JP4681586B2 - ドレイン本体の固定装置における回り止め装置 - Google Patents

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Description

本発明は、デッキプレート工法に適用されるドレイン本体の固定装置における回り止め装置に関する。
デッキプレート上に打設されるコンクリートの表層部分に、ルーフドレインのドレイン本体を埋設して施工するデッキプレート工法にあって、コンクリートの打設前にドレイン本体をデッキプレートに固定する固定装置が本願出願人によって先に提案されている(特許文献1参照)。
このドレイン本体の固定装置は、図15に示すように、デッキプレートpに穿設した嵌挿孔aに挿通されるコンクリート遮断筒bと、該コンクリート遮断筒bと連通する連通孔gを備え、コンクリート遮断筒bの上縁に周設されてデッキプレートpの上面に固定される支持板cとからなる打込金具dと、ドレイン本体eの排水管部fに外嵌され、かつ前記支持板cの連通孔gを囲むようにして支持板cとドレイン本体eの受皿部iの下底面との間に介装されて、ドレイン本体eを支持板c上に所要間隔で保持する筒状スペーサhと、ドレイン本体eの受皿部iに乗載される上部挟圧部材jと前記打込金具d内に設けた係止縁kに下方から当接される下部挟圧部材mとを備え、さらに該下部挟圧部材mに立設されて上部挟圧部材jに下方から挿通される螺子杆nのその突出端に螺合される蝶ナットqとからなり、該蝶ナットqの緊締作用により、ドレイン本体eと打込金具dとを筒状スペーサhを介して挟持する挟持手段rとによって構成されている。
かかる固定装置を用いる施工にあっては、ドレイン本体eと打込金具dを、予め前記挟持手段rによって挟圧状に連結しておき、前記デッキプレートpに嵌挿孔aを穿設してから、該嵌挿孔aに打込金具dのコンクリート遮断筒bを挿通し、凹凸断面をなすデッキプレートpの凸部側の上面に支持板cを載置して溶接や螺子止めすることにより、ドレイン本体eと打込金具dとからなる連結体をデッキプレートpに固定する。次にデッキプレートp上にコンクリートsを打設し、固結した後、挟持手段rの蝶ナットqを外して上部挟圧部材jを除去し、かつ螺子杆nとともに下部挟圧部材mを除去することにより、ドレイン本体eの取付施工が完了する。
而してかかる固定装置にあっては、ドレイン本体eの位置保持を、取付位置におけるデッキプレートpの凹凸状態に影響されることなく正確かつ最適に行うことができ、また現場での施工は、前記連結体のデッキプレートpへの固定と、コンクリートsの打設により略完了するから、その取付施工を迅速かつ簡単に行い得る利点がある。
実公平1−26826号公報
ところで、従来の固定装置にあっては、蝶ナットqの緊締作用のみで上部挟圧部材jと下部挟圧部材mとを緊締状に連結してドレイン本体eを固定しているだけであるため、その固定が必ずしも充分ではなく、デッキプレートp上にコンクリートsを打設すると、その流圧でドレイン本体eが回転し、その向きがずれてしまうことがある。
この場合、ドレイン本体eの受皿部iが円形であれば問題はないのであるが、該受皿部iが矩形状等の方向性を有する形状のものであると、該受皿部iの所定の向きがずれるため、その仕上りが非常に見苦しくなるという問題がある。また、コンクリートsの上面に同時に形成される排水溝の向きとも一致しなくなり、排水効率が低下するという問題がある。
本発明は、かかる従来構成の問題を解消し得るドレイン本体の固定装置における回り止め装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、デッキプレートに穿設した嵌挿孔に挿通されるコンクリート遮断筒と、該コンクリート遮断筒と連通する連通孔を備え、コンクリート遮断筒の上縁に周設されてデッキプレートの上面に固定される支持板とからなる打込金具と、受皿部と該受皿部から下方に延成された排水管部とからなるドレイン本体の、その排水管部に外嵌され、かつ前記支持板の連通孔を囲むようにして支持板と受皿部下底面との間に介装されて、ドレイン本体を支持板上に所要間隔で保持する筒状スペーサと、ドレイン本体と打込金具とを筒状スペーサを介して挟持する挟持手段とを備えたドレイン本体の固定装置において、前記挟持手段が、ドレイン本体の受皿部に乗載される上部挟圧部材と、打込金具に下方から当接される下部挟圧部材と、両挟圧部材を緊締状に連結する螺子杆とを備えてなり、上部挟圧部材に受皿部を回動不能に係止する係止手段が設けられるとともに、下部挟圧部材を打込金具に回動不能に係合する係合手段が設けられる一方、前記上部挟圧部材と下部挟圧部材との間に回り止め管が介装され、該回り止め管の下端と下部挟圧部材、及び回り止め管の上端と上部挟圧部材とが夫々回り止め手段を介して相対的に回動不能に連係されていることを特徴とするドレイン本体の固定装置における回り止め装置である。
この回り止め装置にあって、打込金具に対する下部挟圧部材の係合手段としては、打込金具に形成された複数の被係合部に、下部挟圧部材に設けられた複数の係合部を下方から夫々係合させて回動不能とする構成が提案される。
また、この構成にあって、杆状に形成された下部挟圧部材の両端部を係合部とし、該係合部をコンクリート遮断筒の下端の略180°異なる位置に形成された一対の凹溝からなる被係合部に下方から係合させることにより、下部挟圧部材を回動不能とする構成が係合手段の好適な実施態様として提案される。
また、円盤状に形成された下部挟圧部材の周縁に上方または外方に突出する複数の係合部が設けられる一方、該係合部が夫々係合可能な凹溝からなる被係合部がコンクリート遮断筒の下端に形成され、該被係合部に係合部を係合させることにより、下部挟圧部材を回動不能とする構成が係合手段の他の好適な実施態様として提案される。
さらに、杆状に形成された下部挟圧部材の両端部に上方に突出する係合部が設けられる一方、コンクリート遮断筒の内径より支持板の連通孔を小さくして内方に突出させた連通孔の孔縁の略180°異なる位置に、前記係合部が夫々係合可能な凹溝からなる被係合部が形成され、該被係合部に係合部を下方から係合させることにより、下部挟圧部材を回動不能とする構成が係合手段の他の好適な実施態様として提案される。
さらにまた、杆状に形成された下部挟圧部材の両端部を係合部とし、該係合部をコンクリート遮断筒の周壁の略180°異なる位置に形成された一対の孔部からなる被係合部に挿通して下方から係合させることにより、下部挟圧部材を回動不能とする構成が係合手段の他の好適な実施態様として提案される。
尚、回り止め管の下端と下部挟圧部材、及び/又は回り止め管の上端と上部挟圧部材とに夫々適用されて、夫々を相対的に回動不能に連係する回り止め手段としては、回り止め管の端部に形成された、上下方向にのみ嵌合可能で嵌合状態で回動不能となるような断面形状の係合端と、該係合端の断面形状に一致させて下部挟圧部材及び/又は上部挟圧部材に形成された、該係合端に内嵌される突起、もしくは該係合端に外嵌される凹部あるいは嵌挿孔とによって構成され得る。
また、同様に、回り止め管の下端と下部挟圧部材、及び/又は回り止め管の上端と上部挟圧部材とに夫々適用されて、夫々を相対的に回動不能に連係する回り止め手段としては、一方に形成された上下方向の突起と、他方に形成された、前記突起が上下方向に嵌入される凹溝とによって構成され得る。
さらに、上部挟圧部材と、受皿部に適用される係止手段としては、上部挟圧部材の側縁を矩形状の受皿部の周壁内面に当接させて回動不能に設けるか、もしくは受皿部を覆うように上部挟圧部材を該受皿部の周壁上面に乗載し、その下面に突成した係止縁を矩形状の受皿部の周壁内面に当接させて回動不能に設けることにより構成され得る。
本発明は、上述したように、係合手段を介して打込金具に回動不能に係合された下部挟圧部材と、回り止め管の下端とが回動不能に連係され、該回り止め管の上端と、上部挟圧部材とが回動不能に連係され、さらに、上部挟圧部材に受皿部が回動不能に係止されていることにより、打込金具の支持板が固定されたデッキプレートに対して受皿部が回動不能となる。これにより、デッキプレート上へのコンクリートの打設時にドレイン本体が回転せず、受皿部の向きがずれることがない。
また、下部挟圧部材を打込金具に回動不能に係合する係合手段を、打込金具に形成された複数の被係合部に、下部挟圧部材に設けられた複数の係合部を下方から夫々係合させて回動不能とする構成にあっては、被係合部に対する係合部の係合という簡単な構造で下部挟圧部材の回動規制作用が得られるとともに、下部挟圧部材を下方へ移動させることにより、係合部が被係合部から離脱するので、デッキプレート上に打設したコンクリートの固結後における下部挟圧部材の取り外しを容易に行うことができる。
また、前記係合手段として、杆状に形成された下部挟圧部材の両端部を係合部とし、該係合部をコンクリート遮断筒の下端の略180°異なる位置に形成された一対の凹溝からなる被係合部に下方から係合させることにより、下部挟圧部材を回動不能とする構成にあっては、杆状に形成された下部挟圧部材を用いる場合の好適な係合手段となる。
また、前記係合手段として、円盤状に形成された下部挟圧部材の周縁に上方または外方に突出する複数の係合部が設けられる一方、該係合部が夫々係合可能な凹溝からなる被係合部がコンクリート遮断筒の下端に形成され、該被係合部に係合部を下方から係合させることにより、下部挟圧部材を回動不能とする構成にあっては、円盤状に形成された下部挟圧部材を用いる場合の好適な係合手段となる。
また、前記係合手段として、杆状に形成された下部挟圧部材の両端部に上方に突出する係合部が設けられる一方、コンクリート遮断筒の内径より支持板の連通孔を小さくして内方に突出させた連通孔の孔縁の略180°異なる位置に、前記係合部が夫々係合可能な凹溝からなる被係合部が形成され、該被係合部に係合部を下方から係合させることにより、下部挟圧部材を回動不能とする構成にあっては、杆状に形成された下部挟圧部材を用いる場合の他の好適な係合手段となる。
また、前記係合手段として、杆状に形成された下部挟圧部材の両端部を係合部とし、該係合部をコンクリート遮断筒の周壁の略180°異なる位置に形成された一対の孔部からなる被係合部に挿通して下方から係合させることにより、下部挟圧部材を回動不能とする構成にあっては、杆状に形成された下部挟圧部材を用いる場合の他の好適な係合手段となる。
以下に、本発明の第一実施例を、図1〜図5に基づいて説明する。
まず初めに本発明の要部である回り止め装置が適用されるドレイン本体の固定装置について説明する。該固定装置を構成する打込金具1は、図1,図2に示すように、円筒状のコンクリート遮断筒2と、その上縁に周設された平板状の支持板3とからなり、該支持板3にはコンクリート遮断筒2と連通する連通孔4が開口されている。この連通孔4の内径はコンクリート遮断筒2の内径より若干小径となっており、さらにその孔縁部分を若干下方に窪ませて、後述する筒状スペーサ11の下端を係止する円形の係止段部5が設けられている。また、支持板3は、デッキプレートpの凸部間に差し渡し得る長さの矩形状に形成されており、図2に示すように、多数の透孔7を穿設して、コンクリートsの打設時に支持板3の下方に該コンクリートsが流入し易いようにしている。尚、打込金具1を構成するコンクリート遮断筒2と支持板3は金属製であるが、これに代えて合成樹脂を用いて一体成型することも可能である。
かかる打込金具1は、後述する挟持手段を介してドレイン本体8と連結一体化され、デッキプレートpに穿設される嵌挿孔42にコンクリート遮断筒2を挿通させた状態で、デッキプレートpの凸部側の上面に支持板3を載置して溶接や螺子止めにより固定される。
ドレイン本体8は、矩形状の受皿部9と該受皿部9から下方突成された排水管部10とからなる公知形状となっている。排水管部10に外嵌される筒状スペーサ11は、支持板3の連通孔4を囲むようにして係止段部5上に乗載されて、支持板3と受皿部9の下底面との間に介装されている。該筒状スペーサ11は、ドレイン本体8を支持板3上にコンクリートsの厚みに対応する所要間隔で保持し、かつ該コンクリートsの排水管部10側への流入を遮断するためのものであって、コンクリートsの厚みに応じて種々の長さのものが用意される。
前記コンクリート遮断筒2の下端には下方から下部挟圧部材12が当接され、その中央部にはナットからなる雌螺子部13が設けられており、該雌螺子部13に下端を螺合することにより螺子杆14が立設されている。ここで、下部挟圧部材12は、コンクリート遮断筒2の外径と略等しい長さを備えた断面伏コ字形の杆状に形成されており、前記雌螺子部13は断面クランク形の受け板15上に固着された状態で、該下部挟圧部材12の下面に固着されている。また、前記受皿部9の内底面16上には上部挟圧部材17が乗載されており、該上部挟圧部材17の中央に形成した透孔18(図5参照)に前記螺子杆14を挿通させ、該上部挟圧部材17上に突出する螺子杆14に上方から蝶ナット19を螺合して、その緊締作用により、上部挟圧部材17と下部挟圧部材12とを緊締状に連結するようにしている。そして、この上部挟圧部材17と下部挟圧部材12と、蝶ナット19が螺合される螺子杆14とによって、ドレイン本体8と打込金具1とを筒状スペーサ11を介して挟持する挟持手段が構成されている。また、該挟持手段と打込金具1と筒状スペーサ11とによって、ドレイン本体8の固定装置が構成されている。
次に、かかる固定装置におけるドレイン本体8の回り止め装置について説明する。
前記下部挟圧部材12は、上述したようにコンクリート遮断筒2の外径と略等しい長さを備えた断面伏コ字形の杆状に形成されており、該下部挟圧部材12の両端部が係合部20,20となっている。また、該係合部20,20には、コンクリート遮断筒2の内周面に当接可能な係止突起21,21が突設されている。一方、コンクリート遮断筒2の下端には、略180°異なる位置に前記係合部20,20が嵌入可能な凹溝22,22が形成されており、該凹溝22,22が打込金具1に形成された複数の被係合部となっている。そして、このように、コンクリート遮断筒2の下端に形成された複数の凹溝22,22からなる被係合部に、下部挟圧部材12に設けられた複数の係合部20,20を下方から夫々係合させて回動不能とすることにより、下部挟圧部材12を打込金具1に回動不能に係合する係合手段が構成されている。また、この係合状態にあって、下部挟圧部材12が長手方向にずれると、係止突起21,21の何れかがコンクリート遮断筒2の内周面に当接することにより、下部挟圧部材12の長手方向のずれによる凹溝22,22からの離脱が防止されるようになっている。
前記下部挟圧部材12と上部挟圧部材17の間には、回り止め管23が介装されている。該回り止め管23は、内部に螺子杆14を挿通可能な管状であり、少なくともその上下両端に、上下方向にのみ嵌合可能で嵌合状態で回動不能となるような断面形状の係合端24a,24bが形成されている。該係合端24a,24bの断面形状としては、真円以外の形状であればよく、三角形や多角形、あるいは楕円や円形の一部に直線辺部を備えた形状のもの等が挙げられる。図5には、断面四角の角パイプで構成された回り止め管23を図示してあるが、このように回り止め管23を同一断面形状のパイプ材で構成してその上下両端を係合端24a,24bとすることもできる。
一方、前記下部挟圧部材12の中央には、回り止め管23の下端の係合端24aに外嵌される嵌挿孔25a(図4参照)が形成されている。該嵌挿孔25aは係合端24aの断面形状に一致する形状となっており、該嵌挿孔25aを係合端24aに上下方向に外嵌することにより、下部挟圧部材12と回り止め管23の下端とを相対的に回動不能に連係するようにしている。そしてこの嵌挿孔25aと係合端24aとにより、回り止め管23の下端と下部挟圧部材12の回り止め手段が構成されている。
前記上部挟圧部材17は矩形状に形成され、該上部挟圧部材17の中央には、回り止め管23の上端の係合端24bに外嵌される凹部26が形成されている。該凹部26は係合端24bの断面形状に一致する形状となっており、該凹部26を係合端24bに上下方向に外嵌することにより、上部挟圧部材17と回り止め管23の上端とを相対的に回動不能に連係するようにしている。そしてこの凹部26と係合端24bとにより、回り止め管23の上端と上部挟圧部材17の回り止め手段が構成されている。
また、矩形状の上部挟圧部材17は、その前後幅が、前記受皿部9の狭幅側の周壁27a,27aの間隔と略同一に形成されており、その対向する二側縁28a,28aを前記周壁27a,27aに当接させて受皿部9内に装入するようにしている。これにより、上部挟圧部材17に受皿部9を回動不能に係止する係止手段が構成されている。さらに、上部挟圧部材17の他の二側縁28b,28bを、受皿部9の内底面16に配設されたストレーナ受用の突起29,29に係合させるようにしてもよい。
かかる構成にあって、係合手段を介してコンクリート遮断筒2の下端に回動不能に係合された下部挟圧部材12と回り止め管23の下端、及び該回り止め管23の上端と上部挟圧部材17とが夫々回り止め手段を介して回動不能に連係され、さらに、上部挟圧部材17に受皿部9が回動不能に係止されていることにより、打込金具1の支持板3が固定されたデッキプレートpに対して受皿部9が回動不能となる。これにより、デッキプレートp上へのコンクリートsの打設時にドレイン本体8が回転せず、受皿部9の向きがずれることがない。このため、矩形状等の方向性のある受皿部9を持つドレイン本体8を所定の向きで施工することが可能となり、施工後の美観を向上し得るとともに、コンクリートsの上面に同時に形成される排水溝の向きに一致させることができ、排水効率を向上し得る等の優れた効果がある。
また、下部挟圧部材12を打込金具1に回動不能に係合する係合手段を、コンクリート遮断筒2の下端に形成された複数の凹溝22,22からなる被係合部に、下部挟圧部材12に設けられた複数の係合部20,20を下方から夫々係合させて回動不能となるように構成していることにより、凹溝22,22に対する係合部20,20の係合という簡単な構造で下部挟圧部材12の回動規制作用が得られるとともに、下部挟圧部材12を下方へ移動させることにより、係合部20,20が凹溝22,22から離脱するので、デッキプレートp上に打設したコンクリートsの固結後における下部挟圧部材12の取り外しを容易に行うことができる。また、前記係合手段を、杆状に形成された下部挟圧部材12の両端部を係合部20,20とし、該係合部20,20をコンクリート遮断筒2の下端の略180°異なる位置に形成された一対の凹溝22,22に下方から係合させることにより、下部挟圧部材12が回動不能となるように構成したので、杆状に形成された下部挟圧部材12を打込金具1に回動不能に係合する好適な係合手段となる。
尚、この第一実施例では、杆状の下部挟圧部材12を断面伏コ字形に形成したが、杆状の下部挟圧部材12としては、断面矩形,断面半円形,断面三角形のものも適用可能である。
図6〜図8は、本発明の第二実施例を示す。この実施例が前記第一実施例と異なる構成について説明すると、下部挟圧部材12は、外周部に上方に立ち上がる周壁30を備えた円盤状に形成されており、該周壁30の内径はコンクリート遮断筒2の外径と略一致している。該下部挟圧部材12の周縁には、周壁30の内側に位置させて上方に突出する複数の係合部31が周方向に略等間隔で設けられている。一方、コンクリート遮断筒2の下端には、前記係合部31に対応する位置に該係合部31が夫々嵌入可能な複数の凹溝22が形成されており、該凹溝22が打込金具1に形成された複数の被係合部となっている。そして、コンクリート遮断筒2の下端に形成された複数の凹溝22からなる被係合部に、下部挟圧部材12の周縁に設けられた複数の係合部31を下方から夫々係合させて下部挟圧部材12を回動不能としている。これにより、下部挟圧部材12を打込金具1に回動不能に係合する係合手段が構成されている。また、この係合状態にあって、下部挟圧部材12が側方にずれると、周壁30がコンクリート遮断筒2の外周面に当接して、下部挟圧部材12のずれによる凹溝22からの離脱が防止されるようになっており、該周壁30がずれ止め用の係止突起となっている。
また、前記下部挟圧部材12の中央には、回り止め管23の下端の係合端24aに内嵌される突起25bが形成されている。該突起25bは係合端24aの断面形状に一致する形状となっており、該突起25bを係合端24aに上下方向に内嵌することにより、下部挟圧部材12と回り止め管23の下端とを相対的に回動不能に連係するようにしている。そしてこの突起25bと係合端24aとにより、回り止め管23の下端と下部挟圧部材12の回り止め手段が構成されている。
また、上部挟圧部材17は、図8に示すように、別体形成された矩形の平板33と断面コ字形の押え板34とからなり、該平板33の中央に前記回り止め管23の上端の係合端24bに外嵌される嵌挿孔35が形成されている。該嵌挿孔35は係合端24bの断面形状に一致する形状となっており、該嵌挿孔35に係合端24bを上下方向に嵌入することにより、上部挟圧部材17の平板33と回り止め管23の上端とを相対的に回動不能に連係するようにしている。そしてこの嵌挿孔35と係合端24bとにより、回り止め管23の上端と上部挟圧部材17の回り止め手段が構成されている。また、前記押え板34は、回り止め管23の上端を跨いで平板33上に載置され、その中央に形成した透孔18に前記螺子杆14を挿通させて、該螺子杆14に上方から蝶ナット19を螺着することにより、その緊締作用によって上部挟圧部材17と下部挟圧部材12とを緊締状に連結するようにしている。
かかる構成にあって、下部挟圧部材12を打込金具1に回動不能に係合する係合手段を、円盤状に形成された下部挟圧部材12の周縁に、上方に突出する複数の係合部31を設ける一方、該係合部31が夫々係合可能な凹溝22からなる被係合部をコンクリート遮断筒2の下端に形成して、該凹溝22に係合部31を下方から係合させることにより、下部挟圧部材12が回動不能となるように構成したので、円盤状に形成された下部挟圧部材12を打込金具1に回動不能に係合する好適な係合手段となる。
図9,図10は、第二実施例の変形実施例を示し、この変形実施例では、円盤状に形成された下部挟圧部材12の周縁に、外方に突出する複数の係合部36が周方向に略等間隔で設けられている。また、下部挟圧部材12の外周部で上方に立ち上がる周壁30の外径はコンクリート遮断筒2の内径と略一致しており、該周壁30をコンクリート遮断筒2内に内嵌し得るようにしている。一方、コンクリート遮断筒2の下端には、前記係合部36に対応する位置に該係合部36が夫々嵌入可能な複数の凹溝22が形成されており、該凹溝22が打込金具1に形成された複数の被係合部となっている。そして、コンクリート遮断筒2の下端に形成された複数の凹溝22からなる被係合部に、下部挟圧部材12の周縁に設けられた複数の係合部36を下方から夫々係合させて下部挟圧部材12を回動不能としている。これにより、下部挟圧部材12を打込金具1に回動不能に係合する係合手段が構成されている。また、この係合状態にあって、下部挟圧部材12が側方にずれると、周壁30がコンクリート遮断筒2の内周面に当接して、下部挟圧部材12のずれによる凹溝22からの離脱が防止されるようになっており、該周壁30がずれ止め用の係止突起となっている。
かかる構成にあって、下部挟圧部材12を打込金具1に回動不能に係合する係合手段を、円盤状に形成された下部挟圧部材12の周縁に、外方に突出する複数の係合部36を設ける一方、該係合部36が夫々係合可能な凹溝22からなる被係合部をコンクリート遮断筒2の下端に形成して、該凹溝22に係合部31を下方から係合させることにより、下部挟圧部材12が回動不能となるように構成したので、円盤状に形成された下部挟圧部材12を打込金具1に回動不能に係合する好適な係合手段となる。
図11,図12は、第三実施例を示し、この実施例の下部挟圧部材12は、コンクリート遮断筒2の内径より若干短い長さで断面伏コ字形の杆状に形成されており、その両端部に上方に突出する係合部37,37が設けられている。この下部挟圧部材12は、上述した筒状スペーサ11の下端が係止される係止段部5に下方から当接され、螺子杆14を介して上部挟圧部材17と緊締状に連結される。ここで、支持板3の連通孔4は、コンクリート遮断筒2の内径よりも小さく形成され、筒状スペーサ11の内面よりも内方に突出する連通孔4の孔縁38には、その略180°異なる位置に、前記係合部37,37が夫々嵌入可能な凹溝39,39が形成されており、該凹溝39,39が打込金具1に形成された複数の被係合部となっている。そして、連通孔4の孔縁38に形成された複数の凹溝39からなる被係合部に、下部挟圧部材12の両端部に設けられた複数の係合部37,37を下方から夫々係合させて下部挟圧部材12を回動不能としている。これにより、下部挟圧部材12を打込金具1に回動不能に係合する係合手段が構成されている。
かかる構成にあっても、杆状に形成された下部挟圧部材12を打込金具1に回動不能に係合する好適な係合手段となる。
尚、上記第三実施例にあって、図13に示すように、断面コ字形の杆状に形成された下部挟圧部材12を上向きにして用いて、その両側縁の一対の立ち上がり部40,40を下部挟圧部材12の端部の係合部37としてもよい。この場合、連通孔4の孔縁38には、前記係合部37が夫々嵌入可能な一対の凹溝39’,39’からなる被係合部が形成されることとなる。
図14は、第四実施例を示し、この実施例では、下部挟圧部材12が、第一実施例と同様に、コンクリート遮断筒2の外径と略等しい長さを備えた断面伏コ字形の杆状に形成されており、該下部挟圧部材12の両端部が係合部20,20となっている。また、該係合部20,20には、コンクリート遮断筒2の内周面に当接可能な係止突起21,21が突設されている。一方、コンクリート遮断筒2の周壁には、所定高さ位置に前記係合部20,20が挿通可能な一対の孔部41,41が周方向で略180°異なる位置に形成されており、該孔部41,41が打込金具1に形成された複数の被係合部となっている。そして、このように、コンクリート遮断筒2に形成された孔部41,41からなる被係合部に、下部挟圧部材12の両端の係合部20,20を挿通して係合させることにより、下部挟圧部材12を打込金具1に回動不能に係合する係合手段が構成されている。また、この係合状態にあって、下部挟圧部材12が長手方向にずれると、係止突起21,21の何れかがコンクリート遮断筒2の内周面に当接することにより、下部挟圧部材12の長手方向のずれによる孔部41,41からの離脱が防止されるようになっている。尚、前記孔部41,41の形成位置は、コンクリート遮断筒2によるコンクリートsの遮断作用を損なわないように、デッキプレートpの嵌挿孔42から下方に突出するコンクリート遮断筒2の下端寄り部分に形成することが好ましい。
かかる構成にあっても、杆状に形成された下部挟圧部材12を打込金具1に回動不能に係合する好適な係合手段となる。
尚、回り止め管23の下端と下部挟圧部材12、及び/又は回り止め管23の上端と上部挟圧部材17とを夫々相対的に回動不能に連係する回り止め手段は、上述した実施例の構成以外であってもよく、例えば、一方に形成された上下方向の突起と、他方に形成されて該突起が上下方向に嵌入される凹溝とによって構成してもよい。また、上部挟圧部材17と、受皿部9に適用される係止手段としては、受皿部9を覆うように上部挟圧部材17を該受皿部9の周壁上面に乗載し、その下面に突成した係止縁を矩形状の受皿部9の周壁内面に当接させて回動不能に設けることにより構成してもよい。
第一実施例の施工状態の縦断面図である。 打込金具の平面図である。 第1実施例の要部の側面図である。 第1実施例の下部挟圧部材の平面図である。 挟持手段の分離斜視図である。 第二実施例の施工状態の縦断面図である。 第二実施例の下部挟圧部材の斜視図である。 第二実施例の上部挟圧部材の分離斜視図である。 第二実施例の変形実施例を示す施工状態の縦断面図である。 第二実施例の変形実施例の下部挟圧部材を示す斜視図である。 第三実施例の施工状態の縦断面図である。 第三実施例の係合手段の分離斜視図である。 第三実施例の係合手段の他の構成を示す分離斜視図である。 第四実施例の施工状態の縦断面図である。 従来の固定装置の縦断側面図である。
符号の説明
1 打込金具
2 コンクリート遮断筒
3 支持板
4 連通孔
8 ドレイン本体
9 受皿部
10 排水管部
11 筒状スペーサ
12 下部挟圧部材(挟持手段)
14 螺子杆(挟持手段)
17 上部挟圧部材(挟持手段)
20 係合部
22 凹溝(被係合部)
23 回り止め管
31 係合部
36 係合部
37 係合部
38 孔縁
39 凹溝(被係合部)
41 孔部(被係合部)
42 嵌挿孔
p デッキプレート

Claims (1)

  1. デッキプレートに穿設した嵌挿孔に挿通されるコンクリート遮断筒と、該コンクリート遮断筒と連通する連通孔を備え、コンクリート遮断筒の上縁に周設されてデッキプレートの上面に固定される支持板とからなる打込金具と、
    受皿部と該受皿部から下方に延成された排水管部とからなるドレイン本体の、その排水管部に外嵌され、かつ前記支持板の連通孔を囲むようにして支持板と受皿部下底面との間に介装されて、ドレイン本体を支持板上に所要間隔で保持する筒状スペーサと、
    ドレイン本体と打込金具とを筒状スペーサを介して挟持する挟持手段と
    を備えたドレイン本体の固定装置において、
    前記挟持手段が、ドレイン本体の受皿部に乗載される上部挟圧部材と、打込金具に下方から当接される下部挟圧部材と、両挟圧部材を緊締状に連結する螺子杆とを備えてなり、
    上部挟圧部材に受皿部を回動不能に係止する係止手段が設けられるとともに、下部挟圧部材を打込金具に回動不能に係合する係合手段が設けられる一方、
    前記上部挟圧部材と下部挟圧部材との間に回り止め管が介装され、該回り止め管の下端と下部挟圧部材、及び回り止め管の上端と上部挟圧部材とが夫々回り止め手段を介して相対的に回動不能に連係されており、
    下部挟圧部材の係合手段は、杆状に形成された下部挟圧部材の両端部を係合部とし、該係合部をコンクリート遮断筒の下端の略180°異なる位置に形成された一対の凹溝からなる被係合部に下方から係合させることにより、下部挟圧部材を回動不能とするものであることを特徴とするドレイン本体の固定装置における回り止め装置。
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