JP2016178449A - アンテナ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯電子機器側に設けられた金属層に開口部やスリットが設けられていない場合でもアンテナコイルの通信距離を延ばすと共に指向性を広げる。【解決手段】アンテナ装置1は、第1の平面に沿って設けられた平面部10A及び第1の平面と交差する第2の平面に沿って設けられた第1の折り曲げ部10Bを含む平面コイルアンテナ10と、第1の金属層21とを備える。平面コイルアンテナ10の平面部10Aと第1の折り曲げ部10Bの境界線L1は、平面コイルアンテナ10に囲まれた内径部12を横切っている。第1の金属層21は、平面コイルアンテナ10の平面部10Aの少なくとも一部と内径部12の一部を覆っている。【選択図】図1

Description

本発明は、アンテナ装置に関し、特に、NFC(Near Field Communication:近距離無線通信)に好適なアンテナ装置に関するものである。
近年、スマートフォン等の携帯電子機器にはRFID(Radio Frequency Identification:電波による個体識別)システムが搭載されており、そのための通信手段としてリーダ・ライタ等と近距離無線通信を行うためのアンテナが搭載されている。
一方、内蔵回路を外部ノイズから保護すると共に機器内で発生するノイズの不要輻射を防止するため、携帯電子機器には金属シールドが設けられている。特に最近は、薄型化、軽量化、落下等の衝撃に対する耐久性、デザイン性等を考慮して、携帯電子機器の筐体自体が樹脂製から金属製となり、金属シールドを兼ねるケースも増えてきている。しかし、一般に金属シールドは電波を妨げることから、アンテナを設ける場合には金属シールドと重ならない位置に設ける必要があり、金属シールドが広範囲に設けられているときにはアンテナの配置が問題となる。
上記問題を解決するため、例えば特許文献1〜3に開示されたアンテナ装置は、金属層に開口部を形成すると共に当該開口部と外縁との間を連接するスリットを形成し、アンテナコイルの開口部が金属層の開口部と重なるようにアンテナコイルを配置している。このアンテナ装置によれば、コイル導体に電流が流れることにより生じる磁界を遮るように金属層に電流が流れ、そして金属層の開口部の周囲に流れる電流がスリットの周辺を通り、縁端効果により金属層の周囲にも電流が流れる。これにより、金属層からも磁界が生じ、金属層が磁束を大きく周回させるので、アンテナ装置と相手側アンテナとの通信距離を延ばすことができる。すなわち、アンテナ装置の通信距離を広げるアクセラレータとして金属層を機能させることができる。
特許第4687832号公報 特開2002−111363号公報 特開2013−162195号公報
しかしながら、上述した従来のアンテナ装置は、金属層に開口部及びスリットを形成する必要があり、アンテナコイルをレイアウトする上での制約となるという問題がある。例えば、設計上の制約から所望の位置に開口部を形成することができない場合や、開口部を形成することはできてもスリットを形成することが許されない場合には、当該アンテナ装置を構成することができないという問題がある。また、カメラモジュールのレンズを露出させるための開口部をアンテナコイルの開口部として利用できない場合にも同様の問題が生じる。
したがって、本発明の目的は、携帯電子機器側に設けられた金属層に開口部やスリットが設けられていない場合でも通信距離を延ばすと共に指向性を広げることが可能なアンテナ装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明によるアンテナ装置は、第1の平面に沿って設けられた平面部及び前記第1の平面と交差する第2の平面に沿って設けられた第1の折り曲げ部を含む平面コイルアンテナと、第1の金属層とを備え、前記平面部と前記第1の折り曲げ部の境界線は、前記平面コイルアンテナに囲まれた内径部を横切っており、前記第1の金属層は、前記平面コイルアンテナの前記平面部の少なくとも一部と前記内径部の少なくとも一部を覆っていることを特徴とする。
本発明によれば、平面コイルアンテナを覆う第1の金属層に開口部やスリットを形成されていない場合でも通信が可能であり、第1の金属層をアクセラレータとして機能させることができ、アンテナ装置の通信距離を延ばすことができる。また第1の折り曲げ部を設けることでアンテナの指向性を広げることができる。
本発明において、前記平面コイルアンテナは、フレキシブル基板上に形成され、前記フレキシブル基板と共に折り曲げられていることが好ましい。この構成によれば、平面コイルアンテナの折り曲げ構造を容易に形成することができ、実装の自由度を広げることができる。
本発明によるアンテナ装置は、前記平面コイルアンテナの前記第1の折り曲げ部の少なくとも一部と前記内径部の少なくとも一部を覆う第2の金属層をさらに備え、前記第1の金属層と前記第2の金属層とに挟まれた第1のスリット領域は前記平面コイルアンテナの前記内径部と平面視にて重なっていることが好ましい。この構成によれば、平面コイルアンテナの電磁波を第1のスリット領域から放射させることができ、第1及び第2の金属層をアクセラレータとして機能させることができ、アンテナ装置の通信距離を延ばすことができる。
本発明によるアンテナ装置は、前記第1のスリット領域を跨いで前記第1の金属層の一部と前記第2の金属層の一部とを接続する第1の連結部をさらに備えることが好ましい。この構成によれば、第1及び第2の金属層を一つの金属体として取り扱うことができ、一つの金型を用いて作製することができる。したがって、第1及び第2の金属層の配置のばらつきや第1のスリット領域の幅のばらつきを防止することができる。
本発明において、前記第1及び第2の金属層は、前記平面コイルアンテナを収容する携帯電子機器の筐体の一部を構成していることが好ましい。この場合において、前記筐体は、前記第1の平面に沿った主面と、前記第2の平面に沿った第1の側面とを有し、前記第1の金属層は前記主面に形成されており、前記第2の金属層は前記第1の側面に形成されていることが好ましい。この構成によれば、筐体のコーナー部に合わせて折り曲げられた平面コイルアンテナを筐体内に配置することができ、アンテナの通信距離を延ばすと共に指向性を広げることができる。
本発明において、前記第1の金属層は、前記主面の全面に形成されており、前記平面コイルアンテナの前記平面部の全部を覆っていてもよい。あるいは、第2の金属層が、前記第1の側面の全面に形成されており、前記平面コイルアンテナの前記第1の折り曲げ部の全部を覆っていてもよい。いずれの場合でも、2つの金属層間のスリット領域から平面コイルアンテナの電磁波を放射させることができ、金属層をアクセラレータとして機能させることができる。
本発明において、前記平面コイルアンテナは、第1の平面と交差する第3の平面に沿って設けられた第2の折り曲げ部をさらに含み、前記平面部と前記第2の折り曲げ部の境界線は、前記内径部を横切っていることが好ましい。この構成によれば、限られた空間を有効に利用してより大きな平面コイルアンテナを形成することができる。したがって、アンテナの指向性をさらに広げることができ、通信距離をさらに延ばすことができる。
本発明によるアンテナ装置は、前記平面コイルアンテナの前記第2の折り曲げ部の少なくとも一部と前記内径部の少なくとも一部を覆う前記第3の金属層をさらに備え、前記第1の金属層と前記第3の金属層とに挟まれた第2のスリット領域は前記平面コイルアンテナの前記内径部と平面視にて重なっていることが好ましい。この構成によれば、平面コイルアンテナの電磁波を第1及び第2のスリット領域からそれぞれ放射させることができ、第1乃至第3の金属層をアクセラレータとして機能させることができ、アンテナ装置の通信距離をさらに延ばすことができる。
本発明によるアンテナ装置は、前記第2のスリット領域を跨いで前記第1の金属層の一部と前記第3の金属層の一部とを接続する第2の連結部をさらに備えることが好ましい。この構成によれば、第1〜第3の金属層を一つの金属体として取り扱うことができ、一つの金型を用いて作製することができる。したがって、第1〜第3の金属層の配置のばらつきや第1及び第2のスリット領域の幅のばらつきを防止することができる。
本発明において、前記第1乃至第3の金属層は、前記平面コイルアンテナを収容する携帯電子機器の筐体の一部を構成していることが好ましい。この場合において、前記筐体は、前記第1の平面に沿った主面と、前記第2の平面に沿った第1の側面と、前記第3の平面に沿った第2の側面とを有し、前記第1の金属層は前記第主面に形成されており、前記第2の金属層は前記第1の側面に形成されており、前記第3の金属層は前記第2の側面に形成されていることが好ましい。この構成によれば、筐体の2つのコーナー部に合わせて折り曲げられた平面コイルアンテナを筐体内に配置することができ、アンテナの通信距離をさらに延ばすと共に指向性をさらに広げることができる。
本発明において、前記第1の金属層は、前記主面の全面に形成されており、前記平面コイルアンテナの前記平面部の全部を覆っていてもよい。あるいは、前記第2の金属層が、前記第1の側面の全面に形成されており、前記平面コイルアンテナの前記第1の折り曲げ部の全部を覆っていてもよい。さらに、前記第3の金属層が、前記第2の側面の全面に形成されており、前記平面コイルアンテナの前記第2の折り曲げ部の全部を覆っていてもよい。いずれの場合でも、2つの金属層間のスリット領域から平面コイルアンテナの電磁波を放射させることができ、金属層をアクセラレータとして機能させることができる。
本発明によれば、携帯電子機器側に設けられた金属層に開口部やスリットが設けられていない場合でも通信距離を延ばすと共に指向性を広げることが可能なアンテナ装置を提供することができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態によるアンテナ装置の構成を透過的に示す略斜視図である。 図2は、図1のアンテナ装置のY−Y線に沿った略断面図である。 図3は、平面コイルアンテナ10に対する第1及び第2の金属層21,22の作用を説明するための略平面図である。 図4は、平面コイルアンテナ10に対する第1及び第2の金属層21,22の作用を説明するための略断面図である。 図5は、本発明の第2の実施の形態によるアンテナ装置の構成を透過的に示す略斜視図である。 図6は、図5のアンテナ装置の略断面図である。 図7は、本発明の第3の実施の形態によるアンテナ装置の構成を透過的に示す略斜視図である。 図8は、本発明の第4の実施の形態によるアンテナ装置の構成を透過的に示す略斜視図である。 図9は、第1〜第4の実施の形態の変形例であって、第1及び第2の金属層21,22の構成を示す略斜視図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態によるアンテナ装置の構成を透過的に示す略斜視図である。また、図2は、図1のアンテナ装置のY−Y線に沿った略断面図である。
図1及び図2に示すように、アンテナ装置1は、平面コイルアンテナ10と、平面コイルアンテナ10を収容する筐体20とを備えている。筐体20はスマートフォン等の携帯電子機器の筐体であって、その概略的な形状は薄型の直方体である。そのため、筐体20は、XY平面と平行な前面20a及び背面20bと、前面20a及び背面20bの長手方向であるY方向と直交する第1及び第2の側面20c,20dと、Y方向と平行な第3及び第4の側面20e,20fとを有している。第1の側面20cはXZ平面と平行に設けられている。図示のアンテナ装置1は背面20bが上向きの状態であり、筐体20の一方の主面である前面20aにはタッチパネルディスプレイ等が設けられる。平面コイルアンテナ10は主に筐体20の他方の主面である背面20bに設けられる。
図2に示すように、平面コイルアンテナ10は、フレキシブル基板(フレキシブルプリント基板)11の一方の主面11aに形成されたスパイラルパターンからなり、フレキシブル基板11の他方の主面11bには磁性シート13が設けられている。フレキシブル基板11は例えばPET樹脂からなり、その平面サイズはスパイラルパターンの大きさに合わせて適宜設定されるが、例えば40×50mmとすることができる。フレキシブル基板11の厚さは例えば30μmである。
フレキシブル基板11はその一方の主面11aが筐体20の外側を向くように筐体20内に設けられる。これにより、平面コイルアンテナ10は磁性シート13よりも筐体20の外側に配置されている。アンテナ設計を容易にすると共に開口面積をできるだけ大きくするため、スパイラルパターンは矩形スパイラルであることが好ましい。スパイラルパターンの両端は例えばNFCチップ30に接続される。スパイラルパターンの両端は筐体20内の携帯電子機器のメイン回路基板(不図示)に接続されてもよい。
平面コイルアンテナ10は、筐体20の背面20bと第1の側面20cとが交差するコーナー部CNに合わせてフレキシブル基板11と共に折り曲げられた構造を有している。そのため、フレキシブル基板11の一方の主面11aは、XY平面と平行な第1の平面11aと、XZ平面と平行な第2の平面11aを有しており、平面コイルアンテナ10は、第1の平面11aに沿って設けられた平面部10Aと、第1のコーナー部CNの位置で折り曲げられてなる第2の平面11aに沿って設けられた第1の折り曲げ部10Bとを有している。平面部10Aと第1の折り曲げ部10Bの境界線(第1の折り線)Lは、平面コイルアンテナ10に囲まれた内径部12を横切っている。
磁性シート13は平面コイルアンテナ10よりも筐体20の内側に配置されている。平面コイルアンテナ10は携帯電子機器のバッテリーパックに近接して実装されることが多いが、磁性シート13がバッテリーパックと平面コイルアンテナ10との間に介在している場合には、平面コイルアンテナ10を流れる電流によって発生する磁束の磁路を確保することができる。したがって、バッテリーパックを構成する金属体が平面コイルアンテナ10に与える影響を抑えることができ、所望のアンテナ特性を得ることができる。
磁性シート13は、アスペクト比の大きな扁平形状の磁性金属粉をポリマーと結合させた複合磁性シートであることが好ましい。扁平金属粉は複合磁性シートの厚み方向に重なり、その面方向は複合磁性シートの面方向と平行となるように配向されているので、複合磁性シートの面方向の実効的な透磁率を高めることができる。これによれば、平面コイルアンテナ10が発生させる磁場を外部から磁性シート13内に引き込み、コイル軸と直交する水平方向に導くことができる。また扁平磁性粉はポリマー中に密に配列されているが、扁平磁性粉間はポリマーによって絶縁されているので渦電流の発生を防止することができる。したがって、RFIDの高周波帯において高透磁率と低磁気損失の両方を実現することができる。
筐体20の背面20b及び第1の側面20cには第1及び第2の金属層21,22がそれぞれ形成されており、これらは平面コイルアンテナ10の外側を覆っている。本実施形態において第1及び第2の金属層21,22はそれ自身が壁材となる肉厚な金属プレートであるが、樹脂製の壁材の表面に形成された薄い金属箔であってもよい。
第1の金属層21は筐体20の背面20bのほぼ全面を覆っているが、背面20bの周縁は金属層のない一定幅の余白領域21mとなっている。第2の金属層22もまた筐体20の第1の側面20cのほぼ全面を覆っているが、第1の側面20cの周縁は金属層のない一定幅の余白領域22mとなっている。余白領域21m,22mの壁材は樹脂であることが好ましい。以上の構成により、筐体20の背面20bと第1の側面20cとが交差する第1のコーナー部CNは、第1の金属層21と第2の金属層22とに挟まれると共に、金属層に覆われていない第1のスリット領域SLを構成している。
第1の金属層21は、平面コイルアンテナ10の平面部10Aの一部と内径部12の一部を覆っており、第2の金属層22は、平面コイルアンテナ10の第1の折り曲げ部10Bの一部と内径部12の一部を覆っている。第1の金属層21の面積は第2の金属層22よりも広いことから、平面コイルアンテナ10は第2の金属層22よりも第1の金属層21に広く覆われている。
第1の金属層21と第2の金属層22との間の第1のスリット領域SLは、第1のコーナー部CNの稜線と平行に形成されており、平面コイルアンテナ10の内径部12と重なっている。そのため、平面コイルアンテナ10から発生した電磁波を第1のスリット領域SLから第1及び第2の金属層21,22の外側に放射させることができる。
図3及び図4は、平面コイルアンテナ10に対する第1及び第2の金属層21,22の作用を説明するための図であって、特に、図3は第1の側面20cが背面20bと同一平面となるように平面コイルアンテナ10及び第2の金属層22を展開して示す平面図である。また、図4はアンテナ装置のY−Y線に沿った略断面図である。
図3に示すように、第1のスリット領域SLの幅Wは、平面コイルアンテナ10の内径部12の同一方向(Y方向及びZ方向)の幅Wよりも狭く、これにより第1及び第2の金属層21,22の各々は内径部12と平面視にて重なる領域を有している。平面コイルアンテナ10に反時計回りの電流Iaが流れるとき、平面コイルアンテナ10の内径部12を貫通する磁束が発生し、この磁束は第1及び第2の金属層21,22間の第1のスリット領域SLを通過して第1及び第2の金属層21,22の各々の周りを周回する。一方、第1及び第2の金属層21,22にはこの磁束を打ち消そうとする方向の電流が流れ、この電流は縁端効果により平面コイルアンテナ10の外側及び内側にそれぞれ発生する渦電流Ib,Icとなる。
また図4に示すように、平面コイルアンテナ10に流れる電流Iaは、平面コイルアンテナ10と鎖交する磁束φ,φを発生させる。磁束φは第1のスリット領域SLを通過して第1及び第2の金属層21,22の外側を大きく周回する磁束ループである。磁束φは、平面コイルアンテナ10の内径部12と重なる領域に発生する渦電流Icによって発生し、磁束φをブーストするように働く磁束ループである。
第1及び第2の金属層21,22間の第1のスリット領域SLを通過した磁束φは、第1のスリット領域SLを内側とし、第1及び第2の金属層21,22の外縁を外側とする経路を通って大きく迂回しようとする。その結果、磁束φは大きなループを描き、リーダ・ライタのアンテナコイルと磁気的に結合する。特に、第1及び第2の金属層21,22を含む金属層全体の平面サイズが平面コイルアンテナ10の平面サイズよりも大きいことから、より大きなループ磁界を生じさせることができる。
以上説明したように、本実施形態によるアンテナ装置1は、第1の金属層21と第2の金属層22に挟まれた第1のスリット領域SLが筐体20のコーナー部CNに形成され、平面コイルアンテナ10の内径部12は第1のスリット領域SLと重なっているので、筐体20の背面20bのほぼ全面が第1の金属層21に覆われ、第1の金属層21にスリットや開口部が設けられていなかったとしても、平面コイルアンテナ10からの電磁波を第1及び第2の金属層21,22の外側に放射させることができ、リーダ・ライタと通信することができる。また、第1及び第2の金属層21,22が平面コイルアンテナ10の磁束のループを大きく周回させるので、アンテナ装置1の通信距離を延ばすことができる。さらに、平面コイルアンテナ10が筐体20のコーナー部CNに合わせて折り曲げられているので、アンテナの指向性を広げることができる。
図5は、本発明の第2の実施の形態によるアンテナ装置の構成を透過的に示す略斜視図である。また、図6は、図5のアンテナ装置の略断面図である。
図5及び図6に示すように、このアンテナ装置2の特徴は、平面コイルアンテナ10の長手方向(Y方向)の幅が筐体20の背面20bの長手方向(Y方向)の幅よりも広く、これにより平面コイルアンテナ10が2箇所のコーナー部に合わせてフレキシブル基板11と共に2回折り曲げられた構造を有する点にある。すなわち、平面コイルアンテナ10は、筐体20の背面20bと第1の側面20cとで形成される第1のコーナー部CNに合わせて折り曲げられると共に、筐体20の背面20bと第2の側面20dとで形成される第2のコーナー部CNに合わせて折り曲げられている。
図6に示すように、フレキシブル基板11の一方の主面11aは、XY平面と平行な第1の平面11aと、XZ平面と平行な第2及び第3の平面11a,11aを有しており、平面コイルアンテナ10は、第1の平面11aに沿って設けられた平面部10Aと、第2の平面11aに沿って設けられた第1の折り曲げ部10Bと、第3の平面11aに沿って設けられた第2の折り曲げ部10Cを有している。平面部10Aと第2の折り曲げ部10Cの境界線(第2の折り線)Lは、平面コイルアンテナ10に囲まれた内径部12を横切っている。
筐体20の第2の側面20dには第3の金属層23が形成されており、第3の金属層23は第1及び第2の金属層21,22と共に平面コイルアンテナ10の外側を覆っている。特に、第3の金属層23は、平面コイルアンテナ10の第2の折り曲げ部10Cを構成する平面コイルアンテナ10の一部と内径部12の一部を覆っている。
筐体20の背面20bと第2の側面20dとが交差するコーナー部CNは、第1の金属層21と第3の金属層23とに挟まれると共に、金属層に覆われていない第2のスリット領域SLを構成している。第2のスリット領域SLは、第2のコーナー部CNの稜線と平行に形成されており、平面コイルアンテナ10の内径部12と重なっている。その他の構成は第1の実施の形態と同様である。
第1の実施の形態が一本のスリット構造であるのに対し、本実施形態は二本のスリット構造である。平面コイルアンテナ10から発生した電磁波は第1及び第2のスリット領域SL,SLの各々から第1〜第3の金属層21〜23の外側に放射される。
本実施形態によれば、第1の実施の形態による発明の効果に加えて、アンテナの放射効率を高めることができる。また筐体20内の限られた空間を有効に利用してより大きな平面コイルアンテナ10を形成することができる。したがって、第1の実施の形態によるアンテナ装置よりも指向性を広げることができ、通信距離を延ばすことができる。
図7は、本発明の第3の実施の形態によるアンテナ装置の構成を透過的に示す略斜視図である。
図7に示すように、このアンテナ装置3の特徴は、第2の実施の形態の変形例であって、第1〜第3の金属層21,22,23が連結部24A,24Bを介してつながって一体化されている点にある。その他の構成は第2の実施の形態と同様である。なお本実施形態は第2の実施の形態の変形例であるが、第1の実施の形態の変形例とすることも可能であり、その場合には第2の連結部24Bが省略される。
第1の連結部24Aは、第1のスリット領域SLがX方向の一方に延びて第1の金属層21と第2の金属層22とが完全に分断されないようにつなぎとめる役割を果たすものであり、第1のスリット領域SLを跨いで第1の金属層21の一部と第2の金属層22の一部とを接続している。第1の連結部24Aは第1のスリット領域SLの一方の端部を閉塞するように設けられている。すなわち、第1のスリット領域SLの幅は、その全長に亘って一定である。第1のスリット領域の長手方向(X方向)における第1の連結部24Aの幅は、第1及び第2の金属層21,22の同一方向の幅の1/3以下であることが好ましく、1/5以下であることがより好ましい。
第2の連結部24Bも第1の連結部24Aと同様に、第2のスリット領域SLがX方向の一方に延びて第1の金属層21と第3の金属層23とが完全に分断されないようにつなぎとめる役割を果たすものであり、第2のスリット領域SLを跨いで第1の金属層21の一部と第3の金属層23の一部とを接続している。
第1及び第2の金属層21,22の大部分は第1のスリット領域SLによって分断されているが、両者は第1の金属層21の一部と第2の金属層22の一部とをつなぐ第1の連結部24Aによって連結されており、物理的及び電気的には完全に分離されていない。また第1及び第3の金属層21,23の大部分は第2のスリット領域SLによって分断されているが、両者は第1の金属層21の一部と第3の金属層23の一部とをつなぐ第2の連結部24Bによって連結されており、物理的及び電気的には完全に分離されていない。そのため、一つの金属体として取り扱うことができ、一つの金型を用いて作製することができる。また、第1〜第3の金属層21,22,23が一体的であるので、相対的な配置のばらつきが発生せず、第1及び第2のスリット領域SL,SLの幅のばらつきが発生することもない。
図8は、本発明の第4の実施の形態によるアンテナ装置の構成を透過的に示す略斜視図である。
図8に示すように、このアンテナ装置4の特徴は、平面コイルアンテナ10が筐体20の長手方向(Y方向)と平行な第3のコーナー部CNに合わせて折り曲げられた構造を有する点にある。そのため、平面コイルアンテナ10は、筐体20の背面20bと平行な平面部10Aと、第3のコーナー部CNの位置で折り曲げられてなる第3の側面20eと平行な第1の折り曲げ部10Dとを有している。平面部10Aと第1の折り曲げ部10Dとが交差する位置に形成される折り線(第1の折り線)Lは、平面コイルアンテナ10に囲まれた内径部12を横切っている。平面コイルアンテナ10の外形は、そのY方向の幅がXZ方向の幅よりも広い(Y方向に細長い)ことが好ましい。
筐体20の第3の側面20eには第2の金属層24が設けられている。第2の金属層24は、平面コイルアンテナ10の第1の折り曲げ部10Dを構成する平面コイルアンテナ10の一部と内径部12の一部を覆っている。そして、筐体20の背面20bと第3の側面20eとが交差する第3のコーナー部CNは、第1の金属層21と第2の金属層24とに挟まれると共に、金属層に覆われていない第1のスリット領域SLを構成している。第1のスリット領域SLは、第3のコーナー部CNの稜線と平行に形成されており、平面コイルアンテナ10の内径部12と重なっている。その他の構成は第1の実施の形態と同様である。
本実施形態によれば、第1の実施の形態による発明の効果に加えて、第1のスリット領域SLを長くすることができ、平面コイルアンテナ10の内径部12がスリット領域と重なる範囲を広げることでアンテナの放射効率を高めることができる。
図9は、第1〜第4の実施の形態の変形例であって、第1及び第2の金属層21,22の構成を示す略斜視図である。
上記第1〜第4の実施の形態において、第1の金属層21は筐体20の背面20bの全面に形成されておらず、背面20bの周縁にはその全周にわたって余白領域21mが設けられている。また、第2の金属層22は筐体20の第1の側面20cの前面に形成されておらず、第1の側面20cの周縁にはその全周にわたって余白領域22mが設けられている。しかし、第1及び第2の金属層21,22の形状は、第1及び第2の金属層21,22間にスリット領域が形成される限りにおいて特に限定されない。
例えば、図9(a)に示すように、第1の金属層21は筐体20の背面20bの全面に形成され、また第2の金属層22は第1の側面20cの全面に形成せずコーナー部CNの稜線である第1の側面20cの一辺だけに余白領域22mが設けられてもよい。この場合、第1の金属層21は、平面コイルアンテナ10の平面部10Aをなすスパイラルパターンの全部と内径部12の全部を覆うことになる。
逆に、図9(b)に示すように、第2の金属層22は筐体20の第1の側面20cの全面に形成され、また第1の金属層21は背面20bの全面に形成せずコーナー部CNの稜線である第1の側面20cの一辺だけに余白領域21mが設けられてもよい。この場合、第2の金属層22は、平面コイルアンテナ10の第1の折り曲げ部10Bをなすスパイラルパターンの全部と内径部12の全部を覆うことになる。
携帯電子機器のデザインによっては、筐体20の背面20bの全面を金属面にしたり、第1の側面20cや第2の側面20dの全面を金属面にしたりすることが考えられる。しかし、そのような構成であっても、第1及び第2の金属層21,22間に金属層が存在しない領域であるスリット領域を形成することができ、第1及び第2の金属層21,22をアクセラレータとして機能させることができる。なお、本実施形態は第2及び第3の実施の形態に適用することも可能である。
本発明は、以上の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能であり、それらも本発明に包含されるものであることは言うまでもない。
例えば、上記第1の実施の形態においては、第1の折り曲げ部10Bが筐体の第1の側面に対応して設けられているが、第2〜第4の側面のいずれかに対応して設けられていてもよい。また、第2の実施の形態において、第1及び第2の折り曲げ部10B,10Cが筐体の第1及び第2の側面にそれぞれ対応して設けられているが、第3及び第4の側面にそれぞれ対応して設けられていてもよく、第1及び第2の側面のいずれか一方と第3及び第4の側面のいずれか一方にそれぞれ対応して設けられていてもよく、第1〜第4の側面のすべてに対応して設けられていてもよい。
また、上記第1の実施の形態においては筐体20の第1の側面20cに第2の金属層22が設けられ、上記第2の実施の形態においては第1及び第2の側面20c,20dに第2及び第3の金属層22,23がそれぞれ設けられているが、これらは必須ではなく省略することも可能である。すなわち、少なくとも筐体20の背面20b(主面)に第1の金属層21が設けられていればよい。
また、上記各実施形態においては、平面コイルアンテナ10が数ターンのスパイラルパターンで構成されているが、1ターン未満のループパターンであってもよい。すなわち、平面コイルアンテナ10は、ループ状又はスパイラル状の平面コイルパターンであればよい。なお1ターン未満のループパターンの場合、そのターン数は3/4ターン以上であることが好ましく、ループの直径によって定義される円内を平面コイルアンテナ10の内径部12とすることができる。
1 アンテナ装置
2 アンテナ装置
3 アンテナ装置
4 アンテナ装置
10 平面コイルアンテナ
10A 平面コイルアンテナの平面部
10B 平面コイルアンテナの第1の折り曲げ部
10C 平面コイルアンテナの第2の折り曲げ部
10D 平面コイルアンテナの第3の折り曲げ部
11 フレキシブル基板
11a フレキシブル基板の一方の主面
11a フレキシブル基板の第1の平面
11a フレキシブル基板の第2の平面
11a フレキシブル基板の第3の平面
11b フレキシブル基板の他方の主面
12 平面コイルアンテナの内径部
13 磁性シート
20 筐体
20a 筐体の前面
20b 筐体の背面
20c 筐体の第1の側面
20d 筐体の第2の側面
20e 筐体の第3の側面
20f 筐体の第4の側面
21 第1の金属層
21m 余白領域
22 第2の金属層
22m 余白領域
23 第3の金属層
24A 第1の連結部
24B 第2の連結部
24 第2の金属層
30 NFCチップ
CN 第1のコーナー部
CN 第2のコーナー部
CN 第3のコーナー部
Ia 電流
Ib 渦電流
Ic 渦電流
SL スリット領域
SL スリット領域
SL スリット領域
φ 磁束
φ 磁束

Claims (16)

  1. 第1の平面に沿って設けられた平面部及び前記第1の平面と交差する第2の平面に沿って設けられた第1の折り曲げ部を含む平面コイルアンテナと、
    第1の金属層とを備え、
    前記平面部と前記第1の折り曲げ部の境界線は、前記平面コイルアンテナに囲まれた内径部を横切っており、
    前記第1の金属層は、前記平面コイルアンテナの前記平面部の少なくとも一部と前記内径部の少なくとも一部を覆っていることを特徴とするアンテナ装置。
  2. 前記平面コイルアンテナはフレキシブル基板上に形成され、前記フレキシブル基板と共に折り曲げられている、請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記平面コイルアンテナの前記第1の折り曲げ部の少なくとも一部と前記内径部の少なくとも一部を覆う第2の金属層をさらに備え、
    前記第1の金属層と前記第2の金属層とに挟まれた第1のスリット領域は前記平面コイルアンテナの前記内径部と平面視にて重なっている、請求項1又は2に記載のアンテナ装置。
  4. 前記第1のスリット領域を跨いで前記第1の金属層の一部と前記第2の金属層の一部とを接続する第1の連結部をさらに備える、請求項3に記載のアンテナ装置。
  5. 前記平面コイルアンテナを収容する携帯電子機器の筐体をさらに備え、
    前記第1及び第2の金属層は、前記筐体の一部を構成している、請求項3又は4に記載のアンテナ装置。
  6. 前記筐体は、
    前記第1の平面に沿った主面と、
    前記第2の平面に沿った第1の側面とを有し、
    前記第1の金属層は前記主面に形成されており、
    前記第2の金属層は前記第1の側面に形成されている、請求項5に記載のアンテナ装置。
  7. 前記第1の金属層は、前記主面の全面に形成されており、前記平面コイルアンテナの前記平面部の全部を覆っている、請求項6に記載のアンテナ装置。
  8. 前記第2の金属層は、前記第1の側面の全面に形成されており、前記平面コイルアンテナの前記第1の折り曲げ部の全部を覆っている、請求項6に記載のアンテナ装置。
  9. 前記平面コイルアンテナは、第1の平面と交差する第3の平面に沿って設けられた第2の折り曲げ部をさらに含み、
    前記平面部と前記第2の折り曲げ部の境界線は、前記内径部を横切っている、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
  10. 前記平面コイルアンテナの前記第2の折り曲げ部の少なくとも一部と前記内径部の少なくとも一部を覆う前記第3の金属層をさらに備え、
    前記第1の金属層と前記第3の金属層とに挟まれた第2のスリット領域は前記平面コイルアンテナの前記内径部と平面視にて重なっている、請求項9に記載のアンテナ装置。
  11. 前記第2のスリット領域を跨いで前記第1の金属層の一部と前記第3の金属層の一部とを接続する第2の連結部をさらに備える、請求項10に記載のアンテナ装置。
  12. 前記平面コイルアンテナを収容する携帯電子機器の筐体をさらに備え、
    前記第1乃至第3の金属層は、前記筐体の一部を構成している、請求項10又は11に一項に記載のアンテナ装置。
  13. 前記筐体は、
    前記第1の平面に沿った主面と、
    前記第2の平面に沿った第1の側面と、
    前記第3の平面に沿った第2の側面とを有し、
    前記第1の金属層は前記第主面に形成されており、
    前記第2の金属層は前記第1の側面に形成されており、
    前記第3の金属層は前記第2の側面に形成されている、請求項12に記載のアンテナ装置。
  14. 前記第1の金属層は、前記主面の全面に形成されており、前記平面コイルアンテナの前記平面部の全部を覆っている、請求項13に記載のアンテナ装置。
  15. 前記第2の金属層は、前記第1の側面の全面に形成されており、前記平面コイルアンテナの前記第1の折り曲げ部の全部を覆っている、請求項13に記載のアンテナ装置。
  16. 前記第3の金属層は、前記第2の側面の全面に形成されており、前記平面コイルアンテナの前記第2の折り曲げ部の全部を覆っている、請求項13又は15に記載のアンテナ装置。
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