JP4680024B2 - 鳥害防止装置 - Google Patents

鳥害防止装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4680024B2
JP4680024B2 JP2005298564A JP2005298564A JP4680024B2 JP 4680024 B2 JP4680024 B2 JP 4680024B2 JP 2005298564 A JP2005298564 A JP 2005298564A JP 2005298564 A JP2005298564 A JP 2005298564A JP 4680024 B2 JP4680024 B2 JP 4680024B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bird
cylindrical
rod
shaped member
damage prevention
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005298564A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007104953A (ja
Inventor
聰樹 黒澤
良彦 滝谷
邦夫 寺内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ikari Shodoku Co Ltd
Original Assignee
Ikari Shodoku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ikari Shodoku Co Ltd filed Critical Ikari Shodoku Co Ltd
Priority to JP2005298564A priority Critical patent/JP4680024B2/ja
Publication of JP2007104953A publication Critical patent/JP2007104953A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4680024B2 publication Critical patent/JP4680024B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Catching Or Destruction (AREA)

Description

本発明は、構造物の長尺部分に設置される鳥害防止装置に関するものである。
近年、糞や営巣による鳥害を防止するために、ベランダの手摺りや、高架下の棚部などのような構造物の長尺部分に設置される種々の鳥害防止装置が利用されている。
これら鳥害防止装置の中には、鳥がとまったときに不快感を与えるような粘着剤を長尺部分に設けるようにしたものが知られている。
また、径方向外方に突出する複数の針状突起を外周に有する管状体を長尺部分に沿って設けるようにしたものも知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−300843号公報
しかしながら、上記のような粘着剤を設けるような構成では、長尺部分に鳥がとまったとき、粘着剤によって、長尺部分に鳥が留まることを可及的に防止することができるものの、鳥の種類や大きさによって粘着剤の適切な粘着力が異なるため、それら種類や大きさを問わずに幅広く鳥が留まることを防止することができないという問題がある。例えば、スズメなどの小型鳥類用に粘着力を弱く設定すると、カラスなどの大型鳥類がとまったときにそれらカラスなどに不快感を与えることができず、鳥が留まることを防止する効果が低減してしまう。一方、大型鳥類用に粘着力を強く設定すると、小型鳥類が粘着剤上にとまったときに、それらスズメなどが粘着力によって長尺部分から離れることができなくなってしまう。
また、上記特許文献1に記載の構成では、小型鳥類や大型鳥類など幅広い種類に対応することができるものの、複数の針状突起が外方に剥き出しになってしまうため、人が近づかない場所などのように設置場所が限定されてしまうという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、対象とする鳥の種類や大きさを問わずに鳥害を効果的に防止することができ、さらに環境を問わず様々な場所に容易に設置することができる鳥害防止装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提供する。
本発明に係る鳥害防止装置は、 鳥がとまる構造物の長尺部分に設置される鳥害防止装置であって、前記長尺部分に沿って設けられる棒状部材と、この棒状部材を前記長尺部分に取り付けるための取付部材と、を備え、前記棒状部材が、前記取付部材によって、軸線周りに回転可能に支持され、前記棒状部材の外周に、軸線方向に沿って延び、山状断面を有する頂辺部が形成され、前記棒状部材の回転位置が、鳥のとまらない自然状態において、自重によって前記頂辺部が上方に向けられた位置で保持されることを特徴とする。
この発明に係る鳥害防止装置においては、鳥が棒状部材にとまって前後のバランスを取ろうとすると、棒状部材が回転しバランスが崩される。そのため、棒状部材に鳥が留まることができない。
以上より、従来のように針状の突起を設けることなく、長尺部分に鳥が留まることを容易かつ確実に防止することができる。
本発明に係る鳥害防止装置は、前記棒状部材が、前記頂辺部寄りの偏心位置で前記取付部材に回転可能に支持されていることを特徴とする。
本発明に係る鳥害防止装置は、前記棒状部材が、横断面形状が三角形状とされていることを特徴とする。
本発明に係る鳥害防止装置は、前記棒状部材の長さ寸法が、変更可能に構成されていることを特徴とする。
この発明に係る鳥害防止装置においては、棒状部材の長さ寸法を変更することにより、設置場所に応じて棒状部材の長さを容易に調整することができ、迅速かつ容易に設置することができる。
本発明に係る鳥害防止装置は、前記取付部材が、前記長尺部分に所定の間隔をあけて少なくとも二つ設けられ、前記棒状部材が、弾性変形させられてから前記少なくとも二つ設けられた取付部材の間に配された構成としてもよい。
この発明に係る鳥害防止装置においては、長尺部分に所定の間隔をあけて少なくとも二つの取付部材を設け、棒状部材を弾性変形させる。そして、弾性変形させたまま取付部材の間に棒状部材を配し、それから棒状部材の弾性変形を解除して棒状部材を取付部材に取り付ける。
これにより、棒状部材を容易に取り付けることができる。
また、本発明に係る鳥害防止装置は、前記棒状部材の外周に、軸線方向に沿って延びる平坦面が形成され、前記棒状部材の回転位置が、鳥のとまらない自然状態において、自重によって前記平坦面が上方に向けられた位置で保持される構成としてもよい。
この発明に係る鳥害防止装置においては、自然状態において平坦面が上方に向けられることから、鳥が棒状部材にとまるときに、その鳥は、平坦面をその幅寸法の全長にわたってつかまなければならなくなる。
以上より、棒状部材をつかみ難くすることができ、鳥が留まることを効果的に防止することができる。
また、本発明に係る鳥害防止装置は、前記棒状部材の外周に、軸線方向に沿って延び、山状断面を有する山状部が形成され、前記棒状部材の回転位置が、鳥のとまらない自然状態において、自重によって前記山状部が上方に向けられた位置で保持される構成としてもよい。
この発明に係る鳥害防止装置においては、自然状態において山状部が上方に向けられることから、鳥が棒状部材にとまるときに、その鳥は、山状部の頂上を跨いでつかまなければならなくなる。
以上より、棒状部材をつかみ難くすることができ、鳥が留まることを効果的に防止することができる。
本発明によれば、従来のように針状の突起を設けることなく、長尺部分に鳥が留まることを容易かつ確実に防止することができることから、対象とする鳥の種類や大きさを問わずに鳥害を効果的に防止することができ、さらに環境を問わず様々な場所に容易に設置することができる。
(実施形態1)
以下、本発明の第1実施形態における鳥害防止装置について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態としての鳥害防止装置1を示したものである。
鳥害防止装置1は、構造物の長尺部分に設置されるものである。
ここでは、構造物の長尺部分として、マンションなどの手摺り2を例に挙げて説明する。
鳥害防止装置1は、長尺状に延びる筒状部(棒状部材)5を備えている。筒状部5は、AlやSUSなどの部材からなっており、それら単一の部材が手摺り2の長さ寸法に合わせて延ばされて形成されている。この筒状部5の外径は約10mmに設定されている。また、筒状部5の両端は開放端とされている。
また、鳥害防止装置1は、筒状部5を手摺り2に取り付けるための取付部材6を備えている。取付部材6は、複数の筒状部5を連結するための連結取付部6aと、筒状部5の始端又は終端に設けられる端用取付部6bとを備えている。連結取付部6aは、図2に示すように、円板状の基台9と、この基台9の中央部を起点として、基台9に直交する方向に延びる支柱部10とを備えている。基台9には、貫通孔15が形成されており、この貫通孔15にネジ14を通すことにより、連結取付部6aが手摺り2に固定されるようになっている。支柱部10の先端は球状に形成されており、その先端には、基台9の延在する方向に沿って延びる二つの支持アーム11が設けられている。
支持アーム11は、連結取付部6aが手摺り2のコーナーに設置するためのものであることから、互いに直交する方向に延ばされている。なお、連結取付部6aが手摺り2の直線部に設置するためのものである場合には、それら支持アーム11は互いに180°開いた方向に延ばされることになる。支持アーム11の先端には、球状に形成された球状部16が設けられている。または、回転をスムーズにするため、球状部16をボールベアリングにする。
なお、端用取付部6bの基本的構成は、連結取付部6aと同様であるが、端用取付部6bには支持アーム11が一つのみ設けられている点で連結取付部6aの構成と異なっている。
これら連結取付部6a及び端用取付部6bの支持アーム11を、筒状部5の両端に挿入することにより、筒状部5が、筒状部5の軸線L周りに回転可能に支持されるようになっている。
また、図1に示すように、連結取付部6aと端用取付部6bとを手摺り2に固定したときに、それら連結取付部6aと端用取付部6bとの間が長い場合には、それらの間に中間支持部19が設けられる。中間支持部19は、支柱部10を備えており、その支柱部10の先端にリング部20が形成されている。そして、リング部20に筒状部5が通されることにより、筒状部5が回転可能に支持されるようになっている。
次に、このように構成された本実施形態における鳥害防止装置1の作用について説明する。
まず、鳥害防止装置1が以下のようにして手摺り2に設置される。
すなわち、手摺り2のコーナー部分に連結取付部6aを取り付ける。このとき、二つの支持アーム11のそれぞれが、手摺り2の長辺部2a又は短辺部2bの延在する方向に向けられる。それから、連結取付部6aから所定の間隔をあけて長辺部2aに中間支持部19を取り付ける。そして、リング部20に筒状部5を通して、筒状部5の一端の開口部に、連結取付部6aの支持アーム11を挿入する。さらに、筒状部5の他端の開口部に端用取付部6bの支持アーム11を挿入した状態で、端用取付部6bを長辺部2aに取り付ける。これにより、筒状部5が、長辺部2aに沿って設けられる。このとき、筒状部5は、両端に挿入された支持アーム11及び中間支持部19によって回転可能に支持される。そして、支持アーム11の先端には球状部16が形成されていることから、球状部16の表面と、筒状部5の内面とが線接触した状態となり、これにより球状部16の表面と筒状部5の内面との摺動面積が小さくなって回転し易くなる。
なお、上記と同様にして、短辺部2bにも長さ寸法の短い筒状部5が取り付けられる。これら筒状部5の設置高さは、手摺り2の上面から50mmから100mmの範囲に設定される。
上記のようにして設置された鳥害防止装置1の筒状部5に鳥がとまると以下のように作用する。すなわち、図3に示すように、例えば、ハト、カラス、スズメなどの鳥Bが、筒状部5にとまると、鳥Bは前後のバランスを取ろうとする。そのため、筒状部5に軸線Lを中心として回転させる力が働く。筒状部5は、回転可能に支持されていることから、鳥Bがバランスを取ろうとすると、それに応じて軸線L周りに回転し、そのため鳥Bはバランスが崩される。したがって、鳥Bは筒状部5に留まることができない。
以上より、本実施形態における鳥害防止装置1によれば、従来のように針状の突起を設けることなく、手摺り2に鳥Bが留まることを容易かつ確実に防止することができる。そのため、対象とする鳥Bの種類や大きさを問わずに鳥害を効果的に防止することができる。さらに、針状の突起が設けられていないことから、人に優しく、美感等を損なうことがないので、マンションの手摺り2のように、人が近づくような環境であっても、それら環境を問わず様々な場所に容易に設置することができる。
さらに、本実施形態における鳥害防止装置1は、鳥類が足でとまる部分を回転させることによって鳥類が留まることを防止するので、結果として鳥類がとまることが可能な空間を回転によりすべて阻害することができる。
なお、本実施形態においては、支持アーム11を二つ又は一つ設けるとしたが、これに限ることはなく、その設置数は設置状況に応じて適宜変更可能である。
また、筒状部5の外径を約10mmとし、設置高さを50mmから100mmとしたが、これに限ることはなく、それらサイズは適宜変更可能である。
(実施形態2)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図4は、本発明の第2の実施形態を示したものである。
図4において、図1から図3に記載の構成要素と同一部分については同一符号を付し、その説明を省略する。
この実施形態と上記第1の実施形態とは基本的構成は同一であり、ここでは異なる点について説明する。
本実施形態における筒状部5は、その長さ寸法を変更することができるように構成されている。すなわち、筒状部5は、複数の筒状連結部23を備えており、これら複数の筒状連結部23が互いに着脱可能に連結されるようになっている。筒状連結部23の長さ寸法はそれぞれ同等に設定されており、それぞれの筒状連結部23の後端部には、先端部など他よりも外径が細く設定された細径部23aが形成されている。そして、これら細径部23aを筒状連結部23の先端の開口部に嵌合させることにより、筒状連結部23が軸線L方向に連結されるようになっている。
このような構成のもと、手摺り2の長さ寸法に応じて、筒状連結部23の連結させる数を調整することにより、筒状部5の全長が調整される。
以上より、本実施形態における鳥害防止装置1によれば、筒状連結部23を連結させて筒状部5の長さ寸法を変更することにより、設置場所に応じて筒状部5の長さを容易に調整することができ、迅速かつ容易に設置することができる。
なお、本実施形態において、筒状連結部23の長さ寸法を同等としたが、これに限ることはなく、それぞれ長さ寸法を変えるようにしてもよい。これにより、筒状部5の長さ寸法を設置場所に応じて細かく設定することができる。
また、本実施形態において、複数の筒状連結部23を互いに連結させることにより、筒状部5の長さ寸法を変更するとしたが、これに限ることはなく、その構造は適宜変更可能である。例えば、複数の筒状連結部23を軸線L方向にスライドさせて、本体筒部から出没させるようにしてもよい。
(実施形態3)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
図5及び図6は、本発明の第3の実施形態を示したものである。
本実施形態においては、筒状部5が、運搬や設置に適した長さにして形成された複数の筒状短部24を備えており、これら筒状短部24が取付部材6によって連結されて手摺り2に取り付けられるようになっている。筒状短部24は、弾性部材からなっており、弾性変形するようになっている。すなわち、筒状短部24は、図6に示すように、筒状短部24の両端部を把持してそれら両端部が互いに接近するように力を加えることにより、撓むようになっている。筒状短部24の両端は開放端とされている。そして、筒状短部24の両端に、上述したように支持アーム11が挿入され、これにより筒状短部24のそれぞれが回転可能に支持されるようになっている。
このような構成のもと、以下のようにして鳥害防止装置1が設置される。まず、手摺り2に、筒状短部24の長さ寸法に合わせて所定の間隔をあけて複数の取付部材6を取り付ける。なお、この設置間隔は、約2mに設定される。次いで、筒状短部24を撓ませた状態でその筒状短部24を取付部材6の間に配する。それから、撓ませる力を徐々に弱くしていき、支持アーム11が筒状短部24の両端の開口部に挿入されるようにする。そして、筒状短部24の弾性変形を解除すると、支持アーム11により筒状短部24が上記のように支持される。これら一連の処置を繰り返して、手摺り2の全長にわたって、複数の筒状短部24が取り付けられる。
以上より、本実施形態における鳥害防止装置1によれば、筒状部5を手摺り2に迅速かつ容易に取り付けることができる。また、筒状部5が長さ寸法の短い複数の筒状短部24を備えることから、運搬や設置がさらに容易になる。また、筒状短部24のそれぞれが回転可能に支持されることから、筒状部5を回転させ易くすることができ、筒状部5の回転性能を向上させることができる。
なお、本実施形態において、取付部材6の設置間隔を2mとしたが、これに限ることはなく、そのサイズは適宜変更可能である。
(実施形態4)
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。
図7及び図8は、本発明の第4の実施形態を示したものである。
本実施形態においては、図7に示すように、筒状部5の横断面形状が正三角形状とされている。すなわち、筒状部5の外周に、軸線Lに沿って延びる平坦面25が形成されており、三角形の各頂点には軸線Lに沿って延びる頂辺部26が形成されている。平坦面25の幅寸法wは、約50mmに設定されている。さらに、筒状部5の筒孔28は、回転し易くなるように横断面形状が円形状とされており、この筒孔28は、筒状部5の横断面の中央であって、三辺から均等位置に配されている。
そして、筒状部5に支持アーム11を挿入して、筒状部5を手摺り2に取り付けると、筒状部5が自重によって回転し、三角形のいずれか一つの頂辺部26が鉛直方向の下方に向けられて、いずれか一つの平坦面25が鉛直方向上方に向けられる。この筒状部5の回転位置は、筒状部5が手摺り2に取り付けられ、かつ鳥Bのとまらない自然状態において、平坦面25が上方に向けられた上記の位置で保持される。
そのため、鳥Bが飛来し、筒状部5にとまるときに、その鳥Bは、平坦面25をその幅寸法wの全長にわたってつかまなければならなくなる。さらに本実施形態においては、幅寸法wが50mmに設定されていることから、図8に示すように、例えばハトなどの鳥Bは、幅寸法wの全長にわたって平坦面25をつかむことができなくなる。
以上より、本実施形態における鳥害防止装置1によれば、筒状部5をつかみ難くすることができ、鳥Bが留まることを効果的に防止することができる。
(実施形態5)
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。
図9及び図10は、本発明の第5の実施形態を示したものである。
この実施形態と上記第4の実施形態とは基本的構成は同一であり、ここでは異なる点について説明する。
本実施形態においては、図9に示すように、筒孔28が、筒状部5の横断面において、一つの頂辺部26aに寄せられて偏心して設けられている。これにより、筒状部5の回転位置は、自然状態において、頂辺部26aの対辺を構成する平坦面25aが鉛直方向下方に向けられ、頂辺部26aが鉛直方向の上方に向けられた位置で保持される。すなわち、頂辺部26aを含む角部は、筒状部5の横断面形状が山状に形成された山状部として機能する。
そのため、鳥Bが飛来し、筒状部5にとまるときに、その鳥Bは、図10に示すように、頂辺部26aを跨いでつかまなければならなくなる。
以上より、本実施形態における鳥害防止装置1によれば、筒状部5をつかみ難くすることができ、鳥Bが留まることを効果的に防止することができる。
なお、上記第4及び第5の実施形態においては、筒状部5の横断面形状を正三角形状としたが、これに限ることはなく、その形状は適宜変更可能である。例えば、図11に示すように、横断面形状を四角形状とすることも可能である。これにより、筒孔28を偏心させることなく、頂辺部26aを上方に向けることができ、構成を簡易にすることができる。また、五角形状や六角形状又はそれ以上の多角形状であってもよい。
また、山状部の形状も適宜変更可能であり、頂辺部26をなだらかな山状としてもよい。例えば、図13に示すように、横断面形状を小判型形状としてもよい。
さらに、例えば、図12に示すように、横断面形状を半円形状としてもよい。
なお、上記第1から第5の実施形態において、構造物の長尺部分を手摺り2としたが、これに限ることはなく、適宜変更可能である。例えば、庇、軒の上下、高架下の棚部や梁、窓棚などであってもよい。
また、棒状部材を筒状部5としたが、これに限ることはなく、棒状部材としては、例えば柱状部、管状部などの長尺部材であればよい。
さらに、支持アーム11を筒状部5の開口部に挿入するとしたが、これに限ることはなく、筒状部5を回転可能に支持する構成は適宜変更可能である。例えば、棒状部材の両端に支持アームを設けるとともに、取付部材に凹部を設けて、支持アームを取付部材の凹部に挿入するようにしてもよい。また、筒状の支持アームの中に、棒状部材を嵌め込むようにしてもよい。また、ベアリングなどにより棒状部材を支持するようにしてもよい。
また、筒状部5にマグネットなどの磁性体を設置することも可能である。これにより、磁性体の磁力によって、鳥を留めなくする効果を向上させることができる。
また、本発明の技術範囲は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更を加えることが可能である。
本発明に係る鳥害防止装置の第1の実施形態を示す図であって、鳥害防止装置を手摺りに取り付けた様子を示す外観図である。 図1の筒状部及び取付部材を拡大して示す図であって、筒状部に支持アームを挿入する様子を示す説明図である。 図2の筒状部が取付部材に支持された様子を示す図であって、鳥が筒状部にとまって、筒状部が回転する様子を示す説明図である。 本発明に係る鳥害防止装置の第2の実施形態の要部を示す説明図である。 本発明に係る鳥害防止装置の第3の実施形態の要部を示す図であって、筒状短部が取付部材によって連結され支持された様子を示す外観図である。 図5の筒状短部を取付部材に取り付ける様子を示す説明図である。 本発明に係る鳥害防止装置の第4の実施形態の要部を示す斜視図である。 図7の筒状部に鳥がとまろうとする様子を示す説明図である。 本発明に係る鳥害防止装置の第5の実施形態の要部を示す斜視図である。 図9の筒状部に鳥がとまろうとする様子を示す説明図である。 筒状部の断面形状の変形例を示す図であって、横断面四角形状に形成した様子を示す斜視図である。 筒状部の断面形状の他の変形例を示す図であって、横断面小判型形状に形成した様子を示す斜視図である。 筒状部の断面形状のさらに変形例を示す図であって、横断面半円形状に形成した様子を示す斜視図である。
符号の説明
1 鳥害防止装置
2 手摺り(長尺部分)
5 筒状部(棒状部材)
6 取付部材
25 平坦面
26 頂辺部(山状部)
B 鳥
L 軸線

Claims (4)

  1. 鳥がとまる構造物の長尺部分に設置される鳥害防止装置であって、
    前記長尺部分に沿って設けられる棒状部材と、
    この棒状部材を前記長尺部分に取り付けるための取付部材と、を備え、
    前記棒状部材が、前記取付部材によって、軸線周りに回転可能に支持され、
    前記棒状部材の外周に、軸線方向に沿って延び、山状断面を有する頂辺部が形成され、
    前記棒状部材の回転位置が、鳥のとまらない自然状態において、自重によって前記頂辺部が上方に向けられた位置で保持されることを特徴とする鳥害防止装置。
  2. 前記棒状部材は、前記頂辺部寄りの偏心位置で前記取付部材に回転可能に支持されていることを特徴とする請求項1に記載の鳥害防止装置。
  3. 前記棒状部材は、横断面形状が三角形状とされていることを特徴とする請求項1または2に記載の鳥害防止装置。
  4. 前記棒状部材の長さ寸法が、変更可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1項記載の鳥害防止装置。
JP2005298564A 2005-10-13 2005-10-13 鳥害防止装置 Active JP4680024B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005298564A JP4680024B2 (ja) 2005-10-13 2005-10-13 鳥害防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005298564A JP4680024B2 (ja) 2005-10-13 2005-10-13 鳥害防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007104953A JP2007104953A (ja) 2007-04-26
JP4680024B2 true JP4680024B2 (ja) 2011-05-11

Family

ID=38031312

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005298564A Active JP4680024B2 (ja) 2005-10-13 2005-10-13 鳥害防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4680024B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106719579A (zh) * 2015-11-24 2017-05-31 国家电网公司 驱鸟装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0743813U (ja) * 1992-08-03 1995-09-26 文孝 平田 鳥避け装置
JP2001299185A (ja) * 2000-04-28 2001-10-30 Togo Seisakusho Corp 防鳥具

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6366486U (ja) * 1986-10-18 1988-05-02

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0743813U (ja) * 1992-08-03 1995-09-26 文孝 平田 鳥避け装置
JP2001299185A (ja) * 2000-04-28 2001-10-30 Togo Seisakusho Corp 防鳥具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007104953A (ja) 2007-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7810771B1 (en) Systems and methods for attaching barrier sheet material to extensible pole assemblies
JP6170721B2 (ja) 吊り下げ支持装置
BR112013004738A2 (pt) "dispositivo de monitoramento de percevejo de cama".
JP4680024B2 (ja) 鳥害防止装置
EP1744617B1 (en) Animal barrier device
US8464448B2 (en) Mobile assemblies and methods of using same
KR20180003837A (ko) 현수 지지 구조 및 현수 지지 장치
JP2007167043A (ja) 鳥害防止具
JP4889134B1 (ja) 鳥害防止装置
JP2007305307A (ja) 電気柵用電線碍子
JP3137047U (ja) 鳥害防止具
JP3516437B2 (ja) 鳥類忌避装置
JP6362848B2 (ja) 落下防止装置
JP2010088333A (ja) 鳥害防止具
JP3125254U (ja) 鳥類飛来防止装置
JP2016054669A (ja) 鳥害防止具
JP2005034080A (ja) 鳥類飛来防止装置
JP5753421B2 (ja) グラウンドゴルフ用ホールポスト
US20120305743A1 (en) Fan bracket assembly
CN105127155B (zh) 一种清洁工具
GB2221232A (en) Preventing birds from perching on buildings
JP3181552U (ja) 掛け具
US6167832B1 (en) Chime tube hanger cord connector
CN100477908C (zh) 钓墨鱼用钓钩组件
JP2011062083A (ja) 蛇登攀防止装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080819

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101116

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110125

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110202

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4680024

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140210

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250