JP2006171864A - 画像処理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 画像データの処理の高速化を図る。
【解決手段】 同一の画像処理を行う画像処理ユニットを複数備え、1ページの画像データが複数のサブページに分割された画像データを同時に受け取り、同じ画像処理を分割されたサブページに対し、同時に行えるようにし、サブページデータは前記各画像処理部が参照する周辺画素を含むように分割して、各画像処理部の画像処理を行った後、前記サブページデータの参照領域を取り除いて転送する。
【選択図】 図1
【解決手段】 同一の画像処理を行う画像処理ユニットを複数備え、1ページの画像データが複数のサブページに分割された画像データを同時に受け取り、同じ画像処理を分割されたサブページに対し、同時に行えるようにし、サブページデータは前記各画像処理部が参照する周辺画素を含むように分割して、各画像処理部の画像処理を行った後、前記サブページデータの参照領域を取り除いて転送する。
【選択図】 図1
Description
本発明は画像データを作成・処理を施し、接続されたMFP、プリンタなどの画像出力装置に画像データを転送する画像処理装置に関するものである。
複写機能、ネットワーク機能、プリンタ機能、イメージスキャン機能等を兼備えるMFPでは、印字すべきデータをホストからPDLデータとして受取り、受け取ったPDLデータを内部で1ページごとにラスターイメージに変換して出力する。または、ネットワーク上に接続された外部のデータコントローラや、MFP内にユニットとして設けられたアクセラレータによりラスター展開された生データ画像を受け取ってそのまま出力する。
特開平5−28275号公報
ラスター展開された生データは転送データ量が大きくなり、高解像度の生データ画像が転送されてきた場合は、MFPコントローラと外部コントローラやアクセラレータ間のデータ転送速度が律速となる。そのため、1ページのデータを複数のサブページデータに分割して転送し、MFP内で1ページデータを再生成してからプリントする必要があり、MFPのプリントエンジンのパフォーマンスを落として印字しなければならなかった。
また、1ページの画像データを分割して転送する場合は、分割された状態で周辺画素を参照するような画像処理をかけられないという問題があった。例えばMFP内で、コントローラ内でのデータ・ハンドリングを軽くするために、画像データ圧縮を行ってスプールしたりする場合には、分割データをページデータに再生成してから画像処理を行うことになる。
その場合は、画像圧縮伸張処理が2度に渡って行われることになり、非可逆の圧縮を行うMFPにおいては画像の劣化が顕著になってしまう。
1つのデバイスに対し、MFPコントローラの画像データのインターフェースユニットを複数用意し、複数のサブページデータに分割された1ページの画像データを同時に転送することにより、プリントパフォーマンスを確保する。
また、サブページデータに分割する際に、周辺領域が参照可能なように各サブページデータの境界領域に重なりを持たせるようにすることで、サブページデータのまま画像処理をかけられるようにする。
以上説明したように、画像処理部の各ユニットを複数設け分割転送を行うことにより画像データの高速化が実現できる。その際に、分割されるサブページは分割された画像領域と分割された画像データが画像処理を行うために参照すべき領域を含むように構成することで、分割された画像領域全体に正しい画像処理を実施することが可能となる。
以下に図を用いて、本発明の装置及びその動作について詳細に説明する。
〔ネットワークシステムの概要説明〕
図2は本発明の画像処理装置を含んだ、ネットワークシステム全体の構成図である。
図2は本発明の画像処理装置を含んだ、ネットワークシステム全体の構成図である。
2001は本発明の装置で、スキャナとプリンタから構成され、スキャナから読み込んだ画像をローカルエリアネットワーク2002(以下LAN)に流したり、LANから受信した画像をプリンタによりプリントアウトできる。また、スキャナから読み込んだ画像を図示しないFAX送信手段により、PSTNまたはISDN2003に送信したり、PSTNまたはISDNから受信した画像をプリンタによりプリントアウトできる。2004はデータベースサーバで、本発明の画像処理装置2001により読み込んだ2値画像及び多値画像をデータベースとして管理する。
2005はデータベースサーバ2004のデータベースクライアントで、データベース2004に保存されている画像データを閲覧/検索等できる。
2006は、電子メールサーバで、本発明の画像処理装置2001により読み取った画像を電子メールの添付として受け取ることができる。2007は電子メールクライアントで、電子メールサーバ2006の受け取ったメールを受信し、閲覧したり、電子メールを送信したりすることが可能である。
WWWサーバ2008はHTML文書をLANに提供するサーバで、本発明の画像処理装置2001により、WWWサーバから提供されるHTML文書をプリントアウトできる。
ルータ2009はLAN2002をインターネット,イントラネット2010と連結させる。インターネット,イントラネットに、前述したデータベースサーバ2004,WWWサーバ2008,電子メールサーバ2006,本発明の画像処理装置2001と同様の装置が、それぞれ2011,2012,2013として連結している。一方、本発明の画像処理装置2001は、PSTNまたはISDN2003を介して、FAX装置2014と送受信可能になっている。
また、LAN2002上にプリンタ2015も連結されており、本発明の画像処理装置2001により読み取った画像をプリントアウト可能なように構成されている。
〔本装置の概要説明〕
図3に本発明の装置の概略断面図を示す。
図3に本発明の装置の概略断面図を示す。
本例は、上部にデジタルカラー画像スキャナ1002、下部にデジタルカラー画像プリンタ1003を有する。スキャナ1002およびプリンタ1003は背面(不図示)のコントローラ1001に接続され、データの入出力デバイスとして動作する。
〔スキャナの概要説明〕
スキャナ1002において、原稿30を原稿台ガラス31上に載せ、露光ランプ32により露光走査した原稿30からの反射光像を、レンズ33によりフルカラーセンサ34に集光し、カラー色分解画像信号を得る。得られたカラー画像はコントローラ1001に転送され、画像処理が施される。
スキャナ1002において、原稿30を原稿台ガラス31上に載せ、露光ランプ32により露光走査した原稿30からの反射光像を、レンズ33によりフルカラーセンサ34に集光し、カラー色分解画像信号を得る。得られたカラー画像はコントローラ1001に転送され、画像処理が施される。
〔プリンタの概要説明〕
図4は、プリンタ1003内のプリンタコントローラ2200の構成を示すブロック図である。
図4は、プリンタ1003内のプリンタコントローラ2200の構成を示すブロック図である。
図において、2201はCPUで、ROM2202又は図示しない記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて、プリンタ1003のメカニカルな制御を行う。2203はRAMで、CPU2201がワークエリアとして使用する。
2204は入出力ポート(I/O)で、各種センサ2206はI/O2204の入力ポートを介してCPU2201に読み込まれる。各種センサ2206は、例えば転写紙の有無を検出する紙センサ、排紙センサ、レジストセンサ、ドアセンサ等が含まれる。また、I/O2204の出力ポートは、ドライバ2205に接続され、ここで必要なドライブ電圧に変換され、各種負荷2207へと出力される。各種負荷2207には、定着ヒータ、紙送りや現像器の撹拌、トナー補給、ドラムや定着器を駆動するモータやクラッチ、ソレノイド等を含む。
2209はシリアル通信コミュニケーションインタフェース(以下、SCI)で、ここを介してCPU2201はコントローラ1001と情報の送受信を行う。
2208は定着温度センサで、プリンタの定着器9の温度を検出する。この定着温度センサ2208は、CPU2201のA/D入力に接続され、CPU2201はここで検出する温度に応じて定着器9の定着ヒータの制御を行う。
2210は画像処理部で、コントローラ1001から送られてきた画像データを後述の露光光学系3へと送出する。
図3に戻り、プリンタ1003において、像担持体である感光ドラム1を矢印方向R1に回転自在に担持し、該感光ドラム1の周りに前露光ランプ11、コロナ帯電器2、露光光学系3、電位センサ12、4個の現像器4y,4c,4m,4Bk、ドラム上トナー検知手段13、転写装置5、クリーニング器6を配置する。
レーザビーム露光光学系3は、図4に示されるプリンタコントローラ2200から出力される画像データを光信号に変換した後、ポリゴンミラー3aで反射し、レンズ3b及びミラー3cを通って、感光ドラム1の面を線状に走査(ラスタスキャン)する光像Eに変換する。
プリント画像形成時には、まず、感光ドラム1を矢印方向R1に回転させ、前露光ランプ11で除電した後、帯電器2により一様に帯電した後、各分解色ごとに光像Eを照射し、潜像を形成する。次に、各分解色ごとに所定の現像器を動作させて、感光ドラム1上の潜像を現像し、感光ドラム1上に樹脂を基体としたトナーにより画像を形成する。
現像器は、偏心カム24y,24c,24m,24Bkの動作により、各分解色に応じて択一的に感光ドラム1に接近するようにしている。さらに、感光ドラム1上のトナー画像を、記録材カセット7より搬送系及び転写装置5を介して感光ドラム1と対向した位置に供給された記録材に転写する。
転写装置5は、本例では転写ドラム5a、転写帯電器5b、記録材を静電吸着させるための吸着帯電器5cと対向する吸着ローラ5g、内側帯電器5d、外側帯電器5eとを有し、回転駆動されるように軸支された転写ドラム5aの周面開口域には誘電体からなる記録材担持シート5fを円筒状に一体的に張設している。
記録材担持シート5fはポリカーボネートフィルム等の誘電体シートを使用している。ドラム状とされる転写装置、つまり転写ドラム5aを回転させるに従って感光ドラム上のトナー像は転写帯電器5bにより記録材担持シート5fに担持された記録材上に転写する。このように記録材担持シート5fに吸着搬送される記録材には所望数の色画像が転写され、フルカラー画像を形成する。4色モードの場合、このようにして4色のトナー像の転写を終了すると記録材を転写ドラム5aから分離爪8a,分離押し上げコロ8b及び分離帯電器5hの作用によって分離し、熱ローラ定着器9を介してトレイ10に排紙する。
他方、転写後感光ドラム1は、表面の残留トナーをクリーニング器6で清掃した後再度画像形成工程に供する。記録材の両面に画像を形成する場合には、定着器9を排出後、すぐに搬送パス切替ガイド19を駆動し、排紙縦パス20を経て、反転パス21aにいったん導いた後、記録材を一旦停止させ、反転ローラ21bの逆転により、送り込まれた際の後端を先頭にして送り込まれた方向と反対向きに退出させ、記録材を裏返して中間トレイ22にストックする。その後再び上述した画像形成工程によってもう一方の面に画像を形成する。
また、転写ドラム5a上の記録材担持シート5f上は、感光ドラム1、現像装置、クリーニング器6等からの粉体の飛散付着、又は記録材のジャム(紙づまり)時にトナーが付着すること、両面画像形成時に記録材上のオイルが付着する場合があること、等により汚染されるが、ファーブラシ14と記録材担持シート5fを介して該ブラシ14に対向するバックアップブラシ15や、オイル除去ローラ16と記録材担持シート5fを介して該ローラ16に対向するバックアップブラシ17の作用により清掃された後、再度画像形成プロセスに供せられる。このような清掃は前回転時、後回転時に行ない、また、ジャム(紙づまり)発生時には随時行なう。
また、本例においては、転写ドラム偏心カム25を動作させ、転写ドラム5fと一体化しているカムフォロワ5iを作動させることにより、記録材担持シート5aと感光ドラム1とのギャップを所定タイミングで所定間隔に設定可能な構成としている。例えば、スタンバイ中または電源オフ時には、転写ドラムと感光ドラムの間隔を離し、感光ドラムの回転駆動から転写ドラムの回転を独立させることが可能な構成である。
また、この一連の画像形成動作において現像器及び現像剤濃度制御装置は、以下のように動作している。入力画像が各プロセスを経て感光ドラム上に潜像像を形成し、その静電潜像が現像位置に達するときに、不図示の現像バイアス電源によりAC,DC重畳された現像バイアスが現像スリーブ41に印加され、図示されていない現像スリーブ駆動装置により現像スリーブ41が矢印B,C方向に回転し、現像加圧カム24により加圧され、静電潜像を可視像化する。一方、コントローラ装置1001内では、ビデオカウント部でプリンタ1003に転送する画像データから算出される消費トナー量をページ分積算し、その積算結果をプリンタコントローラ2200に通知する。トナー量は入力されるデータ値に対応するトナー量算出テーブルを用いたテーブル変換により、算出される。プリンタコントローラ2200は通知されたトナー積算量から、同様にテーブル変換等の手法を用いて、トナー補給量を決定し、現像器へのトナーの供給が行われる。
コントローラ1001は画像入力デバイスであるスキャナ1002や画像出力デバイスであるプリンタ1003と接続し、一方ではLAN1004や公衆回線(WAN)1005と接続することで、画像情報やデバイス情報の入出力、PDLデータのイメージ展開を行うためのコントローラである。
〔コントローラ部の概要説明〕
本発明のコントローラ1001について、図5に基づいて説明する。CPU102はシステム全体を制御するプロセッサである。システムバスブリッジ101に接続される。
本発明のコントローラ1001について、図5に基づいて説明する。CPU102はシステム全体を制御するプロセッサである。システムバスブリッジ101に接続される。
システムバスブリッジ101はバススイッチであり、RAMコントローラ103、ROMコントローラ106、レンダリング部107、ラスタータイル変換部108、ディスクコントローラ109、LANコントローラ111、Modem114、画像リングインターフェース115、タイルラスター変換部121、色変換部122、画像伸張部123、画像圧縮部124、IOバス125が接続される。
RAM104はCPU102が動作するためのシステムワークメモリかつ、画像データを一時記憶するための画像メモリでもあり、RAMコントローラ103により制御される。
ROM105はブートROMであり、システムのブートプログラムが格納されており、ROMコントローラ106により制御される。
レンダリング部(1067)は、PDLコードもしくは、中間ディスプレイリストをビットマップイメージに展開する。
ラスタータイル変換部108はラスター画像データをタイル画像データに変換する。タイル画像データとは、1ページの画像データを所定の大きさの単位ブロック(タイルと呼ぶ)に分割したデータである。
HDD110はハードディスクドライブで、システムソフトウェア,画像データと各画像データに対応するページ情報やジョブ情報を格納する。ディスクコントローラ109を介してシステムバスブリッジ101に接続される。
LANコントローラ111は、MAC回路112、PHY/PMD回路113を介しLANに接続し、情報の入出力を行う。
モデム114は公衆回線に接続し、情報の入出力を行う。
画像リング116は、一対の単方向接続経路の組み合わせにより構成される。画像リング上にはスキャン画像処理部117、外部データ画像処理部118、ループバック画像処理部119、プリント画像処理部120が接続されている。スキャン画像処理部はスキャナから入力される画像データを処理する。外部データ画像処理部はMFP2001外から転送されてきたラスター画像データを処理する。ループバック画像処理部119はHDD110またはRAM104上に保持されている画像データを読み出し、画像処理を行う。プリント画像処理部はプリンタに出力する画像データを生成するための画像処理を行う。
画像リング101はシステムバスブリッジ101とは画像リングインターフェース115を介して接続される。
タイルラスター変換部121はタイル画像データをラスター画像データに変換する。
色変換部122はRGB画像データをCMYK画像データに変換する色空間変換部である。
画像伸張部123は圧縮されたラスター画像データの伸張制御を行う。本実施例では、JPEGを圧縮アルゴリズムに採用している。
画像伸張部124はラスター画像データの圧縮制御を行う。本実施例では、JPEGを圧縮アルゴリズムに採用している。
IOバス125は、内部のIOバスの一種であり、標準バスであるUSBバスのコントローラを内蔵するUSBインターフェース129、インタラプトコントローラ128、IOバス125には、バスアービタ(図示せず)が含まれる。
また、IOバス125には操作部127のインターフェース部である操作部インターフェース126も接続されており、操作部127に表示する画像データを出力する。また、操作部127から本システム使用者が入力した情報を、CPU102に伝える役割をする。
〔画像処理部の概要説明〕
画像リングに接続された各画像処理部117−120について説明する。
画像リングに接続された各画像処理部117−120について説明する。
図7は、スキャン画像処理部117の内部ブロック図を表す。301はスキャナI/F部であり、スキャナから入力される画像データのI/F部である。302はライン間遅延補正 部であり、スキャナ部から入力される画像データのCCDライン間ピッチの整数分の遅延補正を行う。副走査オフセット補正部303はスキャン画像データの副走査方向のCCDライン間ピッチの小数部の遅延補正とMTFの補正を行う。画像特性判定部では、スキャン画像データの特性、例えば文字であるとか、網点領域であるとか、の判定をする。入力ガンマ補正部305は画像データの入力ガンマ特性の補正を行う。色空間変換部306は画像データをデバイス依存の色空間データからデバイス非依存の色空間データへの変換を行う。MTF補正部307は主走査方向のMTF補正を行う。フィルタリング処理部308は画像の種類に応じてシャープネスをかけたりスムージング処理を行ったりする。ラスタータイル変換部では、ラスター画像データからタイル画像データへの変換を行う。タイル画像になった画像データは画像圧縮部310で圧縮され、画像リングI/F311から画像リング116に出力される。
図8は外部画像データ処理部118の内部ブロック図である。外部画像データ処理部は同じ構成の外部画像処理ユニット400a、400bを2つ備えている。401,409はMFP外部に接続されたコントローラ機器から入力される画像データを受け取るI/F部である。402、410は濃度制御部である。外部から入力される画像データはプリント部の色空間データ、例えばCMYK色空間データ、として送られる場合がある。この場合、後述のプリント画像処理部120はスルーで出力されるため、コントローラ自身でトナーの最大印字色数などに制限をかけられない。そのため、外部画像処理部に専用の濃度制御部を設け、入力された画像から自動的に最大印字色数に収まるような濃度変換を行う。解像度圧縮部403、411では入力画像の解像度が高解像度であった場合に解像度の圧縮を行う。ラスタータイル変換部404,412では入力されたラスター画像をタイル画像への変換を行う。画像圧縮部405,413では画像データの圧縮を行い、画像リングI/F部406、414を経由して画像リング116に出力される。
コマンド処理部407、415は、画像リングI/F部406,414へ接続される。画像リングを介して、CPU102より発行されたレジスタ設定要求をコマンドバスSW408,416により接続された各該当ブロックへ書き込む。また、CPU102より発行されたレジスタ読み出し要求に基づき、コマンドバスSW408,416により接続された画像処理ブロックの該当レジスタよりレジスタ設定値を読み出し、画像リングI/F部406、414から画像リング116に転送する。
図9にループバック画像処理部119の内部ブロック図を示す。ループバック画像処理部119は画像リングI/F部501を介して、画像リング116と接続され、タイル画像データの入出力を行う。コマンド処理部502は画像リングインターフェースへ接続される。画像リング116を介して、CPU102より発行されたレジスタ設定要求をコマンドバスSW503により接続された各該当ブロックへ書き込む。また、CPU102より発行されたレジスタ読み出し要求に基づき、コマンドバスSW503により接続された画像処理ブロックの該当レジスタよりレジスタ設定値を読み出し、画像リングI/F部501から画像リング116に転送する。
画像伸張部505で伸張されたタイル画像データは、2値多値変換部507、色空間変換部508、画像合成部509、画像回転部510、フィルタ処理部511、2値化処理部512、解像度変換部513の各画像処理ブロックの中から、CPU102により指示された画像処理ブロックに画像バスSW506を介して転送され処理される。各画像処理部で処理された画像データは画像バスSW506を介して、画像圧縮部504に転送され再圧縮される。再圧縮された画像データは画像リングI/F部501より画像リング116に転送される。
フィルタ処理部511および解像度変換部513は複数のタイル画像データを使った処理を行うのでメモリバスSW514、メモリコントローラ515を介してRAM516にタイル画像データを記憶しておく。
図6にプリント画像処理部120のブロック図を示す。プリント画像処理部は画像リング116から転送されてきたタイル画像データを画像リングI/F201部で受取り、プリントエンジンに適した画像処理を行った後、プリンタI/F部214からプリンタに画像データを出力する。画像リングI/F201に入力されたタイル画像データは、画像伸張部204で圧縮画像データから生のタイル画像データに伸張される。伸張されたタイル画像データは、タイルラスター変換部205でタイル画像からラスター画像データに変換される。変換されたラスター画像データは色空間圧縮部206で、プリンタの再現可能な色空間範囲の画像データに変換され、下地除去部207で下地を適正なレベルに飛ばす。さらに、輝度濃度変換部208で輝度データから濃度データに変換され、色空間変換部209で変換された濃度データに対し、墨入れ処理を行い、CMYKの分版出力データを生成する。次に色補正部210でユーザーの好みに応じた色調整が施され、出力ガンマ補正部でプリンタ個別の濃度特性に応じたガンマカーブに対し、ガンマ補正される。中間調処理部212では、プリンタの再現階調数に合わせたハーフトーン処理を行う。ハーフトーン処理された画像データはスムージング処理部213でエッジ部のジャギーなどの補正処理がなされ、プリンタI/F214からプリンタに出力される。
〔画像リングインターフェースの概要説明〕
各画像処理部からCPU102が管理するRAM104上へ画像データの転送制御を行う。画像リングインターフェース115について説明する。図10は画像リングインターフェースの内部ブロック図である。画像リングインターフェースはDMA602,603,604,605及びシステムバスアービタ601、画像リングアービタ606で構成される。
各画像処理部からCPU102が管理するRAM104上へ画像データの転送制御を行う。画像リングインターフェース115について説明する。図10は画像リングインターフェースの内部ブロック図である。画像リングインターフェースはDMA602,603,604,605及びシステムバスアービタ601、画像リングアービタ606で構成される。
システムバスアービタ601及び画像リングアービタ606はそれぞれシステムバス601と画像リング116とDMA602,603,604,605間のバス調停を行う。DMAはページ単位またはサブページ単位で画像処理部117,118,119,120とRAM104間のデータ転送をコントロールする。
図11に本実施例におけるDMA602,603,604,605はDMA転送のイメージを示す。各DMAはページまたはサブページを構成するタイル画像データを(X,Y)の2次元の座標を用いてどの部分のタイル画像データをあらわすのかを特定する。転送モードは、701のように先頭座標から連続的に転送するノーマル転送モードと702のように開始座標と折り返し幅を設定し転送したいエリアをページデータ(サブページデータ)から矩形で切り出して転送する矩形転送モードの2モードをサポートする。
〔サブページ転送による画像転送の高速化〕
本実施例では、外部画像データ処理部118は同一のユニットを2個備えている。従って、外部コントローラ機器から1ページのデータを2つのサブページデータに分割し、同時にデータ転送を行えば転送速度を高速化することができる。但し、外部データ画像処理部118内の解像度圧縮部403では周辺の画像を参照して圧縮後の画像データを求めているため、単純にページ分割すると、境界部の解像度圧縮処理が正しく行われない。従って、本発明では、それぞれのサブページ境界では参照領域の画像データを重複して送るようにして、境界部の処理が正しく行えるような転送を行う。図1は実際のデータフローについて説明したものである。
本実施例では、外部画像データ処理部118は同一のユニットを2個備えている。従って、外部コントローラ機器から1ページのデータを2つのサブページデータに分割し、同時にデータ転送を行えば転送速度を高速化することができる。但し、外部データ画像処理部118内の解像度圧縮部403では周辺の画像を参照して圧縮後の画像データを求めているため、単純にページ分割すると、境界部の解像度圧縮処理が正しく行われない。従って、本発明では、それぞれのサブページ境界では参照領域の画像データを重複して送るようにして、境界部の処理が正しく行えるような転送を行う。図1は実際のデータフローについて説明したものである。
まず、ステップ1で外部コントローラ内にある1ページの画像データを左右2つのサブページに分割する。分割する方法は外部コントローラ内の図示されない画像メモリに前述のページの画像データ領域と異なる領域にサブページ領域を設け、そこに画像を分割してコピーしても構わないし、前述の画像データを外部画像処理部に転送する際に、領域を分けて転送しても構わない。その際に、コントローラで参照する画像領域の大きさだけ各サブページの画像データには重なりを設ける。図1のサブページ1の[g]及びサブページ2の[a]を含む矩形領域が重なり領域に相当する。ステップ2で、外部データ画像処理部118で解像度圧縮や濃度制御などの処理をしたのち、画像データを圧縮し、ラスタータイル変換を行う。タイルに変換された画像データは、ステップ3で画像リング116を経由し、画像リングインターフェース115からRAM104に書き込まれる。このとき画像リングインターフェース115では、矩形転送モードを用いて参照領域を含まないサブページデータの転送を行う。図1のサブページデータ1の破線部及びサブページデータ2の点線部が矩形転送される領域に相当する。RAM104に書き込まれたサブページデータ1,2はステップ4でCPU102によりRAM内で1ページデータへの再結合処理が行われる。
このときの、1ページデータの再結合処理は画像リングインターフェースのDMAに結合機能を持たせ、ノーマル転送モードで一旦RAM104にサブページデータを格納した後、画像リングインターフェース115用いてRAM104からRAM104へ矩形転送かつ2ページの結合処理を持たせるようなやり方でも構わない。
また、本発明の実施例では外部データ画像処理部に複数のユニットを設け、サブページに分割転送する手法について説明したが、例えばスキャン画像処理部やループバック画像処理部が同じ処理を行うユニットを複数設け、各ユニットに対し分割されたサブページデータを転送するようにすれば、同様に内部の画像処理を高速化することも可能である。
Claims (3)
- 画像データを読み取る画像データ読み取り手段及び読み取った画像データに画像処理を施す画像処理手段、外部画像処理装置から入力された画像データに画像処理を施す外部データ画像処理手段、画像データを転送する転送手段、転送された画像データを受け取り、記憶するための画像記憶手段、画像データを記録媒体に出力する画像出力手段を備えた画像処理システムにおいて、
前記各画像処理部は同一の画像処理を行うユニットを複数備え、1ページの画像データが複数のサブページに分割された画像データを同時に受け取り、同じ画像処理を分割されたサブページに対し、同時に行える画像処理装置であって、
前記サブページデータは前記各画像処理部が参照する周辺画素を含むように分割して、各画像処理部の画像処理を行った後、前記サブページデータの参照領域を取り除いて転送する
ことを特徴とする画像処理システム。 - 前記画像データの転送手段はDMAであることを特徴とする請求項1記載の画像処理システム。
- 前記画像データ転送手段は、入力されたページデータを連続的に転送するモードと、入力されたページデータの一部を矩形に切り取って転送する矩形転送モードとを備える請求項1記載の画像処理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004359932A JP2006171864A (ja) | 2004-12-13 | 2004-12-13 | 画像処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004359932A JP2006171864A (ja) | 2004-12-13 | 2004-12-13 | 画像処理システム |
Publications (1)
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Family Applications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013109613A (ja) * | 2011-11-22 | 2013-06-06 | Seiko Epson Corp | 印刷装置および印刷装置の印刷方法 |
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-
2004
- 2004-12-13 JP JP2004359932A patent/JP2006171864A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8547602B2 (en) | 2009-12-04 | 2013-10-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus and control method thereof |
JP2013109613A (ja) * | 2011-11-22 | 2013-06-06 | Seiko Epson Corp | 印刷装置および印刷装置の印刷方法 |
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