JP4686152B2 - 乗務員支援システム - Google Patents

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Description

本発明は、乗務員支援システムに関し、より詳細には、タクシーの乗務員の営業活動を支援するための乗務員支援装置を備える乗務員支援システムに関するものである。
従来よりタクシーには、搭載されたタクシーの走行距離及び走行時間と認可を受けた料金制とに基づいて料金を算出し、請求料金を逐次表示するタクシーメータが搭載されている。そして、タクシーにはさらに、タクシー会社特有の料金制に応じたタクシー料金の表示などを行う外付メータ、タクシー料金の領収書などを発行するプリンタ、各種入力を乗務員に行わせるハンディテンキー、タクシー料金の決裁を行う各種決裁カードの情報を読み込むカードリーダなどタクシーメータと連動する複数の機器が搭載されている。
本出願人は、タクシーに搭載された複数の機器の設定値を容易に変更することができる設定装置を提案してきた。該設定装置によれば、変更情報を、機器の設定値を変更するための変更データと変更対象を特定する対象データとを有する構成とし、この変更情報によって複数の機器の設定を変更を可能とさせることで、設定装置の共通化を実現してきた(特許文献1)。
特開2001−76187号公報
しかしながら、タクシーの乗客に対するサービスの向上、乗務員の作業支援等のために複数の機器を搭載し、その機器のメンテナンスの向上も図られてきたが、不況等で乗客数が減少しており、タクシー業界は厳しい経営が続いているため、タクシー会社等は乗務員自らの営業活動による営業効率の向上を望んでいた。そこで、タクシー会社等は、運行前等に乗務員の営業活動を支援するために、運行地域で行われるイベントを営業開始前の乗務員に対して通知していたが、通知した情報が多い場合、多くの情報が忘れられたり、うまく伝達されなかったり等のケースがあり、効果的な乗務員による営業活動の支援になっていなかった。
よって本発明は、上述した問題点に鑑み、乗務員の忘れがちな情報を乗務員に認識させて、乗務員の営業活動を支援する乗務員支援システムを提供することを課題としている。
上記課題を解決するため本発明によりなされた請求項1記載の乗務員支援システムは、図1の基本構成図に示すように、タクシーに搭載されて該タクシーの乗務員の営業活動を支援するための乗務員支援装置1と、イベント情報生成装置100と、路側に設置された路側器110と、を備える乗務員支援システムであって、前記乗務員支援装置1は、前記路側器110との間で無線による各種情報の送受信を行う送受信手段30と、前記送受信手段30が受信した情報の中から少なくとも前記乗務員が営業を行う地域で催されるイベントを示すイベント情報を抽出するイベント情報抽出手段12aと、前記イベント情報抽出手段12aが抽出したイベント情報を記憶するイベント情報記憶手段13と、前記乗務員に認識させるために前記イベント情報記憶手段13が記憶しているイベント情報の出力を、前記イベント情報を受信したときに指示する出力指示手段12bと、前記出力指示手段12bが指示した前記イベント情報を印字して前記乗務員に出力するイベント情報出力手段50と、を備え、前記イベント情報生成装置100は、前記乗務員支援装置1にて出力させる前記イベント情報を生成する装置であり、前記路側器110は、出庫する前記タクシーに対して前記イベント情報生成装置100が生成したイベント情報の送信が可能なように設けられ、そして、前記乗務員支援装置1の送受信手段30は、前記タクシーの出庫に応じて前記路側器110から前記イベント情報を受信することを特徴とする。
上記請求項1に記載した本発明の乗務員支援システムによれば、タクシーの乗務員が営業を行う地域において催されるイベントが存在すると、イベント情報生成装置100によって当該イベントを示すイベント情報が生成され、該イベント情報の送信が路側器110に指示される。そして、出庫時にタクシーが路側器110に近づくと、乗務員支援装置1は路側器110からイベント情報を受信する。乗務員支援装置は送受信手段30によって路側器110から情報が受信されると、その中からイベント情報がイベント情報抽出手段12aによって抽出され、該イベント情報はイベント情報記憶手段13に記憶される。そして、出力指示手段12bによってイベント情報の受信時に乗務員に認識させるための出力が指示されると、該指示されたイベント情報はイベント情報出力手段50によって用紙に印字されて乗務員に出力される。
上記課題を解決するためになされた請求項2記載の発明は、図1の基本構成図に示すように、請求項1に記載の乗務員支援システムにおいて、前記乗務員支援装置1は、前記イベント情報抽出手段12aによるイベント情報の抽出に応じて、前記イベント情報記憶手段13が記憶しているイベント情報が有する前記イベントの開始時刻を示す開始時刻データに基づいて、該開始時刻が近づいたときに前記イベント情報を出力するタイミングを設定するタイミング設定手段12cをさらに備え、前記出力指示手段12bはさらに、前記タイミング設定手段12cが設定したタイミングで該当するイベント情報の出力を指示することを特徴とする。
上記請求項2に記載した本発明の乗務員支援システムによれば、前記乗務員支援装置1は、イベント情報抽出手段12aにってイベント情報が抽出されてイベント情報記憶手段13に記憶されると、そのイベント情報が有する開始時刻データに基づいて、イベントの開始時刻が近づいたときにイベント情報を出力するタイミングがタイミング設定手段12cによって設定される。そして、そのタイミングにてイベント情報の出力が出力指示手段12bによって指示される。
以上説明したように請求項1に記載した本発明の乗務員支援システムによれば、イベント情報生成装置が生成したイベント情報を、出庫するタクシーに対して路側器から送信し、タクシーに搭載された乗務員支援装置は受信したイベント情報を乗務員に対して用紙等に印字して出力するようにしたことから、タクシーに乗車した乗務員にイベント情報が印字された用紙を控えさせることができるため、タクシー会社側が乗務員に提供する情報量が多い場合であっても、それらの情報を乗務員に忘れられてしまうことを防止することができるため、乗務員の営業活動を確実に支援することができる。また、営業地域において催されるイベントを乗務員に認識させることができるため、乗務員はそのイベント情報に基づいて当日の営業計画を立てることができる。従って、乗務員の忘れがちな情報を乗務員に認識させ、その情報に基づいて営業させることができるため、営業効率の向上を図ることができ、且つ、乗車員の営業活動を支援することができるため、業績の向上に貢献することができる。
請求項2に記載の発明によれば、乗務員支援装置にて受信したイベント情報が示すイベントの開始時刻が近づいたときにイベント情報を出力するタイミングを設定し、そのタイミングでイベント情報を出力するようにしたことから、乗務員にイベントの開始が近づいていることを認識させて営業させることができるため、さらなる営業効率の向上を図ることができる。
以下、本発明に係る乗務員支援装置を備える乗務員支援システムの一実施の形態を、図2〜図5の図面を参照して説明する。
ここで、図2は本発明の乗務員支援システムの一例を示すシステム構成図であり、図3は図2の接続ボックスの概略構成の一例を示す構成図であり、図4は図3のCPUが実行する乗務員支援処理の一例を示すフローチャートであり、図5はイベント情報の出力例を示す図である。
乗務員支援システムは、図2に示すように、タクシーに搭載されるタクシーシステム1と、タクシー会社等に設けられるイベント情報生成装置100と、出庫するタクシーとの間でDSRC(挟域通信:Dedicated Short Range Communications)が可能なようにタクシー会社の路側等に設けている路側器110と、を備える。
タクシーシステム1は、接続ボックス10とタクシーメータ20と車載器30とハンディターミナル40とプリンタ50とを備えて構成している。そして、後述する接続ボックス10は、タクシーメータ20と車載器30とハンディターミナル40とプリンタ50とを接続する接続部を備え、該接続ボックス10に接続された複数の機器間の連携を取るように構成している。
なお、本最良の形態では、本発明の乗務員支援装置を接続ボックス10と車載器30とプリンタ50で実現する場合について説明するが、本発明はこれに限定するものではなく、接続ボックス10と車載器30、ハンディターミナル40と車載器30などの組み合わせや他の機器で実現するなど種々異なる形態とすることができる。
タクシーメータ20は、周知であるように、料金等を表示する表示部と、乗務員によって支払、実車(賃走)等に応じて操作される操作部とを備え、操作部の操作に応じて賃走、支払、2割増、迎車等の各タリフ状態に応じたタリフ状態信号などを接続ボックス10に出力している。
車載器30は、タクシーのダッシュボード等に、その進行方向に対して斜め上方を向くように搭載されている。この車載器30は、周知であるように、有料道路上のゲートに設置された無線式の料金処理装置との間で無線通信を行い、装着されたカードに記憶されている電子現金情報によって有料道路における通行料金の自動収受を行う自動料金収受システム(ETC:Electronic Toll Collection System)に用いられるものである。さらに、車載器30は、路側器110から電波信号を受信すると、該電波信号はA/D変換されて受信情報として接続ボックス10に出力する構成となっている。
なお、本最良の形態では、これらの既存技術を応用することで、開発スケジュールの短縮を図っているが、本発明はこれに限定するものではなく、スポット的に通信エリアを形成できるものであれば、それ以外の周波数による無線信号、光や赤外線、電磁誘導など種々異なる通信形態とすることができる。
ハンディターミナル40は、周知であるように、各種情報を表示する表示部、各種情報を入力させる操作部、クレジットカード等からカード情報を読み取る読取部等を備える。そして、タクシーメータ20にて発生した料金情報は、接続ボックス10を介してハンディターミナル40に送信され、ハンディターミナル40はクレジットカード等の決裁カードから読み込んだ決裁カード情報と受信した料金情報とに基づいて決裁を行うことが可能な構成となっている。
プリンタ50は、タクシーメータ20の近傍に設けられ、タクシー料金の支払い時に接続ボックス10から入力された領収書情報に基づいて、タクシー料金の支払いに応じて領収書、御利用書等を出力している。
次に、本発明の乗務員支援装置の制御部に相当する接続ボックス10の構成について、図3の図面を参照して説明する。
図3において、11は読み出し専用のメモリ(ROM)を示し、ROM11には後述する乗務員支援処理を実現するための乗務員支援プログラム等の各種プログラムや固定データ等が格納されている。12は中央演算処理装置(CPU)を示し、CPU12はROM11に予め格納された制御プログラムに従って動作している。
13は電気的消去/書き換え可能な読み出し専用のメモリ(EEPROM)を示し、EEPROM13には機能設定情報等の車両個別の設定情報が格納されている。14は読み出し書き込み自在のメモリ(RAM)を示し、RAM14はCPU12の処理の過程で発生する各種のデータを格納するデータエリアと処理の際に使用するワークエリア等を有する。
15はカレンダ機能付きの時計ICを示し、時計IC15はこれに接続された電源15aからの給電を受けて、「年」、「月」、「日」、「時」、「分」、「秒」からなるカレンダデータをCPU12に出力している。16はインタフェース部を示し、インタフェース部16を介して上述したタクシーメータ20、車載器30、ハンディターミナル40、並びにプリンタ50がCPU12に接続されている。
EEPROM13は、イベント情報生成装置100が生成して路側器110から受信したイベント情報を記憶するイベント記憶エリアを有する。そして、イベント情報は、催されるイベントを示すイベントデータと、該イベントの開始時刻を示す開始時刻データと、を有して構成している。そして、イベントデータは、開催場所とイベントの内容が認識できるように構成しており、例えば、「東京ドームで巨人VS阪神戦が開催」というように設定している。このようにイベントデータに開催場所を設定することで、より一層的確に営業活動を支援することができる。
また、本最良の形態では、「安全運転を心がけて下さい!」等の乗務員に対する運行中における指導内容を示す指導データをイベント情報に付加し、イベント情報を出力する際に、その指導データも出力する構成としている。
次に、接続ボックス10のCPU12が行う本発明に係る処理概要の一例を、図4のフローチャートを参照して説明する。
電力の供給に応じて接続ボックス10が起動されると、CPU12によってプログラムが実行され、上位プログラムから乗務員支援処理が呼び出されると、ステップS11において、インタフェース部16を介した車載器30からの受信情報の入力の有無に基づいて、路側器110から信号を受信したか否かが判定される。受信していないと判定された場合は(S11でN)、この判定処理を繰り返すことで、路側器110からの受信を待つ。一方、受信したと判定された場合は(S11でY)、ステップS12に進む。
ステップS12(イベント情報抽出手段)において、受信情報の所定アドレスに予め定められたイベント情報を識別するための識別データが設定されている受信情報がイベント情報として抽出され、ステップS13において、抽出されたイベント情報がEEPROM13のイベント記憶エリアに記憶され、その後ステップS14に進む。
ステップS14(出力指示手段)において、抽出されたイベント情報の印字(出力)を指示する指示情報がプリンタ50に出力されることで、プリンタ50によってイベント情報が印字され、その後ステップS15に進む。
ステップS15(タイミング設定手段)において、EEPROM13に記憶しているイベント情報の開始時刻データとROM11等に予め記憶している設定条件情報とに基づいて、開始時刻が近づいたときにイベント情報を出力するタイミング(出力時刻)が設定され、そのタイミングはイベント情報に関連付けられてEEPROM13に記憶され、その後ステップS16に進む。なお、設定条件情報の一例としては、イベントの開始時刻のどの位前にイベント情報を出力するかを示しており、タクシー会社、乗務員等によって任意に設定することができる。
ステップS16において、所定時間毎に時計IC15から取得する時刻と各イベント情報に対応するタイミングとが比較され、その比較結果に基づいて該当(一致)するタイミングがあるか否かが判定される。該当するタイミングがないと判定された場合は(S16でN)、この判定処理を繰り返すことで、タイミングの監視が継続される。一方、該当するタイミングがあると判定された場合は(S16でY)、そのイベント情報がRAM14の所定エリアに記憶され、その後ステップS17に進む。
ステップS17(出力指示手段)において、RAM14のイベント情報の印字(出力)を指示する指示情報がプリンタ50に出力されることで、プリンタ50によってイベント情報が用紙に印字され、その後処ステップS18に進む。なお、イベント情報はステップS14で印字されていることから、ここでは、タクシーメータ20、車載器30、ハンディターミナル40等にイベント情報を出力し、その表示部にて表示させることもできる。
ステップS18において、終了要求を受けたか否かが判定される。終了要求を受けていないと判定された場合は(S18でN)、ステップS16に戻り、一連の処理が繰り返される。一方、終了要求を受けたと判定された場合は(S18でY)、処理を終了する。
以上の説明からも明らかなうように、本最良の形態においては、接続ボックス10のCPU12が特許請求の範囲に記載のイベント情報抽出手段及び出力指示手段に相当し、送受信手段が車載器30に相当し、イベント情報出力手段がプリンタ50に相当している。
次に、タクシー会社等に設けられるイベント情報生成装置100は、パーソナル・コンピュータ等が用いられる。そして、内蔵する記憶装置に記憶したイベント情報生成プログラムの実行により、例えば、入力画面に基づいて催されるイベントをオペレータに入力させ、それらの入力に基づいて上述したイベント情報が生成され、該イベント情報は路側器110に送信する。
路側器110は、周知のように、アンテナを介して車載器30との間でDSRC通信を可能とする送受信回路と、専用回線、インターネット等を介してイベント情報生成装置100との通信を可能とする通信部と、それらの通信を制御する制御部と、イベント情報等を記憶する記憶部と、を備える。そして、イベント情報生成装置100は、車載器30から受信に応じてタクシーが通信エリアに信したことを検出すると、記憶部に記憶しているイベント情報を車載器30に送信する。
次に、上述した構成の乗務員支援システムの動作(作用)の一例を、図5のイベント情報の出力例を参照して説明する。
例えば、タクシー会社の営業地域において、本日のイベントとして、「AM10:00〜東京ビックサイトで世界のタクシー展」と、「PM6:30〜東京ドームで巨人VS阪神戦」の2つのイベントが催される場合、イベント情報生成装置100は、それらのイベントを示し、かつ、乗務員の安全運転を促すイベント情報を生成して路側器110に送信する。そして、路側器110は、受信したイベント情報を記憶部に記憶し、タクシーの接近を監視する。そして、出庫するタクシーが路側器110に近づくと、路側器110は記憶部に記憶しているイベント情報をタクシーの車載器30に対して送信する。
車載器30がイベント情報を受信すると、接続ボックス10は当該イベント情報を抽出し、プリンタ50に印字(出力)を指示する。その結果、プリンタ50は、図5に示すように、イベント情報を用紙に印字することで、乗務員に営業当日に催されるイベントを認識させる。そして、受信したイベント情報を用紙等に印字するようにしたことから、タクシーに乗車した乗務員にイベント情報が印字された用紙を控えさせることができるため、乗務員に提供する情報量が多い場合でも、タクシー会社側が提供した情報を忘れられてしまうことを防止することができる。
また、接続ボックス10は、受信したイベント情報に対応するタイミングを設定すると、その後はタイミングの監視を行い、そのタイミングを検出すると、該当するイベント情報を用紙等に印字する。よって、用紙に印字されたイベント情報に基づいて、乗務員にイベントの開始が近づいていることを認識させて営業させることができるため、さらなる営業効率の向上を図ることができる。
以上説明したように、本発明の乗務員支援システムによれば、イベント情報生成装置100が生成したイベント情報を、出庫するタクシーに対して路側器110から送信し、タクシーに搭載された接続ボックス(乗務員支援装置)10は車載器30にて受信したイベント情報を乗務員に対してプリンタ50で印字(出力)するようにしたことから、乗務員を煩わせることなく、タクシーの出庫時にイベント情報を確実に接続ボックス10によって乗務員に認識させることができるため、イベント情報に基づいた当日の営業計画を乗務員に立てさせることができる。従って、乗車員の営業活動を支援することができるため、業績の向上に貢献することができる。
なお、上述した本最良の形態では、請求項中のイベント情報出力手段をプリンタ50としてイベント情報を用紙に印字する場合について説明したが、イベント情報の出力としては、ハンディターミナル40にて表示させたり、音声で出力させるなど他の機器によってイベント情報出力手段を実現することもできる。
また、上述した本最良の形態では、タクシーが出庫する際にイベント情報を用紙に印字する場合について説明したが、乗務員による所定の操作に応じて常時出力を可能としたり、イベントの開始時間が近づいたことを検出したときに出力するなど種々異なる形態とすることができる。
さらに、上述した本最良の形態では、イベント情報が示すイベントの開始時刻が近づいたときに再度イベント情報を出力する場合について説明したが、本発明はこれに限定するものではなく、イベント情報を受信したときのみ、イベント情報を出力するなど、タクシー会社の方針、乗務員の希望等に応じた形態とすることができる。
また、イベント情報をタクシー会社以外に設けられた路側器からも受信するようにすれば、営業地域に対応したイベント情報のみを乗務員支援装置(接続ボックス10)に取り込むことができるため、より一層的確な営業支援を行うことができる。
本発明に係る乗務員支援装置及び乗務員支援システムの基本構成を示す図である。 本発明の乗務員支援システムの一例を示すシステム構成図である。 図2の接続ボックスの概略構成の一例を示す構成図である。 図3のCPUが実行する乗務員支援処理の一例を示すフローチャートである。 イベント情報の出力例を示す図である。
符号の説明
1 乗務員支援装置
12a イベント情報抽出手段(CPU)
12b 出力指示手段(CPU)
30 送受信手段(車載器)
50 イベント情報出力手段(プリンタ)
100 イベント情報生成装置
110 路側器

Claims (2)

  1. タクシーに搭載されて該タクシーの乗務員の営業活動を支援するための乗務員支援装置と、イベント情報生成装置と、路側に設置された路側器と、を備える乗務員支援システムであって、
    前記乗務員支援装置は、
    前記路側器との間で無線による各種情報の送受信を行う送受信手段と、
    前記送受信手段が受信した情報の中から少なくとも前記乗務員が営業を行う地域で催されるイベントを示すイベント情報を抽出するイベント情報抽出手段と、
    前記イベント情報抽出手段が抽出したイベント情報を記憶するイベント情報記憶手段と、
    前記乗務員に認識させるために前記イベント情報記憶手段が記憶しているイベント情報の出力を、前記イベント情報を受信したときに指示する出力指示手段と、
    前記出力指示手段が指示した前記イベント情報を印字して前記乗務員に出力するイベント情報出力手段と、を備え、
    前記イベント情報生成装置は、前記乗務員支援装置にて出力させる前記イベント情報を生成する装置であり、
    前記路側器は、出庫する前記タクシーに対して前記イベント情報生成装置が生成したイベント情報の送信が可能なように設けられ、そして、
    前記乗務員支援装置の送受信手段は、前記タクシーの出庫に応じて前記路側器から前記イベント情報を受信することを特徴とする乗務員支援システム。
  2. 前記乗務員支援装置は、前記イベント情報抽出手段によるイベント情報の抽出に応じて、前記イベント情報記憶手段が記憶しているイベント情報が有する前記イベントの開始時刻を示す開始時刻データに基づいて、該開始時刻が近づいたときに前記イベント情報を出力するタイミングを設定するタイミング設定手段をさらに備え、
    前記出力指示手段はさらに、前記タイミング設定手段が設定したタイミングで該当するイベント情報の出力を指示することを特徴とする請求項1に記載の乗務員支援システム。
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