JP2015211421A - アンテナ装置 - Google Patents
アンテナ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015211421A JP2015211421A JP2014093530A JP2014093530A JP2015211421A JP 2015211421 A JP2015211421 A JP 2015211421A JP 2014093530 A JP2014093530 A JP 2014093530A JP 2014093530 A JP2014093530 A JP 2014093530A JP 2015211421 A JP2015211421 A JP 2015211421A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal layer
- antenna coil
- antenna
- metal
- substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q7/00—Loop antennas with a substantially uniform current distribution around the loop and having a directional radiation pattern in a plane perpendicular to the plane of the loop
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q7/00—Loop antennas with a substantially uniform current distribution around the loop and having a directional radiation pattern in a plane perpendicular to the plane of the loop
- H01Q7/06—Loop antennas with a substantially uniform current distribution around the loop and having a directional radiation pattern in a plane perpendicular to the plane of the loop with core of ferromagnetic material
Landscapes
- Details Of Aerials (AREA)
Abstract
【課題】アンテナコイルとその上方にスリットを形成するための平面導体層との間の浮遊容量を低減してマッチングを取りやすくする。
【解決手段】アンテナ装置1は、基板10と、基板10上に形成されたループ状又はスパイラル状のアンテナコイル11と、アンテナコイル11と平面視にて重なる位置に設けられた第1及び第2の金属層12A,12Bとを備える。第1の金属層12Aと第2の金属層12Bとの間に挟まれた領域からなるスリットSLは、アンテナコイル11の内径部と重なっている。第1及び第2の金属層12A,12Bの少なくとも一方の平面形状はループ形状であり、アンテナコイル11は、第1及び第2の金属層12A,12Bの少なくとも一方のループ形状の開口部と平面視にて重なっている。
【選択図】図1
【解決手段】アンテナ装置1は、基板10と、基板10上に形成されたループ状又はスパイラル状のアンテナコイル11と、アンテナコイル11と平面視にて重なる位置に設けられた第1及び第2の金属層12A,12Bとを備える。第1の金属層12Aと第2の金属層12Bとの間に挟まれた領域からなるスリットSLは、アンテナコイル11の内径部と重なっている。第1及び第2の金属層12A,12Bの少なくとも一方の平面形状はループ形状であり、アンテナコイル11は、第1及び第2の金属層12A,12Bの少なくとも一方のループ形状の開口部と平面視にて重なっている。
【選択図】図1
Description
本発明は、アンテナ装置に関し、特に、特に、NFC(Near Field Communication:近距離無線通信)に好適なアンテナ装置に関するものである。
近年、スマートフォン等の携帯電子機器にはRFID(Radio Frequency Identification:電波による個体識別)システムが搭載されており、そのための通信手段としてリーダ・ライタ等と近距離無線通信を行うためのアンテナが搭載されている。
一方、内蔵回路を外部ノイズから保護すると共に機器内で発生するノイズの不要輻射を防止するため、携帯電子機器には金属シールドが設けられている。特に最近は、薄型化、軽量化、落下等の衝撃に対する耐久性、デザイン性等を考慮して、携帯電子機器の筐体自体が樹脂製から金属製となり、金属シールドを兼ねるケースも増えてきている。しかし、一般に金属シールドは電波を妨げることから、アンテナを設ける場合には金属シールドと重ならない位置に設ける必要があり、金属シールドが広範囲に設けられているときにはアンテナの配置が問題となる。
上記問題を解決するため、例えば特許文献1及び2に開示されたアンテナ装置は、導体層に開口部を形成すると共に当該開口部と外縁との間を連接するスリットを形成し、内径部が開口部と重なるようにアンテナコイルを配置している。このアンテナ装置によれば、コイル導体に電流が流れることにより生じる磁界を遮るように導体層に電流が流れ、そして導体層の開口部の周囲に流れる電流がスリットの周辺を通り、縁端効果により導体層の周囲にも電流が流れる。これにより、導体層からも磁界が生じ、導体層が磁束を大きく周回させるので、アンテナ装置と相手側アンテナとの通信距離を広げることができる。すなわち、導体層をアンテナコイルの通信距離を広げるアクセラレータとして機能させることができる。
また、特許文献3には、内側に導体開口部を有する板状導電部の一部をコイルの一部に重ねて配置した構成を有するアンテナ装置が記載されている。板状導電部に導体開口部を設けた場合、渦電流は導体開口部を避けて流れようとするため、コイル上の板状導電部に渦電流が集中して高密度となる。したがって、高密度の渦電流とコイルとの間の磁気結合を強めることができ、通信特性を向上させることが可能となるものである。
特許文献1、2に記載された従来のアンテナ装置において、導体層は全面がベタの金属面(ベタパターン)をなすものであるため、平面サイズの大きな導体層とコイル導体との間に大きな浮遊容量が発生してしまい、アンテナの周波数マッチングが取りづらくなるという問題がある。周波数マッチングではアンテナ回路にキャパシタンスを加えることで所望の共振周波数が設定されるが、浮遊容量によってすでにキャパシタンスが非常に大きい場合には、キャパシタンスを加えることによる周波数の調整が困難である。
したがって、本発明の目的は、アンテナの通信距離を確保しながら周波数マッチングを容易に行うことが可能なアンテナ装置を提供することにある。また、本発明の目的は、そのようなアンテナ装置を用いて構成された高性能な携帯電子機器を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明によるアンテナ装置は、基板と、前記基板上に形成されたループ状又はスパイラル状のアンテナコイルと、前記アンテナコイルと平面視にて重なる位置に設けられた第1及び第2の金属層とを備え、前記第1の金属層と前記第2の金属層との間に挟まれた領域からなるスリットは前記アンテナコイルの内径部と重なっており、前記第1及び第2の金属層の少なくとも一方の平面形状は開口部を有するループ形状であり、前記アンテナコイルは前記第1及び第2の金属層の少なくとも一方の前記開口部と平面視にて重なっていることを特徴とする。
本発明によれば、第1の金属層と第2の金属層とがアンテナコイルの磁束のループを大きく周回させるので、アンテナの通信距離を延ばすことができる。また、第1及び第2の金属層はいわゆるベタバータンではなくループパターンを構成しているので、アンテナコイルとの間に発生する浮遊容量を小さくすることができ、これによりアンテナの周波数マッチングを取りやすくすることができる。
本発明において、前記第1及び第2の金属層の両方の平面形状は開口部を有するループ形状であり、前記アンテナコイルは前記第1の金属層の前記開口部及び第2の金属層の前記開口部の両方と平面視にて重なっていることが好ましい。この構成によれば、第1及び第2の金属層とアンテナコイルとの間に発生する浮遊容量をさらに小さくすることができ、これによりアンテナの周波数マッチングを取りやすくすることができる。
本発明において、前記アンテナコイルは前記基板の一方の主面に形成されており、前記第1及び第2の金属層は、前記基板の他方の主面に形成されていることが好ましい。この構成によれば、第1及び第2の金属層がアンテナコイルに対して正確に位置決めされているので、アンテナ装置の取り扱いおよび設置が容易であり、さらにアンテナ特性の向上を図ることができる。
本発明によるアンテナ装置は、前記アンテナコイルと平面視にて重なる位置に設けられた第3及び第4の金属層をさらに備え、前記第3及び第4の金属層の両方の平面形状は開口部を有するループ形状であり、前記アンテナコイルは、前記第1乃至第4の金属層の各開口部と平面視にて重なっていることが好ましい。アンテナコイルの内径部を貫通する磁束が第1〜第4の金属層に囲まれた領域を通過することにより、磁束の通過を内径部に集中させることができ、これによりアンテナの通信距離を延ばすことができる。さらに、平面サイズが相対的に小さな第3及び第4の金属層を追加的に設けることにより、アンテナコイルと鎖交する磁束のロスを減らしながら磁束のループサイズを広げることができ、さらに効率良く通信距離を延ばすことができる。
本発明において、前記第1の金属層は全面がベタの金属面を有しており、前記第2の金属層の平面形状は開口部を有するループ形状であることもまた好ましい。この場合において、前記アンテナコイルが前記基板の一方の主面に形成されており、前記第1及び第2の金属層が前記基板の他方の主面に形成されていてもよい。また、前記アンテナコイルが前記基板の一方の主面に形成されており、前記第1の金属層が前記基板から離れて設けられており、前記第2の金属層が前記基板の他方の主面に形成されていてもよい。後者の構成によれば、第2の金属層として当該アンテナ装置が実装されるスマートフォン等の携帯電子機器の筐体を構成する金属体を利用することができ、第1の金属層を構成するための専用の金属層を省略することができる。したがって、材料コストの低減と軽量化を図ることができる。
本発明において、前記第1及び第2の金属層の少なくとも一方の前記ループ形状は全周に亘って一定の線幅を有することが好ましい。この構成によれば、ループパターンに流れる電流が安定化するので、アンテナ装置の通信の安定化を図ることができる。
本発明によるアンテナ装置は、前記アンテナコイルと平面視にて重なる位置に設けられた金属体と、前記アンテナコイルと前記金属体との間に設けられた磁性シートとをさらに備えることが好ましい。この構成によれば、アンテナコイルと鎖交する磁束ループの磁路を確保することができ、金属体の影響を低減することができる。
本発明によるアンテナ装置は、少なくとも前記アンテナコイルの前記内径部の中央部と平面視にて重なる位置に設けられた中心金属層をさらに備え、前記第1及び第2の金属層は、平面視にて前記中心金属層を挟んで両側にそれぞれ配置されていることが好ましい。この構成によれば、特に金属体がアンテナコイルから離れている場合に当該金属体の影響を低減することができ、アンテナの通信距離を向上させることができる。
本発明によれば、アンテナコイルの通信距離を延ばすと共に周波数マッチングを容易に行うことが可能なアンテナ装置を提供することができる。また、本発明によれば、そのようなアンテナ装置を用いて構成された高性能な携帯電子機器を提供することにある。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態によるアンテナ装置の構成を示す平面図であって、特に、図1(b)は図1(a)と同一方向からアンテナコイルを透過的に見た図である。また図2は、図1(a)のY−Y'線に沿ったアンテナ装置の断面図である。
図1(a)、(b)及び図2に示すように、このアンテナ装置1は、基板10と、基板10上に形成されたスパイラル状のアンテナコイル11と、アンテナコイル11と平面視にて重なるように設けられた第1及び第2の金属層12A,12Bと、アンテナコイル11から見て第1及び第2の金属層12A,12Bとは反対側に設けられた磁性シート14とを備えている。
基板10は例えばPET樹脂からなるフレキシブル基板であり、その平面サイズは例えば40×50mm、厚さは約30μmである。アンテナコイル11は略矩形のスパイラルパターン11aを有し、主に基板10の一方の主面10a(下面)に形成されている。アンテナコイル11はめっきにより形成してもよく、基板10の全面に予め形成された金属層のエッチング(パターニング)により形成してもよい。
アンテナコイル11のスパイラルパターン11aの両端はリード部11c,11dによって基板10のエッジまで引き出されており、特にスパイラルパターン11aの内周端はスパイラルのループを横切るブリッジ部11e及び基板10を貫通するスルーホール導体11fを経由してループの外側に引き出されている。アンテナコイル11の両端は例えばメイン回路基板に接続される。接続方法は特に限定されず、例えばフレキシブル素材の基板10と共にリード部11c、11dを延長してメイン回路基板と接続するように構成してもよく、あるいは給電ピンを用いて接続することも可能である。
本実施形態において、ブリッジ部11eは基板10の他方の主面10bに形成されている。ブリッジ部11eの一端及び他端は、スルーホール導体11f,11fを介してスパイラルパターン11aの内周端及びリード部11dの一端にそれぞれ接続されている。アンテナコイル11は基板10の一方及び他方の主面10a,10bに直接形成されたパターンだけで形成されているので、ブリッジ部11eを形成するために追加の金属層を重ねる必要がなく、その作製は容易である。特に、ブリッジ部11eは第2の金属層12Bのループ形状の内側に設けられているので、ブリッジ部12eが第2の金属層12Bと干渉することはなく、ブリッジ部11eを容易にレイアウトすることができる。
第1及び第2の金属層12A,12Bは、基板10の他方の主面10bに形成されている。第1及び第2の金属層12A,12Bの平面形状は、内側に開口部を有するループ形状(ループパターン)である。第1及び第2の金属層12A,12Bをいわゆるベタパターンとする従来のアンテナ装置では、第1及び第2の金属層12A,12Bとアンテナコイル11との間に大きな浮遊容量が発生するため、周波数マッチングにおいてキャパシタンスの追加により目標周波数(例えば13.56MHz)に合わせることが難しかった。しかし、第1及び第2の金属層12A,12Bをループパターンとした場合には、第1及び第2の金属層12A,12Bとアンテナコイル11との間の浮遊容量を小さくすることができ、アンテナの周波数マッチングを取りやすくすることができる。
アンテナコイル11から見て磁性シート14よりも遠方には金属体15が設けられている。この金属体15は、例えばアンテナ装置1が実装されるスマートフォン等の携帯電子機器のバッテリーケースである。アンテナコイル11と金属体15との間に磁性シート14を介在させることにより、金属体15がアンテナコイル11に与える影響を抑えてインダクタンスを高めることができ、これによりアンテナ特性の向上を図ることができる。
第1及び第2の金属層12A,12Bのループパターンの線幅は全周にわたって概ね一定であることが好ましい。これによれば、ループパターンに流れる電流が安定化するので、アンテナ装置の通信の安定化を図ることができる。なお線幅は完全に一定である必要はなく、多少の線幅の違いは許容される。具体的には、太い線幅のパターンは細い線幅のパターンの2倍以下であればよい。特に、X方向に延びてアンテナコイル11の内径部11bを横切る直線部分の幅は、他の直線部分の幅よりも太いことが好ましい。
第1の金属層12Aと第2の金属層12Bとの間には一定幅のスリットSLが設けられており、第1及び第2の金属層12A、12BはスリットSLによって電気的に絶縁分離されている。スリットSLの幅は同一方向におけるアンテナコイル11の内径部11bの幅よりも狭いことが好ましい。スリットSLは基板10の幅方向の中央であってアンテナコイル11の内径部11bを横切る位置に設けられている。すなわち、アンテナコイル11はその内径部11bがスリットSLと平面視にて重なるようにレイアウトされている。
第1及び第2の金属層12A,12Bの各々の開口部は、アンテナコイル11のスリットSLと略平行な部分及びアンテナコイル11の内径部11bと部分的に重なっていることが好ましい。すなわち、第1及び第2の金属層12A,12Bのループパターンのアンテナコイル11の形成領域と重なる部分12xは、アンテナコイル11のスパイラルパターン11aの直上ではなく、それよりも内径部11bの中央寄りに配置されていることが好ましい。このようにすることで、アンテナコイル11の磁束φによって発生して第1及び第2の金属層12A,12Bのループパターンに流れる電流を安定的に発生させることができる。
図3及び図4は、アンテナコイル11に対する第1及び第2の金属層12A,12Bの作用を説明するための図であって、図3は平面図、図4は断面図である。
図3及び図4に示すように、アンテナコイル11に反時計回りの電流Iaが流れるとき、アンテナコイル11の内径部11bを貫通する磁束φが発生し、この磁束φは第1及び第2の金属層12A,12B間のスリットSLを通過して第1の金属層及び第2の金属層12A,12Bの各々と鎖交する。一方、第1の金属層12A及び第2の金属層12Bにはこの磁束によって生じる電流が流れ、この電流はループ電流Ibとなる。ループ電流Ibの向きはアンテナコイル11に流れる電流Iaと同じく反時計回りである。
また、スリットSLを通過した磁束φは、第1の金属層12Aと第2の金属層12Bとの間のスリットSLを内側とし、第1の金属層12Aおよび第2の金属層12Bの外縁を外側とする経路を通って迂回しようとする。その結果、磁束φは相対的に大きなループを描き、リーダ・ライタのアンテナコイルと鎖交し、アンテナ装置1は通信相手側アンテナと磁気的に結合する。特に、第1の金属層12A、第2の金属層12B及びスリットSLを含む金属層全体の外周の平面サイズがアンテナコイル11の平面サイズよりも大きいことから、大きなループ磁界を生じさせることができる。さらに、アンテナコイル11から見て第1及び第2の金属層12A,12Bとは反対側に磁性シート14が設けられているので、磁束φの磁路を確保してインダクタンスを高めることができ、これによりアンテナ特性の向上を図ることができる。
第1及び第2の金属層12A,12Bが従来のベタパターンである場合、渦電流はベタパターンの中央部には流れないので、ベタパターンの中央部は電流経路として実質的に機能しない部分である。よってベタパターンの中央部を除去してループパターンを形成しても電流を流すことができる。そしてベタパターンの中央部を除去することにより、アンテナコイル11との間に発生する浮遊容量を小さくすることができ、これによりアンテナの周波数マッチングを取りやすくすることができる。
以上説明したように、本実施形態によるアンテナ装置1は、第1の金属層12Aと第2の金属層12Bとがアンテナコイル11の磁束φのループを大きく周回させるので、アンテナ装置1から通信相手側アンテナまでの通信距離を延ばすことができる。また、第1及び第2の金属層12A,12Bはループパターンを構成しているので、アンテナコイル11との間に発生する浮遊容量を小さくすることができ、これによりアンテナの周波数マッチングを取りやすくすることができる。
図5及び図6は、本発明の第2の実施の形態によるアンテナ装置の構成を示す図であって、図5は平面図、図6断面図である。
図5及び図6に示すように、このアンテナ装置2の特徴は、第1の金属層12Aがループパターンではなくベタパターンで構成されている点にある。すなわち、第2の金属層12Bだけがループパターンで構成されており、第1の金属層12Aは全面がベタの金属面を有するものである。その他の構成は第1の実施の形態と同様である。
以上説明したように、本実施形態によるアンテナ装置2は、第2の金属層12Bがループパターンとなっているので、第2の金属層12Bとアンテナコイル11との間の浮遊容量を小さくすることができ、これによりアンテナの周波数マッチングを取りやすくすることができる。なお、上記実施形態では第1の金属層12Aをベタパターンとし、第2の金属層12Bをループパターンとしたが、第1の金属層12Aをループパターンとし、第2の金属層12Bをベタパターンとしてもよい。すなわち、第1及び第2の金属層12A,12Bのどちらか一方がループパターンであり、他方がベタパターンであればよい。
図7及び図8は、本発明の第3の実施の形態によるアンテナ装置の構成を示す図であって、図7は平面図、図8は断面図である。
図7及び図8に示すように、このアンテナ装置3の特徴は、全面がベタの金属面をなす第1の金属層12Aが基板10から離れて設けられており、第2の金属層12Bだけが基板10の他方の主面10bに形成されている点にある。具体的には、第1の金属層12Aは、アンテナ装置3が内蔵されるスマートフォン等の携帯電子機器の筐体16の一部を構成するものである。上記のように、最近は携帯電子機器の筐体自体が樹脂製から金属製となり、金属シールドを兼ねるケースも増えてきている。そのため、筐体16を構成する金属体を第1の金属層12Aとして利用することで、第1の金属層12Aを構成するための専用の金属層を省略でき、材料コストを低減と軽量化を図ることができる。
図9及び図10は、本発明の第4の実施の形態によるアンテナ装置の構成を示す図であって、図9は平面図、図10は断面図である。
図9及び図10に示すように、このアンテナ装置4の特徴は、第1の金属層12Aと第2の金属層12Bとの間に中心金属層12Cが設けられている点にある。中心金属層12CはスリットSLと平行な細長い矩形パターンからなり、第1及び第2の金属層12A,12Bと共に基板10の他方の主面10bに形成されている。中心金属層12Cは平面視にてスリットSLの幅方向の中央に配置されており、第1の金属層12Aと第2の金属層12Bとの間に挟まれている。これによりスリットSLは分割され、第1及び第2のスリットSL1,SL2が形成される。アンテナコイル11の内径部11bは2本のスリットSL1,SL2と平面視にて重なっている。その他の構成は、第1の実施の形態と同様である。
特に限定されないが、2本のスリットSL1,SL2の幅は同一であることが好ましい。中心金属層12CのY方向の幅はスリットSL1、SL2の幅よりも広いことが好ましいが、広すぎるとスリットSL1、SL2の幅が極端に狭くなってしまうことから、適切な幅に設定する必要がある。なお分割前のスリットSLの幅はアンテナコイル11の内径部11bの幅よりも狭いことが必要である。中心金属層12CはスリットSLと同じ長さの細長いパターンでなくてもよく、少なくともアンテナコイル11の内径部の中央部と平面視にて重なる位置に設けられていればよい。
本実施形態によるアンテナ装置4は、第1の実施形態と同等かそれ以上の効果を奏することができる。すなわち、第1及び第2の金属層12A、12Bと中心金属層12Cとの組み合わせがアンテナコイル11の磁束を大きく周回させるので、アンテナ装置の通信距離を延ばすことができる。本実施形態は、アンテナコイル11から見て金属体15が比較的遠くに設けられている場合に特に有効である。すなわち、磁性シート14を挟んでアンテナコイル11の反対側に位置する金属体15の位置がアンテナコイル11から比較的遠い構成において中心金属層12Cを設けてスリットSLを2本のスリットSL1、SL2に分割した場合には、中心金属層12Cを設けない場合に比べて通信距離を確実に延ばすことができる。
図11は、本発明の第5の実施の形態によるアンテナ装置の構成を示す平面図である。
図11に示すように、このアンテナ装置5の特徴は、図1の構成において第1及び第2の金属層12A,12Bの各々がさらに2分割されている点にある。すなわち、アンテナ装置4は、第1の金属層12A1、第2の金属層12A2、第3の金属層12B1及び第4の金属層12B2を有している。これら第1〜第4の金属層12A1,12A2,12B1,12B2は、アンテナコイル11の内径部11bの中心を基準にして対称となるようにレイアウトされている。
アンテナコイル11に電流が流れるとき、アンテナコイル11の内径部11bを貫通する磁束φはスリットSL1、SL2を通過して第1〜第4の金属層12A1、12A2、12B1、12B2の各々と鎖交する。スリットSL1は、第1の金属層12A1と第3の金属層12B1との間に挟まれた領域並びに第2の金属層12A2と第4の金属層12B2との間に挟まれた領域を含む横方向のスリットであり、スリットSL2は第1の金属層12A1と第2の金属層12A2との間に挟まれた領域並びに第3の金属層12B1と第4の金属層12B2との間に挟まれた領域を含む縦方向のスリットであり、両者は直交関係にある。
第1〜第4の金属層12A1、12A2、12B1、12B2のループパターンの各々にはこの磁束φによって生じる電流が流れる。第1〜第4の金属層12A1、12A2、12B1、12B2の各々に発生する電流の向きはアンテナコイル11に流れる電流と同じく反時計回りである。
そして磁束φは第1〜第4の金属層12A1、12A2、12B1、12B2の外縁を外側とする経路を通って迂回しようとすることで相対的に大きなループを描き、リーダ・ライタのアンテナコイルと鎖交し、アンテナ装置1は通信相手側アンテナと磁気的に結合する。特に、第1〜第4の金属層12A1、12A2、12B1、12B2全体のカバー面積がアンテナコイル11の面積よりも大きいことから、大きなループ磁界を生じさせることができる。さらに、アンテナコイル11から見て第1〜第4の金属層12A1、12A2、12B1、12B2とは反対側に磁性シート15が設けられているので、磁束φの磁路を確保してインダクタンスを高めることができ、これによりアンテナ特性の向上を図ることができる。さらに、第1〜第4の金属層12A1、12A2、12B1、12B2はベタパターンの中央部が除去されたループパターンであるので、アンテナコイル11との間の浮遊容量を小さくすることができ、これによりアンテナの周波数マッチングを取りやすくすることができる。
図12及び図13は、本発明の第6の実施の形態によるアンテナ装置の構成を示す図であって、図12は平面図、図13は断面図である。
図12及び図13に示すように、このアンテナ装置6は第1の実施の形態の変形例であって、第1及び第2の金属層12A,12Bが基板10の他方の主面10bの上方であって、基板10から離れて設けられていることを特徴としている。第1及び第2の金属層12A,12Bは基板10上に形成されないことから、基板10のサイズの制約を受けない。そのため、第1及び第2の金属層12A,12Bは基板10よりも外側にはみ出して大きなループを描いている。これによれば、第1の実施の形態によるアンテナ装置1よりも大きなループ磁界を生じさせることができ、通信距離をさらに延ばすことが可能である。
図14(a)〜(c)は、アンテナ装置6における第1及び第2の金属層12A,12Bの配置の具体的なバリエーションを示す断面図である。
図14(a)に示すアンテナ装置6は、アンテナコイル11が形成された基板10上に貼り付けられた基板17を有し、第1及び第2の金属層12A,12Bは基板17上に形成されている。また図14(b)に示すアンテナ装置6において、第1及び第2の金属層12A,12Bは、アンテナ装置が内蔵されるスマートフォン等の携帯電子機器の筐体18の裏面に形成されている。また図14(c)に示すアンテナ装置6において、第1の金属層12Aは基板17上に形成されており、第2の金属層12Bは筐体18の裏面に形成されている。このように、第1及び第2の金属層12A,12Bは、同一平面に形成されてもよく、異なる平面に形成されてもよい。
以上説明したように、本実施形態によるアンテナ装置6は、第1の金属層12Aと第2の金属層12Bとがアンテナコイル11の磁束φのループを大きく周回させるので、アンテナ装置6から通信相手側アンテナまでの通信距離を延ばすことができる。また、第1及び第2の金属層12A,12Bはループパターンを構成しているので、アンテナコイル11との間に発生する浮遊容量を小さくすることができ、これによりアンテナの周波数マッチングを取りやすくすることができる。
第6の実施の形態は第1の実施の形態の変形例であるが、第2〜第5の実施の形態の変形例についても同様に考えることができる。すなわち、第2及び第3の実施の形態において第1及び第2の金属層12A,12Bが基板10から離れて設けられていてもよく、第4の実施の形態に行おいて第1及び第2の金属層12A,12B及び中心金属層12Cが基板10から離れて設けられていてもよく、第5の実施の形態において第1〜第4の金属層12A1、12A2、12B1、12B2が基板10から離れて設けられていてもよい。
本発明は、以上の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能であり、それらも本発明に包含されるものであることは言うまでもない。
例えば、上記実施形態においては、アンテナコイル11のブリッジ部11eを基板10の他方の主面10bに形成しているが、本発明はこの構成に限定されず、例えば基板10の一方の主面10aに形成されたスパイラルパターン11a上にPET等の絶縁膜を介してブリッジ部11eを重ねて形成してもよい。この場合、基板10の一方の主面10a側には2層の金属層が部分的に形成されることになるが、本発明におけるアンテナコイル11はこのような構成であってもよい。
また、上記実施形態においては、アンテナコイル11が数ターンのスパイラルパターンで構成されているが、1ターン未満のループパターンであってもよい。すなわち、アンテナコイル11は、ループ状又はスパイラル状の平面コイルパターンであればよい。
1〜4 アンテナ装置
10 基板
10a 基板の一方の主面
10b 基板の他方の主面
11 アンテナコイル
11a スパイラルパターン
11b 内径部
11c,11d リード部
11e ブリッジ部
11f スルーホール導体
12A 第1の金属層
12B 第2の金属層
12A1 第1の金属層
12A2 第2の金属層
12B1 第3の金属層
12B2 第4の金属層
12C 中心金属層
12x ループパターンの一部
14 磁性シート
15 金属体
16 筐体
17 基板
18 筐体
SL,SL1,SL2 スリット
10 基板
10a 基板の一方の主面
10b 基板の他方の主面
11 アンテナコイル
11a スパイラルパターン
11b 内径部
11c,11d リード部
11e ブリッジ部
11f スルーホール導体
12A 第1の金属層
12B 第2の金属層
12A1 第1の金属層
12A2 第2の金属層
12B1 第3の金属層
12B2 第4の金属層
12C 中心金属層
12x ループパターンの一部
14 磁性シート
15 金属体
16 筐体
17 基板
18 筐体
SL,SL1,SL2 スリット
Claims (10)
- 基板と、
前記基板上に形成されたループ状又はスパイラル状のアンテナコイルと、
前記アンテナコイルと平面視にて重なる位置に設けられた第1及び第2の金属層とを備え、
前記第1の金属層と前記第2の金属層との間に挟まれた領域からなるスリットは前記アンテナコイルの内径部と重なっており、
前記第1及び第2の金属層の少なくとも一方の平面形状は開口部を有するループ形状であり、
前記アンテナコイルは前記第1及び第2の金属層の少なくとも一方の前記開口部と平面視にて重なっていることを特徴とするアンテナ装置。 - 前記第1及び第2の金属層の両方の平面形状は開口部を有するループ形状であり、
前記アンテナコイルは前記第1の金属層の前記開口部及び第2の金属層の前記開口部の両方と平面視にて重なっている、請求項1に記載のアンテナ装置。 - 前記アンテナコイルは前記基板の一方の主面に形成されており、
前記第1及び第2の金属層は、前記基板の他方の主面に形成されている、請求項2に記載のアンテナ装置。 - 前記アンテナコイルと平面視にて重なる位置に設けられた第3及び第4の金属層をさらに備え、
前記第3及び第4の金属層の両方の平面形状は開口部を有するループ形状であり、
前記アンテナコイルは、前記第1乃至第4の金属層の各開口部と平面視にて重なっている、請求項2又は3に記載のアンテナ装置。 - 前記第1の金属層は全面がベタの金属面を有しており、
前記第2の金属層の平面形状は開口部を有するループ形状である、請求項1に記載のアンテナ装置。 - 前記アンテナコイルは前記基板の一方の主面に形成されており、
前記第1及び第2の金属層は前記基板の他方の主面に形成されている、請求項5に記載のアンテナ装置。 - 前記アンテナコイルは前記基板の一方の主面に形成されており、
前記第1の金属層は、前記基板から離れて設けられており、
前記第2の金属層は、前記基板の他方の主面に形成されている、請求項5に記載のアンテナ装置。 - 前記第1及び第2の金属層の少なくとも一方の前記ループ形状は全周に亘って一定の線幅を有する、請求項1乃至7のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
- 前記アンテナコイルと平面視にて重なる位置に設けられた金属体と、
前記アンテナコイルと前記金属体との間に設けられた磁性シートとをさらに備える、請求項1乃至8のいずれか一項に記載のアンテナ装置。 - 少なくとも前記アンテナコイルの前記内径部の中央部と平面視にて重なる位置に設けられた中心金属層をさらに備え、前記第1及び第2の金属層は、平面視にて前記中心金属層を挟んで両側にそれぞれ配置されている、請求項1乃至9のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014093530A JP2015211421A (ja) | 2014-04-30 | 2014-04-30 | アンテナ装置 |
US14/696,899 US20150303573A1 (en) | 2014-04-20 | 2015-04-27 | Antenna device |
CN201510218558.1A CN105048096A (zh) | 2014-04-30 | 2015-04-30 | 天线装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014093530A JP2015211421A (ja) | 2014-04-30 | 2014-04-30 | アンテナ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015211421A true JP2015211421A (ja) | 2015-11-24 |
Family
ID=54322765
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014093530A Pending JP2015211421A (ja) | 2014-04-20 | 2014-04-30 | アンテナ装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20150303573A1 (ja) |
JP (1) | JP2015211421A (ja) |
CN (1) | CN105048096A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019004439A1 (ja) * | 2017-06-30 | 2019-01-03 | 株式会社村田製作所 | Rficチップ付き物品 |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SG11201706175VA (en) * | 2015-01-30 | 2017-08-30 | Agency Science Tech & Res | Antenna structure for a radio frequency identification (rfid) reader, method of manufacturing thereof, rfid reader and rfid system |
US10090592B2 (en) * | 2015-10-29 | 2018-10-02 | Sonitus Technologies Inc. | Communication device |
CN105552537A (zh) * | 2015-12-11 | 2016-05-04 | 上海德门电子科技有限公司 | 一种双面板差分线圈型天线 |
CN105552545A (zh) * | 2016-01-28 | 2016-05-04 | 深圳市飞荣达科技股份有限公司 | Nfc天线装置及电子设备 |
US10447406B1 (en) * | 2016-05-20 | 2019-10-15 | General Atomics | Magnetic antenna structures having spatially varying profiles |
CN106549210B (zh) * | 2016-12-06 | 2023-03-21 | 华南理工大学 | 一种高容量及金属不敏感的双层无芯片标签天线 |
CN108695599A (zh) * | 2017-04-06 | 2018-10-23 | 比亚迪股份有限公司 | 天线组件及移动终端 |
CN109390676A (zh) * | 2017-08-04 | 2019-02-26 | 比亚迪股份有限公司 | 近场通信天线 |
CN108566234B (zh) * | 2018-03-16 | 2022-02-25 | 华勤技术股份有限公司 | 一种电子设备 |
CN108711674B (zh) * | 2018-05-23 | 2024-01-09 | 深圳市海德门电子有限公司 | 基于桥式跳线的双面板天线 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007324865A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Sony Chemical & Information Device Corp | アンテナ回路及びトランスポンダ |
GB2495419B (en) * | 2010-06-18 | 2015-05-27 | Murata Manufacturing Co | Communication terminal apparatus and antenna device |
WO2013069465A1 (ja) * | 2011-11-09 | 2013-05-16 | 株式会社村田製作所 | アンテナ装置および電子機器 |
JP5549788B2 (ja) * | 2012-02-02 | 2014-07-16 | 株式会社村田製作所 | アンテナ装置 |
JP5964163B2 (ja) * | 2012-07-18 | 2016-08-03 | Necトーキン株式会社 | アンテナ装置 |
JP2014027389A (ja) * | 2012-07-25 | 2014-02-06 | Nec Tokin Corp | アンテナ装置 |
-
2014
- 2014-04-30 JP JP2014093530A patent/JP2015211421A/ja active Pending
-
2015
- 2015-04-27 US US14/696,899 patent/US20150303573A1/en not_active Abandoned
- 2015-04-30 CN CN201510218558.1A patent/CN105048096A/zh active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019004439A1 (ja) * | 2017-06-30 | 2019-01-03 | 株式会社村田製作所 | Rficチップ付き物品 |
JP6508441B1 (ja) * | 2017-06-30 | 2019-05-08 | 株式会社村田製作所 | Rficチップ付き物品 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20150303573A1 (en) | 2015-10-22 |
CN105048096A (zh) | 2015-11-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2015211421A (ja) | アンテナ装置 | |
KR101789963B1 (ko) | 안테나 디바이스 | |
US10186753B2 (en) | Antenna device and portable electronic device using the same | |
JP6327405B2 (ja) | アンテナ装置および電子機器 | |
JP2016111455A (ja) | アンテナ装置及びこれを用いた携帯電子機器 | |
JP5783344B1 (ja) | 通信端末装置 | |
JP6516082B1 (ja) | アンテナ装置及び電子機器 | |
JP7060168B2 (ja) | アンテナ装置及び電子機器 | |
JP6129091B2 (ja) | アンテナ装置及びこれを用いた携帯電子機器 | |
US20160276749A1 (en) | Bent-shaped antenna device | |
US20170005395A1 (en) | Antenna device | |
JP2016140026A (ja) | アンテナ装置 | |
JP6515662B2 (ja) | アンテナ装置 | |
JP2017175246A (ja) | アンテナ装置及びこれを備える携帯無線機器 | |
US20170229761A1 (en) | Antenna device adn portable wireless device using the same | |
JP6981334B2 (ja) | 複合アンテナ装置及び電子機器 | |
JP5928496B2 (ja) | アンテナ装置及びこれを用いた携帯電子機器 | |
JP2016165155A (ja) | アンテナ装置及びこれを用いた携帯電子機器 | |
JP6627252B2 (ja) | アンテナ装置 | |
JP2015211422A (ja) | アンテナ装置 | |
JP6318826B2 (ja) | アンテナ装置 | |
JP6414622B2 (ja) | アンテナ装置および電子機器 | |
JP2016178527A (ja) | アンテナ装置 | |
JP6565379B2 (ja) | アンテナ装置 | |
JP6558106B2 (ja) | アンテナ装置 |