JP4677814B2 - 投射型画像表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、デジタルマイクロミラーデバイス(DMD)等の反射型画像形成素子により形成された画像を拡大投射する投射型画像表示装置に関する。
照明光学系からの照明光をデジタルマイクロミラーデバイス(DMD)により変調し、変調された画像光を投射光学系によってスクリーンに拡大投射する投射型画像表示装置が知られている。DMDは入力された映像信号に応じて2種類の回転角度のいずれかに設定可能なマイクロミラーを二次元に配置してなる画像形成面を備える。2種類の角度のうち一方の角度に設定されたマイクロミラーは投射光学系に導かれる方向に照明光を反射する(投射光)。また、他方の角度に設定されたマイクロミラーは照明光をスクリーンに導かれない方向に反射する(オフ光)。
オフ光は装置内での発熱の原因となる。また、オフ光が投射光学系に入射したスクリーンに映る不要光となると、コントラスト低下等の画質低下を招く。そのため、オフ光の処理に関する種々の提案がなされている。例えば、特許文献1及び2には、投射光学系が備えるプリズムによってオフ光を投射光と異なる方向に全反射し、さらに光吸収部材で吸収する構成とした投射型画像表示装置が開示されている。また、特許文献3には、DMDのほぼ正面から照明光を照射し、オフ光を光吸収部品に吸収させる構成とした投射型画像表示装置が開示されている。
照明光学系によって下方から照射された照明光を反射型画像形成素子が上方に照射するいわゆるボトムライト型であり、かつ反射型画像形成素子に入射する照明光の主光線と投射光の主光線が同一平面上にある投射型画像表示装置は、比較的簡易かつ低コストの構成で大型のスクリーンに画像を投射することができる。この反射型画像形成素子に入射する照明光の主光線と投射光の主光線が同一平面上にあるボトムライト型では、オフ光は投射光と同様に投射光学系側に向かうため、オフ光が投射光学系に入射しやすい。しかし、このタイプの投射型画像表示装置についてはオフ光の処理に関する構造は提案されてない。
特開2001−166118号公報 特開2001−166255号公報 特開2002−258405号公報
本発明は、反射型画像形成素子を備える投射型画像表示装置において、簡易な構成でオフ光の投射光学系への入射を防止することを課題とする。特に、本発明は、ボトムライト型の投射型画像表示装置において、簡易な構成でオフ光の投射光学系への入射を防止することを課題とする。
本発明は、照明光学系からの照明光を反射型画像形成素子により変調し、変調された画像光を投射光学系によってスクリーンに拡大投射する投射型画像表示装置において、前記反射型画像形成素子は、入力された映像信号に応じて回転角度が第1の角度と第2の角度のいずれかに設定され、前記第1の角度では前記照明光を前記投射光学系から前記スクリーンに導かれる第1の方向に反射し、前記第2の角度では前記照明光を前記スクリーンに導かれない第2の方向に反射する複数個のマイクロミラーを二次元配置してなる画像形成面を備え前記第1の回転角度の前記マイクロミラーによって前記第1の方向に反射される投射光の光路を挟んで前記反射型画像形成素子に入射する前記照明光の光路の反対側に配置され、前記第2の回転角度の前記マイクロミラーによって前記第2の方向に反射された照明光を前記投射光から離れる方向に反射する反射ミラーと、前記反射型画像形成素子の前記画像形成面及び前記反射ミラーを密閉する密閉構造体とを備え、前記密閉構造体の前記反射ミラーと対向する位置を、前記反射ミラーで反射された光を前記密閉構造体の外部に透過させる透明部材により構成していることを特徴とする、投射型画像表示装置を提供する。
第2の角度に設定されたマイクロミラーから第2の方向に反射されるスクリーンには導かれない照明光(いわゆるオフ光)は、第1の角度に設定されたマイクロミラーによって反射された投射光から離れる方向に反射ミラーによって反射されるので、オフ光が投射光学系に入射するのを防止できる。その結果、オフ光が投射光学系を構成する光学部品や光学部品の保持部材に照射されることによる投射光学系での発熱を抑制できる。また、投射光学系に入射したオフ光がスクリーンに映る不要光となるのを防止できるので、この不要光に起因するコントラストの低下等の画質低下を防止できる。反射型画像形成素子の画像形成面と反射ミラーを密閉する密閉構造体を設けることで、画質低下の原因となる反射型画像形成素子周辺への塵や埃の侵入を防止できる。また、反射ミラーで反射された光を反射ミラーと対向する位置に配置された透明部材によって密閉構造体の外部に透過させるので、反射ミラーで反射されたオフ光による密閉構造体内の発熱を防止できる。透明部材は、例えば平面ガラスからなる。
例えば、投射型画像表示装置は、照明光学系によって下方から照射された照明光を反射型画像形成素子が上方に照射するいわゆるボトムライト型である。また、投射光学系は反射型光学素子により構成された反射光学系である。詳細には、前記照明光学系は前記照明光を下方から前記反射型画像形成素子の前記画像形成面に照射し、前記反射型画像形成素子は、前記画像形成面が長辺と短辺を備える矩形状であり、前記マイクロミラーの前記回転軸は前記画像形成面の長辺に対して平行であり、かつ前記第1及び第2の角度に設定された前記マイクロミラーで前記第1及び第2の方向に反射された光はいずれも上方に導かれ、かつ前記投射光学系は前記反射型画像形成素子からの前記投射光を前記スクリーンに向けて下方から上方に向けて導く複数の曲面ミラーを備える。ボトムライト型の照明光学系は、反射型画像形成素子に入射する照明光の主光線と投射光の主光線とが同一平面上にあることが好ましい。
ボトムライト型の投射型画像表示装置は、比較的簡易で低コストの構成で大型のスクリーンに画像を投射できる。しかし、このタイプの投射型画像表示装置では、オフ光が投射光と同様に上方、すなわち投射光学系側に向かうため、オフ光が投射光学系に入射しやすい。従って、ボトムライト型の投射型画像表示装置では、反射ミラーを設けることによるオフ光による投射光学系の発熱抑制及びオフ光が投射光学系に入射することに起因する画質低下防止の効果が特に顕著である。
反射ミラーは平面ミラーであってもよいが、集光曲面形状の凹面ミラーであることが好ましい。反射ミラーを曲面ミラーとすることで、反射ミラーで反射されるオフ光の光束幅を平面ミラーの場合よりも小さくできる。その結果、オフ光が投射光学系に入射するのをより確実に防止し、投射光学系の発熱とオフ光が不要光となることに起因する画質低下をより確実に防止できる。また、反射ミラーで反射されたオフ光は集束光束となるので、平面ミラーの場合と比較して、熱処理を行う上で小型の熱収集部材を採用でき、投射型画像表示装置の小型化を図ることができる。
前記反射型画像形成素子の前記画像形成面及び前記反射ミラーを密閉する密閉構造体を備え、かつ前記密閉構造体の前記反射ミラーと対向する位置を、前記反射ミラーで反射された光を前記密閉構造体の外部に透過させる透明部材により構成することが好ましい。
ボトムライト型の投射型画像表示装置は、比較的簡易で低コストの構成で大型のスクリーンに画像を投射できる。しかし、ボトムライト型では、投射光のスクリーンへの入射角度がスクリーン上方と下方で異なる大きく異なる場合や、投射光学系が非テレセントリック系である場合に、スクリーン上の画面の上方と下方で照度ムラが発生する可能性があり、この照度ムラは画面品位を低下させる。投射型画像表示装置における照度ムラを解消するための種々の提案がなされている(特開平5−72628号公報、特開平10−111472号公報、特開平8−162402号公報、及び特開平8−254699号公報参照)。
本明細書の開示は、特許請求の範囲に記載の発明以外に、ボトムライト型の投射型画像表示装置におけるスクリーンの照度ムラを防止することを目的とする発明を含む。
前記発明は、照明光学系からの照明光を反射型画像形成素子により変調し、変調された画像光を投射光学系によってスクリーンに拡大投射する投射型画像表示装置において、前記照明光学系は前記反射型画像形成素子の画像形成面に前記照明光を下方から照射し、前記投射光学系は前記反射型画像形成素子からの前記投射光を前記スクリーンに向けて下方から上方に向けて導く複数の曲面ミラーを備え、かつ前記照明光学系からの前記照明光は、前記反射型画像形成素子の前記画像形成面の上方側と下方側のうちいずれか一方から他方に向けて強くなる光強度分布を有することを特徴とする投射型画像表示装置である。
前記発明によれば、照明光学系からの照明光が、反射型画像形成素子の画像形成面の上方側と下方側のうちいずれか一方から他方に向けて強くなる光強度分布を有する。従って、スクリーンの上方と下方のうちいずれで投射光の照度が低くなる傾向があるかに対応して、画像形成面での照明光の光強度分布を設定することにより、照度ムラを抑制して画面品位を向上できる。例えば、スクリーンの上方の照度が下方の照度よりも低くなる傾向がある場合、画像形成面の上方と下方のうち、スクリーンの上方側と対応する側での光強度がスクリーンの下方側と対応する側での光強度より強くなるように光強度分布を設定すればよい。
具体的には、前記照明光学系は、光源と、この光源と前記反射型画像形成素子との間の光路に配置されたインテグレータ光学系とを備え、前記光源から前記インテグレータ光学系に対して前記インテグレータ光学系の光軸に対して非対称な光強度分布を持つ光束が入射する。
さらに具体的には、前記インテグレータ光学系はインテグレータロッドを備え、前記光源出射から出射された光束を集光する集光光学系の光軸が、前記インテグレータロッドの光軸に対して傾斜している。
代案としては、前記インテグレータ光学系はインテグレータロッドを備え、前記照明光学系は前記光源と前記インテグレータロッドの間の光路に配置されたプリズムを備え、前記プリズムから前記インテグレータロッドの入射面に前記インテグレータロッドの光軸に対して傾斜した光束が入射する。
他の代案としては、前記インテグレータ光学系はインテグレータロッドを備え、前記照明光学系は前記光源の出射する光を収束する集光ミラーと、この集光ミラーの片側に配置されたリフレクターとを備え、前記集光ミラー及び前記リフレクターから前記インテグレータロッドの入射面に前記インテグレータロッドの光軸に対して非対称な光強度分布を有する光束が入射する。
さらに別の代案としては、前記インテグレータ光学系はレンズアレイを備えるレンズアイ式インテグレータ光学系であり、前記インテグレータ光学系に入射する光束の中心を、インテグレータ光学系の光軸に対してずらして配置してもよい。
前記照明光学系は、光源と、この光源と前記反射型画像形成素子との間の光路に配置されたインテグレータ光学系とを備え、前記インテグレータ光学系内で非対称な光束の重ね合わせを行ってもよい。例えば、前記インテグレータ光学系は、片側テーパ形状のインテグレータロッドを備える。
本発明の投射型画像表示装置では、オフ光を投射光から離れる方向に反射する反射ミラーを備えるので、簡易な構成でオフ光が投射光学系に入射するのを防止できる。その結果、オフ光が投射光学系を構成する光学部品や光学部品の保持部材に照射されることによる投射光学系での発熱を抑制できる。また、投射光学系に入射したオフ光がスクリーンに映る不要光となるのを防止できるので、この不要光に起因するコントラストの低下等の画質低下を防止できる。さらに、反射型画像形成素子の画像形成面及び反射ミラーを密閉する密閉構造体を設け、かつ密閉構造体の反射ミラーと対向する位置に透明部材を設けることで、画質低下の原因となる反射型画像形成素子周辺への塵や埃の侵入を防止しつつ、反射ミラーで反射されたオフ光による密閉構造体内の発熱を防止できる。
また、反射ミラーを凹面ミラーとすれば、反射ミラーで反射されるオフ光の光束幅を小さくできるので、オフ光が投射光学系に入射するのをより確実に防止し、投射光学系の発熱とオフ光が不要光となることに起因する画質低下をより確実に防止できる。
(第1実施形態)
図1は本発明の投射型画像表示装置の第1実施形態に係るリアプロジェクションテレビ(リアプロTV)1を示す。リアプロTV1のケーシング2内には、反射型画像形成素子の一例であるデジタルマイクロミラーデバイス(DMD)3、このDMD3に照明光を照射する照明光学系4、及びDMD3で反射された投射光、すなわち画像を拡大投射する投射光学系5が収容されている。また、ケーシング2の前面上方には、投射光学系5で拡大された画像が2枚の平面ミラー6A,6Bを介して投射されるスクリーン7が配設されている。
図2を併せて参照すると、ケーシング2内の下部には、照明光学系4を収容した筐体8に加え、下側光学部品保持部材9と上側光学部保持部材10が収容されている。後に詳述するように、これら下側及び上側光学部品保持部材9,10により、DMD3と投射光学系5の光学部品が保持されている。図3を併せて参照すると、下側光学部品保持部材9はその上部外側に一対の台座部43a,43bを備え、これらの台座部43a,43b上に上側光学部品保持部材10が載置されている。
(DMD)
DMD3は入射する光を反射する方向によって空間的に変調する画像形成素子である。図4及び図5を参照すると、DMD3は、多数の微小なマイクロミラー11A,11Bを二次元配置してなるミラー面(画像形成面)12を備える。個々のマイクロミラー11A,11Bは入力された映像信号に応じて2種類の角度のいずれかに回転角度を切り換え可能である。一方の角度に設定されたマイクロミラー11Aは、「オン」の状態にある。このオン状態のマイクロミラー11Aは、照明光学系4からの照明光を投射光学系5からスクリーン7に導かれる方向に反射する(投射光)。詳細には、投射光は、投射光学系5及び平面ミラー6A,6Bを介してスクリーン7上に投射される。一方、回転角度が2種類の角度のうちの他方に設定されたミラー11Bは、「オフ」の状態にある。このオフ状態のマイクロミラー11Bは、照明光学系4からの照明光を投射光学系5及びスクリーン7に導かれない方向に反射する。符号L1はオン状態のミラー11Aにより反射された投射光を示し、符号L2はオフ状態のミラー11Bにより反射されたオフ光を示す。ミラー面12は長辺12aと短辺12bを備える矩形状であり、マイクロミラー11A,11Bの回転軸Rはミラー面12の長辺12aに対して平行である。
(照明光学系)
図6及び図7を参照すると、照明光学系4は、例えば超高圧水銀ランプからなる放電ランプ15、放物面鏡16、コンデンサーレンズ17A,17B、カラーホイール18、インテグレータロッド19、リレーレンズ20A,20B,20C、絞り21、ミラー22、及びエントランスレンズ23を備える。なお、図5において太破線は、結像関係を示している。
放電ランプ15から放射された光は放物面鏡16により平行光に変換され、コンデンサーレンズ17A,17Bによりインテグレータロッド19の入射面に集光される。インテグレータロッド19の入射面近傍に配置されたカラーホイール18の円周上には、赤、青、緑の色光をそれぞれ透過するカラーフィルタ18が配置され、カラーホイール18が回転することで、インテグレータロッド19への入射光は時分割で色分解される。インテグレータロッド19は、直方体のガラスロッドであり、ロッド内面で入射光を全反射させて重ね合わせることで、射出面から均一な強度分布を持つ光束を出射する。インテグレータロッド19は内面に反射面を有する中空ロッドでもよい。リレーレンズ20A〜20C、絞り21、ミラー22、及びエントランスレンズ23により、インテグレータロッド19の射出面の像がDMD3のミラー面12上に形成される。これにより、DMD3のミラー面12は均一な光強度で照明される。
リレーレンズ20A〜20Cとエントランスレンズ23の間に配置されたミラー22は、照明光の光路を図1において手前側に向かう方向から右斜め上に折り曲げる機能を有する。そのため、図7に最も明瞭に表れているように、照明光学系4からの照明光は、DMD3に対して斜め下側から照射される。
図8は、照明光学系4の代案を示す。この照明光学系4は、放電ランプ111、楕円鏡112、カラーホイール113、コリメータレンズ114、2枚のレンズアレイ115,116と凸レンズ117からなるレンズアレイ式のインテグレータ光学系118、ミラー129、及びエントランスレンズ120を備えている。放電ランプ111から放射された光は楕円鏡112により集光され、集光位置にカラーホイール113が配置されている。集光後に発散した光は、コリメータレンズ114により平行光に変換されて、インテグレータ光学系118に入射する。インテグレータ光学系118の2枚のレンズアレイ板115,116は、DMD3のミラー面12と相似な形状(矩形)のレンズセルが2次元的に配列されたものであり、平行光束を各レンズセルが集光する。2枚目のレンズアレイ板116、凸レンズ117、及びエントランスレンズ120により、1枚目のレンズアレイ板115のレンズセル形状の像をDMD3のミラー面12上に形成している。凸レンズ117にはレンズセルにより集光された光束をDMD3のミラー面12上に重ね合わせる機能があり、これによりDMD3は均一な光強度を持つ光束で照明される。ミラー119は、照明光の光路を図1において手前側に向かう方向から右斜め上に折り曲げ、DMD3に対して斜め下側から照明光を照射する機能を有する。
(投射光学系)
図1、図9、及び図10を参照すると、投射光学系5は4枚の曲面ミラー25,28,30,31、2枚の収差補正板27,29、及び1個の可変絞り機構26を備える。詳細には、DMD3側から順に、凹面球面ミラー25、可変絞り機構26、第1収差補正板27、凸面回転対称非球面ミラー28、第2収差補正板29、第1自由曲面ミラー30、及び第2自由曲面ミラー31が配置されている。これら投射光学系5が備える光学部品のうち、凹面球面ミラー25、可変絞り機構26、第1収差補正板27、及び凸面回転対称非球面ミラー28が下側光学保持部材9に保持され、第1及び第2自由曲面ミラー30,31が上側光学保持部材10に保持されている。
凹面球面ミラー25はDMD3と対向して配置され、凸面回転対称非球面ミラー28は凹面球面ミラー25と対向してやや上方に配置されている。同様に、第1自由曲面ミラー30は凸面回転対称非球面ミラー28と対向してやや上方に配置され、第2自由曲面ミラー31も第1自由曲面ミラー30と対向してやや上方に配置されている。従って、DMD3からの光束は、凹面球面ミラー25、凸面回転対称非球面ミラー28、第1自由曲面ミラー30、及び第2自由曲面ミラー31で反射されて折れ曲がりつつ上方に向かい、第1平面ミラー6Aへ出射される。
前述のように照明光学系4からの照明光はDMD3のミラー面12に対して、下方(斜め下)から照射され、本実施形態のリアプロTV1はボトムライト型である。また、照明光学系4からの照明光のうちDMD3のミラー面12に入射する部分、すなわちミラー22,119からエントランスレンズ23,120を介してDMD3に到る光路における照明光の主光線は、DMD3から投射光学系5を介してスクリーン7に向かう投射光の主光線と同一平面上(図1においてXY平面に平行な面)にある。かかる構成のリアプロTV1は、比較的簡易で低コストの構成で大型のスクリーン7に画像を投射できるが、図9に最も明瞭に表れているように、オフ光が投射光と同様に上方、すなわち投射光学系5側に向かうため、オフ光が投射光学系5に入射しやすい。
次に、図3、図9、及び図10を参照して、下側光学部品保持部材9及びこれに保持された光学部品について詳述する。下側光学部品保持部材9は、全体として水平方向に延びる第1及び第2筒状部41,42を備える。第2筒状部42は第1筒状部41と連続して形成されており、第1筒状部41よりも図9において左側上方に位置している。第1筒状部41は、頂壁41a、底壁41b、互いに対向する一対の側壁41c、一方の端部(図9において左側)の下側部を閉じる下側端部壁41d、及び一方の端部の上側部を閉じる上側端部壁41eを備え、他方の端部(図9において右側)に開口部41fが形成されている。
第2筒状部42は、頂壁42a、底壁42b、互いに対向する一対の側壁42c、及び一方の端部(図9において右側)の上側部を閉じる端部壁42dを備え、他方の端部(図9において左側)に開口部42eが形成されている。また、第2筒状部42の外側に前述の台座部43a,43bが設けられている。第2筒状部42の底壁42bは第1筒状部41の内部に僅かに突出しており、その下側に第1筒状部41の下側端部壁41dがあり、上側に第1筒状部41の上側端部壁41eがある。一方、第1筒状部41の頂壁41aは第2筒状部42の端部壁42dまで延びている。
図9及び図10において右側(図3において手前側)に位置する第1筒状部41の開口部41fは、DMD3を保持した画像形成素子保持板46により密閉状態で閉鎖されている。なお、図3では、DMD3の図示を省略している。
第1筒状部41に対する画像形成素子保持板46の取り付け構造を説明する。第1筒状部41の開口部41f近傍には左右3個ずつで合計6個のねじ止め部47a〜47fが設けられ、個々のねじ止め部47a〜47fには雌ねじ部48が形成されている。また、6個のねじ止め部47a〜47fのうち開口部41fの四隅に対応する4個のねじ止め部47a,47c,47d,47fの先端には、当たり面49が形成されている。画像形成素子保持板46には、ねじ止め部47a〜47fの雌ねじ部48と対応する位置に6個の貫通孔46aが形成されている。これらの貫通孔46aに挿通したねじをねじ止め部47a〜47fに螺合することで画像形成素子保持板46が第1筒状部41に対して固定されている。画像形成素子保持板46の四隅付近が4個の当たり面49に当接し、それによって画像形成素子保持板46は第1筒状部41に対して所定の位置及び姿勢で保持される。また、画像形成素子保持板46と開口部41fの周縁との間には、矩形枠状の弾性部材52が圧縮状態で介装されている。
図9及び図10において左側(図3において奥側)に位置する第1筒状部41の下側端部壁41dにも、開口部41gが形成されている。この開口部の周縁に形成されたレンズ保持部41hには、照明光学系4のエントランスレンズ23が取り付けられている。下側端部壁41dの開口部41gはエントランスレンズ23によって密閉状態で閉鎖されている。
また、図9及び図10において左側(図3において奥側)に位置する第1筒状部41の上端部壁41eには、第1筒状部41の内部と第2筒状部42の内部を連通させる開口部41iが形成されている。DMD3から投射光学系5の最初の光学部品である凹面球面ミラー25に到る光路は、この開口部41iを通る。この開口部41iの周縁に形成されたカバー保持部41jには、平坦な板ガラスからなるカバーガラス53が取り付けられている。このカバーガラス53によって上側端部壁41eの開口部41iが閉鎖されている。
第1筒状部41内の頂壁41aの付近、詳細にはオン状態のマイクロミラー11Aによって反射される投射光L1の光路を挟んでDMD3に入射する照明光の光路の反対側には、反射ミラー130が配置されている。この反射ミラー130はオフ状態のマイクロミラー11Bにより反射されたオフ光L2を反射する。本実施形態では、反射ミラー130は平面ミラーである。
第1筒状部41の反射ミラー130と対向する位置、詳細には第1筒状部41の底壁41bに開口部41kが形成されており、この開口部41kは平面ガラス131によって密閉状態で閉鎖されている。
以上の構造の第1筒状部41の内部は、第1筒状部41自体の頂壁41a、底壁41b、側壁41c、下側端部壁41d、及び上側端部壁41eに加え、画像形成素子保持板46、弾性部材52、照明光学系4のエントランスレンズ23、カバーガラス53、並びに平面ガラス131によって囲まれた密閉空間54となっている。換言すれば、DMD3のミラー面12、照明光学系4からミラー面12に入射する光路の最後の部分、及びDMD3から投射光学系5の最初の光学部品である凹面球面ミラー25に向かう光路の最初の部分、及び反射ミラー131が密閉空間54の内部にある。このようにDMD3の周辺を密閉空間54とすることで、画質低下の原因となるDMD3周辺への塵や埃の侵入を防止できる。
この密閉空間54のクリーン度はクラス5000より高くクラス100より低い範囲で設定することが好ましい。ここでクリーン度は、Fed-Std-209D(米国連邦規格209D)に基づくもので、0.5μmを対象とした1CF(キュービックフィート:1立方フィート(約28.3リットル)中のパーティクル数の上限値である。密閉空間54のクリーン度がクラス5000以下であると、拡大投射された画像中に投射される塵や埃の像により画質が著しく低下する。一方、密閉空間54のクリーン度をクラス100以上とするには非常に高価な設備が必要になるが、クラス5000を上回るクリーン度であればクラス100未満であっても塵や埃に起因する実用上問題となるような画質の低下は生じない。
オフ状態のミラー11Bで反射されたオフ光L2は、オン状態のマイクロミラー11Aによって反射された投射光から離れる方向、すなわち図9及び図10において下方へ向けて反射ミラー130によって反射される。換言すれば、オフ光L2は平面ミラー131で反射されることにより、投射光L1とは異なる方向に導かれる。従って、オフ光L2が投射光学系6に入射するのを防止できる。その結果、オフ光L2が投射光学系6を構成する光学部品や光学部品の保持部材に照射されることによる投射光学系6での発熱を抑制できる。また、投射光学系6に入射したオフ光L2がスクリーン7に映る不要光となるのを防止できるので、この不要光に起因するコントラストの低下等の画質低下を防止できる。
反射ミラー130で反射されたオフ光L2は単に投射光L1から離れるだけでなく、平面ガラス131を透過して第1筒状部41(下側光学部品保持部材9)の外部に導かれる。前述のようにDMD3のミラー面12と平面ガラス131は第1筒状部9内の密閉空間54に配置されている。従って、反射ミラー130で反射されたオフ光L2を密閉空間54から外部に導くことにより、第1筒状部41内の発熱を防止できる。また、第1筒状部41の開口部41kは平面ガラス131によって密閉状態で閉鎖されているので、塵や埃の侵入防止のための密閉空間54の気密性を損なうことなく、オフ光L2を第1筒状部41の外部に導くことができる。
第2筒状部42の開口部42eには凹面球面ミラー25が取り付けられている。また、第2筒状部42の内部には可変絞り機構26が配設されている。第2筒状部42の端部壁42dにも開口部42fが形成され、この開口部42fの周縁に形成された保持部42gに第1収差補正板27が取り付けられている。また、保持部42gよりも外側に形成されたミラー保持部42hに凸面回転対称非球面ミラー28が取り付けられている。さらに、第2筒状部42の外側上方に形成された保持部42iに、第2収差補正板29が取り付けられている。さらにまた、前述のように上側光学部品部材10には、第1及び第2自由曲面ミラー30,31が取り付けられている。
以上のように、第1実施形態のリアプロTV1は照明光と投射光L1の主光線が同一平面上にあるボトムライト型であり、オフ光L2が投射光L1と同様に上方に向かうが、オフ光L2を反射ミラー130で反射して平面ガラス131から下側光学部品保持部材9の外部で導くことにより、オフ光L2の投射光学系6への入射を防止できる。その結果、オフ光L2による投射光学系6の発熱を抑制し、かつオフ光L2が投射光学系6を経てスクリーン7に映ることに起因する画質低下防止できる。
(第2実施形態)
図11及び図12に示す本発明の第2実施形態は、反射ミラー130が平面ミラーではなく集光曲面形状の凹面ミラーである点が第1実施形態と異なる。反射ミラー130を曲面ミラーとすることで、反射ミラー130で反射されるオフ光L2の光束幅を平面ミラーの場合よりも小さくできる。その結果、オフ光L2が投射光学系6に入射するのをより確実に防止し、投射光学系6の発熱とオフ光L2がスクリーン7に映ることに起因する画質低下をより確実に防止できる。また、反射ミラー130で反射されたオフ光L2は集束光束となるので、光束全体が確実に平面ガラス131を透過して第1筒状部41(下側光学部品保持部材9)の外部に導かれる。
第2実施形態のその他の構成及び作用は、第1実施形態と同様であるので同一の要素には同一の符号を付して説明を省略する。
(スクリーンの上下方向の照度ムラ防止)
図1を参照すると、ボトムライト型である実施形態のリアプロTV1では、投射光学系6からの投射光がスクリーン7に入射する角度が異なる。詳細には、スクリーン7の上方において投射光がスクリーン7に入射する角度θ1は、スクリーン7の下方において投射光がスクリーン7に入射する角度θ2よりも大きい。一般に入射角度が大きい程スクリーン7による反射率が増加するので、入射角度θ1とθ2の差が大きくなると、スクリーン7の上方に対する照度がスクリーン7の下方に対する照度よりも低くなる輝度ムラが発生する可能性がある。また、実施形態のリアプロTV1の投射光学系6はテレセントリック系であるが、仮に投射光学系6がテレセントリック系でないとすると同様にスクリーン7の上方と下方のいずれか一方の照度が他方よりも低くなる照度ムラを生じる可能がある。
スクリーン7の輝度ムラを防止ないしは低減してスクリーンの画面品位を向上するには、スクリーン7の上方と下方のうちいずれで投射光の照度が低くなる傾向があるかに対応して、照明光学系4からDMD3のミラー面12に入射する照明光がミラー面12の上方側と下方側のうちいずれか一方から他方に向けて強くなる光強度分布を有していればよい。以下、スクリーン7の上方の照度が下方の輝度よりも低く、かつDMD3のミラー面12の上方がスクリーン7の上方と対応する場合を例に、スクリーン7の輝度ムラを防止ないしは低減するための照明光学系4の構造を説明する。
照明光に前述のような光強度分布を持たせるためには、まずインテグレータ光学系にインテグレータ光学系の光軸に対して非対称な光強度分布を持つ光束を入射されることが考えられる。インテグレータ光学系は、光束を分割し、かつ分割された光束を重ね合わせて均一な分布を作り出すが、入力される光束の光強度分布が非対称であれば、均一な光強度分布を得ることができない。図13から図15の照明光学系4はいずれも前述の図6の照明光学系4を部分的に変更したものであり、図16の光学系は前述の図8の照明光学系4を部分的に変更したものである。
まず、図13に示す例では、放電ランプ15、放物面鏡16、及びコンデンサーレンズ17A,17Bの光軸をインテグレータロッド19の光軸に対して傾けて配置している。その結果、放電ランプ15から放物面鏡16及びコンデンサーレンズ17A,17Bを経てインテグレータロッド19の入射端面に向かう収束光束は、インテグレータロッド19の光軸に対して傾斜している。
次に、図14に示す例では、放電ランプ15から放物面鏡16及びコンデンサーレンズ17A,17Bを経てインテグレータロッド19の入射端面に向かう収束光束の光路にプリズム200を配置している。入射端面に向かう収束光束はプリズム200を透過する際に屈曲することで、インテグレータロッド19の光軸に対して傾斜する。
また、図15に示す例では、放物面鏡16の開口部近傍の一部(図において下側)にのみ、リフレクター201が配設されている。このリフレクター201があることで、コンデンサーレンズ17A,17Bを経てインテグレータロッド19の入射端面に向かう収束光束は図において上方の光強度が下方の光強度よりも強くなる。
さらに、図16に示す例では、放電ランプ111、楕円鏡112、カラーホイール113、及びコリメータレンズ114を、レンズアレイ式のインテグレータ光学系118の光軸に対し上方にずらして配置している。その結果、コリメータレンズ114が出射する光束の中心がインテグレータ光学系118の光軸に対して上方にずれるので、インテグレータ光学系118には上下方向に非対称な光強度分布を有する光束が入射する。
照明光学系4の照明光に前述のような光強度分布を持たせるために、インテグレー光学系内で非対称な光束の重ね合わせを行ってもよい。例えば、図17に示すように、インテグレータロッド19を片側テーパ形状とし、かつインテグレータロッド19の射出面をDMD3のミラー面12と相似形状とすればよい。この場合、インテグレータロッド19に入射する光束が上下方向に折り返される回数が異なる(上側で折り返される回数よりも下側で折り返される回数が多い。)ので、インテグレータロッド19の射出面から射出される照明光は上下方向に傾斜を持った不均一な強度分布となる。
本発明は前記実施形態に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、背面投射型画像表示装置であるリアプロジェクションテレビを例に本発明を説明したが、本発明はスクリーンの前方から画像を投射する前面投射型画像表示装置にも適用できる。
本発明の実施形態に係るリアプロジェクションテレビを示す模式図。 照明光学系及び投射光学系の外観の斜視図。 下側光学部品保持部材の分解斜視図。 DMDのミラー面を示す模式図。 図4のV−V線での模式的な断面図。 照明光学系の構成図。 図2のVII−VII線での断面図。 照明光学系の代案の構成図。 図2のIX−IX線での断面図。 図7の部分拡大図。 本発明の第2実施形態に係るリアプロジェクションテレビの部分断面図。 図11の部分拡大図。 スクリーンと上方と下方の照度を均一化させるための照明光学系の構造の一例を示す構成図。 スクリーンと上方と下方の照度を均一化させるための照明光学系の構造の一例を示す構成図。 スクリーンと上方と下方の照度を均一化させるための照明光学系の構造の一例を示す構成図。 スクリーンと上方と下方の照度を均一化させるための照明光学系の構造の一例を示す構成図。 スクリーンと上方と下方の照度を均一化させるための照明光学系の構造の一例を示す構成図。
符号の説明
1 リアプロジェクションテレビ
2 ケーシング
3 デジタルミラーデバイス素子
4 照明光学系
5 投射光学系
6A,6B 平面ミラー
7 スクリーン
8 筐体
9 下側光学部品保持部材
10 上側光学部品保持部材
11A,11B マイクロミラー
12 ミラー面
12a 長辺
12b 短辺
15 放電ランプ
16 放物面鏡
17A,17B コンデンサーレンズ
18 カラーホイール
19 インテグレータロッド
20A,20B,20C リレーレンズ
21 絞り
22 ミラー
23 エントランスレンズ
25 凹面球面ミラー
26 可変絞り機構
27 第1収差補正板
28 凸面回転対称非球面ミラー
29 第2収差補正板
30 第1自由曲面ミラー
31 第2自由曲面ミラー
41 第1筒状部
41a 頂壁
41b 底壁
41c 側壁
41d 下側端部壁
41e 上側端部壁
41f,41g,41i,41k 開口部
41h レンズ保持部
41j カバー保持部
42 第2筒状部
42a 頂壁
42b 底壁
42c 側壁
42d 端部壁
42e,42f 開口部
42g 保持部
43a,43b 台座部
46 素子保持板
47a〜47f ねじ止め部
48 雌ねじ部
49 当たり面
52 弾性部材
53 カバーガラス
54 密閉空間
61 チャート保持部材
61a 貫通孔
62 透明板
63 チャート
130 反射ミラー
131 平面ガラス
200 プリズム
201 リフレクター

Claims (3)

  1. 照明光学系からの照明光を反射型画像形成素子により変調し、変調された画像光を投射光学系によってスクリーンに拡大投射する投射型画像表示装置において、
    前記反射型画像形成素子は、入力された映像信号に応じて回転角度が第1の角度と第2の角度のいずれかに設定され、前記第1の角度では前記照明光を前記投射光学系から前記スクリーンに導かれる第1の方向に反射し、前記第2の角度では前記照明光を前記スクリーンに導かれない第2の方向に反射する複数個のマイクロミラーを二次元配置してなる画像形成面を備え
    前記第1の回転角度の前記マイクロミラーによって前記第1の方向に反射される投射光の光路を挟んで前記反射型画像形成素子に入射する前記照明光の光路の反対側に配置され、前記第2の回転角度の前記マイクロミラーによって前記第2の方向に反射された照明光を前記投射光から離れる方向に反射する反射ミラーと、
    前記反射型画像形成素子の前記画像形成面及び前記反射ミラーを密閉する密閉構造体と
    を備え、
    前記密閉構造体の前記反射ミラーと対向する位置を、前記反射ミラーで反射された光を前記密閉構造体の外部に透過させる透明部材により構成していることを特徴とする、投射型画像表示装置。
  2. 前記照明光学系は前記照明光を下方から前記反射型画像形成素子の前記画像形成面に照射し、
    前記反射型画像形成素子は、前記画像形成面が長辺と短辺を備える矩形状であり、前記マイクロミラーの前記回転軸は前記画像形成面の長辺に対して平行であり、かつ前記第1及び第2の角度に設定された前記マイクロミラーで前記第1及び第2の方向に反射された光はいずれも上方に導かれ、かつ
    前記投射光学系は前記反射型画像形成素子からの前記投射光を前記スクリーンに向けて下方から上方に向けて導く複数の曲面ミラーを備えることを特徴とする、請求項1に記載の投射型画像表示装置。
  3. 前記反射ミラーは凹面ミラーであることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれか1項に記載の投射型画像表示装置。
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