JP4683865B2 - 半導体基板の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体基板及びその製造方法に係り、特に、引っ張り応力を有する層間絶縁膜等の応力を有する絶縁膜が表面上に形成された半導体基板及びその製造方法に関する。
従来の多層配線構造を有する半導体基板の製造方法について図14乃至図16を用いて説明する。図14乃至図16は従来の多層配線構造を有する半導体基板の製造方法を示す工程断面図である。
まず、シリコンウェーハ210の表面及び裏面に、例えば熱酸化法により、シリコン酸化膜214a、214bをそれぞれ形成する。
次いで、シリコンウェーハ210の表面及び裏面に形成されたシリコン酸化膜214a、214b上に、例えば縦型炉を用いた熱CVD法により、シリコン窒化膜216a、216bをそれぞれ形成する(図14(a))。
次いで、フォトリソグラフィにより、シリコンウェーハ210の表面上のシリコン窒化膜216a上に、素子分離膜の形成領域を露出し、他の領域を覆うフォトレジスト膜220を形成する(図14(b))。
次いで、フォトレジスト膜220をマスクとして、シリコン窒化膜216aをエッチングする。これにより、シリコン窒化膜216aに開口部222を形成する(図14(c))。
次いで、フォトレジスト膜220及びシリコン窒化膜216aをマスクとして、シリコンウェーハ210の表面側からシリコン酸化膜214a及びシリコンウェーハ210をそれぞれエッチングする。これにより、シリコン酸化膜214aに開口部224を形成するとともに、シリコンウェーハ210の表面に溝226を形成する。
シリコンウェーハ10の表面に溝226を形成した後、例えばアッシングにより、フォトレジスト膜220を除去する(図15(a))。
次いで、シリコンウェーハ210の表面の全面に、例えばCVD法により、シリコン酸化膜228を形成する(図15(b))。
次いで、例えばCMP法により、シリコン窒化膜216aの表面が露出するまでシリコン酸化膜228を研磨し、シリコン窒化膜216a上のシリコン酸化膜228を除去する。こうして、シリコンウェーハ210に形成された溝226、シリコン酸化膜214aに形成された開口部224、及びシリコン窒化膜216aに形成された開口部222にシリコン酸化膜228を埋め込む。これにより、シリコン酸化膜228よりなる素子分離膜が形成される(図15(c))。
次いで、ウェットエッチングにより、シリコンウェーハ210の表面上のシリコン窒化膜216aを除去する。このとき、シリコンウェーハ210の裏面のシリコン窒化膜216bもエッチング除去される(図16(a))。
次いで、ウェットエッチングにより、シリコンウェーハ210の表面に露出したシリコン酸化膜214aを除去する。このとき、シリコンウェーハ210の裏面のシリコン酸化膜214bもエッチング除去される(図16(b))。
上述のようにして、素子分離膜228により素子領域が画定されたシリコンウェーハ210の表面上には、MOSトランジスタ等の半導体素子が形成される。
半導体素子が形成されたシリコンウェーハ210の表面上には、シングルダマシン法、デュアルダマシン法等を用いて層間絶縁膜に埋め込まれた配線層を適宜繰り返して形成することにより、複数の配線層を有する多層配線が形成される。
特開平 9− 64169号公報 特開平10− 32233号公報
上述のシリコンウェーハ等の半導体基板の表面上に多層配線を形成する際に、配線層が埋め込まれる層間絶縁膜が形成されると、層間絶縁膜が有する引っ張り応力によって半導体基板が裏面側に凸に反る場合がある。
また、近年、半導体装置に対する高集積化の要請に伴い、半導体基板上に形成される多層配線を構成する配線層の層数は増大している。また、半導体装置に対する高速化の要請に伴い、配線層等が埋め込まれる層間絶縁膜には、低誘電率(low−k)絶縁膜が用いられるようになっている。
このような配線層の層数の増大や、層間絶縁膜のlow−k化によって、表面上に層間絶縁膜が形成された半導体基板は、層間絶縁膜が有する引っ張り応力により、裏面側に凸に大きく反ってしまう場合がある。また、半導体装置の製造に用いられる半導体基板の径は大きくなってきており、半導体基板の反りが更に大きくなる傾向にある。
ところで、NMOS電界効果トランジスタの特性を改善する手法として、例えば膜厚30〜100nmのシリコン窒化膜を、半導体基板とその表面上に形成される配線層等の上層との間に形成し、シリコン窒化膜が有する例えば1〜2GPaの引っ張り応力により、チャネル領域に歪を導入する手法が知られている。しかしながら、このような半導体基板とその表面上に形成される配線層等の上層との間に形成される絶縁膜が有する引っ張り応力も、半導体基板を裏面側に凸に反る原因となっている。
半導体基板の反りは、半導体基板をチャック等により吸着して搬送する搬送系において吸着不良を引き起こす原因となる。したがって、このような半導体基板の反りを抑制することが要請されている。
本発明の目的は、表面上に引っ張り応力を有する層間絶縁膜等の絶縁膜が形成された半導体基板において、反りを抑制しうる半導体基板及びその製造方法を提供することにある。
本発明の一観点によれば、半導体よりなる基板の一の面上に、第1の絶縁膜を形成すると同時に、前記基板の他の面上に、前記第1の絶縁膜と同じ材料の第2の絶縁膜を形成する工程と、前記第2の絶縁膜上に第1のマスク膜を形成する工程と、前記第1の絶縁膜に開口部を形成する工程と、前記第1の絶縁膜をマスクとして前記基板をエッチングし、前記基板の前記一の面に溝を形成する工程と、前記溝に埋め込まれた素子分離膜を形成する工程と、前記第1のマスク膜により前記第2の絶縁膜を保護しつつ、前記第1の絶縁膜を除去する工程と、前記基板上および前記素子分離膜上に第3の絶縁膜を形成する工程と、前記第3の絶縁膜に埋め込まれた多層配線を形成する工程とを有し、前記第2の絶縁膜は、前記第3の絶縁膜が前記基板に与える応力を緩和する応力を有する半導体基板の製造方法が提供される。
本発明によれば、半導体よりなる基板の一の面上に形成された絶縁膜に埋め込まれた多層配線を有する半導体基板において、基板の他の面に、基板の一の面に形成される絶縁膜が基板に与える応力を緩和する応力を有する絶縁膜を形成しておくので、基板の反りを抑制することができる。これにより、半導体基板の搬送系における吸着不良の発生を防止することができる。
さらに、本発明によれば、基板の他の面に形成され、基板の一の面に形成される絶縁膜が基板に与える応力を緩和する応力を有する絶縁膜は、素子分離膜を形成する際にエッチングのマスク及び研磨のストッパとして用いる絶縁膜と同時に形成するので、半導体基板の製造方法における工程数の増加を伴うことなく、基板の反りを抑制することができる。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態による半導体基板及びその製造方法について図1乃至図9を用いて説明する。図1及び図2は本実施形態による半導体基板の構造を示す概略断面図、図3は本実施形態による半導体基板の反りの状態を説明する図、図4は表面に多層配線が形成されたシリコンウェーハの反り量とシリコンウェーハの裏面に形成されたシリコン窒化膜の膜厚との関係を示すグラフ図5乃至図9は本実施形態による半導体基板の製造方法を示す工程断面図である。
まず、本実施形態による半導体基板の構造について図1及び図2を用いて説明する。図1は本実施形態による半導体基板の全体構成を示す概略断面図、図2は本実施形態による半導体基板におけるシリコンウェーハ付近の構造を示す概略断面図である。
図1に示すように、本実施形態による半導体基板は、NMOSトランジスタ及びPMOSトランジスタが表面に形成されたシリコンウェーハ10と、シリコンウェーハ10の表面上に形成された多層配線12とを有している。
図2に示すように、シリコンウェーハ10の裏面には、シリコン酸化膜14bを介してシリコン窒化膜16bが形成されている。シリコン窒化膜16bは、引っ張り応力を有する絶縁膜となっている。
シリコンウェーハ10の表面には、素子領域を画定する素子分離膜18が形成されている。素子分離膜18により、シリコンウェーハ10には、NMOSトランジスタが形成されるNMOSトランジスタ形成領域20nと、PMOSトランジスタが形成されるPMOSトランジスタ形成領域20pとが画定されている。
NMOSトランジスタ形成領域20nにおけるシリコンウェーハ10内には、p型ウェル22が形成されている。PMOSトランジスタ形成領域20pにおけるシリコンウェーハ10内には、n型ウェル24が形成されている。
NMOSトランジスタ形成領域20nにおけるシリコンウェーハ10の表面上には、ゲート絶縁膜26を介してゲート電極28nが形成されている。ゲート電極28nの側壁部分には、サイドウォール絶縁膜30が形成されている。ゲート電極28nの両側のシリコンウェーハ10内には、n型のソース/ドレイン拡散層32nが形成されている。ソース/ドレイン拡散層32nは、ゲート電極28n側端部がサイドウォール絶縁膜30下まで延在する浅く低濃度の不純物拡散領域34nと、ゲート電極28n側端部がサイドウォール絶縁膜30端部まで延在する深く高濃度の不純物拡散領域36nとを有している。ソース/ドレイン拡散層32nのチャネル領域側には、p型のポケット領域38pが形成されている。ゲート電極28n上及びソース/ドレイン拡散層32n上には、それぞれ金属シリサイド膜40が形成されている。こうして、ゲート電極28nと、ソース/ドレイン拡散層32nとを有するNMOSトランジスタが形成されている。
PMOSトランジスタ形成領域20pにおけるシリコンウェーハ10の表面上には、ゲート絶縁膜26を介してゲート電極28pが形成されている。ゲート電極28pの側壁部分には、サイドウォール絶縁膜36が形成されている。ゲート電極28pの両側のシリコンウェーハ10内には、p型のソース/ドレイン拡散層32pが形成されている。ソース/ドレイン拡散層32pは、ゲート電極28p側端部がサイドウォール絶縁膜30下まで延在する浅く低濃度の不純物拡散領域34pと、ゲート電極28p側端部がサイドウォール絶縁膜30端部まで延在する深く高濃度の不純物拡散領域36pとを有している。ソース/ドレイン拡散層32pのチャネル領域側には、n型のポケット領域38nが形成されている。ゲート電極28p上及びソース/ドレイン拡散層32p上には、それぞれ金属シリサイド膜40が形成されている。こうして、ゲート電極28pと、ソース/ドレイン拡散層32pとを有するPMOSトランジスタが形成されている。
NMOSトランジスタ及びPMOSトランジスタが形成されたシリコンウェーハ10上には、シリコン窒化膜42とシリコン酸化膜44とが順次積層されてなる層間絶縁膜46が形成されている。層間絶縁膜46には、ソース/ドレイン拡散層32n、32pに電気的に接続されたコンタクトプラグ48が埋め込まれている。
コンタクトプラグ48が埋め込まれた層間絶縁膜46上には、図1に示すように、11層の配線層を有する多層配線12が形成されている。多層配線12は、8層の配線層を有する第1金属配線部12aと、2層の配線層を有する第2金属配線部12bと、1層の配線層を有する第3金属配線部12cとにより構成されている。
第1金属配線部12aでは、コンタクトプラグ48が埋め込まれた層間絶縁膜46上に、low−k絶縁膜よりなる層間絶縁膜50が形成されている。層間絶縁膜50には、配線層52が埋め込まれている。層間絶縁膜50上には、例えばSiC膜よりなるストッパ膜と例えばSiOC膜よりなるlow−k絶縁膜とが順次積層されてなる層間絶縁膜54、58、62、66、70、74、78が順次形成されている。層間絶縁膜54、58、62、66、70、74、78には、それぞれ配線層56、60、64、68、72、76、80が埋め込まれている。
第2金属配線部12bでは、配線層80が埋め込まれた層間絶縁膜78上に、SiC膜とシリコン酸化膜とが順次積層されてなる層間絶縁膜82が形成されている。層間絶縁膜82には、配線層84が埋め込まれている。層間絶縁膜82上には、層間絶縁膜82と同様の積層構造よりなる層間絶縁膜86が形成されている。層間絶縁膜86には、配線層88が埋め込まれている。
第3金属配線部12cでは、配線層88が埋め込まれた層間絶縁膜86上に、SiC膜とシリコン酸化膜とが順次積層されてなる層間絶縁膜90が形成されている。層間絶縁膜90には、コンタクトプラグ92が埋め込まれている。層間絶縁膜90上には、コンタクトプラグ92に電気的に接続する配線層94が形成されている。配線層94が形成された層間絶縁膜90上には、シリコン酸化膜とシリコン窒化膜とが順次積層されてなるカバー膜96が形成されている。
こうして、本実施形態による半導体基板が構成されている。
本実施形態による半導体基板は、シリコン窒化膜等よりなる層間絶縁膜のような引っ張り応力を有する絶縁膜が表面上に形成されているシリコンウェーハ10の裏面に、引っ張り応力を有する絶縁膜であるシリコン窒化膜16bが形成されていることに主たる特徴がある。
シリコンウェーハ10は、その表裏面に何も形成されていない場合には、図3(a)に示すように、殆ど反りのない状態となっている。
一方、シリコンウェーハ10の表面上に多層配線12が形成され、シリコンウェーハ10の裏面が露出している場合、配線層が埋め込まれた層間絶縁膜、カバー膜等の引っ張り応力を有する絶縁膜のために、図3(b)に示すように、シリコンウェーハ10は、裏面側に凸に反った状態となる。このようなシリコンウェーハ10の反りの原因となる絶縁膜としては、例えば1〜2GPaの引っ張り応力を有するシリコン窒化膜、銅等よりなる配線層が埋め込まれたlow−k絶縁膜のような層間絶縁膜がある。また、エッチング又は研磨のストッパとして機能するストッパ膜、多層配線上に形成されるカバー膜等として、引っ張り応力を有するシリコン窒化膜等が用いられていると、このような絶縁膜もシリコンウェーハ10の反りの原因となる。なお、low−k絶縁膜自体は、大きな引っ張り応力を有するものではない。しかし、low−k絶縁膜は、銅等よりなる配線層が埋め込まれると、配線層が有する圧縮応力のために、シリコンウェーハ10の反りの原因となる引っ張り応力を有するものとなる。シリコンウェーハ10の反り量が大きくなると、シリコンウェーハ10をチャック等により吸着して搬送する搬送系において吸着不良が発生することとなる。
本実施形態による半導体基板では、引っ張り応力を有する絶縁膜であるシリコン窒化膜16bがシリコンウェーハ10の裏面に形成されている。このシリコン窒化膜16bにより、シリコンウェーハ10の表面上に多層配線12が形成され、シリコン窒化膜、銅等よりなる配線層が埋め込まれたlow−k絶縁膜等のような引っ張り応力を有する絶縁膜が形成されている場合において、シリコンウェーハ10の表面上に形成されている絶縁膜がシリコンウェーハ10に与える応力が緩和される。これにより、本実施形態による半導体基板では、図3(b)に示すシリコンウェーハ10の裏面が露出している場合と比較して、図3(c)に示すように、シリコンウェーハ10の反りを抑制することができる。こうしてシリコンウェーハ10の反りが抑制され、シリコンウェーハ10をチャック等により吸着して搬送する搬送系において吸着不良の発生を防止することができる。
また、シリコン窒化膜16bは、後述するように、素子領域を確定する素子分離膜18を形成する際にエッチングのマスク及び研磨のストッパとして用いるシリコン窒化膜16aと同時に形成されるものである。したがって、シリコン窒化膜16bを形成することにより半導体基板の製造方法における工程数が増加することもない。
なお、シリコンウェーハ10の裏面に形成するシリコン窒化膜16bの膜厚は、シリコンウェーハ10の表面上に形成される層間絶縁膜による引っ張り応力に応じて設定する。すなわち、シリコン窒化膜16bの膜厚は、シリコン窒化膜16bが有する引っ張り応力と、多層配線12における層間絶縁膜が有する引っ張り応力とが互いにほぼ同等になるように設定する。具体的には、シリコン窒化膜16bの引っ張り応力は、例えば1〜2GPaに設定する。
図4は、シリコンウェーハの表面上に多層配線を形成する場合について、裏面に形成するシリコン窒化膜の膜厚を変えてシリコンウェーハの反り量を測定した結果を示すグラフである。グラフの横軸はシリコンウェーハの裏面に形成されたシリコン窒化膜の膜厚を示し、縦軸はシリコンウェーハの反り量を示している。なお、本願発明者等が使用した搬送装置では、シリコンウェーハの反り量が200μm以上になると、吸着不良による搬送エラーが発生した。
グラフから明らかなように、シリコンウェーハの裏面に形成するシリコン窒化膜の膜厚を例えば100nm以上にすることにより、シリコンウェーハの反り量を、搬送エラーの発生が防止される200nm未満の値に抑制することができる。
次に、本実施形態による半導体基板の製造方法について図1、及び図5乃至図9を用いて説明する。
まず、シリコンウェーハ10の表面及び裏面に、例えば熱酸化法により、例えば厚さ5〜10nmのシリコン酸化膜14a、14bをそれぞれ形成する。シリコンウェーハ10としては、例えば直径200mmのものを用いる。
次いで、シリコンウェーハ10の表面及び裏面に形成されたシリコン酸化膜14a、14b上に、例えば縦型炉を用いた熱CVD法により、例えば膜厚100〜200nmのシリコン窒化膜16a、16bをそれぞれ形成する(図5(a))。シリコン窒化膜16a、16bの成膜条件は、原料ガスとして例えばSiHClとNHとの混合ガスを用い、成膜温度を例えば700〜800℃とする。成膜に縦型炉を用いることにより、エッチングのマスク及び研磨のストッパとして機能するシリコン窒化膜16aをシリコンウェーハ10の表面に形成するとともに、シリコンウェーハ10の裏面にシリコン窒化膜16bを形成することができる。
次いで、シリコンウェーハ10の表面及び裏面に形成されたシリコン窒化膜16a、16b上に、例えば縦型炉を用いた熱CVD法により、例えば膜厚100〜200nmのシリコン酸化膜98a、98bを形成する(図5(b))。シリコン酸化膜98a、98bの成膜条件は、原料ガスとして例えばTEOS(tetraethoxysilane)とOとの混合ガスを用い、成膜温度を例えば600〜700℃とする。なお、シリコン酸化膜98bは、後述するように、シリコン窒化膜16aを除去するためのエッチングによってシリコン窒化膜16bが除去されないように、シリコン窒化膜16bを覆ってシリコン窒化膜16bを保護する保護膜として機能する。
次いで、例えばフッ酸を用いたウェットエッチングにより、シリコン酸化膜98a、98bのうち、シリコンウェーハ10の表面上に形成されたシリコン酸化膜98aを選択的に除去する(図5(c))。ここで、シリコンウェーハ10の表面上のシリコン酸化膜98aは、例えば枚葉式のスピン洗浄装置を用いてウェットエッチングを行うことにより選択的に除去することができる。
次いで、フォトリソグラフィにより、シリコンウェーハ10の表面上のシリコン窒化膜16a上に、素子分離膜18の形成領域を露出し、他の領域を覆うフォトレジスト膜100を形成する(図6(a))。
次いで、フォトレジスト膜100をマスクとして、シリコン窒化膜16aをエッチングする。これにより、シリコン窒化膜16に開口部102を形成する(図6(b))。
次いで、フォトレジスト膜100及びシリコン窒化膜16aをマスクとして、シリコンウェーハ10の表面側からシリコン酸化膜14a及びシリコンウェーハ10をそれぞれエッチングする。これにより、シリコン酸化膜14aに開口部104を形成するとともに、シリコンウェーハ10の表面に例えば深さ0.3〜0.5μmの溝106を形成する。
シリコンウェーハ10の表面に溝106を形成した後、例えばアッシングにより、フォトレジスト膜100を除去する(図6(c))。
次いで、シリコンウェーハ10の表面の全面に、例えばCVD法により、例えば膜厚400〜600nmのシリコン酸化膜108を形成する(図7(a))。
次いで、例えばCMP法により、シリコン窒化膜16aの表面が露出するまでシリコン酸化膜108を研磨し、シリコン窒化膜16a上のシリコン酸化膜108を除去する。ここで、シリコン窒化膜16aは、研磨のストッパとして機能する。こうして、シリコンウェーハ10に形成された溝106、シリコン酸化膜14aに形成された開口部104、及びシリコン窒化膜16aに形成された開口部102にシリコン酸化膜108を埋め込む。これにより、シリコン酸化膜108よりなる素子分離膜18が形成される(図7(b))。
なお、シリコンウェーハ10に溝106を形成した後、シリコン酸化膜108を溝106に埋め込む前に、例えば熱酸化法により、例えば膜厚1〜5nmのシリコン酸化膜を溝106の内面に形成し、次いで、例えばCVD法により、例えば膜厚5〜20nmのライナー用のシリコン窒化膜を、溝106の内面及びシリコン窒化膜16aの表面を覆うように形成しておいてもよい。
次いで、例えば熱リン酸溶液を用いたウェットエッチングにより、シリコンウェーハ10の表面上のシリコン窒化膜16aを除去する。このとき、裏面側のシリコン窒化膜16bは、シリコン酸化膜98bにより覆われているため、エッチングから保護される。これにより、シリコンウェーハ10の裏面側には、シリコン窒化膜16bが残存する(図7(c))。
次いで、例えばフッ酸を用いたウェットエッチングにより、シリコンウェーハ10の表面に露出したシリコン酸化膜14aと、シリコンウェーハ10の裏面のシリコン酸化膜98bとをそれぞれ除去する(図8(a))。
次いで、例えばイオン注入法により、NMOSトランジスタ形成領域20nにp型ウェル22を形成し、PMOSトランジスタ形成領域20pにn型ウェル24を形成する(図8(b))。
次いで、シリコンウェーハ10の表面側において、通常のMOSトランジスタの製造方法と同様にして、NMOSトランジスタ形成領域20に、ゲート電極28n及びソース/ドレイン拡散層32nを有するNMOSトランジスタを形成する。また、PMOSトランジスタ形成領域24に、ゲート電極28p及びソース/ドレイン拡散層32pを有するPMOSトランジスタを形成する(図8(c))。
次いで、サリサイドプロセスにより、ゲート電極28n、28n上及びソース/ドレイン拡散層32n、32p上に、金属シリサイド膜40をそれぞれ形成する(図9(a))。
次いで、NMOSトランジスタ及びPMOSトランジスタが形成されたシリコンウェーハの表面上に、例えばCVD法により、例えば膜厚30〜100nmのシリコン窒化膜42を形成する。次いで、シリコン窒化膜42上に、例えばCVD法により、例えば膜厚600〜800nmのシリコン酸化膜44を形成する。次いで、例えばCMP法により、シリコン酸化膜44の表面を研磨し、シリコン酸化膜44の表面を平坦化する。こうして、シリコン窒化膜42とシリコン酸化膜44とが順次積層されてなる層間絶縁膜46を形成する(図9(b))。
次いで、フォトリソグラフィ及びドライエッチングにより、層間絶縁膜46に、ソース/ドレイン拡散層32n、32p上に形成された金属シリサイド膜40に達するコンタクトホールを形成する。次いで、例えばCVD法により、コンタクトホールが形成された層間絶縁膜46上に金属膜を形成する。次いで、例えばCMP法によりシリコン酸化膜44の表面が露出するまで金属膜を研磨する。こうして、コンタクトホールに埋め込まれた金属膜よりなるコンタクトプラグ48を形成する(図9(c))。
以後、コンタクトプラグ48が埋め込まれた層間絶縁膜46上に、シングルダマシン法、デュアルダマシン法等を用いた通常の多層配線の形成方法により、図1に示す層間絶縁膜に埋め込まれた例えば11層の配線層を有する多層配線12を形成する。なお、シリコンウェーハ10の表面上に層間絶縁膜として形成されるシリコン窒化膜は、例えば500〜600℃の成膜温度で、例えば30〜100nmの膜厚で形成される。また、層間絶縁膜として形成されたシリコン窒化膜は、例えば1〜2GPaの引っ張り応力を有している。
こうして、本実施形態による半導体基板が製造される。
このように、本実施形態によれば、引っ張り応力を有する絶縁膜が表面に形成されるシリコンウェーハ10の裏面に、引っ張り応力を有する絶縁膜であるシリコン窒化膜16bを形成しておくので、シリコンウェーハ10の反りを抑制することができる。ここで、シリコン窒化膜16bは、素子分離膜18を形成する際にエッチングのマスク及び研磨のストッパとして用いるシリコン窒化膜16aと同時に形成するので、半導体基板の製造方法における工程数の増加を伴うことなく、シリコンウェーハ10の反りを抑制することができる。こうしてシリコンウェーハ10の反りを抑制することにより、半導体基板の搬送系における吸着不良の発生を防止することができる。
なお、本実施形態では、直径200mmのシリコンウェーハ10を用いたが、例えば直径200mm以上のような大径のシリコンウェーハを用いた場合においても、本実施形態によれば、シリコンウェーハの反りを抑制し、半導体基板の搬送系における吸着不良の発生を防止することができる。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態による半導体基板及びその製造方法について図10乃至図13を用いて説明する。図10乃至図13は本実施形態による半導体基板の製造方法を示す工程断面図である。なお、第1実施形態による半導体基板及びその製造方法と同様の構成要素については同一の符号を付し説明を省略し或いは簡略にする。
本実施形態による半導体基板の基本的構造は、第1実施形態による半導体基板と同様である。本実施形態による半導体基板は、その製造方法が第1実施形態による半導体基板と異なっている。以下、本実施形態による半導体基板の製造方法について図10乃至図13を用いて説明する。
まず、第1実施形態による半導体基板の製造方法と同様にして、シリコンウェーハ10の表面及び裏面に、シリコン酸化膜14a、14bと、シリコン窒化膜16a、16bとを順次形成する(図10(a))。
次いで、シリコンウェーハ10の表面及び裏面に形成されたシリコン窒化膜16a、16b上に、例えば縦型炉を用いた熱CVD法により、例えば膜厚100〜200nmの多結晶シリコン膜110a、110bをそれぞれ形成する(図10(b))。多結晶シリコン膜110a、110bの成膜条件は、原料ガスとして例えばSiHを用い、成膜温度を例えば600〜700℃とする。なお、多結晶シリコン膜110bは、後述するように、シリコン窒化膜16aを除去するためのエッチングによりシリコン窒化膜16bが除去されないように、シリコン窒化膜16bを保護する保護膜として機能する。
次いで、フォトリソグラフィにより、シリコンウェーハ10の表面上の多結晶シリコン膜110a上に、素子分離膜18の形成領域を露出し、他の領域を覆うフォトレジスト膜112を形成する(図10(c))。
次いで、フォトレジスト膜112をマスクとして、多結晶シリコン膜110aをエッチングする。これにより、多結晶シリコン膜110aに開口部114を形成する(図11(a))。
多結晶シリコン膜110aに開口部114を形成した後、例えばアッシングにより、フォトレジスト膜112を除去する(図11(b))。
次いで、多結晶シリコン膜110aをマスクとして、シリコンウェーハ10の表面側からシリコン窒化膜16aをエッチングし、シリコン窒化膜16aに開口部102を形成する(図11(c))。
次いで、多結晶シリコン膜110a及びシリコン窒化膜16aをマスクとして、シリコンウェーハ10の表面側からシリコン酸化膜14a及びシリコンウェーハ10をエッチングする。これにより、シリコン酸化膜14aに開口部104を形成するとともに、シリコンウェーハ10の表面に例えば深さ0.3〜0.5μmの溝106を形成する。ここで、マスクとして用いた多結晶シリコン膜110aは、それ自体もエッチングされ、溝106が形成されるとともに除去される。一方、シリコン窒化膜16aは残存する(図12(a))。
次いで、シリコンウェーハ10の表面の全面に、例えばCVD法により、例えば膜厚400〜600nmのシリコン酸化膜108を形成する(図12(b))。
次いで、例えばCMP法により、シリコン窒化膜16aの表面が露出するまでシリコン酸化膜108を研磨し、シリコン窒化膜16a上のシリコン酸化膜108を除去する。ここで、シリコン窒化膜16aは、研磨のストッパとして機能する。こうして、シリコンウェーハ10に形成された溝106、シリコン酸化膜14aに形成された開口部104、及びシリコン窒化膜16aに形成された開口部102にシリコン酸化膜108を埋め込む。これにより、シリコン酸化膜108よりなる素子分離膜18が形成される(図12(c))。
なお、シリコンウェーハ10に溝106を形成した後、シリコン酸化膜108を溝106に埋め込む前に、例えば熱酸化法により、例えば膜厚1〜5nmのシリコン酸化膜を溝の内面に形成し、次いで、例えばCVD法により、例えば膜厚5〜20nmのライナー用のシリコン窒化膜を、溝106の内面及びシリコン窒化膜16aの表面を覆うように形成しておいてもよい。
次いで、例えば熱リン酸溶液を用いたウェットエッチングにより、シリコンウェーハ10の表面上のシリコン窒化膜16aを除去する(図13(a))。このとき、裏面側のシリコン窒化膜16bは、多結晶シリコン膜110bにより覆われているため、エッチングから保護される。このため、シリコンウェーハ10の裏面側には、シリコン窒化膜16bが残存する。
次いで、例えばフッ酸を用いたウェットエッチングにより、シリコンウェーハ10の表面に露出したシリコン酸化膜14aを除去する(図13(b))。
次いで、例えばフッ硝酸を用いたウェットエッチングにより、シリコンウェーハ10の裏面の多結晶シリコン膜110bを除去する(図13(c))。シリコンウェーハ10の裏面の多結晶シリコン膜110bは、例えば枚葉式のスピン洗浄装置を用いて選択的に除去することができる。
この後の工程は、図8(b)乃至図9(c)に示す第1実施形態による半導体基板の製造方法と同様であるので説明を省略する。
このように、本実施形態によれば、引っ張り応力を有する絶縁膜が表面に形成されるシリコンウェーハ10の裏面に、引っ張り応力を有する絶縁膜であるシリコン窒化膜16bを形成しておくので、シリコンウェーハ10の反りを抑制することができる。ここで、シリコン窒化膜16bは、素子分離膜18を形成する際にエッチングのマスク及び研磨のストッパとして用いるシリコン窒化膜16aと同時に形成するので、半導体基板の製造方法における工程数の増加を伴うことなく、シリコンウェーハ10の反りを抑制することができる。こうしてシリコンウェーハ10の反りを抑制することにより、半導体基板の搬送系における吸着不良の発生を防止することができる。
[変形実施形態]
本発明は上記実施形態に限らず種々の変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、NMOSトランジスタ及びPMOSトランジスタを形成する場合について説明したが、シリコンウェーハ10に形成する半導体素子は、NMOSトランジスタ及びPMOSトランジスタに限定されるものではない。
また、上記実施形態では、11層の配線層を有する多層配線12をシリコンウェーハ10の表面上に形成する場合について説明したが、多層配線12が有する配線層の層数は11層に限定されるものではない。本発明によれば、例えば10層以上の配線層を有するような配線層の層数の大きな多層配線がシリコンウェーハ10の表面上に形成される場合においても、シリコンウェーハ10の反りを効果的に抑制することができる。
また、上記実施形態では、シリコンウェーハ10の裏面にシリコン窒化膜16bを形成する場合について説明したが、シリコンウェーハ10の裏面には、引っ張り応力を有する絶縁膜を形成すればよい。引っ張り応力を有する絶縁膜としては、シリコン窒化膜のほか、例えば、SOG(Spin On Glass)膜等を形成することができる。
また、上記実施形態では、シリコンウェーハ10の裏面のシリコン窒化膜16bがエッチング除去されないようにシリコン窒化膜16bを覆う保護膜としてシリコン酸化膜98b又は多結晶シリコン膜110bを形成する場合について説明したが、シリコン窒化膜16bを覆う保護膜は、これらに限定されるものではない。シリコン窒化膜16bを覆う保護膜は、熱リン酸溶液等の所定のエッチング溶液に対するエッチング特性がシリコン窒化膜と異なるものであればよく、保護膜としては、シリコン酸化膜98b、多結晶シリコン膜110bのほか、例えば、SiON膜、SiC膜、SiOC膜等を形成することができる。
また、上記実施形態では、表面上に引っ張り応力を有する絶縁膜が形成されるシリコンウェーハ10について、シリコンウェーハ10の裏面に引っ張り応力を有する絶縁膜であるシリコン窒化膜16bを形成する場合について説明したが、本発明は、シリコンウェーハ10の表面上に形成された絶縁膜がシリコンウェーハ10に応力を与える場合について広く適用することができる。この場合において、シリコンウェーハ10の裏面には、シリコンウェーハ10の表面上に形成された絶縁膜がシリコンウェーハ10に応力を与える応力を緩和する応力を有する絶縁膜を形成すればよい。
また、上記実施形態では、シリコンウェーハ10を用いる場合について説明したが、シリコンウェーハ10のみならず、種々の半導体ウェーハに対して本発明を適用することができる。また、ウェーハのみならず、種々の形状の半導体よりなる基板に対して本発明を適用することができる。
以上詳述したとおり、本発明の特徴をまとめると以下の通りとなる。
(付記1) 半導体よりなる基板と、
前記基板の一の面上に形成された第1の絶縁膜と、
前記第1の絶縁膜に埋め込まれた多層配線と、
前記基板の他の面に形成され、前記第1の絶縁膜が前記基板に与える応力を緩和する応力を有する第2の絶縁膜と
を有することを特徴とする半導体基板。
(付記2) 付記1記載の半導体基板において、
前記第2の絶縁膜は、前記第1の絶縁膜と同等の応力を有する
ことを特徴とする半導体基板。
(付記3) 付記1又は2記載の半導体基板において、
前記第2の絶縁膜は、引っ張り応力を有する
ことを特徴とする半導体基板。
(付記4) 付記1乃至3のいずれかに記載の半導体基板において、
前記第2の絶縁膜は、シリコン窒化膜である
ことを特徴とする半導体基板。
(付記5) 付記1乃至4のいずれかに記載の半導体基板において、
前記多層配線は、10層以上の配線層を有する
ことを特徴とする半導体基板。
(付記6) 付記1乃至5のいずれかに記載の半導体基板において、
前記基板は、直径200mm以上のウェーハである
ことを特徴とする半導体基板。
(付記7) 付記1乃至6のいずれかに記載の半導体基板において、
前記第1の絶縁膜は、シリコン窒化膜又は低誘電率絶縁膜を含む
ことを特徴とする半導体基板。
(付記8) 付記1乃至7のいずれかに記載の半導体基板において、
前記第1の絶縁膜は、引っ張り応力を有し、エッチング又は研磨のストッパとして機能するストッパ膜を含む
ことを特徴とする半導体基板。
(付記9) 半導体よりなる基板の一の面上に、第1の絶縁膜を形成する工程と、
前記第1の絶縁膜に埋め込まれた多層配線を形成する工程とを有し、
前記第1の絶縁膜を形成する工程の前に、前記基板の他の面に、前記第1の絶縁膜が前記基板に与える応力を緩和する応力を有する第2の絶縁膜を形成する工程を更に有する
ことを特徴とする半導体基板の製造方法。
(付記10) 付記9記載の半導体基板の製造方法において、
前記第2の絶縁膜を形成する工程では、前記第1の絶縁膜と同等の応力を有する前記第2の絶縁膜を形成する
ことを特徴とする半導体基板の製造方法。
(付記11) 付記9又は10記載の半導体基板の製造方法において、
前記第2の絶縁膜を形成する工程では、引っ張り応力を有する前記第2の絶縁膜を形成する
ことを特徴とする半導体基板の製造方法。
(付記12) 付記9乃至11のいずれかに記載の半導体基板の製造方法において、
前記第2の絶縁膜を形成する工程では、前記基板の前記一の面に、第3の絶縁膜を形成し、
前記第2の絶縁膜を形成する工程の後、前記第1の絶縁膜を形成する工程の前に、前記第2の絶縁膜上に、マスク膜を形成する工程と、
前記第3の絶縁膜に開口部を形成する工程と、
前記第3の絶縁膜をマスクとして前記基板をエッチングし、前記基板の前記一の面に溝を形成する工程と、
前記溝に埋め込まれた素子分離膜を形成する工程と、
前記マスク膜により前記第2の絶縁膜を保護しつつ、前記第3の絶縁膜を除去する工程とを有する
ことを特徴とする半導体基板の製造方法。
(付記13) 付記9乃至11のいずれかに記載の半導体基板の製造方法において、
前記第2の絶縁膜を形成する工程では、前記基板の前記一の面に、第3の絶縁膜を形成し、
前記第2の絶縁膜を形成する工程の後、前記第1の絶縁膜を形成する工程の前に、前記第2の絶縁膜上にマスク膜を形成するとともに、前記第3の絶縁膜上に前記マスク膜を形成する工程と、
前記第3の絶縁膜上の前記マスク膜に第1の開口部を形成する工程と、
前記第3の絶縁膜上の前記マスク膜をマスクとして前記第3の絶縁膜をエッチングし、前記第3の絶縁膜に第2の開口部を形成する工程と、
前記第3の絶縁膜上の前記マスク膜及び前記第3の絶縁膜をマスクとして前記基板をエッチングし、前記基板の前記一の面に溝を形成する工程と、
前記溝に埋め込まれた素子分離膜を形成する工程と、
前記第2の絶縁膜上の前記マスク膜により前記第2の絶縁膜を保護しつつ、前記第3の絶縁膜を除去する工程とを有する
ことを特徴とする半導体基板の製造方法。
(付記14) 付記12記載の半導体基板の製造方法において、
前記マスク膜を形成する工程では、前記第2の絶縁膜上に前記マスク膜を形成するとともに前記第3の絶縁膜上に前記マスク膜を形成した後、前記第3の絶縁膜上の前記マスク膜を除去する
ことを特徴とする半導体基板の製造方法。
(付記15) 付記13又は14記載の半導体基板の製造方法において、
前記マスク膜を形成する工程では、縦型炉を用いたCVD法により、前記第2の絶縁膜上に前記マスク膜を形成するとともに、前記第3の絶縁膜上に前記マスク膜を形成する
ことを特徴とする半導体基板の製造方法。
(付記16) 付記12乃至15のいずれかに記載の半導体基板の製造方法において、
前記素子分離膜を形成する工程は、前記溝が形成された前記基板の前記一の面上及び前記第3の絶縁膜上に第4の絶縁膜を形成する工程と、前記第3の絶縁膜をストッパとして前記第4の絶縁膜を研磨することにより、前記溝に埋め込まれた前記第4の絶縁膜よりなる前記素子分離膜を形成する工程とを有する
ことを特徴とする半導体基板の製造方法。
(付記17) 付記12乃至16のいずれかに記載の半導体基板の製造方法において、
前記第2の絶縁膜を形成する工程では、縦型炉を用いたCVD法により、前記基板の前記他の面に前記第2の絶縁膜を形成するとともに、前記基板の前記一の面に前記第3の絶縁膜を形成する
ことを特徴とする半導体基板の製造方法。
(付記18) 付記12乃至17のいずれかに記載の半導体基板の製造方法において、
前記第3の絶縁膜を除去する工程の後に、前記マスク膜を除去する工程を更に有する
ことを特徴とする半導体基板の製造方法。
(付記19) 付記12乃至18のいずれかに記載の半導体基板の製造方法において、
前記第2の絶縁膜及び前記第3の絶縁膜は、シリコン窒化膜である
ことを特徴とする半導体基板の製造方法。
(付記20) 付記12乃至19のいずれかに記載の半導体基板の製造方法において、
前記マスク膜は、シリコン酸化膜又は多結晶シリコン膜である
ことを特徴とする半導体基板の製造方法。
(付記21) 付記12乃至20のいずれかに記載の半導体基板の製造方法において、
前記第3の絶縁膜を除去する工程では、熱リン酸溶液を用いたウェットエッチングにより、前記第3の絶縁膜を除去する
ことを特徴とする半導体基板の製造方法。
本発明の第1実施形態による半導体基板の構造を示す概略断面図(その1)である。 本発明の第1実施形態による半導体基板の構造を示す概略断面図(その2)である。 本発明の第1実施形態による半導体基板の反りの状態を説明する図である。 表面に多層配線が形成されたシリコンウェーハの反り量とシリコンウェーハの裏面に形成されたシリコン窒化膜の膜厚との関係を示すグラフである。 本発明の第1実施形態による半導体基板の製造方法を示す工程断面図(その1)である。 本発明の第1実施形態による半導体基板の製造方法を示す工程断面図(その2)である。 本発明の第1実施形態による半導体基板の製造方法を示す工程断面図(その3)である。 本発明の第1実施形態による半導体基板の製造方法を示す工程断面図(その4)である。 本発明の第1実施形態による半導体基板の製造方法を示す工程断面図(その5)である。 本発明の第2実施形態による半導体基板の製造方法を示す工程断面図(その1)である。 本発明の第2実施形態による半導体基板の製造方法を示す工程断面図(その2)である。 本発明の第2実施形態による半導体基板の製造方法を示す工程断面図(その3)である。 本発明の第2実施形態による半導体基板の製造方法を示す工程断面図(その4)である。 従来の多層配線構造を有する半導体基板の製造方法を示す工程断面図(その1)である。 従来の多層配線構造を有する半導体基板の製造方法を示す工程断面図(その2)である。 従来の多層配線構造を有する半導体基板の製造方法を示す工程断面図(その3)である。
符号の説明
10…シリコンウェーハ
12…多層配線
12a…第1金属配線部
12b…第2金属配線部
12c…第3金属配線部
14a、14b…シリコン酸化膜
16…シリコン窒化膜
18…素子分離膜
20n…NMOSトランジスタ形成領域
20p…PMOSトランジスタ形成領域
22…p型ウェル
24…n型ウェル
26…ゲート絶縁膜
28n、28p…ゲート電極
30…サイドウォール絶縁膜
32n、32p…ソース/ドレイン拡散層
34n、34p…不純物拡散領域
36n、36p…不純物拡散領域
38n、38p…ポケット領域
40…金属シリサイド膜
42…シリコン窒化膜
44…シリコン酸化膜
46…層間絶縁膜
48…コンタクトプラグ
52、56、60、64、68、72、76、80、84、88…配線層
50、54、58、62、66、70、74、78、82、86、90…層間絶縁膜
92…コンタクトプラグ
94…配線層
96…カバー膜
98a、98b…シリコン酸化膜
100…フォトレジスト膜
102…開口部
104…開口部
106…溝
108…シリコン酸化膜
110a、110b…多結晶シリコン膜
112…フォトレジスト膜
114…開口部
116…開口部
210…シリコンウェーハ
212…多層配線
214a、214b…シリコン酸化膜
216a、216b…シリコン窒化膜
220…フォトレジスト膜
222…開口部
224…開口部
226…溝
228…シリコン酸化膜

Claims (4)

  1. 半導体よりなる基板の一の面上に、第1の絶縁膜を形成すると同時に、前記基板の他の面上に、前記第1の絶縁膜と同じ材料の第2の絶縁膜を形成する工程と、
    前記第2の絶縁膜上に第1のマスク膜を形成する工程と、
    前記第1の絶縁膜に開口部を形成する工程と、
    前記第1の絶縁膜をマスクとして前記基板をエッチングし、前記基板の前記一の面に溝を形成する工程と、
    前記溝に埋め込まれた素子分離膜を形成する工程と、
    前記第1のマスク膜により前記第2の絶縁膜を保護しつつ、前記第1の絶縁膜を除去する工程と、
    前記基板上および前記素子分離膜上に第3の絶縁膜を形成する工程と、
    前記第の絶縁膜に埋め込まれた多層配線を形成する工程とを有し、
    前記第2の絶縁膜は、前記第の絶縁膜が前記基板に与える応力を緩和する応力を有す
    とを特徴とする半導体基板の製造方法。
  2. 請求項記載の半導体基板の製造方法において、
    前記第2の絶縁膜を形成する工程では、前記第の絶縁膜と同等の応力を有する前記第2の絶縁膜を形成する
    ことを特徴とする半導体基板の製造方法。
  3. 請求項又は記載の半導体基板の製造方法において、
    前記第2の絶縁膜を形成する工程では、引っ張り応力を有する前記第2の絶縁膜を形成する
    ことを特徴とする半導体基板の製造方法。
  4. 請求項乃至のいずれか1項に記載の半導体基板の製造方法において
    記第2の絶縁膜上に前記第1のマスク膜を形成する工程において同時に、前記第の絶縁膜上に前記第1のマスクと同じ材料の第2のマスク膜を形成
    前記第1の絶縁膜に開口部を形成する工程においては、前記第2のマスク膜をパターニングし、パターニングされた前記第2のマスク膜をマスクとして前記第1の絶縁膜をエッチングして前記開口部を形成する
    ことを特徴とする半導体基板の製造方法。
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