JP4678704B2 - シートベルト装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、自動車等の車両のシートに付設されたシートベルト装置におけるバックルと車体に固定されてこのバックルを必要時に相対移動可能に支持するバックル支持部材等の互いに相対移動可能な2部材間に設けられ、少なくとも所定値以上の圧縮力が加えられたとき収縮するブーツを用いたシートベルト装置の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、互いに軸方向に相対移動可能な2部材間に蛇腹状の伸縮可能なブーツが設けられており、このブーツにより、2部材間が保護されている。このようなブーツは多くの分野にわたって使用されており、例えば、自動車等の車両のシートに付設されたシートベルト装置にも使用されている。
【0003】
一般に、シートベルト装置は、ここでは図示しない(後述する図1に図示)が、車両シートの近傍の車体に固定され、通常時にはシートベルトを巻取引出可能に巻き取り、また車両衝突時等の緊急時にはシートベルトの引出を阻止して乗員を拘束保護するシートベルトリトラクタと、このシートベルトリトラクタから延びて、その先端部が、例えば車両シートの外側寄りの車体部分に固定されているラップアンカー部に連結されてベルト装着時に乗員を拘束するシートベルトと、例えば車両シートの内側寄りの車体部分に固定されているバックルと、シートベルトに摺動自在に設けられ、バックル係脱可能なタングとを備えている。そして、シートベルトを乗員の肩、胸および腰に掛け渡されるようにしてタングをバックルに係合することにより、シートベルトが乗員に装着される。
【0004】
シートベルトの装着状態では、シートベルトリトラクタにより、通常時にはシートベルトが巻取引出可能にかつ圧迫感を抱かせない程度に比較的緩く巻き取られて乗員にフィットしており、また、車両衝突等の緊急時に大きな車両減速度が発生し、乗員がその慣性で前方へ移動しようとしても、シートベルトはその引出しが阻止されて、乗員を拘束保護するようになっている。
【0005】
このような従来のシートベルト装置には、車両衝突等の緊急時にシートベルトを緊張させて拘束性を向上させて乗員を迅速にかつ大きな拘束力で拘束させるプリテンショナーを備えているシートベルト装置がある。このプリテンショナーは一般にはシートベルトリトラクタに設けられているが、なかには、バックルそのもの、あるいはラップアンカー部に設けられているものもある。
【0006】
例えば、プリテンショナーがバックル側に設けられている場合は、図5に示すように図示しない車両床に固定されているバックル支持部材1に、バックル2がこのバックル支持部材1に対してバックル2の長手方向(図5において上下方向)に相対移動可能に設けられている。バックル支持部材1とバックル2は本発明の相対移動可能な2部材を構成している。バックル2には、ワイヤ3の一端が連結されており、また、このワイヤ3の他端は図示しないバックルプリテンショナーのピストンに連結されている。バックルプリテンショナーとしては、例えば、車両衝突等の緊急時に反応物質を反応させて高圧の反応ガスを発生させ、この反応ガスの圧力でバックルプリテンショナーのピストンを作動することで、ワイヤ3を比較的大きな力で引っ張るものが一般的である。
【0007】
更に、バックル支持部材1とバックル2との間には、ワイヤ3を覆うようにしてブーツ4が架設されている。このブーツ4は樹脂製またはゴム製で筒状に形成されているとともに、断面三角形状の山形の凹凸部からなる蛇腹形状の収縮部を有している。その場合、収縮部の4つの三角形の凸部(凹部は3つ)における各横断面(ブーツ4の長手方向と直交する方向の断面;不図示)形状がそれぞれ互いに同一形状の同一寸法に設定されている。
【0008】
つまり、ブーツ4の横断面形状の中心を通る図5(a)に示す縦断面形状において一側(図において左側)の凸部の頂部4aどうしを結ぶ長手方向の直線αと他側(図において右側)の凸部の頂部4aどうしを結ぶ長手方向の直線βと平行となるように設定されている。このブーツ4はバックルに取り付けられない単品状態では伸縮可能となっている。
【0009】
そして、通常時は、図5(a)に示すようにブーツ4は伸張した状態に保形されていて、バックル2はこのブーツ4を介してワイヤー3により実質的に車体に固定されている。タングがバックルに係合されたシートベルト装着状態で、車両衝突等の緊急時にバックルプリテンショナーが作動して、前述のようにワイヤ3が比較的大きな力で引っ張られると、ブーツ4が長手方向変形し、図5(b)に示すように収縮する。これにより、バックル2が車体方向(図において下方)に移動ストロークするので、乗員に装着されているシートベルトが緊張し、このシートベルトによる乗員の拘束力が大きくなる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前述の緊急時でのシートベルトによる乗員の拘束性を向上するためには、バックルプリテンショナーの作動時のバックル2の移動ストローク量をできるだけ大きくすることが求められる。そのためには、ブーツ4の長手方向の収縮量をできるだけ大きくする必要がある。
【0011】
しかしながら、前述の従来のブーツ4では、ブーツ4が長手方向に収縮すると、図5(b)に示すようにブーツ4の凹凸部がブーツ4の収縮方向(長手方向)に互いに密着して重なり、ブーツ4はそれ以上は収縮しなくなる。このブーツ4の最大収縮量はブーツ4の凹凸部における重合部の長手方向の長さaで決まり、この長さaが小さいほど大きくなる。また、長さaは、ブーツ4の厚みtで決まる。
【0012】
そこで、ブーツ4をできるだけ大きく収縮させるためにブーツ4の厚みtを薄くすることが考えられるが、厚みtを薄くするとブーツ4の強度が弱くなるため、厚みtをあまり薄くすることはできない。このため、ブーツ4の厚みtを単に薄くすることではブーツ4をあまり大きく収縮させることはできない。
【0013】
このように、前述の従来のブーツ4では、その最大収縮量を大きくすることには限度があるという問題がある。したがって、バックル2のストロークを大きくすることにも限度があり、バックルプリテンショナーによる乗員の拘束性をあまり向上させることはできない。
【0014】
更に、プリテンショナーがラップアンカー側に設けられている場合にも、前述のバックルの場合と同様にブーツの最大収縮量を大きくすることに限度があるため、シートベルトの引っ張り量に限度があり、ラップアンカープリテンショナーによる乗員の拘束性をあまり向上させることはできない。
【0015】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、使用するブーツの最大収縮量をより一層効果的に大きく設定することで乗員の拘束性をより一層向上させることができ、しかもブーツが邪魔にならないシートベルト装置を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
前述の課題を解決するために、本発明のシートベルト装置は、シートベルトと、このシートベルトを巻取、引出可能に巻き取るシートベルトリトラクタと、前記シートベルトリトラクタから延び出したシートベルトの端部を車体に固定するラップアンカー部と、前記シートベルトリトラクタに摺動可能に支持されたタングと、前記車体に固定されたバックル支持部材に相対移動可能に支持され、前記タングが係合可能なバックルとを少なくとも備えたシートベルト装置において、ブーツが、前記バックルと前記バックル支持部材との間、および前記ラップアンカー部と前記シートベルトの端部との間の少なくとも一方に設けられており、前記ブーツが、互いに相対移動可能な2部材間に設けられているとともに、少なくとも一方の部材が他方の部材に接近する方向に相対的に移動する際に収縮する収縮部を有し、前記収縮部が、収縮する際、この収縮部を構成する複数の部分が重なる重なり部を形成するようにして収縮し、前記重なり部は、複数の部分が収縮方向と直交する方向に重なるようにして形成されるようになっており、前記収縮部の収縮方向と直交する面に沿う複数の部分の断面形状が、前記2部材の一方の部材側から他方の部材側にいくにしたがって小さくなるように形成されており、前記複数の部分が、前記収縮部の収縮方向の断面において連結されていることを特徴としている。
【0017】
更に、本発明は、前記複数の部分が、前記収縮部の収縮方向の断面形状が複数の山形の凹凸部であり、前記凸部の頂部における収縮方向と直交する面に沿う断面形状が、前記2部材の一方の部材側から他方の部材側にいくにしたがって小さくなるように形成されていることを特徴としている。
【0018】
更に、本発明は、前記収縮部がテレスコピック状に収縮するようになっていることを特徴としている。
【0019】
【作用】
このように構成された本発明にかかるシートベルト装置においては、ブーツがバックルとバックル支持部材との間、およびラップアンカー部とシートベルトの端部との間の少なくとも一方に設けられる。そして、バックルとバックル支持部材との少なくとも一方の部材が他方の部材に接近する方向に移動すること、およびラップアンカー部とシートベルトの端部との少なくとも一方の部材が他方の部材に接近する方向に移動することのうち、少なくとも一方の移動が行われると、ブーツは、収縮部を構成する複数の部分が収縮方向と直交する方向に重なるようにして収縮するようになる。したがって、ブーツはその収縮部の部分の重なり部にほとんど影響されなく大きく収縮する。つまり、ブーツはブーツの厚みに関係されずに収縮するようになる。これにより、ブーツの最大収縮量は、収縮部を構成する部分が収縮方向に重なるようにして収縮する前述の従来のブーツより大きくなる。
しかも、収縮部を構成する複数の部分が収縮部の収縮方向の断面において連結されるとともに、ブーツの収縮がブーツの厚みに関係なく収縮することから、ブーツの厚みを所定の厚みに確保することが可能となるので、所定の強度が得られるようになる。
【0020】
そして、前述のようにブーツの最大収縮量が大きくなることから、バックルおよびラップアンカーシートベルトの端部の少なくとも一方のシートベルトを引っ張る方向のストローク量が大きくなる。すなわち、バックルとラップアンカーに接続される側のシートベルトの端部との少なくとも一方の最大ストローク量が大きくなる。
【0021】
したがって、このようにバックルとラップアンカー側シートベルトの端部との少なくとも一方の最大ストローク量が大きくなることから、乗員に装着されているシートベルトがより大きく緊張してこのシートベルトによる乗員の拘束力が効果的に大きくなり、シートベルトによる拘束性が従来例に比べて大幅に向上する。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明にかかるシートベルト装置の実施の形態の一例を模式的に示す図である。なお、前述の従来の構成要素と同じ構成要素には同じ符号を付すことにより、その詳細な説明は省略する。
【0023】
図1に示すように、この例のシートベルト装置5は、車体床部等に固定されるシートベルトリトラクタ6、車体のセンターピラー等に取り付けられてシートベルトリトラクタ6からのシートベルト7を乗員に対して所定位置となるようにガイドする従来公知のベルトガイド8、車体床部等の例えば車両シート(不図示)の車体外側寄りに固定され、シートベルト7の先端が連結されるラップアンカ9、シートベルト7に摺動可能に支持された従来公知のタング10、および車体床部等の例えば車両シートの車体内側寄りに固定され、タング10が係合可能な従来公知のバックル2、このバックル2を前述の従来と同様に支持するバックル支持部材1、バックル2とバックル支持部材1との間に前述同様に架設されたブーツ4、および車両衝突時等の緊急時に作動して前述の従来と同様にワイヤー3を介してバックル2を引っ張るバックルプリテンショナー11を備えている。
【0024】
シートベルトリトラクタ6は従来周知の緊急式シートベルトリトラクタ(ELR)を用いることができ、また、プリテンショナーを有する従来公知のELRを用いることもでき、更に、緊急時に作動したときシートベルト7にかかる荷重を制限して衝撃エネルギを吸収するロードリミッタを備えた従来公知のシートベルトリトラクタを用いることもできる。
【0025】
プリテンショナー11は、前述と同様に、車両衝突等の緊急時に反応物質を反応させて高圧の反応ガスを発生させ、この反応ガスでバックル2をバックル支持部材1の方へ引っ張るものを用いることができる。もちろん、従来公知の他のプリテンショナーを用いることができることは言うまでもない。
【0026】
ブーツ4は、ポリプロピレンやポリエチレン等の樹脂製またはゴム製で筒状に形成されているとともに、前述の従来例と同様に断面三角形状の山形の凹凸部からなる蛇腹形状の収縮部を有している。その場合、ブーツ4の各凸部の頂部4aにおける横断面(ブーツ4の長手方向つまり収縮方向と直交する方向の断面)形状が、バックル2側の凸部からバックル支持部材1側の凸部にいくにしたがって一定の割合で小さくなる相似形形状にされている。つまり、図2(a)に示すようにブーツ4の各凸部の頂部4aを結ぶ前述の直線αと直線βとが逆二等辺三角形の底辺以外の2辺をなすようにバックル2の方(図において上方)へ向かうにしたがって互いに離れて末広がり形状に設定されている。その場合、図2(a)に示すように1つの凹部における頂部4bの内壁に対して、次の凹部(図において1つ下の凹部)における頂部4bの外壁が所定量aだけブーツ4の中心の方に凹むように凹凸部が形成されている(他の凹凸部においても同様である)。
【0027】
そして、通常時は、前述の従来例と同様にブーツ4は、図2(a)に示す伸張した状態に保形されていて、バックル2はこのブーツ4を介してワイヤー3によって実質的に車体に固定されている。タング10がバックル2に係合されたシートベルト装着状態で、車両衝突等の緊急時にバックルプリテンショナー11が作動して、前述のようにワイヤ3が比較的大きな力で引っ張られると、ブーツ4が長手方向変形して収縮する。
【0028】
このとき、ブーツ4の収縮部上方にバックル2の方へ向かって末広がり形状となっているので、バックル2がブーツ4を図において下方に押圧する力により、各凸部はブーツ4の外側に向かう矢印方向にモーメントが作用する。このモーメントにより、収縮部の凸部は順次曲げ変形して図2(b)に示すように凹凸部が収縮方向(長手方向)と直交する横方向(図において左右方向)に重なる。その場合、図2(a)において上方から凹部における頂部4bの外壁を1つ上の凹部における頂部4bの内壁よりブーツ4の内側に所定量aだけ偏位して設けることで、ブーツ4は曲げ変形し易くなってよりなめらかに収縮させることができる。
【0029】
すなわち、凹凸部の重なり部が収縮方向と直交する横方向に延びるように形成されるので、ブーツ4は凹凸部の重なり部(つまりブーツ4の厚みt)にほとんど影響されなく大きく長手方向に収縮し、ブーツ4の最大収縮量は前述の従来例より大きくなる。これにより、バックル2の最大ストローク量Lも従来例のバックル2の最大ストローク量L′よりL″だけ大きくできる。
しかも、ブーツ4がこのブーツ4の厚みtに関係なく収縮することから、ブーツの厚みを所定の厚みに確保することが可能となり、所定の強度を得ることがで
【0030】
したがって、このブーツ4をバックル2に適用した場合には、バックル2をよりなめらかにストロークさせることができるとともにバックル2の最大ストローク量Lが大きくなることから、乗員に装着されているシートベルト7がより大きく緊張してこのシートベルト7による乗員の拘束力が効果的に大きくなり、シートベルト7による拘束性が従来例に比べて大幅に向上する。
【0031】
図3は本発明にかかるシートベルト装置に用いられるブーツの種々の変形例を示す図である。
図3(a)に示す例では、前述の2つの直線α,βのなす角度θ2が、前述の図2(a)および(b)に示す例の2つの直線α,βのなす角度θ1より大きく設定されている。このように、直線α,βのなす角度θ2を大きく設定する(θ2>θ1)ことで、収縮部の凸部が変形し易くなり、柔らかくよりなめらかな収縮性が得られる。また、図示しないが逆に2つの直線α,βのなす角度を前述の従来例の2つの直線α,βのなす角度θ1より小さく設定することもできる。この場合には、収縮部の凸部が変形し難くなり、より固い収縮性が得られる。
【0032】
このように、直線α,βのなす角度を適宜設定することで、任意の収縮特性を得ることが可能となる。また、このようなブーツ4を前述のようにバックル2に適用した場合には、種々のバックル2の大きさに柔軟に対応できるとともに、種々の拘束性を得ることができる。
【0033】
また、図3(b)に示す例では、収縮部の凸部の個数が、前述の図2(a)および(b)に示す例の凸部の個数より多い5個に設定されている。このように凸部を増やすことで、ブーツ4の収縮量を大きく設定できるので、バックル2のストロークも大きくすることができる。これにより、シートベルト7による拘束性がより一層向上する。また、図示しないが逆に収縮部の凸部の個数を、前述の従来例の凸部の個数より少なく設定することもできる。この場合には、収縮部の収縮量が小さくなる。
【0034】
このように、凸部の個数を適宜設定することで、任意の収縮量の収縮特性を得ることが可能となる。また、このようなブーツ4を前述のようにバックル2に適用した場合には、バックル2とバックル支持部材1との間の種々の寸法に柔軟に対応できるとともに、種々の拘束力による拘束性が得られる。
【0035】
更に、図3(c)に示す例では、前述の各例における1つの凸部における頂部4aを2つの直線α,βに沿って切り取り、平坦部4cが形成されている。このように平坦部4cを設けることで、ブーツ4の強度を向上することができるとともに、このブーツ4をバックル2に適用した場合には、バックル2をバックル支持部材1により堅固に支持させることができる。更に、この凸部の次の凸部(図おいて直ぐ下に位置する凸部)における頂部4aを2つの直線α,βとそれぞれ平行な直線でに沿って切り、同様にして平坦部4cが形成されている。
【0036】
その場合、前述の例と同様に平坦部4cにおける内壁の最もブーツ4の中心の方に位置する部分に対して、次の平坦部4c(図において1つ下の平坦部4c)における外壁の最もブーツ4の中心から離れた部分が所定量aだけブーツ4の中心の方に凹むように平坦部4cが形成されている(他の平坦部においても同様である)。つまり、平坦部4cは、バックル支持部材1の方へいくにしたがって順次その外壁が1つ上の平坦部4cの内壁よりブーツ4の内側(中心側)に偏位して設けられている。
【0037】
このように平坦部4cを順次ブーツ4の内側に所定量aだけ偏位して設けることで、ブーツ4の強度を向上しながら、しかも曲げ変形し易くなってよりなめらかに収縮させることができるとともに、このブーツ4をバックル2に適用した場合には、バックル2をよりなめらかにストロークさせることができるので、シートベルト7による拘束性が向上する。この例のブーツ4およびこのブーツ4をバックル2に前述の例のように適用した場合の他の作用効果はそれぞれ前述の各例と同じである。
【0038】
更に、前述の各例では、図3(b)に示すように収縮部の凹部の角度θ3が、凹部の図において上側の壁が頂部4bより上方に角度θ4だけ傾斜するとともに、凹部の図において下側の壁が頂部4bより下方に角度θ5だけ傾斜することで設定されているが、図3(d)に示す例では、凹部の上側の壁が頂部4bに対して水平方向に延びるようにして設けられている(すなわち、θ4=0)。なお、凹部の下側の壁を頂部4bに対して水平方向に延びるようにして設けることもできる(すなわち、θ5=0)。
【0039】
これにより、図3(c)に示す例よりブーツ4はより一層曲げ変形し易くなり、ブーツ4の収縮性がより向上する。この例のブーツ4およびこのブーツ4をバックル2に前述の例のように適用した場合の他の作用効果はそれぞれ前述の図3(d)例と同じである。
【0040】
更に、前述の各例ではいずれも収縮部を凹凸部で形成しているが、図3(f)に示す例では、収縮部に凹凸部は形成されていなく、単に所定数の段部4dが形成されている。その場合、各段部4dはバックル支持部材1の方にいくにしたがってブーツ4の内側に凹むように形成されている。この例のブーツ4およびこのブーツ4をバックル2に前述の例のように適用した場合の作用効果はそれぞれ前述の図3(e)例と実質的に同じである。
【0041】
なお、前述の各例では、筒状のブーツ4の横断面形状を図示していないが、このブーツ4の横断面形状は、円形、長円形、楕円形、三角形、四角形、5角形以上の多角形等種々の形状等任意の形状に設定できる。
また、ブーツ4の収縮部の縦断面形状は、図2(a)に示す例と逆に直線αと直線βとが正立二等辺三角形の底辺以外の2辺をなすようにバックル2の方へ向かうにしたがって互いに接近する末狭まり形状に設定することもできる。
【0042】
図4は、本発明にかかるブーツの実施の形態の他の例を示し、(a)は正面図、(b)はIVB−IVB線に沿う断面図、(c)は平面図、(d)は斜視図である。なお、前述の従来の構成要素と同じ構成要素には同じ符号を付すことにより、その詳細な説明は省略する。
【0043】
前述の各例のブーツ4は、いずれも、その外周面が例えば直線α,βに沿うブーツ4の長手方向に対して傾斜するようになっているが、この例の筒状のブーツ4では、外周面がブーツ4の長手方向に平行となるように形成されている。この例のブーツ4は、収縮部が4つの収縮部片4e,4f,4g,4hを備えており、これらの収縮部片4e,4f,4g,4hは横断面形状が角部が丸く面取りされた長方形で互いに相似形に形成されている。その場合、図4(a)において最上位置にある収縮部片4eの横断面形状の寸法が最も大きく、バックル支持部材1の方にいくにしたがって、各収縮部片4f,4g,4hの横断面形状の寸法が順次小さくなるように設定されている。そして、各収縮部片4f,4g,4hは、それぞれ、それより直ぐ上にある収縮部片4e,4f,4g内に侵入可能となっている。最上位置にある収縮部片4eはその上端に形成されたバックル連結部4iを介してバックル2に連結され、また、最下位置にある収縮部片4hの下端部はバックル支持部材1に連結されるようになっている。
【0044】
最上位置にある収縮部片4eの下端周縁と次の収縮部片4fの上端周縁とが環状の連結片4jで互いに連結され、また、収縮部片4fの下端周縁と次の収縮部片4gの上端周縁とが環状の連結片4kで互いに連結され、更に、収縮部片4gの下端周縁と次の収縮部片4hの上端周縁とが環状の連結片4mで互いに連結されている。
【0045】
この例のブーツ4も、前述と同様に各収縮部片4e,4f,4g,4h、バックル連結部4i、および各連結片4j,4k,4mが、ポリプロピレン、ポリエチレン等の樹脂またはゴムで一体に形成されており、通常状態では図4(b)に示すようにブーツ4は最も延びた状態に保形されている。そして、前述と同様にしてブーツ4は、そのバックル連結部4iがバックル2に連結されるとともに、最下位置にある収縮部片4hの下端部がバックル支持部材1に連結されることで、シートベルト装置5のバックルに適用される。このとき、図示しないがバックル2とバックルプリテンショナー11との間に連結されているワイヤ3がこのブーツ4を貫通していることは言うまでもない。
【0046】
このようにシートベルト装置5のバックルに適用されたブーツ4においては、前述と同様に緊急時にバックルプリテンショナー11の作動で、バックル2がワイヤー3を介してバックル支持部材1の方へ大きな力で引っ張られる。これにより、ブーツ4はバックル2により大きな力で押圧される。すると、図4(e)に示すように各連結片4j,4k,4mが内方に折れ曲がり、各収縮部片4e,4f,4g,4hはそれぞれ直ぐ上の各収縮部片4e,4f,4g内に部分的に侵入するようになる。すなわち、この例のブーツ4はテレスコピック状に収縮するようになる。
【0047】
そして、この例のブーツ4でも前述の各例と同様に収縮部の重なり部がブーツの収縮方向(ブーツ4の長手方向)と直交する方向に延びるように形成される。したがって、ブーツ4はその厚みに影響されずに大きく収縮し、バックル2のストロークを効果的に大きくすることができ、緊急時のシートベルト7による乗員の拘束性が向上する。
なお、図4(f)に示すように各連結片4j,4k,4mが内方に折れ曲がりかつ破断するようにすることもできる。この場合には、各収縮部片4e,4f,4g,4hはそれぞれ直ぐ上の各収縮部片4e,4f,4g内にほぼ全体が侵入するようになり、ブーツ4の収縮量が大きくなる。
この例のブーツ4およびこのブーツ4をバックル2に前述の例のように適用した場合の作用効果はそれぞれ前述の各例と実質的に同じである。
【0048】
なお、前述の例では、各収縮部片4e,4f,4g,4hの横断面形状を長方形に設定しているが、各収縮部片4e,4f,4g,4hの横断面形状は、円形、長円形、楕円形、三角形、他の四角形、5角形以上の多角形等種々の形状等任意の形状に設定できる。
【0049】
また、各収縮部片4e,4f,4g,4hの横断面形状は、前述の例と逆に図4(a)および(b)において最下(つまりバックル支持部材1側)の収縮部片4hを最大にして、上方(バックル2)の方にいくにしたがって順次小さくなるように設定することもできる。
【0050】
更に、前述の各例では、いずれも、ブーツ4をシートベルト装置5のバックル2に設けるものとしているが、本発明のブーツ4はシートベルト装置5のランプアンカー等の互いに相対移動する2部材間に設けることもできる。また、本発明のブーツ4は、互いに相対移動する2部材を有する装置であれば前述シートベルト装置5以外の他の任意の装置にも適用することができる。
【0051】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明のシートベルト装置によれば、ブーツがバックルとバックル支持部材との間、およびラップアンカー部とシートベルトの端部との間の少なくとも一方に設けられる。そして、バックルとバックル支持部材との少なくとも一方の部材が他方の部材に接近する方向に移動すること、およびラップアンカー部とシートベルトの端部との少なくとも一方の部材が他方の部材に接近する方向に移動することのうち、少なくとも一方の移動が行われるとき、ブーツを、収縮部を構成する複数の部分が収縮方向と直交する方向に重なるようにして収縮するようにしているので、ブーツをこの収縮部の部分の重なり部、つまりブーツの厚みにほとんど影響されずに大きく収縮させることができる。これにより、ブーツの最大収縮量を、収縮部を構成する部分が収縮方向に重なるようにして収縮する前述の従来のブーツより大きくできる。
しかも、収縮部を構成する複数の部分が収縮部の収縮方向の断面において連結されるとともに、ブーツをブーツの厚みに関係なく収縮できることから、ブーツの厚みを所定の厚みに確保することが可能となるので、ブーツの所定の強度を得ることができる。
【0052】
そして、ブーツの最大収縮量が大きくなることから、バックルとシートベルトのラップアンカー側端部との少なくとも一方のストローク量を大きくできる。したがって、バックルの最大ストローク量が大きくなることから、乗員に装着されているシートベルトがより大きく緊張してこのシートベルトによる乗員の拘束力を効果的に大きくでき、シートベルトによる拘束性を従来例に比べて大幅に向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかるシートベルト装置の実施の形態の一例を模式的に示す図である。
【図2】 図1におけるブーツ部分を拡大しかつブーツの縦断面をとって示し、(a)はブーツが収縮していない通常状態を示す図、(b)はブーツが収縮した状態を示す図である。
【図3】 (a)ないし(e)はそれぞれ本発明にかかるシートベルト装置に用いられるブーツの種々の変形例を示す図である。
【図4】 本発明にかかるシートベルト装置に用いられるブーツの実施の形態の他の例を示し、(a)は正面図、(b)はIVB−IVB線に沿う断面図、(c)は平面図、(d)は斜視図、(e)はブーツの収縮状態を部分的に示す図、(f)は変形例のブーツの時の収縮状態を部分的に示す図である。
【図5】 シートベルト装置に用いられている従来のブーツを示し、(a)はブーツが収縮していない通常状態を示す図、(b)はブーツが収縮した状態を示す図である。
Claims (3)
- シートベルトと、このシートベルトを巻取、引出可能に巻き取るシートベルトリトラクタと、前記シートベルトリトラクタから延び出したシートベルトの端部を車体に固定するラップアンカー部と、前記シートベルトリトラクタに摺動可能に支持されたタングと、前記車体に固定されたバックル支持部材に相対移動可能に支持され、前記タングが係合可能なバックルとを少なくとも備えたシートベルト装置において、
ブーツが、前記バックルと前記バックル支持部材との間、および前記ラップアンカー部と前記シートベルトの端部との間の少なくとも一方に設けられており、
前記ブーツは、互いに相対移動可能な2部材間に設けられているとともに、少なくとも一方の部材が他方の部材に接近する方向に相対的に移動する際に収縮する収縮部を有し、
前記収縮部は、収縮する際、この収縮部を構成する複数の部分が重なる重なり部を形成するようにして収縮し、前記重なり部は、複数の部分が収縮方向と直交する方向に重なるようにして形成されるようになっており、
前記収縮部の収縮方向と直交する面に沿う複数の部分の断面形状が、前記2部材の一方の部材側から他方の部材側にいくにしたがって小さくなるように形成されており、
前記複数の部分は、前記収縮部の収縮方向の断面において連結されていることを特徴とするシートベルト装置。 - 前記複数の部分は、前記収縮部の収縮方向の断面形状が複数の山形の凹凸部であり、
前記凸部の頂部における収縮方向と直交する面に沿う断面形状が、前記2部材の一方の部材側から他方の部材側にいくにしたがって小さくなるように形成されていることを特徴とする請求項1記載のシートベルト装置。 - 前記収縮部はテレスコピック状に収縮するようになっていることを特徴とする請求項1記載のシートベルト装置。
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