JP4679140B2 - 幅木出隅部材の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、壁や建具などの床側出隅に取り付ける幅木出隅部材の製造方法に関する。ここで、幅木とは、壁と床の交差部分に用いられる幅木のほか、腰壁と床の交差部分に用いられる腰壁用幅木なども含むものである。
壁や建具などの床側に取り付けられる幅木部材として、細長板状の幅木本体と、この幅木本体に対して上下方向にスライド可能に嵌合される可動部材とを有して構成されるものが、下記特許文献1などに知られている。 このような構成の幅木部材によれば、壁や建具などの床側に固定された幅木部材本体に対して可動部材を上下方向にスライドさせることによって不陸調整を行うことができる。
特開平7−109822号公報
このような構成の幅木部材を出隅部に取り付けようとする場合、幅木本体及び可動部材の各部材の長手方向端部を、突き合わせ接合ができるように施工現場で形状加工し、これら端部の切口に接着剤を塗布して突き合わせて出隅角度に適合させていた。
このような現場での端部形状加工は煩雑であり、加工精度が劣ると見栄えの悪いものとなってしまう。
また、幅木本体は主として木質系材料を芯材としてその表面に化粧シートを貼着して形成されているので、上記接着剤としては木質系材料の接着に適したものが選択されるが、可動部材として樹脂材料で形成されたものが使用される場合、同接着剤では可動部材の端部切口同士を接着するための十分な接着強度が得られない。このため、可動部材においては、出隅部分の先端を境にして左右2つの部材が切断された状態となりやすく、出隅角部の左右2つの部材が各々勝手にスライドしてズレを生じ、このズレが目立って見栄えが悪くなるという問題があった。
したがって、本発明の課題は、上記従来技術の問題点を解消し、施工現場で簡単に取付可能であり、しかも見栄えの良い施工状態が得られるような幅木出隅部材の製造方法を提供することである。
上記課題を解決するため、本発明は、幅木本体と、該幅木本体の下端部前面側を覆う前面側嵌合片と該幅木本体の下端部裏面側を覆う裏面側嵌合片とこれら前面側嵌合片と裏面側嵌合片とを連結する連結片とを有し、これらによって形成された上面開口の嵌合凹部に幅木本体の下端部を嵌合することにより幅木本体に対して上下スライド移動可能である可動部材と、を備えた幅木出隅部材を製造するための方法であって、幅木本体の裏面側から、切り込み先端の間隔がYとなるようにして2つの略V字形状の切り込みを入れるとともに、可動部材の裏面側から、切り込み先端の間隔がX(X>Y)となるようにして2つの略V字形状の切り込みを入れ、その際、可動部材の裏面側からの2つの略V字形状の切り込みによって与えられる可動部材の前面側嵌合片の内側幅(H1−H2)が、幅木本体の切り込み先端の間隔Yと略等しい寸法となるように、可動部材の切り込み先端の間隔Xを設定し、切り込み位置を合わせた状態で幅木本体の下端部に可動部材を嵌合し、これら両部材を切り込み位置で折り曲げることを特徴とする。
本発明の好ましい実施形態によれば、幅木本体及び可動部材を所要の長さより長めにしておき、これらを嵌合状態にして前記各切り込みに沿って折り曲げ、その折り曲げ状態を治具などで保持しながら、両部材の両端部を所定の長さに切断して面一に揃え、折り曲げ状態から展開状態に戻して梱包・出荷する。
本発明によれば、両部材の裏面側から形成される切り込みの先端の間隔X,Yが上記のように設定されているので、切り込み位置を合わせて嵌合した後に切り込み位置で折り曲げたときに、両部材の接触面が一直線上に整列する。したがって、折り曲げに支障を来すことなく現場での取付作業を簡単に行うことができ、且つ、見栄えの良い施工状態が得られる。構造が単純な出隅部材が得られる。
以下、本発明に係る幅木出隅部材の製造方法の実施形態について、添付図面に基いて詳細に説明する。なお、図1〜8において同一または同等部分には同一符号を付けて示す
図1は、この実施形態で製造される幅木出隅部材を示す断面図である。この幅木出隅部材1は、壁や建具などの床側出隅に用いられる出隅部材、たとえば壁と床の交差部分に用いられる幅木、腰壁と床の交差部分に用いられる腰壁用幅木などである。この幅木出隅部材1は、幅木本体2と、この幅木本体2の下端部に対して上下方向にスライド可能に嵌合する可動部材3とを備える。
幅木本体2は、断面略矩形の細長板状体であって、下端部に可動部材3に嵌合される嵌合部21が形成される。幅木本体1の材質は、無垢の木材、合板、集成材、単板積層材(LVL)、木質繊維板(MDFなど)、パーティクルボードなどの木質系材料が一般に用いられるが、硬質塩化ビニール樹脂、ABS樹脂などの各種合成樹脂材料などの他の材質であっても良い。
幅木本体2の表面のうち少なくとも外部に露出する可能性のある部分は化粧面22とされることが好ましい。化粧面は、たとえば化粧シートの貼着によって形成することができる。化粧シートとしては、天然突板や人工突板、あるいは不織布、紙、PP(ポリプロピレン)樹脂、オレフィン樹脂、塩化ビニール樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂その他の合成樹脂などのシートを用いることができ、そのシート面には模様が形成ないし描かれていても良い。これらの化粧シートを幅木本体2の露出面に貼着することにより化粧面が形成される。あるいは、幅木本体2の表面に各種模様を印刷しても化粧面としても良い。
幅木本体2の下端裏面側には、可動部材3の裏面側嵌合片32の厚さと略同一またはそれよりも小さい深さ寸法に切り欠き23が形成されている。これにより、幅木本体2の下端嵌合部21に可動部材3を嵌着したときに、可動部材3の裏面側嵌合片32が切り欠き23に収容されるので、幅木本体2の裏面を壁面などに密接させて施工することが可能となる。
幅木本体2の前面には、意匠性を向上させる目的で、長手方向(幅方向)に連続する溝24が形成されている。この溝24の形状や本数は任意である。
可動部材3は、幅木本体2の下端嵌合部21の前面側を覆う前面側嵌合片31と、同下端嵌合部21の裏面側を覆う裏面側嵌合片32と、これら前面側嵌合片31と裏面側嵌合片32とを連結する連結片33とを有し、これらによって形成された嵌合凹部(符号なし)に幅木本体2の下端嵌合部21が嵌合されることにより、可動部材3が幅木本体2に対して上下スライド可能とされる。
可動部材3の前面側嵌合片31は室内側に露出する部分であるので、幅木本体2と意匠的統一性を持たせるため、その表面を、幅木本体2の化粧面22と同様の化粧面37としておくことが好ましい。
幅木本体2の下端嵌合部21及び可動部材3の嵌合凹部の形状は、幅木本体2の下端嵌合部21を相対的に上下スライド可能に嵌合するものであれば特に限定されない。図1では、切り欠き23によって肉厚を小さくされた下端部を嵌合部21とし、この板状の嵌合部21の肉厚と略同一の溝幅(前面側嵌合片31と裏面側嵌合片32との間の内寸)となるように、可動部材3が略樋状(コの字状断面形状)に形成されている。
前面側嵌合片31、裏面側嵌合片32及び連結片33は、硬質塩化ビニール樹脂、軟質塩化ビニール樹脂、ABS樹脂などの合成樹脂系材料、ステンレス、アルミニウムなどの金属系材料などによって一体形成される。
さらに、可動部材3は舌状片34を有することができる。舌状片34は、その形状が舌状で、その前面(表面)が前面側嵌合片31と略面一に、または前面側嵌合片31より内側(裏面側)に後退した位置において、下方に延長するとともに内側方向に向かうような形状に設けられることが好ましい。舌状片34が内側方向に向かう形状は、図1に示すように前面側に凸面状に反るような形状とすることができ、あるいは平面上に内側方向に向かう形状とすることができる。舌状片34は軟質材料で形成され、ジエン系のイソプレン、ブタジエン、スチレンブタジエン、クロロプレン、アクリロニトリルブタジエンなどの合成ゴムや非ジエン系のブチル、エチレンプロピレン、ウレタン、シリコンあるいはPP(ポリプロピレン)樹脂などの合成ゴムを使用することができる。舌状片34は、前面側嵌合片31、裏面側嵌合片32及び連結片33が軟質材料で形成されるときはこれらと一体に形成しても良く、あるいはこれらとは別部材として形成して接着剤などで接合しても良い。
このような断面形状の幅木出隅部材1を製造するに際して、幅木本体2と可動部材3の各々について、その裏面側から所定間隔で2つの略V字形状の切り込みを入れる。
図2は、裏面側から、切り込み先端の間隔をXとして2つの略V字形状の切り込み35,35を入れた後の可動部材3を示す前面図(a)、裏面図(b)および裏面図中A−A切断線による断面図(c)である。この実施形態において、切り込み35,35は各々45度の角度を有するV溝であり、垂直線に対して左右対称に形成されている。切り込み35,35の深さは、そのV溝の先端が前面側嵌合片31を貫通はしないが、後に該切り込みに沿って容易に折り曲げることができる程度の残部厚さ、たとえば0.05〜0.5mm、より好ましくは0.05〜0.3mm程度の残部厚さとなるように設けられる。可動部材3の前面側嵌合片31の化粧面37が化粧シートの貼着によって行われる場合は、該化粧シートの裏面に至る深さの切り込み35,35とすることが好ましい。
この実施形態において、舌状片34は、前面側嵌合片31の下端から下方に延長するにつれて内側方向に向かう湾曲形状を有するので、このような深さの切り込み35,35が可動部材3の裏面側から形成されることによって、その下端にはV字状の切り込み36,36が間隔をおいて2箇所に形成されることになる。また、切り込み35,35は可動部材3の裏面側から、それらの間に若干の間隔をおいて形成されるので、裏面側嵌合片32には、この間隔に応じた幅の残置片32’が残されている。
図3は、幅木本体2に裏面側から、切り込み先端の間隔をYとして2つの略V字形状の切り込み25,25を入れた後の幅木本体2を示す前面図(a)、裏面図(b)、裏面図中B−B切断線による断面図(c)および裏面図中C−C切断線による断面図(d)である。この実施形態において、切り込み25,25は各々45度の角度を有するV溝であり、垂直線に対して左右対称に形成されている。切り込み25,25の深さは、そのV溝の先端が幅木本体2を貫通はしないが、後に該切り込みに沿って容易に折り曲げることができる程度の残部厚さ、たとえば0.05〜0.5mm、より好ましくは0.05〜0.3mm程度の残部厚さとなるように設けられる。幅木本体2の前面に設けられる化粧面22が化粧シートの貼着によって行われる場合は、該化粧シートの裏面に至る深さの切り込み25,25とすることが好ましい。
幅木本体2の下端裏面側には切り欠き23によって肉厚が小さくされた嵌合部21が形成されるので、裏面側から切り込み25,25を入れると、切り欠き23のない上方部における裏面側の溝開口(図3(c))より、嵌合部21における裏面側の溝開口が幅狭となる(図3(d))が、切り込み25,25の溝先端間隔は上方部においても嵌合部21においても同一(Y)である。
図4は、幅木本体2に形成した切り込み25,25の溝先端間隔Yと可動部材3に形成した切り込み35,35の溝先端間隔Xとの関係を示す説明図である。幅木本体2の裏面側から2つの略V字形状の切り込み25,25を入れると、切り欠き23が形成されてない上方部におけるそれらの溝先端位置はE1,D1となり、嵌合部21におけるそれらの溝先端位置はE2,D2となり、溝先端間隔(E1−D1),(E2−D2)は前述のようにいずれも同一(Y)となる。また、可動部材3の裏面側からの2つの略V字形状の切り込み35,35を入れると、それらの溝先端位置F1,G1の間隔はXとなるが、ここでX>Yであり、これら切り込み35,35によって与えられる前面側嵌合片31の内側幅(H1−H2)が、幅木本体2の溝先端間隔Yと略等しい寸法となるように、可動部材3の溝先端間隔Xを設定する。
溝先端間隔X,Yが上記のような関係になるように幅木本体2と可動部材3とにそれぞれ裏面側からの切り込み25,25:35,35を入れた後、これらを図1に示すように嵌合させ、各々の切り込み位置を合わせて折り曲げることにより、この実施形態の幅木出隅部材1が得られる。
なお、幅木本体2への切り込み25,25と可動部材3への切り込み35,35は同一形状であるから、先端が45度に形成された回転刃2枚を同一軸に固定して、これらの切り込みを切削することができる。幅木本体2への切り込み25,25を切削するときには回転刃先端の間隔がYとなるように設置し、可動部材3への切り込み35,35を切削するときには回転刃先端の間隔がXとなるように設置する。
図5はこの幅木出隅部材1を壁面4,4の床側出隅5に取り付けた施工状態図であり、図6はその断面図である。可動部材3に裏面側から入れた切り込み35,35について、その前面側嵌合片31の内側幅(H1−H2)が幅木本体2の溝先端間隔Yと略等しい寸法となるように、その溝先端間隔Xが設定されているので、嵌合状態で切り込み25,25:35,35に沿って両部材を折り曲げると、切り込み35,35に沿って折り曲げられることによる可動部材2同士の外側接合面D,D及び内側接合面E,Eと、切り込み25,25に沿って折り曲げられることによる幅木本体2同士の接合面F,Fとが一直線上に整列することになり、施工が容易であり、且つ、見栄えの良い施工状態が得られる。
なお、幅木本体2の下端嵌合部21に可動部材3を嵌合させた状態で切り込み25,25:35,35に沿って両部材を折り曲げると、最も外側に位置する可動部材3の前面側嵌合片31と、中間に位置する幅木本体2と、最も内側に位置する可動部材3の裏面側嵌合片32の長手方向両端位置がずれることになる。このずれをあらかじめ計算で見込んで各部材の長さ寸法を設定しても良いが、より実際的には、各部材を所要の長さより長めにしておき、これらを嵌合状態で切り込み25,25:35,35に沿って折り曲げ、その折り曲げ状態を治具などで保持しながら、不揃いになっている両部材の両端部を所定の長さに切断して面一に揃えることが好ましい。さらに、このようにして各部材両端部を所定寸法に切断した後、折り曲げ状態から展開状態に戻して梱包・出荷することが好ましい。
図7は、本発明の別の実施形態における幅木本体2への切り込み25’,25’の溝先端間隔Yと可動部材3に形成した切り込み35’,35’の溝先端間隔Xとの関係を示す説明図である。この実施形態では、先述の実施形態におけると同様に、これらの切り込みを、各々45度の角度を有するV溝として垂直線に対して左右対称に形成するが、それらの溝間隔X,Yを小さくして全体を略W字形状の切り込みとし、且つ、その開口側に外側に45度開いた拡開面26,26:38,38を形成している。
切り込み25’,25’35’,35’をこのような形状としたときも、既述したように、可動部材3の裏面側からの切り込み35’,35’の溝先端間隔X(=F1−G1)を、幅木本体2の裏面側からの切り込み25’の溝先端間隔Y(=E1−D1,E2−D2)に対してX>Yとし、且つ、切り込み35’,35’によって与えられる前面側嵌合片31の内側幅(H1−H2)が、幅木本体2の溝先端間隔Yと略等しい寸法となるように、可動部材3の溝先端間隔Xを設定する。これによって、嵌合状態で切り込み25’,25’35’,35’に沿って両部材を折り曲げると、切り込み35’,35’に沿って折り曲げられることによる可動部材2同士の外側接合面D,D及び内側接合面E,Eと、切り込み25’,25’に沿って折り曲げられることによる幅木本体2同士の接合面F,Fとが一直線上に整列することになり、施工が容易であり、且つ、見栄えの良い施工状態が得られる。可動部材3における溝開口側の拡開面38,38は、切り込み35’,35’に沿って折り曲げたときに互いに接合面Gで接合する。
本発明の実施形態で製造される幅木出隅部材を示す断面図である。 図1の幅木出隅部材を構成する一部材である可動部材について、その裏面側から所定間隔で2つの略V字形状の切り込みを入れた後のものを示す前面図(a)、裏面図(b)およびA−A断面図(c)である。 図1の幅木出隅部材を構成するもう一つの部材である幅木本体について、その裏面側から所定間隔で2つの略V字形状の切り込みを入れた後のものを示す前面図(a)、裏面図(b)、B−B断面図(c)およびC−C断面図(d)である。 幅木本体に形成した切り込みの溝先端間隔と可動部材に形成した切り込みの溝先端間隔との関係を示す説明図である。 図1の幅木出隅部材を壁面床側の出隅に取り付けた施工状態図である。 図5の施工状態の断面図である。 異なる実施形態において切り込みの溝先端間隔の関係を示す図4と同様の説明図である。 図7の実施形態の施工状態断面図である。
符号の説明
1 幅木出隅部材
2 幅木本体
21 下端部(嵌合部)
22 化粧面
23 切り欠き
24 溝
25 ,25’ 切り込み
26 拡開面
3 可動部材
31 前面側嵌合片
32 裏面側嵌合片
33 連結片
34 舌状片
35,35’ 切り込み
36 切り欠き
37 化粧面
38 拡開面
4 壁面
5 出隅

Claims (2)

  1. 幅木本体と、該幅木本体の下端部前面側を覆う前面側嵌合片と該幅木本体の下端部裏面側を覆う裏面側嵌合片とこれら前面側嵌合片と裏面側嵌合片とを連結する連結片とを有し、これらによって形成された上面開口の嵌合凹部に幅木本体の下端部を嵌合することにより幅木本体に対して上下スライド移動可能である可動部材と、を備えた幅木出隅部材を製造するための方法であって、幅木本体の裏面側から、切り込み先端の間隔がYとなるようにして2つの略V字形状の切り込みを入れるとともに、可動部材の裏面側から、切り込み先端の間隔がX(X>Y)となるようにして2つの略V字形状の切り込みを入れ、その際、可動部材の裏面側からの2つの略V字形状の切り込みによって与えられる可動部材の前面側嵌合片の内側幅(H1−H2)が、幅木本体の切り込み先端の間隔Yと略等しい寸法となるように、可動部材の切り込み先端の間隔Xを設定し、切り込み位置を合わせた状態で幅木本体の下端部に可動部材を嵌合し、これら両部材を切り込み位置で折り曲げることを特徴とする、幅木出隅部材の製造方法。
  2. 幅木本体及び可動部材を所要の長さより長めにしておき、これらを嵌合状態にして前記各切り込みに沿って折り曲げ、その折り曲げ状態を治具などで保持しながら、両部材の両端部を所定の長さに切断して面一に揃え、折り曲げ状態から展開状態に戻して梱包・出荷することを特徴とする、請求項1記載の幅木出隅部材の製造方法。
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