JP4676468B2 - 板材端部へのテープ貼り装置及び方法 - Google Patents

板材端部へのテープ貼り装置及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4676468B2
JP4676468B2 JP2007239005A JP2007239005A JP4676468B2 JP 4676468 B2 JP4676468 B2 JP 4676468B2 JP 2007239005 A JP2007239005 A JP 2007239005A JP 2007239005 A JP2007239005 A JP 2007239005A JP 4676468 B2 JP4676468 B2 JP 4676468B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
plate material
plate
roller
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007239005A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009067553A (ja
Inventor
修輝 柴部
秀信 松尾
郁朗 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurimoto Ltd
Original Assignee
Kurimoto Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kurimoto Ltd filed Critical Kurimoto Ltd
Priority to JP2007239005A priority Critical patent/JP4676468B2/ja
Publication of JP2009067553A publication Critical patent/JP2009067553A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4676468B2 publication Critical patent/JP4676468B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Description

この発明は、段ボール等の板材の端部にコ字状にテープを貼り付けるテープ貼り装置及び方法に関するものである。
近年、軽量で施工性や断熱性に優れ、撤去時の廃棄も容易な段ボール製のダクトが注目されている。このようなダクトは、段ボールをアルミ箔でコーティングし、端部をアルミテープでシールした基材から成り、基材を罫線沿いに折り曲げて組み立てられる。
この基材の製造に際し、段ボールへのアルミテープの貼り付けは、手作業で行われる場合が多いが、例えば、書籍へのテープの貼付用として提案された下記特許文献1に記載のような装置を使用することも考えられる。
このテープ貼り装置は、書籍の背面にテープを貼り付けた後、弾性を有する湾曲板状の金具及びローラーを書籍の背面に直交する方向へ移動させることにより、書籍の表紙及び裏表紙にテープを折り付けるものである。
特開2006−44738号公報
しかしながら、上記のようなテープ貼り装置を使用して、例えば、段ボールの端部にテープを貼り付けると、段ボールの表面には罫線や中芯の段に伴う凸凹があるため、テープが部分的に浮き上がりやすいという問題がある。
また、アルミテープは製本テープに比べると非常に薄いため、テープに皺が生じやすいという問題もある。
そこで、この発明は、板材の端部に、浮き上がりや皺を生じさせることなく、コ字状にテープを貼り付けられる装置及び方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明に係るテープ貼り装置は、テープの巻回体を保持するリールユニットと、対向するローラーを備えたローラーユニットと、弾性変形可能な対向する押圧片を備えた押付ユニットとから構成したのである。
そして、リールユニットのリールから繰り出したテープを板材の端面の長さ方向に貼り付け、ローラーユニットの対向するローラー間に、板材を端面に貼り付けたテープの背面から送り込み、ローラーで板材の両表面にテープを折り付け、押付ユニットを板材の端面に沿って移動させつつ、弾力的に撓んだ押圧片をテープに摺接させて、テープを板材の両表面に撫で付けることとしたのである。
この発明に係るテープ貼り装置及び方法では、テープをリールから繰り出し、ローラーで板材の両表面に折り付けるだけでなく、弾力的に撓んだ押圧片で板材の端面に沿って撫で付けるので、板材の表面に罫線等の凹凸があっても、テープが板材の両表面から浮き上がることがなく、確実に密着し、テープに皺も生じにくい。
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に示すように、このテープ貼り装置は、段ボールを心材とする板材Bの端部にテープTを貼り付けるものであり、リールユニット1と、ローラーユニット2と、押付ユニット3とから構成される。
板材Bの段ボールの両面には、接着剤、例えば熱可塑性樹脂であるポリエチレンを介してアルミニウムを薄く延ばしたアルミ箔がラミネートされ、アルミ箔の表面は、ニトロセルロース系樹脂のニス等の耐熱性を有する塗料でコーティングされている。テープTは、粘着層及びアルミニウム層を有するアルミテープである。
リールユニット1は、粘着面が離型紙で覆われたテープTの巻回体を保持するリール4と、テープTから分離した離型紙Sを巻き取るリール5と、テープTを切断するカッター6とを備えており、レール7に沿って直線的に移動するようになっている。
ローラーユニット2は、対向する上下2本のローラー8を有し、ローラー8の軸線は、レール7に平行となっている。下方のローラー8の支持軸は昇降しないが、上方のローラー8の支持軸は、昇降可能となっている。
また、上方のローラー8は、軽量なパイプ状部材にして、支持軸に対し所定範囲で自由に上下に動くようにすると、後述の作業工程において、板材Bにはローラー8の荷重しか作用せず、板材Bの角部の潰れを防止できる。
さらに、上方のローラー8を、軸方向に配列された複数の短いパイプ状部材から構成すると、板材Bの端面の長短にかかわらず、板材Bの端部に載荷されるローラー8の自重がほぼ一定となり、板材Bの角部の潰れをより効果的に防止できる。
押付ユニット3は、弾性変形可能なプラスチック板を材料として、上下にハ字状に対向配置されたへら状の押圧片9を有し、レール7及びローラー8の軸線と平行なレール10に沿って、直線的に移動するようになっている。
上記のようなテープ貼り装置を使用して、板材Bの端部にコ字状にテープTを貼り付ける際には、図1に示すように、リールユニット1のリール4から繰り出されたテープTが板材Bの端面一端に押し当てられ、リールユニット1が板材Bの端面他端へかけて移動しつつ、板材Bの端面の長さ方向にテープTが貼り付けられる。
このとき、リール4からのテープTの繰り出しと共に、リール5がリール4と共に順方向に回転し、離型紙Sがリール5に巻き取られ、テープTが板材Bの端面他端まで貼り付けられたとき、カッター6によりテープTが切断される。
次に、図2(a)に示すように、ローラーユニット2の対向するローラー8間に、板材Bを端面に貼り付けたテープTの背面から送り込むと、図2(b)に示すように、上下のローラー8でテープTが倒れるように押され、図2(c)に示すように、板材Bを更に前進させることにより、ローラー8間へ板材Bを進入させると、上方のローラー8が押し上げられ、このローラー8の自重でテープT及び板材Bが挟持されて、板材Bの両表面にテープTが軽く押し当てられるように折り付けられる。
このとき、板材Bを端面がローラー8の軸線に平行となるように送り込むと、テープTが板材Bの端部稜線に対して平行に進行するように順次折り付けられるので、皺の発生が防止される。
次に、図3に示すように、押付ユニット3を板材Bの端面に沿って移動させると、押付ユニット3の対向する押圧片9が弾力的に撓んでテープTに摺接し、押圧片9でテープTが板材Bの両表面に撫で付けられる。
これにより、図4に示すように、板材Bの表面に罫線M等の凹凸があっても、テープTが板材Bの両表面に浮き上がることなく密着し、高いシール性を得ることができるので、板材Bから成るダクトの不燃性や断熱性を確保することができる。また、テープTの表面が鏡面状となって、美観にも優れたものとなる。
また、このテープ貼り装置を使用すると、手作業では困難な長尺の貼り付けを行うことができ、例えば、幅50mmのテープTを、端面長さ500mm〜3000mmの板材Bの端部にコ字状に貼り付けることができる。
この発明に係るテープ貼り装置の概略斜視図 同上のローラーユニットでのテープの折り付け工程を示す概略側面図 同上の押付ユニットでのテープの撫で付け工程を示す概略斜視図 同上の罫線における撫で付け状態を示す概略背面図
符号の説明
1 リールユニット
2 ローラーユニット
3 押付ユニット
4,5 リール
6 カッター
7 レール
8 ローラー
9 押圧片
10 レール
B 板材
T テープ
S 離型紙
M 罫線

Claims (2)

  1. 板材(B)の端部に、端面から両表面へ亘ってコ字状にテープ(T)を貼り付けるテープ貼り装置において、テープ(T)の巻回体を保持するリールユニット(1)と、対向するローラー(8)を備えたローラーユニット(2)と、弾性変形可能な対向する押圧片(9)を備えた押付ユニット(3)とから成り、リールユニット(1)のリール(4)から繰り出したテープ(T)を板材(B)の端面の長さ方向に貼り付け、ローラーユニット(2)の対向するローラー(8)間に、板材(B)を端面に貼り付けたテープ(T)の背面から送り込み、ローラー(8)で板材(B)の両表面にテープ(T)を折り付け、押付ユニット(3)を板材(B)の端面に沿って移動させつつ、弾力的に撓んだ押圧片(9)をテープ(T)に摺接させて、テープ(T)を板材(B)の両表面に撫で付けるテープ貼り装置。
  2. リール(4)から繰り出したテープ(T)を板材(B)の端面の長さ方向に貼り付け、対向するローラー(8)間に、板材(B)を端面に貼り付けたテープ(T)の背面から送り込み、ローラー(8)で板材(B)の両表面にテープ(T)を折り付け、弾力的に撓んだ押圧片(9)を板材(B)の端面の長さ方向に移動させつつテープ(T)に摺接させ、テープ(T)を板材(B)の両表面に撫で付ける板材端部へのテープ貼り方法。
JP2007239005A 2007-09-14 2007-09-14 板材端部へのテープ貼り装置及び方法 Expired - Fee Related JP4676468B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007239005A JP4676468B2 (ja) 2007-09-14 2007-09-14 板材端部へのテープ貼り装置及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007239005A JP4676468B2 (ja) 2007-09-14 2007-09-14 板材端部へのテープ貼り装置及び方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009067553A JP2009067553A (ja) 2009-04-02
JP4676468B2 true JP4676468B2 (ja) 2011-04-27

Family

ID=40604232

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007239005A Expired - Fee Related JP4676468B2 (ja) 2007-09-14 2007-09-14 板材端部へのテープ貼り装置及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4676468B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101425116B1 (ko) * 2012-10-04 2014-08-01 양 서문 사진용지 연결용 수평테이핑 장치
CN106743957B (zh) * 2016-12-26 2019-06-04 合肥研力电子科技有限公司 高精度三面贴胶带机
CN108033304B (zh) * 2018-01-03 2024-03-29 广东东箭汽车科技股份有限公司 一种胶条粘贴装置
CN110588205A (zh) * 2019-10-12 2019-12-20 青岛乐喜力科技发展有限公司 一种新型全自动书籍刷胶落纱装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0524378A (ja) * 1991-07-18 1993-02-02 Nichiban Co Ltd 背表紙貼付方法およびその装置
JPH06115275A (ja) * 1992-10-05 1994-04-26 Ricoh Co Ltd 製本方法および製本装置
JPH08119224A (ja) * 1994-10-28 1996-05-14 Kawasaki Steel Corp 金属帯コイル梱包における外周テーピング方法およびその装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0524378A (ja) * 1991-07-18 1993-02-02 Nichiban Co Ltd 背表紙貼付方法およびその装置
JPH06115275A (ja) * 1992-10-05 1994-04-26 Ricoh Co Ltd 製本方法および製本装置
JPH08119224A (ja) * 1994-10-28 1996-05-14 Kawasaki Steel Corp 金属帯コイル梱包における外周テーピング方法およびその装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009067553A (ja) 2009-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5376304B2 (ja) 片面段ボール製封筒の製造方法及びそれに用いる打ち抜き型
JP4676468B2 (ja) 板材端部へのテープ貼り装置及び方法
EP2712901A1 (en) Patterned pressure-sensitive adhesive body and producing method thereof
KR101894654B1 (ko) 이형지 분리가 용이한 양면접착테이프 및 그 제조방법
TW201132492A (en) Automatic production apparatus for paper product
JP4369410B2 (ja) 電解質構造体の製造方法
JP2006082388A (ja) 筒状フィルムの製造装置
JP2014524972A (ja) はみ出しているライナーを有する接着テープの製造方法
CN214733314U (zh) 泡棉贴胶机构
JP3865501B2 (ja) テープ貼着具
JP2015140384A (ja) テープロール体およびテープロール体の製造方法
CN210682710U (zh) 膜片切割装置
US20070215272A1 (en) Guide tape
JP2008260601A (ja) 巻回体、その製造方法、及び積層部含有長尺シート
JP6077401B2 (ja) ロール状テープの製造方法
CN211683471U (zh) 一种不干胶膜切覆膜一体机
JP2019081283A (ja) 冊子及び冊子の製造方法
CN112850317B (zh) 泡棉贴胶机构
JP3123335U (ja) 用紙
JP2012162352A (ja) ラベルロールの製造方法
TW567143B (en) Method of manufacturing dual-sided adhesive tapes with lateral margins and their products
JP2018104499A (ja) ワイヤーハーネス固定用粘着シート
JP2008094548A (ja) 貼付装置
JP6122382B2 (ja) ロール式付箋紙供給具
JP6464078B2 (ja) マスキングテープ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090609

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110111

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110127

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140204

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4676468

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees