JP2002129663A - 建築基礎パッキン用隙間調整具 - Google Patents

建築基礎パッキン用隙間調整具

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JP2002129663A
JP2002129663A JP2000327253A JP2000327253A JP2002129663A JP 2002129663 A JP2002129663 A JP 2002129663A JP 2000327253 A JP2000327253 A JP 2000327253A JP 2000327253 A JP2000327253 A JP 2000327253A JP 2002129663 A JP2002129663 A JP 2002129663A
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Japan
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gap
building foundation
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packing
gap adjusting
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JP2000327253A
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Kazuo Sakimoto
一夫 先本
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OSAKA JOYFULL KK
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OSAKA JOYFULL KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造によって土台と建築基礎パッキン
との間に発生する隙間を埋めて土台の支持に支障を来さ
ないようにする。 【解決手段】 コンクリート基礎等の建築基礎とその上
に取り付けられる土台との間に介在される建築基礎パッ
キン3において、建築基礎パッキン3とその上の土台と
の隙間に挿入される隙間調整具Sであって、建築基礎パ
ッキン3の左右端縁の上面壁3aと側面壁3bのうち、
その上面壁3aに挿入される隙間調整片4と該調整片に
対して下向きL字状に延びて前記側面壁3bに当接され
る位置決め片5とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、木造住宅のコンク
リート基礎等の建築基礎とその上に取り付けられ土台と
の間に介在させる建築基礎パッキンにおいて、土台と建
築基礎パッキンとの間に発生する隙間を埋めるための隙
間調整具に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】近年において、木造住宅に
おける床下換気工法として、コンクリート基礎とその上
に取り付けられる木製土台との間に、長手方向適当間隔
に厚板状の硬質合成樹脂成形物からなる建築基礎パッキ
ンを介在させることにより、該コンクリート基礎と木製
土台との間にスリット状の換気口を確保し、この換気口
を通して空気流通が行われ、これによって床下空気の滞
留を防止する方法が普及しつつある。
【0003】この建築基礎パッキンは当然のことながら
コンクリート基礎を打設形成した後に、その上に該パッ
キンを載置し、しかるのちに木製土台をパッキンを介し
てコンクリート基礎に取り付けられるのであるが、コン
クリート基礎は現場打設であるため、その上面が正確に
平坦に形成されるとは限らず、なだらかな凹凸状に形成
される場合があり、従って、その上に長手方向適当間隔
に基礎パッキンを載置して、木製土台を取り付けると、
長手方向の何れかの位置の基礎パッキンと木製土台との
間に隙間が発生して、木製土台の支持に支障を来す場合
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に鑑み、簡単な構造によって上記土台と建築基礎パッ
キンとの間に発生する隙間を埋めて土台の支持に支障を
来さないようにすることを目的とするもである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
参照符合を付して示すと、コンクリート基礎等の建築基
礎1とその上に取り付けられる土台2との間に介在され
る建築基礎パッキン3において、建築基礎パッキン3と
その上の土台2との隙間に挿入される隙間調整具Sであ
って、建築基礎パッキン3の左右端縁の上面壁3aと側
面壁3bのうち、その上面壁3aに挿入される隙間調整
片4と該調整片に対して下向きL字状に延びて前記側面
壁3bに当接される位置決め片5とからなる建築基礎パ
ッキン用隙間調整具に係る。
【0006】また請求項2に係る発明は、前記隙間調整
片4と位置決め片5とは互いに厚みを異に形成されてな
る請求項1に記載の建築基礎パッキン用隙間調整具に係
る。
【0007】また請求項3に係る発明は、前記隙間調整
片4と位置決め片5とは互いに反転させ前記隙間調整片
4を位置決め片5として、前記位置決め片5を隙間調整
片4として使用可能になっている請求項1または2に記
載の建築基礎パッキン用隙間調整具に係る。
【0008】また請求項4に係る発明は、前記隙間調整
片4と位置決め片5との何れか又は両方に、長手方向へ
の滑り移動を阻止するための滑り止め部6が形成されて
なる請求項1〜3の何れか記載の建築基礎パッキン用隙
間調整具に係る。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態の建
築基礎パッキン3と、該パッキン3の左右端縁の上面壁
3aと側面壁3bとにかけて配置される隙間調整具Sと
を示す。建築基礎パッキン3は硬質合成樹脂材によっ
て、図示のように、例えば左右長手方向の長さが200
mmで、室内外方向の長さが100mmで、厚みが20
mmものからなる厚板状乃至ブロック状のものに形成さ
れ、その厚み方向に略十字形のアンカーボルト挿通孔7
が透通形成され、その上面壁3aには換気用あるいは雨
水や結露水を排出するための浅い溝8が横縦に形成され
ている。
【0010】隙間調整具Sは、建築基礎パッキン3の左
右端縁の上面壁3aに沿う隙間調整片4とその長手方向
端縁から下向きに延びて側面壁3bに沿う位置決め片5
とによって、全体として断面が下向きL字状の硬質合成
樹脂帯板状物からなる。
【0011】図1又は図4に示すように、隙間調整具S
の隙間調整片4の幅の一例は15mmで、厚みD1は1
mmに形成され、位置決め片5の幅の一例は14mm
で、厚みD2は2mmに形成され、長さは10cmに形
成される。また隙間調整片4及び位置決め片5には、図
1及び図7に示すように、その長手方向適当間隔に両者
間にわたって、上面側が凹溝6aに裏面側が凸起6bと
なった滑り止め部6が形成され、なお両片4,5にはそ
の長手方向適当間隔に釘孔9が貫設されている。また隙
間調整片4と位置決め片5の長手方向両端部はその上面
側が先細テーパー面10aとなって先細挿入部10とな
っている。
【0012】従って、図2及び図3に示すように、コン
クリート基礎1の上に設置された建築基礎パッキン3と
その上面側の木製土台2との間に隙間Qが発生した場合
には、一対の隙間調整具Sを矢印aで示すように建築基
礎パッキン3の長手方向両側から隙間調整片4を適当な
打設工具を用いて隙間Qに挿入し、位置決め片5を建築
基礎パッキン3の側面壁3bに当接させることによっ
て、両隙間調整具Sの隙間調整片4は建築基礎パッキン
3の左右両端縁の上面壁3aに位置し、上記隙間Qを埋
めて木製土台2を建築基礎パッキン3の上面壁3aに確
実に支持することになる。更にまた、図1、図2、特に
図3の矢印bで示すように、一対の隙間調整具Sを室内
外方向から隙間Qにその先端部の先細挿入部10に案内
させて挿入することもできる。
【0013】また図5に示すように、隙間Qの大きさに
合わせて、2枚ないし4枚程度の複数の隙間調整具Sを
重ねて使用することもでき、隙間Qが3mmの場合には
隙間調整片4の厚みD1が1mmのものと、2mmのも
のを重ねて、また隙間Qが4mmの場合には厚みD1が
2mmのものを2枚重ねて使用することになる。この際
に、隙間調整具Sを構成する厚みD1が1mmの隙間調
整片4と、厚みD2が2mmの位置決め片5とを互いに
反転させて使用することによって、厚みD2が2mmの
位置決め片5が隙間調整片4となり、厚みD1が1mm
の隙間調整片4が位置決め片5となるように使用するこ
とができる。
【0014】図4、特に図6及び図7に示すように、複
数の隙間調整具Sを重ねて使用する場合には、上部側の
隙間調整具Sの凸起6bが下部側の隙間調整具Sの凹溝
6aに係合するようにした滑り止め部6によって、上下
の隙間調整具Sが互いにその長手方向に不測に移動する
ことがなく、安全に使用することができる。
【0015】なお、隙間調整片4又は位置決め片5には
釘孔9が形成されているため、該釘孔9から釘を建築基
礎パッキン3に打ち込むことができることによって隙間
調整具Sを確実に建築基礎パッキン3に固着することが
できる。
【0016】隙間調整具Sの隙間調整片4及び位置決め
片5の厚みD1,D2は自由に設定できることは勿論で
ある。
【0017】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、建築基礎
パッキンとその上の土台との間に施工不良により隙間が
発生した場合には、該隙間に隙間調整具を挿入すること
によって、建築基礎パッキンとその上の土台との間に隙
間を埋め、土台を建築基礎に対して安定して且つ強固に
取り付けることができる。更に、隙間調整具は、建築基
礎パッキンの左右端縁の上面壁と側面壁のうち、その上
面壁に挿入される隙間調整片と該調整片に対して下向き
L字状に延びて前記側面壁に当接される位置決め片とか
らなるため、隙間調整具は建築基礎パッキンの長手方
向、即ち左右方向からでも、あるんはこれに直交する方
向である室内外方向からでも、現場の作業条件に合わせ
て自由に上記隙間に挿入することができ、現場施工性に
優れている。更に隙間調整具は、その位置決め片によっ
て確実に建築基礎パッキンに位置決めされて配設される
ので、建築基礎パッキンへの配設作業が容易であり、配
設後に不用意に位置ずれを起こすこともない。また構成
も簡単であるから安価に製作することができる。
【0018】また請求項2に係る発明によれば、前記隙
間調整片と位置決め片とは互いに厚みを異に形成されて
なるため、隙間の大きさに合わせて隙間調整具を上下反
転して使用することによって、確実に上記隙間を埋める
ことができる。
【0019】また請求項3に係る発明によれば、前記隙
間調整片と位置決め片とは互いに反転させて前記隙間調
整片を位置決め片として、前記位置決め片を隙間調整片
として使用可能になっているため、上記のように両片の
厚みを互いに異に形成することによって、隙間調整具を
上下反転して使用したり、あるいは上記隙間に合致する
厚みの隙間調整片を備えるように複数の隙間調整具を重
ねて使用することによって、上記隙間を正確に埋めるこ
とができ、使用性に優れている。
【0020】また請求項4に係る発明によれば、前記隙
間調整片と位置決め片との何れか又は両方に、長手方向
への滑り移動を阻止するための滑り止め部が形成されて
なるため、複数の隙間調整具を重ねて使用する場合に、
上下の隙間調整具は互いに滑り止め部によって長手方向
への移動が規制され、不用意に位置ずれを起こすことが
なく安全に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の斜視図である。
【図2】 同使用状態を示す縦断正面図である。
【図3】 同使用状態を示す側面図である。
【図4】 本発明の一実施形態の隙間調整具の縦断正面
図である。
【図5】 同他の使用状態を示す縦断正面図である。
【図6】 本発明の一実施形態の隙間調整具を2枚重ね
て使用する状態を示す斜視図である。
【図7】 図6のP部分の拡大図である。
【符号の説明】
1 建築基礎 2 土台 3 建築基礎パッキン S 隙間調整具 4 隙間調整片 5 位置決め片 6 滑り止め部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート基礎等の建築基礎とその上
    に取り付けられる土台との間に介在される建築基礎パッ
    キンにおいて、建築基礎パッキンとその上の土台との隙
    間に挿入される隙間調整具であって、建築基礎パッキン
    の左右端縁の上面壁と側面壁のうち、その上面壁に挿入
    される隙間調整片と該調整片に対して下向きL字状に延
    びて前記側面壁に当接される位置決め片とからなる建築
    基礎パッキン用隙間調整具。
  2. 【請求項2】 前記隙間調整片と位置決め片とは互いに
    厚みを異に形成されてなる請求項1に記載の建築基礎パ
    ッキン用隙間調整具。
  3. 【請求項3】 前記隙間調整片と位置決め片とは互いに
    反転させ前記隙間調整片を位置決め片として、前記位置
    決め片を隙間調整片として使用可能になっている請求項
    1または2に記載の建築基礎パッキン用隙間調整具。
  4. 【請求項4】 前記隙間調整片と位置決め片との何れか
    又は両方に、長手方向への滑り移動を阻止するための滑
    り止め部が形成されてなる請求項1〜3の何れか記載の
    建築基礎パッキン用隙間調整具。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018178411A (ja) * 2017-04-05 2018-11-15 城東テクノ株式会社 基礎パッキン用スペーサ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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