JP4688104B2 - 箱体 - Google Patents

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Description

切り抜いた段ボールの平板体を折り曲げて底板と、天板、とその底板と天板を折り曲げ線で接続する側板とで可撓性の細長い被収容体を環状にして収容する箱体に関し、特に例えば自動車のモールやスピードメーターケーブルあるいは操作用の各種のプール・プッシュケーブル、キャップタイヤケーブルのような可撓性の細長い被収容体を環状にして収容するための箱体に関する。
物品を収容するために折りたたんで形成する箱体は種々知られ、開示されている(例えば特許文献1、2参照)。
一般的に、箱体は中空角柱状をしており、被収容体を収容して積上げる場合に箱体の側壁を形成する側板が座屈しない荷重以上の積み重ねは出来ない。また、積上げた状態でホークや車両で運搬する場合には単なる静荷重以上の上下荷重に耐える必要もあって積み重ね段数の制限を配慮する必要がある。
箱体の積上げ荷重を向上させるために公知技術では側壁、特に側壁のコーナー部に格別の手段を設けて座屈荷重に耐えるようにしている。
したがって、公知技術では平板体を切り抜いて折り曲げ線に沿って曲折して形成する箱体には適用できない欠点がある。
また、自動車のモールやスピードメーターケーブルのような可撓性の細長い被収容体を収容するための箱体は、それぞれの被収容体の自由長さを収容する細長い箱体を要し、積み重ね時の圧縮荷重、あるいは曲げ荷重に対して相応の処置が必要であり平板体を切り抜いて折り曲げ線に沿って曲折してだけでは所要強度の箱体を形成することは難しい。
特開2002−2657号公報 特開2003−104367号公報
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、従って本発明の目的は、平板体を切り抜いて折り曲げ線に沿って曲折するだけで可撓性の細長い被収容体を環状に収容できかつ、充分な荷重に耐えることのできる箱体を提供するにある。
本発明によれば、切り抜いた平板体を折り曲げて可撓性の細長い被収容体を環状にして収容する箱体において、その箱体1は第1、第2、第3及び第4の中空四角柱状体3a、3b、3c、3dで形成され、それらの第1、第2、第3及び第4の中空四角柱状体3a、3b、3c、3dは、いずれも底板5a、5b、5c、5dと、その底板5a、5b、5c、5dの一方に直角に連結する外壁側板10a、10b、10c、10dと、その外壁側板10a、10b、10c、10dに直角に連結する内壁天板12a、12b、12c、12dと、その内壁天板12a、12b、12c、12dに直角に連結する内壁内側板13a、13b、13c、13dと、前記底板5a、5b、5c、5dの他方に直角に連結する台形状の内壁外側板14a、14b、14c、14dと、その内壁外側板14a、14b、14c、14dに直角に連結する台形状の外壁天板15a、15b、15c、15dとで形成されており、これらの第1、第2、第3及び第4の中空四角柱状体3a、3b、3c、3dは環状に連結されている。
前記外壁天板15a、15b、15c、15dのそれぞれに係合部33a、33b、33c、33dを設け、外壁側板10a、10b、10c、10dのそれぞれにその係合部33a、33b、33c、33dが係合されるための切り込みの被係合部18a、18b、18c、18dが形成されていることが好ましい。
外壁天板の端部の係合部を内壁天板の被係合部へ係合させることによって、無接着でも底板、外壁側板、内壁内側板、内壁外側板、内壁天板、外壁天板を強く係合させている。
以上の構成による本発明によれば、
(a) 内壁内側板に、内壁外側板が重なり、内壁天板に外壁天板が重なるので、箱体の強度が増加する利点がある。
(b) 内部外側板及び外壁天板がいずれも平板体の内部で形成されるので、平板体の面積増加、素材増加がなく素材を有効利用できる利点がある。
(c) 外壁天板に係合部を設け内壁天板にその被係合部を設けて係合させれば、無接着で天板、側板及び底板のきっちりした位置きめと組立がなされ、箱体としての強度が確保され、積み重ね段数が増加できる利点がある。
(d) 平板体を平置きして保管し使用時に組み立てれば、保管場所が少なくて済む利点がある。
(e) 平板体を切り抜き折り曲げてかつ無接着で箱体を作成するので、再使用可能な利点がある。
本発明を自動車のモールやスピードメーターケーブルあるいは操作用の各種のプール・プッシュケーブルのような可撓性の細長い被収容体をリング状にして収容する箱体の一実施形態を図を参照して説明する。
図1〜4で箱体1を示しており、図5、6が箱体1を折り曲げて組み立てるための平板体1Zを示しており、図7、8が平板体1Zを組み立てる態様を説明するための図を示している。
上記箱体における第1、第2、第3及び第4の中空四角柱状体3a、3b、3c、3dのそれぞれの底板を第1、第2、第3及び第4の底板5a、5b、5c、5dで示し、底板を総称する場合は添字のない底板5で示す。同様に第1、第2、第3及び第4の底板5a、5b、5c、5dに連結する外壁側板を第1、第2、第3及び第4の外壁側板10a、10b、10c、10dで示し、総称は添え字のない符号で示す。他の部材についても同様である。
箱体1の上面を示す図1と裏面を示す図2と断面を示す図3及び図4において、箱体1は、図1における下部の第1の中空四角柱状体3aと、右部の第2の中空四角柱状体3bと、上部の第3の中空四角柱状体3cと、左部の第4の中空四角柱状体3dとで環状に連結されて構成されている。
そして、外壁側板10によって長方形の外壁部が構成され、内壁外側板14で角孔6の内壁部が構成され、その内部に内壁内側板13が内側に重なっている。
次に第1の中空四角柱状体3aを説明する。
図1、図3及び図4において、第1の中空四角柱状体3aは内壁天板12が第1の中空四角状体3aの上部の天板を形成し、その上に台形状の第1の外壁天板15が重なっていて、その重なった部分が2重天板を形成している。
第1の外壁天板15のそれぞれの端部は第1の係合部18に係合していて、第1の中空四角状体3aとしての強度を高めるとともに、被収容体を収容するための係合前での箱体1の開放容易性を備えていて被収容体を明確、迅速に収容して収容するように形成されている。
符合24は上面から見える内壁天板12を折り曲げるための内壁天板折り曲げ線(平板体の展開図5で後記する)であり、符合22は外側天板15を折り曲げるための外壁天板折り曲げ線である。
箱体1の裏面を示す図2において、底板5は第1、第2、第3及び第4の底板5a、5b、5c、5dで形成されていて、底板5のそれぞれが、外壁側板10を折り曲げるための外壁側板折り曲げ線23で外側部が形成され、外壁側板10を折り曲げるための内壁外側板折り曲げ線21でそれぞれの内側部が形成されている。
図3、4は底板5と内壁天板12と外壁天板15の関係を示すための図であって、図3は図1のX1−X1即ち第2の中空四角柱状体3bの断面を示し、図4は図1のY1−Y1即ち第1の中空四角柱状体3aの断面を示している。
以下に説明する第1〜第4の中空四角柱状体3a、3b、3c、3dは、第1と第3の中空四角柱状体3aと3cは対称であり、 第2と第4の中空四角柱状体3bと3dは対称である。しかしながらこれらの4つの中空四角柱状体3a、3b、3c、3dは実質的に同様である。
したがって、第3の中空四角柱状体3cに関しては第1の中空四角柱状体3aの説明が援用できる。また、第2の中空四角柱状体3bに関する説明は第4の中空四角柱状体3dの説明に援用できる。
次に第3図を参照して、中空四角柱状体のうち第2の中空四角柱状体3bを例にとってその断面構造について説明する。
図3において、第2の底板5bの右端は第2の外壁側板折り曲げ線23bで直角上方に折れ曲って第2の外壁側板10bが立ち上がり、第2の係合部18bを設けた第2の内壁天板折れ曲げ線24bで直角に、即ち第2の底板5bに平行に第2の内壁天板12bに連続している。
さらに、第2の内壁天板12bは第2の内壁内側板折り曲げ線25bで直角下方に折れ曲って第2の内壁内側板13bに連続し、第2の内壁内側板13bの端部は第2の底板5bの上面に到っている。
第2の底板5bの左端は第2の内壁外側板折り曲げ線21bで直角上方に折れ曲って第2の内壁外側板14bに連続し、第2の内壁外側板14bが第2の内壁内側板13bに重なっている。
第2の内壁外側板14bは第2の外壁天板折り曲げ線22bで直角に即ち第2の底板5bに平行に第2の外壁天板15bに連続して、第2の外壁天板15bが第2の内壁天板12bに重なっている。
さらに第2の外壁天板15bは第2の係合部折り曲げ線32bで直角下方に折れ曲って第2の係合部33bが第2の被係合部18bに差込んで係合されている。
上記の第2の中空四角柱状体3bに対し、対称位置の第4の中空四角柱状体3dも実質的に同じである。
図4は図3に対して断面の位置がY1−Y1に異なるのみで、図3における第2の底板5bを5aに変え、符合各部の添字を例えば第2の内壁天板12bを12aのように変えただけで、断面形状は実質的に同じである。
上記箱体1を、切り抜いた平板体1Zを折り曲げて組み立てる態様は後述するが、最初に図5及び図6において平板体1Zの展開図を説明する。本例における平板体1Zの材質は公知市販の段ボールである。
図5において平板体1Zは、底板5と、第1、第2、第3及び第4の外壁側板10a、10b、10c、10dと、天部となる第1、第2、第3及び第4の内壁天板12a、12b、12c、12dと、第1、第2、第3及び第4の内壁内側板13a、13b、13c、13dと、第1、第2、第3及び第4の内壁外側板14a、14b、14c、14dと、第1、第2、第3及び第4の外壁天板15a、15b、15c、15dと、で縦軸中心線CLyに対して左右対称に、横軸中心線CLxに対して上下対称に形成されている。以下に上記各部分について説明する。
前記底板5は、外壁側板折り曲げ線23で正長方形に形成されていて、その底板5は外壁側板折り曲げ線23のそれぞれに接する底板5の領域が第1、第2、第3及び第4の底板5a、5b、5c、5dで形成されている。
以下、第1の中空四角柱状体3aについて説明する。
前記第1の底板5aの内方に前記第1の外壁側板折り曲げ線23aに平行な第1の内壁外側板折り曲げ線21aが設けられている。
この第1の内壁外側板折り曲げ線21は折り曲げ組立後の箱体1では空隙を形成する正長方形の角孔6の一辺となるように形成されている。
前記第1の外壁側板折り曲げ線23aの外方に第1の外壁側板10aが接続され、その第1の外壁側板10aに第1の内壁天板折り曲げ線24aを介して第1の内壁天板12a、が接続されている。
その第1の内壁天板12aに第1の内壁内側板折り曲げ線25aを介して第1の内壁内側板13aが接続されている。
前記第1の内壁外側板折り曲げ線21aに、折り曲げて組み立てた際に前記第1の内壁内側板13aに重なる第1の内壁外側板14aが接続されている。
第1の内壁外側板14aは第1の外壁天板折り曲げ線22aによって台形状の第1の外壁天板15aに接続されている。
第1の外壁天板15aは折り曲げて組み立てた際に第1の内壁天板12aの上に重なるように形成されている。
第1の内壁天板12aは、第2、第4の外壁側板折り曲げ線23b、23dの延長線上の縁線43a、43aの間の長さ寸と、第1の内壁天板折り曲げ線24a、第1の内壁内側板折り曲げ線25aの間の幅寸で囲まれた長方形に形成されている。
そして、第1の内壁天板折り曲げ線24aに重なって切り込み線による第1の被係合部18aが第1の係合部33aに相応する部位に形成されている。
第1の内壁内側板13aは、第1の内壁内側板折り曲げ線25aと、その第1の内壁内側板折り曲げ線25aに平行な縁線45aとで第1の外壁側板10aより板厚分、本例では約2mmだけ少ない幅寸に、角孔6と同じ幅長さで形成されている。
第1の外壁側板10aは、第1の内壁天板12aと同じ長さに、幅は箱体1としての所定の幅寸で形成されている。
第1の内壁外側板14aは、下底を第1の内壁外側板折れ曲げ線21a、上底を第1の外壁天板折り曲げ線22aとする台形に形成され、第1の外壁側板10aより板厚分、本例では約2mmだけ少ない幅寸に形成されている。
図6は外壁天板15とその近傍の拡大詳細図である。
第1の外壁天板15aは、第1の外壁天板折り曲げ線22aを下底とし、第1の外壁天板折り曲げ線22aに平行な第1の縁線31aを上底とする正台形に形成されていて、下底と上底は第1の内壁外側板14aの下端部に到る斜めの切り抜き線34a、34bで接続されている。
第1の縁線31aは中央部が第1の係合部折り曲げ線32aで接続されていて、その第1の係合部折り曲げ線32aに第1の係合部33aが接続されている。
第1の係合部33aは第2の縁線34aで端部を形成して後記する第1の被係合部18aに係合する様に形成され、左右に突出した第1の耳部35a、35aで係合抜けがないように形成されている。
上記第1の中空四角柱状体3aにかかわる第1の底板5a、第1の内壁天板12a、第1の内壁内側板13a、第1の外壁側板10a、第1の内壁外側板14aに対して、第3の中空四角柱状体3cにかかわる第3の底板5c、第3の内壁天板12c、第3の内壁内側板13c、第3の外壁側板10c、第3の内壁外側板14cは、横軸CLxに対称に形成されている。
第2の中空四角柱状体3bは上記第1の中空四角柱状体3aと実質的に同じであるが、図5及び図6を参照して、1部の異なる形態も含めた主要部について以下に説明する。
第2の内壁天板12bは、第2の内壁天板折り曲げ線24bを下底とし、第2の内壁外側板折り曲げ線21bと同長の第2の内壁内側板折り曲げ線25bを上底とし、高さを代示する斜めの縁線46bとで正台形に形成されている。その実高さは第2の内壁外側板折り曲げ線21bと第2の外壁側板折り曲げ線23bの間隔と同じである。
そして、第2の内壁天板折り曲げ線24bに重なって切り込み線による第2の被係合部18bが第2の係合部33bに相応する部位に形成されている。
第2の内壁内側板13bは、第2の内壁内側板折り曲げ線25bとその第2の内壁内側板折り曲げ線25bに平行な縁線45bとで第2の外壁側板10bより板厚分、本例では約2mmだけ少ない幅寸に、角孔6と同じ長さで形成されている。
第2の外壁側板10bは、第2の内壁天板12bの下底の第2の内壁天板折り曲げ線24bと同じ長さで、箱体1としての所定の長さで形成されている。
第2の内壁外側板14bは、下底を第2の内壁外側板折り曲げ線21b、上底を第2の外壁天板折り曲げ線22bとする台形に形成され、第2の外壁側板10bより板厚分、本例では約2mm少ない幅寸に形成されている。
第2の外壁天板15bは、第2の外壁天板折り曲げ線22bを下底とし、その第2の外壁外天板折り曲げ線22bと平行な仮想線36bを上底とする正台形に形成されていて、下底と上底は第2の内壁外側板14bの端部に到る斜めの切り抜き線34b、34cとそれぞれの延長線37b、37cとで接続されている。延長線37b、37cは縁線でもある。
前記仮想線36bに第2の係合部板折り曲げ線32bを設けた第2の係合部33bが接続されている。
第2の係合部33bは切り抜き線でもある第3の縁線34bで端部を形成して後記する第2の被係合部18bに係合するする様に形成され、左右に突出した第2の耳部35bで係合抜けがないように形成されている。
上記第2の中空四角柱状体3bに対して、第4の中空四角柱状体3dは、縦軸CLyに対して対称に形成されている。従って第1の中空四角柱状体3aに対しては縦軸CLy、横軸CLxの交点を極座標の原点として、3/2πラジアン(270度)傾いた位置に形成されている。
上記の各折り曲げ線は、押圧して段ボールの板厚を減少させてもよいし、板厚の適宜の深さへの切り込みでも、あるいは切断の断絶でもいずれでもよい。
上記の展開図5、6で示された平板体1Zを箱体1に組み立てた場合の完成図が前記の図1、2、3、4である。
図7、8は、展開図5、6の平板体1を組み立てる態様を説明するための図である。
図7及び図1〜図6を参照して、最初に平板体1Zの第3の底板5cの関係する部位を折り曲げて第3の中空四角柱状体3cを組み立てる。
(1)第3の内壁内側板13cを第3の内壁天板12cに対して第3の内壁内側板折り曲げ線25cにそって直角上方、図においては紙面に対して垂直上方に折り曲げる。これによって第3の内壁内側板13cと第3の内壁天板12cは直角になる。
(2)ついで、第3の内壁天板12cを第3の内壁天板折り曲げ線24cにそって第3の外壁側板10cに対して直角に折り曲げる。ここまでで、第3の内壁内側板13cは第3の外壁側板10cに平行になる。
(3)ついで、第3の外壁側板10cを第3の外壁側板折り曲げ線23cにそって第3の底板5cに対して直角に折り曲げる。これによって、第3の内壁天板12cは第3の底板5cに平行になる。また、第3の内壁内側板13cが第3の底板5cに直角になり、端部の縁線45cが第3の底板5cに到って接する。
(4)ついで、第3の外壁側板折り曲げ線23cにそって第3の内側外壁板14cを直角上方、図においては紙面に対して垂直上方に折り曲げる。これによって第3の内側外壁板14cと第3の底板5cは直角になる。
(5)ついで、第3の外壁天板折り曲げ線22aにそって第3の外壁天板15cを第3の内壁天板12cに重なるように直角に折り曲げる。
(6)ついで第3の係合部折り曲げ線32cを直角に折り曲げて第3の係合部33cを第3の被係合部18cに係合させる。
ここまでで、底板5cに関連する部位の折り曲げ作業は完了し中空四角柱状体3cが形成される。
図7はここまでの手順が完了した状態を示している。即ち、台形状の第3の外壁天板15cが第3の内壁天板12cの上面に重なり、第3の外壁側板10cで外側部が形成され、第3の外壁天板折り曲げ線22cで下方に折り曲げられた第3の内壁外側板14cが第3の内壁内側板13cに重なって角孔6の内側部が形成されている。その他は図5、図6の展開図と同じである。
上記の手順を第1の底板5aに対して同様に行う。図示しないが第3の底板5c側と対称になる。
次に図8、図1〜6を参照して、図7の状態に加えて第2の底板5bの関係する部位を折り曲げ第2の中空四角柱状体3bを組み立てる。前記第3の底板5cに対する組立態様と同様なので簡略に説明する。
(1)第2の内壁内側板13bを第2の内壁天板12bに対して第2の内壁内側板折り曲げ線25bにそって直角上方、図においては紙面の上方に折り曲げる。
(2)ついで、第2の内壁天板12bを第2の内壁天板折り曲げ線24bにそって第2の外壁側板10cに対して直角に折り曲げる。
(3)ついで、第2の外壁側板10bを第2の外壁側板折り曲げ線23bにそって第2の底板5bに対して直角に折り曲げ、第2の内壁天板12bを第2の底板5cに平行にする。このとき前記第3の底板5cに対する手順で折り曲げられた第3の内壁天板12cの上に第2の外壁天板12bを重ねる。
(4)ついで、第2の底板5bの第2の外壁側板折り曲げ線21bにそって第2の内壁外側板14bを直角上方、図においては紙面の上方に折り曲げる。これによって第2の内壁外側板14bと第2の底板5bは直角になる。
(5)ついで、第2の外壁天板折り曲げ線22bにそって第2の外壁天板15bを第2の内壁天板12bに重なるように直角に折り曲げる。
(6)ついで第2の係合部折り曲げ線32bを直角に折り曲げて第2の係合部33bを第2の被係合部18bに係合させる。
ここまでで、第2の底板5b側の折り曲げ作業は完了し第2の中空四角柱状体3bが形成される。
図8はここまでの手順が完了した状態を示している。
即ち、第2の中空四角柱状体3bの第2の内壁天板12bが第3の中空四角柱状体3cの第3の内壁天板12cの上に重なって第2の中空四角状体3bと第3の中空四角柱状体3cとが直角に連結される。
また、台形状の第2の外壁天板15bが第2の内壁天板12bの上面に重なり、第2の外壁側板10bで外側部が形成される。
また、第2の外壁天板折り曲げ線22bで下方に折り曲げられた第2の内壁外側板14bが第1の内壁内側板13bに重なって角孔6の内側部が構成されている。その他は図5、6の展開図と同じである。
上記の手順を第4の底板5d側に対して同様に行う。図示しないが底板5b側と対称になる。
このようにして第1、第2、第3及び第4の中空四角柱状体3a、3b、3c、3dを組立て、環状に連結した結果が前記の箱体1の組立図1、2、3、4である。
上記のようにして組み立てた箱体1を前記手順(6)の係合前に一旦、半開き状態に戻して、モールやスピードメーターケーブルのような可撓性の細長い被収容体を環状に収容して、箱体1に組みもどして第1、2、3、4の係合部33a、33b、33c、33dを第1、2、3、4の被係合部18a、18b、18c、18dに係合させる。
なお、箱体の組み立ての態様は任意であり、各中空四角柱状体3a、3b、3c、3dの折り曲げの順番は任意に選択できる。
本発明の箱体の実施形態を示す上面図である。 図1の裏面図である。 図1のX1−X1断面図である。 図1のY1―Y1断面図である。 図1の箱体を組むための平板体の展開図である。 図5の平板体の外壁天板近傍の拡大詳細図である。 箱体組立を示す図であって、第3の底板近傍が折り曲げられた状態の図である。 箱体組立を示す図であって、図7に加えて第2の底板近傍が折り曲げられた状態の図である。
符号の説明
1・・・・箱体
1Z・・・平板体
3a、b、c、d・・・第1、2、3、4の中空四角柱状体
5・・・底板
5a、b、c、d・・・第1、2、3、4の底板
6・・・・・・・・・・角孔
10a、b、c、d・・第1、2、3、4の外壁側板
12a、b、c、d・・第1、2、3、4の内壁天板
13a、b、c、d・・第1、2、3、4の内壁内側板
14a、b、c、d・・第1、2、3、4の内壁外側板
15a、b、c、d・・第1、2、3、4の外壁天板
18a、b、c、d・・第1、2、3、4の被係合部
21a、b、c、d・・第1、2、3、4の内壁外側板折り曲げ線
22a、b、c、d・・第1、2、3、4の外壁天板折り曲げ線
23a、b、c、d・・第1、2、3、4の外壁側板折り曲げ線
24a、b、c、d・・第1、2、3、4の内壁天板折り曲げ線
25a、b、c、d・・第1、2、3、4の内壁内側板折り曲げ線
32a、b、c、d・・第1、2、3、4の係合部折り曲げ線
33a、b、c、d・・第1、2、3、4の係合部
35a、b、c、d・・第1、2、3、4の耳部

Claims (2)

  1. 切り抜いた平板体を折り曲げて可撓性の細長い被収容体を環状にして収容する箱体において、その箱体1は第1、第2、第3及び第4の中空四角柱状体で形成され、それらの第1、第2、第3及び第4の中空四角柱状体は、いずれも底板と、その底板の一方に直角に連結する外壁側板と、その外壁側板に直角に連結する内壁天板と、その内壁天板に直角に連結する内壁内側板と、前記底板の他方に直角に連結する台形状の内壁外側板と、その内壁外側板に直角に連結する台形状の外壁天板とで形成されており、これらの第1、第2、第3及び第4の中空四角柱状体は環状に連結されていることを特徴とする箱体。
  2. 前記外壁天板のそれぞれに係合部を設け、外壁側板のそれぞれにその係合部が係合されるための切り込みの被係合部が形成されている請求項1の箱体。
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