JP4679532B2 - 表示方法及び表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、表示方法及び表示装置に係り、特にユーザに表示する画面に所定のタイミングでエフェクトを付与する表示方法及び表示装置に関する。
近年、液晶テレビやPDP(プラズマディスプレイパネル)テレビ等の薄型受像表示装置(以下単に「薄型テレビ」という)の大型化が進み、サイズが50(インチ)型のテレビも、一般消費者が購入可能な価格になっている。そのような大型のテレビでは、臨場感溢れる環境で、様々なコンテンツを楽しむことができる。
例えば、家庭にいながら、まるで映画館にいるかのようにコンテンツを楽しむことができたり、競技場にいるかのようにスポーツ放送を楽しむことができたりする。
ところで、上述の薄型テレビ市場における製造メーカ各社の競争は熾烈を極めており、各社とも様々な技術を投入することで映像品位のさらなる向上を実現させ、他社との差別化を図っている。そのような状況において、ユーザの選択基準とし、表示品位などの基本性能はもちろんであるが、それ以外の付加機能についても重要になりつつある。
また、そのような付加機能として想定される技術の一つに、エフェクトの付与がある(特許文献1参照。)。この特許文献1に開示の技術では、ビデオカメラで撮影した映像に対して種々のフェードパターンを付与することができる。
特公平8−8660号公報
上記特許文献1に開示の技術では、ユーザが所望のフェードパターンを選択して、自ら撮影した映像にエフェクトを付与していた。しかし、映像編集を行う際には、非常に効果的な技術であるが、テレビ放送やDVD(Digital Versatile Disc)ビデオなどのコンテンツを単に視聴する際には、利用できないという課題があった。特に、テレビなどのコンテンツが流れている最中に中断することなく、表示エフェクトを付与するタイミングを適切に確定する技術が求められていた。EPG(電子番組表)により番組の開始時刻を特定することもできるが、テレビ放送では、冒頭にコマーシャルが挿入されることもあり、コンテンツによっては、その本編の開始時刻との間にずれが生じることがあった。また、レンタルDVDなどでは、やはり、本編に先立ちコマーシャルが挿入されることがあり、同様の課題が生じていた。
本発明はこのような状況に鑑みなされたものであって、その目的は、ユーザに表示するコンテンツに対し、そのコンテンツに適した表示エフェクトを適切なタイミングで付与する技術を提供することにある。
本発明に係る方法は、表示方法に関する。この表示方法は、コンテンツの本編に先立ち出力される開始パターンデータの有無を判定する工程と、前記開始パターンデータがあると判断される場合に、前記開始パターンデータの出現に合わせて、所定の表示エフェクトを表示する工程と、前記開始パターンデータと、予め保持している参照用データとを比較する工程とを有し、前記開始パターンデータが前記参照用データと一致した場合、前記表示エフェクトを付与する。
また、前記所定の表示エフェクト、前記開始パターンデータが流れている間に前記コンテンツに付与されてもよい。
本発明に係る装置は、表示装置に関する。この表示装置は、コンテンツの本編開始に先立ち出力される開始パターンデータを参照用データとして予め保持するパターンデータ保持部と、コンテンツのデータが入力された際に、前記参照用データを参照し、前記参照用データが前記コンテンツのデータに含まれるか否かを判定するデータ判定部と、前記開始パターンデータに前記参照用データが含まれると判定された場合、前記コンテンツの開始画面に表示エフェクトを付与するエフェクト付与部とを備える。
本発明によれば、ユーザが視聴するコンテンツに対して、所期のタイミングで、表示エフェクトを付与することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態(以下、単に「実施形態」という。)を、図面を参照して具体的に説明する。
本実施形態では、まず、コンテンツの開始時刻を特定し、開始時刻になったらコンテンツに幕を閉じた状態の表示エフェクトを付与する。つづいて、コンテンツがテレビ放送のシリーズの番組や映画のDVDビデオであれば、冒頭に特定の映像や音楽が流れることがある。例えば、映画番組である「ABCDロードショー」などといったシリーズの番組では、番組の冒頭で、シリーズに共通する特定映像や特定音楽を流すことがある。また、映画のDVDビデオでは、映画会社ごとに特有の映像や音楽が、コンテンツの冒頭に挿入されている。以下、コンテンツの冒頭の特定映像及び特定音楽をそれぞれ、「オープニング映像」及び「オープニング音楽」と呼ぶ。そのオープニング映像又はオープニング音楽の開始とともに、幕が開く表示エフェクトをコンテンツに付与する。
また、コンテンツの終了の際には、出演者や製作者等が記載されたエンドロール(エンドクレジット)と呼ばれる映像が表示されることがある。そのようなエンドロールが表示されたりエンディング音楽が流れたら、コンテンツの本編が終了したと判断して、幕が閉じる表示エフェクトをコンテンツに付与する。以下、エンドロールをエンディング映像と呼ぶ。以下、オープニング映像やオープニング音楽を「開始パターンデータ」と呼び、エンディング映像やエンディング音楽を「終了パターンデータ」と呼ぶ。さらに、開始パターンデータ及び終了パターンデータをまとめて、特定用データ(パターンデータ)と呼ぶ。
図1は、本実施形態に係るテレビ10の構成を示す機能ブロック図である。なお、本実施形態はテレビに限らず、ビデオ装置などの映像を表示する装置に適用可能である。
テレビ10は、チューナ11と、主制御部15と、表示制御部20と、外部入力部16と、操作取得部17と、表示部18とを備える。テレビ10は、さらに、エフェクト付与部30を備える。主制御部15は、テレビ10の各構成要素の動作を制御したり、タイマー機能により時刻管理を行う。主制御部15や、表示制御部20や、エフェクト付与部30は、例えば、CPU(中央演算装置)等のLSI(大規模集積回路)やメモリ、及びそのメモリに記憶されてそれぞれの機能を実行するプログラムにより実現される。
チューナ11は、アンテナ19に接続されており、地上デジタル放送を受信及び復号する。チューナ11は、受信部12と復号処理部13とを備える。受信部12は、所望のチャンネルを選局し、復調処理や誤り訂正処理を行い、放送局から送出されたTS(トランスポート・ストリーム)を抽出する。また、復号処理部13は、多重化されているTSを目的別に分離し、映像データ及び音声データを復号するとともに、それらデータ以外の例えばデータ放送のデータを主制御部15へ出力する。また、復号した映像データは、表示制御部20へ出力される。
外部入力部16は、例えばビデオ装置やDVDプレーヤなどの外部映像装置42から所望のコンテンツを取得し、取得したコンテンツのデータを表示制御部20へ出力する。操作取得部17は、テレビ10に備わるスイッチなどの所定のインタフェイス(図示せず)によりユーザの直接の操作を受け付けたり、リモコン43による間接の操作を受け付ける。
表示制御部20は、セレクタ21と、映像構築部22と、エフェクト制御部23とを備える。セレクタ21は、チューナ11又は外部入力部16を選択し、表示部18に接続する。映像構築部22は、例えば必要に応じてデータ放送の内容を反映させた画面を合成したり、選択しているチャンネルの番号や時刻を付与するなどして表示部18に最終的に表示すべき映像を構築する。また、エフェクト制御部23は、以下に述べるエフェクト付与部30で決定された表示エフェクトをコンテンツに付与する。
また、エフェクト付与部30は、コンテンツ判定部31と、コンテンツ特定部32と、パターン選択部33と、パターン取得部34とを備える。エフェクト付与部30は、さらに、エフェクト格納部35と、特定用データ記憶部36と、ジャンル特定部37と、特定用データ取得部38とを備える。
コンテンツ判定部31は、チャンネルが変更されたり、接続が外部映像装置42に切り替わったり、コンテンツの開始又は終了時刻が近づいたりしたタイミングで、コンテンツに表示エフェクトを付与するか否かを決定し、付与すべき表示エフェクトをエフェクト制御部23に通知する。
その判断として、地上デジタル放送のコンテンツであれば、TSに含まれる情報配列情報SIやEPGの情報を、主制御部15を介してチューナ11から取得し番組開始時刻や終了時刻を参照することで、コンテンツ判定部31は判断する。また、外部映像装置42のコンテンツが再生されている場合、コンテンツ判定部31は、外部映像装置42からコンテンツの長さ(時間)やチャプターなどの進行度合いを取得して判断する。また、音声信号が例えばステレオから5.1chに変化したタイミングにより、コンテンツの再生の開始や終了を判断してもよい。
また、コンテンツ特定部32は、EPGを参照してコンテンツの番組タイトルを特定する。また、外部映像装置42で再生されているコンテンツの場合、つまり、セレクタ21が外部入力部16を選択している場合、その旨を取得する。また、コンテンツ特定部32は、コンテンツのジャンルを特定する。具体的には、地上デジタル放送のコンテンツであれば、TSに含まれる番組配列情報SIやEPGをもとに、コンテンツのジャンルとして、例えば「映画」や「スポーツ」、「ドラマ」などと特定する。また、コンテンツ特定部32は、後述の特定用データ記憶部36に保持されているリストテーブルに記載された特定用データと、再生されているコンテンツとが一致するか否かを比較し、コンテンツの本編が開始または終了したか否かを判断する。一致するか否かの比較は、公知の画像マッチング手法や音声マッチング手法によって実現できる。例えば、輝度や色相が一致する画素を判定し、1フレーム内で一致すると判定された画素が全体の80%以上であれば、特定用データと、再生されているコンテンツとが一致したと判断される。
さらに、コンテンツ特定部32は、パターンデータの進行管理を行うことができる。具体的には、コンテンツ特定部32は、オープニング映像や音楽、さらにエンディング映像や音楽と、特定用データとを比較し、オープニング映像や音楽、さらにエンディング映像や音楽の終了タイミングを特定する。特定されたタイミングをもとに、エフェクト制御部23はその表示エフェクトの付与スピードを制御する。例えば、表示エフェクトが、映画館の幕を開幕することを想定したものであれば、コンテンツ特定部32はオープニング映像や音楽が終了するタイミングを特定し、エフェクト制御部23はそのタイミングで幕が開ききるように、表示エフェクトの付与スピードを制御する。また、表示エフェクトが終了する前に、コンテンツの本編が開始してしまった場合には、以降の開幕表示を早めたりスキップしたりすることで、速やかに幕を開ききるように、表示エフェクトの付与は制御される。なお、本編の開始や終了の判断は、例えば、パターンデータの照合のほかに、一般的なシーンチェンジ判定手法を用いることでも実現できる。
特定用データ記憶部36は、特定用データ、つまり、コンテンツの冒頭に流れるオープニング映像やオープニング音楽、エンディングに流れるエンディング映像やエンディング音楽を、マッチング処理に利用できるよう、ユーザの操作によって所定のファイル形式で記憶し蓄積する。なお、特定用データは、例えば、映像であれば、動画であってもよいし、静止画であってもよく、静止画の場合複数フレーム分のデータであってもよい。マッチング処理に好ましい形式であればよく、例えば、画像間で所定の特徴量の相関をとる場合であれば、その特徴量に変換して記憶されてもよい。さらに、どのような特定用データが保持されているかのリストが書き込まれたテーブル(以下、「リストテーブル」と呼ぶ。)が、保持される。また、音楽のマッチングは、同じ波形が出現したか否かによって、コンテンツと特定用データが一致したと判断される。なお、表示エフェクトの付与スピードが制御される場合には、特定用データは、表示時間と関連づけられて記憶される。特に、特定用データが、オープニング映像等を完全な長さで記録されていない場合、その特定用データがどのタイミングの部分であるかの時間情報も記憶される。この時間情報を参照することで、コンテンツ特定部32は、パターンデータの進行管理を行うことができる。
図2は、特定用データ記憶部36に保持されているリストテーブルの一例を示している。図2(a)は、特に、テレビ放送に対応したリストテーブル、つまり、チューナ11により取得されたコンテンツに対応したリストテーブルである。テレビの番組(コンテンツタイトル)ごとに、ジャンル、オープニング映像及び音楽の参照用ファイル名、エンディング映像及び音楽のファイル名、コンテンツのジャンルに対応づけられたエフェクトコードが書き込まれている。また、項目「アドレス」には、上記の各ファイルが記憶されている領域として、特定用データ記憶部36の記憶領域におけるアドレスの先頭部分が書き込まれている。コンテンツ特定部32は、そのアドレスをキーとして、必要なファイルを作業領域に読み出し、その作業領域でマッチング処理を行う。
例えば、リストテーブルの一番上に記載されている、コンテンツタイトルが「ABCDロードショー」について、ジャンルが「映画」、オープニング映像のファイル名が「ABCD_11.xxx」であり、アドレス「00000」が記憶されている領域の先頭である。また、エフェクトコードは、ジャンルが「映画」を示す「01」である。なお、エンディング音楽の項目欄には「−」と書き込まれており、コンテンツタイトル「ABCDロードショー」のエンディング音楽ファイルは、特定用データ記憶部36には記憶されていないことが示されている。
図2(b)は、特に、外部映像装置42から取得するコンテンツに対応したリストテーブルである。例えば、外部映像装置42で再生されたコンテンツに、「WXYZ_21.xxx」のファイルの映像と同じシーンが出現したら、映画会社「WXYZムービー」の作品(コンテンツ)が開始されたと判断される。
特定用データ取得部38は、上述の特定用データを、外部映像装置42や、外部記憶装置44や、チューナ11から取得する。
パターン選択部33は、コンテンツ特定部32で特定されたコンテンツのジャンルに応じた表示エフェクトを、リストテーブルのエフェクトコードを参照して決定する。この表示エフェクトは、エフェクトコードと関連づけられてエフェクト格納部35に複数記録されている。表示エフェクトとして、例えば、コンテンツのジャンルが映画、つまりエフェクトコードが「01」であれば、現実の映画館における開幕や閉幕を想起させる映像が表示エフェクトとなる。他に、コンテンツのジャンルが「サッカー」であれば、球技場やサッカーボールなどの映像をフェードイン及びフェードアウト、ワイプイン及びワイプアウトさせてもよい。なお、表示エフェクトのパターンとジャンルの対応は、ユーザから指定を受けてもよいし、予め初期パターンとして設定されていてもよい。なお、表示エフェクトのパターンは、コンテンツの開始及び終了のタイミングで異なってもよい。さらに、ジャンルが特定できない場合には、汎用的な表示エフェクトが付与されてもよい。また、コンテンツ(番組)に関連づけて表示エフェクトが記録されてもよい。その場合、ジャンルに優先して番組に関連づけられた表示エフェクトが付与されればよい。
パターン取得部34は、メモリカード等の外部記憶装置44から表示エフェクトのパターンを取得し、番組タイトル又はジャンルと関連づけてエフェクト格納部35に記憶させる。したがって、視聴者は、予めテレビ10が備える表示エフェクトのパターンの他に、好みのパターンをコンテンツに付与できる。
以上の構成による、コンテンツに対して開始又は終了タイミングにおける表示エフェクトの付与の工程を説明する。
最初に、図3のフローチャートを参照して、コンテンツとしてチューナ11で地上デジタル放送の番組を視聴する場合について説明する。このフローチャートによる処理は、コンテンツに表示エフェクトを付与するモード(「エフェクト付与モード」ともいう)が、ユーザによって選択されている場合に実行される。
チューナ11で選局されているチャンネルにおいて、次のコンテンツの開始時刻の所定時間前、例えば1分前になると、コンテンツ判定部31は当該次のコンテンツに関する情報をEPGより取得する(S10)。取得する情報として、コンテンツのタイトル及びジャンル、開始時刻及び終了時刻である。
コンテンツ判定部31は、次の番組が表示エフェクトの付与対象であるか否かを判定する(S12)。表示エフェクトの付与対象であるか否かの判断は、まず、コンテンツのタイトルが、図2に示した、特定用データ記憶部36に保持されているリストテーブルに含まれているか否かによってなされ、含まれていない場合は、さらに、番組のジャンルが「映画」であるか否かによってなされる。なお、対象となる番組のジャンルは一つに限らず複数であってもよく、また、ユーザから指定を受けてもよい。
次のコンテンツが、表示エフェクトの付与対象である場合(S12のY)、コンテンツ判定部31は、コンテンツのタイトルが上記のリストテーブルに含まれており、さらにオープニング映像が含まれているか否かを判断する(S14)。オープニング映像がリストテーブルに含まれている場合(S14のY)、表示エフェクトの付与は、コンテンツの開始時刻まで待機される(S16のN)。
コンテンツの開始時刻となると(S16のY)、図4(a)に示すように、エフェクト制御部23は番組に幕を閉じた状態の表示エフェクトをコンテンツに付与する(S18)。
そして、コンテンツ特定部32は、コンテンツの映像と特定用データ記憶部36に保持されているオープニング映像とを比較し(S20)、コンテンツの本編が開始したか否かを判断する(S22)。コンテンツの映像にオープニング映像と同一映像が出現し、本編が開始したと判断されると(S22のY)、図4(b)に示すように、エフェクト制御部23は、幕を閉じた状態から徐々に開いていくように、コンテンツに対して表示エフェクトを付与する(S24)。幕が完全に開くと、エフェクト制御部23は、図4(c)に示すように、コンテンツの両サイドに開いた状態に幕を表エフェクトとして付与する(S26)。
なお、表示されているコンテンツに、オープニング映像と同一映像が出現したか否かの判断は、完全に同一である必要はない。例えば、表示されるコンテンツの冒頭の映像には、コンテンツのサブタイトルが含まれることにより、オープニング映像が完全には一致しないことがある。そこで、テキストを除いた映像が、同一であると推定される場合は、コンテンツの映像にオープニング映像と同一映像が出現したと判断してもよい。なお、後述するエンディング映像に関しても、同様である。さらに、比較の対象は、全体でなく一部分であってもよく、また、所定の映像やテキストが含まれているか否かを比較してもよい。
S22の処理の説明に戻り、本編がまだ開始されていない場合(S22のN)、コンテンツ判定部31は、コンテンツの表示が開始されてから所定時間、例えば、1分経過したか否かを判断する(S28)。所定時間経過している場合(S28のY)、エフェクト制御部23は幕を開いた状態を表示する(S26)。このような処理を行うことで、本編の開始が判別できなかった場合や、オープニング映像が変更されていたり、スキップされた場合などに、強制的にコンテンツの表示を開始できる。なお、所定時間経過していない場合は(S28のN)、S20の処理に戻る。
S14の処理の説明に戻り、オープニング映像がリストテーブルに含まれていないと判断された場合(S14のN)、コンテンツの開始時刻の所定時間前、例えば30秒前まで表示エフェクトは付与されず(S30のN)、開始時刻の所定時間前になると(S30のY)、エフェクト制御部23は、コンテンツに幕を閉じた状態の表示エフェクトを付与する(S32)。
この状態でコンテンツの開始時刻まで待機し(S34のN)、開始時刻になると(S34のY)、エフェクト制御部23は、幕が徐々に開いていく表示エフェクトをコンテンツに付与し(S24)、開ききったらコンテンツの両サイドに幕を開いた状態で表示させておく(S26)。なお、このとき、コンテンツ判定部31はオープニング映像の進行度合い特定することで本編の開始タイミングを推定し、エフェクト制御部23は、その推定されたタイミングを受けて幕が開くスピードを調整してもよい。
以上の処理を行うことで、コンテンツの本編が開始するタイミングで、コンテンツに表示エフェクトを付与することができる。また、コンテンツの本編の開始が特定できない場合であっても、コンテンツ全体としては、表示が開始されるタイミングで、表示エフェクトを付与することができる。これによって、例えば、表示部18が大型の表示パネルであり、表示エフェクトが幕であるような場合、家庭にいながら、映画館において映画が開始する場面の雰囲気を醸し出すことが可能となる。
つづいて、コンテンツが終了する際に、表示エフェクトを付与する処理について、図5のフローチャートを参照して説明する。
まず、コンテンツ判定部31は、現在のコンテンツがエフェクトの付与対象であるか否かを判断する(S50)。この判断は、図3で示したフローチャートにおける、コンテンツが開始する際にエフェクトの付与対象であるか否かの判断結果を利用してもよい。コンテンツがエフェクトの付与対象でない場合(S50のN)、この処理は終了する。
コンテンツ判定部31は、コンテンツの終了時刻の所定時間前、例えば終了時刻5分前になると現在のコンテンツのエンディング映像がリストテーブルに含まれているか否かを判断する(S52)。この判断は、図3で示したフローチャートにおける、リストテーブルに含まれているか否かの判断時になされてもよく、その場合は、判断結果を示す所定のフラグを設定すればよい。
エンディング映像がリストテーブルに含まれている場合(S52のY)、コンテンツ特定部32は、エンディング映像とコンテンツの映像とを比較し、コンテンツにエンディング映像が出現するのをチェックし(S54)、コンテンツの本編が終了となるか否かを判断する(S56)。
コンテンツの本編が終了すると判断された場合、つまり、図6(a)に示すように、エンディング映像が出現したら、図6(b)に示す状態のようにエフェクト制御部23はコンテンツに幕を徐々に閉じる表示エフェクトを付与し、図6(c)に示すように、幕が閉じた状態にする(S58)。なお、このとき、コンテンツ判定部31はエンディング映像の進行度合い特定することでエンディング映像の終了タイミングを推定し、エフェクト制御部23は、そのタイミングの特定をうけて幕が閉じるスピードを調整してもよい。
S56の処理において、本編がまだ終了でないと判断された場合、つまりコンテンツのエンディング映像が出現しない場合(S56のN)、コンテンツ判定部31は終了時刻となったか否かを判断する(S60)。ここで終了時刻は、ユーザがコンテンツが終了したと実質的に認識できるタイミングであればよく、EPGの終了時刻であってもよいし、その終了時刻より所定時間前、例えば、10秒前であってもよい。終了時刻になっていない場合(S60のN)、エンディング映像が出現したか否かの判断に戻る(S54)。
終了時刻になった又は経過したと判断された場合(S60のY)、エフェクト制御部23は、コンテンツに幕が徐々に閉じる表示エフェクトを付与する(S58)。このような処理をすることで、本編の終了が判別できなかった場合や、エンディング映像が変更されていたり、スキップされた場合などに、番組が終了した旨をユーザに伝えることができる。
S52の処理の説明に戻り、エンディング映像がリストテーブルに含まれていない場合(S52のN)、終了時刻まで表示エフェクトがコンテンツの両サイドに表示された状態が継続する(S62のN)。コンテンツの終了時刻になると(S62のY)、エフェクト制御部23はコンテンツに対して幕が徐々に閉じる表示エフェクトを付与する(S58)。以上により、図5に示したフローによる処理が終了する。
つづいて、外部映像装置42からコンテンツが映画であるDVDビデオを取得し再生する場合について、図7を参照して説明する。ここでも、テレビ10においては、エフェクト付与モードが選択されているものとする。
まず、外部映像装置42からコンテンツが送られてくると、エフェクト制御部23は、コンテンツに対して幕を閉じた状態のエフェクトを付与する(S70)。つづいて、コンテンツ特定部32は、特定用データ記憶部36に記憶されているオープニング映像から、映画会社のオープニング映像を選択する(S72)。さらに、コンテンツ特定部32は、コンテンツとオープニング映像とを比較し、選択したオープニング映像が出現するのを確認し(S74)、コンテンツの本編が開始したか否かを判断する(S76)。なお、選択されるオープニング映像は、複数であってもよい。本編が開始していない場合(S76のN)、エフェクト制御部23は、オープニング映像が出現するかの確認を継続する(S74)。
コンテンツの本編が開始したと判断された場合(S76の)、エフェクト制御部23はコンテンツに対して幕を徐々に開く表示エフェクトを付与する(S78)。
なお、コンテンツの終了に関しては、エンドロールの表示が開始されたか否かを判断し、表示が開始されたと判断されたら、コンテンツに対して幕を閉じる表示エフェクトを付与する。このように、映画をDVDビデオで視聴する場合、各映画会社特有のオープニング映像がコンテンツに出現することを確認することで、コンテンツの本編の開始タイミングを特定できる。また、エンドロールを確認することで、コンテンツの本編の終了タイミングを特定できる。
以上、本実施形態によれば、コンテンツに、そのジャンルに応じた表示エフェクトを、適当なタイミングで付与することができる。これによって、ユーザに対してコンテンツを
より楽しむ手段を提供できる。特に、液晶テレビなどの薄型表示装置では、サイズが50(インチ)型を越えるものが、一般消費者に購入されるようになっている。そこで、映画などのジャンルのコンテンツを視聴する際に、上述のような大型の画面に開始や終了のタイミングで幕を表示する場合、家庭にいながら映画館にいるような臨場感を視聴者に提供できる。また、特に、コマーシャルが挿入されることなどによって、コンテンツの開始及び終了時刻と、コンテンツの本編の開始及び終了時刻とに、時間のずれがある場合であっても、コンテンツの本編の開始時刻又は終了時刻に、表示エフェクトを付与する
以上、本発明を実施形態をもとに説明した。この実施形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本発明は、テレビなどの表示装置に広く利用できる。
本発明の実施形態に係るテレビの機能ブロック図である。 特定用データ記憶部に保持されているリストテーブルの一例を示す図である。 チューナから取得したコンテンツが開始する際に、表示エフェクトを付与する処理を示すフローチャートである。 コンテンツが開始する際に付与される表示エフェクトの一例を示す図である。 チューナから取得したコンテンツが終了する際に、表示エフェクトを付与する処理を示すフローチャートである。 コンテンツが終了する際に付与される表示エフェクトの一例を示す図である。 外部映像装置から取得したコンテンツが開始する際に、表示エフェクトを付与する処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10・・・テレビ(表示装置)、 11・・・チューナ、 12・・・受信部、 13・・・復号処理部、 15・・・主制御部、 16・・・外部入力部、 17・・・操作取得部、 18・・・表示部、 20・・・表示制御部、 21・・・セレクタ、 22・・・映像構築部、 23・・・エフェクト制御部、 30・・・エフェクト付与部、 31・・・コンテンツ判定部、 32・・・コンテンツ特定部(データ判定部)、 33・・・パターン選択部、 34・・・パターン取得部、 35・・・エフェクト格納部、 36・・・特定用データ記憶部(パターンデータ保持部)、 37・・・ジャンル特定部、 38・・・特定用データ取得部、 42・・・外部映像装置、 43・・・リモコン、 44・・・外部記憶装置

Claims (3)

  1. コンテンツの本編に先立ち出力される開始パターンデータの有無を判定する工程と、
    前記開始パターンデータがあると判断される場合に、前記開始パターンデータの出現に合わせて、所定の表示エフェクトを表示する工程と
    前記開始パターンデータと、予め保持している参照用データとを比較する工程とを有し、
    前記開始パターンデータが前記参照用データと一致した場合、前記表示エフェクトを付与することを特徴とする表示方法。
  2. 前記所定の表示エフェクトは、前記開始パターンデータが流れている間に前記コンテンツに付与されることを特徴とする請求項1に記載の表示方法。
  3. コンテンツの本編開始に先立ち出力される開始パターンデータを参照用データとして予め保持するパターンデータ保持部と、
    コンテンツのデータが入力された際に、前記参照用データを参照し、前記参照用データが前記コンテンツのデータに含まれるか否かを判定するデータ判定部と、
    前記開始パターンデータに前記参照用データが含まれると判定された場合、前記コンテンツの開始画面に表示エフェクトを付与するエフェクト付与部と
    を備えることを特徴とする表示装置
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