JP7338229B2 - 冷凍サイクル試験装置 - Google Patents
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Description
また、本発明の冷凍サイクル試験装置は、冷凍サイクル回路の冷媒不足の状態を模擬する冷凍サイクル試験装置であって、冷媒を圧縮する圧縮機と、圧縮機から吐出された冷媒と第一熱媒体との間で熱交換を行う第一熱交換器と、第一熱交換器を通過した冷媒を減圧する減圧装置と、減圧装置を通過した冷媒と第二熱媒体との間で熱交換を行う第二熱交換器と、を順に接続した冷凍サイクル回路と、冷凍サイクル回路における圧縮機の吐出側と減圧装置の吸込側との間の第一位置と、冷凍サイクル回路における減圧装置の吐出側と圧縮機の吸込側との間の第二位置とを接続する冷媒回収配管と、冷媒回収配管の途中に配置された冷媒回収装置と、冷媒回収配管における第一位置と冷媒回収装置との間に配置された第一開閉弁と、冷媒回収配管における第二位置と冷媒回収装置との間に配置された第二開閉弁と、圧縮機の吸込側の冷媒圧力を検出する圧力センサと、第一開閉弁及び第二開閉弁の動作を制御する制御部と、を備え、制御部は、冷凍サイクル回路を流れる冷媒の一部を冷媒回収装置に回収する冷媒回収処理を行う場合、冷凍サイクル回路の動作中の第二開閉弁を閉弁するとともに第一開閉弁を開弁するように構成され、冷媒回収装置に回収された冷媒を冷凍サイクル回路へ戻す冷媒戻し処理を行う場合、冷凍サイクル回路の動作中の第一開閉弁を閉弁するとともに第二開閉弁を開弁するように構成され、冷媒回収処理の実行中に、検出された冷媒圧力が冷媒不足の状態に対応した目標冷媒圧力まで低下した場合、第一開閉弁を閉弁するように構成されるものである。
1-1.実施の形態1の冷凍サイクル試験装置の構成
図1は、実施の形態1における冷凍サイクル試験装置の回路構成を示す図である。図1では、冷凍サイクル試験装置の一例として、空気調和機の試験装置の回路構成を示している。なお、冷凍サイクル試験装置としては、空気調和機の他に、例えば、給湯器、ショーケース、あるいは冷蔵庫等を用いた試験装置が例示される。
次に、実施の形態1の冷凍サイクル試験装置100の動作について説明する。冷凍サイクル試験装置100は、室内機熱交換器14及び室外機熱交換器36のそれぞれにおいて冷媒と空気の間で熱交換を行うことにより、室内機10と室外機30との間で熱を移動させるヒートポンプとして働く。この際、四方弁34を切り換えることにより、冷凍サイクル回路における冷媒の循環方向を反転させて冷房運転と暖房運転とを切り換えることができる。以下、冷凍サイクル試験装置100の冷房運転時の動作を説明する。
図2は、冷凍サイクル試験装置の冷房運転の動作を説明するための図である。冷凍サイクル試験装置100による冷房運転は、第一開閉弁54と第二開閉弁56とを閉弁した状態で、制御基板40が冷凍サイクル回路を構成する機器類を制御することにより実行される。
実施の形態1の冷凍サイクル試験装置100は、冷凍サイクル回路を循環する冷媒量を任意に調整可能な構成に特徴を有している。具体的には、冷凍サイクル試験装置100は、冷媒不足の状態を模擬した試験装置を構築する場合、冷凍サイクル回路を循環する冷媒を回収する冷媒回収処理を実行する。
実施の形態1の冷凍サイクル試験装置100は、冷媒回収処理により回収された冷媒を再び冷凍サイクル回路に戻すことが可能な構成に特徴を有している。具体的には、冷凍サイクル試験装置100は、冷媒回収処理によって冷媒不足の状態を模擬した後、冷凍サイクル回路を元の正常な状態に戻す場合、冷媒回収装置60に回収された冷媒を戻す冷媒戻し処理を実行する。
実施の形態1の冷凍サイクル試験装置100は、以下のように変形した態様を適用してもよい。
2-1.実施の形態2の冷凍サイクル試験装置の構成
実施の形態2の冷凍サイクル試験装置は、冷媒回収処理及び冷媒戻し処理を自動で行う点に特徴を有している。図5は、実施の形態2における冷凍サイクル試験装置の回路構成を示す図である。実施の形態2の冷凍サイクル試験装置100の構成は、冷媒量調整装置50の構成を除き、実施の形態1の冷凍サイクル試験装置100の構成と同様である。また、冷凍サイクル回路の冷房運転の基本的な考え方は、実施の形態1と同じである。実施の形態1と重複する説明は、適宜省略される。
実施の形態2の冷凍サイクル試験装置100は、設定された目標量の冷媒を回収する動作に特徴を有している。具体的には、冷凍サイクル試験装置100は、冷房運転中に第一開閉弁54及び第二開閉弁56を制御することにより、目標量の冷媒を冷媒回収ボンベ66に回収する冷媒回収処理を実行する。また、実施の形態2の冷凍サイクル試験装置100は、冷媒回収ボンベ66に回収された冷媒を冷凍サイクル回路へと戻す冷媒戻し処理を実行する。以下、フローチャートに沿って、制御部70が実行する具体的な処理について説明する。
図6は、実施の形態2の冷凍サイクル試験装置100において実行される冷媒回収処理の制御ルーチンを示すフローチャートである。図6に示すルーチンは、冷媒回収処理の実行要求が出された場合に制御部70によって実行される。なお、本ルーチンの冷媒回収処理が開始される初期状態では、第一開閉弁54及び第二開閉弁56が共に閉弁されている。
図7は、実施の形態2の冷凍サイクル試験装置において実行される冷媒戻し処理の制御ルーチンを示すフローチャートである。図7に示すルーチンは、冷媒回収処理の実行後、冷媒戻し処理の要求が出された場合に制御部70によって実行される。なお、本ルーチンの冷媒戻し処理が開始される初期状態では、第一開閉弁54及び第二開閉弁56が共に閉弁されている。
実施の形態2の冷凍サイクル試験装置100は、以下のように変形した態様を適用してもよい。
Claims (9)
- 冷凍サイクル回路の冷媒不足の状態を模擬する冷凍サイクル試験装置であって、
冷媒を圧縮する圧縮機と、
前記圧縮機から吐出された冷媒と第一熱媒体との間で熱交換を行う第一熱交換器と、
前記第一熱交換器を通過した冷媒を減圧する減圧装置と、
前記減圧装置を通過した冷媒と第二熱媒体との間で熱交換を行う第二熱交換器と、
を順に接続した冷凍サイクル回路と、
前記冷凍サイクル回路における前記圧縮機の吐出側と前記減圧装置の吸込側との間の第一位置と、前記冷凍サイクル回路における前記減圧装置の吐出側と前記圧縮機の吸込側との間の第二位置とを接続する冷媒回収配管と、
前記冷媒回収配管の途中に配置された冷媒回収装置と、
前記冷媒回収配管における前記第一位置と前記冷媒回収装置との間に配置された第一開閉弁と、
前記冷媒回収配管における前記第二位置と前記冷媒回収装置との間に配置された第二開閉弁と、
前記冷媒回収装置に回収された液相冷媒の回収量を検出する冷媒量検出装置と、
前記第一開閉弁及び前記第二開閉弁の動作を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記冷凍サイクル回路を流れる冷媒の一部を前記冷媒回収装置に回収する冷媒回収処理を行う場合、前記冷凍サイクル回路の動作中の前記第二開閉弁を閉弁するとともに前記第一開閉弁を開弁するように構成され、
前記冷媒回収装置に回収された冷媒を前記冷凍サイクル回路へ戻す冷媒戻し処理を行う場合、前記冷凍サイクル回路の動作中の前記第一開閉弁を閉弁するとともに前記第二開閉弁を開弁するように構成され、
前記冷媒回収処理の実行中に、検出された前記回収量が冷媒不足の状態に対応した目標量に到達した場合、前記第一開閉弁を閉弁する
ように構成される冷凍サイクル試験装置。 - 前記制御部は、前記冷媒戻し処理の実行中に、検出された前記回収量がゼロに到達した場合、前記第二開閉弁を閉弁するように構成されることを特徴とする請求項1に記載の冷凍サイクル試験装置。
- 冷凍サイクル回路の冷媒不足の状態を模擬する冷凍サイクル試験装置であって、
冷媒を圧縮する圧縮機と、
前記圧縮機から吐出された冷媒と第一熱媒体との間で熱交換を行う第一熱交換器と、
前記第一熱交換器を通過した冷媒を減圧する減圧装置と、
前記減圧装置を通過した冷媒と第二熱媒体との間で熱交換を行う第二熱交換器と、
を順に接続した冷凍サイクル回路と、
前記冷凍サイクル回路における前記圧縮機の吐出側と前記減圧装置の吸込側との間の第一位置と、前記冷凍サイクル回路における前記減圧装置の吐出側と前記圧縮機の吸込側との間の第二位置とを接続する冷媒回収配管と、
前記冷媒回収配管の途中に配置された冷媒回収装置と、
前記冷媒回収配管における前記第一位置と前記冷媒回収装置との間に配置された第一開閉弁と、
前記冷媒回収配管における前記第二位置と前記冷媒回収装置との間に配置された第二開閉弁と、
前記圧縮機の吸込側の冷媒圧力を検出する圧力センサと、
前記第一開閉弁及び前記第二開閉弁の動作を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記冷凍サイクル回路を流れる冷媒の一部を前記冷媒回収装置に回収する冷媒回収処理を行う場合、前記冷凍サイクル回路の動作中の前記第二開閉弁を閉弁するとともに前記第一開閉弁を開弁するように構成され、
前記冷媒回収装置に回収された冷媒を前記冷凍サイクル回路へ戻す冷媒戻し処理を行う場合、前記冷凍サイクル回路の動作中の前記第一開閉弁を閉弁するとともに前記第二開閉弁を開弁するように構成され、
前記冷媒回収処理の実行中に、検出された前記冷媒圧力が冷媒不足の状態に対応した目標冷媒圧力まで低下した場合、前記第一開閉弁を閉弁する
ように構成される冷凍サイクル試験装置。 - 前記冷媒回収装置に回収された液相冷媒の回収量を検出する冷媒量検出装置を更に備え、
前記制御部は、前記冷媒戻し処理の実行中に、検出された前記回収量がゼロに到達した場合、前記第二開閉弁を閉弁するように構成されることを特徴とする請求項3に記載の冷凍サイクル試験装置。 - 前記冷媒回収装置は、
冷媒を冷却する冷却装置と、
前記冷却装置によって冷却されて液化した冷媒を貯留する冷媒回収ボンベと、
を備えることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載の冷凍サイクル試験装置。 - 前記冷却装置は、
冷媒と空気との熱交換を行う第三熱交換器と、
前記第三熱交換器へと空気を送風する送風機と、
を含むことを特徴とする請求項5に記載の冷凍サイクル試験装置。 - 前記冷媒回収ボンベの圧力が上限値に到達した場合に圧力を逃がすための安全弁を備えることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の冷凍サイクル試験装置。
- 前記冷媒回収装置を加熱する加熱装置を更に備えることを特徴とする請求項1から請求項7の何れか1項に記載の冷凍サイクル試験装置。
- 前記圧縮機及び前記第一熱交換器が収納された室外機と、
前記減圧装置と前記第二熱交換器が収納された室内機と、
を備えることを特徴とする請求項1から請求項8の何れか1項に記載の冷凍サイクル試験装置。
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JP2007303807A (ja) | 2006-04-11 | 2007-11-22 | Mayekawa Mfg Co Ltd | 給湯装置の運転方法、給湯装置および流体加熱装置 |
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