JP4716293B2 - 光変調器の制御装置および制御方法 - Google Patents
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Description
図25において、光源100は、連続光を発生する。この光源100から出力される連続光は、直列に接続された2つのLiNbO3変調器(以下、LN変調器とする)110,120に順に入力されて変調される。
また、上記のような光変調器に対する制御方法は、前記光変調器から出力される信号光を光電変換して電気スペクトルを取得し、該信号光の周波数帯域全体に亘る前記電気スペクトルの強度を検出すると共に前記変調部に与えられる駆動信号の周波数に一致する周波数成分の前記電気スペクトルの強度を検出し、検出した前記周波数帯域全体に亘る電気スペクトルの強度に応じて前記変調部の第1および第2電極に与えられる各駆動信号間の位相ずれを判断し、当該強度が最大となるように前記変調部の第1および第2電極に与えられる各駆動信号のうちの少なくとも一方の位相を調整し、検出した前記周波数成分の電気スペクトルの強度に応じて前記変調部の動作点ずれを判断し、該判断した動作点ずれが小さくなるように前記バイアス供給部を制御する。あるいは、前記光変調器から出力される信号光を光電変換して電気スペクトルを取得し、該信号光の周波数帯域全体に亘る前記電気スペクトルの強度を検出し、前記光変調器から出力される信号光の光スペクトルを取得し、該信号光の中心光周波数に一致する光周波数成分の前記光スペクトルの光パワーを検出し、検出した前記電気スペクトルの強度に応じて前記変調部の第1および第2電極に与えられる各駆動信号間の位相ずれを判断し、当該強度が最大となるように前記変調部の第1および第2電極に与えられる各駆動信号のうちの少なくとも一方の位相を調整し、検出した前記光パワーに応じて前記変調部の動作点ずれを判断し、該判断した動作点ずれが小さくなるように前記バイアス供給部を制御する。
図1において、この例の制御装置が適用される光変調器は、例えば、光源1で発生する連続光を、直列に接続された第1および第2変調器としてのLN変調器10,20に順に入力して変調し、CS−RZ変調方式の信号光を出力するものである。この光変調器に対して本制御装置は、前段のLN変調器10に与えられる駆動信号および後段のLN変調器20に与えられる駆動信号の間の位相ずれを検出する位相ずれ検出部としての位相比較器30と、その位相比較器30で検出される位相ずれが小さくなるように位相器23を制御する制御部としての制御回路31とを備え、各駆動信号の相対的な位相を最適化する。以下、各構成要素について具体的に説明する。
図4において、この例の制御装置は、上記形態の場合と同様にして、前段のLN変調器10をデータ信号DATAにより駆動し、後段のLN変調器20をクロック信号CLK1,CLK2により駆動してCS−RZ変調方式の信号光を出力する光変調器について適用される。本制御装置の構成が上記形態の場合と異なる点は、上記形態における位相比較器30および制御回路31に代えて、後段のLN変調器20から出力される信号光の一部をモニタ光として分岐した後に光電変換して電気スペクトルを取得し、その電気スペクトルの特定の周波数成分の強度をモニタする出力モニタ部40と、その出力モニタ部40でモニタされる特定周波数成分の強度変化を基にデータ信号DATAとクロック信号CLK1,CLK2との間の位相ずれを判断して位相器23をフィードバック制御する制御回路50とを設けた点である。なお、これ以外の他の構成は上記形態の場合と同様であるため、ここでの説明を省略する。
図8において、本形態の構成が前述の図4に示した形態の場合の構成と異なる点は、図4の形態で用いた出力モニタ部40から電気フィルタ43を省略した出力モニタ部40’を設けた点である。この出力モニタ部40’でのモニタ結果が制御回路50に送られて、制御回路50により位相器25A,25Bがフィードバック制御されクロック信号CLK1,CLK2間の位相差が最適化される。なお、ここでは、後段のLN変調器20の各電極20A,20Bに与えられるクロック信号CLK1,CLK2にそれぞれ対応させて、分岐器24と増幅器26Aの間に位相器25Aを配置すると共に、分岐器24と増幅器26Bの間に位相器25Bを配置して、クロック信号CLK1,CLK2の間の位相差を2つの位相器25A,25Bにより調整する構成例を示したが、上述した二つの形態の場合と同様に、一方のクロック信号の位相を位相器で調整して、2つのクロック信号間の位相差を相対的に制御するように構成してもよい。
図14において、第1実施形態の制御装置は、上述した各形態の場合と同様に、前段のLN変調器10をB(b/s)のデータ信号DATAにより駆動し、後段のLN変調器20をB/2(Hz)のクロック信号CLK1,CLK2により駆動してCS−RZ変調方式の信号光を出力する光変調器について適用される。本制御装置の構成が他の形態の場合と異なる点は、後段のLN変調器20に対して動作点を調整するためのDCバイアスを与えるバイアス供給回路27が設けられており、このバイアス供給回路27の動作が、出力モニタ部60および制御回路70によってフィードバック制御されることにより、後段のLN変調器20の動作点補償が行われるようにした点である。
例えば、20GHzのクロック信号CLK1,CLK2が後段のLN変調器20の各電極20A,20Bに与えられることにより、各電極20A,20B間の電位差は、図15の左側に示すように、LN変調器20の周期的な光強度特性の1周期に対応する2Vπの振幅で変化する。このとき、LN変調器20の動作点が最適点からずれてしまうと、LN変調器20から出力される40Gb/sのCS−RZ信号光の波形は、図15の右側上段に示すように、各ビット間のレベルに偏差が発生することが分かる。また、出力光の電気スペクトルについては、図15の右側中段に示すように、動作点が最適設定されている場合(例えば図5または図9参照)には見られなかった20GHzの周波数にピークが発生することが分かる。さらに、出力光の光スペクトルに関しては、図15の右側下段に示すように、動作点が最適設定されている場合(例えば図27の右下参照)には見られなかった中心光周波数に対応したキャリア成分が発生することが分かる。
図17において、本実施形態の構成が前述の図14に示した第1実施形態の場合と異なる点は、出力モニタ部60および制御回路70に代えて、後段のLN変調器20から出力される信号光の一部をモニタ光として分岐した後に中心光周波数成分を抽出してその光パワーをモニタする出力モニタ部80と、その出力モニタ部80でモニタされる中心光周波数成分の光パワーの変化を基にLN変調器20の動作点ずれを判断してバイアス供給回路27をフィードバック制御する制御回路90とを設けた点である。なお、上記以外の他の構成は第1実施形態の場合と同様である。
該第1および第2変調部に対して位相の同期した駆動信号をそれぞれ与える駆動部とを備え、
前記第2変調部は、光導波路を第1分岐光導波路および第2分岐光導波路に分岐する部分と、前記第1および第2分岐光導波路を合成する部分とを有し、第1および第2分岐光導波路にそれぞれ設けられた第1電極および第2電極を利用して前記第1および第2分岐光導波路の屈折率を制御し、当該屈折率差に応じた周期的な光強度特性を得る構成からなり、
前記駆動部は、前記第2変調部がその光強度特性の1周期に対応して変調動作するように、前記第1および第2電極の少なくとも一方に駆動信号を与えることが可能である、光変調器についての制御装置であって、
前記第1および第2変調部に与えられる各駆動信号の位相を比較して位相ずれを検出する位相ずれ検出部と、
該位相ずれ検出部で検出される位相ずれが小さくなるように前記駆動部を制御する制御部とを備えて構成されたことを特徴とする光変調器の制御装置。
前記光変調器は、所定のビットレートを有するデータ信号が前記駆動部から前記第1変調部に与えられ、前記データ信号のビットレートの1/2倍に対応した周波数を有するクロック信号が前記駆動部から前記第2変調部の第1および第2電極に与えられるとき、
前記位相ずれ検出部は、前記データ信号から抽出される前記ビットレートの1/2倍に対応した周波数を有するクロック信号の位相と、前記第2変調部の第1および第2電極に与えられる各クロック信号に等価なクロック信号の位相とを比較して位相ずれを検出し、
前記制御部は、前記位相ずれ検出部で検出される位相ずれが小さくなるように、前記第1および第2変調部に与えられるデータ信号およびクロック信号のうちの少なくとも一方の位相を調整することを特徴とする光変調器の制御装置。
前記光変調器は、所定のビットレートを有するデータ信号が前記駆動部から前記第1変調部に与えられ、前記データ信号のビットレートに対応した周波数を有するクロック信号が前記駆動部から前記第2変調部の一方の電極に与えられるとき、
前記位相ずれ検出部は、前記データ信号から抽出される前記ビットレートに対応した周波数を有するクロック信号の位相と、前記第2変調部の一方の電極に与えられるクロック信号に等価なクロック信号の位相とを比較して位相ずれを検出し、
前記制御部は、前記位相ずれ検出部で検出される位相ずれが小さくなるように、前記第1および第2変調部に与えられるデータ信号およびクロック信号のうちの少なくとも一方の位相を調整することを特徴とする光変調器の制御装置。
該第1および第2変調部に対して位相の同期した駆動信号をそれぞれ与える駆動部とを備え、
前記第2変調部は、光導波路を第1分岐光導波路および第2分岐光導波路に分岐する部分と、前記第1および第2分岐光導波路を合成する部分とを有し、第1および第2分岐光導波路にそれぞれ設けられた第1電極および第2電極を利用して前記第1および第2分岐光導波路の屈折率を制御し、当該屈折率差に応じた周期的な光強度特性を得る構成からなり、
前記駆動部は、前記第2変調部がその光強度特性の1周期に対応して変調動作するように、前記第1および第2電極の少なくとも一方に駆動信号を与えることが可能である、光変調器についての制御装置であって、
前記光変調器から出力される信号光を光電変換して電気スペクトルを取得し、該電気スペクトルの強度に関する情報を検出する出力モニタ部と、
該出力モニタ部で検出される強度情報に基づいて、前記光変調器の駆動信号間の位相ずれを判断し、該位相ずれが小さくなるように前記駆動部を制御する制御部とを備えて構成されたことを特徴とする光変調器の制御装置。
前記出力モニタ部は、前記電気スペクトルから特定の周波数成分を抽出して当該強度を検出し、
前記制御部は、前記出力モニタ部で検出される特定の周波数成分の強度に応じて前記第1および第2変調部に与えられる各駆動信号間の位相ずれを判断し、前記強度が最大となるように前記第1および第2変調部に与えられる各駆動信号のうちの少なくとも一方の位相を調整することを特徴とする光変調器の制御装置。
前記駆動部が、前記第2変調部の第1および第2電極に対して所定の位相差を有する駆動信号をそれぞれ与えるとき、
前記出力モニタ部は、前記電気スペクトルの周波数帯域全体に亘る強度を検出し、
前記制御部は、前記出力モニタ部で検出される強度に応じて前記第2変調部の第1および第2電極に与えられる各駆動信号間の位相ずれを判断し、前記強度が最大となるように前記第2変調部の第1および第2電極に与えられる各駆動信号のうちの少なくとも一方の位相を調整することを特徴とする光変調器の制御装置。
前記光変調器は、所定のビットレートを有するデータ信号が前記駆動部から前記第1変調部に与えられ、前記データ信号のビットレートの1/2倍に対応した周波数を有するクロック信号が前記駆動部から前記第2変調部の第1および第2電極に与えられることにより、キャリア抑圧RZ変調方式の信号光を生成することを特徴とする光変調器の制御装置。
前記光変調器は、所定のビットレートを有するデータ信号が前記駆動部から前記第1変調部に与えられ、前記データ信号のビットレートに対応した周波数を有するクロック信号が前記駆動部から前記第2変調部の一方の電極に与えられることにより、RZ変調方式の信号光を生成することを特徴とする光変調器の制御装置。
該変調部がその光強度特性の1周期に対応して変調動作するように、前記第1および第2電極の少なくとも一方に駆動信号を与える駆動部と、
前記変調部にDCバイアスを供給して動作点を調整するバイアス供給部とを備えた光変調器についての制御装置であって、
前記光変調部から出力される信号光の変化を検出する出力モニタ部と、
該出力モニタ部の検出結果に基づいて前記変調部の動作点ずれを判断し、該動作点ずれが小さくなるように前記バイアス供給部を制御する制御部とを備えて構成されたことを特徴とする光変調器の制御装置。
前記出力モニタ部は、前記光変調部から出力される信号光を光電変換して電気スペクトルを取得し、前記変調部に与えられる駆動信号の周波数に一致する周波数成分を前記電気スペクトルから抽出して当該強度を検出し、
前記制御部は、前記出力モニタ部で検出される強度に応じて前記変調部の動作点ずれを判断することを特徴とする光変調器の制御装置。
前記出力モニタ部は、前記光変調部から出力される信号光の光スペクトルを取得し、前記信号光の中心光周波数に一致する光周波数成分を前記光スペクトルから抽出して当該光パワーを検出し、
前記制御部は、前記出力モニタ部で検出される光パワーに応じて前記変調部の動作点ずれを判断することを特徴とする光変調器の制御装置。
該第1および第2変調部に対して位相の同期した駆動信号をそれぞれ与える駆動部とを備え、
前記第2変調部は、光導波路を第1分岐光導波路および第2分岐光導波路に分岐する部分と、前記第1および第2分岐光導波路を合成する部分とを有し、第1および第2分岐光導波路にそれぞれ設けられた第1電極および第2電極を利用して前記第1および第2分岐光導波路の屈折率を制御し、当該屈折率差に応じた周期的な光強度特性を得る構成からなり、
前記駆動部は、前記第2変調部がその光強度特性の1周期に対応して変調動作するように、前記第1および第2電極の少なくとも一方に駆動信号を与えることが可能である、光変調器についての制御方法であって、
前記第1および第2変調部に与えられる各駆動信号の位相を比較して位相ずれを検出し、
該検出した位相ずれが小さくなるように前記駆動部を制御することを特徴とする光変調器の制御方法。
該第1および第2変調部に対して位相の同期した駆動信号をそれぞれ与える駆動部とを備え、
前記第2変調部は、光導波路を第1分岐光導波路および第2分岐光導波路に分岐する部分と、前記第1および第2分岐光導波路を合成する部分とを有し、第1および第2分岐光導波路にそれぞれ設けられた第1電極および第2電極を利用して前記第1および第2分岐光導波路の屈折率を制御し、当該屈折率差に応じた周期的な光強度特性を得る構成からなり、
前記駆動部は、前記第2変調部がその光強度特性の1周期に対応して変調動作するように、前記第1および第2電極の少なくとも一方に駆動信号を与えることが可能である、光変調器についての制御方法であって、
前記光変調器から出力される信号光を光電変換して電気スペクトルを取得し、
該取得した電気スペクトルの強度に関する情報を検出し、
該検出した強度情報に基づいて前記駆動部を制御することを特徴とする光変調器の制御方法。
該変調部がその光強度特性の1周期に対応して変調動作するように、前記第1および第2電極の少なくとも一方に駆動信号を与える駆動部と、
前記変調部にDCバイアスを供給して動作点を調整するバイアス供給部とを備えた光変調器についての制御方法であって、
前記光変調部から出力される信号光の変化を検出し、
該検出結果に基づいて前記変調部の動作点ずれを判断し、
該判断した動作点ずれが小さくなるように前記バイアス供給部を制御することを特徴とする光変調器の制御方法。
11 データ信号生成部
20A,20B 信号電極
21 クロック信号生成部
22,24 分岐器
23,25,25A,25B 位相器
26A,26B 増幅器
27 バイアス供給回路
30 位相比較器
31,50,70,90 制御回路
40,40’,60,80 出力モニタ部
41,61,81 光カプラ
42,62 受光回路
43,63 電気フィルタ
44,64 電気パワーセンサ
82 狭帯域光フィルタ
83 光パワーメータ
91〜93 制御用CPU
Claims (4)
- 光導波路を第1分岐光導波路および第2分岐光導波路に分岐する部分と、前記第1および第2分岐光導波路を合成する部分とを有し、第1および第2分岐光導波路にそれぞれ設けられた第1電極および第2電極を利用して前記第1および第2分岐光導波路の屈折率を制御し、当該屈折率差に応じた周期的な光強度特性を得る構成の変調部と、
該変調部がその光強度特性の1周期に対応して変調動作するように、前記第1および第2電極に駆動信号を与える駆動部と、
前記変調部にDCバイアスを供給して動作点を調整するバイアス供給部と、
を備えた光変調器についての制御装置であって、
前記光変調器から出力される信号光を光電変換して電気スペクトルを取得し、該信号光の周波数帯域全体に亘る前記電気スペクトルの強度を検出すると共に前記変調部に与えられる駆動信号の周波数に一致する周波数成分の前記電気スペクトルの強度を検出する出力モニタ部と、
前記出力モニタ部で検出される前記周波数帯域全体に亘る電気スペクトルの強度に応じて前記変調部の第1および第2電極に与えられる各駆動信号間の位相ずれを判断し、当該強度が最大となるように前記変調部の第1および第2電極に与えられる各駆動信号のうちの少なくとも一方の位相を調整すると共に、前記出力モニタ部で検出される前記周波数成分の電気スペクトルの強度に応じて前記変調部の動作点ずれを判断し、該動作点ずれが小さくなるように前記バイアス供給部を制御する制御部と、
を備えて構成されたことを特徴とする光変調器の制御装置。 - 光導波路を第1分岐光導波路および第2分岐光導波路に分岐する部分と、前記第1および第2分岐光導波路を合成する部分とを有し、第1および第2分岐光導波路にそれぞれ設けられた第1電極および第2電極を利用して前記第1および第2分岐光導波路の屈折率を制御し、当該屈折率差に応じた周期的な光強度特性を得る構成の変調部と、
該変調部がその光強度特性の1周期に対応して変調動作するように、前記第1および第2電極に駆動信号を与える駆動部と、
前記変調部にDCバイアスを供給して動作点を調整するバイアス供給部と、
を備えた光変調器についての制御装置であって、
前記光変調器から出力される信号光を光電変換して電気スペクトルを取得し、該信号光の周波数帯域全体に亘る前記電気スペクトルの強度を検出すると共に、前記光変調器から出力される信号光の光スペクトルを取得し、該信号光の中心光周波数に一致する光周波数成分の前記光スペクトルの光パワーを検出する出力モニタ部と、
前記出力モニタ部で検出される前記電気スペクトルの強度に応じて前記変調部の第1および第2電極に与えられる各駆動信号間の位相ずれを判断し、当該強度が最大となるように前記変調部の第1および第2電極に与えられる各駆動信号のうちの少なくとも一方の位相を調整すると共に、前記出力モニタ部で検出される前記光パワーに応じて前記変調部の動作点ずれを判断し、該動作点ずれが小さくなるように前記バイアス供給部を制御する制御部と、
を備えて構成されたことを特徴とする光変調器の制御装置。 - 光導波路を第1分岐光導波路および第2分岐光導波路に分岐する部分と、前記第1および第2分岐光導波路を合成する部分とを有し、第1および第2分岐光導波路にそれぞれ設けられた第1電極および第2電極を利用して前記第1および第2分岐光導波路の屈折率を制御し、当該屈折率差に応じた周期的な光強度特性を得る変調部と、
該変調部がその光強度特性の1周期に対応して変調動作するように、前記第1および第2電極に駆動信号を与える駆動部と、
前記変調部にDCバイアスを供給して動作点を調整するバイアス供給部と、
を備えた光変調器についての制御方法であって、
前記光変調器から出力される信号光を光電変換して電気スペクトルを取得し、該信号光の周波数帯域全体に亘る前記電気スペクトルの強度を検出すると共に前記変調部に与えられる駆動信号の周波数に一致する周波数成分の前記電気スペクトルの強度を検出し、
検出した前記周波数帯域全体に亘る電気スペクトルの強度に応じて前記変調部の第1および第2電極に与えられる各駆動信号間の位相ずれを判断し、当該強度が最大となるように前記変調部の第1および第2電極に与えられる各駆動信号のうちの少なくとも一方の位相を調整し、
検出した前記周波数成分の電気スペクトルの強度に応じて前記変調部の動作点ずれを判断し、該判断した動作点ずれが小さくなるように前記バイアス供給部を制御することを特徴とする光変調器の制御方法。 - 光導波路を第1分岐光導波路および第2分岐光導波路に分岐する部分と、前記第1および第2分岐光導波路を合成する部分とを有し、第1および第2分岐光導波路にそれぞれ設けられた第1電極および第2電極を利用して前記第1および第2分岐光導波路の屈折率を制御し、当該屈折率差に応じた周期的な光強度特性を得る変調部と、
該変調部がその光強度特性の1周期に対応して変調動作するように、前記第1および第2電極に駆動信号を与える駆動部と、
前記変調部にDCバイアスを供給して動作点を調整するバイアス供給部と、
を備えた光変調器についての制御方法であって、
前記光変調器から出力される信号光を光電変換して電気スペクトルを取得し、該信号光の周波数帯域全体に亘る前記電気スペクトルの強度を検出し、
前記光変調器から出力される信号光の光スペクトルを取得し、該信号光の中心光周波数に一致する光周波数成分の前記光スペクトルの光パワーを検出し、
検出した前記電気スペクトルの強度に応じて前記変調部の第1および第2電極に与えられる各駆動信号間の位相ずれを判断し、当該強度が最大となるように前記変調部の第1および第2電極に与えられる各駆動信号のうちの少なくとも一方の位相を調整し、
検出した前記光パワーに応じて前記変調部の動作点ずれを判断し、該判断した動作点ずれが小さくなるように前記バイアス供給部を制御することを特徴とする光変調器の制御方法。
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