JP4673553B2 - ブラシレス直流モータのスタート方法 - Google Patents
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Description
本発明は請求項1の上位概念に記載のブラシレス直流モータのスタート方法から出発している。
【0002】
ブラシレス直流モータ、いわゆるBLDCモータは電子的にコミュテートされ、その際ブリッジ回路に配置されている、スイッチング装置の半導体スイッチが固定子巻線の個々の巻線ストランドまたは相巻線の順序正しい通電のための前以て決められているコミュテーションパターンに従って回転子の回転位置状態に依存して制御装置によって導通切り換え(閉成)または遮断(開放)される。このコミュテーションによって、固定子巻線によって生成される固定子磁束ベクトルと回転子起磁力ベクトルとの間に電気的に90°の角度関係が維持され、かつひいては回転子が回転する固定子フィールまたは固定子磁束ベクトルによって駆動されることが保証される。
【0003】
回転子回転位置を突き止める(決定する)ために例えば、位置センサが使用される(DE4040926C1)。回転子回転位置を突き止めるために回転により誘起される電圧が評価されるBLDCモータも公知である(DE3709168A1)。その際不都合なのは、モータ静止状態においては電圧が誘起されず、それ故に回転子回転位置もしくは姿勢は分からずかつひいては負荷が著しく変化するまたは高い場合殊にモータの始動が困難になることである。
【0004】
US5569990号および/またはUS5028852号から、BLDCモータにおいて静止状態における回転子回転位置を電気的に180°/mの精度で突き止めて、回転子回転位置のこの知識によって、スイッチング装置に対するドライブ信号の、回転子回転位置に整合されたコミュテーションパターンの印加によってモータを正しい回転方向においてスタートさせることが公知であり、その際mは固定子巻線の相数である。このために、静止しているモータの固定子巻線に電流パルスが印加される。電流パルスは一方において正しい測定を可能にするために十分な長さでありかつ他方において回転子が回転しない、すなわちその位置が維持されるように十分に短い。このために、固定子巻線のそれぞれの相巻線またはそれぞれの巻線ストランドに正および負のテスト電流パルスが供給され、電流上昇時間、すなわち相巻線を流れる電流が電流しきい値に達するまでに経過する時間が測定されかつ2回の電流上昇時間の時間差が突き止められる。m個の電流上昇時間から成る時間ベクトルが固定子巻線に対する通電テーブルに読み込まれる。テーブルはコミュテーションのために必要な、m個の相巻線の通電パターンを格納していて、回転子を所望の回転方向に回転させるようにするものである。時間ベクトルに属している、相通電の組み合わせは、スイッチング装置の半導体スイッチの制御入力側に加えられる相応のドライブ信号によって実現される。その場合ドライブ信号はコミュテーションパターンによって前以て決められている仕方で変化されるので、その結果回転子において相応のトルクが加えられかつ回転子は始動される。
【0005】
発明の利点
請求項1の特徴部分に記載の構成を有する本発明の方法は、比較的僅かな制御技術コストでモータ静止状態にある回転子ポジションを一層正確に突き止められるという利点を有している。使用することができる信号変化量が一層よく利用されるので、相巻線またはストランドにおける検査またはテスト電流を一層小さくないし一層短くすることができ、このためにこれにより可能になる、トルク生成のための一層大きな通電時間によって一層高い駆動モーメントが可能になる。回転子ポジションが決定されている場合、一層僅かな数の別のテスト電流パルスを用いる本発明の方法の別の実施形態によれば、能動負荷であろうと受動負荷であろうと可能な駆動モーメントを一層高めることができる。
【0006】
その他の請求項に記載されている構成によって、請求項1の記載の方法の有利な発展形態および改良形態が可能である。
【0007】
回転子ポジションが決定されていれば、本発明の方法の有利な実施形態によれば、電流パルスを固定子巻線に供給し、該固定子巻線はトルクを形成する固定子磁束ベクトルを生成し、該固定子磁束ベクトルの位相位置は決定されている回転子ポジションに対して電気角90°、力方向として選択されている回転子回転方向においてずれている。一定であるかまたはモータの回転数に依存して選択される時間間隔後、回転子ポジションを検査するために、比較的僅かな数の別のテスト電流パルスが固定子巻線に供給される。回転子ポジションが変わっていなければ、電流パルスの供給によってトルクを形成する固定子磁束ベクトルが生成される。固定子が回転したならば、1つの電流パルスを用いて、トルクを形成する固定子磁束ベクトルが生成され、その位相位置はこの場合も新たに決定された回転子ポジションに対して電気角90°ずれている。この過程は、十分な回転子回転数が識別されるまで続けられ、その後回転子ポジションのセンサレス決定のための別の公知の方法に切り換えられる。これにより循環的に発生するテスト電流パルスは省略されかつモータはその全体の出力範囲において利用可能である。
【0008】
別のテスト電流パルスの供給は種々の手法で実施することができる。モータの回転方向が分かっていれば、本発明の1つの有利な実施形態によれば、別のテスト電流パルスを、第1の別のテスト電流パルスが第1の固定子磁束ベクトルを生成し、該固定子磁束ベクトルの位相位置が決定された回転子ポジションと一致しかつ第2の別のテスト電流パルスが第2の固定子磁束ベクトルを生成し、該固定子磁束ベクトルの位相位置が第1の固定子磁束ベクトルに対して力方向において1電気角ステップだけずれているように供給する。その際力方向は回転子の分かっている回転方向である。2つの固定子磁束ベクトルに属している電流上昇時間を測定しかつ相互に比較しかつ、最小の電流上昇時間を有する固定子磁束ベクトルの位相位置を新しい回転子ポジションと決定する。それから1つの別の電流パルスを固定子巻線に供給し、これにより固定子巻線はトルクを形成する固定子磁束ベクトルを生成し、該固定子磁束ベクトルの位相位置は前記新しい回転子回転位置に対して電気角90°だけ力の方向においてずれている。
【0009】
モータの回転方向が分かっていなければ、本発明の有利な実施形態によれば、別のテスト電流パルスを、第1の別のテスト電流パルスが第1の固定子磁束ベクトルを生成し、該固定子磁束ベクトルがその前に生成されたトルクを形成する固定子磁束ベクトルの位相位置に対して電気角90°プラス1電気角ステップだけ力方向とは反対にずれておりかつ第2および第3の別のテスト電流パルスがそれぞれ第2および第3の固定子磁束ベクトルを生成し、該固定子磁束ベクトルが第1ないし第2の固定子磁束ベクトルに対して1電気角ステップだけ力方向においてずれているように供給する。この場合も固定子磁束ベクトルに属している電流上昇時間を測定しかつ相互に比較し、かつ最小の電流上昇時間を有する固定子磁束ベクトルの位相位置を新しい回転子回転位置として決定する。引き続いて、1つの電流パルスを固定子巻線に供給し、これにより該固定子巻線はトルクを形成する固定子磁束ベクトルを生成し、該固定子磁束ベクトルの位相位置は新しい回転子回転位置に対して電気角90°だけ力の方向においてずれている。
【0010】
両方の場合において上に説明したように決められている、別のテスト電流パルスの印加の順序は次の利点を有する:テスト電流パルスの印加の前に、相巻線において先行するテスト電流パルスによって生成される相電流が減衰されていることが必要である。これにより、個々のテスト電流パルスによって得られる測定結果が既に存在している相巻線によって歪みを受けないということが保証される。最後のテスト電流パルスが供給され、これによりその時点の回転子回転位置が分かった後、トルクを形成する固定子磁束ベクトルを生成するための電流パルスを直接供給することができる。固定子巻線における位相電流の減衰はこの場合もはや必要ない。上に説明したように決められている順序のテスト電流パルスによって、最後のテスト電流パルスによって生成される固定子磁束ベクトルは常に、回転子を更に運動させるための引き続くトルク生成に対して必要である固定子磁束ベクトルの隣、電気角30°のところに−回転子ポジションが確認されたとき−および電気角90°のところに−新しい回転子ポジションが識別されたとき−ある。最後のテスト電流パルスによって生成される固定子磁束ベクトルがトルクを形成する固定子磁束ベクトルの隣、僅か電気角30°のところにあるのであれば、トルクを形成する固定子磁束ベクトルの生成のために最後のテスト電流パルスによって通電状態された、固定子巻線の相巻線だけはそれ以上通電される必要がない。固定子磁束ベクトルの間隔が電気角90°であれば、トルクを形成する固定子磁束ベクトルを生成するためにいずれにせよ、最後のテスト電流パルスによって通電された相巻線の1つをトルクを形成する固定子磁束ベクトルの生成のために同様に通電状態にしておくことができる。最後のテスト電流パルスをモーメント生成のための電流パルスとこのように統合することによって、始動の際に著しく高められたトルク形成が実現される。というのは、テスト電流パルスに対する時間とモーメント生成に対する時間との比は、モーメント生成に対する時間が延長されることなく改善されることになるからである。
【0011】
本発明の有利な実施形態によれば、回転子回転位置を決定する固定子磁束ベクトルを決定するために、連続する固定子磁束ベクトルの位相位置および配属している電流上昇時間が記憶されかつその際にその前の固定子磁束ベクトルのメモリ値は、後続する固定子磁束ベクトルに属する電流上昇時間が、先行する固定子磁束ベクトルに属する電流上昇時間より小さいときに、後続する固定子磁束ベクトルのメモリ値によってオーバライトされる。この変形形態によって、すべての電流上昇時間およびそれぞれに配属されている、固定子磁束ベクトルの位相位置は記憶される必要はない。2つの直接連続するテスト電流パルスに対してそれぞれ、生成された固定子磁束ベクトルの電流上昇時間および位相位置を記憶するだけで十分であるので、所要メモリは僅か2つのメモリに制限される。その際第1のメモリには常に、ちょうどその時生成された固定子磁束ベクトルのその都度その時点の電流上昇時間およびその時の位相位置が書き込まれかつ上に説明した手法において動作する比較ロジックが、第2のメモリにおいて常に、最小の電流上昇時間が配属している固定子磁束ベクトルの位相位置が記憶されているように作用する。
【0012】
図面
次に本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。その際:
図1は、直流電圧網に接続されているブラシレス直流モータを作動するための装置のブロック線図を示し、
図2は、図1の装置の中のスイッチング装置の回路図を示し、
図3は、図1の装置の制御装置に格納されているコミュテーションパターンを示し、
図4ないし図10は、直流モータをスタートさせるための方法を説明する固定子磁束ベクトルを示す。
【0013】
実施例の説明
図1には、電源直流電圧UBを有する直流電圧源に接続されているブラシレス直流モータ10の作動装置がブロック線図にて示されている。直流モータ10は公知の仕方で実施例においては3相の固定子巻線12(図2)を備えた固定子11と永久磁石励磁される回転子13とを有している。択一的に、回転子は直流励磁されるものであってもよい。制御装置15によって制御されるスイッチング装置14を用いて、3相の固定子巻線12の3つの相巻線またはストランド121,122,123が順序正しく通電されて、回転子13の起磁力ベクトルより電気的に90°だけ回転方向において先行している固定子フィールドが固定子において回転するようにしている。このために、回転子13の回転位置を監視しかつスイッチング装置14を相応にドライブすることが必要である。瞬時の回転子回転位置は固定子巻線12の相巻線121〜123に回転により誘起される電圧を用いて突き止められる。このことは図1の鎖線で示されている電圧測定線路27によって表されている。
【0014】
スイッチング装置14は複数の半導体スイッチを含んでいる。これらは実施例においてMOSFETとして実現されておりかつ全波整流ブリッジ回路においてまとめられている。3相巻線が選択されている場合スイッチング装置14には6つの半導体スイッチT1〜T6が存在しており、その制御入力側は制御装置15に接続されている。制御装置15において前以て決められているコミュテーションパターンに相応してドライブ信号が発生される(図3の左側のテーブル部分)。これらドライブ信号は個々の半導体スイッチT1〜T6に印加されかつこれにより図3においてテーブルの右側部分に示されているように、固定子巻線12の相巻線121〜123が通電されるようにする。この場合+記号は図2における矢印16の方向における正の通電を意味しており、マイナス記号は反対向きの通電を表している。何も記載されていない場合は相巻線が無電流状態であることを表している。例えば半導体スイッチT1,T4およびT6がドライブされると、これらは導通切り換えされ、かつ電流は相巻線121において矢印16の方向に流れかつ相巻線122および123においては矢印とは反対方向に流れる。
【0015】
モータ静止状態において、回転数零の場合固定子巻線12に電圧が誘起されず、その結果モータ10のストランドまたは相電圧を評価することによって回転子回転位置(姿勢)を突き止めるというセンサなしの方法は使用することができない。静止状態から調整されたモータ始動を保証するために、調整されるセンサなし始動のために別の構成要素が設けられている。これらは固定子巻線12の和電流が流れる測定分路17と、増幅器18と、一方の入力側に参照電圧Urefが加わるコンパレータ19と、時間測定器20と、2つのメモリ21,22と、2つのメモリ21,22のメモリ内容を比較するための比較ロジック23と、該比較ロジック23によって制御されるゲート回路24とを含んでいる。ゲート回路はゲートが開いている際にメモリ21からのメモリ値をメモリ22に書き込むができるようにする。
【0016】
モータ10の調整される始動に対するこれらの構成要素によって、ブラシレス直流モータ10のスタートのための次の方法が実施される:
回転子13の静止状態において3相の固定子巻線12に6つのテスト電流パルスが供給される。これらパルスは固定子に固定子磁束ベクトルを生成する。これらベクトルは60°ずつ電気的に相互にずれている。このためにスイッチング装置14の半導体スイッチT1〜T6は順次に図3のテーブルの左側の部分に示されているスイッチング信号によってドライブされる。n=1,2…6を有するパルスInの順序数は図3のテーブルの左側の列に記入されている。テーブルの左側の部分において半導体スイッチT1〜T6の必要なドライブ信号が示されている。その際「1」は閉成される半導体スイッチ、すなわち導通接続されるMOS−FETを意味しており、「0」は遮断されているMOS−FET、すなわち開いている半導体スイッチT1〜T6を表している。その際テスト電流パルスは、回転子13がその慣性モーメントおよび摩擦に基づいて運動しない程度にモータに生成されるトルクは小さい、そのように短い持続時間のものである。それぞれのテスト電流パルスInにおいて固定子巻線12の相巻線121,122および123は図3のテーブルの右側の部分に示されているように通電され、その際固定子に固定子磁束ベクトルが発生され、その位相位置αは図3のテーブルの真ん中の列に示されている。第1のテスト電流パルスI1では、例えば−図3に明らかにされているように−半導体スイッチT1,T4およびT6がドライブされる。相巻線121に時間的に増加していく相電流が矢印16の方向に流れる。これは相巻線122,123を介して矢印16とは反対方向に流れかつ測定分路17を介して流れる。測定分路17を介して流れる和電流から測定電圧が生じ、それは増幅器18を介してコンパレータ19に供給される。測定分路17で取り出されかつ増幅された電圧が参照電圧Urefを上回ると、コンパレータ16によって出力信号が発生される。これはストップ信号として時間測定器20および制御装置15に達する。制御装置15によるそれぞれのテスト電流パルスのトリガと同時に制御装置15によって時間測定器20もスタートされる。時間測定器は、テスト電流パルスによって相巻線121〜123に生成された和電流が参照電圧Urefによって決められている電流しきい値に達するまでの時間を測定する。しきい値に達すると、コンパレータ19の出力信号によって時間測定は終了しかつ制御装置15を介して半導体スイッチのドライブが終了する。時間測定器20によって測定された時間t1はテスト電流パルスI1によって生成された固定子磁束ベクトルの位相位置α1と一緒に記憶される。半導体スイッチT1,T3およびT6のドライブによる第2のテスト電流パルスI2の供給の際および残りのテスト電流パルスI3ないしI6の供給の際に同じ過程が繰り返される。
【0017】
n=1〜6を有するすべてのテスト電流パルスInの供給の後で、順次図4に示されている6つの固定子磁束ベクトル25が生成されており、かつそれぞれの固定子磁束ベクトル25において電流上昇時間tnおよび位相位置αnが記憶されている。それから電流上昇時間が相互に比較され、かつ最小の電流上昇時間に属している固定子磁束ベクトルの位相位置が回転子回転位置として突き止められる(決定される)。この回転子ポジションは電気角60°の扇形領域を定めており、扇形領域の対称軸線は電流磁束ベクトル25の位相位置αnによって決められている。図4において6つの電流磁束ベクトル25および所属の扇形領域26が図示されている。m>2を有するm相の固定子巻線では全体で2m個のテスト電流パルス2mによって固定子磁束ベクトル25が生成され、これらは180°/mだけ相互に電気的にずらされておりかつ180°/mの電気角幅を有する2m個の扇形領域26を定める。
【0018】
すべての電流上昇時間tnおよびこれに対応配属されている、n=1〜6の固定子磁束ベクトルを有する位相位置αnを記憶しなくてもすみかつ所要メモリを2つのメモリ21,22に低減することができるようにするために、常に、時間測定器20によってその都度測定されたその時の時間tnがメモリ21に記録されかつそこにその時の固定子磁束ベクトルの位相位置αnが対応付けられる。第1のテスト電流パルスI1の後、第1のメモリ21にファイルされた電流上昇時間t1およびテスト電流パルスI1によって生成された固定子磁束ベクトルの所属の位相位置α1が第2のメモリ22に書き込まれる。第2のテスト電流パルスI2の印加によって、固定子巻線12の和電流における電流上昇時間t2が測定されかつこれが固定子磁束ベクトル25の所属の位相位置α1と一緒にメモリ21に書き込まれる。それから比較ロジック23は第2のメモリ22に格納されている電流上昇時間t1を第1のメモリ21に書き込まれた電流上昇時間t2と比較する。電流上昇時間t2が電流上昇時間t1より小さければ、比較ロジック23はゲート回路24を開放制御し、かつ第2のメモリ22のメモリ内容は第1のメモリ21のメモリ内容によってオーバライトされる。電流上昇時間t2が電流上昇時間t1より大きければ、ゲート回路24は閉じられたままであり、かつ次のテスト電流パルスI3の際にメモリ21のメモリ内容が電流上昇時間t3および第3のテスト電流パルスI3によって生成された固定子磁束ベクトルの位相位置α3によってオーバライトされる。比較ロジック23は今度も2つのメモリ21,22にファイルされている電流上昇時間tn+1およびtnを比較しかつ既に説明したようにゲート回路24が開放されるように制御するかまたはしない。すべて6つのテスト電流パルスInが固定子巻線12に加えられると、第2のメモリ22において最小の電流上昇時間および所属の固定子磁束ベクトルの位相位置が記憶されている。この位相位置は、回転子磁束と固定子磁束との間に最大のつながりが発生する扇形領域26を特定し、かつこれにより回転子13が瞬時的に存在している扇形領域26を定めている。連続して発生するテスト電流パルス間の時間間隔は次のようにして選択されることを述べておく:テスト電流パルスによって生成される相電流が固定子巻線12において次のテスト電流パルスの供給までに減衰しているようにである。これにより、個々のテスト電流パルスの供給の際の電流上昇時間が既に存在している相電流またはストランド電流によって歪みを受けることがないことが保証される。
【0019】
それから回転子13がポジション決定の終了後にトルクを送出するように、電流パルスが固定子巻線12に供給され、固定子巻線がトルクを形成する固定子磁束ベクトルを生成し、その位相位置は力方向として選択されている回転子回転方向において決定された回転子ポジションに対して電気角90°だけずれている。トルク生成に対する固定子磁束ベクトル25′が図5に示されている。例えば回転子ポジションの扇形領域26がテスト電流パルスによって引き起こされる固定子磁束ベクトル25の位相位置α=120°によって固定されているとすると(図6)、トルクを形成する固定子磁束ベクトル25′は位相位置α=210°を有している。固定にまたは例えばモータの回転数に依存して選択される時間の経過後、別のテスト電流パルスの、固定子巻線12への供給によって回転子ポジションが検査される、すなわち回転子13のトルク形成のために供給された電流パルスに基づいて、駆動モーメントを保持するためにその前に決定された位置を維持しているかまたは変化したかどうかがチェックされる。
【0020】
モータの回転方向が分かっていれば、−図7および図8において示されているように−次のテスト電流パルスは次のように供給される:第1の別のテスト電流パルスが第1の固定子磁束ベクトル251を生成し、該固定子磁束ベクトルの位相位置αが1/2の電気角ステップだけ、3相の固定子巻線の実施例においては、トルクを形成する固定子磁束ベクトル25′(図8)の位相位置α=210°に対して電気角30°だけずれている。その際、冒頭に説明したように、電流上昇時間が測定される。引き続いて第2の次のテスト電流パルスが固定子巻線12に供給され、この巻線は第2の固定子磁束ベクトル252を生成し、その位相位置αは1電気角ステップだけ、すなわち実施例においては60°だけ、第1の固定子磁束ベクトル251に対して力方向に反対にずれている。この固定子磁束ベクトルに所属する電流上昇時間も測定される。それから今度も、2つの電流上昇時間が相互に比較されかつ最小の電流上昇時間を有する固定子磁束ベクトル251ないし252の位相位置αが新しい回転子ポジションとして決定される。このために−前に説明したように−テスト電流パルスによって生成された固定子磁束ベクトル251,252の位相位置αおよび所属の上昇時間tが再びメモリ21,22に書き込まれかつ比較ロジック23によって相互に比較される。最小の電流上昇時間を有する電流磁束ベクトルの位相位置αが制御装置15に伝送される。それから先に説明したように、電流パルスが固定子巻線12に供給され、それがトルクを形成する固定子磁束ベクトル25′を生成し、その位相位置は新しい回転子回転位置に対して90°だけ電気的に力方向においてずれている(図8)。2つの別のテスト電流パルスおよびトルク生成のための電流パルスの供給過程は、制御装置15が十分な回転子回転数を識別するまで続けられる。それから制御装置15によって例えばEMKベースドセンサレス回転子ポジション決定に切り換えられる。
【0021】
回転方向が分かっている場合には、可能な荷重モーメントが使用可能なモータモーメントより大きくないとして、すなわちモータはトルクを形成する電流パルスの供給の際に必ずしも回転する必要はないが、所望の回転方向に抗して荷重によって運動されもしないことから出発することができる。回転方向が既知でなければ、−図9および図10に示されているように−2つの別のテスト電流パルスに対して付加的に、更にもう1つの第3の別のテスト電流パルスが固定子巻線12に供給され、その位相位置αは1電気角ステップ、すなわち実施例においては電気角60°、第2のテスト電流パルスによって生成される固定子磁束ベクトル252に対して力方向とは反対にずれている。ここでもこの場合も電流上昇時間が測定され、かつ最小の電流上昇時間を有する固定子磁束ベクトルの位相位置αが新しい回転子ポジションを決定する。後続のトルク生成のために同じ手法で今度も、電流パルスが固定子巻線12に加えられる。これは、新たに決定された回転子ポジションに対して電気角90°だけ力方向において先行している位相位置を有するトルクを形成する固定子磁束ベクトル25′を生成する(図10)。
【0022】
それぞれのテスト電流パルスの印加の前に、相巻線121〜123において相電流が完全に減衰していることが必要である一方、トルク形成固定子磁束ベクトルの生成のための電流パルスは最後のテスト電流パルスに直に続いていて構わない。相またはストランド電流の減衰はこの場合必要ない。テスト電流パルスに対する時間およびモーメント生成に対する電流パルスに対する時間の比を、モーメント生成に対する時間を延長することなく改良するために、回転子ポジションをチェックしかつ回転子13に対する駆動モーメントを上昇させるために別のテスト電流パルスが上述したように供給される場合、変形された手法において次のように行われる:
回転子の回転方向が既知である場合(図7および図8)、別のテスト電流パルスは次のように供給される:第1の別のテスト電流パルスが第1の固定子磁束ベクトル251aを生成し、その位相位置αは第1の6つのテスト電流パルスの印加によって決定されたように、回転子ポジションと一致している。続いて第2の別のテスト電流パルスが固定子巻線12に供給され、それは第2の固定子磁束ベクトル252aを生成し、その位相位置は1電気角ステップ、すなわち電気角60°だけ、ここでも回転方向と合致している力の方向において第1の固定子磁束ベクトル251aに対してずれている。これら2つの固定子磁束ベクトルに対する参照符号は図7では()内に示されている。2つのテスト電流パルスの電流上昇時間が測定されかつ最小の電流上昇時間が属している固定子磁束ベクトルの位相位置が新しい回転子ポジションとして決定される。引き続いて今度もトルク生成のための電流パルスが固定子巻線12に供給される。この電流パルスによって生成されるトルクを形成する固定子磁束ベクトル25′(図8)は新たに決定された回転子ポジションに対して電気角90°だけ力の方向においてシフトされている。新たに決定された回転子ポジションがその前に決定された回転子ポジションと合致する、すなわち図7および図8において仮定された例120°をとっているとすると、最後に印加されたテスト電流パルスによって生成された固定子磁束ベクトル252aはトルクを形成する固定子磁束ベクトル25′の隣にここでは30°という1/2の電気角ステップ離れて位置しているので、その結果位相位置α=210°を有するトルクを形成する固定子磁束ベクトルに対する電流パルスの発生のために単に、図3のテーブルの右側部分の通電スキーマから明らかであるように、相巻線122にはもはや通電する必要がないということになる。これに対して新たに決定された回転子ポジションがその前に決定された回転子ポジションとは異なっているのであれば、すなわち図7の例において位相位置が電気的にα=180°であるのであれば、最後に印加されたテスト電流パルスによって生成された電流磁束ベクトル25はトルク形成のために必要である固定子磁束ベクトル25′(図8に鎖線で示されている)の隣電気角90°のところにありかつ90°だけ位相位置が先行しているトルクを形成する固定子磁束ベクトル25′を印加するために1つの相巻線は同じ通電状態に留まっていることができる。図7および図8に示されている例においてこのことは、固定子磁束ベクトル25′の位相位置α=270°の場合、最後のテスト電流パルスによって相巻線121および122と一緒に通電した固定子巻線12の相巻線123である。従って両方の場合において最後のテスト電流パルスはトルクを形成する固定子磁束ベクトルの生成に対する電流パルスと一緒に統合され、これにより始動における著しいトルクの高まりが実現される。
【0023】
この場合もモータの回転方向が分かっていなければ、上に説明したのと同じ利点を得るために、全部で3つの別のテスト電流パルスが固定子巻線12に対して次のように供給される:−図9に示されているように−第1の別のテスト電流パルス251bが固定子磁束ベクトル251bを生成し、このベクトルはトルクを形成する固定子磁束ベクトル25′の位相位置に対して電気角90°プラス1/2電気角ステップ、すなわち電気角30°、力方向とは反対方向にずれている。所属の電流上昇時間が測定されかつ記憶される。図9および図10の仮定された例において、この固定子磁束ベクトル251bはα=60°を有しているので、従ってトルクを形成する固定子磁束ベクトル25′に対して電気角150°だけ力方向とは反対にずれている。その後第2の次の別のテスト電流パルスが供給され、それは固定子磁束ベクトル252bを生成し、このベクトルは第1の固定子磁束ベクトル251bに対して電気角ステップ、すなわち電気角60°、力方向においてずれている。この場合も所属の電流上昇時間が測定される。第3の別のテスト電流パルスが供給され、これは第3の固定子磁束ベクトル253bを発生し、その位相位置はこの場合も1電気角ステップ、すなわち電気角60°だけ、第2の固定子磁束ベクトル252bに対してずれている。所属の電流上昇時間がこの場合も測定される。それから電流上昇時間が最も小さいものが3つの固定子磁束ベクトル251b、252bおよび253bから決定される。この固定子磁束ベクトルの位相位置αは新しい回転子ポジションを定める。ここでも、固定子巻線12に最後に供給されたテスト電流パルスによって生成された固定子磁束ベクトル253bは、その前と同じ回転子回転位置が識別されるとき、トルク形成のために必要である固定子磁束ベクトル25′の隣、電気角30°のところにあり、かつ回転子ポジションが変化したときには、引き続くトルク生成のために必要となる固定子磁束ベクトル25′の隣、電気角90°のところにある。これまでの説明でもう明らかになったように、前者の場合(同じ回転子ポジション)にはトルク発生のために1つの相だけこれ以上通電されるようにする必要がない。回転子ポジションが変化した第2の場合、新たに決定された回転子ポジションの電気角90°だけ力方向に先行している電流磁束ベクトルが生成されるようにすべきである。図3の右側のテーブル部分における相巻線の通電パターンが示しているように、このために、最後に供給されたテスト電流パルスによっても通電された同じ相巻線を通電状態を維持するようにすればよい。3つのテスト電流パルスの電流上昇時間の比較はこの場合も比較ロジック23によって行われ、かつ第2のメモリ22に最後に書き込まれた、回転子13が存在している扇形領域26を決定する固定子磁束ベクトルの位相位置αが制御装置15に供給される。この場合も3つのテスト電流パルスおよびトルク生成のための電流パルスが所定の時間の経過後に繰り返し印加されかつ、制御装置15が回転子13の十分な回転数を識別するまで、同じプロシージャが実施される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 直流電圧網に接続されているブラシレス直流モータを作動するための装置のブロック線図である。
【図2】 スイッチング装置の回路図である。
【図3】 制御装置に格納されているコミュテーションパターンを示す図である。
【図4】 直流モータをスタートさせるための方法を説明する固定子磁束ベクトル図である。
【図5】 直流モータをスタートさせるための方法を説明する固定子磁束ベクトル図である。
【図6】 直流モータをスタートさせるための方法を説明する固定子磁束ベクトル図である。
【図7】 直流モータをスタートさせるための方法を説明する固定子磁束ベクトル図であり、回転方向が分かっている場合の例を示す図である。
【図8】 図7に対応している図である。
【図9】 直流モータをスタートさせるための方法を説明する固定子磁束ベクトル図であり、回転方向が分かっていない場合の例を示す図である。
【図10】 図9に対応している図である。
Claims (6)
- 永久磁石または直流励磁される回転子(13)と、多相の固定子巻線(12)を担持している固定子(11)と、制御装置(15)によって制御される、固定子巻線(12)の相巻線(121,122,123)を電源直流電圧に順序正しく接続するためのスイッチング装置(14)とを備えているブラシレス直流モータのスタート方法であって、
回転子静止状態の期間に前記スイッチング装置(14)の相応のドライブによって複数個の電流パルスを固定子巻線(12)に供給し、
それぞれの電流パルスの際に固定子巻線(12)において、電流しきい値に達するまでの電流上昇時間を測定しかつ該測定された電流上昇時間から回転子ポジションを導出する
形式の方法において、
複数のテスト電流パルスを順次、テスト電流パルスが電気角360°にわたって同じ角度ステップずつずらされた固定子磁束ベクトル(25)を生成するように固定子巻線(12)に供給し、
それぞれの固定子磁束ベクトル(25)に対して固定子巻線(12)の和電流における電流上昇時間を測定し、
最小の電流上昇時間を有する固定子磁束ベクトルの位相位置(α)を回転子ポジション電気角として決定し、
回転子ポジションの決定後、電流パルスを固定子巻線(12)に供給し、該電流パルスはトルクを形成する固定子磁束ベクトル(25′)を生成し、該固定子磁束ベクトルの位相位置は決定された回転子ポジションに対して電気角90°、力方向として選択されている回転子回転方向にずれており、
時間間隔後、回転子回転位置を検査するための別のテスト電流パルスおよびトルク生成のための別の電流パルスを固定子巻線(12)に供給し、
前記別のテスト電流パルスを、第1の別のテスト電流パルスが第1の固定子磁束ベクトル(251a)を生成し、該固定子磁束ベクトルの位相位置(α)が前記決定された回転子ポジションと一致しかつ第2の別のテスト電流パルスが第2の固定子磁束ベクトル(252a)を生成し、該固定子磁束ベクトルの位相位置が第1の固定子磁束ベクトル(251a)に対して1電気角ステップだけ力方向においてずれているように供給し、
前記2つの固定子磁束ベクトル(251a,252a)に属している電流上昇時間を測定しかつ相互に比較し、
最小の電流上昇時間を有する固定子磁束ベクトルの位相位置(α)を新しい回転子回転位置と決定し、
1つの別の電流パルスを固定子巻線(12)に供給し、該固定子巻線はトルクを生成する固定子磁束ベクトル(25′)を生成し、該固定子磁束ベクトルの位相位置は前記新しい回転子回転位置に対して電気角90°だけ力の方向においてずれている
ことを特徴とする方法。 - 永久磁石または直流励磁される回転子(13)と、多相の固定子巻線(12)を担持している固定子(11)と、制御装置(15)によって制御される、固定子巻線(12)の相巻線(121,122,123)を電源直流電圧に順序正しく接続するためのスイッチング装置(14)とを備えているブラシレス直流モータのスタート方法であって、
回転子静止状態の期間に前記スイッチング装置(14)の相応のドライブによって複数個の電流パルスを固定子巻線(12)に供給し、
それぞれの電流パルスの際に固定子巻線(12)において、電流しきい値に達するまでの電流上昇時間を測定しかつ該測定された電流上昇時間から回転子ポジションを導出する
形式の方法において、
複数のテスト電流パルスを順次、テスト電流パルスが電気角360°にわたって同じ角度ステップずつずらされた固定子磁束ベクトル(25)を生成するように固定子巻線(12)に供給し、
それぞれの固定子磁束ベクトル(25)に対して固定子巻線(12)の和電流における電流上昇時間を測定し、
最小の電流上昇時間を有する固定子磁束ベクトルの位相位置(α)を回転子ポジション電気角として決定し、
回転子ポジションの決定後、電流パルスを固定子巻線(12)に供給し、該電流パルスはトルクを形成する固定子磁束ベクトル(25′)を生成し、該固定子磁束ベクトルの位相位置は決定された回転子ポジションに対して電気角90°、力方向として選択されている回転子回転方向にずれており、
時間間隔後、回転子回転位置を検査するための別のテスト電流パルスおよびトルク生成のための別の電流パルスを固定子巻線(12)に供給し、
前記別のテスト電流パルスを、第1の別のテスト電流パルスが第1の固定子磁束ベクトル(251b)を生成し、該固定子磁束ベクトルはトルクを形成する固定子磁束ベクトル(25′)の位相位置(α)に対して電気角90°+1電気角ステップだけ力方向とは反対にずれており、第2の別のおよび第3の別のテスト電流パルスが第2および第3の固定子磁束ベクトル(252b,253b)を生成し、該固定子磁束ベクトルがそれぞれ、第1ないし第2の固定子磁束ベクトル(251b,252b)に対して力方向において1電気角ステップだけずれているように供給し、
前記複数の固定子磁束ベクトル(251b,252b,253b)に属している電流上昇時間を測定しかつ相互に比較し、
最小の電流上昇時間を有する固定子磁束ベクトルの位相位置(α)を新しい回転子ポジションと決定し、
1つの別の電流パルスを固定子巻線(12)に供給し、該固定子巻線はトルクを形成する固定子磁束ベクトル(25′)を生成し、該固定子磁束ベクトルの位相位置は前記新しい回転子ポジションに対して電気角90°だけ力の方向においてずれている
ことを特徴とする方法。 - 連続するテスト電流パルス間の時間間隔を、テスト電流パルスによって生成される、固定子巻線(12)における相電流が次のテスト電流パルスの供給の前に減衰されるように選択する
請求項1又は2記載の方法。 - 角度ステップはm相の固定子巻線(12)では電気角180°/mに選択されておりかつ
全部で2m個のテスト電流パルスを固定子巻線(12)に供給し、ここでmは2より大きい
請求項1乃至3のいずれか一項記載の方法。 - 前記別のテスト電流パルスおよび別のトルクを形成する電流パルスの供給を、十分な大きさの回転子回転数に達するまでの間繰り返す
請求項1乃至4のいずれか一項記載の方法。 - 回転子ポジションを決定する固定子磁束ベクトルを決定するために、連続する固定子磁束ベクトルの位相位置(αn)および配属している電流上昇時間(tn)を記憶しかつその際にその前の固定子磁束ベクトルのメモリ値を、後続する固定子磁束ベクトルに属する電流上昇時間が、先行する固定子磁束ベクトルに属する電流上昇時間より小さいときに、後続する固定子磁束ベクトルのメモリ値によってオーバライトする
請求項1乃至5のいずれか一項記載の方法。
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