JP4673171B2 - 垂直磁界センサシステム - Google Patents

垂直磁界センサシステム Download PDF

Info

Publication number
JP4673171B2
JP4673171B2 JP2005265273A JP2005265273A JP4673171B2 JP 4673171 B2 JP4673171 B2 JP 4673171B2 JP 2005265273 A JP2005265273 A JP 2005265273A JP 2005265273 A JP2005265273 A JP 2005265273A JP 4673171 B2 JP4673171 B2 JP 4673171B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic field
vertical
sensor system
field sensor
magnetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005265273A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007081647A (ja
Inventor
國孝 有村
Original Assignee
株式会社インテグレイテッドビジネス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社インテグレイテッドビジネス filed Critical 株式会社インテグレイテッドビジネス
Priority to JP2005265273A priority Critical patent/JP4673171B2/ja
Publication of JP2007081647A publication Critical patent/JP2007081647A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4673171B2 publication Critical patent/JP4673171B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Near-Field Transmission Systems (AREA)

Description

コイルによる磁界を用いたRFIDタグやセンサを金属体や金属面に用いる技術に係る垂直磁界センサシステムに関する。
非接触ICカード並びにコイルを用いたRFIDタグやこれと共に用いるリーダライタ用センサは、高周波等の振動電磁界を用いており、金属体や金属面に近づくとミラー効果により感度が著しく劣化する。
これは金属面によるミラー効果で逆相電流により電解や磁界が打ち消されることにより、金属面が存在しなかった時の特性が損なわれることによるものである。
オンメタルタグと称し、RFIDのコイルと金属面との間に磁界の逃げ場を作るために磁性体を挿入し、感度の低下を押さえようとする方法もあるが、多少は改善されても金属面の影響はまぬがれない。いわばこの方法は消極的な方法である。
また、本出願人が行った方法は、特許文献1のICタグシステムにも記載されているように、金属面を積極的に利用し金属面がない場合と金属面がある場合との比較を行うと金属面がある方がミラー効果により磁束が2倍、即ち、6dBの電圧の上昇を伴うものであった。この方法は金属面を積極的に利用する方法であるが、どちらかと云うと金属面に平行な磁界を増強する方式である。磁性体(コア)の中心の磁界は金属面と平行する方向となっていた。
一方、本出願人が行ったもう一つの方法は、特許文献2の非接触式センサコイルに記載されているように、金属面と垂直な成分の磁界をシャープにするため金属面に対して斜めの磁界を対向する磁界の反発、磁界により垂直成分のみにする方式であった。この方式はシャープな垂直磁界は得られるが、コア軸に平行する中心の一番強い磁界が衝突し、相殺されるため主要磁界成分が打ち消される不利な面もあった。
特開2003−317052号公報 特開2003−318634号公報
金属面を利用することにより金属面に並行な磁界(磁流)により2倍の電圧を発生させるメカニズム(現象)を利用し、かつ有効に金属面に垂直な磁界を発生させることができれば一番よいことになる。
本発明は、以上の点に着目して成されたもので、垂直磁界を強くするプロメタルタグおよびセンサシステムを構築する垂直磁界センサシステムを提供することを目的とする。
本発明の目的を達成するために、
請求項1に記すように、信号を発生する応答システムにおける垂直磁界センサシステムにおいて、センサが、水平部と垂直部が連続した形状を具備する複数の磁性体と、該磁性体の水平部に連続して巻かれているコイルと、前記連続して巻かれているコイルの下側に接し、且つ前記磁性体の水平部から垂直部に連続して沿わせた金属板とを有し、前記磁性体の垂直部に沿わせた前記金属板を背中合わせにして前記複数の磁性体を対称に配置することを特徴とする垂直磁界センサシステム。
請求項2に記すように、請求項1記載の垂直磁界センサシステムにおいて、前記磁性体の垂直部にも、水平部から連続して前記コイルを巻くことを特徴とする垂直磁界センサシステム。
請求項3に記すように、信号を発生する応答システムにおける垂直磁界センサシステムにおいて、センサが、水平部と垂直部が連続した形状を具備する複数の磁性体と、該磁性体の水平部に連続して巻かれているコイルと、前記連続して巻かれているコイルの下側に接し、且つ前記磁性体の水平部に沿わせた金属板とを有し、前記磁性体の垂直部を背中合わせにして前記複数の磁性体を対称に配置することを特徴とする垂直磁界センサシステム。
請求項4に記すように、請求項1または2記載の垂直磁界センサシステムにおいて、前記磁性体の水平部から垂直部に沿って前記金属板を沿わせることを特徴とする垂直磁界センサシステム。
請求項5に記すように、請求項1または2記載の垂直磁界センサシステムにおいて、前記磁性体の垂直部に沿わせた金属板の側辺を合わせるように、偶数あるいは奇数の前記磁性体を配置することを特徴とする垂直磁界センサシステム。
請求項6に記すように、請求項1または2記載の垂直磁界センサシステムにおいて、ICに各種センサの記録を行うことを特徴とする。
請求項7に記すように、請求項1または2記載の垂直磁界センサシステムにおいて、当該センサをリーダライタに取付けることを特徴とする。
請求項8に記すように、請求項1,2,5いずれか記載の垂直磁界センサシステムにおいて、当該センサを2個以上組み合わせるときは金属板を介して固定することを特徴とする。
請求項9に記すように、請求項1または2記載の垂直磁界センサシステムにおいて、アクティブタグとするためにスーパーキャパシタや大容量キャパシタや電池を搭載することを特徴とする。
請求項10に記すように、請求項1または2記載の垂直磁界センサシステムにおいて、当該タグやセンサを保護するためのプラスチックあるいはセラミック等でパッケージとすることを特徴とする。
請求項11に記すように、請求項1,2,10いずれか記載の垂直磁界センサシステムにおいて、当該タグやセンサをパッケージにする場合、パッケージの底の部分をタグやセンサに取付けられている金属板を利用することを特徴とする。
請求項12に記すように、請求項1,2,10いずれか記載の垂直磁界センサシステムにおいて、当該タグやセンサを金属体や金属面に取付ける場合、当該タグやセンサに取付部が設置されていることを特徴とする。
請求項13に記すように、請求項1,2,10いずれか記載の垂直磁界センサシステムにおいて、パッケージの上下を分かり易くするため、文字や番号あるいはマークをつけることを特徴とする。
本発明により、金属面に垂直な強い磁界(Magnetic Jet Field)を得ることにより成功した。
一般には金属面に垂直な電界は存在し、金属面上ではこれに平行な電界は存在しない。
同様に金属面に近い所では、金属面に平行な磁界のみ存在し(金属面電流並びに金属面磁流となっている)金属面に垂直な磁界は存在しない。
金属面電流を有効に利用し、ミラー効果により、磁束が2倍、即ち電圧が2倍(6dB)の上昇を伴い、更に磁性体を曲げ、垂直な磁路を作ることにより磁界の衝突を起こさないで金属面と垂直(直角)な磁界を作ることに成功した。また、磁界の衝突により大半が失われることを回避し、殆どの磁界が有効に用いられるような磁路を作ることに成功したことが発明の効果を挙げることになった。
以下本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
次に本発明にかかる垂直磁界タグおよびセンサシステムの具体例を図面を参照して説明する。
図1は、従来のコイル形タグやセンサの説明図である。従来の一般のタグの斜視図でコイルCに流れる電流Iは金属面Mのミラー効果により、同大で反対側に流れる電流Iを発生させる。この電流により発生する磁界Hはミラー効果により発生する電流Iによる磁界Hにより打ち消される方向になり、金属面近くではコイルには磁界による誘起電圧が発生しないためタグやセンサとして動作しない。
図2は、従来のオンメタルタグの説明図である。同図は図1の場合のタグやセンサコイルの磁界の逃げる通路を確保してあげるため磁性体シートをコイルの下に敷くことにより金属面の影響を軽減しようとするもので、磁性体のμが大きくとれる場合には、磁性体シートが薄くてもある程度の等価断面積(厚みに比例)が大きくとれるため、見掛け上厚みが増えたようになり、多少改善させる。
図3は、シート状磁性体カードの説明図である。カード等の薄い(0.76mm厚)プラスチックに磁性体シートを応用し金属面上でカードを動作させる事で、コイル2の断面積Sはカードの一辺の長さLと磁性体6の厚みt≪0.76mmであるためS(L×t)非常に小さくなる。磁性体6の比透磁率が100近くあってようやくカード内で動作する電圧を得られるからである。
図4は、角形磁性体6にコイル2を巻いた場合の説明図である。これは肉厚を比較的厚くとった角形磁性体6にコイル2を巻いた場合で既に出願しているICタグシステムに記載されているように、コイル2の断面積、すなわち磁界の通る磁性体断面積SはS=x×yで、磁束はこれに比透磁率が乗ぜられるのでφαμSとなり透磁率μが約100の場合には、実際の断面積S=x×yの約100倍の磁束が得られることになる。
図5は、ミラー効果を説明する図である。更に下方の金属面Mによるミラー効果により図5からも分かる通り、イメージの6iも加わり、2個のコイル2と磁性体6が存在する場合と同じになり電圧は2倍、電力は4倍即ち6dBの増強となる。
また図6は、本出願人が既に出願している非接触式センサコイルの内容を説明する図である。例えば左のタグにより発生する磁界Hと右のタグより発生する磁界Hとがあるとき、左側のタグの磁界Hのx軸の成分はHxで、右側のタグの磁界Hのx軸の成分は−Hxであるので、x軸成分は打ち消され、y軸成分Hyは両者加算され2Hyとなる。従って垂直磁界成分Hyは2倍になる。このHyの磁界と上方のコイルCとが結合する。しかるに水平成分Hxは互いに打ち消されて零となる。金属面Mに沿っての磁界は強いので、主たる磁界はHx成分であるのでこれが打ち消されては折角シャープな磁束分布が得られても一部で磁界を無駄にしている。折角イメージにより磁束が倍になっても一部は有効な磁界を失うことになる。
図7は、中心部に垂直な磁界を通り易くするための磁性体Coや増強コイル2′を加えた場合である。この場合も一部の磁界は打ち消されてしまう。
前述のICタグシステムは金属面により6dBの感度増加が得られているが、どちらかと云うと金属面に平行な磁界の増加(磁界は連続であるので、勿論垂直磁界も2倍となっている)であるので、非接触式センサコイルの方式で更に垂直磁界を増やしたい所であるが一部の磁界は打ち消されてしまっている。
従って金属面の効果を得ながら垂直磁界を強くしようとする方式が今回の発明であるので、これを図によって説明する。
図8(a),(b),(c),(d)は、本発明の第一実施の形態によるタグあるいはセンサの磁性体コア6の形状を説明するものである。図4,図5のコア6が横に直線的であったのに対して連続して端でL字形に曲がり、コア6に垂直成分を持たせている所が特徴である。コア6に巻かれているコイル2の下部は金属面Mにほぼ密着しているので、図4,図5に示されているコアとほぼ同等の動作を行う。従って面電流iや面磁界(磁流)Hによって励振されコイル2に発生する誘起電圧、電流は、図4,図5の場合とほぼ同じである。然るに磁性体の場合μが大きいので、励起された磁界Hは通り易い磁路に沿って上方の磁路に向かって自然に曲がって上向きとなり、上部の断面で空間に出て行く。
図8(a),(b),(c),(d)は片端のみが上方に折れ曲がっている場合を示し、図8(a)はコア6の水平部のみコイル2が巻かれている場合、図8(b)は、コア6の垂直部、水平部両方にコイル2が巻かれている場合を示す。図ではL字形に折れ曲がっている部分が湾曲させているが角張っている場合でも原理的な相違はない。図8(c),図8(d)のように徐々に折り曲げてもよい。製造の容易さや多少の特性の違いがあるだけである。
図8(e),図8(f)は、図8(a),図8(b)の例の片端のみのL字形構造を両端に施した場合を示す。図8(f),図8(h)も、図8(c),図8(d)に対応し、両端に上部に向かって伸びる磁路を作った場合である。このような場合には、比較的離れた所でも水平や垂直の強い磁界を作ることができる。
図8(a),(b),(c),(d)の構造の方が金属面Mに沿って流れる面電流や面磁流との結合を強くすることができる。また垂直磁界も左端のみ強くすることができるので、金属面Mに平行なコイルを持つカードやリーダライタに用いることができる
図9は、本発明にかかる垂直磁界センサシステムの形態を示すものである。図8(a)の場合と同じようにL字形の垂直磁路(L字形コア)を備えており、更に磁路に沿って金属板(金属箔でもよい)MBとMSを下部直線部と湾曲部と垂直部に配置している。
この金属板は最初タグを構成するときから単体でも備えておき、金属体や金属面が近づくことにより、インダクタンスやキャパシタンスが変化するのを防止する効果を持たせている。従って、金属体があるときとないときでは、大きな特性の変化が示すようにしている。また、図15のように対向させた場合の対向部の結合がないようにする目的もある。金属板は金属箔でもよいし、金属蒸着等でもよい。
図9(a)は、コイル2が磁性体6の水平部のみにしか巻かれておらず、垂直部は磁路を提供しているのみである。垂直部に沿えられた金属板(金属箔)MSは漏れ磁界を抑制するが、その分エディカレント損失も多少発生させる。
図9(b)は、コイル2が連続して、水平部と垂直部に巻かれている場合で金属板MSとMBも連続してL字形コアに沿わされている。
図10(a),(b)には図9(b)を斜視した場合を示す。図10(a)は、金属面Mの上にL字形垂直部をもつ磁性体コア6に連続してコイル2が巻かれ、外側に金属板MSとMBが連続して沿えられている状況を示す。金属面Mは充分に大きな面であるため、コアに沿わされている金属板MBは金属面M上では金属面と同化してしまうが、垂直部の金属板MSは金属面と電気的に接続されており、垂直コア6に巻かれたコイルの多少のミラー効果も助けている。これを顕著に示したのが図10(b)である。
図10(b)の場合、コイルを巻かれたL字形磁性体に幅広の金属板MSWとMBWが沿えられている。先に述べたように水平部に沿えられた金属板MBWは金属面と同化し同一ポテンシャルになっているので金属面上にあるときは金属面と同化し何の効果もないが、勿論金属面がないときはこの面が効果を表わす。
コイル2を巻いた磁性体6の垂直部でも金属板MSWが充分広いのでミラー効果が発生し、垂直部で発生する磁束もほぼ倍にする効果を発生させる。これは後述する。
図11は、磁性体に沿える金属板(金属箔)についての説明である。図11(a)は、垂直に沿えられた金属板MSが充分に縦方向に長い場合で、磁性体6の垂直部より長い場合である。図11(b)は、最初からタグが取付けられる金属面が定まっており、従って下部に沿える金属板MBを不要とし、垂直に沿えられる金属板MSのみが金属面Mに溶接等で取付けられており、この金属板MSに沿って磁性体タグ6を設置した場合である。
図12は、ミラー効果を説明する図である。同図は、図10(b)のように垂直金属板MSWの幅が充分に広く、コイル2を巻いた垂直部の磁性体コア6に対してもミラー効果を発生させる効果がある場合で、このミラー効果と下部の金属面によるミラー効果により、イメージを含め4個のタグが発生する様子を示す。1個のタグで4個のタグの効果を発生させることができれば、一番単純な励振で大きな効果が得られる。このためには垂直金属板MSWが大きな金属面Mと見做される大きさになったときに得られる。
図13は、別の実施例の場合を示す。同図は垂直の金属板MSの長さも充分に長く、従って垂直部の磁性体コア6の長さも充分に取れる場合を示す。
図14は、一番単純な金属面電流の電流と磁界を示す。同図には金属面電流iがほぼ一様でこれによりほぼ一様な磁界(磁流)Hが発生する場合である。このような単純なモードで図12や図13のようなタグを励振したり、タグから発生する磁界を受信したりすることができれば使い易い。リーダライタ側で用いても同様である。
図15には本発明の別の主たる実施例を示す。
図9(b),図13等のタグやセンサを垂直部で向かい合わせてコイル2の電流の向きを反対にして図面上方に向かう磁界H,Hを同極、同相に励振した場合で、図15(a)に示すようにコイル2が対向している一般のタグやカードに用いる場合に適している。この場合には上方の円形コイル(ループ)Isとの結合がよくとれることは図からもよく理解できる。垂直に上方に伸びる強い垂直磁界H,Hはコイル(ループ)Isを通過し、これに誘起電圧を発生させる。
一方コイル(ループ)Isから発生した磁界は下方へのタグの磁性体断面から磁性体を通って下方の水平方向の磁性体を通過し、タグの他の断面から外部に送出され、少し金属面Mに沿って伸びそれから上方に向かって対向するコイル(ループ)Isの外側を通ってコイル(ループ)Isの内側の磁界と連続する。
図15(b)には図15(a)を横からみた場合を示し、2個のタグやセンサが金属面MでイメージH1i,H2iを作っていることが分かる。この方法によれば金属面Mのイメージにより発生した磁界がそのまま衝突により失われることなく垂直磁界として用いることができることが分かる。図15(a),(b)には対向する磁性体の間に金属板MSを挟めてあるが、多少の結合があっても無視できる場合にはこの金属板MSを省略してもよい。
図16は、コイルとタグセンサとの結合を説明する。同図にはループコイル等から発生する電流(φ方向にほぼ一様)と対称磁界(ρの方向(輻の方向)にほぼ一様)と結合するには一番適切な励振方法である。代表的にコイルの電流の1本をとってIで示してあるが、左のタグと右のタグでは反対で外側に円形電流iで示す電流(変位電流や導電電流)が発生している。磁界については図15(a),(b)からも見て取れるように、横向きの磁性体コアによる磁界は円の輻の方向(ρの方向)であり、縦向きの磁性体コアによる磁界は円筒座標のZ軸(円の中心軸)の方向であることが理解される。
図17は、巻線の方法についての説明図である。同図には左右のタグに巻かれている巻き線輪(コイル)に反対方向の電流を流す方式を4組挙げている。直列方式2組、並列方式2組である。巻き線が右廻りの場合CW(Clock Wise)で示し、左廻りの場合ACW(Anti Clock Wise)で示してある。
図18には、奇数番号の代表例で3個のタグおよびセンサを一例として示した場合である。奇数の場合は1,3,5,……であり、偶数の場合は2,4,6,8,……と数が増え、それに従って中心磁界の強さも増す。
図19は、コイル2を巻いた磁性体コア6にICやICパッケージ3を載せた場合を示している。図面としては図9(a)の例にICやICパッケージ3と基板が垂直部6に取付けられている例を示しているが、図9(b)や図10(a)の全体にコイル2が巻かれている磁性体6の例でもよい。ここではICやICパッケージ3や基板が垂直部の空間を利用しているが、水平部の空間を利用してもよい。
図20は、図15,16に示した2個対称に配置したタグの例を示す。金属板MBと垂直金属板(セパレータ)MSに分けられて、2個のタグが配置され基板5にICやICパッケージ3が載せられている。垂直金属板(セパレータ)MSは、磁性体双方の磁性体6の結合が弱く無視できる場合は省略することもできる。コイルは左右連続して巻かれている。
図21は、L字形コアの角にRがない場合を示す。垂直金属板MSも曲がりがなく両側のタグにぴったり挟まれている場合の例で<基板5やICやICパッケージ3は水平部のコアの上に配置されている例である。コンデンサ等の小さな部品等4は同様に基板上に置かれている。ICパッケージを用い、ICとコイルが同調し、ICパッケージを用いてる場合は基板を必要としない場合もある。
図22は、アクティブタグを示す。図22(a)にはアクティブタグとするために更にスーパーキャパシタ大容量キャパシタSCや二次電池SBを片側あるいは両側に収容している。
これにより、電池を内蔵できるのでより強い信号を発生することができ、より遠方との通信が可能となる。またノイズの多い所でもS/Nが改善され使用が可能となる。ICやICパッケージ3はスーパーキャパシタ(大容量キャパシタ)SC、または二次電池SBの上に置かれているが、図21のようにコイルの上方の基板5の上に置かれ、その上にスーパーキャパシタ(大容量キャパシタ)SCや二次電池SBが配置されるようにしてもよい。図20,21,22等の垂直部の磁性体に個別にコイルを巻いているが、コイルが金属板に近い部分は逆向きの電流が流れるので、この部分は不必要なので一体でコイルを巻くこともできる。
図22(b)にはタグの空間にセンサ(sensor)または外部センサとのインターフェース等を設け、ここで得られた情報をIC3に記録し、後に外部のリーダライタR/Wと交信を行うことにより、センサにより得られた情報を読み取ることができる。コイル2は当然巻かれているが、図には省いてある。
図23は、下部の金属板MBが少し広めに作られている場合の例である。後に取付ける金属面にも載せ易く、かつパッケージを行う箱にも収容し、シールし易いように幅を広くしている場合を示す。垂直の金属板(セパレータ)MSも少し広くしており、箱との嵌合をよくなるようにしている。同図もコイルは省いている。
図24は、タグやセンサのパッケージを示す。同図にはプラスチックあるいはセラミック等の磁界が通過し易く、内部のタグやセンサに影響を与えない材料でパッケージ(箱(蓋))を作り、これを図23等のようなタグやセンサにかぶせ保護をしたり、製品らしくしたりする目的のものである。上部には文字や番号を書き込み製品表示を行ったり、上部であることのマーカをつけるようにしている。側板7は磁界の通路でないので金属とすることもできる。これにより多少のミラー効果も生じる。
また図24(b)に示すように、タグやセンサのパッケージを金属面や金属体に取付け易くするために取付け耳Fを備えたりして、単なる貼るだけでなく、より強固に固定できるようにしている。取付け耳Fに穴hをあけ、ビスやリベット等で留められるようにしている。スポットや溶接で留めることもできる。
図25、図26は、本発明の単体のタグやセンサの場合の例である。図25には、図9,10,11,12,13,19等でも述べられている通り、充分単体でも動体するので、これにIC3と基板5が取付けられている場合を示す。コイルやコアに沿っている金属板MBやMSは幅広となっている。側板7は金属板でもよい。金属板MB,MSと繋げることによりこの効果を上げることできる。
図26には、更にスーパーキャパシタSCや二次電池SBやセンサ(Sensor)が加えられている例である。これらのタグやセンサに前述のようにプラスチックやセラミック等の磁界が通る材料で作られた箱(蓋)1をかぶせ、パッケージPにした場合を図27に示す。
図27は、単体のパッケージの場合の例である。図27(a)は、図25,図26等にかぶせたもので、図27(b)は同タグやセンサを取付け易くするために取付け耳Fを設け、これに穴hを開けている場合を示す。
図28は、センサの応用例である。同図には、本発明の垂直磁界のセンサをリーダライタR/Wに取付け、パーソナルコンピュータでタグTの情報を読みとっている場合を示す。相手のタグが同種のものでもよいしカード等の場合もある。
図29、図30は応用例である。図29にはベンディングマシンやその他の機器に取付けられているとき金属面Mがあるにも拘らず強い垂直磁界を発生させ、対向するカードCdや携帯電話MPと情報のやりとりを行うことができる。
図30にはスイッチボックスのような金属に囲まれた箱の中でも本発明の垂直磁界センサを用いることで強い垂直(ここでは水平)磁界を発生させ外部のカードやタグと交信を行うことができる。
以上述べたように今迄金属面に垂直な磁界を金属面に近い所で発生させることはできないと考えられて来たが、本発明の技術を用いて、金属面のミラー効果を逆に利用し、電圧を2倍(電力で4倍)にし、この磁界を垂直に折り曲げて一つはミラー効果で更に感度を上げ(約4倍にする)、もう一つの方法は対向するタグやセンサを合成することにより、磁界の無駄な衝突を起こすことなく、強い垂直磁界(Jet Field)を作ることができた。
従来のコイル形タグやセンサの説明図である。 従来のオンメタルタグの説明図である。 シート状磁性体カードの説明図である。 角形磁性体にコイルを巻いた場合の説明図である。 ミラー効果を説明する図である。 本出願人が既に出願している非接触式センサコイルの内容を説明する図である。 中心部に垂直な磁界を通り易くするための磁性体や増強コイルを加えた場合を示す図である。 本発明の第一実施の形態によるタグあるいはセンサの磁性体コアの形状を説明する図である。 本発明にかかる垂直磁界センサシステムの形態を示す図である。 図9(b)を斜視した場合を示す図である。 磁性体に沿える金属板(金属箔)についての説明する図である。 ミラー効果を説明する図である。 別の実施例の場合を示す図である。 一番単純な金属面電流の電流と磁界を示す図である。 本発明の別の主たる実施例を示す図である。 コイルとタグセンサとの結合を説明する図である。 巻線の方法についての説明図である。 奇数番号の代表例で3個のタグおよびセンサを一例として示した場合を示す図である。 コイルを巻いた磁性体コアにICやICパッケージを載せた場合を示す図である。 図15,16に示した2個対称に配置したタグの例を示す図である。 L字形コアの角にRがない場合を示す図である。 アクティブタグを示す図である。 下部の金属板が少し広めに作られている場合の例を示す図である。 タグやセンサのパッケージを示す図である。 本発明の単体のタグやセンサの場合の例を示す図である。 本発明の単体のタグやセンサの場合の例を示す図である。 単体のパッケージの場合の例を示す図である。 センサの応用例を示す図である。 応用例を示す図である。 応用例を示す図である。
符号の説明
1 ICタグおよびセンサを収容する箱体
2 線輪(コイル)
3 IC(ICパッケージ)
4 コンデンサ等の部品
5 基板
6 コア(磁性体)
7 側板
ACW 巻き線が反時計廻りの場合
CW 巻き線が右廻りの場合
Cd カード
F 取付け耳
H 磁界
左側の磁界
右側の磁界
1i 左側タグのイメージ
2i 右側タグのイメージ
h 穴
I コイル電流
Is ループ電流
i 金属面電流
M 金属面
MP 携帯電話
MS 図面垂直(金属面に垂直)金属板(金属箔)
MSW 幅広垂直金属板
MB 図面水平(金属面に沿う方向)金属板(金属箔)
MBW 幅広金属板
P パッケージ用箱
PC コンピュータ
R/W リーダライタ
SB 二次電池
SC スーパーキャパシタ

Claims (13)

  1. 信号を発生する応答システムにおける垂直磁界センサシステムにおいて、
    センサが、水平部と垂直部が連続した形状を具備する複数の磁性体と、
    該磁性体の水平部に連続して巻かれているコイルと、
    前記連続して巻かれているコイルの下側に接し、且つ前記磁性体の水平部から垂直部に連続して沿わせた金属板とを有し、
    前記磁性体の垂直部に沿わせた前記金属板を背中合わせにして前記複数の磁性体を対称に配置することを特徴とする垂直磁界センサシステム。
  2. 請求項1記載の垂直磁界センサシステムにおいて、前記磁性体の垂直部にも、水平部から連続して前記コイルを巻くことを特徴とする垂直磁界センサシステム。
  3. 信号を発生する応答システムにおける垂直磁界センサシステムにおいて、
    センサが、水平部と垂直部が連続した形状を具備する複数の磁性体と、
    該磁性体の水平部に連続して巻かれているコイルと、
    前記連続して巻かれているコイルの下側に接し、且つ前記磁性体の水平部に沿わせた金属板とを有し、
    前記磁性体の垂直部を背中合わせにして前記複数の磁性体を対称に配置することを特徴とする垂直磁界センサシステム。
  4. 請求項1または2記載の垂直磁界センサシステムにおいて、前記磁性体の水平部から垂直部に連続して前記金属板を沿わせることを特徴とする垂直磁界センサシステム。
  5. 請求項1または2記載の垂直磁界センサシステムにおいて、前記磁性体の垂直部に沿わせた金属板の側辺を合わせるように、偶数あるいは奇数の前記磁性体を配置することを特徴とする垂直磁界センサシステム。
  6. 請求項1または2記載の垂直磁界センサシステムにおいて、ICに各種センサの記録を行うことを特徴とする垂直磁界センサシステム。
  7. 請求項1または2記載の垂直磁界センサシステムにおいて、当該センサをリーダライタに取付けることを特徴とする垂直磁界センサシステム。
  8. 請求項1,2,5いずれか記載の垂直磁界センサシステムにおいて、当該センサを2個以上組み合わせるときは金属板を介して固定することを特徴とする垂直磁界センサシステム。
  9. 請求項1または2記載の垂直磁界センサシステムにおいて、アクティブタグとするためにスーパーキャパシタや大容量キャパシタや電池を搭載することを特徴とする垂直磁界センサシステム。
  10. 請求項1または2記載の垂直磁界センサシステムにおいて、当該タグやセンサを保護するためのプラスチックあるいはセラミック等でパッケージとすることを特徴とする垂直磁界センサシステム。
  11. 請求項1,2,10いずれか記載の垂直磁界センサシステムにおいて、当該タグやセンサをパッケージにする場合、パッケージの底の部分をタグやセンサに取付けられている金属板を利用することを特徴とする垂直磁界センサシステム。
  12. 請求項1,2,10いずれか記載の垂直磁界センサシステムにおいて、当該タグやセンサを金属体や金属面に取付ける場合、当該タグやセンサに取付部が設置されていることを特徴とする垂直磁界センサシステム。
  13. 請求項1,2,10いずれか記載の垂直磁界センサシステムにおいて、パッケージの上下を分かり易くするため、文字や番号あるいはマークをつけることを特徴とする垂直磁界センサシステム。
JP2005265273A 2005-09-13 2005-09-13 垂直磁界センサシステム Expired - Fee Related JP4673171B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005265273A JP4673171B2 (ja) 2005-09-13 2005-09-13 垂直磁界センサシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005265273A JP4673171B2 (ja) 2005-09-13 2005-09-13 垂直磁界センサシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007081647A JP2007081647A (ja) 2007-03-29
JP4673171B2 true JP4673171B2 (ja) 2011-04-20

Family

ID=37941504

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005265273A Expired - Fee Related JP4673171B2 (ja) 2005-09-13 2005-09-13 垂直磁界センサシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4673171B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102030276B1 (ko) * 2018-06-01 2019-10-08 한국해양대학교 산학협력단 연 자성체 코어형 안테나 장치 및 방법 그리고 자기장 통신 장치

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5329271B2 (ja) * 2009-03-19 2013-10-30 タイコエレクトロニクスジャパン合同会社 高周波結合器
JP5532678B2 (ja) * 2009-05-26 2014-06-25 ソニー株式会社 通信装置、アンテナ装置、並びに通信システム
JP5236694B2 (ja) * 2010-01-15 2013-07-17 日本信号株式会社 非接触情報記録媒体用アンテナ
JP5547583B2 (ja) * 2010-08-23 2014-07-16 株式会社スマート 統合アンテナ
JP2013009071A (ja) * 2011-06-23 2013-01-10 Toko Inc アンテナコイル
JP2013182481A (ja) * 2012-03-02 2013-09-12 Smart:Kk デバイス方式
JP2013207727A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Equos Research Co Ltd アンテナコイル
JP2015034785A (ja) * 2013-08-09 2015-02-19 Tdk株式会社 遠方電磁界推定方法および装置ならびに近傍電磁界測定装置
JP6503763B2 (ja) * 2015-02-02 2019-04-24 Tdk株式会社 遠方電磁界推定装置
JP6762692B2 (ja) * 2015-08-24 2020-09-30 Tdk株式会社 アンテナ装置
JP6686617B2 (ja) 2016-03-28 2020-04-22 Tdk株式会社 放射妨害波測定装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002521757A (ja) * 1998-07-20 2002-07-16 インテグレイテッド シリコン デザイン ピーティーワイ.エルティーディ. 金属遮蔽された電子ラベル付けシステム
JP2002261524A (ja) * 2001-03-01 2002-09-13 Mitsubishi Materials Corp Rfid用タグ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002521757A (ja) * 1998-07-20 2002-07-16 インテグレイテッド シリコン デザイン ピーティーワイ.エルティーディ. 金属遮蔽された電子ラベル付けシステム
JP2002261524A (ja) * 2001-03-01 2002-09-13 Mitsubishi Materials Corp Rfid用タグ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102030276B1 (ko) * 2018-06-01 2019-10-08 한국해양대학교 산학협력단 연 자성체 코어형 안테나 장치 및 방법 그리고 자기장 통신 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007081647A (ja) 2007-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4673171B2 (ja) 垂直磁界センサシステム
JP5287289B2 (ja) アンテナ装置
JP4422712B2 (ja) 共振器付フィールド改善システム
JP4910967B2 (ja) 非接触通信装置用アンテナ基板および非接触通信装置
JP3957000B1 (ja) 基板実装用アンテナコイル及びアンテナ装置
KR101548276B1 (ko) 하이브리드형 자기장 차폐시트, 안테나 장치 및 이를 이용한 휴대 단말기기
KR101548277B1 (ko) 무선 충전 및 nfc용 안테나 장치
JP5226178B2 (ja) 金属埋込センサシステム
JP4978657B2 (ja) アンテナ装置
JP2001351083A (ja) 非接触式データキャリア装置および補助アンテナ
WO2004029870A1 (ja) 通信機能付きの電子機器
JP2006050265A (ja) アンテナモジュール用磁芯部材、アンテナモジュールおよびこれを備えた携帯情報端末
JPWO2007060792A1 (ja) コイルアンテナおよび携帯電子機器
JP2003318634A (ja) 非接触式センサコイル
JP4214913B2 (ja) 磁界アンテナ、それを用いて構成したワイヤレスシステムおよび通信システム
JP2016127396A (ja) アンテナ装置
JP2006005836A (ja) 携帯情報端末
JP4578728B2 (ja) 携帯型機器
JP2016178449A (ja) アンテナ装置
CN110178264A (zh) 天线模块
JP6090548B1 (ja) 結合補助デバイスおよびrfid通信システム
JP5242222B2 (ja) Icタグを用いた書庫管理システム及びこれに用いられるファイル管理箱
KR101587620B1 (ko) 휴대 단말기기용 안테나 장치
US20200006852A1 (en) Booster antenna structure, communication apparatus, and case
JP4859573B2 (ja) 非接触icカードのリーダライタの通信領域拡張装置およびそれを用いたリーダライタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080916

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100525

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100726

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100817

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101018

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101124

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20101224

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110104

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110120

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140128

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees
R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370