JP2010088333A - 鳥害防止具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 架空電線の点検がしやすく、雪が積もり難い鳥害防止具を提供する。
【解決手段】 この鳥害防止具1は、所定距離離して設置した支柱具10,10の間に回転具20を回転可能に設けている。また、この回転具20は、鳥害防止のため、複数の針部22が櫛状に設置されている。この、鳥害防止具1を用いると、回転具20に雪が積もっても、回転具20が支柱具10,10に対して回転可能に取り付けられているので、少量の雪が積もるごとに回転し、大量の雪が積もることがない。そのため、この鳥害防止具1を用いると、従来の鳥害防止具のように、大量の積もった雪が不意に頭上から落ちてくることを防止することができる。また、架空電線9に取り付けるとき、所定間隔を空けて支柱具10を取り付け、この支柱具10の間に回転具20を掛け渡すように設置されており、架空電線9が露出した状態になるので、架空電線9の点検が行い易い。
【選択図】図1

Description

本発明は、架空電線などの鳥害対象物に鳥が止まることを防止する鳥害防止具に関する。
従来より、架空電線9などには、図6に示すように、円筒状に形成された本体部101に対して、円筒の中心軸周りに、この中心軸に対し複数の針部102を櫛状に立設した鳥害防止具100が取り付けられていた。
しかし、この鳥害防止具100は、円筒の中に架空電線を通す方法で、架空電線などに取り付けられていたので、架空電線9の点検の際にいちいち取り外す必要があり、点検の障害となっていた。
また、この鳥害防止具100は、雪が降ると針が雪を積もりやすくするため、大量の雪が積もっては所定の重さになると回転して雪が落ちていた。そのため、雪上がりのときに、この鳥害防止具100が設置された架空電線9では、不意に頭上から大きな雪の塊が落ちてくる可能性があった。
そこで本発明では、上述した問題点を解決し、架空電線の点検がしやすく、雪が積もり難い鳥害防止具を提供することを目的とする。
上述した問題を解決するためになされた発明である請求項1に記載の鳥害防止具は、長尺状に形成された鳥害対象物に対して所定間隔を空けて固定される少なくとも2つの支柱部と、前記各支柱部に掛け渡され、前記各支柱部に対して軸回転可能に固定された回転部と、を備え、前記回転部は、鳥を忌避する形状に形成されていることを特徴とする。
本発明の鳥害防止具のように、架空電線等の鳥害対象物に取り付けるとき、所定間隔を空けて支柱部を取り付け、この支柱部の間に回転部を掛け渡すようにすれば、架空電線等の鳥害対象物が露出した状態になるので、架空電線等の鳥害対象物の点検が行い易い。
また、本発明の鳥害防止具では、回転部に雪が積もっても、少量の雪が積もっただけで回転して雪が落ちるので、雪が積もり難い。そのため、この鳥害防止具を用いると、従来の鳥害防止具のように、大量の積もった雪が不意に頭上から落ちてくることを防止することができる。
尚、例えば、3つの支持部を所定間隔毎に架空電線に配置し、各指示部の間に、回転部を配置するようにしてもよい。
ところで、鳥害を忌避する形状としては、例えば、次のようにするとよい。
例えば、請求項2に記載したように、回転部を、当該回転部の回転軸周りに、回転軸に対し複数の針部を櫛状に立設した形状に形成してもよい。
また、請求項3に記載したように、回転部を、当該回転部の回転軸に対して平行に配置された複数の各棒状部が、この回転軸周りに回転可能な形状に形成してもよい。
以下、本発明が適用された実施形態について図面を用いて説明する。
[第1実施形態]
図1は、第1本実施形態の鳥害防止具の斜視図である。
尚、この図1では、一方の支柱具10については、他方の支柱具10と同一構成なので、符号は省略している。
[ 1.鳥害防止具1の構造 ]
本実施形態の鳥害防止具1は、図1に示すように、一対の支柱具10,10と、この支柱具10,10間に掛け渡され、これら各支柱具10,10に対して軸回転可能に固定された回転具20とを備えている。
(支柱具10)
支柱具10は、平板状に形成された土台部11と、この土台部11の表裏両面のうち、一方の面の中央部分から土台部11に対して垂直に立設された軸支柱部12とを備えている。この軸支柱部12は、土台部11側を底辺とする略二等辺三角形状に形成されている。
また、土台部11は、軸支柱部12の底辺を延長した位置であって、軸支柱部12の両側に、固定バンド13を通す一対の孔部11a,11aが設けられている。さらに、軸支柱部12は、この軸支柱部12の表裏をなす面を貫いて設けられた軸通孔12aが、三角形の底辺に対する頂点側に設けられている。
このように構成された支柱具10は、隣接して平行に架線された2本の架空電線9の上に、軸支柱部12が設けられていない側の土台部11の他方の面を接触させて載置される。このとき支柱具10は、軸支柱部12の表裏をなす面が架空電線9の長手方向に対して垂直に配置されるように、架空電線9に対して載置される。また、各支柱具10は、対をなす他の支柱具10とは所定間隔離して架空電線9上に載置される。
そして、このように架空電線9上に載置された各支柱具10,10は、固定バンドを一方の孔部11aに通し、架空電線9に対し土台部11が接触している側とは反対側を渡らせて、他方の孔部11aに通して結束することにより架空電線9に固定される。
(回転具20)
回転具20は、円筒状、円柱状又は棒状に形成された本体部21と、本体部21の回転軸周りに、この回転軸に対し櫛状に立設された複数の針部22と、本体部21の軸方向の両側に、本体部21と同軸状に配置されたネジ軸部23,23とを備えている。
このうち、ネジ軸部23,23は、軸通孔12aを貫通可能な軸部23aと、この軸部23aの軸方向の一端側に形成された図示しないネジ溝部と、軸部23aよりも径方向に大きい平型状に形成されたツマミ部23bとからなる。
このように構成された回転具20は、本体部21を支柱具10,10の間に配置し、支柱具10,10の両側から、各ネジ軸部23の軸部23aを軸通孔12aに通し、本体部21とネジ軸部23,23とが同軸状に配置されるようにネジ溝部を本体部21に螺入させることにより、支柱具10,10に対して回転可能に取り付けられる。
[ 2.鳥害防止具1の作用効果 ]
このように構成された鳥害防止具1では、針部22があって鳥が近づき難いこと、また、この針部22が回転して鳥が驚くことによって、鳥が近づけないので、鳥害防止効果がある。
また、本実施形態の鳥害防止具1では、回転具20に雪が積もっても、回転具20が支柱具10,10に対して回転可能に取り付けられているので、少量の雪が積もるごとに回転し、大量の雪が積もることがない。そのため、この鳥害防止具1を用いると、従来の鳥害防止具のように、大量の積もった雪が不意に頭上から落ちてくることを防止することができる。
また、本実施形態の鳥害防止具1では、架空電線9に取り付けるとき、所定間隔を空けて支柱具10を取り付け、この支柱具10の間に回転具20を掛け渡すように設置されており、架空電線9が露出した状態になるので、架空電線9の点検が行い易い。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。
尚、この図2では、一方の支柱具10については、他方の支柱具10と同一構成なので、符号は省略している。
また、以下の説明では、第1実施形態と異なる点のみ説明する。また、同一の構成については、同一符号をもって説明する。
図2は、第2実施形態の鳥害防止具の斜視図である。
[ 1.鳥害防止具1の構造 ]
本実施形態の鳥害防止具1は、図2に示すように、一対の支柱具10,10と、この支柱具10,10間に掛け渡され、これら各支柱具10,10に対して軸回転可能に固定された回転具20とを備えている。
この第2実施形態の鳥害防止具1は、回転具20の構造のみが、第1実施形態と異なっているので、回転具20についてのみ説明する。
(回転具20)
回転具20は、本体部24と、ネジ軸部23,23とを備えている。
本体部24は、回転具20の回転軸αに平行に配置され、この回転軸αから線対称の位置に、回転軸αから等距離の位置に配置された2本の棒状部24a,24aを備えている。
また、これら棒状部24a,24aを支持する一対の支持棒部24b,24bを備えている。棒状部24a,24aは、支持棒部24b、24bを線対象の位置に並べて置き、各支持棒部24b,24bの端部間を結ぶように棒状部24a,24aが固定される。
そして、ネジ軸部23,23は、この支持棒部24b、24bの長手方向の中心位置に螺入されて固定される。
[ 2.鳥害防止具1の作用効果 ]
このように構成された鳥害防止具1では、棒状部24a,24aが回転して鳥が驚くことによって、鳥が近づけないので、鳥害防止効果がある。
また、本実施形態の鳥害防止具1では、回転具20に雪が積もっても、回転具20が支柱具10,10に対して回転可能に取り付けられているので、少量の雪が積もるごとに回転し、大量の雪が積もることがない。そのため、この鳥害防止具1を用いると、従来の鳥害防止具のように、大量の積もった雪が不意に頭上から落ちてくることを防止することができる。
また、本実施形態の鳥害防止具1では、架空電線9に取り付けるとき、所定間隔を空けて支柱具10を取り付け、この支柱具10の間に回転具20を掛け渡すように設置されており、架空電線9が露出した状態になるので、架空電線9の点検が行い易い。
[実施形態と発明特定事項との対応関係]
本実施形態の支柱具10が、本発明の支柱部に相当する。
本実施形態の回転具20が、本発明の回転部に相当する。
[その他の実施形態]
本実施形態では、支柱具10として、平板状に形成された土台部11と、この土台部11の表裏両面のうち、一方の面の中央部分から土台部11に対して垂直に立設された軸支柱部12とを備えたものを用いたが、これに限るものではない。
例えば、図3に示すように、支柱具10は、架空電線9に対し取り外し可能に構成されていてもよい。具体的には、上述した土台部11に代えて、架空電線9と略同じ径の半円状に形成された嵌込部14,14を二つ並設した土台部11を備えてもよい。
この支柱具10は、平行に配置された架空電線9に対し、これら嵌込部14,13を架空電線9に対して嵌め込む事によって固定される。
一方、この支柱具10は、架空電線9に対して支柱具10を引くと、嵌込部14,13と架空電線9との嵌合が解け、簡単に取り外すこともできる。
また、第1実施形態では、回転具20として、本体部21よりも径が細いネジ軸部23を用いていたが、図4(a)に示すように、回転具20全体を、本体部21と同じ径の円筒状、円柱状又は棒状としてもよい。その場合、図4(b)に示すように、軸支柱部12に形成された軸通孔12aを、挿通された回転具20が回転可能な大きさに形成するとよい。また、回転具20の長手方向の両端部に、針部22を、針部22の長手方向の根元側から挿嵌可能な針嵌込穴21aを形成し、この回転具20を軸通孔12aに通した後、この針嵌込穴21aに針部22を差し込んで抜け止めとしてもよい。
また、第1実施形態では、回転具20として、本体部21よりも径が細いネジ軸部23を用いていたが、図5に示すように、このネジ軸部23に代えて、本体部21に対し、この本体部21の両端に軸方向に沿って延設された、本体部21よりも小径なネジ支柱部26を設けてもよい。この場合、ネジ支柱部26の各端部にはネジ溝26aを形成し、このネジ支柱部26を軸通孔12aに通したら、ネジ溝26に軸通孔12aよりも径の大きいキャップ部27を螺合させて抜け止めとしてもよい。尚、図5では、ネジ支柱部26をネジ軸部23の軸部23aと同じ径のものについて説明した。
本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
第1本実施形態の鳥害防止具の斜視図である。 第2実施形態の鳥害防止具の斜視図である。 支柱具10の変形例の正面図である。 支柱具10及び回転具20の変形例の斜視図である。 支柱具10及び回転具20の変形例の斜視図である。 従来の鳥害防止具の斜視図である。
符号の説明
1…鳥害防止具、9…架空電線、10…支柱具、11…土台部、11a…孔部、12…軸支柱部、12a…軸通孔、13…固定バンド、14…嵌込部、20…回転具、21…本体部、21a…針嵌込孔、22…針部、23…ネジ軸部、23a…軸部、23b…ツマミ部、24…本体部、24a…棒状部、24b…支持棒部、26…ネジ支柱部、26a…ネジ溝、27…キャップ部

Claims (3)

  1. 長尺状に形成された鳥害対象物に対して所定間隔を空けて固定される少なくとも2つの支柱部と、
    前記各支柱部に掛け渡され、前記各支柱部に対して軸回転可能に固定された回転部と、
    を備え、
    前記回転部は、
    鳥を忌避する形状に形成されていることを特徴とする鳥害防止具。
  2. 請求項1に記載の鳥害防止具において、
    前記回転部は、
    当該回転部の回転軸周りに、前記回転軸に対し複数の針部を櫛状に立設した形状に形成したことを特徴とする鳥害防止具。
  3. 請求項1に記載の鳥害防止具において、
    前記回転部は、
    当該回転部の回転軸に平行に配置された複数の各棒状部を、前記回転軸周りに回転可能な形状に形成したことを特徴とする鳥害防止具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014107943A (ja) * 2012-11-27 2014-06-09 Yotsugi Co Ltd 電線鳥害防止具
CN104738025A (zh) * 2015-03-07 2015-07-01 韩少茹 一种输电线路驱鸟装置
JP2017175974A (ja) * 2016-03-29 2017-10-05 中国電力株式会社 鳥害防止具

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