JP4682616B2 - Rfidタグおよび商品管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、無線による所定のリクエストに応じ、記憶しているタグ識別情報を無線により返信する識別情報返信機能を有するRFID(Radio Frequency Identification)タグおよびこれを用いた商品管理システムに関する。
近年、RFIDタグシステムの商品管理への利用が注目されている(例えば、特許文献1参照)。このRFIDタグシステムにおいては、タグ内の商品データを非接触で読み取ることができる。また、複数のタグから商品データを同時に読み取ることが可能である。このため、RFIDタグシステムによれば、生産、流通、販売において、商品管理の効率を大幅に向上させることができる。
しかし、RFIDタグには次のような問題がある。すなわち、RFIDタグには固有のタグ識別情報が割り当てられており、RFIDタグは外部からの無線によるリクエストに応答してタグ識別情報を返信するように構成されている。このため、商品に取り付けられたRFIDタグからタグ識別情報を読み出すことにより商品の個体識別ができてしまうので、購入者がいつどこで、その商品を購入したかが他人に分かってしまう危険がある。また、タグ識別情報を通じてデータベースに記録された購入履歴やクレジットカード情報などが外部に漏洩する危険性もある。さらに、衣服やカバンにRFIDタグが取り付けられている場合には、タグ識別情報を通じて人の動きが追跡されるおそれもある。これらの問題は、一般に「RFIDタグのプライバシー問題」と呼ばれており、特に小売段階への本格導入に対する大きな障害となっている。
このRFIDタグのプライバシー問題を解決するため、商品購入時にリーダライタからKillコマンドと呼ばれるコマンドをRFIDタグに送信し、RFIDタグを無効化する技術が提案されている。
なお、特許文献2には、蓄電部から給電を受けるRAM(Random Access Memory)にワンタイムパスワードが保持され、蓄電部の放電によりワンタイムパスワードが消滅する構成が開示されている。この構成では、ワンタイムパスワードが不正使用される危険性を低くすることができるが、タグ識別情報が消滅するわけではないので上記プライバシー問題を解決することはできない。
特開2002−74286号公報 特開2003−337928号公報
ところで、商品の返品時にその商品に取り付けられたRFIDタグからタグ識別情報や商品データを読み出すことができれば、返品への対応が容易となり、顧客への好適な対応が可能となる。
しかし、上記の無効化技術では、商品購入と同時にRFIDタグが無効化されてしまうので、決済完了後はRFIDタグのタグ識別情報を読み出すことが不可能となり、返品への対応の容易化を図ることができない。
そこで、本発明は、情報漏洩の危険を軽減しつつ返品に対する対応の容易化を図ることができるRFIDタグおよびこれを用いた商品管理システムを提供する。
本発明に係るRFIDタグは、無線による所定のリクエストに応じ、記憶しているタグ識別情報を無線により返信する識別情報返信機能を有するRFIDタグであって、電力を蓄える蓄電手段と、当該蓄電手段から電力の供給を受けて、前記識別情報返信機能が有効である旨を示す有効情報を保持する揮発性記憶手段と、当該揮発性記憶手段に前記有効情報が保持されている場合を除き前記識別情報返信機能が無効である旨を示す無効情報を保持する不揮発性記憶手段と、前記無効化指示が入力されると、前記揮発性記憶手段に前記有効情報を設定するとともに前記不揮発性記憶手段に前記無効情報を設定する情報設定手段と、前記不揮発性記憶手段に前記無効情報が保持されていないかまたは前記揮発性記憶手段に前記有効情報が保持されている場合には前記識別情報返信機能を有効とし、それ以外の場合には無効とする制御手段と、を備え、外部から無効化指示が入力された後、前記蓄電手段の電圧が低下して前記有効情報が揮発すると、前記識別情報返信機能が無効となることを特徴とする。
本発明の好適な態様では、前記無効化指示が入力された後の経過時間を計時する計時手段を備え、当該計時手段により計時された経過時間が所定時間を超えると、前記識別情報返信機能が無効となる。
また、本発明の好適な態様では、電力を蓄える蓄電手段を備え、前記無効化指示が入力された後、当該蓄電手段の電圧が所定電圧以下に低下すると、前記識別情報返信機能が無効となる。
また、参考例に係るRFIDタグは、無線による所定のリクエストに応じ、記憶しているタグ識別情報を無線により返信する識別情報返信機能を有するRFIDタグであって、電力を蓄える蓄電手段と、当該蓄電手段から電力の供給を受けて、前記識別情報返信機能が有効である旨を示す有効情報を予め保持する揮発性記憶手段と、当該揮発性記憶手段に前記有効情報が保持されている場合には前記識別情報返信機能を有効とし、保持されていない場合には無効とする制御手段と、を備え、前記蓄電手段の電圧が低下して前記有効情報が揮発すると、前記識別情報返信機能が無効となる。
上記の蓄電手段を備えるRFIDタグにおいては、外部から供給されるエネルギーを電力に変換し、得られた電力により前記蓄電手段を充電する電力変換手段をさらに備えることが好ましい。この構成における好適な態様では、前記外部から供給されるエネルギーは、電磁波エネルギーであり、当該RFIDタグは、前記電力変換手段により得られた電力を動作電力とするパッシブ型のタグである。
上記の電力変換手段を備えるRFIDタグにおいては、外部から無効化指示が入力された後、前記蓄電手段の充電が禁止されることが好ましい。
本実施の形態に係る商品管理システムは、各商品に取り付けられた、請求項1〜のいずれか1項に記載のRFIDタグと、前記所定のリクエストを無線により送出して前記RFIDタグからタグ識別情報を読み出す読み取り装置と、を有することを特徴とする。
この商品管理システムの好適な態様では、商品の決済が完了したとき、当該商品に取り付けられたRFIDタグに前記無効化指示を送信する通信装置を有する。
本発明によれば、情報漏洩の危険を軽減しつつ返品に対する対応の容易化を図ることができるRFIDタグおよびこれを用いた商品管理システムを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態に係る商品管理システム1の構成を示すブロック図である。この商品管理システム1は、RFIDタグシステムを利用して商品を管理するシステムである。RFIDタグシステムは、非接触ICタグシステムあるいは無線タグシステムなどとも呼ばれる非接触式の個体識別システムである。RFIDタグシステムの仕様、例えば、タグシステムのタイプ(密着型、近接型、近傍型、遠隔型)、通信方式(電磁結合方式、電磁誘導方式、電波方式)、タグへの電力供給方式(パッシブ型、アクティブ型)、通信プロトコルなどは、適宜に決められればよい。ただし、ここでは、コスト等の観点よりパッシブ型を採用することとする。図1において、商品管理システム1は、リーダライタ10、RFIDタグ20、およびデータベース30を有する。
リーダライタ10は、無線によりRFIDタグ20に対するデータの読み取り(または読み書き)を行うとともに、RFIDタグ20への給電を行う装置である。リーダライタ10は、商品の流通過程や決済時に商品に取り付けられたRFIDタグ20とデータのやり取りを行うものであり、例えば、商品管理者に携帯される携帯型のものや、小売店舗のレジに設置される固定型のものがある。なお、リーダライタ10は広く知られているので、その詳しい説明については省略する。
RFIDタグ20は、個体識別用の非接触ICタグである。ここでは、RFIDタグ20は、商品を個体識別するための商品タグであり、各商品に取り付けられる。各RFIDタグ20には、タグ識別情報(以下、「固有ID」と称す)が予め割り当てられて格納されている。この固有IDは、RFIDタグを識別するための個体識別情報である。RFIDタグ20は、固有IDの送信を要求する所定のリクエストに応じ、記憶している固有IDを無線により返信する識別情報返信機能を備えている。この識別情報返信機能は、RFIDタグの基本的な機能であり、非接触での個体識別やアンチコリジョンといったRFIDタグの基本的な特徴を実現する。これにより、例えばレジにおいて、複数のRFIDタグを非接触で同時に識別することが可能となり、バーコードシステムなどと比べて決済処理の容易化や迅速化を図ることができる。この識別情報返信機能は、先述したように、プライバシー問題の原因となる一方、返品時において有用である。
そこで、本実施の形態に係るRFIDタグ20は、プライバシー問題を軽減しつつ返品に対する対応の容易化を図るため、外部から所定の無効化指示が入力された後、所定期間が経過すると、識別情報返信機能が無効となるように構成されている。ここで、無効化指示の入力方法は特に限定されず、電気的に入力されてもよいし物理的に入力されてもよい。また、無効化指示の入力から無効化までの所定期間は、どのように画定されてもよい。さらに、識別情報返信機能の無効化は、ソフトウェアによる制御や電子素子の破壊など、適宜の手段で実行されればよい。本実施の形態では、RFIDタグ20は、リーダライタ10から無効化コマンドを受信すると、受信後の経過時間を計時し、この経過時間が所定時間を超えたとき、識別情報返信機能を無効とする。
図1において、RFIDタグ20は、アンテナ21、通信/給電部22、不揮発性記憶部23、電力供給部24、および制御部25を有する。
アンテナ21は、外部から到来する電磁波を受けるとともに外部に電磁波を放射するものであり、例えばループ状のコイルによって構成される。
通信/給電部22は、通信処理および電力変換処理を行う回路であり、例えば、復調回路、変調回路、整流回路、およびレギュレータ回路によって構成される。具体的には、通信/給電部22は、アンテナ21により受信された変調信号を復調し、得られた受信データを制御部25に渡す。また、制御部25から受け取った送信データを変調し、得られた送信信号をアンテナ21から外部に送信する。また、外部からの電磁波によってアンテナ21で発生した交流電圧を直流電圧に整流し、この直流電圧を所定電圧に安定化し、得られた直流電力をRFIDタグ20の各部に動作電力として供給する。
不揮発性記憶部23は、識別情報返信機能が有効である旨を示す有効情報を保持する不揮発性の記憶媒体である。ここでは、不揮発性記憶部23は、データの読み書きが可能な不揮発性半導体メモリ、例えばEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)である。この不揮発性記憶部23には、有効情報以外のデータ、例えば商品の価格や種類などの商品データが書き込まれてもよい。
電力供給部24は、非通信時に制御部25に電力を供給するものであり、例えば、一次電池、二次電池、コンデンサなどである。この電力供給部24は、二次電池またはコンデンサにより構成される場合には、通信/給電部22の電力によって充電される。
制御部25は、RFIDタグ20全体を制御するものであり、ここでは、CPU(Central Processing Unit)25a、ROM(Read Only Memory)25b、RAM25cを含む回路である。具体的には、制御部25は、通信/給電部22からの受信データの処理、不揮発性記憶部23に対するデータの読み書き、リーダライタ10に送信すべき送信データの通信/給電部22への送出を行う。
本実施の形態では、固有IDは、ROM25bに焼き付けられている。そして、制御部25は、アンテナ21および通信/給電部22を介して、リーダライタ10から所定のリクエストを受けると、ROM25bに記憶されている固有IDをリーダライタ10に送信する。すなわち、制御部25は、アンテナ21および通信/給電部22と協働して識別情報返信機能を実現する。
また、制御部25は、不揮発性記憶部23を参照し、有効情報が保持されている場合には識別情報返信機能を有効とし、保持されていない場合には識別情報返信機能を無効とする。
さらに、制御部25は、リーダライタ10から無効化コマンドが入力された後の経過時間を計時する計時機能を有し、計時された経過時間が所定時間を超えると、識別情報返信機能を無効とする。具体的には、制御部25は、経過時間が所定時間に到達したとき、不揮発性記憶部23に保持されている有効情報を消去する。ここで、有効情報の消去には、データを不定値にすることや、他のデータに書き換えることも含まれる。
なお、制御部25は、通信時には通信/給電部22から電力の供給を受け、非通信時には電力供給部24から電力の供給を受ける。
データベース30は、各商品の商品データを固有IDに対応付けて格納するデータベースである。ここで、商品データとしては、例えば、商品の価格、種類、生産履歴、流通履歴、販売履歴などが挙げられる。データベース30は、リーダライタ10と有線または無線によって接続されており、リーダライタ10との間でデータのやり取りが可能となっている。なお、RFIDタグ20に商品データが保存される場合には、データベース30は省略可能である。また、データベース30は、リーダライタ10に内蔵されていてもよい。
図2は、RFIDタグ20の動作手順を示すフローチャートである。以下、図2を参照して、商品Xの決済前、決済時、決済後(無効化前)、決済後(無効化後)に分けて、商品管理システム1の動作について説明する。なお、不揮発性記憶部23には、有効情報(例えばビット「1」)が予め書き込まれているものとする。
[決済前]
流通経路や小売店舗において、商品管理者は、商品Xの商品データを確認したい場合、携帯型のリーダライタ10を商品Xにかざし、リーダライタ10の不図示の読み取りボタンを押す。すると、リーダライタ10は、固有IDの送信を要求する所定のリクエストを無線により送出する。
商品Xに取り付けられたRFIDタグ20において、制御部25は、アンテナ21および通信/給電部22を介して上記リクエストを受け取ると(S11)、識別情報返信機能が有効か否かを判断する(S12)。具体的には、制御部25は、不揮発性記憶部23に有効情報が保持されている場合には有効と判断し、保持されていない場合には無効と判断する。
ここでは、不揮発性記憶部23には有効情報が保持されているので、制御部25は、識別情報返信機能は有効であると判断し(S12:YES)、ROM25bに記憶されている固有IDを無線により送信する(S13)。
リーダライタ10は、RFIDタグ20から固有IDを受信すると、それに基づく所定の処理を実行する。例えば、リーダライタ10は、データベース30にアクセスして固有IDに対応付けられた商品データを取得し、この商品データをリーダライタ10の不図示のディスプレイに表示する。これにより、商品管理者は、商品Xの商品データを確認することができる。なお、RFIDタグ20に商品データが保存されている場合には、リーダライタ10は、固有IDを受け取った後、RFIDタグ20から商品データを読み出すこととしてもよい。
ついで、ここではリーダライタ10から無効化コマンドは送信されないので、RFIDタグ20には無効化コマンドが入力されず(S14:NO)、無線通信は終了する。
[決済時]
小売店舗のレジにおいて、店員は、購入者から未決済の商品Xを受け取ると、商品Xを所定のスキャンエリアに置き、レジに設置された固定型のリーダライタ10の読み取りボタンを押す。すると、リーダライタ10は、固有IDの送信を要求する所定のリクエストを無線により送出する。
商品Xに取り付けられたRFIDタグ20において、制御部25は、上記リクエストを受け取ると(S11)、識別情報返信機能が有効か否かを判断する(S12)。ここでは、不揮発性記憶部23には有効情報が保持されているので、制御部25は、識別情報返信機能は有効であると判断し(S12:YES)、固有IDを無線により送信する(S13)。
リーダライタ10は、RFIDタグ20から固有IDを受信すると、データベース30にアクセスして固有IDに対応付けられた価格を取得し、この価格をディスプレイに表示する。この表示に基づく決済が完了すると、店員は、リーダライタ10の不図示の決済完了ボタンを押す。すると、リーダライタ10は、販売店舗名や販売日時などの販売履歴を固有IDと対応付けてデータベース30に登録するとともに、無効化コマンドを無線により送信する。
RFIDタグ20において、制御部25は、リーダライタ10から無効化コマンドを受け取ると(S14:YES)、経過時間の計時を開始する(S15)。そして、制御部25は、この経過時間が所定時間に到達すると(S16:YES)、不揮発性記憶部23から有効情報を消去し、識別情報返信機能を無効化する(S17)。なお、上記の所定時間は、返品期間を考慮して適宜に設定されればよいが、商慣習に照らすと3〜14日程度であることが好ましく、ここでは7日である。
[決済後(無効化前)]
商品Xの販売後7日以内(返品期間内)に、購入者が返品を希望して商品Xを小売店舗に持ち込んだ場合、店員は、商品Xを所定のスキャンエリアに置き、レジに設置されたリーダライタ10の読み取りボタンを押す。すると、リーダライタ10は、固有IDの送信を要求する所定のリクエストを無線により送出する。
商品Xに取り付けられたRFIDタグ20において、制御部25は、上記リクエストを受け取ると(S11)、識別情報返信機能が有効か否かを判断する(S12)。ここでは、不揮発性記憶部23には有効情報が保持されているので、制御部25は、識別情報返信機能は有効であると判断し(S12:YES)、固有IDを無線により送信する(S13)。
リーダライタ10は、RFIDタグ20から固有IDを受信すると、データベース30にアクセスして固有IDに対応付けられた販売履歴を取得し、この販売履歴をリーダライタ10のディスプレイに表示する。これにより、店員は、販売店舗や販売日時を確認することができ、返品に対する対応が容易となる。また、返品希望に対して適切な対応をとることができ、顧客に対して好適な対応をとることができる。
ついで、ここではリーダライタ10から無効化コマンドは送信されないので、RFIDタグ20には無効化コマンドが入力されず(S14:NO)、無線通信は終了する。
[決済後(無効化後)]
商品Xの販売後7日経過後(返品期間外)に、第三者がリーダライタを用いて商品XのRFIDタグ20から固有IDを読み出そうとした場合を考える。この場合、リーダライタは、固有IDの送信を要求する所定のリクエストを無線により送出する。
商品Xに取り付けられたRFIDタグ20において、制御部25は、上記リクエストを受け取ると(S11)、識別情報返信機能が有効か否かを判断する(S12)。ここでは、無効化後であり不揮発性記憶部23には有効情報が保持されていないので、制御部25は、識別情報返信機能は無効であると判断し(S12:NO)、固有IDの無線送信を行わない(S18)。例えば、制御部25は、上記リクエストに対して全く応答しない。あるいは、制御部25は、エラー通知情報など、固有ID以外の情報を送信する。これにより、第三者はRFIDタグ20から固有IDを読み出すことができず、情報の漏洩が防止される。
以上説明した本実施の形態によれば、以下の効果が得られる。
(1)RFIDタグに外部から無効化指示が入力された後、所定期間経過後に識別情報返信機能が無効となるので、所定期間内はタグ識別情報の読み出しが可能である一方、所定期間外はタグ識別情報の読み出しが不可能となる。このため、情報漏洩の危険を軽減しつつ返品への対応の容易化を図ることができる。
(2)無効化指示が入力された後の経過時間を計時し、この経過時間が所定時間を超えたときに識別情報返信機能を無効化するので、所望の時点で正確に識別情報返信機能を無効化することができる。
(第2の実施の形態)
図3は、第2の実施の形態に係る商品管理システム2の構成を示すブロック図である。この商品管理システム2は、上記の商品管理システム1と多くの点で共通するが、RFIDタグの構成が相違する。すなわち、本実施の形態に係るRFIDタグ40では、電力を蓄える蓄電部43が設けられ、無効化指示が入力された後、蓄電部43の電圧が所定電圧以下に低下すると識別情報返信機能が無効となる。以下、商品管理システム2について説明するが、上記商品管理システム1と共通する部分については、共通の符号を用い、説明を省略することとする。
図3において、RFIDタグ40は、アンテナ41、通信/給電部42、蓄電部43、揮発性記憶部44、不揮発性記憶部45、および制御部46を有する。これらのうち、アンテナ41および通信/給電部42は、上記商品管理システム1のものと同様である。
蓄電部43は、電力を蓄える蓄電デバイスである。この蓄電部43は、コンデンサや二次電池など、充電可能なものであることが好ましく、ここでは電気二重層コンデンサである。そして、蓄電部43は、通信/給電部42から供給される電力によって充電される。
揮発性記憶部44は、蓄電部43から電力の供給を受けて、識別情報返信機能が有効である旨を示す有効情報を保持する揮発性の記憶媒体であり、ここではRAMである。この揮発性記憶部44においては、蓄電部43の出力電圧が所定電圧以下に低下すると、すなわち蓄電部43からの給電がなくなると、保持されている情報が揮発する。
不揮発性記憶部45は、揮発性記憶部44に有効情報が保持されている場合を除き識別情報返信機能が無効である旨を示す無効情報を保持する不揮発性の記憶媒体であり、ここではEEPROMである。この不揮発性記憶部45には、無効情報以外のデータ、例えば商品の価格や種類などの商品データが書き込まれてもよい。
制御部46は、RFIDタグ40全体を制御するものであり、ここでは、CPU46a、ROM46b、RAM46cを含む回路である。具体的には、制御部46は、通信/給電部42からの受信データの処理、揮発性記憶部44および不揮発性記憶部45に対するデータの読み書き、リーダライタ10に送信すべき送信データの通信/給電部42への送出を行う。
本実施の形態においても、固有IDは、ROM46bに焼き付けられている。そして、制御部46は、アンテナ41および通信/給電部42を介して、リーダライタ10から所定のリクエストを受けると、ROM46bに記憶されている固有IDをリーダライタ10に送信する。すなわち、制御部46は、アンテナ41および通信/給電部42と協働して識別情報返信機能を実現する。
本実施の形態では、制御部46は、外部から無効化指示が入力されると、揮発性記憶部44に有効情報を設定するとともに、不揮発性記憶部45に無効情報を設定する。ここでは、外部からの無効化指示は、リーダライタ10からの無効化コマンドである。
また、制御部46は、不揮発性記憶部45に無効情報が保持されていない場合および揮発性記憶部44に有効情報が保持されている場合には識別情報返信機能を有効とし、不揮発性記憶部45に無効情報が保持されておりかつ揮発性記憶部44に有効情報が保持されていない場合には識別情報返信機能を無効とする。
図4は、RFIDタグ40の動作手順を示すフローチャートである。以下、図4を参照して、商品Xの決済前、決済時、決済後(無効化前)、決済後(無効化後)に分けて、商品管理システム2の動作について説明する。ここで、初期状態において、揮発性記憶部44は有効情報を保持しておらず、不揮発性記憶部45は無効情報を保持していない。なお、以下の説明において、上記商品管理システム1と重複する箇所については適宜説明を簡略化する。
[決済前]
流通経路や小売店舗において、商品管理者によって携帯型のリーダライタ10が商品Xにかざされ、リーダライタ10の読み取りボタンが押されると、リーダライタ10は、所定のリクエストを無線により送出する。
商品Xに取り付けられたRFIDタグ40において、制御部46は、上記リクエストを受け取ると(S21)、識別情報返信機能が有効か否かを判断する(S22)。具体的には、制御部46は、不揮発性記憶部45に無効情報が保持されていないかまたは揮発性記憶部44に有効情報が保持されている場合には有効と判断し、それ以外の場合には無効と判断する。
ここでは、不揮発性記憶部45には無効情報が保持されていないので、制御部46は、識別情報返信機能は有効であると判断し(S22:YES)、固有IDを無線により送信する(S23)。
リーダライタ10は、RFIDタグ40から固有IDを受信すると、データベース30にアクセスして固有IDに対応付けられた商品データを取得し、この商品データをリーダライタ10のディスプレイに表示する。なお、RFIDタグ40に商品データが保存されている場合には、リーダライタ10は、固有IDを受け取った後、RFIDタグ40から商品データを読み出すこととしてもよい。
ついで、ここではリーダライタ10から無効化コマンドは送信されないので、RFIDタグ40には無効化コマンドが入力されず(S24:NO)、無線通信は終了する。
[決済時]
レジにおいて、未決済の商品Xがスキャンエリアに置かれ、固定型のリーダライタ10の読み取りボタンが押されると、リーダライタ10は、所定のリクエストを無線により送出する。
商品Xに取り付けられたRFIDタグ40において、制御部46は、上記リクエストを受け取ると(S21)、識別情報返信機能が有効か否かを判断する(S22)。ここでは、不揮発性記憶部45には無効情報が保持されていないので、制御部46は、識別情報返信機能は有効であると判断し(S22:YES)、固有IDを無線により送信する(S23)。
リーダライタ10は、RFIDタグ40から固有IDを受信すると、データベース30にアクセスして固有IDに対応付けられた価格を取得し、この価格をリーダライタ10のディスプレイに表示する。この表示に基づく決済が完了すると、店員は、リーダライタ10の不図示の決済完了ボタンを押す。すると、リーダライタ10は、販売店舗名や販売日時などの販売履歴を固有IDと対応付けてデータベース30に登録するとともに、無効化コマンドを無線により送信する。
RFIDタグ40において、制御部46は、リーダライタ10から無効化コマンドを受け取ると(S24:YES)、揮発性記憶部44に有効情報(ここではビット列「101010」)を設定するとともに、不揮発性記憶部45に無効情報(ここではビット「1」)を設定する(S25)。ここで、有効情報を複数ビットとするのは、RAMのデータは揮発すると不定値になるからである。
上記の無線通信において、RFIDタグ40の蓄電部43は、その蓄電量がその容量と同程度になるまで充電されること、すなわちフル充電されることが好ましい。ここでは、リーダライタ10は、フル充電に必要とされる所定時間の間、電磁波を放射して蓄電部43を充電する。ここで、蓄電部43の容量は、返品期間を考慮して適宜に設定されればよいが、商慣習に照らすと、有効情報を3〜14日間保持するのに必要な量であることが好ましく、ここでは約7日間保持するのに必要な量である。なお、ここではフル充電することとしたが、蓄電部容量より小さい所定の蓄電量に充電することも好ましい態様である。また、ここでは蓄電部43の充電を決済時に行うこととしたが、別の時期に行われても構わない。また、ここでは所定時間の間電磁波を放射することとしたが、RFIDタグ40から充電完了通知を受信するまで放射することとしてもよい。
また、新たな給電によって揮発時期が延びることを確実に避けるため、蓄電部43の充電は、無効化コマンドが入力された後、禁止されることが好ましい。ここでは、通信/給電部42は、不揮発性記憶部45に無効情報が保持されている場合に蓄電部43を充電する機能が無効となるように構成されている。
上記の無線通信が終了した後、蓄電部43の蓄電量は放電により減少し、蓄電部43の電圧は低下していく。そして、蓄電部43の電圧が揮発性記憶部44のデータ保持に必要な電圧以下に低下すると、ステップS25で書き込まれた有効情報が揮発し、識別情報返信機能が無効となる。ここでは、無効化コマンド入力後、新たな充電が禁止され、約7日経過後に有効情報が揮発する。
[決済後(無効化前)]
商品Xの販売後7日以内(返品期間内)に、購入者が返品を希望して商品Xを小売店舗に持ち込んだ場合、店員は、商品Xを所定のスキャンエリアに置き、レジに設置された固定型のリーダライタ10の読み取りボタンを押す。すると、リーダライタ10は、所定のリクエストを無線により送出する。
商品Xに取り付けられたRFIDタグ40において、制御部46は、上記リクエストを受け取ると(S21)、識別情報返信機能が有効か否かを判断する(S22)。ここでは、揮発性記憶部44に有効情報が保持されているので、制御部46は、識別情報返信機能は有効であると判断し(S22:YES)、固有IDを無線により送信する(S23)。
リーダライタ10は、RFIDタグ40から固有IDを受信すると、データベース30にアクセスして固有IDに対応付けられた販売履歴を取得し、この販売履歴をディスプレイに表示する。これにより、店員は販売店舗や販売日時を確認することが可能となり、返品に対する対応が容易となる。
ついで、ここではリーダライタ10から無効化コマンドは送信されないので、RFIDタグ40には無効化コマンドが入力されず(S24:NO)、無線通信は終了する。
[決済後(無効化後)]
商品Xの販売後7日経過後(返品期間外)に、第三者がリーダライタを用いて商品XのRFIDタグ40から固有IDを読み出そうとした場合を考える。この場合、リーダライタは、所定のリクエストを無線により送出する。
商品Xに取り付けられたRFIDタグ40において、制御部46は、上記リクエストを受け取ると(S21)、識別情報返信機能が有効か否かを判断する(S22)。ここでは、不揮発性記憶部45には無効情報が保持されておりかつ揮発性記憶部44には有効情報が保持されていないので、制御部46は、識別情報返信機能は無効であると判断し(S22:NO)、固有IDの無線送信を行わない(S26)。これにより、第三者はRFIDタグ40から固有IDを読み出すことができず、情報の漏洩が防止される。
以上説明した本実施の形態によれば、上記(1)と同様の効果に加えて、以下の効果が得られる。
(3)本実施の形態に係るRFIDタグでは、無効化指示が入力された後、蓄電部の電圧が所定電圧以下に低下すると、識別情報返信機能が無効となる。このため、無効化指示が入力された後の経過時間を計時する構成に比べ、消費電力を抑えることができ、蓄電部の容量を小さくすることができる。この結果、RFIDタグの小型化や低コスト化を図ることができる。
(4)蓄電部は充電可能なものとされ、RFIDタグは、外部から供給されるエネルギーを電力に変換し、得られた電力により蓄電部を充電する。このため、所望のタイミングで蓄電部を所望の蓄電量に充電することが可能となり、自然放電により蓄電量が次第に減少する一次電池を蓄電部として用いる場合に比べ、無効化指示が入力されてから有効情報が揮発するまでの期間のバラツキを抑えることが可能となる。
(5)RFIDタグは、外部から供給される電磁波エネルギーを電力に変換する通信/給電部を備え、この通信/給電部により得られた電力を動作電力とするパッシブ型のタグであり、蓄電部は、通信/給電部により得られた電力によって充電される。このため、パッシブ型のRFIDタグを採用する場合において、電力変換のための回路を新たに追加する必要がなく、構成の簡易化や低コスト化を図ることができる。
(6)決済時に、蓄電部を所定の蓄電量に充電するので、決済が完了してから有効情報が揮発するまでの期間を略一定とすることができる。
(7)無効化指示の入力後、蓄電部の充電が禁止されるので、新たな充電によって有効情報の揮発時期が延びることを防止することができる。
(第3の実施の形態)
図5は、第3の実施の形態に係る商品管理システム3の構成を示すブロック図である。この商品管理システム3は、上記の商品管理システム2と多くの点で共通するが、RFIDタグの構成が相違する。すなわち、本実施の形態に係るRFIDタグ50では、揮発性記憶部54は予め有効情報を保持しており、蓄電部53の電圧が低下して有効情報が揮発すると識別情報返信機能が無効となる。また、本実施の形態の商品管理システム3は、リーダライタ10、RFIDタグ50、およびデータベース30の他に、給電装置60を有する。以下、商品管理システム3について説明するが、上記商品管理システム1または2と共通する部分については、共通の符号を用い、説明を省略することとする。
図5において、RFIDタグ50は、アンテナ51、通信/給電部52、蓄電部53、揮発性記憶部54、および制御部55を有する。これらのうち、アンテナ51、通信/給電部52、蓄電部53、および揮発性記憶部54は、上記商品管理システム2と同様のものである。
制御部55は、RFIDタグ50全体を制御するものであり、ここでは、CPU55a、ROM55b、RAM55cを含む回路である。具体的には、制御部55は、通信/給電部52からの受信データの処理、揮発性記憶部54からのデータの読み取り、リーダライタ10に送信すべき送信データの通信/給電部52への送出を行う。
本実施の形態においても、固有IDは、ROM55bに焼き付けられている。そして、制御部55は、アンテナ51および通信/給電部52を介して、リーダライタ10から所定のリクエストを受けると、ROM55bに記憶されている固有IDをリーダライタ10に送信する。すなわち、制御部55は、アンテナ51および通信/給電部52と協働して識別情報返信機能を実現する。
本実施の形態では、制御部55は、揮発性記憶部54に有効情報が保持されている場合には識別情報返信機能を有効とし、揮発性記憶部54に有効情報が保持されていない場合には識別情報返信機能を無効とする。
給電装置60は、電磁波を放射してRFIDタグ50に電力を供給する装置である。この給電装置60は、RFIDタグ50の蓄電部53を充電するためのものであり、揮発性記憶部54による有効情報の保持を維持するため、商品の流通経路の各場所、例えば、倉庫、貨物船、配送車、小売店舗に設けられる。なお、給電装置60は、倉庫、搬送用の容器、陳列棚などに設置される固定型のものであってもよいし、商品管理者に携帯される携帯型のものであってもよい。
図6は、RFIDタグ50の動作手順を示すフローチャートである。以下、図6を参照して、商品Xの決済前、決済時、決済後(無効化前)、決済後(無効化後)に分けて、商品管理システム3の動作について説明する。以下の説明において、揮発性記憶部54には、有効情報(ここではビット列「101010」)が予め保持されている。ここで、有効情報を複数ビットとするのは、RAMのデータは揮発すると不定値になるからである。また、揮発性記憶部54への有効情報の書き込みは、例えば、RFIDタグ50または商品の工場において、特別のリーダライタを用いて特別の通信プロトコルによって行われる。あるいは、揮発性記憶部54に有線接続される特別な工具によって行われる。なお、以下の説明において、上記商品管理システム1または2と重複する箇所については適宜説明を簡略化する。
[決済前]
商品Xに取り付けられたRFIDタグ50は、流通経路や店舗内において、各場所に設置された給電装置60から電力の供給を受ける。これにより、RFIDタグ50の蓄電部53が充電され、有効情報の保持が維持される。なお、給電の具体的な態様は特に限定されず、例えば、固定型の給電装置60が常時または断続的に電磁波を放射して給電を行ってもよいし、商品管理者が携帯型の給電装置60を持って給電して回ってもよい。
流通倉庫や小売店舗において、商品管理者によって携帯型のリーダライタ10が商品Xにかざされ、リーダライタ10の読み取りボタンが押されると、リーダライタ10は、所定のリクエストを無線により送出する。
商品Xに取り付けられたRFIDタグ50において、制御部55は、リーダライタ10からの上記リクエストを受け取ると(S31)、識別情報返信機能が有効か否かを判断する(S32)。具体的には、制御部55は、揮発性記憶部54に有効情報が保持されている場合には有効と判断し、保持されていない場合には無効と判断する。
ここでは、揮発性記憶部54には有効情報が保持されているので、制御部55は、識別情報返信機能は有効であると判断し(S32:YES)、固有IDを無線により送信する(S33)。
リーダライタ10は、RFIDタグ50から固有IDを受信すると、データベース30にアクセスして固有IDに対応付けられた商品データを取得し、この商品データをディスプレイに表示する。なお、RFIDタグ50に商品データが保存されている場合には、リーダライタ10は、固有IDを受け取った後、RFIDタグ50から商品データを読み出すこととしてもよい。
[決済時]
レジにおいて、未決済の商品Xがスキャンエリアに置かれ、固定型のリーダライタ10の読み取りボタンが押されると、リーダライタ10は、所定のリクエストを無線により送出する。
商品Xに取り付けられたRFIDタグ50において、制御部55は、上記リクエストを受け取ると(S31)、識別情報返信機能が有効か否かを判断する(S32)。ここでは、揮発性記憶部54には有効情報が保持されているので、制御部55は、識別情報返信機能は有効であると判断し(S32:YES)、固有IDを無線により送信する(S33)。
リーダライタ10は、RFIDタグ50から固有IDを受信すると、データベース30にアクセスして固有IDに対応付けられた価格を取得し、この価格をディスプレイに表示する。この表示に基づく決済が完了すると、店員は、リーダライタ10の決済完了ボタンを押す。すると、リーダライタ10は、販売店舗名や販売日時などの販売履歴を固有IDと対応付けてデータベース30に登録する。
上記の無線通信において、RFIDタグ50の蓄電部53は、その蓄電量がその容量と同程度になるまで充電されること、すなわちフル充電されることが好ましい。ここでは、リーダライタ10は、フル充電に必要とされる所定時間の間、電磁波を放射して蓄電部53を充電する。ここで、蓄電部53の容量は、返品期間を考慮して適宜に設定されればよいが、商慣習に照らすと、有効情報を3〜14日間保持するのに必要な量であることが好ましく、ここでは約7日間保持するのに必要な量である。なお、ここではフル充電することとしたが、蓄電部容量より小さい所定の蓄電量に充電することも好ましい態様である。また、ここでは所定時間の間電磁波を放射することとしたが、RFIDタグ50から充電完了通知を受信するまで放射することとしてもよい。
決済が終了すると、商品Xは購入者によって店舗外に持ち出される。すなわち、上記の無線通信終了後、RFIDタグ50は、給電装置60やリーダライタ10の給電可能エリアの外に持ち出される。このため、蓄電部53は新たな給電を受けず、蓄電部53の蓄電量は放電により減少し、蓄電部53の電圧は低下していく。そして、蓄電部53の電圧が揮発性記憶部54のデータ保持に必要な電圧以下に低下すると、揮発性記憶部54の有効情報が揮発し、識別情報返信機能が無効となる。ここでは、決済完了後、約7日経過後に有効情報が揮発する。
[決済後(無効化前)]
商品Xの販売後7日以内(返品期間内)に、購入者が返品を希望して商品Xを小売店舗に持ち込んだ場合、店員は、商品Xを所定のスキャンエリアに置き、レジに設置された固定型のリーダライタ10の読み取りボタンを押す。すると、リーダライタ10は、所定のリクエストを無線により送出する。
商品Xに取り付けられたRFIDタグ50において、制御部55は、上記リクエストを受け取ると(S31)、識別情報返信機能が有効か否かを判断する(S32)。ここでは、揮発性記憶部54に有効情報が保持されているので、制御部55は、識別情報返信機能は有効であると判断し(S32:YES)、固有IDを無線により送信する(S33)。
リーダライタ10は、RFIDタグ50から固有IDを受信すると、データベース30にアクセスして固有IDに対応付けられた販売履歴を取得し、この販売履歴をディスプレイに表示する。これにより、店員は販売店舗や販売日時を確認することが可能となり、返品に対する対応が容易となる。
[決済後(無効化後)]
商品Xの販売後7日経過後(返品期間外)に、第三者がリーダライタを用いて商品XのRFIDタグ50から固有IDを読み出そうとした場合を考える。この場合、リーダライタは、所定のリクエストを無線により送出する。
商品Xに取り付けられたRFIDタグ50において、制御部55は、上記リクエストを受け取ると(S31)、識別情報返信機能が有効か否かを判断する(S32)。ここでは、揮発性記憶部54には有効情報が保持されていないので、制御部55は、識別情報返信機能は無効であると判断し(S32:NO)、固有IDの無線送信を行わない(S34)。これにより、第三者はRFIDタグ50から固有IDを読み出すことができず、情報の漏洩が防止される。
以上説明した本実施の形態によれば、上記(1)、(4)〜(6)と同様の効果に加えて、以下の効果が得られる。
(8)本実施の形態に係るRFIDタグでは、蓄電部に対する充電が行われなくなった後、蓄電部の電圧が所定電圧以下に低下すると、識別情報返信機能が無効となる。このため、経過時間を計時する構成に比べ、消費電力を抑えることができ、蓄電部の容量を小さくすることができる。この結果、RFIDタグの小型化や低コスト化を図ることができる。また、外部からの無効化指示の入力が不要であるので、通信手順を簡素化できるとともに、店員の操作負担が軽減される。また、不揮発性記憶部が不要であるので、RFIDタグの小型化または低コスト化に有利である。
(9)外部から無効化指示の入力を受け付け、無効化指示の入力後、蓄電部の充電が禁止される構成とすれば、新たな充電によって有効情報の揮発時期が延びることを防止することができる。このような構成は、例えば次のように実現される。すなわち、リーダライタ10は、決済完了ボタンが押されると、無効化コマンドを無線送信する。そして、RFIDタグ50の制御部55は、無効化コマンドを受信すると、蓄電部53を充電するための充電機能を適宜の方法で無効化する。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更することができる。
例えば、上記の第2、3の実施の形態では、電磁波エネルギーを電力に変換して蓄電部を充電することとしたが、電磁波エネルギーに限られず、光エネルギー、熱エネルギー、振動エネルギーなど、他の種類のエネルギーであってもよい。ただし、この場合には、外部から供給されるエネルギーを電力に変換し、得られた電力により蓄電部を充電する電力変換手段を別途設ける必要がある。
また、RFIDタグは、商品管理タグとして用いられるとともに、万引き防止タグとして用いられてもよい。例えば、決済済みか否かを示す情報をRFIDタグの不揮発性記憶部に記録することとし、決済完了時に当該情報を「未決済」から「決済済み」に書き換える。そして、店舗の出入り口等で当該情報を読み出すこととすれば、RFIDタグを万引き防止タグとして利用することができる。
第1の実施の形態に係る商品管理システムの構成を示すブロック図である。 RFIDタグの動作手順を示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係る商品管理システムの構成を示すブロック図である。 RFIDタグの動作手順を示すフローチャートである。 第3の実施の形態に係る商品管理システムの構成を示すブロック図である。 RFIDタグの動作手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1〜3 商品管理システム、10 リーダライタ、20,40,50 RFIDタグ、21,41,51 アンテナ、22,42,52 通信/給電部、23,45 不揮発性記憶部、24 電力供給部、25,46,55 制御部、43,53 蓄電部、44,54 揮発性記憶部。

Claims (8)

  1. 無線による所定のリクエストに応じ、記憶しているタグ識別情報を無線により返信する識別情報返信機能を有するRFIDタグであって、
    電力を蓄える蓄電手段と、
    当該蓄電手段から電力の供給を受けて、前記識別情報返信機能が有効である旨を示す有効情報を保持する揮発性記憶手段と、
    当該揮発性記憶手段に前記有効情報が保持されている場合を除き前記識別情報返信機能が無効である旨を示す無効情報を保持する不揮発性記憶手段と、
    前記無効化指示が入力されると、前記揮発性記憶手段に前記有効情報を設定するとともに前記不揮発性記憶手段に前記無効情報を設定する情報設定手段と、
    前記不揮発性記憶手段に前記無効情報が保持されていないかまたは前記揮発性記憶手段に前記有効情報が保持されている場合には前記識別情報返信機能を有効とし、それ以外の場合には無効とする制御手段と、
    を備え、
    外部から無効化指示が入力された後、前記蓄電手段の電圧が低下して前記有効情報が揮発すると、前記識別情報返信機能が無効となることを特徴とするRFIDタグ。
  2. 請求項1に記載のRFIDタグであって、
    前記無効化指示が入力された後の経過時間を計時する計時手段を備え、当該計時手段により計時された経過時間が所定時間を超えると、前記識別情報返信機能が無効となることを特徴とするRFIDタグ。
  3. 請求項1に記載のRFIDタグであって、
    電力を蓄える蓄電手段を備え、前記無効化指示が入力された後、当該蓄電手段の電圧が所定電圧以下に低下すると、前記識別情報返信機能が無効となることを特徴とするRFIDタグ。
  4. 請求項のいずれか1項に記載のRFIDタグであって、
    外部から供給されるエネルギーを電力に変換し、得られた電力により前記蓄電手段を充電する電力変換手段をさらに備えることを特徴とするRFIDタグ。
  5. 請求項に記載のRFIDタグであって、
    前記外部から供給されるエネルギーは、電磁波エネルギーであり、
    当該RFIDタグは、前記電力変換手段により得られた電力を動作電力とするパッシブ型のタグであることを特徴とするRFIDタグ。
  6. 請求項またはに記載のRFIDタグであって、
    外部から無効化指示が入力された後、前記蓄電手段の充電が禁止されることを特徴とするRFIDタグ。
  7. 各商品に取り付けられた、請求項1〜のいずれか1項に記載のRFIDタグと、
    前記所定のリクエストを無線により送出して前記RFIDタグからタグ識別情報を読み出す読み取り装置と、
    を有することを特徴とする商品管理システム。
  8. 請求項に記載の商品管理システムであって、
    商品の決済が完了したとき、当該商品に取り付けられたRFIDタグに前記無効化指示を送信する通信装置を有することを特徴とする商品管理システム。
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