JP3181651U - 植物の倒伏防止具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 植物の成長に合わせた支持を可能にすることで、植物の倒伏を確実に防止することができる植物の倒伏防止具を提供する。
【解決手段】 互いに間隔をあけて配置され、それぞれ直線状の保持部材40を支持する複数の支持体2を備える植物の倒伏防止具1であって、支持体2は、地面に垂直に立設される支柱10と、支柱10に水平に支持される横柱20とを備え、横柱20は、支柱10に上下移動可能に取り付けられ、保持部材40を支持する係合部材30を備えており、係合部材30は、横柱20に水平移動可能に取り付けられている。
【選択図】 図1

Description

本考案は、植物の倒伏防止具に関する。
黒豆、空豆などの農作物あるいは観賞用植物のように、成長に伴い倒伏するおそれがある植物に対して、倒伏を防止するために支柱を用いた倒伏防止具が従来から検討されている。例えば、特許文献1には、図4に示すように、地面に立設される複数の支柱51を備え、各支柱51にロープ保持部材52が設けられたアスパラガス倒伏防止装置50が開示されている。ロープ保持部材52は、支柱51の上端部から水平方向両側に延びており、それぞれの先端部にロープ53を保持する環状の挿通部52a,52aを備えている。このアスパラガス倒伏防止装置50は、アスパラガスが定植された畦に沿って各支柱51を所定の間隔で配置し、ロープ保持部材52の挿通部52a,52aにロープ53,53を挿通して張設することにより、ロープ53,53の間にアスパラガスの茎葉部を保持して倒伏を防止することができる。
特開2007−259822号公報
ところが、上記従来のアスパラガス倒伏防止装置50は、張設されるロープ53,53の位置が固定されてしまい、ロープ53,53の高さや間隔を変えることができないので、植物の成長に合わせた的確な支持が困難であるという問題があった。
そこで、本考案は、植物の成長に合わせた支持を可能にすることで、植物の倒伏を確実に防止することができる植物の倒伏防止具の提供を目的とする。
本考案の前記目的は、互いに間隔をあけて配置され、それぞれ直線状の保持部材を支持する複数の支持体を備える植物の倒伏防止具であって、前記支持体は、地面に垂直に立設される支柱と、前記支柱に水平に支持される横柱とを備え、前記横柱は、前記支柱に上下移動可能に取り付けられ、前記保持部材を支持する係合部材を備えており、前記係合部材は、前記横柱に水平移動可能に取り付けられている植物の倒伏防止具により達成される。
この植物の倒伏防止具において、前記横柱は、前記支柱から両側に延びるように設けられていることが好ましく、前記係合部材は、前記支柱を挟んで両側にそれぞれ配置されていることが好ましい。
また、前記係合部材は、前記横柱に対して蝶螺子により任意の位置で固定できるように構成されていることが好ましい。
本考案の植物の倒伏防止具によれば、植物の成長に合わせた支持を可能にすることで、植物の倒伏を確実に防止することができる。
本考案の一実施形態に係る植物の倒伏防止具を地面に配置した状態を示す正面図である。 図1に示す植物の倒伏防止具を矢示A方向からみた要部側面図である。 図1に示す植物の倒伏防止具の使用方法を説明するための側面図である。 従来の倒伏防止具の斜視図である。
以下、本考案の一実施形態について添付図面を参照しつつ説明する。図1は、本考案の一実施形態に係る植物の倒伏防止具を地面に配置した状態を示す正面図であり、図2は、図1に示す植物の倒伏防止具を矢示A方向からみた要部側面図である。図1および図2に示すように、植物の倒伏防止具1は、地面Gに間隔をあけて配置される複数の支持体2を備えており、直線状に延びる保持部材40を各支持体2によって支持可能に構成されている。支持体2の大きさは、倒伏を防止する植物の種類や大きさ等に応じて適宜設定される。
支持体2は、支柱10、横柱20および係合部材30を備えている。支柱10は、中空筒状あるいは中実棒状の部材から形成することができ、下端部を地面Gに埋め込むことにより、地面Gに垂直に立設される。支柱10には、支持筒12が移動可能に外嵌されており、支持筒12に外周面から螺合される蝶螺子14の先端部を内周面側に突出させることで、蝶螺子14の先端が支柱10の外周面に当接し、支持筒12を任意の高さ位置で固定することができる。支柱10は、異形鉄筋などを使用することで、外周面に円弧状または環状の突部10aが長手方向に沿って複数形成されていることが好ましく、蝶螺子14の先端部を上下の突部10a,10a間に保持して支持筒12を確実に固定することができる。
横柱20は、中空筒状に形成されており、支持筒12から水平方向に延びるように一端部が支持筒12の外周面に固定されて、支柱10に上下動可能となるように支持されている。横柱20は、単一のものであってもよいが、本実施形態においては支持筒12の水平方向両側に設けられており、各横柱20に後述する係合部材30を取り付けることができる。横柱20の張り出し幅は、作業者が通過する空間を確保するため、支持体2が設置される畝などの幅よりも若干小さくなるように設定することが好ましい。
係合部材30は、保持部材40と係合する係合部32と、係合部32を支持する筒状の摺動部34と、摺動部34に螺合される蝶螺子36とを備えている。係合部32は、竹材などからなる棒状の保持部材40を内部に保持できるように、上部が開口する円弧状に形成されている。係合部32の構成は、保持部材40を支持可能であれば特に限定されるものではなく、例えば、保持部材40が紐状に形成されている場合には、係合部32が保持部材40を挟持可能な構成であってもよい。摺動部34は、横柱20に摺動可能に外嵌されており、蝶螺子36の先端部を摺動部34の内周面側に突出させることで、蝶螺子36の先端を横柱20の外周面に当接させて、摺動部34を横柱20に沿った任意の位置に固定することができる。
横柱20に取り付ける係合部材30の数は、特に限定されないが、支柱10を挟んで両側にそれぞれ配置されることが好ましい。また、本実施形態のように、係合部材30を支柱10を挟んで両側にそれぞれ複数配置することも可能である。係合部材30は、必要に応じて横柱20の先端側から挿入し、あるいは抜き取ることができる。
以上の構成を備える植物の倒伏防止具1は、複数の支持体2を、畝などに沿って間隔をあけて配置し、各支持体2の係合部材30により保持部材40を支持する。図3(a)に示すように、定植直後などで植物Pの丈が低い場合には、支柱10の両側にある係合部材30,30を互いの間隔が狭まるように移動させて、保持部材40,40間に植物Pを挟持する。植物Pが成長して丈が高くなると、植物Pの上部を支える必要があるため、支持筒12を固定する蝶螺子14を緩めて、支持筒12および横柱20,20を上昇させる。
本実施形態の植物の倒伏防止具1は、係合部材30が横柱20に沿って水平移動可能に構成されているため、横柱20を上昇させる際に、摺動部34を固定する蝶螺子36を緩めて係合部材30,30の間隔を一旦大きく拡げることが可能である。これにより、成長に伴い側方に張り出した植物Pの枝などが横柱20,20と干渉して横柱20,20の上昇を妨げるのを防止することができ、成長した植物Pを支持するのに適した高さ位置で横柱20,20を固定することができる。この後、係合部材30,30を互いの間隔が狭まるように移動させて、保持部材40,40間に植物Pを挟持する位置で蝶螺子36を締めて摺動部34を横柱20,20に固定することにより、植物Pを支持することができる。本実施形態のように、係合部材30が支柱10の両側にそれぞれ複数配置された構成においては、他の係合部材30についても同様の操作を行うことで、隣接する各係合部材30,30間にそれぞれ異なる植物を支持することができる。
このように、本実施形態の植物の倒伏防止具1によれば、種々の植物の成長に合わせて保持部材40,40の高さ調整や間隔調整を容易に行うことができるので、このような調整を定期的あるいは強風時等に行うことで、植物の倒伏を確実に防止することができる。また、支持体2の設置も容易であることから、台風の接近前など必要時に迅速に作業を行うことができる。
本発明の植物の倒伏防止具は、倒伏するおそれがある種々の植物に適用可能であるが、特に、黒豆や空豆などの一年草作物を支持するのに好適である。
1 植物の倒伏防止具
2 支持体
10 支柱
12 支持筒
14 蝶螺子
20 横柱
30 係合部材
32 係合部
34 摺動部
36 蝶螺子
40 保持部材

Claims (3)

  1. 互いに間隔をあけて配置され、それぞれ直線状の保持部材を支持する複数の支持体を備える植物の倒伏防止具であって、
    前記支持体は、地面に垂直に立設される支柱と、前記支柱に水平に支持される横柱とを備え、
    前記横柱は、前記支柱に上下移動可能に取り付けられ、前記保持部材を支持する係合部材を備えており、
    前記係合部材は、前記横柱に水平移動可能に取り付けられている植物の倒伏防止具。
  2. 前記横柱は、前記支柱から両側に延びるように設けられており、
    前記係合部材は、前記支柱を挟んで両側にそれぞれ配置されている請求項1に記載の植物の倒伏防止具。
  3. 前記係合部材は、前記横柱に対して蝶螺子により任意の位置で固定できるように構成されている請求項1または2に記載の植物の倒伏防止具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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