JP2002074286A - 商品管理タグ、並びにこれを用いた商品管理方法及び商品管理システム - Google Patents

商品管理タグ、並びにこれを用いた商品管理方法及び商品管理システム

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JP2002074286A
JP2002074286A JP2000260685A JP2000260685A JP2002074286A JP 2002074286 A JP2002074286 A JP 2002074286A JP 2000260685 A JP2000260685 A JP 2000260685A JP 2000260685 A JP2000260685 A JP 2000260685A JP 2002074286 A JP2002074286 A JP 2002074286A
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秀文 ▲高▼津
Hidefumi Takatsu
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 販売店において商品管理及び商品認証を行う
とともに手間と費用をかけずに万引き防止を図る。 【解決手段】 商品に取り付けられる商品管理タグに内
蔵された記憶部42に、該商品及び出荷元を識別可能な
商品データを書き込み、さらに、極性保持部44に特定
の極性を予め与えておく。販売店では、記憶部42に書
き込まれた商品データを読み出し、商品管理及び商品認
証を行うとともに、商品を販売する際に、極性保持部4
4に保持された極性を消去する。販売店の出入口近傍
に、極性保持部44に与えられた極性を検出した場合に
警報を発生させる極性検出手段を設けておけば、消費者
が商品を購入せずに出入口近傍に行くと警報が発生する
ことになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品管理タグ、並
びにこれを用いた商品管理方法及び商品管理システムに
関し、特に、商品識別機能及び万引き防止機能を備えた
商品管理タグ、並びにこれを用いた商品管理方法及び商
品管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、消費者に販売される商品にお
いては、製造元や出荷元において、その商品及び出荷元
を識別可能な商品データが書き込まれた商品タグが取り
付けられており、商品の各流通経路において、商品タグ
に書き込まれた商品データを用いて商品管理や商品認証
が行われている。
【0003】上述したような、商品データが書き込まれ
た商品タグにおいては、商品データとともに商品を識別
するためのバーコードが印字されているものもあり、そ
れにより、商品管理及び商品認証の効率化が図られてい
る。バーコードを用いて商品管理を行う場合は、商品の
各流通経路において、商品タグに印字されたバーコード
をバーコードリーダー等の読取手段を用いて読み取り、
読み取られたバーコードに基づいて商品の出荷管理や在
庫管理が行われる。
【0004】ところが、バーコードを用いた商品管理に
おいては、商品タグに印字されたバーコードを商品毎に
一つ一つ読み取らなければならないため、手間と時間が
かかるとともに、読み忘れが生じる虞れがある。
【0005】そこで、近年、上述したような商品タグに
おいては、非接触ICを用い、この非接触ICに商品デ
ータを書き込み、商品の出荷管理や在庫管理、あるいは
商品認証を行う際に、複数の商品の商品データを同時に
読み取ることができるように構成されたものが用いら
れ、それにより、商品の出荷管理や在庫管理、あるいは
商品認証のさらなる効率化が図られている。なお、商品
データが非接触ICに書き込まれている商品タグにおい
ても、その商品データは商品タグに印字されている。
【0006】また、近年、商品の販売店において、商品
の万引きを防止するための万引き防止タグが商品に取り
付けられる場合がある。
【0007】この万引き防止タグにおいては、様々な形
態のものが用いられているが、その一例として、予め特
定の極性が与えられた特殊金属が埋め込まれたものがあ
る。
【0008】この万引き防止タグを用いた万引き防止シ
ステムにおいては、商品が店舗等に陳列されている状
態、すなわち、消費者が商品を購入する前の状態におい
ては、特殊金属に特定の極性が与えられているため、販
売店の出入口にこの極性を検出するためのゲートを設け
ておけば、商品がゲートを通過した場合に、ゲートにお
いて特殊金属に与えられた極性が検出され、警報が発生
することになる。また、消費者が商品を購入した場合
は、レジにて、万引き防止タグが取り外されたり、万引
き防止タグに与えられた極性が消去されたりすることに
より、商品がゲートを通過した場合においても、警報が
発生しなくなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来のものにおいては、商品の万引き防止を図
る場合、商品の販売店において上述したような万引き防
止タグを商品の一つ一つに取り付けなければならないた
め、手間がかかるとともにそのための費用が発生してし
まうという問題点がある。
【0010】また、商品管理や商品認証を行うための商
品タグと万引き防止タグとの2つのタグを商品に取り付
けなければならないため、そのためのスペースが必要と
なり、小さな商品への取り付けが困難であるという問題
点がある。
【0011】本発明は、上述したような従来の技術が有
する問題点に鑑みてなされたものであって、販売店にお
いて商品管理及び商品認証を行うとともに手間と費用を
かけずに万引き防止を図ることができ、さらに、商品の
小さなスペースに取り付けることができる商品管理タ
グ、並びにこれを用いた商品管理方法及び商品管理シス
テムを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、商品に取り付けられる商品管理タグであっ
て、前記商品に関する商品データが書き込まれた記憶手
段と、前記記憶手段に対する前記商品データの書き込み
及び読み出しを制御する制御手段と、予め決められた状
態に設定され、該状態が前記商品データの前記記憶手段
からの読み出しと同時に変更可能である状態保持手段と
を有することを特徴とする。
【0013】また、前記記憶手段及び前記制御手段は、
非接触ICに内蔵されていることを特徴とする。
【0014】また、前記状態保持手段は、予め与えられ
た極性を保持し、該極性が前記商品のデータの前記記憶
手段からの読み出しと同時に消去可能であることを特徴
とする。
【0015】また、前記商品管理タグを用いた商品管理
方法であって、前記商品を出荷する際に前記記憶部に前
記商品データを書き込み、前記商品を入荷する際に前記
記憶部に書き込まれた商品データを読み取り、前記商品
を販売する際に前記記憶部に書き込まれた商品データを
読み取ると同時に前記状態保持手段に与えられた極性を
消去することを特徴とする。
【0016】また、前記状態保持手段に与えられた極性
を検出した場合に警報を発生させることを特徴とする。
【0017】また、前記商品管理タグを用いた商品管理
システムであって、前記記憶手段に前記商品データを書
き込む商品データ書込手段と、前記記憶手段に書き込ま
れた前記商品データを読み取る商品データ読取手段と、
前記状態保持手段に与えられた極性を消去する極性消去
手段と、前記状態保持手段に与えられた極性を検出した
場合に警報を発生させる極性検出手段とを有し、前記極
性消去手段における前記極性の消去は、前記商品データ
読取手段における前記商品データの読み取りと同時に行
われることを特徴とする。
【0018】(作用)上記のように構成された本発明に
おいては、商品が出荷元から出荷される際に、該商品及
び出荷元を識別可能な商品データが書き込まれた商品管
理タグが当該商品に取り付けられる。この商品管理タグ
には、予め決められた極性が与えられており、その極性
は、外部から消去されない限り商品管理タグに保持され
ている。
【0019】商品管理タグが取り付けられた商品が販売
店等に入荷されると、商品管理タグに書き込まれた商品
データが読み取られ、それにより、商品管理及び商品認
証が行われる。
【0020】その後、入荷された商品が販売される際、
販売される商品に取り付けられた商品管理タグに書き込
まれた商品データが再度読み取られ、商品管理が行われ
る。また、商品管理タグに書き込まれた商品データが読
み取られるのと同時に、商品管理タグに与えられた極性
が消去される。
【0021】この極性は、極性検出手段にて検出された
場合に警報が発生するため、販売された商品については
極性検出手段にて警報が発生せず、販売されていない商
品については極性検出手段にて警報が発生することにな
る。この極性検出手段を、販売店の出入口近傍に設けて
おけば、警報の発生によって商品の万引きを検出するこ
とができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0023】図1は、本発明の商品管理システムの実施
の一形態を示す図である。
【0024】本形態は図1に示すように、出荷元10と
販売店20との間を流通する商品30を管理するもので
あって、出荷元10には、商品30に取り付けられる非
接触ICからなる商品管理タグ40に該商品や出荷元を
識別可能な商品データを印字する商品データ印字機11
と、商品管理タグ40に商品データを書き込む商品デー
タ書込機12と、商品データ書込機12にて商品管理タ
グ40に書き込まれた商品データを読み取る商品データ
読取機13とが設けられており、また、販売店20に
は、出荷元10から入荷された商品30に取り付けられ
た商品管理タグ40に書き込まれた商品データを読み取
る商品データ読取機21と、販売店20の出入口近傍に
設置され、商品管理タグ40に与えられた極性を検出し
た場合に警報を発する極性検出器22と、販売店20の
レジ等に設置され、商品管理タグ40に与えられた極性
を消去する極性消去器23とが設けられている。なお、
出荷元10に設けられた商品データ読取機13と販売店
20に設けられた商品データ読取機21とは互いに同一
の機能を有するものである。また、極性検出器22は、
販売店20の出入口近傍に設置されたゲート内に設けら
れることが考えられる。
【0025】以下に、本形態における商品管理タグ40
の構成について説明する。
【0026】図2は、図1に示した商品管理タグ40の
実施の一形態を示す図であり、(a)はブロック構成
図、(b)は外観図、(c)は内蔵された部品を示す図
である。
【0027】本形態における商品管理タグ40は図2
(a)に示すように、情報の送受信を行うとともに、受
ける磁界により電流を発生させるアンテナ41と、商品
や出荷元を識別可能な商品データが書き込まれた記憶部
42と、アンテナ41を介して受信された商品データを
記憶部42へ書き込むとともに、記憶部42に書き込ま
れた商品データを読み出し、アンテナ41を介して送信
する制御部43と、予め与えられた極性を保持する状態
保持手段である極性保持部44とから構成されており、
アンテナ41にて発生した電流が記憶部42及び制御部
43に供給される。
【0028】また、図2(b)に示すように、商品管理
タグ40の表面は、商品データが印字される商品データ
印字面46となっており、出荷元10の商品データ印字
機11において、商品管理タグ40が取り付けられる商
品や出荷元を識別可能な商品データが印字されている。
【0029】また、図2(c)に示すように、商品管理
タグ40には、記憶部42及び制御部43が内蔵された
非接触IC47と、極性保持部44となる金属片48
と、アンテナ41とが、商品管理タグ40の表面及び裏
面のシートに挟まれるように内蔵されている。なお、非
接触IC47と金属片48の配置は、図2(c)に示し
たものに限らず、自由にレイアウトすることができ、ま
た、商品管理タグ40の大きさも、本発明の機能を果た
すものであれば、出荷元10や販売店20の意向により
自由に設定できる。
【0030】以下に、上記のように構成された商品管理
システムにおける商品管理方法について説明する。
【0031】まず、出荷元10における商品管理方法に
ついて説明する。
【0032】図3は、図1及び図2に示した商品管理シ
ステムにおける商品管理方法を説明するためのフローチ
ャートであり、出荷元10における商品管理方法を示
す。
【0033】まず、商品データ印字機11において、商
品管理タグ40の商品データ印字面46に、商品管理タ
グ40が取り付けられる商品及び出荷元10を識別可能
な商品データを印字する(ステップS1)。ここで、商
品管理タグ40に内蔵された極性保持部44には、極性
検出機22にて検出可能な特定の極性が予め与えられて
いる。
【0034】また、商品データ書込機12において、商
品管理タグ40の非接触IC47に内蔵された記憶部4
2に、商品データ印字面46に印字された商品データと
同一の商品データを書き込む(ステップS2)。この商
品データ印字面46に印字された商品データ及び記憶部
42に書き込まれた商品データによって、該商品の出荷
管理や在庫管理が行われるとともに、商品認証が行わ
れ、商品の模倣防止が図られることになる。
【0035】その後、商品データ印字面46に商品デー
タが印字され、かつ、記憶部42に商品データが書き込
まれた商品管理タグ40を商品に取り付ける(ステップ
S3)。
【0036】商品管理タグ40が取り付けられた商品を
出荷する場合(ステップS4)、商品データ読取機13
において、商品管理タグ40の記憶部42に書き込まれ
た商品データを、出荷する商品として読み取り(ステッ
プS5)、商品を出荷する(ステップS6)。
【0037】また、ステップS5にて読み取られた商品
データに基づいて、該当する商品が出荷されたことを認
識し、商品の出荷管理を行う(ステップS7)。
【0038】一方、商品管理タグ40が取り付けられた
商品を出荷しない場合は(ステップS4)、商品管理タ
グ40の記憶部42に書き込まれた商品データを、出荷
しない商品として読み取り(ステップS8)、読み取ら
れた商品データに基づいて、該当する商品が出荷されず
に在庫として保管されることを認識し、商品の在庫管理
を行う(ステップS9)。
【0039】なお、ステップS5及びステップS8にお
ける商品データの読み取りは、商品データ読取機13
を、複数の商品を収容可能な収容部材が通過できる大き
さのゲート内に設けておけば、非接触ICの特徴である
アンチコリジョン機能を利用して、複数の商品が収容さ
れた収容部材をこのゲートを通過させることのみで複数
の商品の商品データを一度に読み取ることができる。
【0040】次に、販売店20における商品管理方法に
ついて説明する。
【0041】図4は、図1及び図2に示した商品管理シ
ステムにおける商品管理方法を説明するためのフローチ
ャートであり、販売店20における商品管理方法を示
す。
【0042】出荷元10から出荷された商品を販売店2
0にて入荷すると(ステップS11)、販売店20内に
設けられた商品データ読取機21において、入荷した商
品に取り付けられた商品管理タグ40の記憶部42に書
き込まれた商品データを読み取り(ステップS12)、
それにより、商品の入荷を管理する(ステップS1
3)。なお、ステップS12にて商品データを読み取っ
た際、商品データには、出荷元10を識別可能な情報が
含まれているため、この商品が出荷元10から出荷され
たものであることの認証を行うこともでき、商品の模倣
防止が図られる。
【0043】商品管理タグ40の記憶部42に書き込ま
れた商品データが読み取られた商品は、販売店20に陳
列される(ステップS14)。
【0044】その後、販売店20に陳列された商品を販
売する場合(ステップS15)、販売店20のレジ等に
設けられた商品データ読取機21において、商品管理タ
グ40の記憶部20に書き込まれた商品データを読み取
るとともに(ステップS16)、極性消去器23におい
て、商品管理タグ40の極性保持部44に与えられた極
性を消去し(ステップS17)、商品を販売する(ステ
ップS18)。ここで、ステップS16にて商品データ
を読み取る商品データ読取機21は、ステップS12に
て商品データを読み取るものとは異なり、同一の構成及
び機能を有しているものであるが、極性消去器23とは
同一の装置内に設けられおり、それにより、ステップS
16における商品データの読み取りとステップS17に
おける極性の消去とが、ワンアクションで行われること
になる。
【0045】また、販売店20においては、ステップS
16にて読み取られた商品データに基づいて在庫管理を
行う(ステップS19)。具体的には、ステップS12
にて読み取られた商品データに該当する商品の中からス
テップS16にて読み取られた商品データに該当する商
品が販売されたとして、残りの商品を在庫として管理す
る。
【0046】次に、販売店20内に設けられた極性検出
器22の動作について説明する。
【0047】図5は、図1及び図2に示した商品管理シ
ステムにおける商品管理方法を説明するためのフローチ
ャートであり、極性検出器22の動作を示す。
【0048】極性検出器22は、販売店20の出入口近
傍に設置されたゲート内に設けられ、商品管理タグ40
の極性保持部44に与えられた極性を検出するための電
力を出力している(ステップS21)。
【0049】その後、極性検出器22において、商品管
理タグ40の極性保持部44に与えられた極性を検出し
た場合(ステップS22)、極性検出器22から警報を
発生させる(ステップ23)。
【0050】このように、極性検出器22においては、
商品管理タグ40の極性保持部44に与えられた極性を
検出した場合のみ警報を発生する。すなわち、販売店2
0にて販売されている商品が、該商品に取り付けられた
商品管理タグ40の極性保持部44に与えられた極性が
消去されていない場合に警報が発生する。
【0051】このため、ステップS17にて極性保持部
44に与えられた極性が消去された場合、すなわち、消
費者が商品を購入した場合は、その商品を持って販売店
20の出入口に行き、極性検出器22が設けられたゲー
トを通過しても警報は発生せず、また、ステップS17
にて極性保持部44に与えられた極性が消去されていな
い場合、すなわち、消費者が商品を購入せずにその商品
を持って販売店20の出入口に行き、極性検出器22が
設けられたゲートを通過すると警報が発生することにな
る。これにより、商品の万引きを検出することができ、
万引き防止が図られる。
【0052】上述したように本形態においては、商品管
理タグ40の極性保持部44に与えられた極性を用いて
万引きが検知されるが、極性保持部44は、商品データ
が書き込まれた商品管理タグ40内に内蔵されているた
め、販売店20にて万引き防止用のタグを商品に取り付
ける必要はなく、また、万引き防止用のタグを取り付け
るスペースを考慮する必要もない。
【0053】また、商品を販売する際に、販売される商
品に取り付けられた商品管理タグ40に書き込まれた商
品データを読み取るのと同時にワンアクションにて極性
保持部44に保持された極性を消去するため、商品を販
売する際の会計レジにおける処理時間を長くせずに万引
き防止を図ることができる。
【0054】なお、本形態においては、商品管理タグ4
0に付加される万引き防止機能として、予め特定の極性
が与えられた極性保持部44である金属片48を用いた
が、本発明はこれに限らず、商品管理タグ40に内蔵可
能であり、かつ、商品を購入する際、商品管理タグ40
に書き込まれた商品データを読み取ると同時にワンアク
ションにてその機能を解除することができるものであれ
ばよい。ただし、商品データを送受信するためのアンテ
ナ41を用いたものは、現在の電波法の規制により実現
不可能である。
【0055】また、本形態においては、商品30の流通
経路が出荷元10と販売店20とから構成されている
が、問屋等の仲介業者を介する場合においても、それぞ
れの仲介業者に、商品管理タグに書き込まれた商品デー
タを読み取るための商品データ読取機を設置しておけ
ば、上述したもの同様に、商品管理及び商品認証を行う
ことができる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
商品管理タグの状態保持手段に与えられた極性を用いて
万引きが検知されるが、状態保持手段は、商品データが
書き込まれた商品管理タグ内に内蔵されており、その極
性の消去が、商品が販売される際における商品データの
読み出しと同時に行われるため、販売店にて万引き防止
用のタグを商品に取り付ける必要がなくなり、また、万
引き防止用のタグを取り付けるスペースを考慮する必要
もなくなる。また、商品を販売する際のレジにおける処
理時間を長くせずに万引き防止を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の商品管理システムの実施の一形態を示
す図である。
【図2】図1に示した商品管理タグの実施の一形態を示
す図であり、(a)はブロック構成図、(b)は外観
図、(c)は内蔵された部品を示す図である。
【図3】図1及び図2に示した商品管理システムにおけ
る商品管理方法を説明するためのフローチャートであ
る。
【図4】図1及び図2に示した商品管理システムにおけ
る商品管理方法を説明するためのフローチャートであ
る。
【図5】図1及び図2に示した商品管理システムにおけ
る商品管理方法を説明するためのフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10 出荷元 11 商品データ印字機 12 商品データ書込機 13,21 商品データ読取機 20 販売店 22 極性検出器 23 極性消去器 30 商品 40 商品管理タグ 41 アンテナ 42 記憶部 43 制御部 44 極性保持部 46 商品データ印字面 47 非接触IC 48 金属片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 19/08 G06K 19/00 H G08B 13/22 N F Fターム(参考) 5B035 AA13 BA03 BB09 BC00 CA01 CA23 5B049 AA05 AA06 BB11 DD04 EE21 5B058 CA17 KA02 KA04 KA13 KA31 YA20 5C084 AA03 AA09 AA13 AA19 BB02 BB24 BB33 CC35 CC36 DD07 DD21 EE07 FF02 FF27 GG07 GG09 GG52

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品に取り付けられる商品管理タグであ
    って、 前記商品に関する商品データが書き込まれた記憶手段
    と、 前記記憶手段に対する前記商品データの書き込み及び読
    み出しを制御する制御手段と、 予め決められた状態に設定され、該状態が前記商品デー
    タの前記記憶手段からの読み出しと同時に変更可能であ
    る状態保持手段とを有することを特徴とする商品管理タ
    グ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の商品管理タグにおい
    て、 前記記憶手段及び前記制御手段は、非接触ICに内蔵さ
    れていることを特徴とする商品管理タグ。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の商品管
    理タグにおいて、 前記状態保持手段は、予め与えられた極性を保持し、該
    極性が前記商品のデータの前記記憶手段からの読み出し
    と同時に消去可能であることを特徴とする商品管理タ
    グ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の商品管理タグを用いた
    商品管理方法であって、 前記商品を出荷する際に前記記憶部に前記商品データを
    書き込み、 前記商品を入荷する際に前記記憶部に書き込まれた商品
    データを読み取り、 前記商品を販売する際に前記記憶部に書き込まれた商品
    データを読み取ると同時に前記状態保持手段に与えられ
    た極性を消去することを特徴とする商品管理方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の商品管理方法におい
    て、 前記状態保持手段に与えられた極性を検出した場合に警
    報を発生させることを特徴とする商品管理方法。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載の商品管理タグを用いた
    商品管理システムであって、 前記記憶手段に前記商品データを書き込む商品データ書
    込手段と、 前記記憶手段に書き込まれた前記商品データを読み取る
    商品データ読取手段と、 前記状態保持手段に与えられた極性を消去する極性消去
    手段と、 前記状態保持手段に与えられた極性を検出した場合に警
    報を発生させる極性検出手段とを有し、 前記極性消去手段における前記極性の消去は、前記商品
    データ読取手段における前記商品データの読み取りと同
    時に行われることを特徴とする商品管理システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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