JP4673662B2 - 狭深度用の転圧機 - Google Patents

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Description

本発明は、円筒枠体とマンホールとの狭い隙間に挿入した土等を振動押圧して固める転圧機に関する。
従来より規格マンホールを設置する場合に、まず、図17(特許文献1)に示すように、マンホールaの外周よりも若干大きな内周である鉄製の円筒枠体bを地盤を切削しながら埋込んで内部の土を取り除き、底部に肉厚の止水コンクリートcを打設し、その上に調整コンクリートdを打設し、円筒枠体bの内壁内にマンホールaをクレーンで吊り下ろして設置する。その後、マンホールaを固定するために、マンホールaと円筒枠体bとの狭い隙間(約20cm)へコンクリートeを流し込んでいた。
ところが、マンホールaと円筒枠体bとの深くて狭い隙間にコンクリートeを流し込んで設置していたマンホールは、地震などの地盤に揺れがあると破壊される例が多く、近時、このコンクリートの固定に変えて土を入れることが免震効果となることが判り、このマンホールaと円筒枠体bとの深くて狭い隙間に土を入れて固定する設置方法が見直されている。
しかし、マンホールaと円筒枠体bの深くて狭い隙間において土を入れて固めることは困難で、従来の転圧機(特許文献2)は深度のある場所での使用には適しておらず、従来は金突き棒を用いて固めるしかなく、作業効率が良い適当な施工方法がなかった。
特開2004−169542号公報 実開平6−46011号公報
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたもので、その課題は、マンホールと円筒枠体との深くて狭い隙間や、これと同様の深くて狭い隙間に土や砂利を入れて押し固める作業場所において、簡単で効率よく挿入した土や砂利を押し固めることができる転圧機を提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1の発明は、重りを内包した転圧部を設けた転圧機において、該転圧部の底面形状は縦幅が狭く横幅が広い矩形あるいは扇形であり、該転圧部を長尺の転圧軸の下部先端に揺動機構を介して揺動自在に取り付け、転圧軸の上端は揺動機構を介して揺動自在に押圧装置に取り付けることを特徴とする狭深度用の転圧機である。
請求項2の発明は、請求項1に記載の転圧機において、転圧軸の上端は揺動機構を介して揺動自在に押圧装置に取り付けるとともに、該揺動機構の転圧軸を回転自在に支持したことを特徴とする狭深度用の転圧機。
請求項3の発明は、請求項1乃至請求項2に記載の転圧機において、前記転圧部の外周面はゴム材によって覆われていることを特徴とする狭深度用の転圧機である。
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3に記載の転圧機において、前記転圧部を揺動範囲を規制するための転圧部ガイドを設けたことを特徴とする狭深度用の転圧機である。
以上のように、本発明の狭深度用の転圧機によれば、マンホールと円筒枠体の深くて狭い隙間や、これと同様の深くて狭い隙間に土を入れて押し固める作業場所において、作業機で振動や圧力を与えて挿入した土や砂利を押し固めることができ、挿入された土や砂利の上面に大きな凸凹があっても、転圧軸に無理な屈曲力が作用することがなく、スムースに土や砂利の上面を押し固めることができる。
ここで、本発明の狭深度用の転圧機の好適な実施例を図面に沿って説明する。
図1に全体構成の概略を示すが、規格マンホールを設置する場合に、従来と同様に、先ず、規格製品のコンクリート製マンホール1の外周よりも若干大きな内周である鉄製の円筒枠体2を地盤に埋め込むが、円筒枠体2の下方先端部の切削刃23で地盤を切削しながら所定の深さまで埋込む。次に、円筒枠体2の内部の地盤の土を取り除き、底部に肉厚の止水コンクリート11を打設し、その上に調整コンクリート12を打設し、その後、円筒枠体2の内壁内にマンホール1をクレーン等で吊り下ろして、所定の位置にマンホール1を設置する。
その後、マンホール1を固定するために、マンホール1と円筒枠体2との狭い隙間(約20cm)に所定の土や砂利Aを挿入し、更に、隙間に本実施例の狭深度用の転圧機Bの転圧部3を挿入し、この転圧部3の上下動によって土や砂利Aを押し固める。この作業を繰り返して地上面まで土や砂利を挿入する。
図2に示すように、転圧機Bの概略は、転圧軸5の下端に前記転圧部3を揺動自在に取付け、転圧軸5を上下動する地上でのフォークリフト91のフォーク部92を繋げるが、転圧軸5の長さを作業土面に合わせる。その転圧軸5の上端部には揺動自在な揺動機構7と回転自在な回転機構8を有する取付部6が設けられ、この取付部6を介してフォークリフト91のフォーク部92等の押圧装置9に連結されている。
次に、本実施例である狭深度用の転圧機の各部材を詳細に説明する。
[転圧部3]
転圧機の下端の転圧部3は、図2の全体の正面図の符号(A)部分と図3の上面図(A)に示すように、本実施例ではマンホールの円周に沿って移動するので、図3から判るように、縦幅が狭く横幅が広いほぼ扇形で、上面31は台形であるが、土や砂利の面を叩く底面32はほぼ平らな底面である。この転圧部3は中心部に鉛(鉄でも良い)の重り33を内包させ、外周面は分厚い柔軟性のあるゴム材34で覆われている。また、上面31のほぼ中央部には長尺の転圧軸5に連結するための連結部35が設けられている。
なお、転圧部3の底面は、本実施例では、筒型マンホールであるので、縦幅が狭く横幅が広いほぼ扇形としたが、矩形や多角形の場合には縦幅が狭く横幅が広い矩形とすればよく、これにより、狭い隙間での土や砂利Aを固める転圧作業の作業範囲を広く確保でき、作業効率も向上する。また、転圧部3は、重り33の外周面が分厚い柔軟性のあるゴム材34で覆われているので、側面のマンホール1や円筒枠体2を傷つけることもない。
[転圧軸5]
転圧軸5の下部先端には、重量のある転圧部3を連結する連結部35に連結され、その連結部35のすぐ上部に揺動機構51が設けられている。この揺動機構51は、図2の全体の正面図の符号(B)の部分と図4の側面図(B)で示すように、連結部35側の転圧軸5はU字状支持具511の回動軸512に回動自在に支持され、この回動軸512の中心には直角方向の回動軸513が設けられた軸受514に支持され、回動軸513は上方の転圧軸5のU字状支持具515の回動軸513に回動自在に支持されている。したがって、揺動機構51はユニバーサルジョイントを形成し、重量のある転圧部3を転圧軸5に対して揺動自在になる。ただし、転圧部3は転圧軸5を中心として回転することはない。
したがって、通常、重り33によって転圧部3は真下に吊り下がり、転圧軸5が下方に移動すると、転圧部3の底面32が土面を押し固めるが、土面の凸凹が大きいと揺動機構51が介在していることにより、転圧部3が横に倒れるため、押圧力が横方向に逃げ、転圧軸5に無理な屈曲力が加わることがない。
また、転圧軸5は、マンホール1と円筒枠体2との狭い隙間(約20cm)の底部から、深くは地上部までの約10mの深度範囲に、転圧部3を配置させなければならないことから、途中に転圧軸5を加えたり、除いたりする連結部材52が設けられ、所望の大まかな転圧軸5の全体の長さを調節可能としている。もっとも、作業部の土面の位置への転圧部3の細かな調整は上部のフォークリフト91のフォーク部92で可能である。
[取付部6]
前記転圧軸5の上端部には、フォークリフト91のフォーク部92等の押圧装置9に連結するための取付部6が設けられている。
この取付部6は、揺動自在な揺動機構7と回転自在な回転機構8とを有するが、先ず、揺動機構7から説明する。
[揺動機構7]
揺動機構7は、図2に示すように、押圧装置9のフォークリフト91のフォーク部92へのフォーク取付板71に対して、転圧軸5を揺動自在にするためである。すなわち、本実施例では、フォーク取付板71に対して回転機構8の上枠81が揺動自在にするための機構である。そして、フォーク取付板71の下面の前後(図5で上下)に支持棒72が設けられ、この支持棒72の下端には対向する一対の軸受73が設けられている。
この一対の軸受73には、中間枠体74の前後側面(図6で上下)に設けられた突出軸75が回動自在に支持され、更に、中間枠体74の左右側面には一対の突出軸76が設けられ、この一対の軸76は回転機構8の上枠81の左右端から延びた一対の支持棒78がそれぞれ軸受77に支持されている。
なお、フォーク取付板71の中央部には、転圧軸5を余裕をもって貫通させる大内径の大径孔711が設けられ、また、中間枠体74の中央部にも、転圧軸5、及び後述する移動阻止筒86とを余裕をもって貫通させる大内径の大径孔79が設けられている。
したがって、フォーク取付板71に対して回転機構8の上枠81が揺動自在に支持されることになり、転圧軸5に横方向から無理な力が加わっても、揺動することによって、横方向に力を逃がすように作動する。
[回転機構8]
回転機構8は、前述した揺動機構7に連なる上枠81と、これに下方で対向する平行な下枠82とが4隅の固定支持棒83で固定され、上枠81と下枠82の中央部にはそれぞれベアリング84、85(ベアリング85は図7のベアリング84と面対称)が設けられ、転圧軸5を回転可能に支持するとともに、転圧軸5が下に抜け落ちないように、転圧軸5に嵌合した大径の移動阻止筒86を上枠81と下枠82に介在させ、移動阻止筒86自体は、転圧軸5に固定ボルト87で固定位置が調整可能に固着されている。
したがって、回転機構8は、転圧軸5はベアリング84、85によって回転自在であるが、移動阻止筒86の外径形は、ベアリング84、85の内径84a、85bよりも大径であるので、移動阻止筒86が一対のベアリング84、85によって上下移動を阻止され、結局、固定ボルト87を緩めない限り、転圧軸5も上下に移動することはない。
回転機構8を設けたのは、マンホール1に沿って転圧機Bが移動すると、横幅が広いほぼ扇形の転圧部3も角度が変わり回転しなければならないから、転圧軸5も回転させる必要があるからである。
[押圧装置9]
図8に示すように、本実施例での押圧装置9としてはフォークリフト91のフォーク部92による上下移動を用いている。押圧装置9は、前述したように、転圧軸5の上端部の取付部6を介して取り付けるが、取付部6のフォーク取付板71にフォークリフト91のフォーク部92等に取付部材93によって取付られている。フォーク部92は支点94を中心として、傾斜調整シリンダー95の出し入れによって、フォーク部92の角度を調整するが、本実施例ではフォーク部92の底面はほぼ水平に維持されている。
勿論、押圧装置9としては、転圧軸5の取付部6が上下動できればフォークリフト91以外の装置でもよく、また、転圧軸5を起立状態に保ち、転圧部3の上方にバイブレータを設けてもよい。
[作動]
以上のように、本実施例の狭深度用の転圧機によれば、マンホール1と円筒枠体2の深くて狭い隙間や、これと同様の深くて狭い隙間に土を入れて押し固める作業場所において、作業機で振動や圧力を与えて挿入した土や砂利を押し固めることができ、挿入された土や砂利の上面に大きな凸凹があっても、転圧軸5に無理な屈曲力が作用することがなく、スムースに土や砂利の上面を押圧することができる。
[埋設小径管用のガイド装置4]
ところで、マンホール1には、底部の止水コンクリート11や調整コンクリート12の直上近傍には、従来の図17、及び、図9に示すように、通常、流入用と流出用の埋設小径管21、22を設けるが、この埋設小径管21、22はコンクリート製で円筒枠体2を貫通させ、マンホール1内壁に開口している。
そのため、前述したように、マンホール1と円筒枠体2との隙間の土や砂利を押し固める際に、重りが入った転圧部3が、誤って小径管21(22)を打撃して破損することも多いので、これを避けるために、実施例1では、転圧部3が埋設小径管21、22を打撃しないようなガイド装置4(図9参照)を設けている。
[ガイド装置4の第1の実施例]
このガイド装置4の第1の実施例を説明するが、本実施例のように、転圧部3が縦幅が狭く横幅が広いほぼ扇形の場合には、図9に示すように、この転圧部3で作業を続けると、転圧部3は、やがて、狭い縦幅の外側近傍に埋設小径管21、22が位置することになる。
そこで本実施例のガイド装置を用いるが、本実施例のガイド装置4は、図10乃至図12に示すようなもので、図10(a)の正面図に示すように、転圧部3の小さい縦幅の両側面の外側にガイド板41、42が設けられ、このガイド板41の外側には埋設小径管21が埋設している。このガイド板41,42の高さは転圧部3の上下移動を許容する高さ以上で、ガイド板41、42の幅は、図11に示すように、転圧部3の幅よりも若干広い。
また、ガイド装置4の底部には、図10(a)、図12(b)に示すように分厚い鉄板製の底板43(場合よっては、空間でもよい。)が設けられ、この底板43の裏面には土や砂利Aに食い込む下向きアンカー44,45が設けられている。この下向きのアンカー44,45はガイド板41、42の近傍に配置されているが、転圧部3によって底板43を下方に押圧することにより、アンカー44,45も押圧されて土や砂利に食い込んで、結局、ガイド装置4を固定する。
なお、底板43は厚さ10〜18mm程度の分厚い鉄板を用いているので、底板43上から重り33が内包した転圧部3で転圧しても凸凹になるようなことはない。
更に、ガイド装置4の上面には、図10(a)、図12(a)に示すようにガイド上面46が設けられ、ガイド上面46の中央部には、転圧軸5や連結部35の出入りが自由な開口部47が設けられている。そして、ガイド装置4を取り外すには、転圧軸5を上方に移動すれば、転圧部3をガイド上面46に転圧部3が当たり、転圧部3をガイド上面46と一緒に、アンカー44,45も土や砂利から抜けてガイド装置4を取り外せる。
次に、図10(a)乃至(c)に沿って、ガイド装置4の作動を説明すると、先ず、図10(a)に示すように、埋設小径管21、22の近傍で土や砂利を固める作業をする場合には、転圧軸5から連結部35を外して、転圧部3にガイド装置4の開口部47の下方から連結部35を挿入して転圧軸5に連結し、転圧部3に被せるように装着し、土や砂利をマンホール1と鉄製の円筒枠体2との隙間へ挿入し、ガイド装置4を埋設小径管21、22の近傍にアンカー44、45を土や砂利Aの面に立たせ、転圧部3を押圧装置9によって下方に押圧して、土や砂利に食い込ませて固定する。
次に、図10(b)に示すように、転圧部3を、押圧装置9によって20cm程度上下動して、底板43を所望の回数打撃し、土や砂利を押し固める。そして、土や砂利の押し固め作業が終わると、図10(c)に示すように、転圧軸5を上方に目一杯移動(目一杯移動させると間隔は40cm程度)すれば、転圧部3がガイド上面46に当たり、転圧部3をガイド上面46と一緒にアンカー44,45も土や砂利Aから抜けてガイド装置4が取り外せる。その後の作業は、必要に応じて、ガイド装置4はそのままか、或いは、転圧軸5からも取り外して土や砂利の押し固め作業を続行する。
したがって、このガイド装置4を用いれば、埋設小径管21、22に限らず破壊してはならない部材の近傍でも、安心して土や砂利の押し固め作業をすることができる。なお、このガイド装置4は、通常の場所でも押し固め作業に使用してもよい。
[ガイド装置4の第2の実施例]
次に、転圧部3が埋設小径管21、22を打撃しないためのガイド装置4について、第2の実施例を図13〜図15に沿って説明する。
第1の実施例のように、転圧部3は中心部に鉛(鉄製でもよい)の重り33を内包させ、外周面は分厚い柔軟性のあるゴム材34で覆われていることや、外形や動作も第1の実施例とほぼ同じであるが、第1の実施例と異なるのは、図13から図16に示すように、ガイドとしてガイド板41、42の代わりにガイド棒41a,42aを設けたもので、このガイド棒41a,42aのためのガイド孔48,49が、転圧部3の長手方向の両側面近傍に、上下方向に設けられている。なお、転圧部3が自由に上下動できるように、ガイド孔48,49の内径はガイド棒41a,42aの外径よりも大きく、ルーズにガイド棒41a,42aは嵌合されている。
この各ガイド棒41a,42aの上端には、作業中に、ガイド棒41a,42aがガイド孔48,49から抜けるのを防止するために、ガイド孔48,49の内径よりも幅広の抜け防止部材48a,49aが着脱自在に固着しており、ガイド棒41a,42aの下端には厚さ10〜18mm程度の分厚い鉄板の底板43が固着され、この底板43の裏面のガイド棒41a,42aより外側近傍には、土や砂利の面にガイド装置4を固定するために、細幅に亘って土や砂利Aに食い込む下向きアンカー44,45が設けられ、転圧部3を下方に押圧することにより、土や砂利Aに食い込ませて固定する。なお、通常作業でのガイド装置4が不要の場合は、抜け防止部材48a,49aを脱離して、ガイド装置4を転圧部3から取り外せばよい。
また、第1の実施例と異なる構成として、転圧部3の上面31には連結部35を収納するように取付凹部36を設けている。これは連結部35を含めた転圧部3の重心をなるべく低くして、転倒し難くするとともに、連結部35を保護するためである。
また、ガイド棒41a,42aの長さは転圧部3の作業時の上下動移動範囲よりも十分長くして、転圧部3の上昇時にガイド棒41a,42aのアンカー44,45が土や砂利から抜けないようにしている。
もっとも、転圧部3から本実施例のガイド装置4を脱着するには、ガイド棒41a,42aを脱着するが、具体的には抜け防止部材48a,49aを着脱すればよい。
本実施例のガイド装置4の作動は、第1の実施例と同じであるので説明を省略する。また、ガイド装置4の使用は、埋設小径管21、22に限らず破壊してはならない部材の近傍でもよく、通常の場所でも押し固め作業をすることを妨げるものではない。
なお、本発明の特徴を損なうものでなければ、前述した実施例に限定しないことは勿論であり、転圧部は扇形ではなく矩形でもよく、押圧装置は転圧軸が上下動できればフォークリフト91以外の装置でもよいことは勿論である。また、各実施例の個々の構成を組み合わせても良いことも勿論である。
本発明の実施例の転圧機の作業状態の全体構成の概略を示す部分断面である。 図1の転圧機の主要部の正面図である。 図2の(A)部の転圧部3の上面図である。 図2の(B)部の詳細で、図4(a)は図2の揺動機構51の側面図、図4(b)は横断面透視図である。 図2の(E)部のフォーク取付板71の上面図である。 図2の(D)部の中間枠体74の上面図である。 図2の(C)部の回転機構8の上枠81の上面図である。 図2の転圧機Bを押圧装置9に取付けた図である。 第1の実施例のガイド装置4を取付けた場合の断面図である。 図10の(a)〜(c)は、第1の実施例のガイド装置4の作動を説明する説明図である。 本発明の第1の実施例のガイド装置4の側面図である。 図12(a)は、第1の実施例のガイド装置4の上面の上面図であり、図12(b)はその底面の上面図である。 図13の(a)〜(b)は、第2の実施例のガイド装置4の作動を説明する説明図である。 本発明の第2の実施例のガイド装置4の側面図である。 第2の実施例の転圧部3の上面図である。 第2の実施例のガイド装置4の転圧部3の底面32の上面図である。 従来のマンホールの設置状態を説明する説明図である。
符号の説明
A…挿入された土や砂利、B…転圧機、
1…マンホール、11…止水コンクリート、12…調整コンクリート、
2…鉄製の円筒枠体、21,22…埋設小径管、23…切削刃、
3…転圧部、31…上面、32…底面、33…重り、34…ゴム材、35…連結部、
36…取付凹部、
4…ガイド装置、41,42…ガイド板、41a,42a…ガイド棒、43…底板、
44,45…アンカー、46…ガイド上面、47…開口部、48,49…ガイド孔、
5…転圧軸、51…揺動機構、511,515…U字状支持具、512,513…回動軸、
514…軸受、52…連結部材、
6…取付部、
7…揺動機構、71…フォーク取付板、711,79…大径孔、72…支持棒、
73,77…軸受、74…中間枠体、75,76…突出軸、78…支持棒、
8…回転機構、81…上枠、82…下枠、83…固定支持棒、84,85…ベアリング、
84a,85a…ベアリング内径、86…移動阻止筒、87…固定ボルト、
9…押圧装置、91…フォークリフト、92…フォーク部、93…取付部材、
94…支点、95…傾斜調整シリンダー、

Claims (4)

  1. 重りを内包した転圧部を設けた転圧機において、該転圧部の底面形状は縦幅が狭く横幅が広い矩形あるいは扇形であり、該転圧部を長尺の転圧軸の下部先端に揺動機構を介して揺動自在に取り付け、転圧軸の上端部は転圧軸を揺動自在に支持する揺動機構を有する取付部を介して押圧装置に取り付けることを特徴とする狭深度用の転圧機。
  2. 請求項1に記載の転圧機において、転圧軸の上端は揺動機構を介して揺動自在に押圧装置に取り付けるとともに、該揺動機構の転圧軸を回転自在に支持したことを特徴とする狭深度用の転圧機。
  3. 請求項1乃至請求項2に記載の転圧機において、前記転圧部の外周面はゴム材によって覆われていることを特徴とする狭深度用の転圧機。
  4. 請求項1乃至請求項3に記載の転圧機において、前記転圧部の揺動範囲を規制するための転圧部ガイドを設けたことを特徴とする狭深度用の転圧機。
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