JP4674100B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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本発明は、画像処理装置に関するものである。
従来、画像データ圧縮技術は画像データを保持するためのメモリ量を低減したり、画像データの送信時間を短縮したりする目的で画像処理分野で一般に使用されている。画像データ圧縮方式は画像データの処理形態により種々存在する。画像データを印字処理する場合においては限られた容量のメモリ上で画像データを回転して印字するなどの処理を高速に行うことができるという必要性から固定長圧縮がよく使用されている。
代表的な固定長圧縮の方式としてGBTC(General BTC)などが知られている。図44、図45、図46にGBTCのアルゴリズムを示す。また、他の圧縮方式として画像データを水平周波数方向と垂直周波数方向に複数のブロックに分割すると共に低域周波数のブロックほど細かくするWevlet変換が知られている。このWavelet変換は最近、自然階調の画像を効果的に圧縮する方法として注目されている。また、Wavelet変換は写真のような連続した階調を持った画像の圧縮に適していることが知られている。以下に演算式(数1)を示す。
Figure 0004674100
また、圧縮方式としてはDCT(Discrete Cosine Transform)などの直交変換によって画像データを周波数成分に変換し、その変換係数を量子化する方式があり、特にDCTを使用した多値画像を符号化する方式として、ITU−TとISOにより標準化されたJPEG方式が知られている。JPEG(Joint Photographic Experts Group)のDCT演算式を下記数2に示す。また、JPEGはRGBなどの多値画像を圧縮する多値符号化方式と考えられるが、2値画像の圧縮方法として圧縮方式としては、2値画像符号化方式の国際標準であるJBIG(Joint Bi−level Image Experts Group)が知られている。
Figure 0004674100
このJBIGは2値のような少値画像を圧縮する少値符号化方式と考えられる。たとえば、画像データをJPEG方式で符号化するとき、バンドバッファーを有し、スキャナーなどのシリアルに転送される画像データを1時格納し、バンドバッファーのライン数と等しい正方のマクロブロックごとRST(ReSTart)マーカーを発行することにより、マクロブロックごとにDC成分の初期化を行い、その符号のRSTマーカーを認識することによりマクロブロックごとの位置を認識するためポインタテーブルを生成し、画像出力時にマクロブロックごと復号化処理を行い、90度単位の回転処理を行い、画像処理後、プリンタエンジンへ転送していた(たとえば、特許文献1参照)。
また、JPEGはRGBなどの多値画像を圧縮する多値符号化方式と考えられるが、2値画像の圧縮方法として圧縮方式としては、2値画像符号化方式の国際標準であるJBIGが知られている。このJBIGは2値のような少値画像を圧縮する少値符号化方式と考えられる。
また、従来は、1ブロックライン単位に符号化し、各ブロックラインごと符号長を求めてアドレスを管理し、回転処理を可能としている(たとえば、特許文献2〜5参照)。
また、従来においては、マクロブロック単位に符号化し、各マクロブロックごと符号長を求めてアドレス管理させ、回転処理を可能としている(たとえば、特許文献6参照)。そして、従来、複写機では、HDDを有してコピー処理後のデータを蓄積することにより、電子ソート処理の高速化や、文章データの保存などに使用されている。そして、従来、図48に示すようにHDDへ貯えた画像データを2ページ分のページを1ページに集約する集約印刷や、図49に示すようにHDDへ貯えられた画像データを拡大して印刷する拡大印刷や、図50に示すようにHDDへ貯えられた画像データを縮小して印刷する縮小印刷や、図51に示すようにHDDへ貯えられた画像データを回転して印刷する回転印刷などが知られている。また、近年、図52に示すように蓄積されたプリンタ画像データと蓄積されたコピー画像データを1枚の紙にプリンタ画像とコピー画像を集約して印字する要求がある。このようにプリンタ画像とコピー画像を同時に出力する場合、同様なフォーマットで記憶することが望ましい。また、同画像は拡大、縮小、回転を伴うために、階調処理後の画像ではなくRGB画像であることが望ましい。
図46に従来のコピー画像処理の流れを示す。スキャナーで読み込んだ画像データをバンド単位に1時記憶し、N×M単位のブロックに分割し、ブロックごとJPEGなどの多値符号化方式で符号化し、ページ記憶装置にページ単位に記憶させ、JPEGで復号しバンド単位に展開し、色変換処理にてCMYKへ変換した後、階調処理を行い印字していた。
また、図47に従来の拡大/縮小および回転コピー処理の流れを示す。ここでは、スキャナーで読み込んだ画像データをバンド単位に1時記憶し、N×M単位のブロックに分割し、ブロックごとJPEGなどの多値符号化方式で符号化し、ページ記憶装置にページ単位に記憶させ、拡大/縮小処理や回転処理を行うために、JPEGで復号し拡大/縮小処理および回転処理を行い、再度JPEG符号化しページ記憶装置にページ単位に記憶させ、JPEGで復号しバンド単位に展開し、色変換処理にてCMYKへ変換した後、階調処理を行い印字していた。
また、CMYK版を同時に印字するタンダム型の印字装置は各CMYKの印字部が離れているために各版ごとの印字データの時間差が生じている。図41に従来の各版ごと多値RGB符号を独立に復号処理を行う例を示す。図42に従来の多値RGB符号を一括に復号し、CMYKの階調処理後のデータをデイレイメモリで保存し、各版のエンジンごとにデイレイによりデータを読み込むことにより、実現するする例を示す。
また、近年、複写機で複写したコピー画像をPC(パーソナルコンピュータ)で取り込み、PCで表示させたり、PCで保存したり、PCで内容を編集したり、再度、複写機へ転送し印字させたりする要求が多くなってきた。
特開平10−75345号公報 特開平9−74474号公報 特開平9−74475号公報 特開平9−247423号公報 特開平9−247424号公報 特開2002−271619号公報
上記に示されるような従来の技術にあっては、前述のように印字処理を目的とするシステムにおいては固定長圧縮としてGBTCなどを使用してきた。しかしながら、このGBTCは4/8圧縮においては1ブロック4×4ドット、1ドットに3BITの8種類の色を割り振り、3/8圧縮においては1ドットに2BITの4種類の色を、2/8圧縮においては1BITの2種類の色を割り振っていた。このため、特に画素の階調差が激しい1ブロック内ではノッチと呼ばれるゴミのようなものが文字の輪郭などに発生し、画質を劣化させることになる。
また、特許文献2〜5においては、ブロックラインごと符号化が可能であるため、使用するメモリも、少なくよいのであるが、270度の回転処理において、符号を逆方向から読み込むために、処理が複雑化しており、かつ、ブロックラインごとに量子化値が異なることにより、最悪時、画像の劣化が目立つことが考えられる。
図41、図42は特許文献6を実現したシステムと考えることができる。図41、図42を実現する場合、以下のような問題点がある。
図41に従来の各版ごと多値RGB符号を独立に復号処理を行う例を示す。このように各版ごとにRGB復号装置を有し、各版のエンジンごとに異なる符号を復号することにより、実現可能であるが、一般的に多値復号装置はゲート数が大きく、この場合は、最低1つの符号化装置と4つの復号装置が必要であり、大きなゲート数を必要とする。
また、基本的に多値復号装置処理スピードが遅いために、この例のようにエンジンスピードに間に合わせながら処理する方式を実現するには、多くの並列度を上げるためにゲート数が大きくなり、実現することが困難であった。
図42においては、多値RGB符号を一括に復号し、CMYKの階調処理後のデータをデイレイメモリで保存し、各版のエンジンごとにデイレイによりデータを読み込むことにより、実現可能であるが、一般的に各版ごとのデイレイが大きいために大きなメモリを必要とし、コストアップを招来させることになる。また、この例もプリンタエンジンの処理速度に間に合わせながら処理する方式を実現するには、多くの並列度を上げるためにゲート数が大きくなり、実現することが難しい。
また、図47に示すように拡大/縮小および回転処理を行うためにJPEG符号を復号し、拡大/縮小および回転処理を行い、再度JPEG符号へ符号化する場合、編集により、画像のサイズや、読み込む画像がシリアルに読み込めない(回転や、拡大縮小により、読み込む画像がシリアルに読み込めない。)などのために、ソース画像に上書きできず、別領域に新規の符号を作成するために倍の記憶領域が必要となる。また、再度の符号の復号および符号化により、処理時間が多くかかるなどの問題点があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ディレイメモリによらず高速な少値復号を実現し、かつ方形単位に少値符号化し、復号後にブロック内の画素毎の回転を行うことにより、小さいゲート規模で、余分なメモリ容量を必要とせずに高速処理を実現することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、多値の画像データを記憶する多値画像記憶手段と、前記多値画像記憶手段のデータを符号化する多値符号化手段と、前記多値符号化手段により符号化された符号を記憶する多値符号データ記憶手段と、前記多値画像記憶手段のデータを読み込み画像処理を行う画像処理手段と、方形単位の符号の先頭アドレスを生成する方形単位の符号の先頭アドレスを生成する先頭アドレス生成手段を有し、前記画像処理手段により画像処理された画像データを、前記先頭アドレスで特定される方形単位に符号化する少値符号化手段と、前記少値符号化手段により符号化された方形単位の符号データを記憶する少値符号記憶手段と、前記少値符号記憶手段により記憶された方形単位の符号データを方形単位に復号する少値復号手段と、を備えたことを特徴とする。
この請求項1の発明によれば、ライン単位の画像データを多値画像記憶手段に記憶するし、この記憶したデータを多値符号化手段で符号化して多値符号データ記憶手段に記憶し、多値画像記憶手段のデータを読み込み画像処理を行ない、この画像処理された画像データを少値符号化手段で符号化して少値符号記憶手段に記憶し、記憶された符号データを少値復号手段で復号することにより、ディレイメモリを有さずにページ単位で蓄積された少値符号を復号して印字することが可能になる。特に、少値復号手段が、少値符号記憶手段に記憶されている符号データを方形単位に復号することにより、各版ごとのメモリにブロック単位で復号することが可能になる。また、方形単位の符号の先頭アドレスを生成する方形単位の符号の先頭アドレスを生成することにより、その符号ブロックを特定することが可能になる。
また、請求項にかかる発明は、さらに、前記先頭アドレス生成手段により生成された方形単位の符号の先頭アドレスを記憶する先頭アドレス記憶手段を有することを特徴とする。
この請求項の発明によれば、請求項において、先頭アドレス生成手段により生成された方形単位の符号の先頭アドレスを記憶することにより、後段の回転処理などを迅速に行うことが可能になる。
本発明(請求項1)にかかる画像処理装置は、ライン単位の画像データを多値画像記憶手段に記憶するし、この記憶したデータを多値符号化手段で符号化して多値符号データ記憶手段に記憶し、多値画像記憶手段のデータを読み込み画像処理を行ない、この画像処理された画像データを少値符号化手段で符号化して少値符号記憶手段に記憶し、記憶された符号データを少値復号手段で復号することにより、ディレイメモリを有さずにページ単位で蓄積された少値符号を復号して印字することが可能になるため、高速処理が実現するという効果を奏する。特に、少値復号手段が、少値符号記憶手段に記憶されている符号データを方形単位に復号するので、各版ごとのメモリにブロック単位で復号することができるという効果を奏する。また、方形単位の符号の先頭アドレスを生成する方形単位の符号の先頭アドレスを生成するため、その符号ブロックを高速に特定することができるという効果を奏する。
また、本発明(請求項)にかかる画像処理装置は、請求項において、先頭アドレス生成手段により生成された方形単位の符号の先頭アドレスを記憶するので、後段の回転処理などを高速に行うことができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像処理装置の最良な実施の形態を詳細に説明する。
本発明は、後述する図9に示す処理例のように、スキャナーからの画像を多値RGB符号で符号化後、HDDへ送るパスと、画像処理後、階調処理後の画像データを少値符号化装置で符号化するパスを有し、ページ単位で貯まった少値符号を復号し、印字することにより、デイレイメモリを有さずに、高速な少値復号装置で復号することにより、高速に処理が可能であり、かつ、後述する図17のように、少値符号化処理時に方形画像単位に符号化し、復号後に、後述する図6のブロック回転装置によりブロック内の画素ごとの回転を行い、各版ごとのバッファーメモリにブロック単位で展開することにより、回転処理を行う。また、多値符号化方式でHDDに蓄積することにより、PCで自由に画像をアクセスすることができ、かつ、多値符号化はスキャナーで読み込み速度を制御することが可能であるために、基本的に大きな処理速度や絶対的な処理速度を必要としない。
また、印字処理用の少値符号化方式は基本的に高速であり、ゲート規模が小さいためにエンジンごとの復号装置を配置することが可能である。また、回転処理は復号後に行えるために、再度の符号化および復号処理を必要としないために高速で、余分なメモリ容量を必要としない。ただし、M値(多値)>N値(少値)≧2値とする。以下、具体的に説明する。
まず、本発明の画像処理装置が適用されるカラー画像形成装置の構成および動作例について説明する。図1は、本発明の実施の形態にかかるカラー画像形成装置の構成を示す説明図であり、ここでは、フルカラーの画像をデジタル処理して出力するカラーレーザデジタル複写機の断面構成を示している。なお、この実施の形態では、リボルバータイプの現像器を搭載した装置構成を例にとっているがこの限りではなく、たとえば、現像器がそれぞれ独立して並設された、いわゆる4連タイプのカラー画像形成装置などであってもよい。また、この実施の形態ではカラーレーザデジタル複写機を例にとっているが、インクジェットプリンタなどの他の画像形成装置であってもよい。
この画像形成装置は、大きくは、原稿を読み取るADF(自動原稿搬送装置)100と、原稿を光学的に読み取りデジタル信号として出力するスキャナー200と、カラー画像を形成するプリンタ部400と、記録紙をカセット単位に積載し給紙する給紙バンク500と、記録紙を大量に積載し給紙する大量給紙トレイ600と、ジョブ単位あるいはページ毎に仕分けしスタックするソータ700と、を備えている。
ADF100は、原稿束をセットするための原稿台101と、原稿台101にセットされた原稿を1枚ずつ繰り出す原稿給紙部102と、原稿の有無を検知する原稿セットセンサ103と、原稿の給紙タイミングなどを検出するための搬送センサ104と、原稿を読み取り位置であるコンタクトガラス202上に搬送する原稿搬送ベルト105と、読み取り後の原稿をADF上に排紙する原稿排紙部106と、を備えている。
スキャナー200は、読み取り対象の原稿がセットされるンタクトガラス202と、原稿反射光を導くためのミラー群204A,204B,204Cと、原稿を照射する照明ランプ205と、照明により得られた原稿反射光を集光するレンズ206と、レンズ206によって集光された原稿反射光を電気信号として読み取りライン毎に画像データを出力するCCDイメージセンサ207と、を備えている。
すなわち、スキャナー200は、原稿を載置するコンタクトガラス202と光学走査系で構成されており、光学走査系は、照明ランプ205,ミラー204A,レンズ206,CCDイメージセンサ207等々で構成されている。照明ランプ205およびミラー204Aは、図示しない第1キャリッジ上に固定され、ミラー204Bおよびミラー204Cは、図示しない第2キャリッジ上に固定されている。原稿像を読み取るときには、光路長が変わらないように、第1キャリッジと第2キャリッジとが2対1の相対速度で機械的に走査される。この光学走査系は、スキャナ駆動モータ(不図示)にて駆動される。
プリンタ部400は、光書込みユニット401、感光体ドラム414、リボルバー現像器420、中間転写ベルト415、帯電チャージャ419、感光体クリーニングユニット421、搬送ユニット422、定着ローラ423Aと加圧ローラ423Bを有する定着ユニット423、排紙ユニット424、などを備えている。また、プリンタ部400には、特殊紙などを手差しで給紙するための手差し給紙部412B2が設けられている。
光書込みユニット401は、レーザーダイオード441、これを発光駆動する発光駆動制御部(不図示)、ポリゴンミラー443、ポリゴンスキャナモータ444、fθレンズ442、反射ミラー446、などから構成されている。
リボルバー現像器420には、黒トナーによる現像を行なうBK現像器420K、シアントナー(C)による現像を行なうC現像器420C、マゼンタトナー(M)による現像を行なうM現像器420M、イエロートナー(Y)による現像を行なうY現像器420Y、が図示のようにリボルバー状に配置されている。これらの現像器にはトナーを保持する現像剤(キャリア)をマグネットローラで保持し回転する現像スリーブ420KS、420CS、420MS、420CSがそれぞれ配置され、さらに現像剤をくみ上げ攪拌するために回転するパドルホイールが配置されている。
中間転写ベルト415は、駆動ローラ415D、転写対向ローラ415T、クリーニング対向ローラ415C、転写対向ローラ415Fおよび従動ローラ群に張架され、駆動モータ(不図示)により駆動されるように構成されている。中間転写ベルト415の転写位置下流には転写済み後の残留トナーを除去するためのベルトクリーニング装置415Uが配置されている。このベルトクリーニング装置415Uは、入口シール、ゴムブレード、排出コイルおよびこれら入口シールやゴムブレードの接離機構などにより構成される。さらに、中間転写ベルト415の下側には、重ね合わされたトナー像を記録紙に転写しやすいように、コロナ放電方式によりAC+DCまたはDC成分を記録紙および中間転写ベルト415に印加する紙転写コロナ放電器416が設けられている。また、中間転写ベルト415の内側には、転写処理用のベルト転写コロナ放電器416が設けられている。
感光体ドラム415の周りには、上述のユニットなどの他に、除電ランプ414M、感光体ドラム415の潜像電位を検知する電位センサー414D、現像濃度パターン検知器414P、などが所定の位置に配置されている。
給紙バンク500は、この例では引き出しタイプの3段カセット482A,482B,482Cが収納可能であり、サイズセンサ484A,484B,484Cにより記録紙のサイズが検知され、給紙ローラ483A,483B,483Cがそれぞれ設けられている。また、同様に、大量給紙ユニット600にも、給紙ローラ483Dが設けられ、その直後には搬送センサ484Dが設けられている。
つぎに、以上のように構成された画像形成装置の動作について説明する。まず、ADF100にある原稿台101に、原稿の画像面を上にして置かれた原稿束は、操作部上のスタートキーが押下されると、原稿給紙部102により、一番下の原稿から給送ローラおよび原稿搬送ベルト105によってコンタクトガラス202上の所定の位置に給送される。スキャナー200によってコンタクトガラス202上の原稿の画像データを読み取った後、読み取りが終了した原稿は、原稿搬送ベルト105および原稿排紙部106によって排出される。さらに、原稿セットセンサ103にて原稿台101につぎの原稿が有ることを検知した場合、前原稿と同様にコンタクトガラス202上に給送される。原稿給紙部102,原稿搬送ベルト105および原稿排紙部106はモータによって駆動される。
スキャナー200は、コンタクトガラス202上の原稿を照明ランプ205で照射し、その原稿反射光をミラー群204A,204B,204Cによりレンズ206に導き、そのレンズ206によりCCDイメージセンサ207に集光させる。これにより、CCDイメージセンサ207からは電気信号に変換された画像データが出力され、その画像データは、所定の画像処理が施された後にスキャナー200から光書込みユニット401に供給される。このようにスキャナー200による一回の走査によって1色の画像データを得る。
この画像データは、光書込みユニット401に送られ画像データに対応したレーザー変調が行なわれ、帯電後の感光体ドラム414に書き込まれ、現像された後に中間転写ベルト415に転写される。この動作はBk、C、M、Yの4色について順に行なわれる。
待機状態では、リボルバー現像器420はBK現像器420Kで現像を行なう位置にセットされており、コピー動作が開始されると、スキャナー200が所定のタイミングからBK画像データの読み取りを開始し、ここで取得した画像データにしたがってレーザー光による書き込み、静電潜像の形成が行なわれる。なお、以下、Bk画像データによる静電潜像をBk潜像、C画像データによる静電潜像をC潜像、M画像データによる静電潜像をM潜像、Y画像データによる静電潜像をY潜像という。
このBk潜像の先端部から現像可能とすべく、BK現像器420Kの現像位置に潜像先端部が到達する前に、現像スリーブ420KSの回転を開始し、Bk潜像をBkトナーで現像する。そして、以後、Bk潜像領域の現像動作を続けるが、潜像後端部がBk潜像位置を通過した時点で、速やかに、BK現像器420Kによる現像位置からつぎの現像器による現像位置までリボルバー現像器420を駆動して回転させる。この回転動作は、少なくともつぎの画像データによる潜像先端部が到達するまでに完了させる。
像の形成サイクルが開始されると、感光体ドラム414は矢印で示すように反時計廻りに回転し、中間転写ベルト415は駆動モータ(不図示)により時計廻りに回転する。中間転写ベルト415の回転に伴って、Bkトナー像の形成、Cトナー像の形成、Mトナー像の形成、Yトナー像の形成が順次行なわれ、最終的に、Bk、C、M、Yの順に中間転写ベルト415上に重ねられたトナー像が形成される。
Bk像の形成は以下のようにして行なわれる。すなわち、帯電チャージャ419がコロナ放電により、感光体ドラム414を一様に負電荷で約−700Vに帯電する。つづいて、レーザーダイオード414は、Bk画像データにしたがったラスタ露光を行なう。このようにラスタ像が露光されたとき、当初、一様に帯電された感光体ドラム414の露光された部分については、露光光量に比例する電荷が消失し、画像データに応じた静電潜像が形成される。
リボルバー現像器420内のトナーは、フェライトキャリアとの攪拌によって負極性に帯電される。また、本現像器のBk現像スリーブ420KSは、感光体ドラム414の金属基体層に対して電源回路(不図示)によって、負の直流電位と交流とが重畳された電位にバイアスされている。この結果、感光体ドラム414の電荷が残っている部分には、トナーが付着せず、電荷のない部分、つまり、露光された部分にはBkトナーが吸着され、潜像と相似なBk可視像が形成される。
このように感光体ドラム414上に形成されたBkトナー像は、感光体ドラム414と接触状態で等速駆動している中間転写ベルト415の表面に、ベルト転写コロナ放電器416によって転写される。この感光体ドラム414から中間転写ベルト415へのトナー像転写を、ベルト転写という。感光体ドラム414上の若干の未転写(残留)トナーは、感光体ドラム414の再使用に備えて感光体クリーニングユニット421で掻き落とされ、回収される。ここで回収されたトナーは回収パイプを経由して廃トナータンクに収容される。
中間転写ベルト415には、感光体ドラム414に順に形成されるBk,C,M,Yのトナー像を、同一面に順次、位置合わせして4色重ねのベルト転写の画像を形成し、その後、紙転写コロナ放電器417により記録紙に一括転写を行なう。
ところで、感光体ドラム414側では、Bk画像の形成工程のつぎに、C画像の形成工程に進むが、所定のタイミングから、スキャナー200によるC画像データの読み取りが始まり、その画像データによるレーザー光書き込みでC潜像の形成を行なう。C現像器420Cは、その現像位置に対して、先のBk潜像後端部が通過した後で、かつ、C潜像先端が到達する前に、リボルバー現像器420の回転動作を行ない、C潜像をCトナーで現像する。以降、C潜像領域の現像を続けるが、潜像後端部が通過した時点で、先のBK現像器420Kの場合と同様にリボルバー現像器420を駆動し、C現像器420Cを送り出し、つぎのM現像器420Mを現像位置に移動させる。この動作もやはり、つぎのM潜像先端部が現像部分に到達する前に行なう。このように、つぎのM画像およびY画像の形成も同様に行なわれる。
1色目のBk画像をベルト転写した後の2,3,4色目の画像をベルト転写している間、ベルトクリーニング装置415Uはブレード接離機構によって、中間転写ベルト415面から入口シール、ゴムブレードなどを離間させておく。
このようにして中間転写ベルト415に形成されたトナー像は任意の給紙部から送られる記録紙に転写される。すなわち、給紙トレイ482Eあるいは給紙バンク500、大量給紙トレイ600に積載された記録紙は、それぞれ給紙ローラ483Eあるいは給紙ローラ483A,483B,483C,483Dによって給紙され、搬送路を経て、レジストローラ418Rによって感光体ドラム414に当接する位置まで搬送され、一時待機状態となる。
そして、紙転写コロナ放電器417に中間転写ベルト415上のトナー像の先端がさしかかるときに、丁度、記録紙先端(所定の余白をもっている)がこの像の先端に一致するタイミングでレジストローラ418Rを再駆動し、画像と記録紙の位置合わせを行なう。このようにして、記録紙が中間転写ベルト415上の色重ね像と重ねられ、正電位につながれた紙転写コロナ放電器417の上を通過する。
このとき、コロナ放電電流で記録紙が正電荷に荷電され、トナー画像のほとんどが記録紙に転写される。つづいて、紙転写コロナ放電器417の左側に配置した除電ブラシ(不図示)による分離除電器を通過するとき、記録紙は除電され、中間転写ベルト415から剥離されて搬送ユニット422に移る。
中間転写ベルト415面から4色重ねトナー像を一括転写された記録紙は、搬送ユニット422により定着ユニット423に搬送され、所定の温度に制御された定着ローラ423Aと加圧ローラ423Bのニップ部分でトナー像を溶融および定着し、排紙ユニット424によりソータ700側あるいはスタックトレイに排出される。
一方、転写後の感光体ドラム414は、ファーブラシ、ゴムブレードなどからなる感光体クリーニングユニット421で表面をクリーニングされ、さらに、除電ランプ414Mで均一に除電され、初期状態に復帰し、つぎの画像形成に備える。また、転写後の中間転写ベルト415は、再び、ベルトクリーニング装置415Uのブレード接離機構によりブレードを押圧して表面をクリーニングする。
リピートコピーの場合には、スキャナー200の動作および感光体ドラム414への画像形成は、1枚目の4色目工程に引きつづき、所定のタイミングで2枚目の1色目画像工程に進む。中間転写ベルト415の方は、1枚目の4色重ね画像の記録紙への一括転写工程に引きつづき、表面をベルトクリーニング装置415Uでクリーニングされた領域に、2枚目のBkトナー像がベルト転写されるようにする。その後は1枚目と同様の動作を繰り返し行なう。
このように、スキャナー200にて読み込まれた画像データは、光書き込みユニット401からのレーザーによって感光体ドラム414に書き込まれ、レボルバー現像器420を通過することによってトナー像が形成され、中間転写ベルト415によって記録紙に転写される。そして、記録紙は中間転写ベルト415の回転と等速で搬送され転写される。その後、搬送ベルト422によって搬送、定着ユニット423にて画像を定着させ、排紙ユニット424によって排出される。
感光体ドラム414,搬送ベルト422,定着ユニット423,排紙ユニット424およびレボルバー現像器420は、メインモータによって駆動され、給紙ローラ483Eはメインモータの駆動を給紙クラッチによって伝達駆動される。
原稿画像は、CCDイメージセンサ207によって読み取られ、電気信号(アナログ画像信号)に変換され、そしてデジタルデ−タ(画像デ−タ)に変換される。画像デ−タにはさらに数種の画像処理が施される。レンズ206およびCCDイメージセンサ207を図1において左右方向に移動させることにより、画像倍率が変わる。すなわち、指定された倍率に対応してレンズ206およびCCDイメージセンサ207の左右方向に位置が設定される。
つぎに、以上のように構成されたカラー画像形成装置における画像処理装置の詳細な構成および動作について説明する。図2は、図1におけるカラー画像形成装置の電装・制御装置の構成を示すブロック図である。図において、スキャナー200は、CCDイメージセンサ207により画像を読み込む。平滑フィルター装置2は、スキャナー200から読み込んだ画像データをシェ−デイング補正、MTFγ補正などの画像処理を行う。多値画像バッファーコントローラ3は、多値画像バッファー4の書き込み/読み込みを制御する。多値画像バッファー4は、平滑フィルター装置2により画像処理された多値画像データを1時保存したり、多値画像復号装置33により復号された多値画像データを1時保存する。多値画像符号化装置5は、多値画像バッファー4に記憶された多値画像データを符号化し、メインメモリ7の多値符号メモリ領域へ転送する。メモリコントローラ6は、メインメモリ7のリード/ライトを制御し、多値画像符号化装置5、多値画像復号装置33、多値画像描画装置34、ブロック分割装置11、少値符号化装置12、HDD制御装置8、画像処理装置10、各版の少値復号装置13〜16、通信処理装置37などとメインメモリ7との転送を制御する。
メインメモリ7は、スキャナー200からの画像を多値符号化装置5により符号化された多値符号データや、画像処理装置10により処理された階調処理後の画像データや、少値符号化装置12により、符号化されたページ符号などを格納する。HDD制御装置8は、多値画像符号化装置5により符号化された多値画像符号データをHDD(ハードディスク)9を制御して書き込んだり、HDD9の多値画像符号データを読み込み、多値画像復号装置33へ転送を行う。HDD9は、スキャナー200により読み込まれた画像データを多値画像符号化装置5で符号化された多値画像符号を格納している。画像処理装置10は、多値画像バッファー4から画像データを読み込み、拡大/縮小処理や色変換処理や、階調処理を行い、メインメモリ7の階調処理後画像メモリ領域54へ転送する。ブロック分割装置11は、メインメモリ7の階調処理後画像メモリ領域の階調処理後の画像データを図20に示すようにN×Mの方形データに切り出し少値符号化装置12へ転送する。また、このブロック分割装置11は回転処理を可能とするために、各N×Mのブロックの符号の先頭アドレスを求めメインメモリ7のブロック先頭アドレス格納領域へ書き込む。
少値符号化装置12は、ブロック分割装置11に切り出されたN×Mの階調処理後の方形データを符号化し、メインメモリ7のページ符号メモリ領域へ転送する。各版の少値復号装置13〜16は、メインメモリ7のページ符号メモリ領域から各版ページ符号を読み込み復号し、各版のブロック回転処理装置17〜20へ転送する。また、この少値復号装置13〜16では、図22に示すように回転処理を伴う場合は、メインメモリ7のブロック先頭アドレス格納領域から各ブロックの先頭アドレスを受け取り、復号する順序を変えていく。
各版のブロック回転処理装置17〜20は、各版の少値復号装置13〜16により復号されたN×Mのブロックの画像データを図23、図24に示すように回転角度に基づき回転させ、各版の少値バッファーメモリ21〜24へ転送する。各版の少値バッファーメモリ21〜24は、各版のブロック回転処理装置17〜20により回転処理された画像データを主走査方向に格納している。エンジンコントローラ25〜28は、各版の少値バッファーメモリ21〜24に格納された画像データを読み込み、各版のプリンタエンジン29〜32を制御する。各版のプリンタエンジン29〜32は、前述の図1に示した各色の作像機構で構成される。
多値画像復号装置33は、メインメモリ7の多値符号メモリ領域から多値画像符号を読み込み復号し、多値画像バッファー4へ転送する。多値画像描画装置34は、プリンタ処理においてメインメモリ7の描画コマンドを読み込み多値画像バッファー4に多値バンドを描画する。CPUI/F35は、CPU36とのメモリコントローラ6とのインターフェイス制御を実行する。CPU36は、プリンタ処理において多値画像描画装置34の処理する描画コマンドを生成する。通信処理装置37は、ネットワーク40を介してHDD9の画像符号をPC36へ転送したり、PC36から画像符号を読み込みHDD9へ転送する。PC36、HDD9の画像符号を読み込み表示したり、編集などを行い再度、HDD9へ転送する。
ネットワーク50は、公衆回線や専用回線を経由して外部と接続するWAN(Wide Area Network:広域通信網)と、同一敷地内でネットークを構築するLAN(Local Area Network:構内通信網)に分類される方式、あるいは、そのいずれの方式であってもよい。また、インターネット機能を備える場合、TCP/IP(Transmission Contorol Protocol/Internet Protocol)であってもよい。さらには、無線LANによる接続であってももちろんよい。
図3は、図2におけるメインメモリ7のフォーマットを示す説明図である。この図において、PDLメモリ領域52には、PC38から転送されたPDLを格納する。中間言語メモリ領域51には、スキャナー200から読み込まれたRGB画像を符号化された符号を格納する。階調処理後画像メモリ領域54には、スキャナー200から読み込まれたRGB画像に画像処理を行い階調処理後の画像データを各版ごと格納する。ページ符号メモリ領域55には、階調処理後画像メモリ領域54の階調処理後の各版の画像データをN×Mのブロックごと符号化されたページ単位の符号を格納する。ブロック先頭アドレス格納領域56には、ページ符号メモリ領域55に格納されたN×Mのブロックごとの符号の先頭アドレスを格納する。
図4は、本発明の実施の形態にかかる画像処理の流れを示すブロック図である。図5は、本発明の実施の形態にかかる画像処理の動作手順を示すフローチャートである。これらの図において、まず、スキャナー200から多値のRGBの画像データを読み込む(ステップS11)。続いて、平滑フィルター装置2により、スキャナー200から読み込んだ画像データをシェ−デイング補正、MTFγ補正などの画像処理を行う(ステップS12)。さらに、多値画像バッファー4で平滑フィルター装置2からの画像データを1時保存する(ステップS13)。続いて、多値画像符号化装置5により、多値画像バッファー4で格納された画像データを符号化し(ステップS14)、HDD9に多値画像バッファー4で符号化された符号を記憶する(ステップS15)。続いて、画像処理装置10の後述する拡大/縮小処理装置により多値画像バッファー4の画像データを拡大/縮小処理を行う(ステップS16)。続いて、画像処理装置10の後述する色変換処理装置により拡大/縮小処理後の画像データをCMYK画像へ色変換処理を行う(ステップS17)。画像処理装置10の後述する階調処理装置により色変換処理後のCMYK画像データを各版ごと階調処理を行う(ステップS18)。メインメモリ7の階調処理後画像メモリ領域54での階調処理装置により階調処理された画像を記憶する(ステップS19)。ブロック分割装置11により階調処理後画像メモリ領域54により記憶された階調処理後の画像データをN×Mの方形ごとに分割する(ステップS20)。さらに少値符号化装置12により処理後の画像データを符号化する(ステップS21)。続いて、メインメモリ7のページ符号メモリ領域55で少値符号化装置11により符号化処理された符号を記憶する(ステップS22)。少値復号装置41により少値符号化装置12による符号を復号する(ステップS23)。ブロック回転処理装置42により少値復号装置41により復号されたブロックの画像を回転処理する(ステップS24)。少値バッファーメモリ43で主走査方向にブロック回転処理装置42で回転された画像を1時記憶する(ステップS25)。エンジンコントローラ44により階調処理後のCMYKデータをプリンタエンジン45でプリント出力する(ステップS26)。
図6は、本発明の実施の形態にかかる画像処理の概念を示すブロック図である。この図において、スキャナー200は、多値のRGBの画像データを読み込む。平滑フィルター装置2は、スキャナー200から読み込んだ画像データをシェ−デイング補正、MTFγ補正などの画像処理を行い多値画像バッファー4に画像処理後データを書き込む。多値バッファーメモリ3は、平滑フィルター装置2により画像処理されたデータを1時、格納する。多値画像符号化装置5は、多値バッファーメモリ3からの画像データを符号化しメインメモリ7の多値符号メモリ領域53へ転送する。メインメモリ7は、多値画像符号化装置5により、符号化された画像データを多値符号メモリ領域53に格納し、画像処理装置10により画像処理された階調処理後の画像データを階調処理後画像メモリ領域54に格納し、少値符号化装置12により符号化されたページ符号メモリ領域55に格納し、ブロック分割装置11により生成されたブロック符号ごとの先頭アドレスを先頭アドレス格納領域へ格納する。HDD制御装置8によりメインメモリ7の多値符号メモリ領域53の符号データをHDD9へ書き込んだり、HDD9から多値符号をメインメモリ7の多値符号メモリ領域53へ転送する。
HDD9は、多値符号化された画像データを格納する。画像処理装置10は、多値画像バッファー4の多値画像データに画像処理を行い階調処理後の画像を生成しメインメモリ7の階調処理後画像メモリ領域54へ格納する。ブロック分割装置11は、メインメモリ7の階調処理後画像メモリ領域54の階調処理後の画像データをN×Mのブロックに分割し少値符号化装置12へ転送する。また、符号化するブロックの符号化後のメインメモリ7の先頭アドレスをメインメモリ7のブロック先頭アドレス格納領域56へ転送する。少値符号化装置12は、ブロック分割装置11からのN×Mブロック画像を符号化しメインメモリ7のページ符号メモリ領域55へ転送する。各版の少値復号装置13〜16は、メインメモリ7の各版のブロック先頭アドレス格納領域の各ブロックの先頭アドレスを受け取り各版のページ符号を読み込み復号し、各版のブロック回転装置17〜20へ転送する。各版のブロック回転装置17〜20は、各版の少値復号装置13〜16により復号されたN×Mのブロック画像を指定された回転角度に応じて回転させ、各版の少値バッファーメモリ21〜24へ転送する。各版の少値バッファーメモリメモリ21〜24は、各版のブロック回転装置17〜20により回転処理されたN×Mのブロック画像を主走査方向に格納していき、順次主走査方向に画像データを各版のプリンタエンジン29〜32へ転送する。各版のプリンタエンジン29〜32は、各版の印字を行う。
図7は、スキャナー画像のHDD蓄積処理の流れを示すブロック図である。この処理は矢印符号で示す順序で処理が行なわれる。まず、スキャナー200から読み込まれたデータは、平滑フィルター装置2へ転送される。平滑フィルター装置2により画像処理を行い、多値バッファーメモリ4へ書き込む。多値バッファーメモリ4の画像データを読み込み符号化し、多値符号メモリ領域53へ書き込む。HDD制御装置8は、多値符号メモリ領域53の符号を読み込みHDD9へ書き込む。
図8は、スキャナー画像の印字処理の流れを示すブロック図である。この処理は矢印符号で示すように、まず、スキャナー200から読み込まれたデータは、平滑フィルター装置2へ転送される。続いて、平滑フィルター装置2により画像処理を行い、多値バッファーメモリ4へ書き込む。多値画像バッファー4から画像データを読み込み画像処理装置を行い、階調処理後の画像データを階調処理後画像メモリ領域54へ格納する。階調処理後の画像データを読み込みブロック分割し、少値符号化装置12へ転送する。また、ブロック符号ごとの先頭アドレスをブロック先頭アドレス格納領域56へ格納する。ブロック分割された画像データを少値符号化し、ページ符号メモリ領域55へ転送する。各ブロックの符号の先頭アドレスを回転方向により読み込み各版ごと復号し、各版のブロック回転処理装置17〜20へ転送する。復号された画像データを指定された回転角度に回転し、各版の少値バッファーメモリ21〜24へ主走査方向に格納していく。そして、各版の少値バッファーメモリ21〜24の内容をプリンタエンジン29〜32で印字する。
図9は、スキャナー画像のHDD蓄積および印字処理の流れを示すブロック図である。この処理は矢印符号で示すように、まず、スキャナー200から読み込まれたデータは、平滑フィルター装置2へ転送される。平滑フィルター装置2により画像処理を行い、多値バッファーメモリ4へ書き込む。多値バッファーメモリ4の画像データを読み込み符号化し、多値符号メモリ領域53へ書き込む。多値バッファーメモリ4から画像データを読み込み画像処理を行い、階調処理後の画像データを階調処理後画像メモリ領域54へ格納する。HDD制御装置8は、多値符号メモリ領域53の符号を読み込みHDD9へ書き込む。階調処理後の画像データを読み込みブロック分割し、少値符号化装置12へ転送する。また、ブロック符号ごとの先頭アドレスをブロック先頭アドレス格納領域56へ格納する。ブロック分割された画像データを少値符号化し、ページ符号メモリ領域55へ転送する。各ブロックの符号の先頭アドレスを回転方向により読み込み各版ごと復号し、各版のブロック回転処理装置17〜20へ転送する。復号された画像データを指定された回転角度に回転し、各版の少値バッファーメモリ21〜24へ主走査方向に格納していく。各版の少値バッファーメモリ21〜24の内容を印字する。
図10は、HDD画像の印字処理の流れを示すブロック図である。この処理は矢印符号で示すように、まず、HDD制御装置8は、HDD9の多値符号を読み込み、多値符号メモリ領域53へ転送する。多値画像復号装置33は、多値符号メモリ領域53の符号を読み込み復号し多値バッファーメモリ4へ転送する。多値バッファーメモリ4から画像データを読み込み画像処理を行い、階調処理後の画像データを階調処理後画像メモリ領域54へ格納する。階調処理後の画像データを読み込みブロック分割し、少値符号化装置12へ転送する。また、ブロック符号ごとの先頭アドレスをブロック先頭アドレス格納領域56へ格納する。ブロック分割された画像データを少値符号化し、ページ符号メモリ領域55へ転送する。各ブロックの符号の先頭アドレスを回転方向により読み込み各版ごと復号し、各版のブロック回転処理装置17〜20へ転送する。復号された画像データを指定された回転角度に回転し、各版の少値バッファーメモリ21〜24へ主走査方向に格納していく。各版の少値バッファーメモリ21〜24の内容を印字する。
図11は、HDD画像をPCへの転送処理の流れを示すブロック図である。この処理は矢印符号で示すように、まず、HDD制御装置8は、HDD9の多値符号を読み込み、多値符号メモリ領域53へ転送する。通信処理装置37は、多値符号メモリ領域53から多値符号をPC38へ転送する。
図12〜図14に集約コピー画像の処理例を示す。図12は、集約コピー時の1ページ目の符号化であり、読み込まれた画像データを縮小+色変換+階調処理を行い、階調処理後のCMYK画像を生成し、N×Mの画像データに分割し、少値符号化処理を行う。図13は、集約コピー時の2ページ目の符号化であり、読み込まれた画像データを縮小+色変換+階調処理を行い、階調処理後のCMYK画像を生成し、N×Mの画像データに分割し、少値符号化処理を行う。図14は、生成された2ページの画像データをN×Mのブロックラインごとに復号し、印字する処理であり、1ページのブロック符号を印字する主走査方向に復号し、画像バッファーメモリへ書き込む。次に2ページのブロック符号を印字する主走査方向に復号し、多値画像バッファー4へ書き込み、1ブロックラインを生成したために印字処理を行う。
図15は、図2などにおける多値画像符号化装置の内部構成を示すブロック図である。この多値画像符号化装置5は、多値画像バッファーコントローラI/F61、メモリアドレス生成装置62、JPEG符号化装置63、メモリアドレス生成装置64、メモリコントローラI/F65、コントローラ66を備えている。
多値画像バッファーコントローラI/F61は、多値画像バッファーコントローラ3とのインターフェイス制御を行う。メモリアドレス生成装置62は、多値画像バッファー4から画像データを読み込むためのアドレスを生成する。JPEG符号化装置63は、多値画像バッファー4から画像データを符号化し、メインメモリコントローラI/F65へ転送する。メモリアドレス生成装置64は、JPEG符号化装置63で生成された符号をメインメモリ7の多値符号メモリ領域53へのアドレスを生成する。メモリコントローラI/F65は、メモリコントローラ6とのインターフェイス制御を実行する。コントローラ66は、この多値画像符号化装置5全体を制御する。
図16は、図2などにおける多値画像符号装置の内部構成を示すブロック図である。この多値画像復号装置33は、多値画像バッファーコントローラI/F67、メモリアドレス生成装置68、JPEG符号装置69、メモリアドレス生成装置70、メモリコントローラI/F71、コントローラ72を備えている。
多値画像バッファーコントローラI/F67は、多値画像バッファーコントローラ5とのインターフェイス制御を行う。メモリアドレス生成装置68は、JPEG復号装置69で復号する符号を読み出すメインメモリ7の多値符号メモリ領域53へのアドレス生成する。JPEG復号装置69は、メインメモリ7の多値符号メモリ領域53からの符号を復号し多値画像バッファーコントローラI/F2へ転送する。メモリアドレス生成装置70は、多値画像バッファー4へ画像データ書き込むためのアドレスを生成する。多値画像バッファーコントローラI/F71は、メモリコントローラ6とのインターフェイス制御を実行する。コントローラ72は、この多値画像復号装置33全体の制御を実行する。
図17は、図15におけるJPEG符号化装置の内部構成を示すブロック図である。このJPEG符号化装置63は、RGBデータ8×8記憶装置73、RGB→YUV変換装置74、Yデータ8×8記憶装置75、Y2次元DCT処理装置76、Y量子化処理装置77、Yエントロピー符号化装置78、符号フォーマット生成装置87、Uデータ8×8記憶装置79、U2次元DCT処理装置80、U量子化処理装置71、Uエントロピー符号化装置82、Vデータ8×8記憶装置83、V2次元DCT処理装置84、V量子化処理装置85、Vエントロピー符号化装置86、コントローラ88を備えている。
YUVは、Yは輝度信号、Uは色差信号(Cb),Vは色差信号(Cr)を示し、人間の目には明るさの変化には敏感であるが、色の変化には鈍感であるという観点から、色度を抑え、ビット数を割くことで、少ない損失で効率のよい伝送や圧縮を実現するフォーマットである。
RGBデータ8×8記憶装置73は、RGBの8×8画素を1時格納する。RGB→YUV変換装置74は、JPEG(Joint Photographic Experts Group)の規格に基づき、8×8画素のRGBをYUVへ変換し、Y成分をYデータ8×8記憶装置75へ、U成分をUデータ8×8記憶装置79へ、V成分をVデータ8×8記憶装置83へ転送する。Yデータ8×8記憶装置75は、RGB→YUV変換装置74により生成されたY値を8×8記憶する。Y2次元DCT処理装置76は、Y成分をDCT(離散コサイン変換)を行い、Y量子化処理装置77へ転送する。Y量子化処理装置77は、Y2次元DCT処理装置76からのY成分のDCT処理後のデータを受け取り量子化し、Yエントロピー符号化装置78へ転送する。Yエントロピー符号化装置で78は、Y量子化処理装置77からのY成分の量子化後のデータを受け取り、ハフマン符号化方式で符号化し、符号フォーマット生成装置87へ転送する。
Uデータ8×8記憶装置79は、RGB→YUV変換装置74により生成されたU値を8×8記憶する。U2次元DCT処理装置80は、U成分をDCT(離散コサイン変換)を行い、U量子化処理装置81へ転送する。U量子化処理装置81は、U2次元DCT処理装置80からのU成分のDCT処理後のデータを受け取り量子化し、Uエントロピー符号化装置82へ転送する。Uエントロピー符号化装置82では、U量子化処理装置81からのU成分の量子化後のデータを受け取り、ハフマン符号化方式で符号化し、符号フォーマット生成装置87へ転送する。
Vデータ8×8記憶装置83は、RGB→YUV変換装置74により生成されたV値を8×8記憶する。V2次元DCT処理装置84は、V成分をDCT(離散コサイン変換)を行い、V量子化処理装置85へ転送する。V量子化処理装置85は、V2次元DCT処理装置84からのV成分のDCT処理後のデータを受け取り量子化し、Vエントロピー符号化装置86へ転送する。Vエントロピー符号化装置86は、V量子化処理装置85からのV成分の量子化後のデータを受け取り、ハフマン符号化方式で符号化し、符号フォーマット生成装置87へ転送する。符号フォーマット生成装置87は、それぞれのエントロピー符号化装置からの符号データを受け取り符号を形成する。コントローラ88は、このJPEG符号化処理装置63の全体を制御する。
図18は、図16におけるJPEG復号装置の内部構成を示すブロック図である。このJPEG復号装置69は、エントロピー復号装置90、Y逆量子化処理装置91、Y2次元IDCT処理装置92、U逆量子化処理装置93、U2次元IDCT処理装置94、V逆量子化処理装置95、V2次元IDCT処理装置96、YUV→RGB変換装置97を備えている。
エントロピー復号化装置90は、メインメモリ7から符号データを順次読み込み、Y成分のエントロピー復号化処理を行い、Y逆量子化処理装置91へ量子化後のY成分の8×8画素のデータを転送し、U成分のエントロピー復号化処理を行い、U逆量子化処理装置93へ量子化後のU成分の8×8画素のデータを転送し、V成分のエントロピー復号化処理を行い、V逆量子化処理装置95へ量子化後のV成分の8×8画素のデータを転送する。Y逆量子化処理装置91は、エントロピー復号化装置90から量子化後のY成分の8×8画素データを受け取り、逆量子化し、Y成分の8×8画素のDCT係数を求め、Y2次元IDCT処理装置92へ転送する。Y2次元IDCT処理装置92は、Y逆量子化処理装置91からY成分の8×8画素のDCT係数を受け取り、IDCT(逆離散コサイン変換)を行い、現在処理中のラインのY成分の水平の8画素データを求め、YUV→RGB変換装置97へ転送する。U逆量子化処理装置93は、エントロピー復号化装置90から量子化後のU成分の8×8画素データを受け取り、逆量子化し、U成分の8×8画素のDCT係数を求め、U2次元IDCT処理装置94へ転送する。U2次元IDCT処理装置94は、U逆量子化処理装置93からU成分の8×8画素のDCT係数を受け取り、IDCT(逆離散コサイン変換)を行い、現在処理中のラインのU成分の水平の8画素データを求め、YUV→RGB変換装置97へ転送する。V逆量子化処理装置95は、エントロピー復号化装置90から量子化後のV成分の8×8画素データを受け取り、逆量子化し、V成分の8×8画素のDCT係数を求め、V2次元IDCT処理装置96へ転送する。V2次元IDCT処理装置96は、V逆量子化処理装置95からV成分の8×8画素のDCT係数を受け取り、IDCT(逆離散コサイン変換)を行い、現在処理中のラインのV成分の水平の8画素データを求め、YUV→RGB変換装置97へ転送する。YUV→RGB変換処理装置97は、それぞれの2次元IDCT処理装置からのY,U,Vの画素データをRGBへ変換する。
図19は、図2などにおける画像処理装置の内部構成を示すブロック図である。この画像処理装置10は、多値画像バッファーコントローラI/F111、メモリアドレス生成装置112、拡大/縮小処理装置113、色変換処理装置114、多値CMYK画像記憶装置115、諧調処理装置116、メインメモリコントローラI/F117、メモリアドレス生成装置118、コントローラ119を備えている。
メモリアドレス生成装置112は、多値画像バッファー4から画像データを読み込むためのアドレスを生成する。拡大/縮小処理装置113は、多値画像バッファー4から画像データを拡大/縮小処理を行う。色変換処理装置114は、拡大/縮小処理装置113により、拡大/縮小されたRGB画像をCMYKへ色変換する。多値CMYK画像記憶装置115は、色変換処理装置114で変換されたCMYK画像データをプレーン毎に一時記憶する。階調処理装置116は、多値CMYK画像記憶装置115で記憶されたプレーン毎のCMYKデータを各プレーンごと階調処理を行いメインメモリコントローラI/F117を介してメインメモリ7の階調処理後画像メモリ領域54へ転送する。メモリアドレス生成装置118は、階調処理装置116で生成された階調処理後の画像をインメモリ7の階調処理後画像メモリ領域54へのアドレス生成する。
図21は、図2などにおける少値符号化装置の内部構成を示すブロック図である。この少値符号化装置12は、JBIG符号化装置121、メモリコントローラI/F122、メモリアドレス生成装置123を備えている。
JBIG符号化装置121は、ブロック分割装置11からのN×Mに分割されたブロック画像を受け取り符号化し、メモリコントローラI/F122を介してメインメモリ7のページ符号メモリ領域55へ転送する。メモリアドレス生成装置123は、JBIG符号化装置121で生成された符号をメインメモリ7のページ符号メモリ領域55へのアドレスを生成する。
図25は、図2などにおける少値復号装置の内部構成を示すブロック図である。この少値復号装置41は、JBIG復号装置125、メモリコントローラI/F126、ブロック単位メモリアドレス生成装置127を備えている。
ブロック単位メモリアドレス生成装置127は、メインメモリ7のページ符号メモリ領域55へのアドレスを生成する。JBIG復号装置125は、メモリコントローラI/F126からの符号を復号し、ブロック回転処理装置42へ転送する。
図26は、プリンタ処理の流れを示すブロック図である。まず、PC38により生成されたPDLをメインメモリ7のPDLメモリ領域に記憶する。続いて、CPU36により、メインメモリ7のPDLメモリ領域52に記憶されたPDLを読み込み、中間言語へ変換し、メインメモリ7の中間言語メモリ領域51へ転送する。メインメモリ7の中間言語メモリ領域51で中間言語を記憶する。多値画像描画装置34により、メインメモリ7の中間言語メモリ領域51に記憶された中間言語を読み取り多値画像バッファー4へ描画する。多値画像バッファー4で多値画像描画装置34により生成されたバンド単位の画像データを記憶する。多値画像符号化装置5により多値画像バッファー4で格納された画像データを符号化する。HDD9で多値画像バッファー4で符号化された符号を記憶する。画像処理装置10の拡大/縮小処理装置により多値画像バッファー4の画像データを拡大/縮小処理を行う。画像処理装置10の色変換処理装置により拡大/縮小処理後の画像データをCMYK画像へ色変換処理を行う。画像処理装置10の階調処理装置により色変換処理後のCMYK画像データを各版ごと階調処理を行う。メインメモリ7の階調処理後画像メモリ領域54で階調処理装置により階調処理された画像を記憶する。ブロック分割装置11により階調処理後画像メモリ領域54に記憶された階調処理後の画像データをN×M方形ごとに分割する。少値符号化装置12によりブロック分割装置11によりブロック分割処理された階調処理後の画像データを符号化する。メインメモリ7のページ符号メモリ領域55で少値符号化装置12により符号化処理された符号を記憶する。少値復号装置41により上記符号を復号する。ブロック回転処理装置42により少値復号装置12により復号されたブロックの画像を回転処理する。少値バッファーメモリ43で主走査方向に1ブロック回転処理装置42で回転された画像を1時記憶する。エンジンコントローラ44により階調処理後のCMYKデータをプリント出力する。
図27は、プリンタ処理の概念を示すブロック図である。CPU36は、メインメモリ7のPDLメモリ領域52からPDLを読み込み、中間言語へ変換し、メインメモリ7の中間言語メモリ領域51へ書き込む。多値画像描画装置34は、メインメモリ7の中間言語メモリ領域51から中間言語を読み込み、多値画像バッファー4へ多値バンドを生成する。多値画像バッファー4は、描画された画像データを格納する。多値符号化装置5は、多値画像バッファー3からの画像データを符号化しメインメモリ7の多値符号メモリ領域53へ転送する。メインメモリ7は、多値符号化装置5により、符号化された符号を多値符号メモリ領域53に格納し、画像処理装置10により画像処理された階調処理後の画像データを階調処理後画像メモリ領域54に格納し、少値符号化装置12により符号化された画像をページ符号メモリ領域55に格納し、ブロック分割装置11により生成されたブロック符号ごとの先頭アドレスをブロック先頭アドレス格納領域56へ格納する。HDD制御装置8によりメインメモリ7の多値符号メモリ領域53の符号データをHDD9へ書き込んだり、HDD9から多値符号をメインメモリ7の多値符号メモリ領域53へ転送する。HDD9は、多値符号化された画像を格納する。画像処理装置10は、多値画像バッファー4の多値画像データに画像処理を行い階調処理後の画像を生成しメインメモリ7の階調処理後画像メモリ領域54へ格納する。ブロック分割装置11は、メインメモリ7の階調処理後画像メモリ領域54の階調処理後の画像データをN×Mのブロックに分割し少値符号化装置12へ転送する。また、符号化するブロックの符号化後のメインメモリ7の先頭アドレスをメインメモリ7のブロック先頭アドレス格納領域56へ転送する。
少値符号化装置12は、ブロック分割装置11からのN×Mブロック画像を符号化しメインメモリ7のページ符号メモリ領域55へ転送する。各版の少値復号装置で13〜16は、メインメモリ7の各版のブロック先頭アドレス格納領域56の各ブロックの先頭アドレスを受け取り各版のページ符号を読み込み復号し、各版のブロック回転装置17〜20へ転送する。各版のブロック回転装置17〜20は、各版の少値復号装置13〜16により復号されたN×Mのブロック画像を指定された回転角度に応じて回転させ、各版の少値バッファーメモリ21〜24へ転送する。各版の少値バッファーメモリ21〜24は、各版のブロック回転装置17〜20により回転処理されたN×Mのブロック画像を主走査方向に格納していき、順次主走査方向に画像データを各版のプリンタエンジン29〜32へ転送する。各版のプリンタエンジン29〜32は、各版の印字を行う。
図28は、プリント処理の流れを示すブロック図である。PC38からのPDLを読み込む。CPU36により、PDLを中間言語へ変換する。多値画像描画装置34により、中間言語を読み込み。多値画像バッファー4へ多値バンドデータを生成する。多値画像バッファー4から画像データを読み込み画像処理を行い、階調処理後の画像データを階調処理後画像メモリ領域54へ格納する。階調処理後の画像データを読み込みブロック分割し、少値符号化装置12へ転送する。また、ブロック符号ごとの先頭アドレスをブロック先頭アドレス格納領域56へ格納する。ブロック分割された画像データを少値符号化し、ページ符号メモリ領域55へ転送する。各ブロックの符号の先頭アドレスを回転方向により読み込み各版ごと復号し、各版のブロック回転装置17〜20へ転送する。復号された画像データを指定された回転角度に回転し、各版の少値バッファーメモリ21〜24へ主走査方向に格納していく。そして、各版の少値バッファーメモリ21〜24の内容を印字する。
図29は、プリントおよびHDD蓄積処理の流れを示すブロック図である。この図の矢印符号で示すように、PC38からのPDLを読み込む。CPU36により、PDLを中間言語へ変換する。多値画像描画装置34により、中間言語を読み込み。多値画像バッファー4へ多値バンドデータを生成する。多値画像バッファー4の画像データを読み込み符号化し、多値符号メモリ領域53へ書き込む。多値画像バッファー4から画像データを読み込み画像処理装置を行い、階調処理後の画像データを階調処理後画像メモリ領域54へ格納する。HDD制御装置8は、多値符号メモリ領域53の符号を読み込みHDD9へ書き込む。階調処理後の画像データを読み込みブロック分割し、少値符号化装置12へ転送する。また、ブロック符号ごとの先頭アドレスをブロック先頭アドレス格納領域56へ格納する。ブロック分割された画像データを少値符号化し、ページ符号メモリ領域55へ転送する。各ブロックの符号の先頭アドレスを回転方向により読み込み各版ごと復号し、各版のブロック回転装置17〜20へ転送する。復号された画像データを指定された回転角度に回転し、各版の少値バッファーメモリ21〜24へ主走査方向に格納していく。各版の少値バッファーメモリ21〜24の内容を印字する。
図30は、HDD画像の印字処理の流れを示すブロック図である。この図の矢印符号で示すように、HDD制御装置8は、HDD9の多値符号を読み込み、多値符号メモリ領域53へ転送する。多値画像復号装置33は、多値符号メモリ領域53の符号を読み込み復号し多値画像バッファー4へ転送する。多値画像バッファー4から画像データを読み込み画像処理を行い、階調処理後の画像データを階調処理後画像メモリ領域54へ格納する。階調処理後の画像データを読み込みブロック分割し、少値符号化装置12へ転送する。また、ブロック符号ごとの先頭アドレスをブロック先頭アドレス格納領域56へ格納する。ブロック分割された画像データを少値符号化し、ページ符号メモリ領域55へ転送する。ブロックの符号の先頭アドレスを回転方向により読み込み各版ごと復号し、各版のブロック回転装置17〜20へ転送する。復号された画像データを指定された回転角度に回転し、各版の少値バッファーメモリ21〜24へ主走査方向に格納していく。各版の少値バッファーメモリ21〜24の内容を印字する。
図31は、MFP処理の流れを示すブロック図である。プリンタの場合は、PC38により生成されたPDLをメインメモリ7のPDLメモリ領域52に記憶する。CPU36により、メインメモリ7のPDLメモリ領域52に記憶されたPDLを読み込み、中間言語へ変換しメインメモリ7の中間言語メモリ領域51へ転送する。メインメモリ7の中間言語メモリ領域51で中間言語を記憶する。多値画像描画装置34により、メインメモリ7の中間言語メモリ領域51に記憶された中間言語を読み取り多値画像バッファー4へ描画する。
また、コピーの場合は、スキャナー200から多値のRGBの画像データを読み込む。平滑フィルター装置2により、スキャナー200から読み込んだ画像データをシェーデイング補正、MTFγ補正などの画像処理を行う。多値画像バッファー4で多値画像描画装置34により生成されたバンド単位の画像データを記憶する。多値画像符号化装置5により多値画像バッファー4で格納された画像データを符号化を行う。HDD9で多値画像バッファー4符号化された符号を記憶する。画像処理装置10の拡大/縮小処理装置により多値画像バッファー4の画像データを拡大/縮小処理を行う。画像処理装置10の色変換処理装置により拡大/縮小処理後の画像データをCMYK画像へ色変換処理を行う。画像処理装置10の階調処理装置により色変換処理後のCMYK画像データを各版ごと階調処理を行う。メインメモリ7の階調処理後画像メモリ領域54で階調処理装置により階調処理された画像を記憶する。ブロック分割装置11により階調処理後画像メモリ領域54に記憶された階調処理後の画像データをN×Mの方形ごとに分割する。少値符号化装置12によりブロック分割処理装置11でブロック分割処理された階調処理後の画像データを符号化する。メインメモリ7のページ符号メモリ領域55で少値符号化装置12により符号化処理された符号を記憶する。少値復号装置13〜16により前述の符号を復号する。ブロック回転装17〜20により少値復号装置13〜16により復号されたブロックの画像を回転処理する。少値バッファーメモリメモリ21〜24で主走査方向にブロック回転処理装置17〜20で回転された画像を1時記憶する。エンジンコントローラにより階調処理後のCMYKデータをプリント出力する。
図32は、MFP処理の概念を示すブロック図である。CPU36は、メインメモリ7のPDLメモリ領域52からPDLを読み込み、中間言語へ変換し、メインメモリ7の中間言語メモリ領域51へ書き込む。多値画像描画装置34は、メインメモリ7の中間言語メモリ領域51から中間言語を読み込み、多値画像バッファー4へ多値バンドを生成する。多値画像バッファー4は、描画された画像データを格納する。多値符号化装置5は、多値画像バッファー4からの画像データを符号化しメインメモリ7の多値符号メモリ領域53へ転送する。メインメモリ7は、多値符号化装置5により、符号化された符号を多値符号メモリ領域53に格納し、画像処理装置10により画像処理された階調処理後の画像データを階調処理後画像メモリ領域54に格納し、少値符号化装置12により符号化されたページ符号メモリ領域55に格納し、ブロック分割装置11により生成されたブロック符号ごとの先頭アドレスをブロック先頭アドレス格納領域56へ格納する。HDD制御装置8は、メインメモリ7の多値符号メモリ領域53の符号データをHDD9へ書き込んだり、HDD9から多値符号をメインメモリ7の多値符号メモリ領域53へ転送する。HDD9は、多値符号化を格納する。画像処理装置10は、多値画像バッファー4の多値画像データに画像処理を行い階調処理後の画像を生成しメインメモリ7の階調処理後画像メモリ領域54へ格納する。ブロック分割装置11は、メインメモリ7の階調処理後画像メモリ領域54の階調処理後の画像データをN×Mのブロックに分割し少値符号化装置12へ転送する。また、符号化するブロックの符号化後のメインメモリ7の先頭アドレスをメインメモリ7のブロック先頭アドレス格納領域56へ転送する。
少値符号化装置12は、ブロック分割装置からのN×Mブロック画像を符号化しメインメモリ7のページ符号メモリ領域55へ転送する。各版の少値復号装置13〜16は、メインメモリ7の各版のブロック先頭アドレス格納領域56の各ブロックの先頭アドレスを受け取り各版のページ符号を読み込み復号し、各版のブロック回転装置17〜20へ転送する。各版のブロック回転装置17〜20は、各版の少値復号装置13〜16により復号されたN×Mのブロック画像を指定された回転角度に応じて回転させ、各版の少値バッファーメモリ21〜24へ転送する。各版の少値バッファーメモリ21〜24は、各版のブロック回転装置17〜20により回転処理されたN×Mのブロック画像を主走査方向に格納していき、順次主走査方向に画像データを各版のプリンタエンジンへ転送する。各版のプリンタエンジン29〜32は、各版の印字を行う。スキャナー200は、多値のRGBの画像データを読み込む。平滑フィルター装置2は、スキャナー200から読み込んだ画像データをシェーデイング補正、MTFγ補正などの画像処理を行い多値画像バッファー4に画像処理後データを書き込む。
図33は、プリンタ画像およびコピー画像の集約処理におけるプリンタ画像のHDD蓄積例を示すブロック図である。この図の矢印符号で示すように、PC38からのPDLを読み込む。CPU36により、PDLを中間言語へ変換する。多値画像描画装置34により、中間言語を読み込み、多値画像バッファー4へ多値バンドデータを生成する。多値画像バッファー4の画像データを読み込み符号化し、多値符号メモリ領域53へ書き込む。HDD制御装置8は、多値符号メモリ領域53の符号を読み込みHDD9へ書き込む。
図34にプリンタ画像およびコピー画像の集約処理の流れにおけるスキャナー画像のHDD蓄積処理の流れを示す。スキャナー200から読み込まれたデータは、平滑フィルター装置2へ転送される。平滑フィルター装置2により画像処理を行い、多値画像バッファー4へ書き込む。多値画像バッファー3の画像データを読み込み符号化し、多値符号メモリ領域53へ書き込む。HDD制御装置8は、多値符号メモリ領域53の符号を読み込みHDD9へ書き込む。
図35にプリンタ画像およびコピー画像の集約処理の流れにおけるプリンタ画像の符号化を示す。HDD制御装置8は、HDD9のプリンタ画像の多値符号を読み込み、多値符号メモリ領域53へ転送する。多値画像復号装置33は、多値符号メモリ領域53の符号を読み込み復号し多値画像バッファー4へ転送する。多値画像バッファー4から画像データを読み込み画像処理を行い、階調処理後の画像データを階調処理後画像メモリ領域54へ格納する。階調処理後の画像データを読み込みブロック分割し、少値符号化装置12へ転送する。また、ブロック符号ごとの先頭アドレスをブロック先頭アドレス格納領域56へ格納する。ブロック分割された画像データを少値符号化し、ページ符号メモリ領域55へ転送する。
図36にプリンタ画像およびコピー画像の集約処理の流れにおけるコピー画像の符号化を示す。HDD制御装置8は、HDD9のコピー画像の多値符号を読み込み、多値符号メモリ領域53へ転送する。多値画像復号装置33は、多値符号メモリ領域53の符号を読み込み復号し多値画像バッファー4へ転送する。多値画像バッファー4から画像データを読み込み画像処理を行い、階調処理後の画像データを階調処理後画像メモリ領域54へ格納する。階調処理後の画像データを読み込みブロック分割し、少値符号化装置12へ転送する。また、ブロック符号ごとの先頭アドレスをブロック先頭アドレス格納領域56へ格納する。ブロック分割された画像データを少値符号化し、ページ符号メモリ領域55へ転送する。
図37にプリンタ画像およびコピー画像の集約処理の流れにおけるプリンタ画像の復号を示す。プリンタ画像の各ブロックの符号の先頭アドレスを回転方向により読み込み各版ごと復号し、各版のブロック回転処理装置17〜20へ転送する。復号された画像データを指定された回転角度に回転し、各版の少値バッファーメモリ21〜24へ主走査方向に格納していく。
図38にプリンタ画像およびコピー画像の集約処理の流れにおけるコピー画像の復号を示す。コピー画像の各ブロックの符号の先頭アドレスを回転方向により読み込み各版ごと復号し、各版のブロック回転装置へ転送する。復号された画像データを指定された回転角度に回転し、各版の少値バッファーメモリ21〜24へ主走査方向に格納していく。各版の少値バッファーメモリ21〜24の内容を印字する。
ところで、これまで説明してきた画像処理方法(動作)を、プログラム化し、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、コンピュータ上で実行することもできる。また、画像処理方法の一部をネットワーク上に有し、通信回線を通して実現することもできる。
すなわち、この実施の形態で説明した画像処理方法は、図39に示すように、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータ(CPU130)で実行することにより実現される。このプログラムは、キーボード135の操作などにより、メモリ131、ハードディスク134、フレキシブルディスク137、CD−ROM(Compact−Disc Read Only Memory)136、MO(Magneto Optical)、DVD(Digital Versatile Disc)などのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータ(CPU130)によって記録媒体から読み出し、必要に応じて表示装置33に表示することによって実行される。また、必要に応じてこの画像処理方法のデータを通信装置132から外部装置に送受信することも可能である。
また、このプログラムは、図40に示すように、上記記録媒体を介して、インターネットなどのネットワーク(通信装置140)によってパーソナルコンピュータなどの装置141〜143に配布することができる。
すなわち、このプログラムは、たとえばコンピュータに内蔵されている記録媒体としてのハードディスクに、あらかじメインストールした状態で提供することができる。プログラムは記録媒体に一時的あるいは永続的に格納し、コンピュータにユニットとして組み込んだり、あるいは着脱式の記録媒体として利用することで、パッケージソフトウェアとして提供することができる。
記録媒体としては、たとえば、フレキシブルディスク、CD−ROM、MOディスク、DVD、磁気ディスク、半導体メモリなどが利用できる。
プログラムは、ダウンロードサイトから、LAN(Local Area Network)やインターネットといったネットワークを介して、有線または無線でコンピュータに転送し、そのコンピュータにおいて、内蔵するハードディスクなどの記憶装置にダウンロードさせるようにすることができる。
以上のように、本発明にかかる画像処理装置は、たとえばコピーなどの画像処理に有用であり、特に、スキャナーなどから取り込んだ画像データを保存し、拡大/縮小、回転などを行う画像処理を行うシステムに適している。
本発明の実施の形態にかかるカラー画像形成装置の構成を示す説明図である。 図1におけるカラー画像形成装置の電装・制御装置の構成を示すブロック図である。 図2におけるメインメモリ7のフォーマットを示す説明図である。 本発明の実施の形態にかかる画像処理の流れを示すブロック図である。 本発明の実施の形態にかかる画像処理の動作手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態にかかる画像処理の概念を示すブロック図である。 スキャナー画像のHDD蓄積処理の流れを示すブロック図である。 スキャナー画像の印字処理の流れを示すブロック図である。 スキャナー画像のHDD蓄積および印字処理の流れを示すブロック図である。 HDD画像の印字処理の流れを示すブロック図である。 HDD画像をPCへの転送処理の流れを示すブロック図である。 集約コピー時の1ページ目の符号化処理例を示す説明図である。 集約コピー時の2ページ目の符号化処理例を示す説明図である。 生成された2ページの画像データをN×Mのブロックラインごとに復号し、印字する処理処理例を示す説明図である。 図2などにおける多値画像符号化装置の内部構成を示すブロック図である。 図2などにおける多値画像符号装置の内部構成を示すブロック図である。 図15におけるJPEG符号化装置の内部構成を示すブロック図である。 図16におけるJPEG復号装置の内部構成を示すブロック図である。 図2などにおける画像処理装置の内部構成を示すブロック図である。 ブロック分割装置におけるバンドの方形画像の分割例を示す説明図である。 図2などにおける少値符号化装置の内部構成を示すブロック図である。 回転処理に伴う少値復号時のブロック符号の選択処理例を示す説明図である。 ブロック内の回転処理例(1)を示す説明図である。 ブロック内の回転処理例(2)を示す説明図である。 図2などにおける少値復号装置の内部構成を示すブロック図である。 プリンタ処理の流れを示すブロック図である。 プリンタ処理の概念を示すブロック図である。 プリント処理の流れを示すブロック図である。 プリントおよびHDD蓄積処理の流れを示すブロック図である。 HDD画像の印字処理の流れを示すブロック図である。 MFP処理の流れを示すブロック図である。 MFP処理の概念を示すブロック図である。 プリンタ画像およびコピー画像の集約処理におけるプリンタ画像のHDD蓄積例を示すブロック図である。 プリンタ画像およびコピー画像の集約処理の流れにおけるスキャナー画像のHDD蓄積処理の流れを示すブロック図である。 プリンタ画像およびコピー画像の集約処理の流れにおけるプリンタ画像の符号化を示すブロック図である。 プリンタ画像およびコピー画像の集約処理の流れにおけるコピー画像の符号化を示すブロック図である。 プリンタ画像およびコピー画像の集約処理の流れにおけるプリンタ画像の復号を示すブロック図である。 プリンタ画像およびコピー画像の集約処理の流れにおけるコピー画像の復号を示すブロック図である。 本発明の実施の形態にかかる画像処理方法をコンピュータに実行させる例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態にかかる画像処理方法をネットワーク上からダウンロードして実行させる例を示すブロック図である。 従来における各版毎の多値RGB符号に対して独立に復号処理する構成を示すブロック図である。 従来における多値RGB符号に対して一括に復号処理する構成を示すブロック図である。 4/8GBTC処理のアルゴリズムおよび演算式を示す説明図である。 3/8GBTC処理のアルゴリズムおよび演算式を示す説明図である。 2/8GBTC処理のアルゴリズムおよび演算式を示す説明図である。 従来におけるコピー処理の流れを示すブロック図である。 従来における拡大/縮小および回転コピー処理の流れを示すブロック図である。 従来における集約印刷例を示す説明図である。 従来における拡大印刷例を示す説明図である。 従来における縮小印刷例を示す説明図である。 従来における90度回転印刷例を示す説明図である。 従来におけるプリンタ画像とコピー画像の集約印刷例を示す説明図である。
符号の説明
4 多値画像バッファー
5 多値画像符号化装置
6 メモリコントローラ
7 メインメモリ
8 HDD制御装置
9 HDD
10 画像処理装置
11 ブロック分割装置
12 少値符号化装置
36 CPU
38 PC
41 少値復号化装置
42 ブロック回転処理装置
43 少値バッファーメモリ
44 エンジンコントローラ
45 プリンタエンジン
51 中間言語メモリ領域
53 多値符号メモリ領域
54 階調処理後画像メモリ領域
55 ページメモリ領域
56 ブロック先頭アドレス格納領域
200 スキャナー

Claims (2)

  1. 多値の画像データを記憶する多値画像記憶手段と、
    前記多値画像記憶手段のデータを符号化する多値符号化手段と、
    前記多値符号化手段により符号化された符号を記憶する多値符号データ記憶手段と、
    前記多値画像記憶手段のデータを読み込み画像処理を行う画像処理手段と、
    方形単位の符号の先頭アドレスを生成する方形単位の符号の先頭アドレスを生成する先頭アドレス生成手段を有し、前記画像処理手段により画像処理された画像データを、前記先頭アドレスで特定される方形単位に符号化する少値符号化手段と、
    前記少値符号化手段により符号化された方形単位の符号データを記憶する少値符号記憶手段と、
    前記少値符号記憶手段により記憶された方形単位の符号データを方形単位に復号する少値復号手段と、
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. さらに、前記先頭アドレス生成手段により生成された方形単位の符号の先頭アドレスを記憶する先頭アドレス記憶手段を有することを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
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