JP4676911B2 - クロストーク解析プログラム、記録媒体、クロストーク解析方法およびクロストーク解析装置 - Google Patents
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まず、この発明の実施の形態にかかるクロストーク解析装置のハードウェア構成について説明する。図1は、この発明の実施の形態にかかるクロストーク解析装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
−RW)、MO、DVD(Digital Versatile Disk)、メモリーカードなどであってもよい。ディスプレイ108は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示する。このディスプレイ108は、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。
つぎに、この発明の実施の形態にかかるクロストーク解析装置の機能的構成について説明する。図4は、この発明の実施の形態にかかるクロストーク解析装置の機能的構成を示す説明図である。図4において、クロストーク解析装置400は、入力部401と、特定部402と、判断部403と、生成部404と、実行部405と、算出部406と、決定部407と、出力部408と、により構成されている。また、実行部405と、算出部406と、決定部407とにより、解析部409を構成する。
つぎに、この発明の実施の形態にかかるクロストーク解析装置の解析処理手順について説明する。図13は、この発明の実施の形態にかかるクロストーク解析装置の解析処理手順の一例について示すフローチャートである。
前記入力工程によって入力された回路情報に基づいて、前記解析対象回路内の任意のアグレッサ配線と、当該アグレッサ配線により影響を受けるビクティム配線と、前記ビクティム配線と前記解析対象回路の接地電源とを通るVSSリターン電流経路と、前記ビクティム配線と前記接地電源よりも電位の高い高電位電源とを通るVDEリターン電流経路と、を特定させる特定工程と、
前記特定工程によって特定された配線およびリターン電流経路からなる等価回路に関するクロストーク解析モデルを生成させる生成工程と、
をコンピュータに実行させることを特徴とするクロストーク解析プログラム。
前記生成工程は、
前記判断工程によって判断された判断結果に基づいて、前記クロストーク解析モデルを生成させることを特徴とする付記1に記載のクロストーク解析プログラム。
前記判断工程によって前記シールド配線が存在すると判断された場合、前記クロストーク解析モデルを生成させることをコンピュータに実行させることを特徴とする付記1または2に記載のクロストーク解析プログラム。
前記判断工程によって前記シールド配線が存在しないと判断された場合、前記アグレッサ配線、ビクティム配線、およびVSSリターン電流経路からなる等価回路に関するクロストーク解析モデルを生成させることを特徴とする付記1または2に記載のクロストーク解析プログラム。
前記実行工程によって実行された実行結果を出力させる出力工程と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載のクロストーク解析プログラム。
前記波形変動量算出工程によって算出された算出結果に基づいて、前記ビクティム配線に生じるクロストークによる波形品質劣化量を決定させる波形品質劣化量決定工程と、を前記コンピュータに実行させ、
前記出力工程は、
前記波形品質劣化量決定工程によって決定された決定結果を出力させることをコンピュータに実行させることを特徴とする付記5に記載のクロストーク解析プログラム。
前記遅延時間算出工程によって算出された算出結果に基づいて、前記ビクティム配線に生じるクロストークによる遅延変動量を決定させる遅延変動量決定工程と、を前記コンピュータに実行させ、
前記出力工程は、
前記遅延変動量決定工程によって決定された決定結果を出力させることを特徴とする付記5に記載のクロストーク解析プログラム。
前記入力工程によって入力された回路情報に基づいて、前記解析対象回路内の任意のアグレッサ配線と、当該アグレッサ配線により影響を受けるビクティム配線と、前記ビクティム配線と前記解析対象回路の接地電源とを通るVSSリターン電流経路と、前記ビクティム配線と前記接地電源よりも電位の高い高電位電源とを通るVDEリターン電流経路と、を特定する特定工程と、
前記特定工程によって特定された配線およびリターン電流経路からなる等価回路に関するクロストーク解析モデルを生成する生成工程と、
を含むことを特徴とするクロストーク解析方法。
前記入力手段によって入力された回路情報に基づいて、前記解析対象回路内の任意のアグレッサ配線と、当該アグレッサ配線により影響を受けるビクティム配線と、前記ビクティム配線と前記解析対象回路の接地電源とを通るVSSリターン電流経路と、前記ビクティム配線と前記接地電源よりも電位の高い高電位電源とを通るVDEリターン電流経路と、を特定する特定手段と、
前記特定手段によって特定された配線およびリターン電流経路からなる等価回路に関するクロストーク解析モデルを生成する生成手段と、
を備えることを特徴とするクロストーク解析装置。
202 パッケージモデル
203 プリント基板モデル
204 レシーバモデル
400 クロストーク解析装置
401 入力部
402 特定部
403 判断部
404 生成部
405 実行部
406 算出部
407 決定部
408 出力部
409 解析部
Claims (4)
- 解析対象回路の回路情報の入力を受け付けさせる入力工程と、
前記入力工程によって入力された回路情報に基づいて、前記解析対象回路内の任意のアグレッサ配線と、当該アグレッサ配線により影響を受けるビクティム配線と、前記ビクティム配線と前記解析対象回路の接地電源とを通るVSSリターン電流経路と、前記ビクティム配線と前記接地電源よりも電位の高い高電位電源とを通るVDEリターン電流経路と、を特定させる特定工程と、
前記ビクティム配線から所定の領域内にシールド配線があるか否かを判断させる判断工程と、
前記判断工程によって前記ビクティム配線から前記所定の領域内にシールド配線があると判断された場合、前記アグレッサ配線、前記ビクティム配線、前記VSSリターン電流経路、および前記VDEリターン電流経路を含む等価回路に関するクロストーク解析モデルを生成させ、前記判断工程によって前記ビクティム配線から前記所定の領域内にシールド配線がないと判断された場合、前記アグレッサ配線、前記ビクティム配線、および前記VSSリターン電流経路を含む等価回路に関するクロストーク解析モデルを生成させる生成工程と、
をコンピュータに実行させることを特徴とするクロストーク解析プログラム。 - 請求項1に記載のクロストーク解析プログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
- 入力手段、特定手段、判断手段、および生成手段を有するコンピュータが、
前記入力手段により、解析対象回路の回路情報の入力を受け付ける入力工程と、
前記特定手段により、前記入力工程によって入力された回路情報に基づいて、前記解析対象回路内の任意のアグレッサ配線と、当該アグレッサ配線により影響を受けるビクティム配線と、前記ビクティム配線と前記解析対象回路の接地電源とを通るVSSリターン電流経路と、前記ビクティム配線と前記接地電源よりも電位の高い高電位電源とを通るVDEリターン電流経路と、を特定する特定工程と、
前記判断手段により、前記ビクティム配線から所定の領域内にシールド配線があるか否かを判断する判断工程と、
前記生成手段により、前記判断工程によって前記ビクティム配線から前記所定の領域内にシールド配線があると判断された場合、前記アグレッサ配線、前記ビクティム配線、前記VSSリターン電流経路、および前記VDEリターン電流経路を含む等価回路に関するクロストーク解析モデルを生成し、前記判断工程によって前記ビクティム配線から前記所定の領域内にシールド配線がないと判断された場合、前記アグレッサ配線、前記ビクティム配線、および前記VSSリターン電流経路を含む等価回路に関するクロストーク解析モデルを生成する生成工程と、
を実行することを特徴とするクロストーク解析方法。 - 解析対象回路の回路情報の入力を受け付ける入力手段と、
前記入力手段によって入力された回路情報に基づいて、前記解析対象回路内の任意のアグレッサ配線と、当該アグレッサ配線により影響を受けるビクティム配線と、前記ビクティム配線と前記解析対象回路の接地電源とを通るVSSリターン電流経路と、前記ビクティム配線と前記接地電源よりも電位の高い高電位電源とを通るVDEリターン電流経路と、を特定する特定手段と、
前記ビクティム配線から所定の領域内にシールド配線があるか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段によって前記ビクティム配線から前記所定の領域内にシールド配線があると判断された場合、前記アグレッサ配線、前記ビクティム配線、前記VSSリターン電流経路、および前記VDEリターン電流経路を含む等価回路に関するクロストーク解析モデルを生成し、前記判断手段によって前記ビクティム配線から前記所定の領域内にシールド配線がないと判断された場合、前記アグレッサ配線、前記ビクティム配線、および前記VSSリターン電流経路を含む等価回路に関するクロストーク解析モデルを生成する生成手段と、
を備えることを特徴とするクロストーク解析装置。
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