JP4680024B2 - 鳥害防止装置 - Google Patents
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Description
これら鳥害防止装置の中には、鳥がとまったときに不快感を与えるような粘着剤を長尺部分に設けるようにしたものが知られている。
また、径方向外方に突出する複数の針状突起を外周に有する管状体を長尺部分に沿って設けるようにしたものも知られている(例えば、特許文献1参照。)。
本発明に係る鳥害防止装置は、 鳥がとまる構造物の長尺部分に設置される鳥害防止装置であって、前記長尺部分に沿って設けられる棒状部材と、この棒状部材を前記長尺部分に取り付けるための取付部材と、を備え、前記棒状部材が、前記取付部材によって、軸線周りに回転可能に支持され、前記棒状部材の外周に、軸線方向に沿って延び、山状断面を有する頂辺部が形成され、前記棒状部材の回転位置が、鳥のとまらない自然状態において、自重によって前記頂辺部が上方に向けられた位置で保持されることを特徴とする。
以上より、従来のように針状の突起を設けることなく、長尺部分に鳥が留まることを容易かつ確実に防止することができる。
本発明に係る鳥害防止装置は、前記棒状部材が、横断面形状が三角形状とされていることを特徴とする。
本発明に係る鳥害防止装置は、前記棒状部材の長さ寸法が、変更可能に構成されていることを特徴とする。
これにより、棒状部材を容易に取り付けることができる。
以上より、棒状部材をつかみ難くすることができ、鳥が留まることを効果的に防止することができる。
以上より、棒状部材をつかみ難くすることができ、鳥が留まることを効果的に防止することができる。
以下、本発明の第1実施形態における鳥害防止装置について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態としての鳥害防止装置1を示したものである。
鳥害防止装置1は、構造物の長尺部分に設置されるものである。
ここでは、構造物の長尺部分として、マンションなどの手摺り2を例に挙げて説明する。
また、鳥害防止装置1は、筒状部5を手摺り2に取り付けるための取付部材6を備えている。取付部材6は、複数の筒状部5を連結するための連結取付部6aと、筒状部5の始端又は終端に設けられる端用取付部6bとを備えている。連結取付部6aは、図2に示すように、円板状の基台9と、この基台9の中央部を起点として、基台9に直交する方向に延びる支柱部10とを備えている。基台9には、貫通孔15が形成されており、この貫通孔15にネジ14を通すことにより、連結取付部6aが手摺り2に固定されるようになっている。支柱部10の先端は球状に形成されており、その先端には、基台9の延在する方向に沿って延びる二つの支持アーム11が設けられている。
なお、端用取付部6bの基本的構成は、連結取付部6aと同様であるが、端用取付部6bには支持アーム11が一つのみ設けられている点で連結取付部6aの構成と異なっている。
これら連結取付部6a及び端用取付部6bの支持アーム11を、筒状部5の両端に挿入することにより、筒状部5が、筒状部5の軸線L周りに回転可能に支持されるようになっている。
まず、鳥害防止装置1が以下のようにして手摺り2に設置される。
すなわち、手摺り2のコーナー部分に連結取付部6aを取り付ける。このとき、二つの支持アーム11のそれぞれが、手摺り2の長辺部2a又は短辺部2bの延在する方向に向けられる。それから、連結取付部6aから所定の間隔をあけて長辺部2aに中間支持部19を取り付ける。そして、リング部20に筒状部5を通して、筒状部5の一端の開口部に、連結取付部6aの支持アーム11を挿入する。さらに、筒状部5の他端の開口部に端用取付部6bの支持アーム11を挿入した状態で、端用取付部6bを長辺部2aに取り付ける。これにより、筒状部5が、長辺部2aに沿って設けられる。このとき、筒状部5は、両端に挿入された支持アーム11及び中間支持部19によって回転可能に支持される。そして、支持アーム11の先端には球状部16が形成されていることから、球状部16の表面と、筒状部5の内面とが線接触した状態となり、これにより球状部16の表面と筒状部5の内面との摺動面積が小さくなって回転し易くなる。
なお、上記と同様にして、短辺部2bにも長さ寸法の短い筒状部5が取り付けられる。これら筒状部5の設置高さは、手摺り2の上面から50mmから100mmの範囲に設定される。
さらに、本実施形態における鳥害防止装置1は、鳥類が足でとまる部分を回転させることによって鳥類が留まることを防止するので、結果として鳥類がとまることが可能な空間を回転によりすべて阻害することができる。
また、筒状部5の外径を約10mmとし、設置高さを50mmから100mmとしたが、これに限ることはなく、それらサイズは適宜変更可能である。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図4は、本発明の第2の実施形態を示したものである。
図4において、図1から図3に記載の構成要素と同一部分については同一符号を付し、その説明を省略する。
この実施形態と上記第1の実施形態とは基本的構成は同一であり、ここでは異なる点について説明する。
このような構成のもと、手摺り2の長さ寸法に応じて、筒状連結部23の連結させる数を調整することにより、筒状部5の全長が調整される。
なお、本実施形態において、筒状連結部23の長さ寸法を同等としたが、これに限ることはなく、それぞれ長さ寸法を変えるようにしてもよい。これにより、筒状部5の長さ寸法を設置場所に応じて細かく設定することができる。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
図5及び図6は、本発明の第3の実施形態を示したものである。
本実施形態においては、筒状部5が、運搬や設置に適した長さにして形成された複数の筒状短部24を備えており、これら筒状短部24が取付部材6によって連結されて手摺り2に取り付けられるようになっている。筒状短部24は、弾性部材からなっており、弾性変形するようになっている。すなわち、筒状短部24は、図6に示すように、筒状短部24の両端部を把持してそれら両端部が互いに接近するように力を加えることにより、撓むようになっている。筒状短部24の両端は開放端とされている。そして、筒状短部24の両端に、上述したように支持アーム11が挿入され、これにより筒状短部24のそれぞれが回転可能に支持されるようになっている。
なお、本実施形態において、取付部材6の設置間隔を2mとしたが、これに限ることはなく、そのサイズは適宜変更可能である。
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。
図7及び図8は、本発明の第4の実施形態を示したものである。
本実施形態においては、図7に示すように、筒状部5の横断面形状が正三角形状とされている。すなわち、筒状部5の外周に、軸線Lに沿って延びる平坦面25が形成されており、三角形の各頂点には軸線Lに沿って延びる頂辺部26が形成されている。平坦面25の幅寸法wは、約50mmに設定されている。さらに、筒状部5の筒孔28は、回転し易くなるように横断面形状が円形状とされており、この筒孔28は、筒状部5の横断面の中央であって、三辺から均等位置に配されている。
以上より、本実施形態における鳥害防止装置1によれば、筒状部5をつかみ難くすることができ、鳥Bが留まることを効果的に防止することができる。
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。
図9及び図10は、本発明の第5の実施形態を示したものである。
この実施形態と上記第4の実施形態とは基本的構成は同一であり、ここでは異なる点について説明する。
本実施形態においては、図9に示すように、筒孔28が、筒状部5の横断面において、一つの頂辺部26aに寄せられて偏心して設けられている。これにより、筒状部5の回転位置は、自然状態において、頂辺部26aの対辺を構成する平坦面25aが鉛直方向下方に向けられ、頂辺部26aが鉛直方向の上方に向けられた位置で保持される。すなわち、頂辺部26aを含む角部は、筒状部5の横断面形状が山状に形成された山状部として機能する。
以上より、本実施形態における鳥害防止装置1によれば、筒状部5をつかみ難くすることができ、鳥Bが留まることを効果的に防止することができる。
また、山状部の形状も適宜変更可能であり、頂辺部26をなだらかな山状としてもよい。例えば、図13に示すように、横断面形状を小判型形状としてもよい。
さらに、例えば、図12に示すように、横断面形状を半円形状としてもよい。
また、棒状部材を筒状部5としたが、これに限ることはなく、棒状部材としては、例えば柱状部、管状部などの長尺部材であればよい。
さらに、支持アーム11を筒状部5の開口部に挿入するとしたが、これに限ることはなく、筒状部5を回転可能に支持する構成は適宜変更可能である。例えば、棒状部材の両端に支持アームを設けるとともに、取付部材に凹部を設けて、支持アームを取付部材の凹部に挿入するようにしてもよい。また、筒状の支持アームの中に、棒状部材を嵌め込むようにしてもよい。また、ベアリングなどにより棒状部材を支持するようにしてもよい。
また、本発明の技術範囲は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更を加えることが可能である。
2 手摺り(長尺部分)
5 筒状部(棒状部材)
6 取付部材
25 平坦面
26 頂辺部(山状部)
B 鳥
L 軸線
Claims (4)
- 鳥がとまる構造物の長尺部分に設置される鳥害防止装置であって、
前記長尺部分に沿って設けられる棒状部材と、
この棒状部材を前記長尺部分に取り付けるための取付部材と、を備え、
前記棒状部材が、前記取付部材によって、軸線周りに回転可能に支持され、
前記棒状部材の外周に、軸線方向に沿って延び、山状断面を有する頂辺部が形成され、
前記棒状部材の回転位置が、鳥のとまらない自然状態において、自重によって前記頂辺部が上方に向けられた位置で保持されることを特徴とする鳥害防止装置。 - 前記棒状部材は、前記頂辺部寄りの偏心位置で前記取付部材に回転可能に支持されていることを特徴とする請求項1に記載の鳥害防止装置。
- 前記棒状部材は、横断面形状が三角形状とされていることを特徴とする請求項1または2に記載の鳥害防止装置。
- 前記棒状部材の長さ寸法が、変更可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1項記載の鳥害防止装置。
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