JP4678653B2 - 光送信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、パルス化された多値位相変調光を送信する光送信装置に関し、特に、直列に接続された複数の光変調部にそれぞれ与えられる駆動信号間の温度変動等による位相ずれを補償可能な光送信装置に関する。
近年、次世代の40Gbit/s光伝送システム導入の要求が高まっており、しかも10Gbit/sシステムと同等の伝送距離や周波数利用効率が求められている。その実現手段として、従来、10Gbit/s以下のシステムで適用されてきたNRZ(Non Return to Zero)変調方式に比べて、光信号対雑音比(OSNR)耐力、非線形性耐力に優れた変調方式である、RZ(Return to Zero)−DPSK(Differential Phase Shift Keying)変調またはCSRZ(Carrier Suppressed Return to Zero)−DPSK変調の研究開発が活発になっている(例えば、非特許文献1、2参照)。更には、上述の変調方式に加えて、狭スペクトル(高周波数利用効率)の特長を持ったRZ−DQPSK(Differential Quadrature Phase-Shift Keying)変調またはCSRZ−DQPSK変調といった位相変調方式の研究開発も活発になっている。
図12は、43Gbit/sのRZ−DPSKまたはCSRZ−DPSK変調方式(以下、(CS)RZ−DPSK変調方式と表記する)を採用した光送信装置および光受信装置の構成例を示す図である。また、図13は、(CS)RZ−DPSK変調された光信号を送受信する場合の光強度および光位相の状態を示す図である。
図12において、光送信装置110は、43Gbit/sの(CS)RZ−DPSK変調方式の光信号を送信するものであり、例えば、送信データ処理部111、CW(Continuous Wave)光源112、位相変調器113およびRZパルス化用強度変調器114を備えている。
具体的に、送信データ処理部111は、入力されるデータについてフレーム化するフレーマとしての機能、および誤り訂正符号を付与するFEC(Forward Error Correction)エンコーダとしての機能を備えるとともに、1ビット前の符号と現在の符号との差情報が反映された符号化処理を行なうDPSKプリコーダとしての機能を備えている。
位相変調器113は、CW光源112からの連続光を、送信データ処理部111からの符号化データに従って位相変調し、光強度は一定であるが2値の光位相に情報が乗った光信号、即ちDPSK変調された光信号を出力する(図13の下段参照)。
RZパルス化用強度変調器114は、位相変調器113からの光信号をRZパルス化するものである(図13の上段参照)。特に、データのビットレートと同一の周波数(43GHz)で、かつ、消光電圧(Vπ)の1倍の振幅を有するクロック駆動信号を用いてRZパルス化された光信号をRZ−DPSK信号といい、また、データのビットレートの半分の周波数(21.5GHz)で、かつ、消光電圧(Vπ)の2倍の振幅を有するクロック駆動信号を用いてRZパルス化された光信号をCSRZ−DPSK信号という。
また、光受信装置130は、光送信装置110に伝送路120および光中継器121を介して接続され、光中継伝送された光送信装置110からの(CS)RZ−DPSK信号についての受信信号処理を行なうものであり、例えば、遅延干渉計131、光電変換部132、再生回路133および受信データ処理部134を備えている。
具体的に、遅延干渉計131は、例えばマッハツェンダ干渉計により構成され、伝送路120を通じて伝送されてきた(CS)RZ−DPSK信号について1ビット時間(図12の構成例では23.3ps)の遅延成分と0radの位相制御がなされた成分とを干渉(遅延干渉)させて、その干渉結果を2つの出力としている。なお、上記のマッハツェンダ干渉計は、一方の分岐導波路が他方の分岐導波路よりも1ビット時間に相当する伝搬長だけ長くなるように形成されているとともに、他方の分岐導波路を伝搬する光信号を位相制御するための電極が形成されている。
光電変換部132は、遅延干渉計131からの各出力をそれぞれ受光することにより差動光電変換検出(balanced detection)を行なうデュアルピンフォトダイオードにより構成される。なお、光電変換部132で検出された受信信号についてはアンプにより適宜増幅される。
再生回路133は、光電変換部132において差動光電変換検出された受信信号から、データ信号およびクロック信号を抽出するものである。受信データ処理部134は、再生回路で抽出されたデータ信号およびクロック信号を基に、誤り訂正等の信号処理を行うものである。
図14は、43Gbit/sのRZ−DQPSKまたはCSRZ−DQPSK変調方式(以下、(CS)RZ−DQPSK変調方式と表記する)を採用した光送信装置および光受信装置の構成例を示す図である。また、図15は、(CS)RZ−DQPSK変調された光信号を送受信する場合の光強度および光位相の状態を示す図である。なお、(CS)RZ−DQPSK変調方式に対応した光送受信装置の構成については、例えば特許文献1に詳しく説明されているため、ここではその概略を説明することにする。
図14において、光送信装置210は、例えば、送信データ処理部211、1:2分離部(DEMUX)212、CW光源213、π/2移相器214、2つの位相変調器215A,215B、およびRZパルス化用強度変調器216を備えている。
具体的に、送信データ処理部211は、図12に示した送信データ処理部111と同様に、フレーマおよびFECエンコーダとしての機能を備えるとともに、1ビット前の符号と現在の符号との差情報が反映された符号化処理を行なうDQPSKプリコーダとしての機能を備えている。
1:2分離部212は、送信データ処理部211からの43Gbit/sの符号化データを、21.5Gbit/sの2系列の符号化データ♯1,♯2に分離するものである。
CW光源213は、連続光を出力するものであり、該出力された連続光は2つに分離されて、一方の光が位相変調器215Aに入力され、他方の光がπ/2移相器214を介して位相変調器215Bに入力される。
位相変調器215Aは、CW光源213からの連続光を1:2分離部212で分離した一方の系列の符号化データ♯1で変調して、2値の光位相(0radまたはπrad)に情報が乗った光信号を出力する。また、位相変調器215Bは、π/2移相器214においてCW光源213からの連続光をπ/2だけ位相シフトした光が入力され、この入力光を1:2分離部212で分離した他方の系列の符号化データ♯2で変調して、2値の光位相(π/2radまたは3π/2rad)に情報が乗った光信号を出力する。上記各位相変調器215A,215Bで変調された光は合波された後に後段のRZパルス化用強度変調器216に出力される。つまり、各位相変調器215A,215Bからの変調光が合波されることにより、光強度は一定であるが4値の光位相に情報が乗った光信号(図15の下段参照)、即ちDQPSK変調された光信号がRZパルス化用強度変調器216に送られる。
RZパルス化用強度変調器216は、図12に示したRZパルス化用強度変調器114と同様に、位相変調器215A,215BからのDQPSK変調された光信号をRZパルス化するものである。特に、データ#1,#2のビットレートと同一の周波数(21.5GHz)かつ消光電圧(Vπ)の1倍の振幅のクロック駆動信号を用いてRZパルス化された光信号をRZ−DQPSK信号といい、また、データ#1,#2のビットレートの半分の周波数(10.75GHz)かつ消光電圧(Vπ)の2倍の振幅のクロック駆動信号を用いてRZパルス化された光信号をCSRZ−DQPSK信号という。
また、光受信装置230は、光送信装置210に伝送路220および光中継器221を介して接続され、光中継伝送された光送信装置210からの(CS)RZ−DQPSK信号についての受信信号処理を行なうものであり、例えば、受信した光信号を2分岐する分岐部231を備えるとともに、分岐された各光信号が伝搬する光信号経路上には、それぞれ、遅延干渉計232A,232B、光電変換部233A,233B、再生回路234A,234Bを備えている。更に、各再生回路234A,234Bで再生されたデータ信号を多重する2:1多重部(MUX)235および受信データ処理部236を備えている。
具体的に、各遅延干渉計232A,232Bには、伝送路220および光中継器221を通じて伝送されてきた(CS)RZ−DQPSK信号を分岐部231で2分岐した光信号がそれぞれ入力される。遅延干渉計232Aは、1ビット時間(図14の構成例では46.5ps)の遅延成分とπ/4radの位相制御がなされた成分とを干渉(遅延干渉)させて、その干渉結果を2つの出力としている。また、遅延干渉計232Bは、1ビット時間の遅延成分と−π/4radの位相制御がなされた成分(遅延干渉計232Aの同成分とは位相がπ/2radずれている)とを干渉(遅延干渉)させて、その干渉結果を2つの出力としている。ここでは、上記の各遅延干渉計232A,232Bがそれぞれマッハツェンダ干渉計により構成され、各々のマッハツェンダ干渉計は、一方の分岐導波路が他方の分岐導波路よりも1ビット時間に相当する伝搬長だけ長くなるように形成されているとともに、他方の分岐導波路を伝搬する光信号を位相制御するための電極が形成されている。
各光電変換部233A,233Bは、各遅延干渉計232A,232Bからの各々の出力を受光することで差動光電変換検出を行なうデュアルピンフォトダイオードによりそれぞれ構成される。なお、各光電変換部233A,233Bで検出された受信信号についてはアンプにより適宜増幅される。
再生回路234Aは、光電変換部233Aにおいて差動光電変換検出された受信信号から、クロック信号およびデータ信号についての同相(In-phase)成分Iを再生するものである。また、再生回路234Bは、光電変換部233Bにおいて差動光電変換検出された受信信号から、クロック信号およびデータ信号についての直交(Quadrature-phase)成分Qを再生するものである。
2:1多重部235は、各再生回路234A,234Bからの同相成分Iおよび直交成分Qが入力されて、それらをDQPSK変調前の43Gbit/sデータ信号に変換する。受信データ処理部236は、2:1多重部235からのデータ信号を基に、誤り訂正等の信号処理を行うものである。
ところで、上述したような(CS)RZ−DPSK変調方式または(CS)RZ−DQPSK変調方式(以下、(CS)RZ−D(Q)PSK変調方式と表記する)などのような多値位相変調光をパルス化した変調方式に対応した光送信装置は、いずれも複数の光変調器が直列に配置された構成になる。このような複数の光変調器を用いた変調方式においては、複数の光変調器の間で生じる光信号遅延量の変動が信号劣化を引き起こす恐れがあり問題となる。このような問題点に対処した従来の技術としては、例えば図16に示すように、CW光源311と出力端子との間に順に接続された位相変調器312および強度変調器313に印加される各クロック信号の位相をミキサ314で比較し、その位相比較結果に基づいて、両クロック信号間の位相関係が一定値となるように、自動遅延補償回路(ADC)315が移相器316の移相量を制御する構成が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特表2004−516743号公報 特開2002−353896号公報 T. Hoshida et al., "Optimal 40 Gb/s Modulation Formats for Spectrally Efficient Long-Haul DWDM Systems", Journal of Lightwave Technology, Vol.20, No.12, pp.1989-1996, Dec. 2002 O. Vassilieva et al., "Non-Linear Tolerant and Spectrally Efficient 86Gbit/s RZ-DQPSK Format for a System Upgrade", OFC 2003, ThE7, 2003.
しかしながら、上記のような従来の技術は、複数の変調器に印加される駆動信号を直接モニタして相対的な位相関係(遅延差)を検出し、その検出結果を基にフィードバック制御を行う方式であり、電気レベルでの遅延ずれを補償することはできるものの、光レベルでの遅延ずれを補償することができないという課題がある。
光レベルでの遅延ずれとしては、例えば図17に示すように、光変調器412,413の間を接続する偏波保持光ファイバ(PMF;Polarization maintaining fiber)414の光伝播遅延量が温度によって変化することが問題になる。図18は、ファイバ被覆としてポリエステルエラストマーを用いたPMFについて、温度変化(基準温度:25℃)に対する遅延量を測定した結果の一例である。なお、光の波長は1550nmとしている。図18の測定結果より、温度上昇によって遅延量が増大することが分かる。
図19は、43Gbit/sのRZ−DQPSK変調方式のシステムについて、送信側の各光変調器の駆動信号(データ/クロック)間の位相ずれトレランスを測定した結果の一例である。許容Qペナルティを0.2dBとした場合、位相ずれトレランス幅は10psとなり厳しい値となる。このため、前述の図18で示したようなPMFの温度変化による遅延ずれが発生すると、上記トレランスに比べて温度変化による遅延ずれが無視できない値となり、信号劣化を生じることが分かる。
また、上述したような複数の光変調器間を接続するPMFにおける遅延量の温度変動のみならず、電子回路や電気信号伝送路(例えば、電気同軸ケーブル等)における遅延量の温度変動も信号劣化を生じさせる原因となる。さらには、複数の光変調器間を接続するPMFの長さが各光変調器の実装配置やスプライス処理によって変わるために、各々の駆動信号間で遅延ずれが発生するという課題もある。このような課題は、各光変調器に印加される駆動信号間の遅延ずれを直接モニタしてフィードバック制御を行う従来の技術では解決することが困難である。
なお、本出願人は、(CS)RZ−D(Q)PSK変調方式とは異なるが、CS−RZ変調方式に対応した光変調器について、光変調器から出力される光信号の光スペクトルをモニタし、その光スペクトルのうちの特定の周波数成分の強度変化に基づいて上記のような駆動信号間の位相ずれをフィードバック制御する方式を提案している(例えば、特開2003−279912号公報参照)。この先願発明によれば、出力光スペクトルの特定周波数成分の強度変化に注目することによって、駆動系の信号間の位相ずれを確実に検出することができ、最適な駆動条件が安定して得られるように駆動信号間の位相差を制御することが可能になる。
しかし、このような制御方式では、出力光スペクトルの特定周波数成分を狭帯域光フィルタを用いて抽出して強度変化をモニタすることになるが、このとき透過帯の帯域幅が十分に狭い光フィルタを使用して特定周波数成分の抽出が行われないと、強度変化のモニタ精度が低下してしまうという課題があった。上記の課題については、光変調器から出力される光信号を光電変換して電気スペクトルを取得し、該電気スペクトルのうちの特定の周波数成分の強度変化に基づいて駆動信号間の位相ずれを判断する構成も提案している(例えば、特開2004−294883号公報参照)。この先願発明では、例えば、前段および後段の光変調器を40Gbit/sのデータ信号および20GHzのクロック信号で駆動する場合に、後段の光変調器から出力されるCS−RZ信号光の電気スペクトルのうちの25GHzを中心とした数GHzに亘る周波数成分のパワーが、データ信号およびクロック信号間の位相ずれが大きくなると減少することを利用して、当該周波数成分のパワーが最大になるようにデータ信号およびクロック信号の位相がフィードバック制御される。
しかし、上記のようなCS−RZ変調方式に対応した駆動信号間の位相ずれに対する電気スペクトルの変化と、(CS)RZ−D(Q)PSK変調方式に対応した駆動信号間の位相ずれに対する電気スペクトルの変化とは異なる特性を示すため、先願発明の制御方式を(CS)RZ−D(Q)PSK変調方式に適用しても、駆動信号間の位相ずれによる変調光の波形劣化を有効に抑えることは難しい。このため、OSNR耐力および非線形性耐力に優れた次世代の変調方式として有望視されている(CS)RZ−D(Q)PSK変調方式に対応した新たな制御方式を確立することが求められている。
本発明は上記の点に着目してなされたもので、パルス化された多値位相変調方式に対応した複数の光変調部を備えた構成について、各光変調部に対する駆動信号間の温度変動等による遅延ずれを確実に補償できる光送信装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため本発明の一態様は、連続光を発生する光源と、データ信号に対応した駆動信号が与えられ、前記光源から出力される連続光を多値位相変調する第1光変調部と、前記データ信号のビットレートに応じた周波数を有するクロック信号に対応した駆動信号が与えられ、前記第1光変調部で多値位相変調された光信号をパルス化する第2光変調部と、を備えた光送信装置において、前記第2光変調部から出力される光信号の一部を光電変換して電気スペクトルを取得し、該電気スペクトルから、ボーレートに相当する周波数成分を除く予め設定した周波数成分を抽出して、当該周波数成分のパワーを測定する出力モニタ部と、前記出力モニタ部で測定されるパワーが最小になるように、前記第1および第2光変調部に与えられる各駆動信号の相対的な位相を制御する制御部と、を備えて構成されたことを特徴とする。
上記のような構成の光送信装置では、第1および第2光変調部で多値位相変調およびパルス化された光信号の一部が出力モニタ部で分岐され、その分岐光を光電変換して得た電気スペクトルに含まれる、ボーレートに相当する周波数成分を除く予め設定した周波数成分のパワーが測定され、当該パワーが最小になるように、第1および第2光変調部に与えられる各駆動信号の相対的な位相が制御部によってフィードバック制御されることで、温度変動等が生じても各駆動信号が最適な位相状態に保たれるようになる。
また、本発明の他の態様は、連続光を発生する光源と、データ信号に対応した駆動信号が与えられ、前記光源から出力される連続光を多値位相変調する第1光変調部と、前記データ信号のビットレートに応じた周波数を有するクロック信号に対応した駆動信号が与えられ、前記第1光変調部で多値位相変調された光信号をパルス化する第2光変調部と、を備えた光送信装置において、前記第2光変調部から出力される光信号の一部を光電変換して電気スペクトルを取得し、該電気スペクトルから直流成分を除いた低周波成分を抽出して、当該低周波成分のパワーを測定する出力モニタ部と、前記出力モニタ部で測定されるパワーが最小になるように、前記第1および第2光変調部に与えられる各駆動信号の相対的な位相を制御する制御部と、を備えて構成されたことを特徴とする。
上記のような構成の光送信装置では、第1および第2光変調部で多値位相変調およびパルス化された光信号の一部が出力モニタ部で分岐され、その分岐光を光電変換して得た電気スペクトルに含まれる、直流成分を除いた低周波成分のパワーが測定され、当該パワーが最小になるように、第1および第2光変調部に与えられる各駆動信号の相対的な位相が制御部によってフィードバック制御されることで、温度変動等が生じても各駆動信号が最適な位相状態に保たれるようになる。
また、本発明の別の態様は、連続光を発生する光源と、データ信号に対応した駆動信号が与えられ、前記光源から出力される連続光を多値位相変調する第1光変調部と、前記データ信号のビットレートに応じた周波数を有するクロック信号に対応した駆動信号が与えられ、前記第1光変調部で多値位相変調された光信号をパルス化する第2光変調部と、を備えた光送信装置において、前記第2光変調部から出力される光信号の一部を光電変換して電気スペクトルを取得し、該電気スペクトルのみから直流成分を含んだ周波数成分を抽出して、当該低周波成分のパワーを測定する出力モニタ部と、前記出力モニタ部で測定されるパワーが最大になるように、前記第1および第2光変調部に与えられる各駆動信号の相対的な位相を制御する制御部と、を備えて構成されたことを特徴とする。
上記のような構成の光送信装置では、第1および第2光変調部で多値位相変調およびパルス化された光信号の一部が出力モニタ部で分岐され、その分岐光を光電変換して得た電気スペクトルのみの直流成分を含んだ低周波成分のパワーが測定され、当該パワーが最大になるように、第1および第2光変調部に与えられる各駆動信号の相対的な位相が制御部によってフィードバック制御されることで、温度変動等が生じても各駆動信号が最適な位相状態に保たれるようになる。
上述したように本発明の光送信装置によれば、パルス化された多値位相変調方式において40Gbit/s等の高いビットレートの光信号を送信する場合でも、装置内の温度変動等に影響されることなく、高品質の光信号を安定して送信できる光送信装置を提供することが可能になる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について添付図面を参照しながら説明する。なお、全図を通して同一の符号は同一または相当部分を示すものとする。
図1は、本発明による光送信装置の第1実施形態を示す構成図である。
図1において、本実施形態の光送信装置は、例えば、CW光源11と出力ポートOUTの間に、データ信号DATAに従って駆動される第1光変調部としての多値光位相変調器121と、クロック信号CLKに従って駆動される第2光変調部としての(CS)RZパルス化用強度変調器122とが、偏波保持光ファイバ(PMF)13を介して直列に接続されている。また、上記の光送信装置は、後段の強度変調器122から出力ポートOUTに出力される(CS)RZ−D(Q)PSK変調された光信号の一部をモニタ光として分岐した後に光電変換して電気スペクトルを取得し、その電気スペクトルのうちの、ボーレートに相当する周波数成分を除く予め設定した周波数成分のパワー変化を測定する出力モニタ部20と、その出力モニタ部20のモニタ結果を基にデータ信号DATAおよびクロック信号CLK間の位相ずれを判断し、その位相ずれが小さくなるように各駆動信号の位相を制御する制御部(CONT)30とを備える。
多値光位相変調器121は、例えば、マッハツェンダ干渉計の各分岐導波路上に形成された1組の変調電極を有し、各変調電極に対して各駆動部(DRV)1411,1412から出力される駆動信号が印加される。各駆動部1411,1412には、例えば44Gbit/sや22Gbit/s等のデータ信号DATAが遅延量可変部(φ)1511,1512を介して入力される。なお、上記のデータ信号DATAは、ここでは図示を省略したが、前述の図12や図14に示した従来の構成例と同様にして、フレーマ、FECエンコーダおよびD(Q)PSKプリコーダの機能を備えた送信データ処理部より送られてくる。
(CS)RZパルス化用強度変調器122は、例えば、マッハツェンダ干渉計の片方の岐導波路上に形成された変調電極を有し、その変調電極に対して駆動部142から出力される駆動信号が印加される。駆動部142には、例えば44GHzや22GHz、11GHz等のクロック信号CLKが遅延量可変部152を介して入力される。
各遅延量可変部1511,1512,152は、各駆動部1411,1412,142に入力される信号に対して可変の遅延量を与えるものであり、各々における遅延量は、出力モニタ部20のモニタ結果に基づいて制御部30で生成される各制御信号C11,C12,C2に従って制御される。
出力モニタ部20は、例えば、光分岐カプラ21、受光器22、バンドパスフィルタ(BPF)23およびパワーモニタ24を有する。光分岐カプラ21は、強度変調器122および出力ポートOUTの間に設けられ、強度変調器122から出力される(CS)RZ−D(Q)PSK変調された光信号の一部をモニタ光として分岐して受光器22に送る。受光器22は、光分岐カプラ21で分岐されたモニタ光を光電変換して電気スペクトルを取得するものである。バンドパスフィルタ23は、受光器22で取得された電気スペクトルから特定の周波数成分を抽出することが可能な通過帯を持つ一般的な電気フィルタである。パワーモニタ24は、バンドパスフィルタ23で抽出された周波数成分のパワーを測定し、その結果を制御部30に出力する。
制御部30は、パワーモニタ24で測定される周波数成分のパワーが最小になるように、遅延量可変部1511,1512,152の各遅延量をフィードバック制御するための制御信号C11,C12,C2を生成する。この制御部30によるフィードバック制御は、次に述べるようなデータ信号DATAとクロック信号CLKとの間の位相ずれに対する(CS)RZ−D(Q)PSK信号光の電気スペクトルの変化特性に基づいて行われるものである。
図2および図3は、データ信号DATAとクロック信号CLKとの間の位相ずれ(遅延量)に対するRZ−DQPSK信号光の出力波形の計算例を示したものである。また、図4および図5は、図2および図3の各出力波形に対応した電気スペクトルの計算例を示したものである。なお、図2および図4は、多値光位相変調器121を駆動するデータ信号DATAの位相に対して、(CS)RZパルス化用強度変調器122を駆動するクロック信号CLKの位相が遅れている場合であり、図3および図5は進んでいる場合である。
図2および図3より、データ信号DATAとクロック信号CLKとの間の位相が±6psと僅かにずれただけでもRZ−DQPSK信号光の出力波形に劣化が生じてしまうことが分かる。このとき、RZ−DQPSK信号光の電気スペクトルは、図4および図5に示したように、データ信号DATAとクロック信号CLKとの間の位相ずれが大きくなると、22GHz成分のパワーが減少し、それ以外の周波数成分のパワーが増大する特性を示すことが分かる。そこで、本実施形態では、RZ−DQPSK信号光の電気スペクトルのうちの例えば44GHzの周波数成分に注目し、その44GHz成分のパワーの変化を基にしてデータ信号DATAとクロック信号CLKとの間の位相ずれの発生状態を判断するようにしている。
図6は、データ信号DATAとクロック信号CLKとの間の位相ずれに対する44GHz付近のパワー変化を計算した一例である。図6より明らかなように、位相遅延量が0psの場合に44GHz付近のパワーが最小となり、位相遅延量が大きくなるに従って44GHz付近のパワーが大きくなることが分かる。つまり、図1に示した構成において、後段の強度変調器122から出力される光信号を光電変換して取得した電気スペクトルについて、44GHz付近の成分のパワーをモニタし、当該パワーが最小となるようにデータ信号DATAおよびクロック信号CLKの相対的な位相をフィードバック制御することで、位相遅延量が実質的に0psとなる最適な位相状態を保つことが可能になる。
なお、ここでは電気スペクトルに含まれる44GHz付近のパワー変化に注目した一例を示したが、前述の図4および図5に示した電気スペクトルからも分かるように、22GHz成分を除く任意の周波数成分のパワーも位相遅延量が0psで最小となる。22GHz成分はボーレートに相当しているため、本発明はボーレートに相当する周波数成分を除く予め設定した周波数成分のパワー変化をモニタし、当該パワーが最小になるようにデータ信号DATAおよびクロック信号CLKの相対的な位相をフィードバック制御してもよい。具体的な一例として、中心周波数が100MHzに設定されたバンドパスフィルタを用いた場合の位相遅延量に対するパワー変化を図7に示しておく。
上記のように第1実施形態によれば、(CS)RZ−D(Q)PSK変調方式に対応した多値光位相変調器121および(CS)RZパルス化用強度変調器122を備えた構成において、後段の強度変調器122からの出力光を光電変換して得た電気スペクトルについて、ボーレートに相当する周波数成分を除いた特定の周波数成分をバンドパスフィルタ23で抽出してそのパワー変化をモニタし、当該パワーが最小になるようにデータ信号DATAおよびクロック信号CLKの相対的な位相をフィードバック制御することによって、温度変動等による位相ずれを確実に補償することができ、安定した駆動条件で(CS)RZ−D(Q)PSK信号光を生成することが可能になる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
図8は、本発明による光送信装置の第2実施形態を示す構成図である。
図8において、本実施形態の光送信装置の構成が上述の図1に示した第1実施形態の場合と異なる点は、出力モニタ部20のバンドパスフィルタ23に代えて、ローパスフィルタ(LPF)25とコンデンサ26とを受光器22およびパワーモニタ24の間に設けた点である。このローパスフィルタ25は、例えば44Gbit/sの(CS)RZ−D(Q)PSK信号光に対して、カットオフ周波数が22GHz付近よりも低周波側に設定された電気フィルタであり、ここではカットオフ周波数の好ましい設定例として10MHzを想定する。ただし、本発明におけるローパスフィルタ25のカットオフ周波数は上記の具体例に限定されるものではない。コンデンサ26は、ローパスフィルタ25を通過した電気信号の直流(DC)成分を遮断し交流(AC)成分を抽出してパワーモニタ24に伝えるものである。なお、ここでは一例として、ローパスフィルタ25とパワーモニタ24の間にコンデンサ26を配置するようにしたが、受光器22とローパスフィルタ25の間にコンデンサ26を配置してもよい。
図9は、カットオフ周波数が10MHzのローパスフィルタ25およびコンデンサ26を適用した場合にパワーモニタ24で測定されるモニタ信号のパワーと位相遅延量の関係を計算した一例である。このように、ローパスフィルタ25およびコンデンサ26を適用した場合には、パワーモニタ24で測定されるパワーが位相遅延量の増大とともに大きくなることが分かる。すなわち、ローパスフィルタ25およびコンデンサ26を適用した場合には、パワーモニタ24で測定されるパワーが最小となるように、データ信号DATAおよびクロック信号CLKの相対的な位相をフィードバック制御することによって、位相遅延量が実質的に0psとなる最適な位相状態を保つことが可能になる。
なお、ここで用いるパワーモニタ24は、入力する電気信号のDC成分およびAC成分の両方を含むパワーを測定するものを前提として、パワーモニタ24の前段にコンデンサ26を設けるようにしたが、入力する電気信号のDC成分を除去しAC成分のみを測定する機能を備えたパワーモニタを用いる場合は、図8に示すコンデンサ26を省いても図9に示す傾向を有するモニタ情報を得ることができる。
また、例えば、44Gbit/sの(CS)RZ−D(Q)PSK信号光に対して、受光器22のカットオフ周波数が22GHz付近よりも低周波側に設定された場合、図8に示すローパスフィルタ25を省いて低域のAC成分のパワーをパワーモニタ24でモニタし、上記の場合と同様の制御を行うようにしてもよい。
上記のように第2実施形態によれば、後段の強度変調器122からの出力光を光電変換して得た電気スペクトルについて、ローパスフィルタ25を用いて低周波成分を抽出してそのAC成分のパワー変化をモニタし、当該パワーが最小になるようにデータ信号DATAおよびクロック信号CLKの相対的な位相をフィードバック制御することによって、温度変動等による位相ずれを確実に補償することができ、安定した駆動条件で(CS)RZ−D(Q)PSK信号光を生成することが可能になる。また、上記のような低周波成分のパワー変化は安価な低速デバイスを用いてモニタできるので、光送信装置のコスト削減を図ることも可能である。
なお、上述した第1、第2実施形態では、2値の位相変調光をパルス化した(CS)RZ−DPSK変調方式および4値の位相変調光をパルス化した(CS)RZ−DQPSK変調方式について説明したが、2値および4値以外の多値位相変調光をパルス化した変調方式についても上述した各実施形態と同様にして本発明を適用する可能である。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
図10において、本実施形態の光送信装置の構成が上述の図1に示した第1実施形態の場合と異なる点は、出力モニタ部20のバンドパスフィルタ23に代えて、ローパスフィルタ(LPF)25を受光器22およびパワーモニタ24の間に設けた点である。このローパスフィルタ25は、例えば44Gbit/sの(CS)RZ−D(Q)PSK信号光に対して、カットオフ周波数が22GHz付近よりも低周波側に設定された電気フィルタであり、ここではカットオフ周波数の好ましい設定例として10MHzを想定する。ただし、本発明におけるローパスフィルタ25のカットオフ周波数は上記の具体例に限定されるものではない。また、ここで用いるパワーモニタ24は、入力する電気信号のDC成分およびAC成分の両方を含むパワーを測定するものとする。
図11は、カットオフ周波数が10MHzのローパスフィルタ25を適用した場合にパワーモニタ24で測定されるモニタ信号のパワーと位相遅延量の関係を計算した一例である。このように、ローパスフィルタ25を適用した場合には、パワーモニタ24で測定されるパワーが位相遅延量の増大とともに小さくなることが分かる。これは、前述した第2実施形態のようにコンデンサ26を用いてDC成分を遮断するのではなく、ローパスフィルタ25だけを適用してDC成分およびAC成分のパワーをモニタするようにした場合、AC成分のパワーよりもDC成分のパワーの方がかなり大きいので、位相遅延量に対するモニタパワーの変化はDC成分のパワーの変化が支配的になる。位相遅延量に対するDC成分のパワーの変化は、図9および図11の各グラフの縦軸スケールの違いからも明らかなように、AC成分のパワーの変化に比べて小さくはなるものの、位相遅延量のフィードバック制御に利用することは十分に可能である。すなわち、パワーモニタ24で測定されるパワーが最大となるように、データ信号DATAおよびクロック信号CLKの相対的な位相をフィードバック制御することによって、位相遅延量が実質的に0psとなる最適な位相状態を保つことが可能になる。
上記のように第3実施形態によれば、後段の強度変調器122からの出力光を光電変換して得た電気スペクトルについて、ローパスフィルタ25を用いて低周波成分を抽出してそのDC成分を含んだパワー変化をモニタし、当該パワーが最大になるようにデータ信号DATAおよびクロック信号CLKの相対的な位相をフィードバック制御することによって、温度変動等による位相ずれを確実に補償することができ、安定した駆動条件で(CS)RZ−D(Q)PSK信号光を生成することが可能になる。また、上記のような低周波成分のパワー変化は安価な低速デバイスを用いてモニタできるので、光送信装置のコスト削減を図ることも可能である。
なお、上記の第3実施形態では、ローパスフィルタ25を通過したDCからカットオフ周波数までの成分のパワーをモニタしてフィードバック制御を行うようにしたが、受光器22から出力される電気信号のDC成分のみを抽出してそのパワーをモニタするようにしても、第3実施形態の場合と同様のフィードバック制御を行うことは可能である。
以上、本明細書で開示した主な発明について以下にまとめる。
(付記1) 連続光を発生する光源と、
データ信号に対応した駆動信号が与えられ、前記光源から出力される連続光を多値位相変調する第1光変調部と、
前記データ信号のビットレートに応じた周波数を有するクロック信号に対応した駆動信号が与えられ、前記第1光変調部で多値位相変調された光信号をパルス化する第2光変調部と、を備えた光送信装置において、
前記第2光変調部から出力される光信号の一部を光電変換して電気スペクトルを取得し、該電気スペクトルから、ボーレートに相当する周波数成分を除く予め設定した周波数成分を抽出して、当該周波数成分のパワーを測定する出力モニタ部と、
前記出力モニタ部で測定されるパワーが最小になるように、前記第1および第2光変調部に与えられる各駆動信号の相対的な位相を制御する制御部と、を備えて構成されたことを特徴とする光送信装置。
(付記2) 付記1に記載の光送信装置であって、
前記出力モニタ部は、
前記第2光変調部から出力される光信号の一部を分岐する光分岐カプラと、
前記光分岐カプラで分岐された光を電気信号に変換する受光器と、
前記受光器からの電気信号が入力され、ボーレートに相当する周波数成分を除いた所定の周波数領域に通過帯を持つバンドパスフィルタと、
前記バンドパスフィルタを通過した周波数成分のパワーを測定するパワーセンサと、を有することを特徴とする光送信装置。
(付記3) 付記1に記載の光送信装置であって、
前記第1光変調部は、前記光源から出力される連続光を2値位相変調することを特徴とする光送信装置。
(付記4) 付記1に記載の光送信装置であって、
前記第1光変調部は、前記光源から出力される連続光を4値位相変調することを特徴とする光送信装置。
(付記5) 付記1に記載の光送信装置であって、
前記第2光変調部は、前記データ信号のビットレートと同一の周波数を有し、かつ、消光電圧の1倍の振幅を有するクロック信号に対応した駆動信号が与えられ、前記第1光変調部で多値位相変調された光信号をパルス化することを特徴とする光送信装置。
(付記6) 付記1に記載の光送信装置であって、
前記第2光変調部は、前記データ信号のビットレートの1/2の周波数を有し、かつ、消光電圧の2倍の振幅を有するクロック信号に対応した駆動信号が与えられ、前記第1光変調部で多値位相変調された光信号をパルス化することを特徴とする光送信装置。
(付記7) 連続光を発生する光源と、
データ信号に対応した駆動信号が与えられ、前記光源から出力される連続光を多値位相変調する第1光変調部と、
前記データ信号のビットレートに応じた周波数を有するクロック信号に対応した駆動信号が与えられ、前記第1光変調部で多値位相変調された光信号をパルス化する第2光変調部と、を備えた光送信装置において、
前記第2光変調部から出力される光信号の一部を光電変換して電気スペクトルを取得し、該電気スペクトルから直流成分を除いた低周波成分を抽出して、当該低周波成分のパワーを測定する出力モニタ部と、
前記出力モニタ部で測定されるパワーが最小になるように、前記第1および第2光変調部に与えられる各駆動信号の相対的な位相を制御する制御部と、を備えて構成されたことを特徴とする光送信装置。
(付記8) 付記7に記載の光送信装置であって、
前記出力モニタ部は、
前記第2光変調部から出力される光信号の一部を分岐する光分岐カプラと、
前記光分岐カプラで分岐された光を電気信号に変換する受光器と、
前記受光器からの電気信号が入力され、前記データ信号のビットレートの1/2に対応した周波数よりも低周波側に設定されたカットオフ周波数を持つローパスフィルタと、
前記ローパスフィルタを通過した電気信号の直流成分を遮断し交流成分を抽出するコンデンサと、
前記コンデンサで抽出された交流成分のパワーを測定するパワーセンサと、を有することを特徴とする光送信装置。
(付記9) 付記7に記載の光送信装置であって、
前記出力モニタ部は、
前記第2光変調部から出力される光信号の一部を分岐する光分岐カプラと、
前記光分岐カプラで分岐された光を電気信号に変換する受光器と、
前記受光器からの電気信号の直流成分を遮断し交流成分を抽出するコンデンサと、
前記コンデンサで抽出された交流成分が入力され、前記データ信号のビットレートの1/2に対応した周波数よりも低周波側に設定されたカットオフ周波数を持つローパスフィルタと、
前記ローパスフィルタを通過した低周波成分のパワーを測定するパワーセンサと、を有することを特徴とする光送信装置。
(付記10) 付記7に記載の光送信装置であって、
前記第1光変調部は、前記光源から出力される連続光を2値位相変調することを特徴とする光送信装置。
(付記11) 付記7に記載の光送信装置であって、
前記第1光変調部は、前記光源から出力される連続光を4値位相変調することを特徴とする光送信装置。
(付記12) 付記7に記載の光送信装置であって、
前記第2光変調部は、前記データ信号のビットレートと同一の周波数を有し、かつ、消光電圧の1倍の振幅を有するクロック信号に対応した駆動信号が与えられ、前記第1光変調部で多値位相変調された光信号をパルス化することを特徴とする光送信装置。
(付記13) 付記7に記載の光送信装置であって、
前記第2光変調部は、前記データ信号のビットレートの1/2の周波数を有し、かつ、消光電圧の2倍の振幅を有するクロック信号に対応した駆動信号が与えられ、前記第1光変調部で多値位相変調された光信号をパルス化することを特徴とする光送信装置。
(付記14) 連続光を発生する光源と、
データ信号に対応した駆動信号が与えられ、前記光源から出力される連続光を多値位相変調する第1光変調部と、
前記データ信号のビットレートに応じた周波数を有するクロック信号に対応した駆動信号が与えられ、前記第1光変調部で多値位相変調された光信号をパルス化する第2光変調部と、を備えた光送信装置において、
前記第2光変調部から出力される光信号の一部を光電変換して電気スペクトルを取得し、該電気スペクトルから直流成分を含んだ周波数成分を抽出して、当該周波数成分のパワーを測定する出力モニタ部と、
前記出力モニタ部で測定されるパワーが最大になるように、前記第1および第2光変調部に与えられる各駆動信号の相対的な位相を制御する制御部と、を備えて構成されたことを特徴とする光送信装置。
(付記15) 付記14に記載の光送信装置であって、
前記出力モニタ部は、
前記第2光変調部から出力される光信号の一部を分岐する光分岐カプラと、
前記光分岐カプラで分岐された光を電気信号に変換する受光器と、
前記受光器からの電気信号が入力され、前記データ信号のビットレートの1/2に対応した周波数よりも低周波側に設定されたカットオフ周波数を持つローパスフィルタと、
前記ローパスフィルタを通過した直流成分を含む低周波成分のパワーを測定するパワーセンサと、を有することを特徴とする光送信装置。
(付記16) 付記14に記載の光送信装置であって、
前記第1光変調部は、前記光源から出力される連続光を2値位相変調することを特徴とする光送信装置。
(付記17) 付記14に記載の光送信装置であって、
前記第1光変調部は、前記光源から出力される連続光を4値位相変調することを特徴とする光送信装置。
(付記18) 付記14に記載の光送信装置であって、
前記第2光変調部は、前記データ信号のビットレートと同一の周波数を有し、かつ、消光電圧の1倍の振幅を有するクロック信号に対応した駆動信号が与えられ、前記第1光変調部で多値位相変調された光信号をパルス化することを特徴とする光送信装置。
(付記19) 付記14に記載の光送信装置であって、
前記第2光変調部は、前記データ信号のビットレートの1/2の周波数を有し、かつ、消光電圧の2倍の振幅を有するクロック信号に対応した駆動信号が与えられ、前記第1光変調部で多値位相変調された光信号をパルス化することを特徴とする光送信装置。
本発明による光送信装置の第1実施形態を示す構成図である。 データ信号の位相に対してクロック信号の位相が遅れている場合の位相ずれに対するRZ−DQPSK信号光の出力波形の計算例を示す図である。 データ信号の位相に対してクロック信号の位相が進んでいる場合の位相ずれに対するRZ−DQPSK信号光の出力波形の計算例を示す図である。 図2の出力波形に対応した電気スペクトルの計算例を示す図である。 図3の出力波形に対応した電気スペクトルの計算例を示す図である。 データ信号およびクロック信号間の位相ずれに対する44GHz付近のパワー変化を計算した一例を示す図である。 データ信号およびクロック信号間の位相ずれに対する100MHz付近のパワー変化を計算した一例を示す図である。 本発明による光送信装置の第2実施形態を示す構成図である。 カットオフ周波数が10MHzのローパスフィルタおよびDC成分を除去するコンデンサを適用した場合にモニタされるパワーと位相遅延量の関係を計算した一例を示す図である。 本発明による光送信装置の第3実施形態を示す構成図である。 カットオフ周波数が10MHzのローパスフィルタを適用した場合にモニタされるパワーと位相遅延量の関係を計算した一例を示す図である。 (CS)RZ−DPSK変調方式を採用したシステムの構成例を示す図である。 図12のシステムにおける光強度および光位相の状態を示す図である。 (CS)RZ−DQPSK変調方式を採用したシステムの構成例を示す図である。 図14のシステムにおける光強度および光位相の状態を示す図である。 複数の光変調器間の遅延ずれに対処した従来の光送信装置の構成を示す図である。 従来の光送信装置における課題を説明する図である。 PMFにおける遅延量の温度依存性を示す図である。 RZ−DQPSK変調方式の従来システムにおけるデータ/クロック間の位相ずれトレランスの測定結果を示す図である。
符号の説明
11…CW光源
121…位相変調器
122…(CS)RZパルス化用強度変調器
13…偏波保持光ファイバ
1411,1412,142…駆動部
1511,1512,152…遅延量可変部
20…出力モニタ部
21…光分岐カプラ
22…受光器
23…バンドパスフィルタ
24…パワーモニタ
25…ローパスフィルタ
26…コンデンサ
30…制御部
OUT…出力ポート

Claims (11)

  1. 連続光を発生する光源と、
    データ信号に対応した駆動信号が与えられ、前記光源から出力される連続光を多値位相変調する第1光変調部と、
    前記データ信号のビットレートに応じた周波数を有するクロック信号に対応した駆動信号が与えられ、前記第1光変調部で多値位相変調された光信号をパルス化する第2光変調部と、を備えた光送信装置において、
    前記第2光変調部から出力される光信号の一部を光電変換して電気スペクトルを取得し、該電気スペクトルから、ボーレートに相当する周波数成分を除く予め設定した周波数成分を抽出して、当該周波数成分のパワーを測定する出力モニタ部と、
    前記出力モニタ部で測定されるパワーが最小になるように、前記第1および第2光変調部に与えられる各駆動信号の相対的な位相を制御する制御部と、を備えて構成されたことを特徴とする光送信装置。
  2. 請求項1に記載の光送信装置であって、
    前記出力モニタ部は、
    前記第2光変調部から出力される光信号の一部を分岐する光分岐カプラと、
    前記光分岐カプラで分岐された光を電気信号に変換する受光器と、
    前記受光器からの電気信号が入力され、ボーレートに相当する周波数成分を除いた所定の周波数領域に通過帯を持つバンドパスフィルタと、
    前記バンドパスフィルタを通過した周波数成分のパワーを測定するパワーセンサと、を有することを特徴とする光送信装置。
  3. 連続光を発生する光源と、
    データ信号に対応した駆動信号が与えられ、前記光源から出力される連続光を多値位相変調する第1光変調部と、
    前記データ信号のビットレートに応じた周波数を有するクロック信号に対応した駆動信号が与えられ、前記第1光変調部で多値位相変調された光信号をパルス化する第2光変調部と、を備えた光送信装置において、
    前記第2光変調部から出力される光信号の一部を光電変換して電気スペクトルを取得し、該電気スペクトルから直流成分を除いた低周波成分を抽出して、当該低周波成分のパワーを測定する出力モニタ部と、
    前記出力モニタ部で測定されるパワーが最小になるように、前記第1および第2光変調部に与えられる各駆動信号の相対的な位相を制御する制御部と、を備えて構成されたことを特徴とする光送信装置。
  4. 請求項3に記載の光送信装置であって、
    前記出力モニタ部は、
    前記第2光変調部から出力される光信号の一部を分岐する光分岐カプラと、
    前記光分岐カプラで分岐された光を電気信号に変換する受光器と、
    前記受光器からの電気信号が入力され、前記データ信号のビットレートの1/2に対応した周波数よりも低周波側に設定されたカットオフ周波数を持つローパスフィルタと、
    前記ローパスフィルタを通過した電気信号の直流成分を遮断し交流成分を抽出するコンデンサと、
    前記コンデンサで抽出された交流成分のパワーを測定するパワーセンサと、を有することを特徴とする光送信装置。
  5. 請求項3に記載の光送信装置であって、
    前記出力モニタ部は、
    前記第2光変調部から出力される光信号の一部を分岐する光分岐カプラと、
    前記光分岐カプラで分岐された光を電気信号に変換する受光器と、
    前記受光器からの電気信号の直流成分を遮断し交流成分を抽出するコンデンサと、
    前記コンデンサで抽出された交流成分が入力され、前記データ信号のビットレートの1/2に対応した周波数よりも低周波側に設定されたカットオフ周波数を持つローパスフィルタと、
    前記ローパスフィルタを通過した低周波成分のパワーを測定するパワーセンサと、を有することを特徴とする光送信装置。
  6. 連続光を発生する光源と、
    データ信号に対応した駆動信号が与えられ、前記光源から出力される連続光を多値位相変調する第1光変調部と、
    前記データ信号のビットレートに応じた周波数を有するクロック信号に対応した駆動信号が与えられ、前記第1光変調部で多値位相変調された光信号をパルス化する第2光変調部と、を備えた光送信装置において、
    前記第2光変調部から出力される光信号の一部を光電変換して電気スペクトルを取得し、該電気スペクトルのみから直流成分を含んだ周波数成分を抽出して、当該周波数成分のパワーを測定する出力モニタ部と、
    前記出力モニタ部で測定されるパワーが最大になるように、前記第1および第2光変調部に与えられる各駆動信号の相対的な位相を制御する制御部と、を備えて構成されたことを特徴とする光送信装置。
  7. 請求項6に記載の光送信装置であって、
    前記出力モニタ部は、
    前記第2光変調部から出力される光信号の一部を分岐する光分岐カプラと、
    前記光分岐カプラで分岐された光を電気信号に変換する受光器と、
    前記受光器からの電気信号のみが入力され、前記データ信号のビットレートの1/2に対応した周波数よりも低周波側に設定されたカットオフ周波数を持つローパスフィルタと、
    前記ローパスフィルタを通過した直流成分を含む低周波成分のパワーを測定するパワーセンサと、を有することを特徴とする光送信装置。
  8. 請求項1、3または6に記載の光送信装置であって、
    前記第1光変調部は、前記光源から出力される連続光を2値位相変調することを特徴とする光送信装置。
  9. 請求項1、3または6に記載の光送信装置であって、
    前記第1光変調部は、前記光源から出力される連続光を4値位相変調することを特徴とする光送信装置。
  10. 請求項1、3または6に記載の光送信装置であって、
    前記第2光変調部は、前記データ信号のビットレートと同一の周波数を有し、かつ、消光電圧の1倍の振幅を有するクロック信号に対応した駆動信号が与えられ、前記第1光変調部で多値位相変調された光信号をパルス化することを特徴とする光送信装置。
  11. 請求項1、3または6に記載の光送信装置であって、
    前記第2光変調部は、前記データ信号のビットレートの1/2の周波数を有し、かつ、消光電圧の2倍の振幅を有するクロック信号に対応した駆動信号が与えられ、前記第1光変調部で多値位相変調された光信号をパルス化することを特徴とする光送信装置。
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