JP4684986B2 - シューズのアッパー構造 - Google Patents

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Description

本発明は、シューズのアッパー構造に関し、詳細には、シューズの踵着地時から蹴り出し時にかけてシューズ踵部のフィット性を向上できるようにしたものに関する。
一般に、シューズは、ソールと、その上に固着され、着用者の足を覆うアッパー(甲被)と、アッパーを着用者の足に対して緊締する靴紐等の緊締部材とから構成されている。
また、近年のランニングシューズにおいては、走行時に高次元のクッション性およびライド感(走行感)が要求されており、このため、ソールの変形時には、ソール上面に適度のたわみ(弾性伸び)が生じることが必要とされている。
このようなシューズにおいては、シューズが踵から着地したとき、ソール上面の伸びにともなって、アッパー下面も前後方向に伸びようとし、その結果、アッパー上部は、前後方向に縮もうとする。ところが、従来のシューズは、アッパー上部が前後方向に縮むことができないため、アッパー上部が横に拡がろうとして、履き口に弛みが生じる。その結果、シューズの踵着地時には、履き口が大きく開いてしまって、足の踵部に対するシューズ踵部のフィット性が低下するという問題があった。
一方、特開平6−217806号公報には、靴底と、靴底に固定され、着用者の足を収容する内部甲被部と、内部甲被部の外側においてシューズの内甲側および外甲側にそれぞれ配設された第1、第2のストラップとを備えたシューズが示されている。各ストラップの一端は、シューズの踵後端上部に形成された孔を通って靴底に固定されており、各ストラップの他端には、靴紐が連結されている。
この場合には、靴紐を介して第1、第2のストラップを締め付けることにより、着用者の足首の周りにシューズの内部甲被部の履き口を密着させて、シューズのフィット性を向上させようとしている。
上記公報に記載のものでは、内部甲被部の履き口の周りに配設された第1、第2のストラップを締め付けることで、シューズの踵着地時における内部甲被部の履き口の開きをある程度防止することは可能であるが、第1、第2のストラップの締め付けにより、足首の自由な動きが阻害されるおそれがある。
特開平6−217806号公報(図1および図6参照)
本発明は、このような従来の実情に鑑みてなされたもので、本発明が解決しようとする課題は、シューズの踵着地時から蹴り出し時にかけて、足首の自由な動きを阻害することなく、シューズの踵部のフィット性を向上できるシューズ用アッパー構造を提供することにある。
請求項1の発明に係るシューズ用アッパー構造は、シューズのソールに固着される下面を有し、着用者の足を覆うアッパー本体と、シューズの外甲側または内甲側の少なくともいずれか一方において、アッパー本体の外側にオーバラップして配設されるとともに、その下側縁部がアッパー本体の下面に固着され、アッパー本体の足甲部まで延びる足甲側縁部を有する外側アッパー部材とを備えている。外側アッパー部材の下側縁部の後端は、着用者の足の踵骨の荷重中心線よりも後方に配置され、外側アッパー本体の後側縁部は足の距骨の後方においてアッパー本体から分離して設けられており、外側アッパー部材は足の距骨を覆っている。外側アッパー部材の足甲側縁部には、シューズの緊締部材が連結されている。アッパー本体の踵部の外甲側または内甲側の少なくともいずれか一方には、前後方向に伸縮自在な伸縮領域が設けられている。伸縮領域の上端はアッパー本体の履き口まで延びており、下端は足の踵骨の荷重中心線よりも前方に配置されるとともに、足の外踝高さまたは内踝高さの55%の高さ位置よりも下方に配置されている。
請求項1の発明において、シューズ着用の際には、緊締部材を締め付けることにより、外側アッパー部材を介して、アッパー本体が着用者の足の踵骨および距骨に圧接する。これにより、足の踵部を確実にホールドでき、踵部に対するフィット性を確保できる。
シューズの踵着地時には、ソール踵部の変形にともなって、アッパー本体の下部が前後方向に伸びるとともに、上部が前後方向に縮もうとする。このとき、アッパー本体の踵部の外甲側または(および)内甲側には、履き口まで延びる前後方向伸縮自在な伸縮領域が設けられているので、アッパー本体の上部が前後方向に収縮することが可能であり、これにより、アッパー本体上部が横に拡がらず、履き口に弛みが生じるのを防止できる。その結果、シューズの踵着地時には、履き口が大きく開くことがなくなり、足の踵部に対するシューズ踵部のフィット性を向上できる。
この場合、伸縮領域の下端が、足の踵骨の荷重中心線よりも前方に配置されているので、シューズの踵着地時に、足の踵部に対するアッパー本体のフィット性が伸縮領域によって阻害されることなく、踵部のフィット性を維持できる。また、この場合には、伸縮領域の下端が、足の外踝高さまたは内踝高さの55%の高さ位置よりも下方に配置されているので、伸縮領域が前後方向に伸縮するだけの十分な領域をアッパー本体に確保でき、これにより、シューズの踵着地時に、アッパー本体上部の履き口に大きな弛みが生じるのを防止できる。
これらの点を図4を用いて説明する。なお、図4では、アッパー本体の外甲側に伸縮領域が設けられた例を示している。同図において、Kcは足の外踝の最突出点の位置を示し、Hはアッパー本体下面から最突出点Kcまでの高さ(つまり外踝高さ)を示している。また、点Bは伸縮領域10の下端を示しており、一点鎖線Cは足の踵骨の荷重中心線を示している。さらに、寸法hは、足の外踝高さの55%の高さを示している。
図4に示すように、伸縮領域10の下端Bは、足の踵骨の荷重中心線Cよりも前方に配置されている。これにより、シューズの踵着地時に足の踵骨をホールドできる十分な領域をアッパー本体が確保することができ、足の踵部に対するアッパー本体のフィット性を維持できる。
また、伸縮領域10の下端Bが足の外踝高さHの55%の高さhよりも上方に配置されている場合には、図4から分かるように、アッパー本体10の履き口部分に伸縮領域10の領域をほとんど確保できなくなり、その結果、シューズの踵着地時に伸縮領域10がその伸縮作用をほとんど発揮することができなくなるが、伸縮領域10の下端Bが、足の外踝高さHの55%の高さhよりも下方に配置されている場合には、シューズの踵着地時に伸縮領域10が前後方向に伸縮するだけの十分な領域が確保されるので、アッパー本体上部の履き口の開きを防止できる。
次に、シューズのフットフラット時(つまりソール全面接地時)から蹴り出し時においては、荷重が前方(つまり爪先側)に移動しようとするが、このとき、靴紐の締め付けによる外側アッパー部材の押圧力により、アッパー本体が足の踵骨および距骨に圧接しており、これにより、足が前方に移動するのを防止でき、足の踵部に対するフィット性を維持できる。しかも、この場合には、外側アッパー部材が着用者の足首の周りを過度に締め付けることがないので、走行時に足首の自由な動きが阻害されることはない。
このように請求項1の発明によれば、アッパーの踵部をアッパー本体および外側アッパー部材からなる内外2層構造にして、アッパー本体および外側アッパー部材がそれぞれ独立して機能する、すなわち、踵着地時にはアッパー本体が機能して履き口の開きを防止し、フットフラット時から蹴り出し時にかけては外側アッパー部材が機能して足の前方への移動を防止するようにしたことにより、シューズの踵着地時から蹴り出し時にかけて、足首の自由な動きを阻害することなく、シューズの踵部のフィット性を向上できるようになる。
請求項2の発明では、伸縮領域および外側アッパー部材がシューズの外甲側に配設されており、請求項3の発明では、伸縮領域および外側アッパー部材がシューズの内甲側に配設されている。
請求項2の発明のように、外側アッパー部材をアッパー本体にオーバラップさせてシューズ外甲側に配設した場合には、踵部外甲側のホールド性が増すので、シューズの踵外甲側から着地する癖を有する競技者に好適のアッパー構造を提供できる。また、請求項3の発明のように、外側アッパー部材をアッパー本体にオーバラップさせてシューズ内甲側に配設した場合には、踵部内甲側のホールド性が増すので、シューズの踵内甲側から着地する癖を有する競技者に好適のアッパー構造を提供できる。
踵骨の荷重中心線は、請求項4の発明に記載されているように、シューズの足長(つまりシューズのサイズ)をLとするとき、シューズの踵後端から0.17Lの位置に配置されている。
伸縮領域の下端は、別の表現を用いれば、請求項5の発明に記載されているように、シューズの足長(つまりシューズのサイズ)をLとするとき、アッパー本体下面から0.15Lの高さ位置よりも下方に配置されている。
請求項6の発明では、伸縮領域が側面視逆三角形状に形成されている。
請求項7の発明では、シューズの着用時において、アッパー本体の伸縮領域が弾性伸びを生じている。この場合には、シューズの踵着地時に、アッパー本体の上部が前後方向に縮もうとした際に、アッパー本体の伸縮領域には当初より元に戻ろうとする弾性力が作用しているので、伸縮領域が容易に収縮することができ、これにより、アッパー本体上部の履き口に開きが生じるのを確実に防止できる。
請求項8の発明では、アッパー本体が足甲部の位置に舌革部を有しており、舌革部がアッパー本体に伸縮材を介して連結されている。この場合には、伸縮材の弾性力の作用により、アッパー本体上部の履き口の開きを一層確実に防止できる。
請求項9の発明では、アッパー本体の剛性が外側アッパー部材の剛性よりも高くなっている。この場合には、足に対するアッパー本体のホールド性を重視したアッパー構造を実現できる。
請求項10の発明では、請求項9の発明とは逆に、外側アッパー部材の剛性がアッパー本体の剛性よりも高くなっている。言い換えれば、アッパー本体の剛性が外側アッパー部材の剛性よりも低くなっている。この場合には、足に対するアッパー本体の追従性を重視したアッパー構造を実現できる。また、この場合、静止時の足への着用感を向上できる。
請求項11の発明では、シューズが踵部にヒールカウンター部材を備えており、アッパー本体の伸縮領域がヒールカウンター部材とオーバラップしていない。この場合には、アッパー本体の伸縮領域が、シューズ踵部のホールド性を高めるために設けられたヒールカウンター部材の作用を阻害するのを防止できる。
以上のように本発明によれば、アッパー本体の外甲側または(および)内甲側に、アッパー本体とオーバラップしかつ足の距骨を覆う外側アッパー部材を設け、外側アッパー部材の下側縁部の後端を着用者の足の踵骨の荷重中心線よりも後方に配置し、外側アッパー部材の後側縁部を足の距骨の後方においてアッパー本体から分離して設け、外側アッパー部材の足甲側縁部にシューズの緊締部材を連結するとともに、アッパー本体の踵部の外甲側または(および)内甲側に前後方向伸縮自在な伸縮領域を設け、伸縮領域の上端をアッパー本体の履き口まで延ばし、下端を足の踵骨の荷重中心線よりも前方に配置しかつ足の外踝高さまたは内踝高さの55%の高さ位置よりも下方に配置するようにしたので、シューズの踵着地時には、ソール踵部の変形にともなって、アッパー本体の上部が前後方向に収縮することが可能であり、これにより、アッパー本体上部の履き口に弛みが生じるのを防止でき、足の踵部に対するシューズ踵部のフィット性を向上できる効果がある。また、シューズのフットフラット時から蹴り出し時には、外側アッパー部材の押圧力により、足が前方に移動するのを防止でき、足の踵部に対するフィット性を維持できる効果がある。
以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
図1ないし図6は、本発明の一実施例によるアッパー構造を説明するための図であって、 図1は本発明の一実施例によるアッパー構造体を採用するシューズの外甲側側面図、図2はシューズの内甲側側面図、図3はシューズの平面図、図4は外側アッパー部材を外側に開いた状態におけるシューズの外甲側側面図、図5は外側アッパー部材を外側に開いた状態におけるシューズの内甲側側面図、図6は外側アッパー部材を外側に開いた状態におけるシューズの平面図である。なお、図4ないし図6においては、図示の便宜上、靴紐が取り外された状態で示されている。
図1ないし図6に示すように、シューズ1は、ソール2と、ソール2の上面に固着されたアッパー構造体3とを備えている。アッパー構造体3は、その内側に設けられ、着用者の足を覆うアッパー本体30と、シューズ1の外甲側においてアッパー本体30の外側にオーバラップして配設された外側アッパー部材31とから構成されている。
アッパー本体30は、シューズ1の踵部から中足部を経て前足部まで延びており、足の踵部、左右両側部および足甲部を覆っている。アッパー本体30の下面は、シューズ1のソール2の上面に固着されている。
外側アッパー部材31は、アッパー本体30の下面においてソール1に固着される下側縁部31aと、アッパー本体30の足甲部に配置され、その前端側部分がアッパー本体30に固着された足甲側縁部31bと、下側縁部31aの後端Aから足甲上部にかけて斜め上方に延びる後側縁部31cとで限定された領域を有している。外側アッパー部材31は、下側縁部31aおよび足甲側縁部31bの前側部分を除いて、アッパー本体30から分離して設けられている(図4参照)。
外側アッパー部材31の下側縁部31aの後端Aは、着用者の足の踵骨の荷重中心線Cよりも後方に配置されている(図1および図4参照)。ここで、シューズの足長(つまりシューズのサイズ)をLとするとき、踵骨の荷重中心線Cは、シューズの踵後端から0.17Lの位置に配置されている。なお、実際のシューズには、足長に対して1〜1.5cm程度の前後方向の遊びが設けられているため、図1に示すように、足長Lの前端位置(図示右端位置)は、シューズのつま先部先端の手前側に位置している。外側アッパー部材31は、足の距骨Tを覆っている。外側アッパー部材31の足甲側縁部31bには、シューズ1の緊締部材である靴紐4を通すためのハトメ孔31dが形成されている。
シューズ1の内甲側においてアッパー本体30の外側には、ベルト部材32が設けられている(図2および図5参照)。ベルト部材32は、各々間隙32eを隔てて配設された複数本(ここでは4本)のベルトから構成されている。ベルト部材32の下側縁部32aは、アッパー本体30の下面に固着されており、後側縁部32cは、踵部から足甲上部にかけて斜め上方に延びており、踵部分がアッパー本体30に固着されている(図5参照)。ベルト部材32の足甲側縁部32bには、シューズ1の緊締部材である靴紐4を通すためのハトメ孔32dが形成されている。外側アッパー部材31のハトメ孔31dおよびベルト部材32のハトメ孔32dには、靴紐4が挿通している。
アッパー本体30の踵部の外甲側には、前後方向に伸縮自在な伸縮領域10が設けられている(図4および図5参照)。伸縮領域10は、好ましくは、側面視逆三角形状(つまり扇状)に形成されている。伸縮領域10の上端はアッパー本体30の履き口まで延びており、下端Bは、足の踵骨の荷重中心線Cよりも前方に配置されるとともに、足の外踝の最突出点Kcのアッパー本体下面からの高さである外踝高さHの55%の高さ位置であるhよりも下方に配置されている。別の表現を用いれば、伸縮領域10の下端Bは、アッパー本体下面から0.15L(L:足長)の高さ位置よりも下方に配置されている。
伸縮領域10は、たとえばナイロンやポリウレタン等の伸縮性合成繊維、またはラバーなどの伸縮材から構成されている。伸縮領域は、JIS 1018に規定するカットスリップ法を用いて、引張荷重10Nの作用下で15%以上40%以下の伸びを有する素材が好ましい。ここで、15%以上としたのは、15%より小さいと、縮み量が少ないため、後述するようなシューズの踵着地時に履き口の弛みを吸収できず、履き口が開いてしまうからである。また、40%以下としたのは、製造上の観点からであり、40%よりも大きくなると、製作しにくくなるためである。
また、アッパー本体30は、足甲部の位置に舌革部7を有している。舌革部7は、たとえば外甲側側縁部7a(図4参照)がアッパー本体30から分離して設けられており、外甲側側縁部7aは、好ましくは、アッパー本体30に伸縮ベルト(図示せず)などの伸縮材を介して連結されている。
次に、上述のように構成されるアッパー構造体の作用効果について説明する。
シューズ着用の際には、靴紐4を締め付けることにより、外側アッパー部材31を介して、アッパー本体30が着用者の足の踵骨および距骨Tに圧接する。これにより、足の踵部を確実にホールドでき、踵部に対するフィット性を確保できる。
走行中において、シューズの踵着地時には、ソール踵部の変形にともなって、アッパー本体30の下部が前後方向に伸びるとともに、上部が前後方向に縮もうとする。このとき、アッパー本体30の踵部の外甲側には、履き口まで延びる前後方向伸縮自在な伸縮領域10が設けられているので、アッパー本体30の上部が前後方向に収縮することが可能であり、これにより、アッパー本体30上部が横に拡がらず、履き口に弛みが生じるのを防止できる。さらに、この場合には、舌革部7の外甲側側縁部7aがアッパー本体30に伸縮材を介して連結されているので、アッパー本体30上部の履き口の開きを防止できる。その結果、シューズの踵着地時には、履き口が大きく開くことがなくなり、足の踵部に対するシューズ踵部のフィット性を向上できる。
この場合、伸縮領域10の下端Bが、足の踵骨の荷重中心線Cよりも前方に配置されているので、シューズの踵着地時に、足の踵骨をホールドできる十分な領域をアッパー本体が確保することができ(図4参照)、これにより、足の踵部に対するアッパー本体30のフィット性が伸縮領域10によって阻害されることはなく、足の踵骨をホールドできる十分な領域をアッパー本体30が確保することができる。また、この場合には、伸縮領域10の下端Bが、足の外踝高さ(つまり、アッパー本体下面から外踝の最突出点Kcまでの高さ)Hの55%の高さhよりも下方に配置されているので(図4参照)、伸縮領域10が前後方向に伸縮するだけの十分な領域を確保でき、これにより、シューズの踵着地時に、アッパー本体30上部の履き口に大きな弛みが生じるのを防止できる。
次に、シューズのフットフラット時(つまりソール全面接地時)から蹴り出し時においては、荷重が前方(つまり爪先側)に移動しようとするが、このとき、靴紐4の締め付けにともなう外側アッパー部材31の押圧力により、アッパー本体30が足の踵骨および距骨Tに圧接しており、これにより、足が前方に移動するのを防止でき、足の踵部に対するフィット性を維持できる。しかも、この場合には、外側アッパー部材31が着用者の足首の周りを過度に締め付けることがないので、走行時に足首の自由な動きが阻害されることがない。
このように、アッパーの踵部をアッパー本体30および外側アッパー部材31からなる内外2層構造にして、アッパー本体30および外側アッパー部材31がそれぞれ独立して機能する、すなわち、踵着地時にはアッパー本体30が機能して履き口の開きを防止し、フットフラット時から蹴り出し時にかけては外側アッパー部材31が機能して足の前方への移動を防止するようにしたことにより、シューズの踵着地時から蹴り出し時にかけて、足首の自由な動きを阻害することなく、シューズの踵部のフィット性を向上できるようになる。
なお、アッパー本体30の伸縮領域10は、シューズの着用時において弾性伸びを生じているのが好ましい。この場合には、シューズの踵着地時に、アッパー本体30の上部が前後方向に縮もうとした際に、アッパー本体30の伸縮領域10には当初より元に戻ろうとする弾性力が作用しているので、伸縮領域10が容易に収縮することができ、これにより、アッパー本体上部の履き口に開きが生じるのを確実に防止できる。
前記実施例では、伸縮領域10および外側アッパー部材31がシューズの外甲側に設けられた例を示したが、この場合には、シューズの踵外甲側から着地する癖を有する競技者に好適のアッパー構造を提供できる。
その一方、本発明は、伸縮領域をアッパー本体の踵部の内甲側に設けるとともに、外側アッパー部材をアッパー本体にオーバラップしてシューズの内甲側に設けたものにも同様に適用可能である。この場合、伸縮領域の下端は、足の内踝の最突出点のアッパー本体下面からの高さである内踝高さの55%の高さ位置よりも下方に配置されており、より好ましくは、アッパー本体下面から0.15L(L:足長)の高さ位置よりも下方に配置されている。この場合には、シューズの踵内甲側から着地する癖を有する競技者に好適のアッパー構造を提供できる。
また、伸縮領域および外側アッパー部材は、シューズの外甲側および内甲側の双方に設けられていてもよい。この場合、外甲側の伸縮領域の下端は、足の外踝高さの55%の高さ位置よりも下方に配置され、内甲側の伸縮領域の下端は、足の内踝高さの55%の高さ位置よりも下方に配置されている。
図7は、本発明の他の実施例によるアッパー構造体を採用するシューズの外甲側側面図である。同図において、前記実施例と同一符号は同一または相当部分を示している。
図7に示すものでは、アッパー本体30がシューズ1の中足部領域に設けられておらず、舌革部7の外甲側側縁部7aがソール近傍まで幅方向に延設されている点が前記実施例と異なっている。そして、アッパー本体30の踵部と舌革部7の外甲側側縁部7aとの間は、伸縮領域10によって連結されている。すなわち、この場合には、伸縮領域10の下端Bがソール上面の近傍に配置されている。
この場合には、シューズの踵着地時において、ソール踵部の変形にともなってアッパー本体30の踵部上部が前後方向に縮もうとした際に、アッパー本体30の踵部上部の履き口がより収縮しやすくなっており、これにより、アッパー本体30の履き口への弛みの発生をより確実に防止できるようになる。
前記各実施例において、アッパー本体30の剛性は、外側アッパー部材31の剛性より高くしてもよい。これは、たとえば、樹脂で予めヒール形状に成形されたカウンターを用いることにより達成できる。この場合には、足に対するアッパー本体30のホールド性を重視したアッパー構造を実現できる。
あるいは、アッパー本体30の剛性は、外側アッパー部材31の剛性より低くしてもよい。これは、たとえば、ラバー等の素材からなるカウンターを用いることにより達成できる。この場合には、足に対するアッパー本体30の追従性を重視したアッパー構造を実現できる。また、この場合、静止時の足への着用感を向上できる。
また、シューズ1の踵部には、ヒールカウンター部材8が設けられていてもよい(図4参照)。ヒールカウンター部材8は、アッパー本体30の伸縮領域10とオーバラップしていないのが好ましい。これにより、伸縮領域10が、シューズ踵部のホールド性を高めるために設けられたヒールカウンター部材8の機能を阻害するのを防止できる。
本発明によるアッパー構造が採用されるシューズとしては、ランニングシューズが好適であるが、ウォーキングシューズやテニスシューズ、バスケットボールシューズなどのスポーツシューズにも同様に適用可能である。
本発明の一実施例によるアッパー構造体を採用するシューズの外甲側側面図である。 シューズ(図1)の内甲側側面図である。 シューズ(図1)の平面図である。 外側アッパー部材を外側に開いた状態におけるシューズの外甲側側面図である。 シューズ(図4)の内甲側側面図である。 シューズ(図4)の平面図である。 本発明の他の実施例によるアッパー構造体を採用するシューズの外甲側側面図であって、前記実施例の図4に相当している。
符号の説明
1: シューズ

2: ソール

3: アッパー構造体
30: アッパー本体
31: 外側アッパー部材
31a: 下側縁部
31b: 足甲側縁部
31c: 後側縁部

4: 靴紐(緊締部材)

8: ヒールカウンター部材

10: 伸縮領域

A: 下側縁部後端
B: 伸縮領域下端
C: 踵骨荷重中心線
H: 外踝高さ
h: 外踝高さの55%の高さ

T: 距骨
Kc: 外踝の最突出点

Claims (11)

  1. シューズのアッパー構造であって、
    シューズのソールに固着される下面を有し、着用者の足を覆うアッパー本体と、
    シューズの外甲側または内甲側の少なくともいずれか一方において、前記アッパー本体の外側にオーバラップして配設されるとともに、その下側縁部が前記アッパー本体の前記下面に固着され、前記アッパー本体の足甲部まで延びる足甲側縁部を有する外側アッパー部材とを備え、
    前記外側アッパー部材の下側縁部の後端が、着用者の足の踵骨の荷重中心線よりも後方に配置され、前記外側アッパー部材の後側縁部が足の距骨の後方においてアッパー本体から分離して設けられ、前記外側アッパー部材が足の距骨を覆うとともに、前記外側アッパー部材の前記足甲側縁部にはシューズの緊締部材が連結されており、
    前記アッパー本体の踵部の外甲側または内甲側の少なくともいずれか一方には、前後方向に伸縮自在な伸縮領域が設けられ、前記伸縮領域の上端は前記アッパー本体の履き口まで延びており、下端は足の踵骨の前記荷重中心線よりも前方に配置されるとともに足の外踝高さまたは内踝高さの55%の高さ位置よりも下方に配置されている、
    ことを特徴とするシューズのアッパー構造。
  2. シューズのアッパー構造であって、
    シューズのソールに固着される下面を有し、着用者の足を覆うアッパー本体と、
    シューズの外甲側において、前記アッパー本体の外側にオーバラップして配設されるとともに、その下側縁部が前記アッパー本体の前記下面に固着され、前記アッパー本体の足甲部まで延びる足甲側縁部を有する外側アッパー部材とを備え、
    前記外側アッパー部材の下側縁部の後端が、着用者の足の踵骨の荷重中心線よりも後方に配置され、前記外側アッパー部材の後側縁部が足の距骨の後方においてアッパー本体から分離して設けられ、前記外側アッパー部材が足の距骨を覆うとともに、前記外側アッパー部材の前記足甲側縁部にはシューズの緊締部材が連結されており、
    前記アッパー本体の踵部の外甲側には、前後方向に伸縮自在な伸縮領域が設けられ、前記伸縮領域の上端は前記アッパー本体の履き口まで延びており、下端は足の踵骨の前記荷重中心線よりも前方に配置されるとともに足の外踝高さの55%の高さ位置よりも下方に配置されている、
    ことを特徴とするシューズのアッパー構造。
  3. シューズのアッパー構造であって、
    シューズのソールに固着される下面を有し、着用者の足を覆うアッパー本体と、
    シューズの内甲側において、前記アッパー本体の外側にオーバラップして配設されるとともに、その下側縁部が前記アッパー本体の前記下面に固着され、前記アッパー本体の足甲部まで延びる足甲側縁部を有する外側アッパー部材とを備え、
    前記外側アッパー部材の下側縁部の後端が、着用者の足の踵骨の荷重中心線よりも後方に配置され、前記外側アッパー部材の後側縁部が足の距骨の後方においてアッパー本体から分離して設けられ、前記外側アッパー部材が足の距骨を覆うとともに、前記外側アッパー部材の前記足甲側縁部にはシューズの緊締部材が連結されており、
    前記アッパー本体の踵部の内甲側には、前後方向に伸縮自在な伸縮領域が設けられ、前記伸縮領域の上端は前記アッパー本体の履き口まで延びており、下端は足の踵骨の前記荷重中心線よりも前方に配置されるとともに足の内踝高さの55%の高さ位置よりも下方に配置されている、
    ことを特徴とするシューズのアッパー構造。
  4. 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    シューズの足長をLとするとき、踵骨の前記荷重中心線がシューズの踵後端から0.17Lの位置に配置されている、
    ことを特徴とするシューズのアッパー構造。
  5. 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    シューズの足長をLとするとき、前記伸縮領域の下端が、アッパー本体下面から0.15Lの高さ位置よりも下方に配置されている、
    ことを特徴とするシューズのアッパー構造。
  6. 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    前記伸縮領域が側面視逆三角形状に形成されている、
    ことを特徴とするシューズのアッパー構造。
  7. 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    前記伸縮領域が、シューズの着用時に弾性伸びを生じている、
    ことを特徴とするシューズのアッパー構造。
  8. 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    前記アッパー本体が、前記足甲部の位置に舌革部を有しており、前記舌革部が前記アッパー本体に伸縮材を介して連結されている、
    ことを特徴とするシューズのアッパー構造。
  9. 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    前記アッパー本体の剛性が前記外側アッパー部材の剛性よりも高くなっている、
    ことを特徴とするシューズのアッパー構造。
  10. 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    前記外側アッパー部材の剛性が前記アッパー本体の剛性よりも高くなっている、
    ことを特徴とするシューズのアッパー構造。
  11. 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    シューズが踵部にヒールカウンター部材を備えており、前記アッパー本体の前記伸縮領域が前記ヒールカウンター部材とオーバラップしていない、
    ことを特徴とするシューズのアッパー構造。
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