JP4672634B2 - ロータリーカッタ制御装置 - Google Patents
ロータリーカッタ制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4672634B2 JP4672634B2 JP2006291479A JP2006291479A JP4672634B2 JP 4672634 B2 JP4672634 B2 JP 4672634B2 JP 2006291479 A JP2006291479 A JP 2006291479A JP 2006291479 A JP2006291479 A JP 2006291479A JP 4672634 B2 JP4672634 B2 JP 4672634B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- length
- cutting
- rotary cutter
- cutter
- distance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Sawing (AREA)
- Control Of Cutting Processes (AREA)
Description
の設定長を切断長として、ロータリーカッタに、製品としての材料の切断を順次行わせることを特徴とする。
図3は、本発明の実施の形態によるロータリーカッタ制御装置の構成を示すブロック図である。このロータリーカッタ制御装置100−1は、図1に示したロータリーカッタ制御装置100に相当し、図2に示した従来のロータリーカッタ制御装置100−Pと比較すると、切断長設定部41−1の構成が異なる点で相違する。切断長設定部41−1は、マーク検出回路54からマーク検出信号を、切断完了検出回路43から切断完了信号をそれぞれ入力し、切断長を第1演算部42に、カッター位置決め信号を停止距離設定部61に出力する。
(1)設定長(固定)・・・これは、材料1を切断して製品を得る場合の、その製品の切断長である。
(2)カッター周長・・・これは、ロータリーカッタ2の円周に相当する切断長である。
(3)補正された設定長・・・これは、設定長(固定)に対し、真のマークの位置で切断できるように補正した切断長である。この補正された設定長は、所定の条件において、真のマーク手前の切断処理に用いられる。
切断長設定部41−1は、前述の(1)〜(3)のいずれかの切断長を第1演算部42に出力する。第1演算部42は、切断長を入力し、この入力した切断長を、タイミング信号発生部44から切断完了のタイミング信号を入力したタイミングで、次の切断処理を行うための演算に用いる。そして、切断長設定部41−1は、第1演算部42が次の切断処理の演算を開始した直後に、新たな切断長に更新する。(1)の場合の切断によって製品を得ることができるが、(2)(3)の場合の切断によっては製品を得ることができず、切断された材料1は廃材となる。
2000−2×990=20mm
この場合、カッター初期位置特定手段102は、材料残り長20mmを30mmとみなしてリミットをかけ、ロータリーカッタ2の刃が原点Cを基準として最小加速角度位置Aの+30.718度に位置決めされるように、カッター位置決め信号を出力する。
2000−2×720=560mm
この場合、カッター初期位置特定手段102は、ロータリーカッタ2の刃が、材料残り長560mmに対応する角度である、原点Cを基準として−51度に位置決めされるように、カッター位置決め信号を出力する。
2000−2×670=660mm
この場合、カッター初期位置特定手段102は、材料残り長660mmに対応する角度位置が、時計と同じ向きにおいてワークアングル限界位置Eと最小加速角度位置Aとの間の角度位置であるから、リミットをかけ、ロータリーカッタ2の刃が原点Cを基準として最小加速角度位置Aの+30.718度に位置決めされるように、カッター位置決め信号を出力する。
2000−1×1100=900mm
この場合、カッター初期位置特定手段102は、ロータリーカッタ2の刃が、材料残り長900mmからカッター周長687.1mmを減算した212.9mmに対応する角度である、原点Cを基準として+126.9度に位置決めされるように、カッター位置決め信号を出力する。
2 ロータリーカッタ
3 主軸
4 減速ギヤー
5 電動機
6 パルスジェネレータ
7 駆動制御回路
8 測長ロール
9 パルスジェネレータ
10 切断完了センサ
11 マークセンサ
40 定尺切断回路部
41 切断長設定部
42 第1演算部
43 切断完了検出回路
44 タイミング信号発生部
45 周長設定部
46 シート走行距離検出回路
47 モータ回転数検出回路
48 第2演算部
49,63 D/A変換器
50,64 関数発生器
51 F/V変換器
52 演算増幅器
53 第2比較部
54 マーク検出回路
60 停止距離設定部
61 停止距離設定部
62 可逆カウンタ
65 第1比較部
100 ロータリーカッタ制御装置
101 材料残り算出手段
102 カッター初期位置特定手段
103 ケース特定手段
104 カッター周長切替信号生成手段
105 真マーク有無判定手段
106 切断長選択手段
Claims (2)
- 材料をロータリーカッタに向けて走行させ、所定の切断長でロータリーカッタに材料を切断させる際に、製品としての切断が行われる材料の開始位置から、ロータリーカッタによる材料の切断位置までの間の初期長さの材料に対して前処理の切断を行わせ、前記前処理の切断が完了した後に、前記開始位置から製品としての切断を順次行わせるロータリーカッタ制御装置において、
前記前処理の切断を行う際に、前記初期長さの材料に対し、製品を得るための設定長で切断したときの材料残り長を算出する材料残り算出手段と、
ロータリーカッタの外周上の位置であって、ロータリーカッタにより材料を切断するために必要な最小限の位置を最小位置とし、材料の切断を開始する位置を切断開始位置とし、材料の切断を完了する位置を切断完了位置とし、切断開始位置と切断完了位置との間の中間位置を原点としたときの、該原点を基準にして最小位置と対称になる位置をワークアングル限界位置とし、ロータリーカッタの外周上の距離であって、前記切断開始位置から最小位置までの間の距離を最小距離とし、前記切断開始位置から最小位置を経由してワークアングル限界位置までの間の距離をワークアングル限界距離とした場合に、前記材料残り長、ロータリーカッタの周長、最小距離及びワークアングル限界距離に基づいて、切断パターンのケースを特定するケース特定手段と、
前記材料残り長及び切断パターンのケースにより、運転を開始する際のロータリーカッタの初期位置を特定し、該初期位置に位置決めさせるための位置決め信号を出力するカッター初期位置特定手段と、
前記製品を得るための設定長を第1の設定長、ロータリーカッタの周長を第2の設定長、及び、最小距離から材料残り長を減算して補正値を求め、または、第2の設定長に最小距離を加算した加算結果から材料残り長を減算して補正値を求め、第1の設定長から前記補正値のうちのいずれかを減算した結果を第3の設定長とした場合に、これらの設定長のうちのいずれかを切断長として選択し、該切断長を出力する切断長選択手段とを備え、
前記カッター初期位置特定手段により出力された位置決め信号により、ロータリーカッタを初期位置に位置決めし、前記切断長選択手段により出力された切断長になるように、ロータリーカッタに材料を切断させ、前記前処理の切断が完了した後に、第1の設定長を切断長として、ロータリーカッタに、製品としての材料の切断を順次行わせることを特徴とするロータリーカッタ制御装置。 - 請求項1に記載のロータリーカッタ制御装置において、
さらに、前記ケース特定手段により特定された、材料残り長がワークアングル限界距離よりも長い場合のケースについて、カッター周長切替信号を生成して出力するカッター周長切替信号生成手段と、
前記製品を得るための設定長と、製品としての切断が行われる材料の開始位置をトラッキングした場合の該開始位置とロータリーカッタにおける材料の切断位置との間のトラッキング距離とを比較し、前記設定長よりもトラッキング距離の方が小さい場合に、補正設定値切替信号を生成して出力する補正設定値切替信号生成手段とを備え、
前記切断長選択手段が、前記カッター周長切替信号を入力した場合に、前記第2の設定長を切断長として選択し、前記補正設定値切替信号を入力した場合に、前記第3の設定長を切断長として選択することを特徴とするロータリーカッタ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006291479A JP4672634B2 (ja) | 2006-10-26 | 2006-10-26 | ロータリーカッタ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006291479A JP4672634B2 (ja) | 2006-10-26 | 2006-10-26 | ロータリーカッタ制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008105147A JP2008105147A (ja) | 2008-05-08 |
JP4672634B2 true JP4672634B2 (ja) | 2011-04-20 |
Family
ID=39438938
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006291479A Expired - Fee Related JP4672634B2 (ja) | 2006-10-26 | 2006-10-26 | ロータリーカッタ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4672634B2 (ja) |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5251188A (en) * | 1975-10-23 | 1977-04-23 | Mitsubishi Electric Corp | Controlling device for cutting |
JPS5828496A (ja) * | 1982-07-19 | 1983-02-19 | レンゴ−株式会社 | ロ−タリカツタの切断制御装置 |
JPS59156728U (ja) * | 1983-04-01 | 1984-10-20 | 川崎製鉄株式会社 | 鋼板剪断ライン |
JPS6133679B2 (ja) * | 1979-12-24 | 1986-08-04 | Rengoo Kk | |
JPH0724628A (ja) * | 1993-07-14 | 1995-01-27 | Fuji Electric Co Ltd | 切断機 |
JP2001129790A (ja) * | 1999-11-02 | 2001-05-15 | Nippon Reliance Kk | ロータリーカッタの制御装置 |
JP2001300634A (ja) * | 1993-10-07 | 2001-10-30 | Kawasaki Steel Corp | エンドレス熱延鋼帯の圧延切断方法 |
JP2003136329A (ja) * | 2001-10-31 | 2003-05-14 | Nippon Reliance Kk | 走間切断機のトルクブースト方法および装置 |
-
2006
- 2006-10-26 JP JP2006291479A patent/JP4672634B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5251188A (en) * | 1975-10-23 | 1977-04-23 | Mitsubishi Electric Corp | Controlling device for cutting |
JPS6133679B2 (ja) * | 1979-12-24 | 1986-08-04 | Rengoo Kk | |
JPS5828496A (ja) * | 1982-07-19 | 1983-02-19 | レンゴ−株式会社 | ロ−タリカツタの切断制御装置 |
JPS59156728U (ja) * | 1983-04-01 | 1984-10-20 | 川崎製鉄株式会社 | 鋼板剪断ライン |
JPH0724628A (ja) * | 1993-07-14 | 1995-01-27 | Fuji Electric Co Ltd | 切断機 |
JP2001300634A (ja) * | 1993-10-07 | 2001-10-30 | Kawasaki Steel Corp | エンドレス熱延鋼帯の圧延切断方法 |
JP2001129790A (ja) * | 1999-11-02 | 2001-05-15 | Nippon Reliance Kk | ロータリーカッタの制御装置 |
JP2003136329A (ja) * | 2001-10-31 | 2003-05-14 | Nippon Reliance Kk | 走間切断機のトルクブースト方法および装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008105147A (ja) | 2008-05-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2008257550A (ja) | 数値制御装置 | |
TWI295600B (ja) | ||
JP2019152936A (ja) | 工作機械の加工シミュレーション装置 | |
JP4672634B2 (ja) | ロータリーカッタ制御装置 | |
JP2020019097A (ja) | 工作機械 | |
JP6177451B2 (ja) | モーター駆動装置、シート搬送装置、及び画像形成装置 | |
JP2006211879A (ja) | 情報処理装置及びモータ制御方法 | |
JP2008225652A (ja) | 数値制御装置 | |
JP6457588B2 (ja) | 数値制御装置 | |
JP2010228357A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH10323774A (ja) | レーザ加工方法およびその装置 | |
JP2001136774A (ja) | モータ制御装置、画像形成装置、モータ制御方法および記憶媒体 | |
JP5186946B2 (ja) | ランダムミシン加工機 | |
JP4461667B2 (ja) | 電子カム方式ロータリカッタ制御方法及び装置 | |
JP3391051B2 (ja) | 切断機 | |
JP2005021959A (ja) | ヘミング加工方法およびヘミング加工装置 | |
JP5887754B2 (ja) | レーザ加工システム、レーザ加工方法 | |
JP6560996B2 (ja) | 工作機械の数値制御装置、工作機械 | |
JP2020131343A (ja) | ロータリーシャー制御装置 | |
JP4733540B2 (ja) | 走行制御装置、及びその装置における走行制御方法 | |
JP5547601B2 (ja) | 数値制御装置 | |
JP5473137B2 (ja) | プレス機械用タイミング装置 | |
JP2712172B2 (ja) | サーボモータ制御装置 | |
JPS60141424A (ja) | 走間切断機 | |
JP2806688B2 (ja) | 印刷装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101015 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101207 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20101228 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110119 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140128 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |