JP4683419B2 - インク充填方法及びインク充填機構 - Google Patents

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本発明は、インクが収容されるインク容器からインク供給チューブを経由させて印字ヘッドにインクを供給して充填するインク充填方法及びインク充填機構に関する。
記録紙などの記録媒体にインクを吐出して画像を形成するインクジェット方式の画像形成装置が広く使用されている。この画像形成装置は、インクを吐出するノズルやインク吐出口(ノズルの出口)が複数形成された印字ヘッド(記録ヘッド)を装着しており、複数のインク吐出口は印字ヘッドのほぼ平らなインク吐出面(フェイス面)に形成されている。印字ヘッドには、キャリッジと共に主走査方向に移動しながらインクを吐出するタイプと、固定されて停止した状態でインクを吐出するタイプとがある。
上記いずれのタイプの印字ヘッドであっても、インクジェット方式の画像形成装置を新たに設置したときには印字ヘッドにインクを充填する(インクの初期充填)作業が必要となる。この作業に当たっては、ポンプ等を利用してインクタンクから印字ヘッドにインクを供給して充填させる。
ところで、インクジェット方式画像形成装置には、高速大量印刷を目的として、印字ヘッドから離れて設置された大容量のインクタンクと印字ヘッドとをインク供給チューブによって接続したタイプのものがある。このようなタイプのインクジェット方式画像形成装置では、上記したインクの初期充填の際に、インク供給チューブ内の空気も印字ヘッドに送り込まれるので、印字ヘッド内のインクに気泡が含まれる。この気泡が印字ヘッド内に残ったままの状態で印字を開始した場合、画像形成不良やヘッド故障を起こす原因となる。このような気泡を印字ヘッド内から排出させるために、印字ヘッドとインクタンクとの間でインクを循環させる回復動作を行っている(例えば、特許文献1参照。)。
この回復動作の際には、インク吐出口からフェイス面にインクが押し出されて排出される。この排出されたインクをリサイクルするためにフェイス面の下方にキャップを配置しておき、排出されたインクをキャップ内に導いて、キャップに形成されたインク回収流路から回収ポンプなどでインクをインクタンクに戻して再利用することがある。
特開2004−188682号公報
上記したインクの初期充填の際には、上述したようにインク供給チューブから印字ヘッドにインクと共に空気が送り込まれてくるので、印字ヘッド内では多量の気泡が発生し易く、インク吐出口からはインクと共に多量の気泡が押し出されて排出される。このように排出されたインクと気泡が、フェイス面を覆ったキャップ内に一度に多量に導かれた(排出された)場合、これらは泡状になっているのでキャップのインク回収流路からは回収しきれずに、キャップからインクと気泡が漏れ出す(溢れ出す)。漏れ出したインクと気泡は、装置内のみならず装置外にまでも達して各種の部品等を汚すおそれがある。
本発明は、上記事情に鑑み、印字ヘッド内での気泡の発生を抑制してインク漏れを防止したインク充填方法及びインク充填機構を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明のインク充填方法は、インクが収容されるインク容器からインク供給チューブを経由させて印字ヘッドにインクを供給して充填するインク充填方法において、
(1)前記印字ヘッドにインクを供給するに先立って、前記インク供給チューブと前記印字ヘッドとを非接続にしておき前記インク供給チューブをインクで満たし、続いて、
(2)前記インク供給チューブを前記印字ヘッドに接続して、前記インク供給チューブ内のインクを前記印字ヘッドに供給することを特徴とするものである。
また、上記目的を達成するための本発明の他のインク充填方法は、インクが収容されるインク容器から印字ヘッドに供給されるインクが通るインク供給チューブと、前記印字ヘッドから前記インク容器に回帰されるインクが通るインク回帰チューブとを備えたインク充填機構における、前記インク容器から前記インク供給チューブを経由させて前記印字ヘッドにインクを供給して充填するインク充填方法において、
(3)前記インク容器から前記インク供給チューブを経由させて前記印字ヘッドにインクを供給するに先立って、前記インク供給チューブ及び前記インク回帰チューブと前記印字ヘッドとを非接続にすると共に前記インク供給チューブと前記インク回帰チューブとを直接的又は間接的に接続し、
(4)前記インク容器から前記インク供給チューブと前記インク回帰チューブを経由させてこれらの間インクを循環させることにより前記インク供給チューブをインクで満たし、続いて、
(5)前記インク供給チューブと前記インク回帰チューブとの接続を解除して前記インク供給チューブを前記印字ヘッドに接続し、
(6)前記インク供給チューブ内のインクを前記印字ヘッドに供給することを特徴とするものである。
また、上記目的を達成するための本発明のインク充填機構は、インクが収容されるインク容器から印字ヘッドに供給されるインクが通るインク供給チューブと、前記印字ヘッドから前記インク容器に回帰されるインクが通るインク回帰チューブとを備えたインク充填機構において、
(7)前記インク供給チューブのうち前記印字ヘッドに接続される一端部に取り付けられた、前記印字ヘッドの接続部分に着脱自在な供給チューブ側ジョイントと、
(8)前記印字ヘッドの接続部分に着脱自在であって、且つ、前記供給チューブ側ジョイントと直接的又は間接的に接続される、前記インク回帰チューブのうち前記印字ヘッドに接続される一端部に取り付けられた回帰チューブ側ジョイントとを備えたことを特徴とするものである。
ここで、
(9)前記供給チューブ側ジョイントと前記回帰チューブ側ジョイントは、他の部材から取り外されている状態では、内部からインクが排出されることを防止する逆止弁が取り付けられているものであってもよい。
さらに、
(10)前記供給チューブ側ジョイントと前記回帰チューブ側ジョイントとを間接的に接続する接続チューブを備えてもよい。
また、上記目的を達成するための本発明の他のインク充填機構は、インクが収容されるインク容器から印字ヘッドに供給されるインクが通るインク供給チューブと、前記印字ヘッドから前記インク容器に回帰されるインクが通るインク回帰チューブとを備えたインク充填機構において、
(11)前記インク供給チューブと前記インク回帰チューブとを接続させると共にこれら2つのチューブと前記印字ヘッドとを非接続状態にしたインク循環流路、及び前記インク供給チューブと前記印字ヘッドとを接続させると共に前記印字ヘッドと前記インク回帰チューブとを接続させた状態のインク供給流路のうちのいずれか一方の流路に選択的に切り換える切換手段を備えたことを特徴とするものである。
本発明のインク充填方法によれば、印字ヘッドと非接続の(印字ヘッドに接続されていない)インク供給チューブをインクで満たしておき、続いて、インク供給チューブと印字ヘッドを接続してインク供給チューブ内のインクを印字ヘッドに供給する。このため、内部に空気が存在しないインク供給チューブを印字ヘッドに接続し、このインク供給チューブから印字ヘッドにインクを供給することとなる。従って、インク供給チューブから印字ヘッドに空気が入り込むことはない。この結果、印字ヘッド内では気泡の発生が抑制されるので、印字ヘッドからキャップにインクを押し出す際に、多量の気泡と共にインクが押し出されることはなく、キャップからのインク漏れを防止できる。
また、本発明のインク充填機構では、印字ヘッドに初期に(最初に)インクを充填する初期充填の際に、インク供給チューブの供給チューブ側ジョイントを印字ヘッドの接続部分から取り外すと共に、回帰チューブ側ジョイントも印字ヘッドの接続部分から取り外し、供給チューブ側ジョイントと回帰チューブ側ジョイントを直接的又は間接的に接続する。この状態で、インク容器から供給チューブ側ジョイントにインクを供給することにより、この供給したインクが回帰チューブ側ジョイントに流れてインク容器に回帰して(戻って)循環する。このような循環により、インク供給チューブをインクで満たしておき、続いて、インク供給チューブと印字ヘッドを接続してインク供給チューブ内のインクを印字ヘッドに供給する。このため、内部に空気が存在しないインク供給チューブを印字ヘッドに接続し、このインク供給チューブから印字ヘッドにインクを供給することとなる。従って、インク供給チューブから印字ヘッドに空気が入り込むことはない。この結果、印字ヘッド内では気泡の発生が抑制されるので、印字ヘッドからキャップにインクを押し出す際に、多量の気泡と共にインクが押し出されることはなく、キャップからのインク漏れを防止できる。
本発明は、インクジェット方式のプリンタに実現された。
図1と図2を参照して、本発明が適用されたプリンタを説明する。
図1は、本発明が適用されたインクジェット方式の画像形成装置の一例であるプリンタの概略構成を示す正面図である。図2は、図1のプリンタの概略構成を示す斜視図である。
プリンタ10には、記録紙などの記録媒体にインクを吐出して画像を形成する印字ヘッド12a,12b,12c,12d,12e,12fが搭載された画像形成ユニット(印字ヘッドユニット)20と、記録媒体を矢印A方向(記録媒体搬送方向)に搬送する搬送ユニット40とが備えられている。印字ヘッド12a,12b,12c,12d,12e,12fからはそれぞれ、ブラック、シアン、ライトシアン、マゼンタ、ライトマゼンタ、イエローのインクが吐出される。画像形成ユニット20は、各印字ヘッド12a〜12fをキャップ位置、印字位置、ワイプ位置に移動させるヘッド昇降モータ(図示せず)等を備えている。画像形成ユニット20は板状のエンジンベース30に固定されており、後述するようにエンジンベース30と共に上下動(昇降)する。
画像形成ユニット20が固定されているエンジンベース30は長方形状のものであり、その四隅はナット32に固定されている。これらナット32はねじ軸34に嵌め込まれており、ねじ軸34が回転することによりナット32は上下動する。4本のねじ軸34の下部にはスプロケット36が固定されており、これら4つのスプロケット36にはチェーン38が掛け渡されている。このチェーン38を駆動モータ(図示せず)で回転させることによってねじ軸34が同期して回転し、エンジンベース30と共に画像形成ユニット20が上下動する。
搬送ユニット40は、画像形成ユニット20の下方を、記録媒体を通過させる4本の搬送ベルト42を備えている。搬送ベルト42は、従動ローラ44,45,46とエンコーダローラ47、駆動ローラ48とに掛け渡されており、テンショナ49によって張力が与えられている。この搬送ベルト42は、駆動モータ41よって周回運動するタイミングベルト43が駆動ローラ48を回転させることによって、記録媒体搬送方向(矢印A方向)に周回運動するように構成されている。
また、プリンタ10には、画像形成ユニット20にインクを供給するインク供給ユニット50が備えられている。インク供給ユニット50の内部には、各印字ヘッド12a〜12fに供給するインクが貯められたサブタンク52a〜52fと、各サブタンク52a〜52fに供給されるインクが貯められたインクタンク53a等(図4参照)が配置されている。各インクタンクと各サブタンク52a〜52fとはチューブ56(図4参照)で接続されており、各インクタンク53a等から各サブタンク52a〜52fにインクが供給される。インク供給ユニット50から画像形成ユニット20までは、インク供給チューブ60a〜60fとインク回帰チューブ62a〜62fを束ねて構成されたインク流路によって着脱自在に繋がれて(接続されて)いる。インク供給チューブ60a〜60fには、各サブタンク52a〜52fから各印字ヘッド12a〜12fに供給されるインクが通る。インク回帰チューブ62a〜62fには、各印字ヘッド12a〜12fから各サブタンク52a〜52fに回帰される(戻される)インクが通る。
なお、画像形成ユニット20には、各印字ヘッド12a〜12fからのインク吐出状態を初期の状態に回復させる回復ユニット22が組み込まれている。
図3を参照して、画像形成ユニット20とインク供給ユニット50の接続を説明する。
図3は、画像形成ユニットとインク供給ユニットを接続したインク供給チューブとインク回帰チューブを示す斜視図である。
画像形成ユニット20には、記録画像の幅に相当するインク吐出口が並んで形成された印字ヘッド12a〜12f(図1参照)が搭載されている。各印字ヘッド12a〜12fは、それぞれのインク吐出口の列が記録媒体搬送方向(図1の矢印A方向)に直交する向きに順次に並ぶように搭載されている。フルカラー画像を形成する際は、各印字ヘッド12a〜12fが記録媒体搬送方向上流側(矢印A方向の上流側)からそれぞれブラック、シアン、ライトシアン、マゼンタ、ライトマゼンタ、イエローのインクを吐出する。インク供給ユニット50は画像形成ユニット20から離れて配置されており、インク供給ユニット50の各サブタンク52a〜52fと画像形成ユニット20の各印字ヘッド12a〜12fは、インク供給チューブ60a〜60fとインク回帰チューブ62a〜62fによって接続されている。
図4を参照して、画像形成ユニット20とインク供給ユニット50のインク流路について説明する。
図4は、画像形成ユニットとインク供給ユニットのインク流路を示す模式図であり、ここでは、印字ヘッド12aとサブタンク52aを例として挙げるが、他の印字ヘッド12b〜12fでも同様である。
黒色のインクが貯められたインクタンク53aはインク吸引チューブ56によってサブタンク52aに接続されており、インク吸引チューブ56の途中部分には、インクタンク53aのインクを吸引してサブタンク52aに送り込む吸引ポンプ58が配置されている。図4に示す状態では、弁81,85を閉じて弁82,83,84を開けて吸引ポンプ58を駆動することによりインクタンク53aのインクが吸引されてサブタンク52aに送り込まれる。なお、インクタンク53aは、印字中にインク切れを起こさないように2セット搭載されており、一方のインクタンク53aのインクが無くなったときは弁83,84,85,86を適宜に切り換えてインク吸引チューブ56を他方のインクタンク53aに接続させる。
サブタンク52aの内部は大気連通孔88aに接続されており、弁88を開くことによりサブタンク52aの内部は外気につながって大気圧となる。また、サブタンク52aには、インクの有無及びインク水位を検知する為の電極51a,51b,51cが設けられている。これらの電極51a,51b,51c間の抵抗の変化に基づいてインクの有無を検知してインク水位が常に一定になるように制御されている。サブタンク52aと印字ヘッド12aは水頭差によって印字ヘッド12aのインク吐出口に最適な負圧を与えるような位置に配置されている。
サブタンク52aと印字ヘッド12aは、これらの間でインクを循環できるようにインク供給チューブ60aとインク回帰チューブ62aによって接続されている。サブタンク52aとインク供給チューブ60aはインク供給ポンプ59を介して接続されており、インク供給ポンプ59を駆動させることによりサブタンク52a内のインクが印字ヘッド12aに供給される。印字ヘッド12aの下方には回復ユニット22が位置しており、印字ヘッド12aから押し出されたインクは回復ユニット22に受けられる。回復ユニット22とサブタンク52aはインク回収チューブ57とインク吸引チューブ56の一部によって接続されており、弁82を閉じて弁81を開いて吸引ポンプ58を駆動させることにより回復ユニット22が受けたインクはサブタンク52aに回収される。
図5を参照して、プリンタ10を新たに設置したときに、各インクタンク53a等から各印字ヘッド12a〜12fにインクを充填するインク初期充填作業について説明する。
図5は、インク初期充填中における印字ヘッドの状態を示す模式図である。
インクの初期充填作業は、図5に示すように、回復ユニット22のキャップ22a内に配置されたインクガイド22cをフェイス面12asに接近させた状態で実施される。このインク初期充填作業によって、サブタンク52a(図4参照)と印字ヘッド12aの間でインクが循環して印字ヘッド12aのノズルがインクで満たされる。インク初期充填作業を実施する際には、弁81,87,88(図4参照)を開いて弁82を閉じ、インク供給ポンプ59(図4参照)を駆動させる。これにより、サブタンク52a内のインクはインク供給チューブ60a(図4参照)を通って印字ヘッド12aに供給される。印字ヘッド12aに供給されたインクはインク回帰チューブ62a(図4参照)を通ってサブタンク52aに回帰する(戻される)。このため、サブタンク52aと印字ヘッド12aの間でインクが循環して印字ヘッド12aのノズルがインクで満たされる。
このインク初期充填作業の際には、インク供給チューブ60a内に存在していた空気がインクと共に印字ヘッド12aに送り込まれてくるので、印字ヘッド12a内では多量の気泡が発生し易く、印字ヘッド12aのインク吐出口からはインクと共に多量の気泡が押し出されて排出される。このように排出されたインクと気泡が、フェイス面12asに近接しているインクガイド22cを通ってキャップ22a内に一度に多量に導かれた(排出された)場合、キャップ22aからインクと気泡が漏れ出す(溢れ出す)おそれがある。そこで、本実施例のインク充填方法では、サブタンク52aから印字ヘッド12aにインクを供給するに先立って、インク供給チューブ60aと印字ヘッド12aとを非接続にしておき(離しておき)インク供給チューブ60aをインクで満たし、続いて、インク供給チューブ60aを印字ヘッド12aに接続して、インク供給チューブ60a内のインクを印字ヘッド12aに供給する。なお、インクが付着しているフェイス面12asは、インク初期充填作業の終了後にクリーニングブレード22bによって拭き取られる。
インク供給チューブ60aと印字ヘッド12aとを非接続にしておきインク供給チューブ60aをインクで満たすために、インク供給チューブ60aの一端部60at(図4参照)とインク回帰チューブ62aの一端部62atとを直接的又は間接的に接続してインク供給ポンプ59を駆動させ、サブタンク52aからインク供給チューブ60aとインク回帰チューブ62aを経由させてこれらの間でインクを循環させる。これにより、インク供給チューブ60aに存在する空気がインクに置換されてインク供給チューブ60a内は空気でほぼ満たされる。続いて、インク供給チューブ60aとインク回帰チューブ62aとの接続を解除してインク供給チューブ60aを印字ヘッド12aに接続し、インク供給チューブ60a内のインクを印字ヘッド12aに供給する。これにより、インク供給チューブ60aから印字ヘッド12aに空気が入り込むことはない。この結果、印字ヘッド12a内では気泡の発生が抑制されるので、印字ヘッド12aからキャップ22aにインクを押し出す際に、多量の気泡と共にインクが押し出されることはなく、キャップ22aからのインク漏れを防止できる。
図6を参照して、上記のインク充填方法を実施するためのインク充填機構を説明する。
図6は、インク充填機構におけるインク供給チューブやインク回帰チューブと印字ヘッドとの接続部分の一例を示す斜視図である。ここでは、印字ヘッド12a(図1等参照)に接続されるインク供給チューブ60aとインク回帰チューブ62aについて説明するが、他の印字ヘッド12b〜12fに接続されるインク供給チューブ60b〜60fとインク回帰チューブ62b〜62fについても同じである。
画像形成ユニット20には、その内部に収容された印字ヘッド12aのノズルにつながる供給ジョイント90a(本発明にいう印字ヘッドの接続部分の一例である)、回帰ジョイント92a(本発明にいう印字ヘッドの接続部分の一例である)、及び回収ジョイント94aが取り付けられている。一方、インク供給チューブ60aのうち印字ヘッド12aに接続される一端部には、供給ジョイント90aに着脱自在に接続される供給チューブ側ジョイント100aが取り付けられている。また、インク回帰チューブ62aのうち印字ヘッド12aに接続される一端部には、回帰ジョイント92aに着脱自在に接続される回帰チューブ側ジョイント102aが取り付けられている。上記のジョイント90a,92a,100a,102aには、他の部材(例えば供給チューブ側ジョイント100aの場合は、供給ジョイント90aが他の部材に相当する。)から取り外されている状態では、ジョイント90a,92a,100a,102aの開口部を閉じて内部からインクが排出されることを防止する逆止弁が取り付けられている。
供給チューブ側ジョイント100aは供給ジョイント90aに接続されて、サブタンク52aから印字ヘッド12aにインクが供給される。また、回帰チューブ側ジョイント102aは回帰ジョイント92aに接続されて、印字ヘッド12aからサブタンク52aにインクが回帰される(戻される)。
上記したインク初期充填の際には、先ず、供給チューブ側ジョイント100aを供給ジョイント90aから外す(非接続にする)と共に回帰チューブ側ジョイント102aを回帰ジョイント92aから外しておき(非接続にしておき)、供給チューブ側ジョイント100aと回帰チューブ側ジョイント102aを接続チューブ110で接続する。接続チューブ110はU字形になっており、その長手方向一端部には供給チューブ側ジョイント100aに着脱自在に接続される一端部ジョイント110aが取り付けられており、その長手方向他端部には回帰チューブ側ジョイント102aに着脱自在に接続される他端部ジョイント112aが取り付けられている。従って、供給チューブ側ジョイント100aに一端部ジョイント110aを接続すると共に回帰チューブ側ジョイント102aに他端部ジョイント112aを接続することにより、供給チューブ側ジョイント100aと回帰チューブ側ジョイント102aは間接的に接続される。
上記のようにインク初期充填の際にインク供給チューブ60aとインク回帰チューブ62aを印字ヘッド12aに接続せずに、供給チューブ側ジョイント100aに一端部ジョイント110aを接続すると共に回帰チューブ側ジョイント102aに他端部ジョイント112aを接続し、接続チューブ110でインク供給チューブ60aとインク回帰チューブ62aを接続しておき、インク供給ポンプ59(図4参照)を駆動させ、サブタンク52aからインク供給チューブ60aとインク回帰チューブ62aを経由させてこれらの間でインクを循環させる。これにより、インク供給チューブ60aに存在する空気がインクに置換されてインク供給チューブ60a内はインクでほぼ満たされる。続いて、インク供給ポンプ59を停止させて供給チューブ側ジョイント100aから一端部ジョイント110aを取り外すと共に回帰チューブ側ジョイント102aから他端部ジョイント112aを取り外してインク供給チューブ60aとインク回帰チューブ62aから接続チューブ110を外す。続いて、供給チューブ側ジョイント100aを供給ジョイント90aに接続すると共に回帰チューブ側ジョイント102aを回帰ジョイント92aに接続する。これにより、インク供給チューブ60aとインク回帰チューブ62aは印字ヘッド12aに接続される。
この状態で、インク供給ポンプ59を再び駆動させた場合、インク供給チューブ60a内には空気が無いので、インク供給チューブ60aから印字ヘッド12aに空気が入り込むことはなく、印字ヘッド12a内では気泡の発生が抑制される。従って、上記の状態でインク供給ポンプ59を再び駆動させて、インク供給チューブ60a内のインクを印字ヘッド12aに供給し、さらに、印字ヘッド12a内のインクを、インク回帰チューブ62aを通してサブタンク52aに回帰させる。これにより、インク供給チューブ60aとインク回帰チューブ62aを通って、サブタンク52aと印字ヘッド12aの間でインクが循環して印字ヘッド12aにインクが充填する。この充填の際に、上記のように印字ヘッド12a内では気泡の発生が抑制されるので、印字ヘッド12aからキャップ22a(図5参照)にインクが押し出される際に、多量の気泡と共にインクが押し出されることはなく、キャップ22aからのインク漏れを防止できる。
実施例1では、インク供給チューブ60aから空気を排出してインク供給チューブ60aをインクで満たす際に、接続チューブ110(図6参照)を用いてインク供給チューブ60aとインク回帰チューブ62aを間接的に接続したが、実施例2では、インク供給チューブ60aとインク回帰チューブ62aを直接的に接続した。図7を参照して、実施例2を説明する。
図7は、インク充填機構におけるインク供給チューブやインク回帰チューブと印字ヘッドとの接続部分の一例を示す斜視図である。ここでは、印字ヘッド12a(図1等参照)に接続されるインク供給チューブ60aとインク回帰チューブ62aについて説明するが、他の印字ヘッド12b〜12fに接続されるインク供給チューブ60b〜60fとインク回帰チューブ62b〜62fについても同じである。
画像形成ユニット120には、その内部に収容された印字ヘッド12aのノズルにつながる供給ジョイント90a(本発明にいう印字ヘッドの接続部分の一例である)、回帰ジョイント96a(本発明にいう印字ヘッドの接続部分の一例である)、及び回収ジョイント94aが取り付けられている。一方、インク供給チューブ60aのうち印字ヘッド12aに接続される一端部には、供給ジョイント90aに着脱自在に接続される供給チューブ側ジョイント100aが取り付けられている。また、インク回帰チューブ62aのうち印字ヘッド12aに接続される一端部には、回帰ジョイント96aに着脱自在に接続される回帰チューブ側ジョイント106aが取り付けられている。上記のジョイント90a,96a,100a,106aには、他の部材(例えば供給チューブ側ジョイント100aの場合は、供給ジョイント90aが他の部材に相当する。)から取り外されている状態では、ジョイント90a,96a,100a,106aの開口部を閉じて内部からインクが排出されることを防止する逆止弁が取り付けられている。
供給チューブ側ジョイント100aは供給ジョイント90aに接続されて、サブタンク52aから印字ヘッド12aにインクが供給される。また、回帰チューブ側ジョイント106aは回帰ジョイント96aに接続されて、印字ヘッド12aからサブタンク52aにインクが回帰される(戻される)。
上記したインクの初期充填の際には、先ず、供給チューブ側ジョイント100aを供給ジョイント90aから外す(非接続にする)と共に回帰チューブ側ジョイント106aを回帰ジョイント96aから外しておき(非接続にしておき)、供給チューブ側ジョイント100aと回帰チューブ側ジョイント106aを直接に接続する。
上記のようにインクの初期充填の際にインク供給チューブ60aとインク回帰チューブ62aを印字ヘッド12aに接続せずに、供給チューブ側ジョイント100aと回帰チューブ側ジョイント106aを直接に接続しておき、インク供給ポンプ59(図4参照)を駆動させ、サブタンク52aからインク供給チューブ60aとインク回帰チューブ62aを経由させてこれらの間でインクを循環させる。これにより、インク供給チューブ60aに存在する空気がインクに置換されてインク供給チューブ60a内は空気でほぼ満たされる。続いて、インク供給ポンプ59を停止させて供給チューブ側ジョイント100aと回帰チューブ側ジョイント106aを外す。続いて、供給チューブ側ジョイント100aを供給ジョイント90aに接続すると共に回帰チューブ側ジョイント106aを回帰ジョイント96aに接続する。これにより、インク供給チューブ60aとインク回帰チューブ62aは印字ヘッド12aに接続される。
この状態で、インク供給ポンプ59を再び駆動させた場合、インク供給チューブ60a内には空気が無いので、インク供給チューブ60aから印字ヘッド12aに空気が入り込むことはなく、印字ヘッド12a内では気泡の発生が抑制される。従って、上記の状態でインク供給ポンプ59を再び駆動させて、インク供給チューブ60a内のインクを印字ヘッド12aに供給し、さらに、印字ヘッド12a内のインクを、インク回帰チューブ62aを通してサブタンク52aに回帰させる。これにより、インク供給チューブ60aとインク回帰チューブ62aを通って、サブタンク52aと印字ヘッド12aの間でインクが循環して印字ヘッド12aにインクが充填される。この充填の際に、上記のように印字ヘッド12a内では気泡の発生が抑制されるので、印字ヘッド12aからキャップ22a(図5参照)にインクが押し出される際に、多量の気泡と共にインクが押し出されることはなく、キャップ22aからのインク漏れを防止できる。
実施例1と実施例2では、インクの初期充填の際にインク供給チューブ60aから空気を排出するために複数のジョイントを手で取り外したり取り付けたりしたが、実施例3では、このようなことはせずにインク供給チューブ60aから空気を排出するために切換ジョイント(本発明にいう切換手段の一例である)を用いた。図8から図10までを参照して、切換ジョイントを用いた実施例3を説明する。
図8は、インク充填機構におけるインク供給チューブやインク回帰チューブと印字ヘッドとの接続部分の一例を示す斜視図である。図9は、図8の接続部分を分解して示す斜視図である。図10は、図8の接続部分を模式的に示す断面図であり、(a)は非接続状態を示し、(b)は接続状態を示す。ここでは、印字ヘッド12a(図1等参照)に接続されるインク供給チューブ60aとインク回帰チューブ62aについて説明するが、他の印字ヘッド12b〜12fに接続されるインク供給チューブ60b〜60fとインク回帰チューブ62b〜62fについても同じである。
インク供給チューブ60aは切換ジョイント230を介して(によって)印字ヘッド側供給チューブ224aに切換自在に接続されており、インク回帰チューブ62aも切換ジョイント230を介して印字ヘッド側回帰チューブ226aに切換自在に接続されている。印字ヘッド側供給チューブ224aは印字ヘッド12aに接続されており、サブタンク52aから印字ヘッド12a(図1等参照)に供給されるインクは印字ヘッド側供給チューブ224aを通る。印字ヘッド側回帰チューブ226aも印字ヘッド12aに接続されており、印字ヘッド12aからサブタンク52aに回帰するインクは印字ヘッド側回帰チューブ226aを通る。
切換ジョイント230は、インク供給チューブ60aとインク回帰チューブ62aが接続されたサブタンク側ジョイント232、約90°回動させることにより接続を切り換える回動ジョイント234、及び印字ヘッド側供給チューブ224aと印字ヘッド側回帰チューブ226aが接続された印字ヘッド側ジョイント236から構成されている。図10(a)に示す状態では、回動ジョイント234が非接続位置にあるので、インク供給チューブ60aとインク回帰チューブ62aは接続されているが、インク供給チューブ60aは印字ヘッド側供給チューブ224aに接続されておらず、インク回帰チューブ62aは印字ヘッド側回帰チューブ226aに接続されていない。このため、回動ジョイント234が非接続位置のときは、インク供給ポンプ59(図4参照)を駆動させることにより、サブタンク52a内のインクはインク供給チューブ60aとインク回帰チューブ62aを経由してサブタンク52aに戻り、これらの間で循環する。この循環経路は、本発明にいうインク循環流路である。
非接続位置の回動ジョイント234を約90°回転させることにより、図10(b)に示すように、インク供給チューブ60aは印字ヘッド側供給チューブ224aに直接的に接続されると共に、インク回帰チューブ62aは印字ヘッド側回帰チューブ226aに直接的に接続される。この状態でインク供給ポンプ59(図4参照)を駆動させることにより、サブタンク52a内のインクはインク供給チューブ60a、印字ヘッド側供給チューブ224a、印字ヘッド12a内のノズル等、印字ヘッド側回帰チューブ226a、及びインク回帰チューブ62aを経由してサブタンク52aに戻り、これらの間で循環する。この循環経路は、本発明にいうインク供給流路である。
上述したように切換ジョイント230の回動ジョイント234を約90°回動させることによりインク循環流路とインク供給流路を容易に選択的に切り換えることができる。インクの初期充填の際には、先ず、回動ジョイント234を非接続位置にしておき(インク循環流路を選択しておき)、インク供給ポンプ59(図4参照)を駆動させ、サブタンク52aからインク供給チューブ60aとインク回帰チューブ62aを経由させてこれらの間でインクを循環させる。これにより、インク供給チューブ60aに存在する空気がインクに置換されてインク供給チューブ60a内はインクでほぼ満たされる。続いて、インク供給ポンプ59を停止させて回動ジョイント234を約90°回動させて接続位置にする(インク供給流路を選択する)。この状態で、インク供給ポンプ59を再び駆動させた場合、インク供給チューブ60a内には空気が無いので、インク供給チューブ60aから印字ヘッド12aに空気が入り込むことはなく、印字ヘッド12a内では気泡の発生が抑制される。従って、上記の状態でインク供給ポンプ59を再び駆動させて、インク供給チューブ60a内のインクを印字ヘッド側供給チューブ224aを経由させて印字ヘッド12aに供給し、さらに、印字ヘッド12a内のインクを、印字ヘッド側回帰チューブ226aとインク回帰チューブ62aを経由させてサブタンク52aに回帰させる。これにより、インク供給チューブ60aとインク回帰チューブ62aを通って、サブタンク52aと印字ヘッド12aの間でインクが循環して印字ヘッド12aにインクが充填する。この充填の際に、上記のように印字ヘッド12a内では気泡の発生が抑制されるので、印字ヘッド12aからキャップ22a(図5参照)にインクが押し出される際に、多量の気泡と共にインクが押し出されることはなく、キャップ22aからのインク漏れを防止できる。
本発明が適用されたインクジェット方式の画像形成装置の一例であるプリンタの概略構成を示す正面図である。 図1のプリンタの概略構成を示す斜視図である。 画像形成ユニットとインク供給ユニットを接続したインク供給チューブとインク回帰チューブを示す斜視図である。 画像形成ユニットとインク供給ユニットのインク流路を示す模式図である。 インク初期充填中における印字ヘッドの状態を示す模式図である。 インク充填機構におけるインク供給チューブやインク回帰チューブと印字ヘッドとの接続部分の一例を示す斜視図である。 インク充填機構におけるインク供給チューブやインク回帰チューブと印字ヘッドとの接続部分の一例を示す斜視図である。 インク充填機構におけるインク供給チューブやインク回帰チューブと印字ヘッドとの接続部分の一例を示す斜視図である。 図8の接続部分を分解して示す斜視図である。 図8の接続部分を模式的に示す断面図であり、(a)は非接続状態を示し、(b)は接続状態を示す。
符号の説明
10 プリンタ
12a,12b,12c,12d,12e,12f 印字ヘッド
20,120,220 画像形成ユニット
52a サブタンク
60a インク供給チューブ
62a インク回帰チューブ
90a 供給ジョイント
92a,96a 回帰ジョイント
110 接続チューブ
100a 供給チューブ側ジョイント
102a,106a 回帰チューブ側ジョイント
110a 一端部ジョイント
112a 他端部ジョイント
230 切換ジョイント

Claims (1)

  1. インクが収容されるインク容器に取り付けられ、前記インク容器から印字ヘッドに供給されるインクが通るインク供給チューブと、
    前記インク容器に取り付けられ、前記印字ヘッドから前記インク容器に回帰されるインクが通るインク回帰チューブと
    前記印字ヘッドに取り付けられ、前記インク供給チューブから供給されたインクを前記印字ヘッドに供給する印字ヘッド側供給チューブと、
    前記印字ヘッドに取り付けられ、前記印字ヘッドから前記回帰チューブに回帰するインクが通る印字ヘッド側回帰チューブと、
    前記インク供給チューブと前記インク回帰チューブとを接続させると共に、これら2つのチューブと、前記印字ヘッド側供給チューブ及び前記印字ヘッド側回帰チューブと、を非接続状態にする非接続位置、及び前記インク供給チューブと前記印字ヘッド側供給チューブとを接続させると共に、前記印字ヘッド側回帰チューブと前記インク回帰チューブとを接続させる接続位置のうちのいずれか一方の位置を選択的に切り換え可能な切換手段と、を備え
    前記切換手段は、前記インク供給チューブ及び前記インク回帰チューブに取り付けられるとともに、前記印字ヘッド側供給チューブ及び前記印字ヘッド側回帰チューブに取り付けられ、
    前記切換手段は、前記接続位置に位置する際に前記インク供給チューブと前記印字ヘッド側供給チューブとを接続させる第一流路と、前記接続位置に位置する際に前記インク回帰チューブと前記印字ヘッド側回帰チューブとを接続させる第二流路と、前記非接続位置に位置する際に前記インク供給チューブと前記インク回帰チューブとを接続させると共に、これら2つのチューブと、前記印字ヘッド側供給チューブ及び前記印字ヘッド側回帰チューブと、を接続させない第三流路と、を有し、
    前記切換手段は、回動することにより前記非接続位置及び前記接続位置のうちのいずれか一方の位置を選択的に切り換え可能である、
    ことを特徴とするインク充填機構を用いて、前記インク容器から前記インク供給チューブを経由させて前記印字ヘッドにインクを供給して充填するインク充填方法であって、
    前記インク容器から前記インク供給チューブを経由させて前記印字ヘッドにインクを供給するに先立って、前記切換手段を前記非接続位置とし、
    前記インク容器から前記インク供給チューブと前記インク回帰チューブを経由させてこれらの間でインクを循環させることにより前記インク供給チューブをインクで満たした後、
    前記切換手段を前記接続位置とし、前記インク供給チューブ内のインクを前記印字ヘッドに供給することを特徴とするインク充填方法。
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