部と、前記絶縁部の層間あるいは表面に形成された金属層とからなる。
本発明の別の形態にかかる構造体は、平板状の第1電極を有する第1電極部と、平板状の第2電極を有するとともに、主面が前記第1電極部に対向して配設される第2電極部と、前記第1電極部及び前記第2電極部の対向領域間に位置して、それぞれ前記第1電極部及び前記第2電極部を保持する一対のスペーサ部とを備え、前記第1電極部、前記第2電極部及び前記一対のスペーサ部で囲まれた筒状の空間を有し、該筒状の空間の一方の開口から他方の開口へ流体が流れるとともに、前記一方の開口側における前記第1電極部の側面には、前記一方の開口側における前記一対のスペーサ部側面よりも前記一方の開口側の側方に突出する突出部材が被着されている。
また、好ましくは、前記第1電極部は、前記第1電極と該第1電極を保持する絶縁部とからなり、前記突出部材は、前記絶縁部よりも熱伝導率が高い材料からなる。
また、好ましくは、前記突出部材は、金属を含んでなることを特徴とする。
また、好ましくは、前記第1電極部は、前記第1電極及びこれを保持する第1の絶縁部を備え、前記第2電極部は、前記第2電極及びこれを保持する第2の絶縁部を備え、前記第1の絶縁部及び第2の絶縁部、並びに前記スペーサ部が、同一のセラミック材料を含んでなるとともに、前記第1電極部及び第2電極部、並びに前記スペーサ部が、同時に焼成されて一体化している。
本発明の装置は、本発明の構造体と、前記構造体の前記第1電極と第2電極とに接続され、前記第1電極と第2電極との間に交流電圧あるいは直流電圧もしくは直流パルス電圧を印加するための電圧印加部とを備えたものである。
また、好ましくは、前記第1電極と前記第2電極との間に交流電圧あるいは直流電圧もしくは直流パルス電圧を印加することにより、前記空間内にプラズマを発生させるとともに、前記空間内に流体を流入させる。
また、好ましくは、前記流体が酸素であり、前記空間に酸素を流入させることにより、オゾンを発生させる。
また、好ましくは、前記流体が、炉或いは内燃機関からの排ガスであり、前記空間に前記排ガスを流入させる第1の流路と、前記空間から排出される被処理ガスを、前記空間から流出させる第2の流路とをさらに備えたものである。
本発明の一形態にかかる構造体は、第1電極部が、一方の開口側における一対のスペーサ部側面よりも一方の開口側の側方に突出している突出領域を備えている。このことから、プラズマを発生させることにより第1電極にて生じた熱が、この突出領域から流体へと伝播して、流体の上流側において、流体の温度を高めやすくなる。従って、温められた流体が、第1電極部と第2電極部との対向領域間の空間を通過することにより、流体のプラズマ反応を促進させ、効率よく流体を反応、分解させることができるようになる。
また、構造体の第1電極部は、第1電極と第1電極を保持する絶縁部とからなり、突出領域は絶縁部の一部である。このことから第1電極に発生した熱が、突出領域を経て流体へと伝播して、流体の温度を高めることができる。従って、第1電極部と第2電極部との対向領域間の空間を通過する流体の温度を高めることができる。
また、構造体の絶縁部は間に第1電極を挟んで貼り合わされた少なくとも2層構造をなし、突出領域は、2層以上の絶縁部のうちのいずれか1層の一部である。このことから第1電極に発生した熱が、突出領域を経て流体へと伝播して、流体の温度を高めることができる。従って、第1電極部と第2電極部との対向領域間の空間を通過する流体の温度を効率よく高めることができる。
また、好ましくは、絶縁部は、間に第1電極を挟んで貼り合わされた少なくとも2層構造をなし、突出領域は、絶縁部の一部と、絶縁部の層間あるいは表面に形成された金属層とからなる。このことから、金属層が第1電極にて発生した熱をより良好に突出領域に伝播させるとともに、流体への熱の伝播をさらに良好にすることができる。従って第1電極部と第2電極部との間の空間を通過する流体の温度を高めやすくすることができる。
本発明の別の形態にかかる構造体は、一方の開口側における第1電極部の側に、一方の開口側における一対のスペーサ部側面よりも一方の開口側の側方に突出する突出部材が被着されている。このことから、プラズマ発生をさせることにより第1電極にて生じた熱が、この突出部材から流体へと伝播して、流体の上流側において、流体の温度を高めやすくなる。従って、温められた流体が、第1電極部と第2電極部との対向領域間の空間を通過することにより、流体のプラズマ反応を促進させ、効率よく流体を反応、分解させることができるようになる。
また、好ましくは、第1電極部は、第1電極と第1電極を保持する絶縁部とからなり、突出部材は、絶縁部よりも熱伝導率が高い材料からなる。このことから第1電極に発生した熱が、突出部材を経て流体へと伝播されやすくなる。従って、第1電極部と第2電極部との対向領域間の空間を通過する流体の温度を効率よく高めることができる。
また、好ましくは、突出部材は、金属を含んでなる。このことから、第1電極に発生した熱が、突出部材を経て流体へと伝播されやすくなる。従って、第1電極部と第2電極部との対向領域間の空間を通過する流体の温度を効率よく高めることができる。
また、好ましくは、第1電極部は、第1電極及びこれを保持する第1の絶縁部を備え、第2電極部は、第2電極及びこれを保持する第2の絶縁部を備え、第1の絶縁部及び第2の絶縁部、並びにスペーサ部が、同一のセラミック材料を含んでなるとともに、第1電極部及び第2電極部、並びにスペーサ部が、同時に焼成されて一体化している。このことから、これら各部材間の熱特性を近いものとできる。すなわち、これら部材間の熱膨張率の差が小さい、或いは熱膨張率が等しくなるので、これら各部材間に熱応力が発生することを抑制し、構造体が破損する可能性を低減することができる。
本発明の装置は、本発明の構造体と、構造体の第1電極と第2電極とに接続され、第1電極と第2電極との間に交流電圧あるいは直流電圧もしくは直流パルス電圧を印加するための電圧印加部とを備えている。これにより、第1電極と第2電極との間にプラズマ場を発生させることができる。
また、好ましくは、第1電極と第2電極との間に交流電圧あるいは直流電圧もしくは直流パルス電圧を印加することにより、空間内にプラズマを発生させるとともに、空間内に流体を流入させる。これにより、第1電極と第2の電極との間の空間を流れる流体に対して、良好にプラズマ反応をさせることができる。
また、好ましくは、流体が酸素であり、空間に酸素を流入させることにより、オゾンを発生させるものである。これにより、プラズマ反応により酸素をオゾンに変化させることができるオゾン発生器となる。
また、好ましくは、流体が、炉或いは内燃機関からの排ガスであり、空間に、前記排ガスを流入させる第1の流路と、前記空間から排出される被処理ガスを、前記空間から流出させる第2の流路とをさらに備えている。これにより、第1の流路を介して排ガスをプラズマ発生体の空間に良好に流入させることができる。したがってプラズマ発生体において排ガスをプラズマ反応により良好に浄化した被処理ガスとすることができる。そして、被処理ガスを第2の流路を介して放出させることができる。
本発明の構造体について図を用いて説明する。図1(a)は、本発明の構造体の実施の形態の一例を示す平面図である。図1(b)は、図1(a)のA方向から見た側面図である。図2(a)は、図1(a)のB−B’線における断面図である。図2(b)は、図1(b)のC−C’線における断面図である。図2(c)は、図1(b)のD−D’線における断面図である。図3は、図1における構造体の斜視図の一例である。これらの図において、1は第1電極部、1aは第1電極部の上流側の外側面、2は第2電極部、3は第1電極、4は第2電極、5は第1絶縁部、6は第2絶縁部、7はスペーサ部、8は空間、9は突出領域、10は外部端子である。
本発明の構造体は、平板状の第1電極3を有する第1電極部1と、平板状の第2電極4を有するとともに、主面が第1電極部1に対向して配設される第2電極部2と、第1電極部1と第2電極部2との間に空間8が形成されるように、第1電極部1と第2電極部2とを保持するスペーサ部7とを備え、空間8に流体が流れるとともに、第1電極部1は、スペーサ部7の流体の流れの上流側における外側面1aよりもさらに上流側に突出している突出領域9を備えている。
そして、第1電極部1は、第1電極3及び第1電極3を保持する第1絶縁部5を備え、第2電極部2は、第2電極4及び第2電極4を保持する第2絶縁部6を備えている。
第1絶縁部5、第2絶縁部6、スペーサ部7は、例えば、酸化アルミニウム質焼結体、ムライト質焼結体、窒化アルミニウム質焼結体、炭化珪素質焼結体、コーディエライト等の電気絶縁材料から成る。第1絶縁部5、第2絶縁部6、スペーサ部7が、酸化アルミニウム質焼結体から成る場合には、まず、アルミナ(Al)、シリカ(SiO)、カルシア(CaO)、マグネシア(MgO)等の原料粉末に適当な有機溶剤、溶媒を添加混合して泥漿状物を作製する。次に、この泥漿状物が、従来周知のドクターブレード法やカレンダーロール法等により、シート状に成形されて、それぞれの部材となるセラミックグリーンシートが得られる。次に、これらのセラミックグリーンシートに適当な打ち抜き加工が施される。その後、これらのセラミックグリーンシートを複数枚積層する。最後に、高温(約1500〜1800℃)で焼成することによって作製される。この場合、これらのセラミックグリーンシートはともに一体焼成されることから、第1絶縁部5、第2絶縁部6、スペーサ部7は互いに焼結されることとなる。そして、これらの第1絶縁部5と、第2絶縁部6と、スペーサ部7とにより、流体が通過する空間8が形成される。
第1電極3および第2電極4は、空間8内にプラズマ場を発生させるための一対の電極である。第1電極3および第2電極4は、構造体の表面または内部、具体的には、第1絶縁部5や第2絶縁部6の表面または内部に形成されている。そして、第1電極3および第2電極4は、互いに一定の距離だけ離間するように対向して配設されている。なお、第1電極3および第2電極4は、構造体の外表面、例えばスペーサ部7の外表面に形成された後述する外部端子10に電気的に接続される。
上述した第1電極3および第2電極4は、以下のように作製される。まず、タングステンやモリブデン、銅、銀等の金属粉末を含む従来周知のメタライズペーストを準備する。そして、スクリーン印刷法等の印刷手段を用いて、第1絶縁部5或いは第2絶縁部6となる構造体用のセラミックグリーンシートの所定の位置に、第1電極3および第2電極4用のメタライズペーストを塗布する。その後、上記セラミックグリーンシートと同時焼成することによって、第1電極3および第2電極4を構造体の所定のパターンに形成することができる。
なお、第1電極3および第2電極4は、図2に示すように、第1絶縁部5および第2絶縁部6の内部に形成しているとよい。これにより、第1電極3および第2電極4が空間8内を通過するオゾン等の流体に直接接触しにくくなる。従って、第1電極3および第2電極4がこの流体により腐食しにくくなる。従ってプラズマ場の強度の低下を抑制することができるため好ましい。そして、第1絶縁部5、第2絶縁部6が、例えばコージェライトからなる場合は、それぞれの絶縁部の表面から第1電極3或いは第2電極4までの最短距離が100μm以上となる位置に形成しておくことが好ましい。
また、第1電極3や第2電極4が第1絶縁部5および第2絶縁部6の表面に形成される場合には、これら電極の露出する表面には、ニッケルや金等の耐蝕性に優れる金属を被着しておくことが好ましい。特に第1電極3および第2電極4が、オゾン等の流体に直接曝される場合は特に好ましい。
また、ニッケルや金等の耐蝕性に優れる金属を単層で被着しておいても構わない。例えば、ニッケル層を形成せずに金めっき層や金メタライズ層の単層だけを被着している場合には、熱によりニッケルが金層内部の粒界に沿って、金層の表面まで拡散してしまうことがない。従って領域ごとのニッケルの拡散のバラツキが生じにくいため、各領域における導電特性にばらつきが生じにくくできる。このため、構造体を高温下の環境にて使用する場合は、第1電極3および第2電極4の露出する表面に金めっき層のみを0.1〜10μm程度被着させておくとよい。
また、外部端子10が、構造体の外表面、例えば、スペーサ部7の外表面に形成されている。外部端子10は、外部電源から第1電極3および第2電極4に電圧を印加するための導電路として機能する。外部端子10は、第1電極3および第2電極4のそれぞれに電気的に接続されている。外部端子10は、第1電極3および第2電極4と同様の手法により作製できる。また、外部端子10の露出する表面には、第1電極3および第2電極4の場合と同様に、ニッケルや金等の耐蝕性に優れる金属を被着しておくことが好ましい。
そして、外部電源の電源端子が、圧接や接合等の手段により外部端子10に電気的に接続される。この外部端子10を通して第1電極3と第2電極4とに電圧を印加することにより第3電極1と第2電極4との対向領域(平面視で第1電極3と第2電極4とが重畳する領域)にプラズマ場を発生させることができる。そして、構造体の空間8内を通過する流体は、第1電極3と第2電極4との間の対向領域内のプラズマ場を通過する。図1〜図3におけるX方向は、流体が流れる方向を示している。なお、他の図においても、流体の流れる方向をX方向として示すこととする。
なお、第1電極3と第2電極4との間にプラズマ場を発生させるために、直流電圧あるいは交流電圧もしくは直流パルス電圧が印加される。例えば、周波数の高い交流電圧が印加される場合、印加される交流電圧は、必要とされるプラズマ場の強度等によって適宜選択される。例えば、ディーゼルエンジンの排ガス中のPM等の酸化成分等の流体を反応させて分解する構造体において、印加される交流電圧およびその周波数は、例えば、1kV〜100kV、10MHz〜100MHzが好ましい。また、直流パルス電圧を印加する場合は、電圧が2kV〜50kV、周波数が10MHz〜1000MHzであることが好ましい。
そして、本発明において、第1電極部1は、スペーサ部7の流体の流れの上流側における側面よりもさらに上流側に突出している突出領域9を備えている。このことから、プラズマを発生させることにより第1電極3にて生じた熱が、この突出領域9から流体へと伝播して、流体の上流側において、流体の温度を高めやすくなる。従って、温められた流体が、第1電極部1と第2電極部2との対向領域間の空間を通過することにより、流体のプラズマ反応を促進させ、効率よく流体を反応、分解させることができるようになる。
この突出領域9は、例えば、第1絶縁部5の一部として形成されてもよい。このことから、第1電極に発生した熱が、突出領域を経て流体へと伝播して、流体の温度を高めることができる。従って、第1電極部1と第2電極部2との対向領域間の空間8を通過する流体の温度を高めることができる。
更に、このような第1電極部1は、第1絶縁部5は、間に第1電極3を挟んで貼り合わされた少なくとも2層構造をなし、突出領域9は、2層以上の第1絶縁部5のうちのいずれか1層の一部として形成してもよい。このことから、第1電極3に発生した熱が、突出領域9を経て流体へと伝播して、流体の温度を高めることができる。従って、第1電極部1と第2電極部2との対向領域間の空間8を通過する流体の温度を高めることができる。
このような第1電極部1を、図4〜図6を元に説明する。なお、図4(a)は、本発明の構造体の実施の形態の一例を示す平面図である。図4(b)は、(a)のE方向から見た側面図である。図5は、図4における構造体の斜視図である。また、図6(a)は、図4、図5における構造体の第1電極部1およびスペーサ部7における分解斜視図である。図6(b)は、図6(a)の第1電極部1およびスペーサ部7を積層した後の斜視図である。例えば、図6において、第1絶縁部5は、部材5a,5bの2層からなり、第1絶縁部5となる部材5b上に第1電極3が形成されている(図6(a))。そして、第1絶縁部5の部材5b上に部材5aが積層されることにより、間に第1電極3を挟んでなる第1絶縁部5とするとともに、これらの第1絶縁部5が、スペーサ部7の外側面よりも突出するようにスペーサ部7上に積み重ねられている(図6(b))。これにより、第1絶縁部5の一部を突出領域9とすることができる。なお、上述では、第1絶縁部5となる部材5bがスペーサ部7よりも突出するようにしているが、第1絶縁部5となる部材5aがスペーサ部7よりも突出するようにしていても構わない。
なお、図6(b)のような第1電極部1およびスペース部7は、次のようにして作製することができる。例えば、まず、第1絶縁部5となる部材5a,5b用のセラミックグリーンシートと、スペーサ部7用のセラミックグリーンシートとを準備する。次に、第1絶縁部5となる部材5b用のセラミックグリーンシートに、第1電極3用のメタライズペーストをスクリーン印刷法等により印刷塗布する。その後、これを間に挟むように部材5a,5b用のセラミックグリーンシートを積層する。このとき、部材5b用のセラミックグリーンシートの流体の流れの上流側の外側面が突出するように、部材5a用のセラミックグリーンシートを積層するとよい。そして、これらのセラミックグリーンシートを、スペーサ部7用のセラミックグリーンシートの流体の流れの上流側の外側面よりも、部材5b用のセラミックグリーンシートの上流側の側面が突出するようにスペーサ部7用のセラミックグリーンシート上に積層する。そして、セラミックグリーンシートの積層体を高温で焼成することにより、図6に示すような第1電極部1およびスペーサ部7が形成される。なお、これらのセラミックグリーンシートは、順次積層しても良いし、同時に積層しても構わない。
なお、第1絶縁部5は、2層に限定されるものではなく、3層以上の複数層からなるものであってもよく、例えば、図7に示すように、複数の突出領域9を形成しておいても構わない。また、スペーサ部7も複数層からなるものであっても構わない。
また、第1絶縁部5は、間に第1電極3を挟んで貼り合わされた少なくとも2層構造をなし、突出領域9は、第1絶縁部5の一部と、第1絶縁部5の層間あるいは表面に形成された金属層とからなることが好ましい。このような金属層は、例えば、第1電極3と同様の作製方法を用いることにより、第1絶縁部5の層間あるいは表面に形成しておけばよい。このことから、金属層が第1電極3にて発生した熱をより良好に突出領域に伝播させるとともに、流体への熱の伝播をさらに良好にすることができる。従って第1電極部1と第2電極部2との間の空間を通過する流体の温度を高めやすくすることができる。尚、
また、第1電極部1は、図8に示すように、第1電極部1の流体の流れの上流側における外側面において凹凸(図8では横方向に凹凸が交互に形成されている)により突出領域9を形成しても構わない。例えば、第1電極部1用のセラミックグリーンシートの流体の流れの上流側となる側面を打抜き金型等の打抜き手段により貫通孔を形成した後、この貫通孔を切断して凹凸を形成し、他のセラミックグリーンシートと積層することにより、上述のような第1電極部1を形成することができる。
また、本発明の構造体は、図9〜図11に示すように、スペーサ部7の流体の流れの上流側における外側面よりもさらに上流側に突出する突出部材11が被着されていてもよい。図9(a)は、本発明の構造体の実施の形態の一例を示す平面図である。図9(b)は、図9(a)のF方向から見た側面図である。図10(a)は、図9(a)のG−G’線における断面図である。図10(b)は、図9(b)のH−H’線における断面図である。図10(c)は、図9(b)のI−I’線における断面図である。図11は、図9における構造体の斜視図の一例である。この突出部材11においても、上述と同様に、流体に熱を伝播する本発明の効果を得ることができる。すなわち、プラズマ発生をさせることにより第1電極3にて生じた熱が、この突出部材11から流体へと伝播して、流体の上流側において、流体の温度を高めやすくなる。従って、温められた流体が、第1電極部1と第2電極部2との対向領域間の空間を通過することにより、流体のプラズマ反応を促進させ、効率よく流体を反応、分解させることができるようになる。
このような突出部材11は、セラミックスや金属等からなっていればよい。このような突出部材11が、例えばセラミックスからなる場合、以下の製法を経るとよい。即ち突出部材11用のセラミックグリーンシートを焼成する。また第1絶縁部5用のセラミックグリーンシートを焼成する。そして、これら焼成後の突出部材11用セラミックスと第1絶縁部5用セラミックスとを、ともに再度加熱することにより接合すればよい。

また、突出部材11は、Cu,Cu−W,Al等の金属部材を取着することで、構造体の流れの上流側の外側面に被着したものであっても構わない。なお、このような金属部材からなる突出部材11を第1電極部1の外側面に被着するには、以下の作製方法が採用可能である。即ち第1電極部1の側面に接合用の金属層を形成しておき、Ag−Cu等のろう材によりろう付することにより構造体と突出部材11とを接合する方法や第1電極部1と突出部材11との間に活性金属ろう材を挿入し、第1電極部1と突出部材とを直接ろう付けする活性金属法等によって行うことができる。
なお、このような突出部材11は、第1電極部1は、第1電極3と第1電極3を保持する第1絶縁部5とからなり、突出部材11は、第1絶縁部5よりも熱伝導率が高い材料からなることが好ましい。このことから第1電極3に発生した熱が、突出部材11を経て流体へと伝播されやすくなる。従って、第1電極部1と第2電極部2との対向領域間の空間を通過する流体の温度を効率よく高めることができる。
また、突出部材11は、金属を含んでなることが好ましい。このことから、第1電極3に発生した熱が、突出部材11を経て流体へと伝播されやすくなる。従って、第1電極部1と第2電極部2との対向領域間の空間を通過する流体の温度を効率よく高めることができる。
そして、突出部材11は、その厚み方向に図12〜図14に示すように、第1電極部1の側面の厚み方向に部分的に被着されていても構わない。また、多数の突出部材11を分散して被着させても構わない。また、突出部材11は、第1電極部1の幅方向(流体の流れの方向と直交し、一方側のスペーサ部7から他方側のスペーサ部7へと向かう方向)にわたって延在する突出部材11を被着させておいてもよく、例えば、Cu等の金属部材を被着して突出部材とする際、金属部材の表面に凹凸や溝等を形成しておいても構わない。
また、本発明の構造体は、図1〜図14に示したように、第1電極部1の場合と同様に、第2電極部2において、スペーサ部7の外側面よりも流体の流れの上流側に突出している突出領域9或いは突出部材11を備えていてもよい。これにより、第2電極部2において、第1電極部1に形成された突出領域9或いは突出部材11の場合と同様の効果が与えられるので、上述の効果を更に高めることができる。なお、第2電極部2の突出領域9或いは突出部材11は、上述の第1電極部1の場合に形成する場合と同様な方法により形成することができる。
また、本発明の構造体は、図15に示すように、空間8を上下方向に複数並列に形成していても構わない。なお、図15(a)は、本発明の構造体の実施の形態の一例を示す平面図である。図15(b)は、図15(a)のN方向から見た側面図である。図15(c)は、図15(a)のO−O’線における断面図である。このように、空間8を上下方向に複数形成する場合、第1電極部1と第2電極部2とは、交互に対向して上下方向に配設される。これにより、それぞれの空間8内でプラズマ場を発生させることができる。したがって、それぞれの空間8内を通過する流体に対して、プラズマ反応を発生させることができる。
なお、上述において、また、第1電極部1は、第1電極3及びこれを保持する第1の絶縁部5を備えている。また第2電極部2は、第2電極4及びこれを保持する第2の絶縁部6を備えている。そして、第1の絶縁部5及び第2の絶縁部6、並びにスペーサ部7が、同一のセラミック材料を含んでなるとともに、第1電極部1及び第2電極部2、並びにスペーサ部7が、同時に焼成されて一体化していることが好ましい。
このことから、これら各部材間の熱的特性を近いものとできる。すなわち、これら部材間の熱膨張率の差が小さい、或いは熱膨張率が等しくなるので、これら各部材間に熱応力が発生することを抑制し、構造体が破損する可能性を低減することができる。
なお、同一のセラミック材料を含んでいるとは、例えば、第1の絶縁部5が酸化アルミニウム質焼結体からなる場合には、第2の絶縁部6、スペーサ部7が酸化アルミニウム質焼結体を含む材料から形成され、第1の絶縁部5が窒化アルミニウム質焼結体からなる場合には、第2の絶縁部6、スペーサ部7が窒化アルミニウム質焼結体を含む材料から形成されることをいう。なお、このような構造体は、上述のように、構造体用のセラミックグリーンシートをそれぞれ積層した後、同時に焼成することにより作製することができる。
本発明の装置は、図16に示すように、第1電極3と第2電極4との間に交流電圧あるいは直流電圧もしくは直流パルス電圧を印加することにより、第1の絶縁部5と第2の絶縁部6とが対向する空間8内にプラズマを発生させるとともに、空間8に流体を流入させるものである。これにより、第1電極3と第2電極4との間の空間8を流れる流体に対して、良好にプラズマ反応をさせることができる。このような装置は、例えば、流体をプラズマ反応させるプラズマ発生体として使用される。
具体的には、本発明の装置は、流体が酸素であり、空間8に酸素を流入させるものである。これにより、プラズマ反応により良好に酸素をオゾンに変化させることができる。このような装置は、例えば、オゾン発生器として使用することができる。
或いは、本発明の装置は、流体がタバコの煙やカビ、埃等を含んだ空気であり、空間8に空気を流入させるものである。そして、プラズマ反応により良好に空気を浄化することができる。このような装置は、例えば、空気清浄機として使用することができる。
或いは、図17に示すように本発明の装置は、流体が、炉或いは内燃機関からの排ガスであり、空間8に排ガスを流入させる第1の流路13と、空間8から排出される被処理ガスを、空間8から流出させる第2の流路14とをさらに備えている。このような装置は、例えば、自動車、船舶、発電機等に使用されるエンジン等の排ガスの排ガス処理装置として使用することができる。これにより、第1の流路13を介して排ガスを構造体の空間に良好に流入させることができるので、構造体において排ガスを、プラズマ反応により良好に浄化された被処理ガスとすることができる。そして、被処理ガスを第2の流路14を介して放出させることができる。
なお、本発明は、本発明の要旨を逸脱しない範囲であれば種々の変更は可能である。例えば、上述の実施例以外の用途に使用される構造体に適用しても良い。
(a)は、本発明の構造体の実施の形態の一例を示す平面図であり、(b)は、(a)のA方向から見た側面図である。 (a)は、図1(a)の構造体のB−B’線における断面図、(b)は、図1(b)のC−C’線における断面図、(c)は、図1(b)のD−D’線における断面図である。 本発明の構造体の実施の形態の一例を示す斜視図である。 (a)は、本発明の構造体の実施の形態の一例を示す平面図であり、(b)は、(a)のE方向から見た側面図である。 本発明の構造体の実施の形態の一例を示す斜視図である。 (a)は、本発明の構造体の第1電極部およびスペーサ部の実施の形態の一例を示す分解斜視図であり、(b)は、(a)における第1電極部およびスペーサ部を積層した際の第1電極部を示す斜視図である。 本発明の構造体の実施の形態の一例を示す斜視図である。 本発明の構造体の実施の形態の一例を示す斜視図である。 (a)は、本発明の構造体の実施の形態の一例を示す平面図であり、(b)は、(a)のF方向から見た側面図である。 (a)は、図9(a)の構造体のG−G’線における断面図、(b)は、図9(b)のH−H’線における断面図、(c)は、図9(b)のI−I’線における断面図である。 本発明の構造体の実施の形態の一例を示す斜視図である。 (a)は、本発明の構造体の実施の形態の一例を示す平面図であり、(b)は、(a)のJ方向から見た側面図である。 (a)は、図12(a)の構造体のK−K’線における断面図、(b)は、図12(b)のL−L’線における断面図、(c)は、図12(b)のM−M’線における断面図である。 本発明の構造体の実施の形態の一例を示す斜視図である。 (a)は、本発明の構造体の実施の形態の一例を示す平面図であり、(b)は、(a)のN方向から見た側面図、(c)は、(a)のO−O’線における断面図である。 本発明の装置の一例を示す斜視図である。 本発明の装置の一例を示す側面図である。
符号の説明
1・・・第1電極部
2・・・第2電極部
3・・・第1電極
4・・・第2電極
5・・・第1絶縁部
6・・・第2絶縁部
7・・・スペーサ部
8・・・空間
9・・・突出領域
10・・・配線導体
11・・・金属層
12・・・突出部材
13・・・第1の流路
14・・・第2の流路

Claims (12)

  1. 平板状の第1電極を有する第1電極部と、
    平板状の第2電極を有するとともに、主面が前記第1電極部に対向して配設される第2電極部と、
    前記第1電極部及び前記第2電極部の対向領域間に位置して、それぞれ前記第1電極部及び前記第2電極部を保持する一対のスペーサ部とを備え、
    前記第1電極部、前記第2電極部及び前記一対のスペーサ部で囲まれた筒状の空間を有し、該筒状の空間の一方の開口から他方の開口へ流体が流れるとともに、
    前記第1電極部は前記一方の開口側における前記一対のスペーサ部側面よりも前記一方の開口側の側方に突出している突出領域を備える構造体。
  2. 前記第1電極部は、前記第1電極と該第1電極を保持する絶縁部とからなり、
    前記突出領域は、前記絶縁部の一部である請求項1に記載の構造体。
  3. 前記絶縁部は、間に前記第1電極を挟んで貼り合わされた少なくとも2層構造をなし、
    前記突出領域は、前記2層以上の絶縁部のうちのいずれか1層の一部である請求項2に記載の構造体。
  4. 前記第1電極部は、前記一方の開口側における側面が凹凸形状である請求項に記載の構造体。
  5. 平板状の第1電極を有する第1電極部と、
    平板状の第2電極を有するとともに、主面が前記第1電極部に対向して配設される第2電極部と、
    前記第1電極部及び前記第2電極部の対向領域間に位置して、それぞれ前記第1電極部及び前記第2電極部を保持する一対のスペーサ部とを備え、
    前記第1電極部、前記第2電極部及び前記一対のスペーサ部で囲まれた筒状の空間を有し、該筒状の空間の一方の開口から他方の開口へ流体が流れるとともに、
    前記一方の開口側における前記第1電極部の側面には、前記一方の開口側における前記一対のスペーサ部側面よりも前記一方の開口側の側方に突出する突出部材が被着されている構造体。
  6. 前記第1電極部は、前記第1電極と該第1電極を保持する絶縁部とからなり、
    前記突出部材は、前記絶縁部よりも熱伝導率が高い材料からなる請求項5に記載の構造
    体。
  7. 前記突出部材は、前記一方の開口側における側面が凹凸形状である請求項に記載の構造体。
  8. 前記第1電極部は、前記第1電極及びこれを保持する第1の絶縁部を備え、
    前記第2電極部は、前記第2電極及びこれを保持する第2の絶縁部を備え、
    前記第1の絶縁部及び第2の絶縁部、並びに前記一対のスペーサ部が、同一のセラミック材料を含んでなるとともに、前記第1電極部及び第2電極部、並びに前記一対のスペーサ部が、同時に焼成されて一体化している請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の構造体。
  9. 請求項1乃至請求項8に記載の構造体と、
    前記構造体の前記第1電極と第2電極とに接続され、前記第1電極と第2電極との間に交流電圧あるいは直流電圧もしくは直流パルス電圧を印加するための電圧印加部と、を備えた装置。
  10. 前記第1電極と前記第2電極との間に交流電圧あるいは直流電圧もしくは直流パルス電圧を印加することにより、
    前記空間内にプラズマを発生させるとともに、
    前記空間内に流体を流入させる請求項9に記載の装置。
  11. 前記流体が酸素であり、前記空間に酸素を流入させることにより、オゾンを発生させる請求項10に記載の装置。
  12. 前記流体が、炉或いは内燃機関からの排ガスであり、前記空間に前記排ガスを流入させる第1の流路と、
    前記空間から排出される被処理ガスを、前記空間から流出させる第2の流路とをさらに備えた請求項10に記載の装置。
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