JP4682079B2 - 配管システム及び配管システムの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、給湯、給水系の配管システムにおいて、水廻り設備に供給される水の流量を維持しつつ、水廻り設備に供給される湯水について湯待ち時間の短い配管システム及び配管システムの製造方法に関するものである。
従来、この種の配管システムとして、主管をヘッダーを介して複数の枝管に分岐し、それらの枝管を対応する水廻り設備に接続するようにしたヘッダー式給水配管が知られている(例えば、特許文献1を参照)。すなわち、主管の口径を、屋外に設置された量水器の口径や水廻り設備の同時使用頻度に応じて設定してヘッダー本体の口径とほぼ同じかそれよりも小さくすると共に、枝管の口径を、水廻り設備の必要水量に応じてヘッダー本体の口径よりも小さくするようにしたものである。そして、水廻り設備で適正な水量を確保することができるようになっている。
また、給水主管から量水器を経て住戸内の各用途別の各水栓に給水する給水配管の各枝管及び給湯器から各水栓に給湯する給湯配管の各枝管に個別の流量特性を持つ定流量器を設けた給水、給湯用配管システムが知られている(例えば、特許文献2を参照)。
特開2001−146772号公報(第2頁及び第4頁) 特開平8−296258号公報(第2頁及び第3頁)
ところが、特許文献1に記載されているヘッダー式給水配管においては次のような問題があった。すなわち、係るヘッダー式給水配管では水廻り設備で適正な水量を確保することはできるが、そのヘッダー式給水配管を給湯配管に適用した場合には、水量が多くなる傾向があり、必要な温度の湯水が得られるまでの湯待ち時間が長くなるという欠点があった。従って、給湯と給水との双方において、水廻り設備で十分な湯水又は水を確保し、かつ給湯の場合における湯待ち時間を短縮することができなかった。
また、特許文献2に記載されている給水、給湯用配管システムにおいては、各水栓毎に個別の定流量器が設けられているが、それらの定流量器に必要量の湯水又は水が供給されると共に、必要な温度の湯水が供給されなければならない。しかし、そのような点が特許文献2には明らかにされておらず、特に湯待ち時間を短くする手段が不明であり、単に定流量器で各水栓に一定流量の湯水又は水を供給しているに過ぎない。
そこで本発明の目的とするところは、水廻り設備に供給される水の流量を維持しつつ、水廻り設備に供給される湯水の湯待ち時間を短くすることができる配管システム及び配管システムの製造方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明の配管システムは、給湯器に第1メイン配管を接続し、その第1メイン配管に継手を介して複数の分岐配管を分岐接続し、各分岐配管に水廻り設備を接続し、水廻り設備に湯水を供給すると共に、給水源に第2メイン配管を接続し、その第2メイン配管に継手を介して複数の分岐配管を分岐接続し、各分岐配管に水廻り設備を接続し、水廻り設備に水を供給するように構成した配管システムであって、前記第1メイン配管の内径を第2メイン配管の内径より小さくなるように設定することを特徴とするものである。
請求項に記載の発明の配管システムは、請求項に係る発明において、前記継手における分岐配管のシールが分岐配管の外周面でシールする構造を有することを特徴とするものである。
請求項3に記載の配管システムの製造方法は、給湯器に接続される第1メイン配管に継手を介して複数の分岐配管を分岐接続し、各分岐配管に水廻り設備を接続すると共に、給水源に接続される第2メイン配管にヘッダーを介して複数の分岐配管を分岐接続し、各分岐配管に水廻り設備を接続する配管システムの製造方法であって、前記第1メイン配管として、前記第2メイン配管の内径よりも内径が小さくなるように設定された配管を用いることを特徴とするものである。
本発明によれば、次のような効果を発揮することができる。
請求項1に記載の発明の配管システムにおいては、給湯器に接続される第1メイン配管の内径が給水源に接続される第2メイン配管の内径より小さくなるように設定されている。このため、第1メイン配管の断面積が第2メイン配管の断面積よりも小さくなり、給湯器で加熱された湯水が第1メイン配管内を流れる流速が上昇する。従って、水廻り設備に供給される湯水について湯待ち時間を短くすることができる。また、給水源に接続される第2メイン配管の内径は従来と変わらないので、水廻り設備に供給される水の流量を維持することができる。
また、各分岐配管は第1メイン配管又は第2メイン配管に継手を介して直接接続されている。従って、ヘッダーによる抵抗がないため、各水廻り設備への湯水及び水の流量を増加させることができると共に、湯水の湯待ち時間を短縮することができる。
請求項に記載の発明の配管システムでは、継手における分岐配管のシールが分岐配管の外周面でシールする構造を有している。このため、継手におけるシールが分岐配管の内周面でシールする構造に比べて、湯水又は水の流路を広げることができる。従って、各水廻り設備への湯水及び水の流量を増加させることができる。
以下、本発明の最良と思われる実施形態につき、図面を用いて詳細に説明する。
まず、給湯器又は給水源と各水廻り設備とをヘッダーを介して接続するヘッダー工法について説明する。図1に示すように、給湯器11には第1メイン配管12の一端が接続され、その他端が第1ヘッダー13の端部に設けられた継手14に接続されている。第1ヘッダー13の側部には7つの継手14が接続され、各継手14にはそれぞれ分岐配管15の一端が接続され、その他端が水廻り設備としての洗面設備16、トイレ設備17、シャワー設備18、風呂設備19、洗濯設備20、暖房設備21及び台所設備22の各継手14に接続されている。
一方、給水源23には第2メイン配管24の一端が接続され、その他端が第2ヘッダー25の端部に設けられた継手14に接続されている。第2ヘッダー25の側部には7つの継手14が螺合接続されている。各継手14にはそれぞれ分岐配管15が接続され、水廻り設備としての洗面設備16、トイレ設備17、シャワー設備18、風呂設備19、洗濯設備20、暖房設備21及び台所設備22の各継手14に接続されている。ヘッダー工法において、特に水廻り設備での湯水の湯待ち時間を短縮するために、第1メイン配管12の内径は第2メイン配管24の内径より小さくなるように設定される。
次に、給湯器11又は給水源23と各水廻り設備とを継手14を介して分岐接続する分岐工法について説明する。図2に示すように、給湯器11には第1メイン配管12の一端が接続され、その他端が水廻り設備側に位置する分岐用の継手(チーズ)14に接続されている。係る継手14には分岐配管15の一端が接続され、分岐配管15の他端は水廻り設備としての洗面設備16、トイレ設備17、シャワー設備18、風呂設備19、洗濯設備20、暖房設備21及び台所設備22に設けられた各継手14に接続されている。
一方、給水源23には第2メイン配管24の一端が接続され、その他端が水廻り設備側に位置する分岐用の継手(チーズ)14に接続されている。係る継手14には分岐配管15の一端が接続され、分岐配管15の他端は水廻り設備としての洗面設備16、トイレ設備17、シャワー設備18、風呂設備19、洗濯設備20、暖房設備21及び台所設備22に設けられた各継手14に接続されている。分岐工法において、特に水廻り設備での湯水の湯待ち時間を短縮するために、第1メイン配管12の内径は第2メイン配管24の内径より小さくなるように設定される。
次いで、前記継手14について説明する。継手14には配管(パイプ)の外周部でシールする外径シール継手と、配管の内周部でシールする内径シール継手とがある。まず、外径シール継手について説明する。
図3に示すように、継手14を構成する継手本体31の貫通孔31aの内周面には、段差部31bが形成され、貫通孔31aの内部に挿入された内筒32の内端部に形成されたフランジ部32aが当接されている。前記継手本体31の貫通孔31aの内周面に形成された複数(本実施形態では2つ)の環状溝31cにはシールリング33がそれぞれ収容されている。前記継手本体31の開口端の段差部31dには、一対の抜け止めリング(ロックリング)34がスペーサ35を介して係止され、継手本体31の一端部内周面に形成された雌ネジ穴31eに螺合された締付ナット36によって、前記抜け止めリング34の外周縁が所定位置に保持されている。
該抜け止めリング34は、円環状をなす外周側の該ベースリング34aと、そのベースリング34aの内周部から折曲げられて斜めに延びる複数枚の保持爪34bとを備えている。抜け止めリング34はステンレス鋼により厚さ0.2〜0.4mmに形成され、保持爪34bは配管の差し込み方向に傾斜し、その傾斜角度(継手本体31の軸線方向に対する傾斜角度)は約45度に設定されている。継手本体31の他端部(図3の左端部)の外周面には、雄ねじ部37が螺刻され、ヘッダー、配管等の管体と螺合可能になっている。
そして、前記内筒32の外周面と、継手本体31及び締付ナット36の内周面との間に形成された配管差し込み用の差し込み空間38に分岐配管15等の配管を差し込むことによって、継手14に配管を接続できるようになっている。配管は、ポリオレフィン(架橋ポリエチレン、ポリブテン等)等の合成樹脂や、合金(真鍮、青銅等)等の金属により形成されている。この接続状態では、抜け止めリング34の保持爪34bが配管の外周面に食い込むため、配管が前記差し込み空間38から抜け出ないようになっている。
続いて、内径シール継手について説明する。図4に示すように、継手本体31の基端部にはヘッダー、配管等の管体に螺合される雄ねじ部37が設けられるとともに、先端部には縮径されて延びる案内筒部41が設けられている。継手本体31はほぼ円筒状に形成され、その内部の貫通孔31aを湯水又は水が流通するようになっている。前記案内筒部41には配管の端部が外嵌されて接続されるようになっている。継手本体31の先端側には、継手本体31を構成するほぼ円筒状の胴筒体43が雄ねじと雌ねじとの螺合関係により連結されている。
胴筒体43の先端外周のねじ部44には継手本体31を構成する締付ナット36が螺合され、胴筒体43の先端面と締付ナット36内周の第1段部45との間に抜け止めリング34のベースリング34aが保持されている。締付ナット36の内周面には、前記第1段部45より先端側に連なる第2段部46が形成され、さらにその第2段部46より先端側に連なる傾斜面47が形成されている。前記案内筒部41の外周面と、胴筒体43及び締付ナット36の内周面との間の空間部に配管が差し込まれる差し込み空間38が形成されている。
締付ナット36の内側空間で前記抜け止めリング34と締付ナット36の第2段部46及び傾斜面47との間には、金属製の補助リング48が介装されている。補助リング48は軸線方向から見てほぼC字状に形成され、縮径可能になっている。この補助リング48は、抜け止めリング34の保持爪34bに接触して保持爪34bの縮径により縮径方向に付勢される接触部49と、差し込み空間38に差し込まれた配管を周囲から締め付けてその抜け出しを抑える締付部50とを備えている。補助リング48の接触部49には約45度の傾斜角度を有する斜面が形成され、差し込まれた配管に引き抜き力が加わって抜け止めリング34の保持爪34bの傾斜が大きくなったとき保持爪34bの傾斜を制限するようになっている。
補助リング48の基端側外周面には、その軸線方向と直交方向に延び、抜け止めリング34のベースリング34aに係合する保持突起51が設けられ、補助リング48が抜け止めリング34の軸線に対して傾かないように保持されている。前記抜け止めリング34のベースリング34aは、胴筒体43の先端面と補助リング48の保持突起51基端面との間に保持されている。この場合、ベースリング34aの外周部先端面と締付ナット36の第1段部45との間には隙間が形成され、抜け止めリング34が配管の回動によって回動できるようになっている。前記案内筒部41の基端側には2つの環状溝52が凹設され、それぞれ異なる形状のシールリング33が嵌着され、案内筒部41の外周面と差し込み空間38に差し込まれた配管の内周面との間で湯水又は水をシールするようになっている。
そして、分岐配管15等の配管を締付ナット36の開口端より差し込み空間38に差し込むと、配管は補助リング48の内部を通り、抜け止めリング34の保持爪34bに摺接し、保持爪34bを拡径変形させながら差し込み空間38の最も奥に到って止まるようになっている。このとき、補助リング48の内径は配管の外径より大きく設定されているため、配管差し込み時の抵抗はなく、抜け止めリング34を通過するときには抜け止めリング34が1枚であるため、差し込み時の抵抗は少なく、配管の差し込みを円滑に行うことができる。
その状態で、配管に引き抜き力が加わったときには、抜け止めリング34の保持爪34bが配管の外周部に食い込み、その軸線方向に対する保持爪34bの傾斜角度が大きくなる。そのため、補助リング48の接触部49の斜面に保持爪34bの傾斜による力が加えられ、補助リング48は縮径方向(内方)へ付勢されると同時に、先端側へ付勢される。このとき、補助リング48のテーパ面が締付ナット36の傾斜面47に係合しているため、補助リング48の先端部は締付ナット36の傾斜面47に沿って斜め下方へ移動する。従って、補助リング48の締付部50が配管の外周面を押圧して締付ける。
次に、前記第1ヘッダー13及び第2ヘッダー25について説明する。図5に示すように、第1ヘッダー13又は第2ヘッダー25は、略円筒状をなすヘッダー本体55と、該ヘッダー本体55の側部に開口された複数(本実施形態では7つ)の雌ねじ孔56に螺合接続される複数(本実施形態では7つ)の継手14とから構成されている。前記ヘッダー本体55は金属材料又は樹脂材料により形成され、その内部にはヘッダー本体55の軸線方向に延びる流路57が形成されている。ヘッダー本体55の両開口端部には雌ねじ孔56が形成され、一端の雌ねじ孔56には継手14を介して前記第1メイン配管12又は第2メイン配管24が接続され、他端の雌ねじ孔56には図示しない閉塞部材が螺合接続されている。前記ヘッダー本体55側部の継手14には、分岐配管15が接続される。
さて、本実施形態の作用について説明すると、ヘッダー工法においては、給湯器11を作動させて得られる湯水は第1メイン配管12を通り、一旦第1ヘッダー13に貯留され、そこから7本の分岐配管15に分岐されて各水廻り設備に給湯される。一方、給水源23から供給される水は第2メイン配管24を通り、一旦第2ヘッダー25に貯留され、そこから7本の分岐配管15に分岐されて各水廻り設備に給水される。
また、分岐工法においては、給湯器11からの湯水は第1メイン配管12、継手14及び分岐配管15を通って各水廻り設備に給湯される。一方、給水源23から供給される水は第2メイン配管24、継手14及び分岐配管15を通って各水廻り設備に給水される。
これらのヘッダー工法及び分岐工法のいずれの配管システムにおいても、給湯側の第1メイン配管12の内径を給水側の第2メイン配管24の内径より小さくなるように設定することで、第1メイン配管12の断面積を第2メイン配管24の断面積よりも小さくすることができる。このため、給湯器11で加熱された湯水は、第1メイン配管12の内径を第2メイン配管24の内径と同じにした場合に比べて第1メイン配管12内を流れる流速が上昇し、各水廻り設備に供給される湯水について湯待ち時間を短くすることができると共に、湯水の湯温も高く維持することができる。この場合、給水源23に接続される第2メイン配管24の内径は従来と変わらないので、各水廻り設備に供給される水の流量を保持することができる。
以上詳述した実施形態によって発揮される効果を以下にまとめて説明する。
・ 本実施形態の配管システムにおいては、給湯器11に接続される第1メイン配管12の内径が給水源23に接続される第2メイン配管24の内径より小さくなるように設定されている。従って、各水廻り設備に供給される湯水について湯待ち時間を短縮することができると共に、各水廻り設備に供給される水の流量を維持することができる。特に、第1メイン配管の内径が10〜14mm(口径13A:内径が12.8mm)であり、第2メイン配管の内径が15〜22mm(口径16A:内径が16.2mm、口径20A:内径が20.5mm)であることが好ましい。さらに、前記第1メイン配管12の内径が10〜14mm(口径13A:内径が12.8mm)であると共に、給湯側が分岐工法で、かつ給水側がヘッダー工法であることが最も好ましい形態である。
・ 前記給湯側の分岐配管15が第1ヘッダー13を介して第1メイン配管12に接続され、給水側の分岐配管15が第2ヘッダー25を介して第2メイン配管24に接続されるヘッダー工法により、給湯器11又は給水源23から供給される湯水又は水が一旦ヘッダー本体55内に貯留され、そこから各分岐配管15に分岐される。従って、複数の水廻り設備における湯水又は水の流量や、湯水の湯温のばらつきを抑えることができる。
・ 前記給湯側の分岐配管15が継手14を介して第1メイン配管12に直接接続されると共に、給水側の分岐配管15が継手14を介して第2メイン配管24に直接接続される分岐工法が採用される。この場合、第1ヘッダー13又は第2ヘッダー25による抵抗(滞留)がないため、各水廻り設備への湯水及び水の流量を増加させることができると共に、湯水の湯待ち時間を短縮することができる。
・ 前記継手14における分岐配管15のシールが分岐配管15の外周面でシールする構造を有している。このため、継手14におけるシールが分岐配管15の内周面でシールする構造に比べて、湯水又は水の流路を広げることができる。従って、各水廻り設備への湯水及び水の流量を増加させることができる。
以下に、参考例、実施例及び比較例を挙げて前記実施形態をさらに具体的に説明するが、本発明はそれらの実施例に限定されるものではない。
まず、本発明の配管システムにおける水廻り設備での湯待ち時間と湯水及び水の流量についての傾向を見極めるための参考例について説明する。なお、各例において、水圧(元圧)は0.2MPaで一定とした。
〔シャワー設備18を個別使用した場合の給水側の流量〕
(参考例1〜3)
ヘッダー工法で水廻り設備としてシャワー設備18のみを全開して使用し、その他は以下に示すように設定して給水側の流量を測定した。そして、その配管システムにおいて、給水源23から水を各水廻り設備に供給し、シャワー設備18での水の流量(L/分)を測定した。
参考例1:ヘッダー工法、第2メイン配管24の口径20A(内径が20.5mm)及び長さ8m。この結果を図6(a)に示した。
参考例2:ヘッダー工法、第2メイン配管24の口径13A(内径が12.8mm)及び長さ2m。この結果を図6(a)に示した。
参考例3:ヘッダー工法、第2メイン配管24の口径16A(内径が16.2mm)及び長さ5m。この結果を図6(b)に示した。
これらの結果より、外径シール及び内径シールのそれぞれについて、第2メイン配管24の内径による水の流量変化はほとんど見られなかった。また、水の流量は、第2メイン配管24の内径にかかわらず、外径シールの方が内径シールに比べて多い結果であった。
(参考例4〜6)
分岐工法で水廻り設備としてシャワー設備18のみを全開して使用し、その他は以下に示すように設定して給水側の流量を測定した。そして、その配管システムにおいて、給水源23から水を各水廻り設備に供給し、シャワー設備18での水の流量(L/分)を測定した。
参考例4:分岐工法(4分岐)、第2メイン配管24の口径20A及び長さ9.2m。この結果を図7(a)に示した。
参考例5:分岐工法(4分岐)、第2メイン配管24の口径13A及び長さ9.2m。この結果を図7(a)に示した。
参考例6:分岐工法(4分岐)、第2メイン配管24の口径16A及び長さ9.2m。この結果を図7(b)に示した。
これらの結果より、外径シール及び内径シールのそれぞれについて、水の流量は第2メイン配管24の内径が大きいほど多くなった。また、水の流量は、第2メイン配管24の内径にかかわらず、外径シールの方が内径シールに比べて多い結果であった。さらに、参考例4〜6の分岐工法では、前記参考例1〜3のヘッダー工法に比べてほぼ同等の水の流量であった。
(参考例7〜9)
分岐工法で水廻り設備としてシャワー設備18のみを全開して使用し、その他は以下に示すように設定して給水側の流量を測定した。そして、その配管システムにおいて、給水源23から水を各水廻り設備に供給し、シャワー設備18での水の流量(L/分)を測定した。
参考例7:分岐工法(7分岐)、第2メイン配管24の口径20A及び長さ9.2m。この結果を図8(a)に示した。
参考例8:分岐工法(7分岐)、第2メイン配管24の口径13A)及び長さ9.2m。この結果を図8(a)に示した。
参考例9:分岐工法(7分岐)、第2メイン配管24の口径16A及び長さ9.2m。この結果を図8(b)に示した。
これらの参考例7〜9の結果を参考例4〜6の結果と比較すると、ほぼ同等の結果であり、分岐工法において、4分岐の場合と7分岐の場合でほとんど変化がなかった。
〔シャワー設備18と台所設備22とを同時使用した場合の給水側の流量〕
(参考例10〜12)
ヘッダー工法で水廻り設備としてシャワー設備18を全開して使用し、台所設備22での水の流量を6(L/分)とし、その他は以下に示すように設定して給水側の流量を測定した。そして、その配管システムにおいて、給水源23から水を各水廻り設備に供給し、シャワー設備18での水の流量(L/分)を測定した。
参考例10:ヘッダー工法、第2メイン配管24の口径20A、その長さ2m、及び分岐配管15の口径13A。この結果を図9(a)に示した。
参考例11:ヘッダー工法、第2メイン配管24の口径13A、その長さ2m及び分岐配管15の口径13A。この結果を図9(a)に示した。
参考例12:ヘッダー工法、第2メイン配管24の口径16A、その長さ2m及び分岐配管15の口径13A。この結果を図9(b)に示した。
これらの結果より、外径シール及び内径シールのそれぞれについて、第2メイン配管24の内径による水の流量の変化はほとんど見られなかった。また、水の流量は、第2メイン配管24の内径にかかわらず、外径シールの方が内径シールに比べて多い結果であった。さらに、参考例10〜12の同時使用の場合には、前記参考例1〜3の個別使用の場合に比較して水の流量は低下した。
(参考例13〜15)
分岐工法で水廻り設備としてシャワー設備18のみを全開して使用し、その他は以下に示すように設定して給水側の流量を測定した。そして、その配管システムにおいて、給水源23から水を各水廻り設備に供給し、シャワー設備18での水の流量(L/分)を測定した。
参考例13:分岐工法(4分岐)、第2メイン配管24の口径20A、長さ9.2m及び分岐配管15の口径13A。この結果を図10(a)に示した。
参考例14:分岐工法(4分岐)、第2メイン配管の口径13A、その分岐配管口径13A及び分岐配管15の口径13A。この結果を図10(a)に示した。
参考例15:分岐工法(4分岐)、第2メイン配管24の口径13A、及び分岐配管15の口径13A。この結果を図10(b)に示した。
これらの結果より、外径シール及び内径シールのそれぞれについて、水の流量は第2メイン配管24の内径が大きいほど多くなった。また、水の流量は、第2メイン配管24の内径にかかわらず、外径シールの方が内径シールに比べて多い結果であった。さらに、参考例13〜15の分岐工法の場合には、前記参考例10〜12のヘッダー工法に比べて第2メイン配管24の口径が20A及び16Aではほぼ同等の水の流量であったが、13Aでは水の流量が低下した。
(参考例16〜18)
分岐工法で水廻り設備としてシャワー設備18のみを全開して使用し、その他は以下に示すように設定して給水側の流量を測定した。そして、その配管システムにおいて、給水源23から水を各水廻り設備に供給し、シャワー設備18での水の流量(L/分)を測定した。
参考例16:分岐工法(7分岐)、第2メイン配管24の口径20A、長さ9.2m及び分岐配管15の口径13A。この結果を図11(a)に示した。
参考例17:分岐工法(7分岐)、第2メイン配管24の口径13A、長さ9.2m及び分岐配管15の口径13A。この結果を図11(a)に示した。
参考例18:分岐工法(7分岐)、第2メイン配管24の口径16A、長さ9.2m及び分岐配管15の口径13A。この結果を図11(b)に示した。
これら参考例16〜18の結果を参考例13〜15の結果と比較すると、ほぼ同等の水の流量であり、分岐工法において、4分岐の場合と7分岐の場合でほとんど変化がなかった。
以上の参考例1〜18の結果によれば、水廻り設備を個別に使用した場合の給水側の流量は配管の内径が小さくなると若干低下するが、継手14として外径シールタイプのものを使用すれば、水の流量を十分に確保できることを把握することができた。さらに、2つの水廻り設備を同時に使用した場合にも水の流量は配管の内径が小さくなると低下するが、継手14として外径シールタイプのものを使用することにより、水の流量を十分に確保できることが判った。
〔シャワー設備18を個別使用した場合の給湯側の流量〕
(参考例19〜21)
給湯器を作動させ、ヘッダー工法で水廻り設備としてシャワー設備18のみを全開して使用し、その他は以下に示すように設定して給湯側の流量を測定した。そして、その配管システムにおいて、給湯器11から湯水を各水廻り設備に供給し、シャワー設備18での湯水の流量(L/分)を測定した。
参考例19:ヘッダー工法、第1メイン配管12の口径20A及び長さ8m。この結果を図12(a)に示した。
参考例20:ヘッダー工法、第1メイン配管12の口径13A及び長さ2m。この結果を図12(a)に示した。
参考例21:ヘッダー工法、第1メイン配管12の口径16A及び長さ5m。この結果を図12(b)に示した。
これらの結果より、外径シール及び内径シールのそれぞれについて、第2メイン配管24の内径の相違による湯水の流量の変化はほとんど見られなかった。
(参考例22〜24)
給湯器11を作動させ、分岐工法で水廻り設備としてシャワー設備18のみを全開して使用し、その他は以下に示すように設定して給湯側の流量を測定した。そして、その配管システムにおいて、給湯器11から湯水を各水廻り設備に供給し、シャワー設備18での湯水の流量(L/分)を測定した。
参考例22:分岐工法(4分岐)、第1メイン配管12の口径20A及び長さ9.2m。この結果を図13(a)に示した。
参考例23:分岐工法(4分岐)、第1メイン配管12の口径13A及び長さ9.2m。この結果を図13(a)に示した。
参考例24:分岐工法(4分岐)、第1メイン配管12の口径16A及び長さ9.2m。この結果を図13(b)に示した。
これらの結果より、外径シール及び内径シールのそれぞれについて、湯水の流量は配管の内径が大きいほどわずかに多くなる傾向であった。
(参考例25〜27)
給湯器11を作動させ、分岐工法で水廻り設備としてシャワー設備18のみを全開して使用し、その他は以下に示すように設定して給湯側の流量を測定した。そして、その配管システムにおいて、給湯器11から湯水を各水廻り設備に供給し、シャワー設備18での湯水の流量(L/分)を測定した。
参考例25:分岐工法(7分岐)、第1メイン配管12の口径20A及び長さ9.2m。この結果を図14(a)に示した。
参考例26:分岐工法(7分岐)、第1メイン配管12の口径13A)及び長さ9.2m。この結果を図14(a)に示した。
参考例27:分岐工法(7分岐)、第1メイン配管12の口径16A及び長さ9.2m。この結果を図14(b)に示した。
これらの参考例25〜27の結果を参考例22〜24の結果と比較すると、ほぼ同等の結果であり、分岐工法において、4分岐の場合と7分岐の場合でほとんど変化が見られなかった。
〔シャワー設備18と台所設備22とを同時使用した場合の給湯側の流量〕
(参考例28〜30)
給湯器11を作動させ、ヘッダー工法で水廻り設備としてシャワー設備18を全開して使用し、台所設備22での水の流量を6(L/分)とし、その他は以下に示すように設定して給湯側の流量を測定した。そして、その配管システムにおいて、給湯器11から湯水を各水廻り設備に供給し、シャワー設備18での湯水の流量(L/分)を測定した。
参考例28:ヘッダー工法、第1メイン配管12の口径20A、その長さ2m、及び分岐配管15の口径13A。この結果を図15(a)に示した。
参考例29:ヘッダー工法、第1メイン配管12の口径13A、その長さ2m及び分岐配管15の口径13A。この結果を図15(a)に示した。
参考例30:ヘッダー工法、第1メイン配管12の口径16A、その長さ2m及び分岐配管15の口径13A。この結果を図15(b)に示した。
これらの結果より、継手14の外径シールと内径シール、及び第2メイン配管24の内径による湯水の流量の変化はほとんど見られなかった。また、参考例28〜30の同時使用の場合には、前記参考例19〜21の個別使用の場合に比較して湯水の流量は6割程度に低下した。
(参考例31〜33)
給湯器11を作動させ、分岐工法で水廻り設備としてシャワー設備18のみを全開して使用し、その他は以下に示すように設定して給湯側の流量を測定した。そして、その配管システムにおいて、給湯器11から湯水を各水廻り設備に供給し、シャワー設備18での湯水の流量(L/分)を測定した。
参考例31:分岐工法(4分岐)、第1メイン配管12の口径20A、長さ9.2m及び分岐配管15の口径13A。この結果を図16(a)に示した。
参考例32:分岐工法(4分岐)、第1メイン配管12の口径13A、長さ9.2m及び分岐配管15の口径13A。この結果を図16(a)に示した。
参考例33:分岐工法(4分岐)、第1メイン配管12の口径13A、及び分岐配管15の口径13A。この結果を図16(b)に示した。
これらの結果より、第2メイン配管24の口径が20A及び16Aではほぼ同等の湯水の流量であったが、13Aでは湯水の流量が低下した。また、参考例31〜33の分岐工法では、参考例28〜30のヘッダー工法に比べ、第2メイン配管24の口径が20A及び16Aでは湯水の流量が増加したが、13Aでは湯水の流量が低下した。
(参考例34〜36)
給湯器11を作動させ、分岐工法で水廻り設備としてシャワー設備18のみを全開して使用し、その他は以下に示すように設定して給湯側の流量を測定した。そして、その配管システムにおいて、給湯器11から湯水を各水廻り設備に供給し、シャワー設備18での湯水の流量(L/分)を測定した。
参考例34:分岐工法(7分岐)、第1メイン配管12の口径20A、長さ9.2m及び分岐配管15の口径13A。この結果を図17(a)に示した。
参考例35:分岐工法(7分岐)、第1メイン配管12の口径13A、長さ9.2m及び分岐配管15の口径13A。この結果を図17(a)に示した。
参考例36:分岐工法(7分岐)、第1メイン配管12の口径16A、長さ9.2m及び分岐配管15の口径13A。この結果を図17(b)に示した。
これら参考例34〜36の結果を参考例31〜33の結果と比較すると、湯水の流量は近い値を示しており、分岐工法において、4分岐の場合と7分岐の場合とで変化が少ない結果であった。
上記参考例19〜36の結果によれば、水廻り設備を個別に使用した場合の給湯側の流量は配管の内径が小さくなると若干低下するが、継手14として外径シールタイプのものを使用すれば、湯水の流量を十分に確保できることを把握することができた。さらに、2つの水廻り設備を同時に使用した場合にも湯水の流量は配管の内径が小さくなると低下するが、継手14として外径シールタイプのものを使用することにより、湯水の流量を十分に確保できることが判った。
〔シャワー設備18を個別使用した場合の湯待ち時間〕
(参考例37〜39)
給湯器11を作動させ、ヘッダー工法で水廻り設備としてシャワー設備18のみを全開して使用し、その他は以下に示すように設定し、シャワー設備18における湯待ち時間を測定した。そして、その配管システムにおいて、給湯器11から湯水を各水廻り設備に供給し、シャワー設備18での湯待ち時間(秒)を測定した。
参考例37:ヘッダー工法、第1メイン配管12の口径20A及び長さ8m。この結果を図18(a)に示した。
参考例38:ヘッダー工法、第1メイン配管12の口径13A及び長さ2m。この結果を図18(a)に示した。
参考例39:ヘッダー工法、第1メイン配管12の口径16A及び長さ5m。この結果を図18(b)に示した。
これらの結果より、外径シール及び内径シールのそれぞれについて、第1メイン配管12の内径が小さくなるほど湯待ち時間が短くなる傾向が示された。その場合、継手14は外径シールの方が内径シールに比べて湯待ち時間が若干短くなった。
(参考例40〜42)
給湯器11を作動させ、分岐工法で水廻り設備としてシャワー設備18のみを全開して使用し、その他は以下に示すように設定し、シャワー設備18における湯待ち時間を測定した。そして、その配管システムにおいて、給湯器11から湯水を各水廻り設備に供給し、シャワー設備18での湯待ち時間(秒)を測定した。
参考例40:分岐工法(4分岐)、第1メイン配管12の口径20A及び長さ9.2m。この結果を図19(a)に示した。
参考例41:分岐工法(4分岐)、第1メイン配管12の口径13A及び長さ9.2m。この結果を図19(a)に示した。
参考例42:分岐工法(4分岐)、第1メイン配管12の口径16A及び長さ9.2m。この結果を図19(b)に示した。
これらの結果より、外径シール及び内径シールのそれぞれについて、湯待ち時間は配管の内径が小さいほど短くなる傾向であった。また、参考例40〜42の分岐工法の場合には、参考例37〜39のヘッダー工法の場合に比べ、第1メイン配管12の口径が20A及び16Aでは湯待ち時間が短くなった。
(参考例43〜45)
給湯器11を作動させ、分岐工法で水廻り設備としてシャワー設備18のみを全開して使用し、その他は以下に示すように設定し、シャワー設備18における湯待ち時間を測定した。そして、その配管システムにおいて、給湯器11から湯水を各水廻り設備に供給し、シャワー設備18での湯待ち時間(秒)を測定した。
参考例43:分岐工法(7分岐)、第1メイン配管12の口径20A及び長さ9.2m。この結果を図20(a)に示した。
参考例44:分岐工法(7分岐)、第1メイン配管12の口径13A及び長さ9.2m。この結果を図20(a)に示した。
参考例45:分岐工法(7分岐)、第1メイン配管12の口径16A及び長さ9.2m。この結果を図20(b)に示した。
これらの結果より、外径シール及び内径シールのそれぞれについて、湯待ち時間は配管の内径が小さいほど短くなると共に、外径シールの場合の方が内径シールの場合よりも短い傾向であった。また、これら参考例43〜45の結果を参考例40〜42の結果と比較すると、近似する結果であり、分岐工法において、4分岐の場合と7分岐の場合で変化は少なかった。
〔シャワー設備18と台所設備22とを同時使用した場合の湯待ち時間〕
(参考例46〜48)
給湯器11を作動させ、ヘッダー工法で水廻り設備としてシャワー設備18を全開して使用し、台所設備22での水の流量を6(L/分)とし、その他は以下に示すように設定し、シャワー設備18における湯待ち時間を測定した。そして、その配管システムにおいて、給湯器11から湯水を各水廻り設備に供給し、シャワー設備18での湯待ち時間(秒)を測定した。
参考例46:ヘッダー工法、第1メイン配管12の口径20A、その長さ8m、及び分岐配管15の口径13A。この結果を図21(a)に示した。
参考例47:ヘッダー工法、第1メイン配管12の口径13A、その長さ2m及び分岐配管15の口径13A。この結果を図21(a)に示した。
参考例48:ヘッダー工法、第1メイン配管12の口径16A、その長さ5m及び分岐配管15の口径13A。この結果を図21(b)に示した。
これらの結果より、外径シール及び内径シールのそれぞれについて、湯待ち時間は配管の内径が小さいほど短くなる傾向であった。また、参考例46〜48の同時使用の場合には、参考例37〜39の個別使用の場合に比べ、湯待ち時間は第1メイン配管12の内径によりばらつきがあるが、近い値を示した。
(参考例49〜51)
給湯器11を作動させ、分岐工法で水廻り設備としてシャワー設備18のみを全開して使用し、その他は以下に示すように設定し、シャワー設備18における湯待ち時間を測定した。そして、その配管システムにおいて、給湯器11から湯水を各水廻り設備に供給し、シャワー設備18での湯待ち時間(秒)を測定した。
参考例49:分岐工法(4分岐)、第1メイン配管12の口径20A、長さ9.2m及び分岐配管15の口径13A。この結果を図22(a)に示した。
参考例50:分岐工法(4分岐)、第1メイン配管12の口径13A、長さ9.2m及び分岐配管15の口径13A。この結果を図22(a)に示した。
参考例51:分岐工法(4分岐)、第1メイン配管12の口径16A、長さ9.2m及び分岐配管15の口径13A。この結果を図22(b)に示した。
これらの結果より、外径シール及び内径シールのそれぞれについて、湯待ち時間は配管の内径が小さいほど短くなる傾向であると共に、外径シールの場合の方が内径シールの場合よりも短くなる結果であった。また、参考例49〜51の分岐工法の場合には、参考例46〜48のヘッダー工法の場合に比べ、湯待ち時間は明らかに短縮された。
(参考例52〜54)
給湯器11を作動させ、分岐工法で水廻り設備としてシャワー設備18のみを全開して使用し、その他は以下に示すように設定し、シャワー設備18における湯待ち時間を測定した。そして、その配管システムにおいて、給湯器11から湯水を各水廻り設備に供給し、シャワー設備18での湯待ち時間(秒)を測定した。
参考例52:分岐工法(7分岐)、第1メイン配管12の口径20A、長さ9.2m及び分岐配管15の口径13A。この結果を図23(a)に示した。
参考例53:分岐工法(7分岐)、第1メイン配管12の口径13A、長さ9.2m及び分岐配管15の口径13A。この結果を図23(a)に示した。
参考例54:分岐工法(7分岐)、第1メイン配管12の口径16A、長さ9.2m及び分岐配管15の口径13A。この結果を図23(b)に示した。
これらの参考例52〜54の結果を参考例49〜51の結果と比較すると、近似した結果であり、分岐工法において、4分岐の場合と7分岐の場合で差が少ない結果であった。
前記の参考例37〜54の結果によれば、水廻り設備を個別に使用した場合の湯待ち時間は配管の内径が小さくなると短縮されると共に、2つの水廻り設備を同時に使用した場合にも湯待ち時間は配管の内径が小さくなると短縮される。従って、給水側の第2メイン配管24に比べて給湯側の第1メイン配管12の内径が小さくなるように設定することで、給水側の水の流量を維持しつつ、給湯側の湯待ち時間を短縮することができることが明らかになった。
次に、本発明の実施例及び本発明以外の比較例について説明する。
〔給湯側及び給水側が共にヘッダー工法の場合〕
(実施例1)
給湯側の第1メイン配管12の内径を給水側の第2メイン配管24の内径より小さくなるように、以下に示す条件で配管システムを構築した。そして、その配管システムにおいて、給湯器11を作動させて湯水を各水廻り設備に供給すると共に、給水源23から水を各水廻り設備に供給した。その場合、シャワー設備18での湯待ち時間(秒)及びシャワー設備18での湯水及び水の流量(L/分)を測定した。それらの結果を表1及び図24(a)及び(b)に示した。なお、全ての実施例及び比較例において、水圧を0.2MPaに設定した。
給湯側:ヘッダー工法、第1メイン配管12の口径13A及び長さ2m。
給水側:ヘッダー工法、第2メイン配管24の口径20A及び長さ8m。
(実施例2)
実施例1において、シャワー設備18と台所設備22とを同時使用した以外は、実施例1と同様に実施した。その場合、シャワー設備18を全開とし、台所設備22における流量を6(L/分)に設定した。そして、シャワー設備18での湯待ち時間(秒)及びシャワー設備18での湯水及び水の流量(L/分)を測定した。それらの結果を表1及び図27(a)及び(b)に示した。
(実施例3)
実施例1において、給水側の第2メイン配管24として口径16A及び長さ5mに設定した以外は、実施例1と同様に実施した。そして、シャワー設備18での湯待ち時間(秒)及びシャワー設備18での湯水及び水の流量(L/分)を測定した。それらの結果を表1及び図25(a)及び(b)に示した。
(実施例4)
実施例3において、シャワー設備18と台所設備22とを同時使用した以外は、実施例3と同様に実施した。その場合、シャワー設備18を全開とし、台所設備22における流量を6(L/分)に設定した。そして、シャワー設備18での湯待ち時間(秒)及びシャワー設備18での湯水及び水の流量(L/分)を測定した。それらの結果を表1及び図28(a)及び(b)に示した。
(比較例1)
実施例1において、給湯側の第1メイン配管12として口径20A及び長さ8mに設定した以外は実施例1と同様に実施した。そして、シャワー設備18での湯待ち時間(秒)及びシャワー設備18での湯水及び水の流量(L/分)を測定した。それらの結果を表1及び図26(a)及び(b)に示した。
(比較例2)
比較例1において、シャワー設備18と台所設備22とを同時使用した以外は、比較例1と同様に実施した。その場合、シャワー設備18を全開とし、台所設備22における流量を6(L/分)に設定した。そして、シャワー設備18での湯待ち時間(秒)及びシャワー設備18での湯水及び水の流量(L/分)を測定した。それらの結果を表1及び図29(a)及び(b)に示した。
〔給湯側及び給水側が共に分岐工法である場合〕
(実施例5)
給湯側の第1メイン配管12の内径を給水側の第2メイン配管24の内径より小さくなるように、以下に示す条件で配管システムを構築した。そして、その配管システムにおいて、給湯器11を作動させて湯水を各水廻り設備に供給すると共に、給水源23から水を各水廻り設備に供給した。その場合、シャワー設備18での湯待ち時間(秒)及びシャワー設備18での湯水及び水の流量(L/分)を測定した。それらの結果を表1及び図30(a)及び(b)に示した。
給湯側:分岐工法、第1メイン配管12の口径13A及び長さ9.2m、水圧0.2MPa。
給水側:分岐工法、第2メイン配管24の口径20A及び長さ9.2m、水圧0.2MPa。
(実施例6)
実施例5において、シャワー設備18と台所設備22とを同時使用した以外は、実施例5と同様に実施した。その場合、シャワー設備18を全開とし、台所設備22における流量を6(L/分)に設定した。そして、シャワー設備18での湯待ち時間(秒)及びシャワー設備18での湯水及び水の流量(L/分)を測定した。それらの結果を表1及び図33(a)及び(b)に示した。
(実施例7)
実施例5において、給水側の第2メイン配管24として口径16Aに設定した以外は、実施例5と同様に実施した。そして、シャワー設備18での湯待ち時間(秒)及びシャワー設備18での湯水及び水の流量(L/分)を測定した。それらの結果を表1及び図31(a)及び(b)に示した。
(実施例8)
実施例7において、シャワー設備18と台所設備22とを同時使用した以外は、実施例7と同様に実施した。その場合、シャワー設備18を全開とし、台所設備22における流量を6(L/分)に設定した。そして、シャワー設備18での湯待ち時間(秒)及びシャワー設備18での湯水及び水の流量(L/分)を測定した。それらの結果を表1及び図34(a)及び(b)に示した。
(比較例3)
実施例5において、給湯側の第1メイン配管12として口径20Aのものを用い、給水側の第2メイン配管24と同じ内径になるように設定した以外は実施例1と同様に実施した。そして、シャワー設備18での湯待ち時間(秒)及びシャワー設備18での湯水及び水の流量(L/分)を測定した。それらの結果を表1及び図32(a)及び(b)に示した。
(比較例4)
比較例3において、シャワー設備18と台所設備22とを同時使用した以外は、比較例3と同様に実施した。その場合、シャワー設備18を全開とし、台所設備22における流量を6(L/分)に設定した。そして、シャワー設備18での湯待ち時間(秒)及びシャワー設備18での湯水及び水の流量(L/分)を測定した。それらの結果を表1及び図35(a)及び(b)に示した。
Figure 0004682079
表1に示したように、ヘッダー工法を採った実施例1を比較例1と比較すると、実施例1における給湯側の第1メイン配管12の内径を比較例1における給湯側の第1メイン配管12の内径より小さくなるように設定したことから、外径シール及び内径シール共に、湯待ち時間を17秒前後短縮することができた。この場合、給湯側の湯水及び給水側の水の流量は、比較例1の場合とほぼ同等であった。
また、シャワー設備18と台所設備22との同時使用についても、実施例2を比較例2と比較すると、実施例2における給湯側の第1メイン配管12の内径を比較例2における給湯側の第1メイン配管12の内径より小さくなるように設定したことから、外径シール及び内径シール共に、湯待ち時間を14秒余り短縮することができた。
さらに、実施例3を比較例1と比較すると、実施例3における給湯側の第1メイン配管12の内径を比較例1における給湯側の第1メイン配管12の内径より小さくなるように設定したことから、実施例1と同様に外径シール及び内径シール共に、湯待ち時間を17秒前後短縮することができた。また、実施例3では給水側の第2メイン配管24の内径を実施例1の場合よりも小さく設定したが、給湯側の湯水及び給水側の水の流量は、実施例1の場合とほぼ同等であった。
加えて、シャワー設備18と台所設備22との同時使用についても、実施例4を比較例2と比較すると、実施例4における給湯側の第1メイン配管12の内径を比較例2における給湯側の第1メイン配管12の内径より小さくなるように設定したことから、実施例2と同様に外径シール及び内径シール共に、湯待ち時間を14秒余り短縮することができた。
また、分岐工法を採った実施例5を比較例3と比較すると、実施例5における給湯側の第1メイン配管12の内径を比較例3における給湯側の第1メイン配管12の内径より小さくなるように設定したことから、外径シール及び内径シール共に、湯待ち時間を10秒前後短縮することができた。この場合、給湯側の湯水の流量は比較例3の場合に比べて若干低下したが、給水側の水の流量は比較例3の場合に比べて同等であった。
また、シャワー設備18と台所設備22との同時使用についても、実施例6を比較例4と比較すると、実施例6における給湯側の第1メイン配管12の内径を比較例4における給湯側の第1メイン配管12の内径より小さくなるように設定したことから、湯待ち時間を外径シールでは8秒短縮することができ、内径シールでは3.7秒短縮することができた。
さらに、実施例7を比較例3と比較すると、実施例7における給湯側の第1メイン配管12の内径を比較例3における給湯側の第1メイン配管12の内径より小さくなるように設定したことから、実施例5と同様に外径シール及び内径シール共に、湯待ち時間を10秒前後短縮することができた。また、実施例7では給水側の第2メイン配管24の内径を実施例5の場合よりも小さく設定したが、給湯側の湯水及び給水側の水の流量は、実施例5の場合とほぼ同等であった。
加えて、シャワー設備18と台所設備22との同時使用についても、実施例8を比較例4と比較すると、実施例8における給湯側の第1メイン配管12の内径を比較例4における給湯側の第1メイン配管12の内径より小さくなるように設定した。そのため、湯待ち時間を外径シールでは8秒短縮することができ、内径シールでは3.7秒短縮することができた。
なお、前記実施形態を次のように変更して構成することもできる。
・ ヘッダー工法における第1ヘッダー13又は第2ヘッダー25からの分岐配管15の分岐数或いは分岐工法における継手14からの分岐配管15の分岐数を、水廻り設備の数に応じて例えば4分岐、10分岐等に変更することもできる。
・ 給湯側と給水側についてヘッダー工法と分岐工法とを組合せて実施することもできる。すなわち、給湯側をヘッダー工法、給水側を分岐工法又は給湯側を分岐工法、給水側をヘッダー工法にすることも可能である。
・ 給湯側における分岐配管15の内径を、給水側における分岐配管15の内径よりも小さくなるように設定することもできる。
・ 水廻り設備として洗面設備16、シャワー設備18等以外の設備を用いることができると共に、各水廻り設備を複数用いることもできる。
・ 配管システムにおける水圧(元圧)を、例えば0.1〜0.4MPaの範囲で変動させることができる。
さらに、前記実施形態より把握される技術的思想について以下に記載する。
・ 前記第1メイン配管の内径が10〜14mmであり、第2メイン配管の内径が15〜22mmであることを特徴とする配管システム
・ 前記第1メイン配管の内径が10〜14mmであると共に、第1メイン配管に継手を介して複数の分岐配管を分岐接続し、第2メイン配管にヘッダーを介して複数の分岐配管を分岐接続することを特徴とする配管システム
給湯側及び給水側共にヘッダー工法を採用した実施形態の配管システムを示す説明図。 給湯側及び給水側共に分岐工法を採用した実施形態の配管システムを示す説明図。 外径シールの継手に配管を差し込む状態を示す断面図。 内径シールの継手に配管を差し込む状態を示す半断面図。 ヘッダーに継手を接続する状態を示す一部破断した正面図。 (a)及び(b)は、参考例1〜3において、配管及び継手の種類を変えた場合の水の流量を示すグラフ。 (a)及び(b)は、参考例4〜6において、配管及び継手の種類を変えた場合の水の流量を示すグラフ。 (a)及び(b)は、参考例7〜9において、配管及び継手の種類を変えた場合の水の流量を示すグラフ。 (a)及び(b)は、参考例10〜12において、配管及び継手の種類を変えた場合の水の流量を示すグラフ。 (a)及び(b)は、参考例13〜15において、配管及び継手の種類を変えた場合の水の流量を示すグラフ。 (a)及び(b)は、参考例16〜18において、配管及び継手の種類を変えた場合の水の流量を示すグラフ。 (a)及び(b)は、参考例19〜21において、配管及び継手の種類を変えた場合の水の流量を示すグラフ。 (a)及び(b)は、参考例22〜24において、配管及び継手の種類を変えた場合の水の流量を示すグラフ。 (a)及び(b)は、参考例25〜27において、配管及び継手の種類を変えた場合の水の流量を示すグラフ。 (a)及び(b)は、参考例28〜30において、配管及び継手の種類を変えた場合の水の流量を示すグラフ。 (a)及び(b)は、参考例31〜33において、配管及び継手の種類を変えた場合の水の流量を示すグラフ。 (a)及び(b)は、参考例34〜36において、配管及び継手の種類を変えた場合の水の流量を示すグラフ。 (a)及び(b)は、参考例37〜39において、配管及び継手の種類を変えた場合の湯待ち時間を示すグラフ。 (a)及び(b)は、参考例40〜42において、配管及び継手の種類を変えた場合の湯待ち時間を示すグラフ。 (a)及び(b)は、参考例43〜45において、配管及び継手の種類を変えた場合の湯待ち時間を示すグラフ。 (a)及び(b)は、参考例46〜48において、配管及び継手の種類を変えた場合の湯待ち時間を示すグラフ。 (a)及び(b)は、参考例49〜51において、配管及び継手の種類を変えた場合の湯待ち時間を示すグラフ。 (a)及び(b)は、参考例52〜54において、配管及び継手の種類を変えた場合の湯待ち時間を示すグラフ。 (a)は実施例1において、継手のシール形態と湯待ち時間との関係を示すグラフ、(b)は実施例1において、継手のシール形態を変えた場合の給湯側の湯水の流量及び給水側の水の流量を示すグラフ。 (a)は実施例3において、継手のシール形態と湯待ち時間との関係を示すグラフ、(b)は実施例3において、継手のシール形態を変えた場合の給湯側の湯水の流量及び給水側の水の流量を示すグラフ。 (a)は比較例1において、継手のシール形態と湯待ち時間との関係を示すグラフ、(b)は比較例1において、継手のシール形態を変えた場合の給湯側の湯水の流量及び給水側の水の流量を示すグラフ。 (a)は実施例2において、継手のシール形態と湯待ち時間との関係を示すグラフ、(b)は実施例2において、継手のシール形態を変えた場合の給湯側の湯水の流量及び給水側の水の流量を示すグラフ。 (a)は実施例4において、継手のシール形態と湯待ち時間との関係を示すグラフ、(b)は実施例4において、継手のシール形態を変えた場合の給湯側の湯水の流量及び給水側の水の流量を示すグラフ。 (a)は比較例2において、継手のシール形態と湯待ち時間との関係を示すグラフ、(b)は比較例2において、継手のシール形態を変えた場合の給湯側の湯水の流量及び給水側の水の流量を示すグラフ。 (a)は実施例5において、継手のシール形態と湯待ち時間との関係を示すグラフ、(b)は実施例5において、継手のシール形態を変えた場合の給湯側の湯水の流量及び給水側の水の流量を示すグラフ。 (a)は実施例7において、継手のシール形態と湯待ち時間との関係を示すグラフ、(b)は実施例7において、継手のシール形態を変えた場合の給湯側の湯水の流量及び給水側の水の流量を示すグラフ。 (a)は比較例3において、継手のシール形態と湯待ち時間との関係を示すグラフ、(b)は比較例3において、継手のシール形態を変えた場合の給湯側の湯水の流量及び給水側の水の流量を示すグラフ。 (a)は実施例6において、継手のシール形態と湯待ち時間との関係を示すグラフ、(b)は実施例6において、継手のシール形態を変えた場合の給湯側の湯水の流量及び給水側の水の流量を示すグラフ。 (a)は実施例8において、継手のシール形態と湯待ち時間との関係を示すグラフ、(b)は実施例8において、継手のシール形態を変えた場合の給湯側の湯水の流量及び給水側の水の流量を示すグラフ。 (a)は比較例4において、継手のシール形態と湯待ち時間との関係を示すグラフ、(b)は比較例4において、継手のシール形態を変えた場合の給湯側の湯水の流量及び給水側の水の流量を示すグラフ。
符号の説明
11…給湯器、12…第1メイン配管、13…第1ヘッダー、14…継手、15…分岐配管、16…水廻り設備としての洗面設備、17…水廻り設備としてのトイレ設備、18…水廻り設備としてのシャワー設備、19…水廻り設備としての風呂設備、20…水廻り設備としての洗濯設備、21…水廻り設備としての暖房設備、22…水廻り設備としての台所設備、23…給水源、24…第2メイン配管、25…第2ヘッダー。

Claims (3)

  1. 給湯器に第1メイン配管を接続し、その第1メイン配管に継手を介して複数の分岐配管を分岐接続し、各分岐配管に水廻り設備を接続し、水廻り設備に湯水を供給すると共に、給水源に第2メイン配管を接続し、その第2メイン配管に継手を介して複数の分岐配管を分岐接続し、各分岐配管に水廻り設備を接続し、水廻り設備に水を供給するように構成した配管システムであって、
    前記第1メイン配管の内径を第2メイン配管の内径より小さくなるように設定することを特徴とする配管システム。
  2. 前記継手における分岐配管のシールが分岐配管の外周面でシールする構造を有することを特徴とする請求項に記載の配管システム。
  3. 給湯器に接続される第1メイン配管に継手を介して複数の分岐配管を分岐接続し、各分岐配管に水廻り設備を接続すると共に、給水源に接続される第2メイン配管にヘッダーを介して複数の分岐配管を分岐接続し、各分岐配管に水廻り設備を接続する配管システムの製造方法であって、
    前記第1メイン配管として、前記第2メイン配管の内径よりも内径が小さくなるように設定された配管を用いることを特徴とする配管システムの製造方法。
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