JP4687710B2 - 冷凍装置 - Google Patents

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Description

本発明は、従来から一般に用いられているセパレート形の冷凍装置に係り、冷媒圧力が高くても既存の敷設配管がそのまま流用できる冷媒回路装置の構成及び運転制御に関するものである。
従来の冷凍装置は、一般に熱源機としての室外機、利用側機器としての室内機、及びこれらを接続する冷媒配管から成る。室外機は圧縮機や熱源側熱交換器、室内機は利用側熱交換器や絞り装置を有し、上記の圧縮機、熱源側熱交換器、絞り装置、利用側熱交換器等が配管接続されて冷凍サイクルが構成される(例えば、特許文献1参照)。
特WO2004/013549号公報(第13頁、第1図)
冷凍サイクルに充填される冷媒として、近年、環境保護の観点から、オゾン破壊係数が零のHFC系冷媒(塩素を含まないフルオロカーボン)、例えばR404A冷媒(R−125、R−134a、R−143aの混合冷媒)やR410A冷媒(R32が50wt%、R125が50wt%の混合冷媒)を使用した冷凍装置が登場してきている。そして、ユーザが、例えば、R404A冷媒を使用した冷凍装置からR410A冷媒を使用した冷凍装置に買い替える場合、工事簡便性、部品コスト低減の観点から、それまで使用していた冷凍装置の接続配管を、新しい冷凍装置の渡り配管としてそのまま再利用することが考えられる。
例えば、R404A冷媒を使用した冷凍装置において、ガス側既設配管の設計圧力は、低圧基準値とする38℃における飽和圧力の1.8MPaと設定している。一方、R410A冷媒は、動作圧力がR404A冷媒に比べて約1.5倍高いという特徴があり、1.8MPaにおける飽和温度が26℃となる。新しい冷凍装置に買い換え、R404A冷媒からR410A冷媒に置き換わった場合に、特に停電などにより既設配管内に気液二相の冷媒が滞留する状態で冷凍装置が運転停止した状況では、外気温度の上昇などにより冷媒温度が上昇すると、冷媒圧力もまた上昇し、冷媒温度が26℃以上となると、設計圧力が再利用される既設配管の耐圧基準値を超えてしまう可能性がある。この場合、既設配管の肉厚をより大きいものへ変更する必要があり、工事コストや配管コストが多大になるという課題があった。
本発明は、上述の課題を解決するために為されたものであり、冷凍装置停止状態において、既設配管内の液冷媒を除去し、使用する冷媒が従来冷媒より高い動作圧力で、外気が高温となった場合でも耐圧面の問題を生じることがなく、元の冷凍装置の既設配管を再利用することができる冷凍装置を提供することを目的としている。
本発明に係る冷凍装置は、室外機と室内機とを備え、室外機は、冷媒を圧縮して吐出する圧縮機と、圧縮機から吐出した冷媒を凝縮する凝縮器とを備え、室内機は、凝縮器から流出した冷媒を減圧する減圧手段と、減圧手段で減圧した冷媒を蒸発させる蒸発器とを備える冷凍装置において、
液側渡り配管およびガス側渡り配管を有し、室外機と室内機とを接続する渡り配管と、凝縮器と液側渡り配管とを接続する液側冷媒配管と、圧縮機とガス側渡り配管とを接続するガス側冷媒配管と、液側冷媒配管または液側渡り配管から延在する第一の接続配管と、ガス側冷媒配管またはガス側渡り配管から延在する第二の接続配管と、第一の接続配管に吸入側が接続されると共に、第二の接続配管に排出側が接続され、渡り配管内の冷媒を貯留する冷媒貯留手段と、第一の接続配管に設けられ、冷媒貯留手段へ吸入方向のみ冷媒を通流させる第一の逆止弁と、第一の接続配管に設けられ、通電時に遮断する第一の電磁弁と、第二の接続配管に設けられ、通電時に開放する第二の電磁弁とを備えることを特徴とする。
本発明に係る冷凍装置によれば、液側冷媒配管または液側渡り配管から延在する第一の接続配管と、ガス側冷媒配管またはガス側渡り配管から延在する第二の接続配管とに、既設配管内の冷媒を貯留する冷媒貯留手段を付加接続させている。このため、停電などにより既設配管内に冷媒が滞留する状態で冷凍装置が運転停止した場合であっても、冷媒を一時的に冷媒貯留手段に貯留させることができ、既設配管内の液冷媒が除去可能となる。その結果、使用する冷媒が従来冷媒より高い動作圧力で、外気が高温となった場合でも、耐圧面の問題を生じることがなく、元の冷凍装置の既設配管を再利用が可能な冷凍装置を得ることができる。
従って、冷凍装置の入れ替えに際して、工事コストが低く、買い替え費用トータルが安価な冷凍装置を得ることができる。
以下、本発明に係る冷凍装置の好適な実施の形態について添付図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る冷凍装置の冷媒回路図である。図において、本実施の形態に係る冷凍装置は、熱源機としての室外機Aと、利用側機器としての室内機Bとを備えている。室外機Aには、冷媒を圧縮して吐出する圧縮機1と、圧縮機1から吐出した冷媒を凝縮する凝縮器2と、冷媒を貯蔵する膨張容器(冷媒貯留手段)7とが搭載されている。室内機Bには、凝縮器2から流出した冷媒を減圧する膨張弁(減圧手段)3と、膨張弁3で減圧した冷媒を蒸発させる蒸発器4とが搭載されている。液側既設配管(液側渡り配管)27およびガス側既設配管(ガス側渡り配管)28は、室外機Aと室内機Bとを接続する渡り配管である。
圧縮機1から吐出した冷媒を通流させる吐出配管29には、吐出配管29を通流する冷媒の逆流を防止する、つまり圧縮機1から凝縮器2への方向のみ通流可能な第二の逆止弁11が設けられ、凝縮器2から流出した冷媒を通流させる液側冷媒配管5には、液側冷媒配管5の冷媒の通流又は遮断を切り替える通電開の第三の電磁弁8が設けられている。
ここで、通電開の電磁弁とは、電磁弁に通電時のみ弁が開放し、通電を止めることで弁を遮断するものであり、通電閉の電磁弁とは、逆に電磁弁に通電時のみ弁が遮断し、通電を止めることで弁を開放するものである。
室外機Aに搭載される膨張容器7は、第三の電磁弁8と液側既設配管27の間の液側冷媒配管5から延在する液側接続配管14に吸入側が接続されると共に、圧縮機1の吸入側のガス側冷媒配管6から延在するガス側接続配管15に排出側が接続されている。この膨張容器7により、液側既設配管27とガス側既設配管28の冷媒を一時的に貯留することが可能となる。
液側冷媒配管5と膨張容器7を接続する液側接続配管14には、通電閉の第一の電磁弁9と、液側冷媒配管5から膨張容器7への方向のみ通流可能な第一の逆止弁12とが設けられ、ガス側冷媒配管6と膨張容器7を接続するガス側接続配管15には、通電開の第二の電磁弁10と、膨張容器7からガス側冷媒配管6への方向のみ通流可能な第五の逆止弁13とが設けられている。
上記の冷凍装置には、二酸化炭素等の自然冷媒、或いは上述のHFC系の高圧冷媒、例えばR410A冷媒が充填されている。
なお、膨張容器7を室外機Aの外側に設置してもよい。すなわち、膨張容器7の吸入側を、液側接続配管14を介して液側既設配管27に接続すると共に、膨張容器7の排出側を、ガス側接続配管15を介してガス側既設配管28に接続することにより、室外機Aは、一般的な冷凍装置の室外機(膨張容器を含まない室外機)と同様の構成となる。その結果、室外機の共通化を図ることができ、システム構築コストを低減させることが可能となる。
室外機A内には、圧縮機1の吐出側に圧力センサ33aが設けられ、圧縮機1の吸入側に圧力センサ33bが設けられており、それぞれ設置場所の冷媒圧力を計測する。また、室外機A内には、圧縮機1の吐出側に温度センサ34aが設けられており、冷媒温度を計測する。
さらに、室外機A内には、計測制御装置32が設けられており、圧力センサ33、温度センサ34などの計測情報や、冷凍装置使用者から指示される運転内容に基づいて、圧縮機1の運転方法、凝縮器2の熱交換量、第一から第三の電磁弁9,10,8の開放と遮断の切り替えなどを制御する。
次に、本実施の形態に係る冷凍装置の設計圧力について説明する。冷凍装置の設計圧力は、高圧側と低圧側の二種のみ設定し、装置内の冷媒回路部にて高圧で動作する可能性がある部分については、高圧側の設計圧力、それ以外の場所は基本的に低圧で動作するので低圧側の設計圧力となる。本実施の形態では、膨張弁3から圧縮機1吸入側につながる冷媒回路が常に低圧となるので、この部分の蒸発器4と、ガス側既設配管28と、ガス側冷媒配管6と、ガス側冷媒配管6から通電開の第二の電磁弁10までのガス側接続配管15と、に低圧側の設計圧力が適用される。また、圧縮機1のシェル内圧が低圧である場合も同様に低圧側の設計圧が適用される。本冷凍装置の前記箇所以外は高圧側の設計圧力が適用され、膨張容器7と、液側接続配管14と、膨張容器7から通電開の第二の電磁弁10までのガス側接続配管15と、もまた高圧で動作する場合があるので、高圧側の設計圧力が適用される部分に含まれる。
本実施の形態は、例えば、R404A冷媒に対応する耐圧基準値の既設配管を再利用し、動作圧力の高いR410A冷媒に置き換えた冷凍装置であり、低圧側の設計圧力は、R404A冷媒において装置停止時に最も圧力が高くなる状況を想定して、38℃における飽和圧力の1.8MPa、高圧側の設計圧力は装置動作時の高圧の最も高い状況を想定して、65℃における飽和圧力の3.3MPaとされる。一方、動作圧力の高いR410A冷媒において、低圧側の設計圧力として適用された1.8MPaにおける飽和温度が26℃となる。そのため、該当箇所に液冷媒が存在した状態で、外気温度の上昇などにより冷媒温度が上昇すると、冷媒圧力もまた上昇し、冷媒温度が26℃以上となると、設計圧力が再利用される既設配管の耐圧基準値を超えてしまう可能性がある。
高圧側の設計圧力は、例えば、動作圧力の高いR410A冷媒に置き換えた前記冷凍装置において、R404A冷媒の65℃における飽和圧力の3.3MPaとする場合と、R410A冷媒の65℃における飽和圧力の4.3MPaとする場合がある。後者の、高圧側の設計圧力をR410A冷媒の65℃における飽和圧力の4.3MPaとした冷凍装置の場合は、液側既設配管27の設計圧力を低圧側の1.8MPaとするため、凝縮器2の下流側の液側冷媒配管5に減圧手段を追加するなどにより対応する。
次に、本実施の形態に係る冷凍装置の冷凍サイクルの動作について説明する。
例えば、この冷凍装置における通常運転の代表条件として、R410A冷媒が蒸発器4で蒸発する蒸発温度を−40℃とすると、低圧は0.18MPa、凝縮器2で凝縮する凝縮温度を40℃とすると、高圧は2.4MPaとなる。
冷凍装置の冷媒は、室外機Aと室内機Bとの間で循環し、蒸発と凝縮の状態変化を繰り返すことによって二次冷媒(例えば、室内空気)を冷却する。より具体的には、圧縮機1に吸引された蒸発温度の低圧ガス冷媒が、圧縮機1により圧縮される。圧縮機1から吐出された冷媒は、高温高圧のガス冷媒となり、吐出配管29と、第二の逆止弁11とを通流し、凝縮器2へ流入する。凝縮器2に流入した高温高圧のガス冷媒は、凝縮器2により外気に放熱し凝縮する。凝縮器2から流出した冷媒は凝縮温度の高圧液冷媒となり、液側冷媒配管5と、通電開の第三の電磁弁8と、液側既設配管27とを通流し、膨張弁3へ流入する。膨張弁3に流入した凝縮温度の高圧液冷媒は、膨張弁3により減圧される。膨張弁3により減圧された冷媒は、蒸発温度の低圧気液二相冷媒となり、蒸発器4に流入する。蒸発器4に流入した蒸発温度の低圧気液二相冷媒は、蒸発器4により室内空気から受熱し蒸発する。この蒸発過程で、蒸発器4の熱交換表面を通気する室内空気が冷やされる。蒸発器4から流出した冷媒は蒸発温度の低圧ガス冷媒となり、ガス側既設配管28と、ガス側冷媒配管6とを通流し、圧縮機1へ吸入される。
ここで、本実施の形態の冷凍装置における通常運転時の電磁弁操作表を図9に示す。本実施の形態の冷凍装置が通常に運転している場合、電磁弁の開放および遮断を制御する計測制御装置32は、通電開の第三の電磁弁8に通電することにより弁を開放する。さらに、膨張容器7を低圧部とするために、ガス側冷媒配管6と、膨張容器7を接続するガス側接続配管15に設けられた、通電開の第二の電磁弁10に通電することにより弁を開放し、膨張容器7からガス側冷媒配管6へ冷媒を通流させる。さらに、高圧部の液側冷媒配管5から、低圧部の膨張容器7へ液冷媒を通流させないために、液側冷媒配管5と膨張容器7を接続する液側接続配管14に設けられた、通電閉の第一の電磁弁9に通電することにより、弁を遮断する。
その結果、冷凍装置が通常に運転している場合には、膨張容器7の圧力は、ガス側冷媒配管6の同等の圧力となる。更に膨張容器7からガス側冷媒配管6への方向のみ通流可能な第五の逆止弁13を設けたため、ガス側冷媒配管6の圧力以下に維持できる。低い圧力を維持することができた場合、冷媒回収効果が促進される。
本実施の形態の冷凍装置が通常に運転している場合、圧縮機1の吐出側から膨張弁3、さらに通電閉の第一の電磁弁9から液側冷媒配管5までの液側接続配管14の冷媒回路が高圧部となり、膨張弁3から圧縮機1の吸入側、さらに膨張容器7と、ガス側接続配管15と、膨張容器7から通電閉の第一の電磁弁9までの液側接続配管14の冷媒回路が低圧部となる。
冷凍装置が、通常運転から停電などによる異常停止をした場合、弁などで遮断されていなければ、冷媒回路内に存在した高圧冷媒が、低圧冷媒の存在した冷媒回路部に流入し、全冷媒回路内が均圧となる。このとき、全冷媒回路内に液冷媒が存在するようになり、使用する冷媒を従来冷媒より高い動作圧力のものに置き換え、既設配管を再利用した冷凍装置では、外気が高温となった場合、冷媒圧力もまた上昇し、低圧側の設計圧力で設計された既設配管などにおいて、耐圧基準値を超えてしまう可能性がある。
本実施の形態の冷凍装置では、運転に必要な電力を得られなくなった状態、特に停電の場合の異常停止であっても既設配管の圧力を耐圧基準値以下に維持することを可能とする。
本実施の形態の冷凍装置において、運転に必要な電力を得られなくなった状態、特に停電の場合の異常停止について説明する。
冷凍装置への電力供給が無くなった場合、圧縮機1、凝縮器2が停止すると共に、通電開の第三の電磁弁8と、通電開の第二の電磁弁10が遮断し、通電閉の第一の電磁弁9が開放する。
その結果、第二の逆止弁11と、通電開の第三の電磁弁8との間の冷媒回路に存在する高圧冷媒は、通電開の第三の電磁弁8の遮断により液側既設配管27に流出することがなく、圧縮機1から凝縮器2への方向のみ通流可能な第二の逆止弁11によりガス側冷媒配管6に流出することもない。よって、この第二の逆止弁11と、通電開の第三の電磁弁8との間の高圧設計部である冷媒回路に高圧冷媒が封入される。さらに、液側冷媒配管5の冷媒の通流又は遮断を切り替える通電開の第三の電磁弁8の下流側から圧縮機1吸入側までの冷媒全てを、ガス側冷媒配管6の同等の圧力、またはそれ以下の圧力に維持されていた膨張容器7へ通流させ、貯留することが可能となる。
この第二の逆止弁11と、通電開の第三の電磁弁8との間の高圧設計部である冷媒回路に高圧冷媒が封入されることにより、膨張容器7に回収する冷媒量を減少させることができ、全冷媒の回収を確実なものとする。
このように、低圧側の設計圧力で設計されたガス側既設配管28などの液冷媒が除去されるので、使用する冷媒が従来冷媒より高い動作圧力で、且つ、外気が高温となり冷媒圧力が上昇した場合でも、配管中に液冷媒がほぼ存在しない状態では、耐圧面の問題が生じることがない。その結果、設計圧力の低い、元の冷凍装置の液側既設配管27とガス側既設配管28とを再利用可能な冷凍装置を得ることができる。
実施の形態2.
図2は、実施の形態2に係る冷凍装置の冷媒回路図である。図において、本実施の形態に係る冷凍装置は、熱源機としての室外機Aと、利用側機器としての室内機Bとを備えている。室外機Aには、冷媒を圧縮して吐出する圧縮機1と、圧縮機1から吐出した冷媒を凝縮する凝縮器2と、冷媒を貯蔵する膨張容器7とが搭載されている。室内機Bには、凝縮器2から流出した冷媒を減圧する膨張弁3と、膨張弁3で減圧した冷媒を蒸発させる蒸発器4とが搭載されている。液側既設配管27およびガス側既設配管28は、室外機Aと室内機Bとを接続する渡り配管である。
圧縮機1から吐出した冷媒を通流させる吐出配管29には、吐出配管29を通流する冷媒の逆流を防止する、つまり圧縮機1から凝縮器2への方向のみ通流可能な第四の逆止弁39が設けられ、凝縮器2から流出した冷媒を通流させる液側冷媒配管5には、液側冷媒配管5の冷媒の通流又は遮断を切り替える第六の電磁弁35と、第七の電磁弁31が設けられている。
室外機Aに搭載される膨張容器7は、第六の電磁弁35と第七の電磁弁31の間の液側冷媒配管5から延在する液側接続配管14に吸入側が接続されると共に、圧縮機1の吸入側のガス側冷媒配管6から延在するガス側接続配管15に排出側が接続されている。この膨張容器7により、液側既設配管27とガス側既設配管28の冷媒を一時的に貯留することが可能となる。
液側冷媒配管5と膨張容器7を接続する液側接続配管14には、第四の電磁弁36と、液側冷媒配管5から膨張容器7への方向のみ通流可能な第三の逆止弁38とが設けられ、ガス側冷媒配管6と膨張容器7を接続するガス側接続配管15には、第五の電磁弁37と、膨張容器7からガス側冷媒配管6への方向のみ通流可能な第五の逆止弁13とが設けられている。
上記の冷凍装置には、二酸化炭素等の自然冷媒、或いは上述のHFC系の高圧冷媒、例えばR410A冷媒が充填されている。
なお、膨張容器7を室外機Aの外側に設置してもよい。すなわち、すなわち、膨張容器7の吸入側を、液側接続配管14を介して液側既設配管27に接続すると共に、膨張容器7の排出側を、ガス側接続配管15を介してガス側既設配管28に接続することにより、室外機Aは、一般的な冷凍装置の室外機(膨張容器を含まない室外機)と同様の構成となる。その結果、室外機の共通化を図ることができ、システム構築コストを低減させることが可能となる。
室外機A内には、圧縮機1の吐出側に圧力センサ33aが設けられ、圧縮機1の吸入側に圧力センサ33bが設けられており、それぞれ設置場所の冷媒圧力を計測する。また、室外機A内には、圧縮機1の吐出側に温度センサ34aが設けられており、冷媒温度を計測する。
さらに、室外機A内には、計測制御装置32が設けられており、圧力センサ33、温度センサ34などの計測情報や、冷凍装置使用者から指示される運転内容に基づいて、圧縮機1の運転方法、凝縮器2の熱交換量、第四から第七の電磁弁
36、37、35、31の開放と遮断の切り替えなどを制御する。
本実施の形態の冷凍装置を通常に停止する場合は、冷媒を全て室外機A内の高圧側の設計圧力とする膨張容器7に貯留する。
ここで、本実施の形態の冷凍装置を通常に停止する場合の冷媒回収動作における電磁弁操作表を図9に示す。冷凍装置が通常運転時に、冷凍装置使用者から停止を指示された場合、計測制御装置32が、圧縮機1と凝縮器2を稼動させつつ、第六の電磁弁35の開放を維持し、第四の電磁弁36を開放し、第五の電磁弁37を遮断し、第七の電磁弁31を遮断する。
その結果、液側冷媒配管5の冷媒の通流又は遮断を切り替える第七の電磁弁31の下流側から圧縮機1の吸入側までの冷媒を圧縮機1の吐出側へ回収可能とする。さらに、膨張容器7は、通常運転時にガス側冷媒配管6の同等の圧力を維持するため、圧縮機1の吐出側から液側冷媒配管5までの冷媒回路内の冷媒全てを膨張容器7に貯留可能となる。さらに、第五の逆止弁13を設けることでガス側冷媒配管6の圧力以下を維持する。低い圧力を維持できた場合、冷媒回収効果が促進される。膨張容器7に冷媒を貯留した後、第四の電磁弁36を遮断することで、液冷媒を封入する。または、第三の逆止弁38を設けることで、第四の電磁弁36を遮断せずに液冷媒を封入可能とし、冷媒封入操作を簡略化できる。
このように、液側既設配管27とガス側既設配管28の冷媒回路内の液冷媒が除去されるので、使用する冷媒が従来冷媒より高い動作圧力で、且つ、外気が高温となり冷媒圧力が上昇した場合でも、配管中に液冷媒がほぼ存在しない状態では、耐圧面の問題が生じることがない。その結果、設計圧力の低い、元の冷凍装置の液側既設配管27とガス側既設配管28とを再利用可能な冷凍装置を得ることができる。
圧縮機1の吸入側は、冷媒が回収されることで圧力が低下する。圧縮機1の吸入側の圧力を測定する圧力センサ33bにより測定された圧力が、設定された低圧圧力値以下となった場合、計測制御装置32が圧縮機1と凝縮器2の稼動を止める。さらに、第六の電磁弁35を遮断し、第五の電磁弁37の遮断を維持すれば、第四の電磁弁36と、第七の電磁弁31を開放した場合においても、液側冷媒配管5の第七の電磁弁31と第六の電磁弁35の間と、第三の逆止弁38から液側冷媒配管5の接続部分までが低圧側に開放される。しかし、本実施の形態の冷凍装置であれば、全冷媒回路内の冷媒が膨張容器7に回収可能なため、冷媒圧力が上昇した場合でも、耐圧面の問題が生じることがない。このことより、実施の形態1と同様に、第四の電磁弁36を通電閉、第五の電磁弁37を通電開、第六の電磁弁35を通電開、さらに、第七の電磁弁31を通電閉とすれば、停電にも対応可能となる。
本実施の形態の冷凍装置において、運転異常の検知により計測制御装置32が圧縮機1を停止した場合の異常停止について説明する。
圧縮機1の吐出側の圧力センサ33aが測定する吐出圧力が、設定された圧力以上となる場合、または圧縮機1の吐出側の温度センサ34aが測定する吐出温度が、設定された温度以上となる場合など、冷凍装置の運転異常が検知された場合において、計測制御装置32が圧縮機1を停止させる。
ここで、本実施の形態の冷凍装置において、運転異常の検知により計測制御装置32が圧縮機1を停止した場合の電磁弁操作表を図9に示す。計測制御装置32が圧縮機1を停止させた場合には、第四の逆止弁39と、第六の電磁弁35との間の冷媒回路に存在する高圧冷媒は、第六の電磁弁35の遮断により液側既設配管27に流出することがなく、圧縮機1から凝縮器2への方向のみ通流可能な第四の逆止弁39によりガス側冷媒配管6に流出することもない。よって、この第四の逆止弁39と、第六の電磁弁35との間の高圧設計部である冷媒回路に高圧冷媒が封入される。
一方、液側冷媒配管5の冷媒の通流又は遮断を切り替える第六の電磁弁35の下流側から膨張弁3までの高圧冷媒は、膨張弁3から圧縮機1の吸入側、さらに第五の電磁弁37からガス側冷媒配管6までのガス側接続配管15の低圧冷媒が存在した冷媒回路に流入し、外気が高温となった場合、冷媒圧力もまた上昇し、低圧側の設計圧力で設計されたガス側既設配管28などにおいて、耐圧基準値を超えてしまう可能性がある。
そこで、冷凍装置が通常運転から運転異常の検知により計測制御装置32が圧縮機1を停止した場合には、液側冷媒配管5の冷媒の通流又は遮断を切り替える第六の電磁弁35の下流側から圧縮機1の吸入側までの冷媒を、高圧設計部の膨張容器7へ通流させ、貯留する。
冷媒を膨張容器7へ通流させ、貯留する上記解決策の方法として、液側冷媒配管5に設けられた第七の電磁弁31と、液側接続配管14に設けられた第四の電磁弁36を開放する。さらに、膨張容器7からガス側冷媒配管6へ冷媒を通流させないために、ガス側接続配管15に設けられた第五の電磁弁37を遮断する。
その結果、運転異常の検知により計測制御装置32が圧縮機1を停止した場合であっても、第六の電磁弁35の下流側から圧縮機1の吸入側までの冷媒全てを、ガス側冷媒配管6の同等の圧力に維持されていた、または第五の逆止弁13を設けた場合はガス側冷媒配管6の圧力以下に維持されていた膨張容器7へ通流させ、貯留することが可能となる。
第四の逆止弁39と、第六の電磁弁35との間の高圧設計部である冷媒回路に高圧冷媒が封入されることにより、膨張容器7に回収する冷媒量を減少させることができ、全冷媒の回収を確実なものとする。
液側冷媒配管5から膨張容器7への方向のみ通流可能な第三の逆止弁38を設置しない場合、膨張容器7に冷媒を通流させた後、第六の電磁弁を遮断することで膨張容器7内に冷媒を貯留する。
このように、低圧側の設計圧力で設計されたガス側既設配管28などの液冷媒が除去されるので、使用する冷媒が従来冷媒より高い動作圧力で、且つ、外気が高温となり冷媒圧力が上昇した場合でも、配管中に液冷媒がほぼ存在しない状態では、耐圧面の問題が生じることがない。その結果、設計圧力の低い、元の冷凍装置の液側既設配管27とガス側既設配管28とを再利用可能な冷凍装置を得ることができる。
実施の形態3.
図3は、実施の形態3に係る冷凍装置の冷媒回路図である。この実施の形態3が図1に示す実施の形態1又は図2に示す実施の形態2と異なるのは、膨張容器7と熱交換を行うための第二の冷凍サイクルが、室外機Aに付加されている点である。その他の構成については実施の形態1又は実施の形態2と同一又は同等である。なお、実施の形態1又は実施の形態2と同一又は同等な構成部分については同一符号を付し、その説明は省略する。
図3に示すように、第二の冷凍サイクルは、冷媒を圧縮して吐出する第二の圧縮機17と、第二の圧縮機17から吐出した冷媒を凝縮する熱源側熱交換器としての第二の凝縮器18と、第二の凝縮器18から流出した冷媒を減圧する減圧手段としての第二の膨張弁19と、第二の膨張弁19により減圧された冷媒を蒸発させる利用側熱交換器としての第二の蒸発器20とを備えており、第二の蒸発器20と膨張容器7とで、冷媒同士の熱交換を行う。
さらに、第二の冷凍サイクルを構成する機器は、膨張容器7と一部の冷媒回路を共有していれば、室外機Aを構成する構造体の外側、或いは機器同士が当接設置を可能とする。
第二の蒸発器20と膨張容器7とで、冷媒同士の熱交換を行う構造は、第二の蒸発器20の冷媒配管を膨張容器7の外側表面と接触させる構造、又は膨張容器7の外周を取り巻く構造、又は膨張容器7の内部に挿入させ、内部冷媒に直接接触させる構造のいずれであってもよい。
第二の蒸発器20と膨張容器7とで、冷媒同士の熱交換を行う本実施の形態は、冷凍装置が通常に運転している場合、膨張容器7を冷却し、冷熱を蓄えることで、低圧部である膨張容器7に流入した高圧冷媒の体積膨張を抑制する効果がある。
その結果、液側既設配管27とガス側既設配管28に冷媒が滞留する状態で運転停止した場合には、液側冷媒配管5から膨張容器7へ高圧冷媒を通流させる、実施の形態1又は実施の形態2で述べた効果の更なる促進が図れ、膨張容器7内への通流時に高圧液冷媒の気化を抑制し、貯留する膨張容器7内の液冷媒量を増大させる効果より、膨張容器7の容積を縮小できる。
実施の形態4.
図4は、実施の形態4に係る冷凍装置の冷媒回路図である。この実施の形態4が図3に示す実施の形態3と異なるのは、第二の凝縮器18が凝縮器2に近接して設置されている点である。その他の構成については実施の形態3と同一又は同等である。なお、実施の形態3と同一又は同等な構成部分については同一符号を付し、その説明は省略する。
図4において、第二の冷凍サイクルの第二の凝縮器18は凝縮器2と近接して設置され、凝縮器2の送風機16は、凝縮器2と第二の凝縮器18に同時に空気を送り込む。凝縮器2と第二の凝縮器18は、互いに伝熱管は共有しないが、熱交換器の形態がプレートフィンチューブの場合は、フィンが互いに共有される構成をとり、これにより近接設置に比べて、更に冷媒配管同士の熱交換性能が向上する。
上記のような構成とすることで、凝縮器2と第二の凝縮器18の送風動力が凝縮器2の送風機16の1台で済むため、動力回収を図ることができ、システムの効率向上、即ち省エネが実現できる。
実施の形態5.
図5は、実施の形態5に係る冷凍装置の冷媒回路図である。この実施の形態5が図1に示す実施の形態1又は図2に示す実施の形態2と異なるのは、ガス側冷媒配管6と膨張容器7とで、冷媒同士の熱交換を行っている点である。その他の構成については実施の形態1又は実施の形態2と同一又は同等である。なお、実施の形態1又は実施の形態2と同一又は同等な構成部分については同一符号を付し、その説明は省略する。
図5に示すように、ガス側冷媒配管6の一部がU字状に膨張容器7に向けて延び、ガス側冷媒配管6と膨張容器7とで冷媒同士の熱交換を行う。
ガス側冷媒配管6と膨張容器7とで冷媒同士の熱交換を行う構造としては、ガス側冷媒配管6を膨張容器7の外側表面と接触させる構造、又はガス側冷媒配管6で膨張容器7の外周を取り巻く構造、又はガス側冷媒配管6を膨張容器7の内部に挿入させ、内部冷媒に直接接触させる構造のいずれであってもよく、また、その他の構造であってもよい。
ガス側冷媒配管6と膨張容器7とで冷媒同士の熱交換を行う本実施の形態は、冷凍装置が通常に運転している場合、代表条件として外気温度32℃、冷媒の蒸発温度を−40℃とすると、ガス側冷媒配管6は蒸発温度に近い−40℃から−30℃の温度と想定され、ガス側冷媒配管6との冷媒同士の熱交換を行う膨張容器7が冷却される。そのため、液側既設配管27とガス側既設配管28に冷媒が滞留する状態で運転停止した場合には、液側冷媒配管5から膨張容器7へ高圧冷媒を通流させる、実施の形態1又は実施の形態2で述べた効果の更なる促進が図れ、膨張容器7内への通流時に高圧液冷媒の気化を抑制し、貯留する膨張容器7内の液冷媒量を増大させる効果より、膨張容器7の容積を縮小できる。
実施の形態6.
図6は、実施の形態6に係る冷凍装置の冷媒回路図である。この実施の形態6が図1に示す実施の形態1又は図2に示す実施の形態2と異なるのは、分岐冷媒配管25と膨張容器7とで冷媒同士の熱交換を行っている点である。その他の構成については実施の形態1又は実施の形態2と同一又は同等である。なお、実施の形態1又は実施の形態2と同一又は同等な構成部分については同一符号を付し、その説明は省略する。
図3に示すように、実施の形態6に係る冷凍装置は、一端が液側冷媒配管5に接続されると共に、他端がガス側冷媒配管6又は圧縮機1に接続され、液冷媒を分岐させる分岐冷媒配管25と、分岐冷媒配管25から分岐される冷媒を減圧する減圧手段としての第三の膨張弁24と、第三の膨張弁24により減圧された分岐冷媒配管25の冷媒と膨張容器7の冷媒とで冷媒同士の熱交換を行う手段とを備えている。
即ち、分岐冷媒配管25が実施の形態1又は実施の形態2に付加され、第三の膨張弁24により減圧された冷媒と膨張容器7との冷媒同士の熱交換を行い、圧縮機1の圧縮途中、又は吸入側にインジェクションを実施する構成を取る。
または、分岐冷媒配管25と、液側冷媒配管5との冷媒同士の熱交換を行うエコノマイザ23を設ける。この場合、分岐冷媒配管25を通流する冷媒流量を増加させ、分岐冷媒配管25と膨張容器7と冷媒同士の熱交換性能を向上させる。更に、分岐冷媒配管25を圧縮機1と接続させる場合、液側冷媒配管5の冷媒過冷却度を増大させ、運転効率を向上させる。
分岐冷媒配管25と膨張容器7とで冷媒同士の熱交換を行う構造としては、分岐冷媒配管25を膨張容器7の外側表面と接触させる構造、又は分岐冷媒配管25を膨張容器7の外周を取り巻く構造、又は分岐冷媒配管25を膨張容器7の内部に挿入させ、内部冷媒に直接接触させる構造のいずれであってもよく、また、その他の構造であってもよい。
分岐冷媒配管25と膨張容器7とで冷媒同士の熱交換を行う本実施の形態は、冷凍装置が通常に運転している場合、膨張容器7が冷却されるため、液側既設配管27とガス側既設配管28に冷媒が滞留する状態で運転停止した場合であっても、液側冷媒配管5から膨張容器7へ高圧冷媒を通流させる、実施の形態1又は実施の形態2で述べた効果の更なる促進が図れ、膨張容器7内への通流時に高圧液冷媒の気化を抑制し、貯留する膨張容器7内の液冷媒量を増大させる効果より、膨張容器7の容積を縮小できる。
実施の形態7.
図7は、実施の形態7に係る冷凍装置の冷媒回路図である。図において、室外機Aに搭載される膨張容器7は、液側冷媒配管5の冷媒の通流又は遮断を切り替える通電開の第九の電磁弁42と液側既設配管27との間の液側冷媒配管5から延在する液側接続配管14に吸入側が接続されると共に、圧縮機1の吸入側のガス側冷媒配管6又は圧縮機1から延在するガス側接続配管15に排出側が接続されている。この膨張容器7により、液側既設配管27とガス側既設配管28の冷媒を一時的に貯留することが可能となる。
液側冷媒配管5と膨張容器7を接続する液側接続配管14には、液側接続配管14を通流する冷媒を減圧する減圧手段として第四の膨張弁30と、液側冷媒配管5から膨張容器7への方向のみ通流可能な第六の逆止弁40が設けられている。さらに、ガス側冷媒配管6又は圧縮機1と、膨張容器7と、を接続するガス側接続配管15には、通電開の第八の電磁弁41が設けられ、圧縮機1の吸入側、又は圧縮途中にインジェクションを実施する構成を取る。
または、ガス側接続配管15と、液側冷媒配管5との冷媒同士の熱交換を行うエコノマイザ23を設けた構成を取る。この場合、膨張容器7を通流する冷媒流量を増加させ、膨張容器7の冷却効果を向上させることができる。さらに、ガス側接続配管15を圧縮機1と接続させる場合、液側冷媒配管5の冷媒過冷却度を増大させ、運転効率を向上させることができる。
本実施の形態は、冷凍装置が通常に運転している場合、液側接続配管14を通流した冷媒が第四の膨張弁30で減圧され、膨張容器7で受熱することで膨張容器7が常に冷却され、膨張容器7に冷熱を蓄えることが可能となる。このため、冷凍装置停止時には、低圧部である膨張容器7に流入した高圧冷媒の体積膨張を抑制する効果が得られる。
膨張容器7は、冷凍装置停止時に液側既設配管27とガス側既設配管28の冷媒を貯留するため、冷凍装置が通常に運転している場合、液冷媒を排出しておく必要がある。液冷媒を排出できない場合は、膨張容器7の容積を大きくしなければならなくなり、コストがかかるためである。そのため、膨張容器7の排出口(ガス側接続配管15と膨張容器7との接続部分)を、膨張容器7の底面に配置する(最下部に位置させる)ことにより、膨張容器7から液冷媒を排出容易にしている。その結果、冷凍装置の通常運転時に膨張容器7から液冷媒が容易に排出できるので、膨張容器7の小型化を図ることができる。
なお、膨張容器7から液冷媒を排出容易な構造としては、膨張容器7の排出口を底面に配置する構造以外にも、排出口を吸入口より大きくした構造、複数の排出口を設けた構造などであってもよい。
また、上記の冷凍装置には、二酸化炭素等の自然冷媒、或いは上述のHFC系の高圧冷媒、例えばR410A冷媒が充填されている。
さらに、膨張容器7を室外機Aの外側に設置してもよい。すなわち、膨張容器7の吸入側を、液側接続配管14を介して液側既設配管27に接続すると共に、膨張容器7の排出側を、ガス側接続配管15を介してガス側既設配管28に接続することにより、室外機Aは、一般的な冷凍装置の室外機(膨張容器を含まない室外機)と同様の構成となる。その結果、室外機の共通化を図ることができ、システム構築コストを低減させることが可能となる。
本実施の形態の冷凍装置において、運転に必要な電力を得られなくなった状態、特に停電の場合の異常停止について説明する。
冷凍装置への電力供給が無くなった場合、圧縮機1、凝縮器2が停止すると共に、通電開の第八の電磁弁41と、通電開の第九の電磁弁42が遮断する。
その結果、第七の逆止弁43と、通電開の第九の電磁弁42との間の冷媒回路に存在する高圧冷媒は、通電開の第九の電磁弁42の遮断により液側既設配管27に流出することがなく、圧縮機1から凝縮器2への方向のみ通流可能な第七の逆止弁43によりガス側冷媒配管6に流出することもない。よって、この第七の逆止弁43と、通電開の第九の電磁弁42との間の高圧設計部である冷媒回路に高圧冷媒が封入される。さらに、液側冷媒配管5の冷媒の通流又は遮断を切り替える通電開の第九の電磁弁42の下流側から圧縮機1の吸入側までの冷媒全てを、ガス側冷媒配管6の同等の圧力に維持されていた、または圧縮機1の圧縮途中の同等の圧力に維持されていた膨張容器7へ通流させ、貯留することが可能となる。
この第七の逆止弁43と、通電開の第九の電磁弁42との間の高圧設計部である冷媒回路に一部の高圧冷媒が封入されることにより、膨張容器7に回収する冷媒量を減少させることができ、全冷媒の回収を確実なものとする。
このように、低圧側の設計圧力で設計されたガス側既設配管28などの液冷媒が除去されるので、使用する冷媒が従来冷媒より高い動作圧力で、且つ、外気が高温となり冷媒圧力が上昇した場合でも、配管中に液冷媒がほぼ存在しない状態では、耐圧面の問題が生じることはない。その結果、設計圧力の低い、元の冷凍装置の液側既設配管27とガス側既設配管28とを再利用可能な冷凍装置を得ることができる。
本実施の形態の冷凍装置において、膨張容器7を冷却していることにより、液側既設配管27とガス側既設配管28に冷媒が滞留する状態で運転停止した場合、液側冷媒配管5から膨張容器7へ高圧冷媒を通流させる、実施の形態1又は実施の形態2で述べた効果の更なる促進が図れ、膨張容器7内への通流時に高圧液冷媒の気化を抑制し、貯留する膨張容器7内の液冷媒量を増大させる効果より、膨張容器7の容積を縮小できる。
実施の形態8.
図8は、実施の形態8に係る冷凍装置の冷媒回路図である。この実施の形態8が図7に示す実施の形態7と異なるのは、通電開の第八の電磁弁41と通電開の第九の電磁弁42の代わりに、開放と遮断を制御する制御手段を備えた第十の電磁弁45と第十一の電磁弁44とを備えることにより、圧縮機保護装置作動などによる圧縮機異常停止においても対応可能としている点である。その他の構成については実施の形態7と同一又は同等である。なお、実施の形態7と同一又は同等な構成部分については同一符号を付し、その説明は省略する。
図8に示すように、本実施の形態の冷凍装置においては、運転異常の検知により計測制御装置32が圧縮機1を停止した場合には、第七の逆止弁43と、第十一の電磁弁44との間の冷媒回路に存在する高圧冷媒は、第十一の電磁弁44の遮断により液側既設配管27に流出することがなく、圧縮機1から凝縮器2への方向のみ通流可能な第七の逆止弁43によりガス側冷媒配管6に流出することもない。よって、この第七の逆止弁43と、第十一の電磁弁44との間の高圧設計部である冷媒回路に高圧冷媒が封入される。
一方、液側冷媒配管5の冷媒の通流又は遮断を切り替える第十一の電磁弁44の下流側から膨張弁3までの高圧冷媒は、膨張弁3から圧縮機1の吸入側、さらに第十の電磁弁45からガス側冷媒配管6までのガス側接続配管15の低圧冷媒が存在した冷媒回路に流入し、外気が高温となった場合、冷媒圧力もまた上昇し、低圧側の設計圧力で設計されたガス側既設配管28などにおいて、耐圧基準値を超えてしまう可能性がある。
そこで、冷凍装置が通常運転から運転異常の検知により計測制御装置32が圧縮機1を停止した場合には、液側冷媒配管5の冷媒の通流又は遮断を切り替える第十一の電磁弁44の下流側から圧縮機1の吸入側までの冷媒を、高圧設計部の膨張容器7へ通流させ、貯留する。
冷媒を膨張容器7へ通流させ、貯留する上記解決策の方法として、液側冷媒配管5に設けられた第十二の電磁弁46を開放する。さらに、膨張容器7からガス側冷媒配管6へ冷媒を通流させないために、ガス側接続配管15に設けられた第十の電磁弁45を遮断する。
その結果、運転異常の検知により計測制御装置32が圧縮機1を停止した場合であっても、第十一の電磁弁44の下流側から圧縮機1の吸入側までの冷媒全てを、ガス側冷媒配管6の同等の圧力に維持されていた、または圧縮機1の圧縮途中の同等の圧力に維持されていた膨張容器7へ通流させ、貯留することが可能となる。
液側冷媒配管5から膨張容器7への方向のみ通流可能な第六の逆止弁40の代わりに第十三の電磁弁とした場合、膨張容器7に冷媒を通流させた後、第十三の電磁弁を遮断することで膨張容器7内に冷媒を貯留する。
このように、低圧側の設計圧力で設計されたガス側既設配管28などの液冷媒が除去されるので、使用する冷媒が従来冷媒より高い動作圧力で、且つ、外気が高温となり冷媒圧力が上昇した場合でも、配管中に液冷媒がほぼ存在しない状態では、耐圧面の問題が生じることがない。その結果、設計圧力の低い、元の冷凍装置の液側既設配管27とガス側既設配管28とを再利用可能な冷凍装置を得ることができる。
また、第七の逆止弁43と、第十一の電磁弁44との間の高圧設計部である冷媒回路に高圧冷媒が封入されることにより、膨張容器7に回収する冷媒量を減少させることができ、全冷媒の回収を確実なものとする。
さらに、液側冷媒配管5と液側接続配管14の接続部より下流側から液側既設配管27の間の液側冷媒配管5には、第十二の電磁弁が設けられ、冷凍装置が通常運転時に、冷凍装置使用者から停止を指示された場合、計測制御装置32が、圧縮機1と凝縮器2を稼動させつつ、第十二の電磁弁46の開放を維持し、第十の電磁弁45を遮断する。
その結果、液側冷媒配管5の冷媒の通流又は遮断を切り替える第十二の電磁弁46の下流側から圧縮機1の吸入側までの冷媒が、圧縮機1の吐出側へ回収可能となる。さらに、膨張容器7は、通常運転時にガス側冷媒配管6の同等の圧力が維持される、または圧縮機1の圧縮途中の同等の圧力に維持されているため、圧縮機1の吐出側から液側冷媒配管5までの冷媒回路内の冷媒全てが膨張容器7に貯留可能となる。
このように、液側既設配管27とガス側既設配管28の冷媒回路内の液冷媒が除去されるので、使用する冷媒が従来冷媒より高い動作圧力で、且つ、外気が高温となり冷媒圧力が上昇した場合でも、配管中に液冷媒がほぼ存在しない状態では、耐圧面の問題が生じることがない。その結果、設計圧力の低い、元の冷凍装置の液側既設配管27とガス側既設配管28とを再利用可能な冷凍装置を得ることができる。
本実施の形態は、冷凍装置が通常に運転している場合、液側接続配管14を通流した冷媒が第四の膨張弁30で減圧され、膨張容器7で受熱することで膨張容器7が常に冷却されるので、冷熱を蓄えることが可能となる。よって、冷凍装置停止時には、低圧部である膨張容器7に流入した高圧冷媒の体積膨張を抑制する効果が得られる。
膨張容器7は、冷凍装置停止時に液側既設配管27とガス側既設配管28の冷媒を貯留するため、冷凍装置が通常に運転している場合、液冷媒を排出しておく必要がある。液冷媒を排出できない場合は、膨張容器7の容積を大きくしなければならなくなり、コストがかかるためである。そのため、膨張容器7の排出口(ガス側接続配管15と膨張容器7との接続部分)を、膨張容器7の底面に配置する(最下部に位置させる)ことにより、膨張容器7から液冷媒を排出容易にしている。その結果、冷凍装置の通常運転時に膨張容器7から液冷媒が容易に排出できるので、膨張容器7の小型化を図ることができる。
なお、膨張容器7から液冷媒を排出容易な構造としては、膨張容器7の排出口を底面に配置する構造以外にも、排出口を吸入口より大きくした構造、複数の排出口を設けた構造などであってもよい。
また、本実施の形態が、ガス側接続配管15と、液側冷媒配管5との冷媒同士の熱交換を行うエコノマイザ23を設けた構成を取る場合、膨張容器7を通流する冷媒流量を増加させ、膨張容器7の冷却効果を向上させることができる。さらに、ガス側接続配管15を圧縮機1と接続させる場合、液側冷媒配管5の冷媒過冷却度を増大させ、運転効率を向上させることができる。
また、上記の冷凍装置には、二酸化炭素等の自然冷媒、或いは上述のHFC系の高圧冷媒、例えばR410A冷媒が充填されている。
さらに、膨張容器7を室外機Aの外側に設置してもよい。すなわち、膨張容器7の吸入側を、液側接続配管14を介して液側既設配管27に接続すると共に、膨張容器7の排出側を、ガス側接続配管15を介してガス側既設配管28に接続することにより、室外機Aは、一般的な冷凍装置の室外機(膨張容器を含まない室外機)と同様の構成となる。その結果、室外機の共通化を図ることができ、システム構築コストを低減させることが可能となる。
本発明の実施の形態1を示す冷凍装置の冷媒回路図である。 本発明の実施の形態2を示す冷凍装置の冷媒回路図である。 本発明の実施の形態3を示す冷凍装置の冷媒回路図である。 本発明の実施の形態4を示す冷凍装置の冷媒回路図である。 本発明の実施の形態5を示す冷凍装置の冷媒回路図である。 本発明の実施の形態6を示す冷凍装置の冷媒回路図である。 本発明の実施の形態7を示す冷凍装置の冷媒回路図である。 本発明の実施の形態8を示す冷凍装置の冷媒回路図である。 本発明の冷凍装置に設けられた各電磁弁の操作を示す表である。
符号の説明
1…圧縮機、2…凝縮器、3…膨張弁(減圧手段)、4…蒸発器、5…液側冷媒配管、6…ガス側冷媒配管、7…膨張容器(冷媒貯留手段)、8…第三の電磁弁、9…第一の電磁弁、10…第二の電磁弁、11…第二の逆止弁、12…第一の逆止弁、13…第五の逆止弁、14…液側接続配管、15…ガス側接続配管、16…送風機、17…第二の圧縮機、18…第二の凝縮器、19…第二の膨張弁(第二の減圧手段)、20,21,22…第二の蒸発器(冷却手段)、23…エコノマイザ、24…第三の膨張弁(第三の減圧手段)、25…分岐冷媒配管、27…液側既設配管(液側渡り配管)、28…ガス側既設配管(ガス側渡り配管)、29…吐出配管、30…第四の膨張弁(第四の減圧手段)、31…第七の電磁弁、32…計測制御装置、33a,33b…圧力センサ、34a…温度センサ、35…第六の電磁弁、36…第四の電磁弁、37…第五の電磁弁、38…第三の逆止弁、39…第四の逆止弁、40…第六の逆止弁、41…第八の電磁弁、42…第九の電磁弁、43…第七の逆止弁、44…第十一の電磁弁、45…第十の電磁弁、46…第十二の電磁弁、A…室外機、B…室内機。

Claims (22)

  1. 室外機と室内機とを備え、
    前記室外機は、
    冷媒を圧縮して吐出する圧縮機と、
    前記圧縮機から吐出した冷媒を凝縮する凝縮器とを備え、
    前記室内機は、
    前記凝縮器から流出した冷媒を減圧する減圧手段と、
    前記減圧手段で減圧した冷媒を蒸発させる蒸発器とを備える冷凍装置において、
    液側渡り配管およびガス側渡り配管を有し、前記室外機と前記室内機とを接続する渡り配管と、
    前記凝縮器と前記液側渡り配管とを接続する液側冷媒配管と、
    前記圧縮機と前記ガス側渡り配管とを接続するガス側冷媒配管と、
    前記液側冷媒配管または前記液側渡り配管から延在する液側接続配管と、
    前記ガス側冷媒配管または前記ガス側渡り配管から延在するガス側接続配管と、
    前記液側接続配管に吸入側が接続されると共に、前記ガス側接続配管に排出側が接続され、前記渡り配管内の冷媒を貯留する冷媒貯留手段と、
    前記液側接続配管に設けられ、前記冷媒貯留手段へ吸入方向のみ冷媒を通流させる第一の逆止弁と、
    前記液側接続配管に設けられ、通電時に遮断する第一の電磁弁と、
    前記ガス側接続配管に設けられ、通電時に開放する第二の電磁弁とを備えることを特徴とする冷凍装置。
  2. 前記液側冷媒配管のうち、前記液側接続配管との接続部分より前記凝縮器側に設けられ、通電時に開放する第三の電磁弁と、
    前記圧縮機と前記凝縮器とを接続する冷媒配管に設けられ、前記圧縮機から前記凝縮器の方向のみ冷媒を通流させる第二の逆止弁とを更に備えることを特徴とする請求項1に記載の冷凍装置。
  3. 室外機と室内機とを備え、
    前記室外機は、
    冷媒を圧縮して吐出する圧縮機と、
    前記圧縮機から吐出した冷媒を凝縮する凝縮器とを備え、
    前記室内機は、
    前記凝縮器から流出した冷媒を減圧する減圧手段と、
    前記減圧手段で減圧した冷媒を蒸発させる蒸発器とを備える冷凍装置において、
    液側渡り配管およびガス側渡り配管を有し、前記室外機と前記室内機とを接続する渡り配管と、
    前記凝縮器と前記液側渡り配管とを接続する液側冷媒配管と、
    前記圧縮機と前記ガス側渡り配管とを接続するガス側冷媒配管と、
    前記液側冷媒配管または前記液側渡り配管から延在する液側接続配管と、
    前記ガス側冷媒配管または前記ガス側渡り配管から延在するガス側接続配管と、
    前記液側接続配管に吸入側が接続されると共に、前記ガス側接続配管に排出側が接続され、前記渡り配管内の冷媒を貯留する冷媒貯留手段と、
    前記液側接続配管に設けられた第四の電磁弁と、
    前記ガス側接続配管に設けられた第五の電磁弁と、
    前記圧縮機の運転動作と、前記第四の電磁弁と前記第五の電磁弁の開放と遮断と、を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段により、前記圧縮機の運転を停止し、前記第四の電磁弁を開放し、前記第五の電磁弁を遮断することで前記冷媒貯留手段に冷媒回路内の冷媒を通流させ、その後、前記制御手段により前記第四の電磁弁を遮断することで前記冷媒貯留手段に冷媒回路内の冷媒を貯留させることを特徴とする冷凍装置。
  4. 前記液側接続配管に設けられ、前記冷媒貯留手段へ吸入方向のみ冷媒を通流させる第三の逆止弁を更に備え、
    前記制御手段により、前記圧縮機の運転を停止し、前記第四の電磁弁を開放し、前記第五の電磁弁を遮断することで前記冷媒貯留手段に冷媒回路内の冷媒を貯留させることを特徴とする請求項3に記載の冷凍装置。
  5. 前記液側冷媒配管のうち、前記液側接続配管との接続部分より前記凝縮器側に設けられた第六の電磁弁と、
    前記圧縮機と前記凝縮器とを接続する冷媒配管に設けられ、前記圧縮機から前記凝縮器の方向のみ冷媒を通流させる第四の逆止弁とを更に備え、
    前記制御手段は、前記圧縮機の運転動作と、前記第四の電磁弁と前記第五の電磁弁と前記第六の電磁弁の開放または遮断と、を制御し、
    前記制御手段により、前記圧縮機の運転を停止させ、前記第六の電磁弁を遮断することで、前記第四の逆止弁から前記第六の電磁弁までの間の冷媒を冷媒回路内に貯留させることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の冷凍装置。
  6. 前記液側冷媒配管のうち、前記液側接続配管との接続部分より前記液側渡り配管側に設けられた第七の電磁弁を更に備え、
    前記制御手段は、前記圧縮機の運転動作と、前記第四の電磁弁と前記第五の電磁弁と前記第七の電磁弁の開放または遮断と、を制御し、
    前記制御手段により、前記第四の電磁弁を開放し、前記第五の電磁弁を遮断し、前記第七の電磁弁を遮断し、前記圧縮機を運転することで、前記冷媒貯留手段に冷媒回路内の冷媒を通流させ、その後、前記制御手段により前記第四の電磁弁を遮断することで前記冷媒貯留手段に冷媒回路内の冷媒を貯留させることを特徴とする請求項3から請求項5のいずれかに記載の冷凍装置。
  7. 前記液側接続配管に設けられ、前記冷媒貯留手段へ吸入方向のみ冷媒を通流させる第三の逆止弁を備え、
    前記制御手段により、前記第四の電磁弁を開放し、前記第五の電磁弁を遮断し、前記第七の電磁弁を遮断し、前記圧縮機を運転することで、前記冷媒貯留手段に冷媒回路内の冷媒を貯留させることを特徴とする請求項6に記載の冷凍装置。
  8. 前記ガス側接続配管に設けられ、前記冷媒貯留手段から排出方向のみ冷媒を通流させる第五の逆止弁を更に備えることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の冷凍装置。
  9. 前記冷媒貯留手段は、内部冷媒の冷却手段を備えることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載の冷凍装置。
  10. 第二の圧縮機と、第二の凝縮器と、第二の減圧手段と、第二の蒸発器とを有する第二の冷凍サイクルを更に備え、
    前記冷却手段は、前記第二の蒸発器を用いて構成されていることを特徴とする請求項9に記載の冷凍装置。
  11. 前記第二の凝縮器は、前記凝縮器と近接して設置されていることを特徴とする請求項10に記載の冷凍装置。
  12. 前記冷却手段は、前記ガス側冷媒配管を用いて構成されていることを特徴とする請求項9に記載の冷凍装置。
  13. 前記液側冷媒配管から液冷媒を分岐させる分岐冷媒配管と、
    前記分岐冷媒配管を通流する冷媒を減圧する第三の減圧手段とを更に備え、
    前記分岐冷媒配管は、一端が前記液側冷媒配管に接続されると共に、他端が前記ガス側冷媒配管又は前記圧縮機に接続され、
    前記冷却手段は、前記第三の減圧手段により減圧された冷媒が通流する前記分岐冷媒配管を用いて構成されていることを特徴とする請求項9に記載の冷凍装置。
  14. 前記分岐冷媒配管は、前記液側冷媒配管に対して熱交換可能に接触して配置されていることを特徴とする請求項13に記載の冷凍装置。
  15. 室外機と室内機とを備え、
    前記室外機は、
    冷媒を圧縮して吐出する圧縮機と、
    前記圧縮機から吐出した冷媒を凝縮する凝縮器とを備え、
    前記室内機は、
    前記凝縮器から流出した冷媒を減圧する減圧手段と、
    前記減圧手段で減圧した冷媒を蒸発させる蒸発器とを備える冷凍装置において、
    液側渡り配管およびガス側渡り配管を有し、前記室外機と前記室内機とを接続する渡り配管と、
    前記凝縮器と前記液側渡り配管とを接続する液側冷媒配管と、
    前記圧縮機と前記ガス側渡り配管とを接続するガス側冷媒配管と、
    前記液側冷媒配管または前記液側渡り配管から延在する液側接続配管と、
    前記ガス側冷媒配管または前記ガス側渡り配管または前記圧縮機から延在するガス側接続配管と、
    前記液側接続配管に吸入側が接続されると共に、前記ガス側接続配管に排出側が接続され、前記渡り配管内の冷媒を貯留する冷媒貯留手段と、
    前記液側接続配管に設けられ、前記冷媒貯留手段へ吸入方向のみ冷媒を通流させる第六の逆止弁と、
    前記冷媒貯留手段に吸入する冷媒を減圧する第四の減圧手段と、
    前記ガス側接続配管に設けられ、通電時に開放する第八の電磁弁とを備えることを特徴とする冷凍装置。
  16. 前記液側冷媒配管のうち、前記液側接続配管との接続部分より前記凝縮器側に設けられ、通電時に開放する第九の電磁弁と、
    前記圧縮機と前記凝縮器とを接続する冷媒配管に設けられ、前記圧縮機から前記凝縮器の方向のみ冷媒を通流させる第七の逆止弁とを更に備えることを特徴とする請求項15に記載の冷凍装置。
  17. 室外機と室内機とを備え、
    前記室外機は、
    冷媒を圧縮して吐出する圧縮機と、
    前記圧縮機から吐出した冷媒を凝縮する凝縮器とを備え、
    前記室内機は、
    前記凝縮器から流出した冷媒を減圧する減圧手段と、
    前記減圧手段で減圧した冷媒を蒸発させる蒸発器とを備える冷凍装置において、
    液側渡り配管およびガス側渡り配管を有し、前記室外機と前記室内機とを接続する渡り配管と、
    前記凝縮器と前記液側渡り配管とを接続する液側冷媒配管と、
    前記圧縮機と前記ガス側渡り配管とを接続するガス側冷媒配管と、
    前記液側冷媒配管または前記液側渡り配管から延在する液側接続配管と、
    前記ガス側冷媒配管または前記ガス側渡り配管または前記圧縮機から延在するガス側接続配管と、
    前記液側接続配管に吸入側が接続されると共に、前記ガス側接続配管に排出側が接続され、前記渡り配管内の冷媒を貯留する冷媒貯留手段と、
    前記液側接続配管に設けられ、前記冷媒貯留手段へ吸入方向のみ冷媒を通流させる第六の逆止弁と、
    前記前記冷媒貯留手段に吸入する冷媒を減圧する第四の減圧手段と、
    前記ガス側接続配管に設けられた第十の電磁弁と、
    前記圧縮機の運転動作と、前記第十の電磁弁の開放と遮断と、を制御する制御手段を備え、
    前記制御手段により、前記圧縮機の運転を停止し、前記第十の電磁弁を遮断することで前記冷媒貯留手段に冷媒回路内の冷媒を貯留させることを特徴とする冷凍装置。
  18. 前記液側冷媒配管のうち、前記液側接続配管との接続部分より前記凝縮器側に設けられた第十一の電磁弁、
    前記圧縮機と前記凝縮器とを接続する冷媒配管に設けられ、前記圧縮機から前記凝縮器の方向のみ冷媒を通流させる第七の逆止弁とを更に備え、
    前記制御手段は、前記圧縮機の運転動作と、前記第十の電磁弁と前記第十一の電磁弁の開放または遮断と、を制御し、
    前記制御手段により、前記圧縮機の運転を停止させ、前記第十一の電磁弁を遮断することで、前記第七の逆止弁から前記第十一の電磁弁までの間の冷媒を冷媒回路内に貯留させることを特徴とする請求項17に記載の冷凍装置。
  19. 前記液側冷媒配管のうち、前記液側接続配管との接続部分より前記液側渡り配管側に設けられた第十二の電磁弁を更に備え、
    前記制御手段は、前記圧縮機の運転動作と、前記第十の電磁弁と前記第十二の電磁弁の開放または遮断と、を制御し、
    前記制御手段により、前記第十の電磁弁を遮断し、前記第十二の電磁弁を遮断し、前記圧縮機を運転することで、前記冷媒貯留手段に冷媒回路内の冷媒を貯留させることを特徴とする請求項17又は請求項18に記載の冷凍装置。
  20. 前記ガス側接続配管は、前記液側冷媒配管に対して熱交換可能に接触して配置されていることを特徴とする請求項15から請求項19のいずれかに記載の冷凍装置。
  21. 前記ガス側接続配管と前記冷媒貯留手段との接続部分は、前記冷媒貯留手段の最下部に位置することを特徴とする請求項15から請求項20のいずれかに記載の冷凍装置。
  22. 前記冷媒貯留手段は、前記室外機の外側に設置され、
    前記冷媒貯留手段は、前記液側接続配管を介して前記液側渡り配管に接続されると共に、前記ガス側接続配管を介して前記ガス側渡り配管に接続されてなることを特徴とする請求項1から請求項21のいずれかに記載の冷凍装置。
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