JP4680370B2 - プレス機 - Google Patents

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、クランク軸から逆の方向へほぼ水平に伸びる2種のコネクションを180度の位相差で往復移動させることにより、スライドを上下動させるプレス機に関する。
【0002】
【従来の技術】
180度の位相差で往復移動するようにクランク軸に連結された2つのコネクションをクランク軸から左右反対の方向へほぼ水平に延在させ、両コネクションの先端部の往復移動によりスライドを上下方向へ移動させるプレス機は、種々提案され、実用に供されている(例えば、特開平8−11802号公報)。この種のプレス機は、両コネクションが向かい合わされているから、トグルプレス機やクランクプレス機に比べ、両コネクション慣性力が効果的に相互に減殺され、重量バランスがよい、という利点を有する。
【0003】
クランク軸に支持されない2つのコネクションを左右反対の方向へ水平に延在させ、各コネクションの先端部に滑子を組み付けて水平に案内し、両コネクションを180度の位相差で往復移動させることにより、スライドを上下方向へ移動させるプレス機が特開平2−165900号公報に記載されている。このプレス機は、上記のプレス機と同じ利点を有するのみならず、疑似直線運動機構を必要とせず、簡素である、という利点を有する。
【0004】
【解決しようとする課題】
しかし、上記いずれのプレス機も、スライドのストローク長さを変更することができない。また、いずれのプレス機においても、トグル機構を用いてスライドを上下動させているため、クランクプレスに比べると、スライドの速度が下死点付近で大きく減少し、その結果下死点付近におけるスライドの行程が長いのに対し、上死点付近におけるスライドの行程が短い。
【0005】
上記のようなプレス機では、下死点付近の行程が長いことに起因して高精度の加工が可能となる反面、上死点付近の行程が短いことに起因して材料を金型内へ送ることに許される時間が短くなり、その結果あまり高精度を要求されない製品に対しては高速化の妨げになる。また、トグル機構を用いたプレス機は、上死点付近におけるスライドの加速度変化も大きく、これも高速化の妨げになる。
【0006】
本発明の目的は、クランク軸から逆の方向へほぼ水平に伸びる2種のコネクションを180度の位相差で往復移動させるプレス機であるにもかかわらず、スライドのストローク長さを変更可能にすると共に、高速化を可能とすることにある。
【0007】
【解決手段、作用及び効果】
本発明に係るプレス機は、フレームに回転可能に支承されたクランク軸と、180度の位相差で駆動される状態に前記クランク軸に連結されて互いに反対方向へほぼ水平に伸びかつ先端側を前記クランク軸の回転軸線と交差する水平方向へ案内される第1及び第2のコネクションと、前記第1及び第2のコネクションに個々に対応された第1及び第2の揺動体であってそれぞれが第1のアーム領域と、該第1のアーム領域から下方へ第1間隔を置かれかつ水平方向に隔てられた第2のアーム領域と、前記第1のアーム領域から下方へ前記第1間隔より大きい第2間隔を置かれた第3のアーム領域とを有し、第1のアーム領域が対応するコネクションの先端部に枢軸的に連結されかつ第2のアーム領域がスライドに連結された第1及び第2の揺動体と、前記コネクションと前記揺動体との枢軸連結点であって前記回転軸線と平行に伸びる枢軸連結点の周りにおける前記揺動体の回転角度位置を調整すべく前記揺動体の第3のアーム領域に枢軸的に連結された位置調整機構とを含む。
【0008】
クランク軸が回転されると、両コネクションが180度の位相差で水平方向へ往復移動されるから、両揺動体が位置調整機構への枢軸連結点の周りに逆位相で揺動され、それによりスライドが上下動される。このため、トグル機構を用いることなく、重量バランスを高め、高速化をはかることができる。
【0009】
枢軸連結点の周りにおける揺動体の回転角度位置が位置調整機構により変更されると、両揺動体の揺動角度範囲の大きさが変更され、それによりスライドのストローク長さが変更される。
【0010】
上記のように本発明によれば、クランク軸から逆の方向へほぼ水平に伸びる2種のコネクションを180度の位相差で往復移動させかつ重量バランスのよいプレス機であるにもかかわらず、スライドのストローク長さを変更することができると共に、高速化をはかることができる。
【0011】
プレス機は、さらに、前記コネクションと前記揺動体との組合わせに個々に対応されて対応するコネクションと揺動体の第1のアーム領域とに連結された第1及び第2の滑子を含み、各滑子は対応するコネクションの先端部を水平方向へ案内すべく前記フレームに配置されていることができる。そのようにすれば、各コネクションの先端部の移動が円滑になり、スライドの上下運動が安定化する。
【0012】
プレス機は、さらに、前記フレームに上下運動可能に配置された平衡重りを備える平衡装置であって前記スライドの上下運動と180度の位相差で上下運動をするべく前記ベルクランクに連結された平衡装置を含むことができる。そのようにすれば、スライドと平衡重りとの上下運動が互いに逆になるから、スライドと平衡重りとの上下運動に起因する不平衡力が相互に減殺される。
【0013】
前記平衡重りは前記クランク軸より上方にあって前記フレームに上下方向へ往復移動可能に配置されており、前記平衡装置は、さらに、下端側において前記第1の揺動体に連結されかつ上端側において前記平衡重りに連結された第1の連結体と、下端側において前記第2の揺動体に連結されかつ上端側において前記平衡重りに連結された第2の連結体とを備えることができる。
【0014】
各揺動体はさらに第4のアーム領域を有しており、前記連結体は対応する揺動体の第4のアーム領域に連結されていることができる。そのようにすれは、スライドの上下動に対する平衡重りの上下動がより安定化する。
【0015】
前記位置調整機構は、一方向へ移動可能に前記フレームに配置されかつ両揺動体の前記第2のアーム領域に連結されたスライダと、前記一方向へ伸びる軸線の周りに回転可能に及び前記一方向へ移動不能に前記フレームに配置された円板状の回転体と、該回転体を回転させる回転機構とを含み、前記スライダ及び前記回転体のいずれか一方は雌ねじ穴を有し、前記スライダ及び前記回転体の他方は前記雌ねじ穴に螺合された雄ねじ部を有することができる。これにより、スライダの上下方向における位置を微細に調整することができるから、スライドの行程曲線及び上下運動の各時点における瞬時速度をプレス加工の種類に応じてより微細に調整することができる。
【0016】
上記の代わりに、前記位置調整機構は、前記第1及び第2の揺動体に対応された第1及び第2のスライダであって一方向へ移動可能に前記フレームに配置されかつ対応する揺動体の第2のアーム領域に連結された第1及び第2のスライダと、前記一方向へ伸びる軸線の周りに回転可能に及び前記一方向へ移動不能に前記フレームに配置された円板状の回転体と、該回転体を回転させる回転機構とを含み、前記スライダ及び前記回転体のいずれか一方は雌ねじ穴を有し、前記両スライダ及び前記回転体の他方は前記雌ねじ穴に螺合された雄ねじ部を有することができる。これによっても、スライダの上下方向における位置を微細に調整することができるから、スライドの行程曲線及び上下運動の各時点における瞬時速度をプレス加工の種類に応じてより微細に調整することができる。
【0017】
プレス機は、さらに、前記平衡重りの上下運動を上下方向に規制する1以上の重りガイドを含むことができる。そのようにすれば、水平方向への平衡重りの往復運動が防止されるから、平衡重りの往復移動に起因する水平方向へのプレス機の振動を防止することができる。
【0018】
各揺動体の第1のアーム領域は対応するコネクションの先端部より下方に伸びており、前記位置調整機構は前記クランク軸と前記スライドとの間の高さ位置に配置されていてもよい。
【0019】
好ましい実施例においては、前記クランク軸はその回転軸線の周りに互いに反対方向へ偏心された第1及び第2の偏心部を有し、前記第1及び第2のコネクションは、それぞれ、前記第1及び第2の偏心部に枢軸的に連結されている。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1から図7を参照するに、プレス機10は、下型を載置する下部フレーム12と、下部フレーム12に支持された上部フレーム14とを含む。クランク軸16は、水平方向へ伸びる軸線の周りに回転可能に上部フレーム14に支持されており、また図3に示すフライホィール18の回転を受けて、回転される。フライホィール18は、電動機のような図示しないモータにより回転される。
【0021】
クランク軸16は、互いに逆方向に偏心されて回転軸線の周りに180度移相した偏心部16a及び16bを有する。図示の例では、2つの偏心部16bが偏心部16aを間にしてクランク軸16の長手方向に間隔をおいて形成されている。
【0022】
上型を支持するいわゆるスライド20は、上部フレーム14の下端部を上下方向へ移動可能に貫通する一対の連結ロッドすなわちプランジャ22の下端に組み付けられている。両プランジャ22は、スライド20の両端部から上方へ平行に伸びており、またクランク軸16の回転運動にともなって上下方向へ往復移動される。これにより、スライド20は上下方向へ往復移動される。
【0023】
偏心部16a及び16bには、それぞれ、コネクション24a及び24bが互いに反対方向へほぼ水平に伸び伸びる状態に枢軸的に連結されている。これにより、コネクション24a及び24bは、180度の位相差で互いに反対方向へほぼ水平に往復移動される。図示の例では、2つのコネクション24bが設けられている。
【0024】
コネクション24aは、偏心部16aに連結された基部から二股状に分岐されており、また枢軸28aを介して先端部を一対の滑子26aに枢軸的に連結されている。これに対し、両コネクション24bは、偏心部16bに連結された基部から水平方向へ平行に伸びており、また枢軸28bを介して先端部を一対の滑子26bに枢軸的に連結されている。
【0025】
移動部材すなわち滑子26a及び26bは、それぞれ、コネクション24a及び24bの先端側を水平方向へ案内するようにフレーム14に形成されたガイド部30a及び30bに滑動可能に配置されている。これにより、コネクション16a,16bの先端部の移動が円滑になり、スライド20の上下運動が安定化する。
【0026】
枢軸28a及び28bは、それぞれ、揺動レバーすなわち揺動体32a及び32bを枢軸的に支持している。揺動体32a及び32bは、いずれも、第1,第2,第3及び第4のアーム領域を前記クランク軸の回転軸線と平行に伸びる軸線の周りに等角度間隔に有する十字状の形状に形成されており、また対応する滑子26a及び26bから下方に伸びている。
【0027】
揺動体32a及び32bの第1のアーム領域は、それぞれ、先端部を対応する枢軸28a及び28bにより対応するコネクション24a及び24bの先端部及び対応する滑子26a及び26bに枢軸的に連結されている。揺動体32a及び32bのアーム領域は、それぞれ、先端部をコネクタすなわち連結部材34a及び34bによりプランジャ22に連結されている。
【0028】
また、揺動体32a及び32bの第3のアーム領域は、それぞれ、コネクション24a,24bと揺動体32a,32bとの枢軸連結点として作用する枢軸28a及び28bの周りにおける揺動体32a及び32bの回転角度位置を調整するための位置調整機構36に先端部を連結されている。
【0029】
さらに、揺動体32a及び32bの第4のアーム領域は、それぞれ、先端部を連結体38a及び38bにより、スライド20の上下動に起因して発生する振動を平衡させる平衡装置40に連結されている。
【0030】
位置調整機構36は、水平方向へ移動可能にフレーム14に配置された一対のスライダ42a,42bと、水平方向へ伸びる軸線の周りに回転可能に及び水平方向へ移動不能にフレーム14に配置された円板状の回転体44と、回転体46を回転させる回転機構46と、スライダ42a及び42bをそれぞれ揺動体32a及び32bの第4のアーム領域に枢軸的に連結している2組の連結リンク48a及び48bとを含む。
【0031】
スライダ42a及び42bは、回転体46を間にして水平方向へ間隔をおいている。スライダ42a及び42b及び回転体44のいずれか一方はねじ穴を有しており、他方は雌ねじ穴に螺合された雄ねじ部を有している。図示の例では、スライダ42a及び42bがそれぞれねじ穴を有し、回転体44が雄ねじ部50a及び50bを有している。
【0032】
スライダ42a及び42bは、それぞれ、フレーム14に形成されたガイド部52a及び52bに水平方向に及び互いに逆方向へ滑動可能に受けられている。また、スライダ42a及び42bは、それぞれ、連結リンク48a及び48bと、フレーム14に形成されたガイド部54a及び54bに水平方向に及び互いに逆方向へ滑動可能に受けられた滑子56a及び56bとに枢軸58a及び58bにより連結されている。
【0033】
連結リンク48a及び48bは、それぞれ、枢軸60により対応するyoudoureba−32a及び32bの第4のアーム領域に連結されている。雄ねじ部50a及び50bは、互いに逆方向へ伸びるに逆ねじとされており、したがってスライダ42a及び42bの対応する雌ねじ穴も互いに逆方向のねじ穴とされている。
【0034】
図示の例では、回転体44は複数の歯を外周に有するウォームホィールであり、回転機構46はウオームホィールに噛合するウォームねじである。回転機構46は、サーボモータのような図示しない電動機を駆動源とする機構により回転される。
【0035】
平衡装置40は、連結体38a及び38bのほかに、クランク軸16より上方にあってフレーム14に上下方向へ往復移動可能に配置された平衡重り62を備えている。連結体38a及び38bは、それぞれ、下端側において揺動体32a及び32bの第4のアーム領域に枢軸運動可能に連結されており、また上端側において平衡重り62に枢軸運動可能に連結されている。
【0036】
平衡重り62は、フレーム14に備えられた複数の重りガイド64により、上下方向への移動に規制されている。これにより、水平方向への平衡重り62の往復運動が防止され、平衡重り62の往復移動に起因する水平方向へのプレス機の振動が防止される。
【0037】
プレ好き10において、複数の部材を枢軸的に連結又は支持している枢軸は、クランク軸16の回転軸線と平行に水平方向へ伸びている。それゆえに、各枢軸により相互に連結された部材又は各枢軸により支持された部材の枢軸運動は、水平方向へ伸びる軸線を中心とする運動である。
【0038】
フライホィール18の回転がクランク軸16に伝達されると、クランク軸16の回転にともなって、一方のコネクション24a及び滑子26aの組と、他方のコネクション24b及び滑子26bの組とが、180度移相した状態で左右方向へ往復移動される。これにより、両揺動体32a及び32bが位置調整機構への枢軸連結点の周りに同期して及び180度移相して揺動されて、スライド20が上下方向に往復移動される。このため、トグル機構を用いることなく、重量バランスを高め、高速化をはかることができる。
【0039】
両揺動体32a及び32bの揺動運動は、連結体38a及び38bにより平衡重り62に伝達されて、平衡重り62をスライド20の上下運動と180度の位相差で上下運動させる。これにより、スライド20と平衡重り62との上下運動が互いに逆になり、スライド20と平衡重り62との上下運動に起因する不平衡力が相互に減殺される。
【0040】
回転機構46が回転されると、回転体44が回転されるから、回転体44と螺合する雄ねじ部50a及び50bが左右方向へ逆に移動されて、最終的にスライダ42a及び42bが左右方向へ逆に移動される。これにより、枢軸28a及び28bの周りにおける揺動体32a及び32bの回転角度位置が変更される。
【0041】
上記のように、クランク軸16の回転と無関係に、枢軸28a,28bの周りにおける揺動体32a,32bの回転角度位置が変更されると、両揺動体32a,32bの揺動角度範囲が変更されるから、回転体44を回転させることにより、スライド20の下死点位置及びストローク長さを調整することができる。
【0042】
位置調整機構36において、スライダ42a,42bは、回転体44にねじ的に結合されて、回転体46が一回転されることにより1ピッチ分水平方向へ移動されるから、スライダ42a,42bの水平方向における位置を微細に調整される。これにより、スライド20のストローク長さをプレス加工の種類に応じてより微細に調整することができる。
【0043】
上記実施例では、平衡装置40を備えているが、そのような平衡装置40は必ずしも備えていなくてもよい。また、スライダ42a,42bを水平方向へ移動させる代わりに、スライダ42a,42bを水平方向以外の方向、例えば上下方向へ移動させるようにしてもよい。さらに、揺動体32a及び32bを別々のスライダ42a及び42bに接続する代わりに、両揺動体32a及び32bを共通のスライダに接続してもよい。
【0044】
図8を参照するに、プレス機70は、平衡装置40を備えていない。このため、両揺動体32a及び32bは、3つのアーム領域によりT字状(又は、Y字状)の形状を有する。プレス機70は、両揺動体32a及び32bを共通のスライダ42に接続し、そのスライダ42を回転体44により上下方向へ移動させるようにしている。このため、プレス機70においては、雄ねじ部50をスライダ42に形成し、雄ねじ部50に螺合する雌ねじ穴を回転体44に形成している。
【0045】
プレス機70において、位置調整機構36は、上記実施例における部材44,46,48a,48b,50a,50b,52a,52b,54a,54b及び56a,56bと同種の部材44,46,48,50,52,54及び56を備えている。
【0046】
プレス機70においても、平衡装置により生じる作用効果を除いて、プレス機10と同じ作用効果を生じる。
【0047】
スライダの移動手段としてウォームホィール及びウォームねじを備える位置調整機構を用いれば、回転体44の回転量に対し、スライダ32a,32bの移動量が微小であるから、下死点位置及びストローク長さの両者を微細にかつ正確に調整することができる。しかし、スライダの移動手段としてレバー機構等を備える他の位置調整機構を用いてもよい。
【0048】
本発明は、上記実施例に限定されない。本発明は、その趣旨を逸脱しない限り、種々変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプレス機の一実施例を示す、一部を断面した正面図である。
【図2】図1のプレス機の上部部分の拡大断面図である。
【図3】図1における3−3線に沿って得た拡大断面図である。
【図4】図1における4−4線に沿って得た拡大断面図である。
【図5】図1における5−5線に沿って得た拡大断面図である。
【図6】図1における6−6線に沿って得た拡大断面図である。
【図7】図1における7−7線に沿って得た拡大断面図である。
【図8】本発明に係るプレス機の他の実施例を示す断面図であって図2と同様の部分を示す断面図である。
【符号の説明】
10,70 プレス機
12,14 フレーム
16 クランク軸
18 フライホィール
20 スライド
22 プランジャ
24a,24b コネクション
26a,26b 滑子
28a,28b 枢軸
30a,30b 滑子のガイド部
32a,32b 揺動体
34a,34b 連結部材
36 位置調整機構
38a,38b 連結体
40 平衡装置
42a,42b スライダ
44 回転体
46 回転機構
48a,48b 連結リンク
50,50a,50b 雄ねじ部
52,52a,52b スライダのガイド部
62 平衡重り
64 重りガイド

Claims (8)

  1. フレームに回転可能に支承されたクランク軸と、
    180度の位相差で駆動される状態に前記クランク軸に連結されて互いに反対方向へほぼ水平に伸びかつ先端側を前記クランク軸の回転軸線と交差する水平方向へ案内される第1及び第2のコネクションと、
    前記第1及び第2のコネクションに個々に対応された第1及び第2の揺動体であってそれぞれが第1のアーム領域と、該第1のアーム領域から下方へ第1間隔を置かれかつ水平方向に隔てられた第2のアーム領域と、前記第1のアーム領域から下方へ前記第1間隔より大きい第2間隔を置かれた第3のアーム領域とを有し、第1のアーム領域が対応するコネクションの先端部に枢軸的に連結されかつ第2のアーム領域がスライドに連結された第1及び第2の揺動体と、
    前記コネクションと前記揺動体との枢軸連結点であって前記回転軸線と平行に伸びる枢軸連結点の周りにおける前記揺動体の回転角度位置を調整すべく前記揺動体の第3のアーム領域に枢軸的に連結された位置調整機構とを含む、プレス機。
  2. さらに、前記コネクションと前記揺動体との組合わせに個々に対応されて対応するコネクションと揺動体の第1のアーム領域とに連結された第1及び第2の滑子を含み、各滑子は対応するコネクションの先端部を水平方向へ案内すべく前記フレームに配置されている、請求項1に記載のプレス機。
  3. さらに、前記フレームに上下運動可能に配置された平衡重りを備える平衡装置であって前記スライドの上下運動と180度の位相差で上下運動をするべく前記ベルクランクに連結された平衡装置を含む、請求項1又は2に記載のプレス機。
  4. 前記平衡重りは前記クランク軸より上方にあって前記フレームに上下方向へ往復移動可能に配置されており、前記平衡装置は、さらに、下端側において前記第1の揺動体に連結されかつ上端側において前記平衡重りに連結された第1の連結体と、下端側において前記第2の揺動体に連結されかつ上端側において前記平衡重りに連結された第2の連結体とを備える、請求項3に記載のプレス機。
  5. 各揺動体はさらに第4のアーム領域を有しており、前記連結体は対応する揺動体の第4のアーム領域に連結されている、請求項4に記載のプレス機。
  6. 前記位置調整機構は、一方向へ移動可能に前記フレームに配置されかつ両揺動体の前記第2のアーム領域に連結されたスライダと、前記一方向へ伸びる軸線の周りに回転可能に及び前記一方向へ移動不能に前記フレームに配置された円板状の回転体と、該回転体を回転させる回転機構とを含み、前記スライダ及び前記回転体のいずれか一方は雌ねじ穴を有し、前記スライダ及び前記回転体の他方は前記雌ねじ穴に螺合された雄ねじ部を有する、請求項1から5のいずれか1項に記載のプレス機。
  7. 前記位置調整機構は、前記第1及び第2の揺動体に対応された第1及び第2のスライダであって一方向へ移動可能に前記フレームに配置されかつ対応する揺動体の第2のアーム領域に連結された第1及び第2のスライダと、前記一方向へ伸びる軸線の周りに回転可能に及び前記一方向へ移動不能に前記フレームに配置された円板状の回転体と、該回転体を回転させる回転機構とを含み、前記スライダ及び前記回転体のいずれか一方は雌ねじ穴を有し、前記両スライダ及び前記回転体の他方は前記雌ねじ穴に螺合された雄ねじ部を有する、請求項1から5のいずれか1項に記載のプレス機。
  8. 各揺動体の第1のアーム領域は対応するコネクションの先端部より下方に伸びており、前記位置調整機構は前記クランク軸と前記スライドとの間の高さ位置に配置されている、請求項1から7のいずれか1項に記載のプレス機。
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