JP4672027B2 - 粉体塗装ガンおよび粉体塗装システム - Google Patents

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Description

本発明は、一般的に粉体塗装に関する。
近時、塗装の分野では、溶剤の排出規制等から粉体塗装が注目されている。粉体塗装は、従来から家電製品、事務机等の家具、ロッカー等のための塗装方法として広く用いられている。粉体塗装では、一般的に、負の静電荷を与えた熱硬化性の粉体塗料(本明細書では単に粉体と称する)を、粉体塗装ガンを用いて、正の電荷を与えられている塗装対象物へ向けて吹付、付着させた後に、該粉体が付着した塗装対象物を所定温度まで昇温して粉体を焼付けるようになっている。
粉体塗装ガンは、搬送空気によって粉体容器内から供給された粉体を塗装対象物へ向けて吹付けるが、その際に粉体塗装ガンのノズル出口での粉体の流速が高すぎると、塗装対象物表面への粉体の塗装効率が低くなる。特に、複数の区画を有したロッカー等の薄板で形成した箱状の塗装対象物の場合、区画を仕切る仕切壁と、ロッカーの天壁、後壁、底壁との間には隙間が形成されており、該隙間を通過する際、ノズルから搬送空気と共に吹付けられた粉体の流速が高くなり、天壁、後壁、底壁の内面において、前記隙間に隣接した部分には、粉体が十分に付着しない領域、いわゆる「スケ領域」が形成される。
図6を参照すると、こうした薄板で形成した塗装対象物の一例として4連ロッカー200が図示されている。4連ロッカー200は、水平に配置された天壁202と、天壁202に平行な底壁204と、天壁202と底壁204の間で鉛直に配向された一対の側壁206、208と、天壁202、底壁204、側壁206、208に垂直に配向された後壁210を具備して箱形に形成されており、該箱の内部空間は、所定の間隔で鉛直に配置された3枚の仕切壁212、214、216によって、第1の区画220、第2の区画230、第3の区画240、第4の区画250に区分けされている。
所定の間隔で鉛直に配置された3枚の仕切壁212、214、216は、夫々、天壁202、底壁204および後壁210に対して連結されているが、仕切壁212、214、216と、天壁202、底壁204および後壁210の間には、隙間が形成されていることが多い。こうした、塗装対象物を粉体塗装によって塗装する際には、上記隙間によって、天壁202、底壁204および後壁210には、部分的に粉体が付着せずに十分に塗装されない領域、いわゆる「スケ領域」が形成される。
図6の例では、第3の区画240の内部を塗装する場合には、隣接した第2と第4の区画230、250において、仕切壁214、216に隣接した天壁202、底壁204および後壁210の内表面の一部にスケ領域260、262、264、266、270、272、274、276が形成される。
本発明は、こうした従来技術の問題点を解決することを技術課題としており、スケ領域が形成されないようにした粉体塗装ガンおよび粉体塗装システムを提供することを目的としている。
本発明によれは、粉体塗装ガンにおいて、管状の本体、該本体の先端に設けられ粉体を放出する少なくとも1つの噴口、および、前記少なくとも1つの噴口に連通し前記本体において前記少なくとも1つの噴口の反対側の基端部に取付けられ粉体の供給を受け入れる継手を有した主ノズルと、該本体の先端において前記主ノズルの噴口よりも前方に配置され粉体を放出する少なくとも1つの噴口、および、前記少なくとも1つの噴口に連通し前記本体において前記噴口の反対側の基端部に取付けられ粉体の供給を受け入れる継手を有した副ノズルとを具備した粉体塗装ガンを要旨とする。
また、本発明の他の特徴によれば、粉体塗装システムにおいて、管状の本体、該本体の先端に設けられ粉体を放出する少なくとも1つの噴口、および、前記少なくとも1つの噴口に連通し前記本体において前記少なくとも1つの噴口の反対側の基端部に取付けられ粉体の供給を受け入れる継手を有した主ノズルと、該本体の先端において前記主ノズルの噴口よりも前方に配置され粉体を放出する少なくとも1つの噴口、および、前記少なくとも1つの噴口に連通し前記本体において前記少なくとも1つの噴口の反対側の基端部に取付けられ粉体の供給を受け入れる継手を有した副ノズルと、前記主ノズルおよび副ノズルの継手に連通し、該主ノズルおよび副ノズルに粉体を供給する粉体供給源と、前記粉体供給源から前記主ノズルおよび副ノズルへ粉体を搬送するための空気搬送手段と、前記主ノズルへ供給される粉体量と、前記副ノズルへ供給される粉体量とを独立に制御する制御装置とを具備した粉体塗装システムが提供される。
図1を参照すると、本発明の好ましい実施形態による粉体塗装ガン100は、主ノズル10と、副ノズル20とを具備している。主ノズル10は管状の本体12を具備し、該本体12の先端には噴口が形成されたノズルチップ部材14が取付けられており、本体12においてノズルチップ部材14とは反対側の基端側には電気コネクタ16および継手18が取付けられている。
副ノズル20は管状の本体22を具備し、該本体22は、その先端において一対の管路72に分岐しており、該管路72の先端の各々には噴口が形成されたノズルチップ部材24が取付けられている。本体22においてノズルチップ部材24とは反対側のの基端には継手28が取付けられている。副ノズル20は、ブラケット64、66によって、主ノズル10に対して平行となるように、主ノズル10に取付けられている。
主ノズル10の電気コネクタ16には、電力供給ラインとしての電線74が接続され、該電線74は電源装置78に接続されている。主ノズル10の本体12内には電気コネクタ16に接続された電線(図示せず)が先端へ向けて延設され、本体12の先端部分においてノズルチップ部材14内に配設された電極14aに接続されており、ノズルチップ部材14の噴口から放出される粉体に静電荷を付与するようになっている。更に、電極14aには一対の副電線26が接続されており、該副電線26の各々は、副ノズル20のノズルチップ部材24に接続され、該ノズルチップ部材24の噴口から放出される粉体に静電荷を付与するようになっている。
主ノズル10の継手18には主粉体供給管路68が接続され、副ノズル20の継手28には副粉体供給管路70が接続されている。粉体供給管路68、70は、粉体供給装置30の第1と第2のイジェクタ34、38に夫々接続されており、第1と第2のイジェクタ34、38は、粉体容器32内の粉体Pに部分的に挿入され粉体Pを吸引するための粉体吸引管36、40を夫々有している。第1と第2のイジェクタ34、38には、第1と第2の搬送用空気供給管路42、44および空気制御装置50を介してコンプレッサのような空気源48から搬送空気が供給される。また、粉体容器32には、流動化用空気供給管路46および空気制御装置50を介して流動化空気が供給される。
一例として、空気制御装置50は、第1の搬送用空気供給管路42に設けられた第1の流量制御弁52および第1の遮断弁54、第2の搬送用空気供給管路44に設けられた第2の流量制御弁56および第2の遮断弁58、流動化用空気供給管路46に設けられた流量制御弁60および遮断弁62、並びに上記各弁を駆動するための駆動回路(図示せず)を具備することができる。
以下、本実施形態の作用を説明する。
先ず、塗装の開始に先立って遮断弁62を開き、所定流量の流動化空気を空気源48から粉体容器32内の底部へ供給し、粉体容器32内に粉体の流動床を形成する。粉体容器32内に適切な粉体の流動床が形成されるように、流量制御弁60によって流動化用空気の流量が制御される。次いで、第1と第2の遮断弁54、58を開くことによって、第1と第2のイジェクタ34、38に搬送空気が供給され、これによって、粉体容器32内で流動している粉体が粉体吸引管36、40を介して第1と第2のイジェクタ34、38内に吸引され、上記搬送空気と共に、粉体供給管路68、70を介して主ノズル10および副ノズル20へ供給される。適切な流速でノズルチップ部材14、24の夫々の噴口から粉体が放出されるように、第1と第2の搬送用空気供給管路42、44を流通する搬送空気流量が流量制御弁52、56によって独立に制御される。また、第1と第2の遮断弁を独立に開閉することによって、主ノズル10から放出される粉体と、副ノズル20から放出される粉体とを独立にオンーオフすることが可能となる。従って、本実施形態によれば、スケが発生し易い領域の近傍で、主ノズル10からの粉体の放出を停止して、副ノズル20から低速で粉体を放出することによって、こうした領域にも充分に粉体を付着させることが可能となる。
本発明の好ましい実施形態による粉体塗装ガン100を説明したが、粉体塗装ガン100は単体で用いても、或いは、図4に示すように、他の粉体塗装ガンと組合わせて用いてもよい。図4は、図5に示したような4連ロッカーの内面を塗装するための塗装システムを示している。
図4において、塗装システム120は、直交するX、Y、Z軸方向に移動可能に設けられたキャリア122を具備しており、該キャリア122は、水平に延設された4本の腕124〜130が取付けられている。腕124〜130は、鉛直方向に異なる高さに配置されており、最上段の腕124の先端部には、図1に示した粉体塗装ガン100と同様の粉体塗装ガン110が取付けられている。最下段の腕130に取付けた粉体塗装ガン116も同様に図1の粉体塗装ガン100であるが、最上段の腕124に取付けた粉体塗装ガン110とは上下反対向きに取付けられている。最上段の腕124と最下段の腕130の間の2本の腕126、128には、図1の粉体塗装ガンの主ノズル10のみを具備した粉体塗装ガン112、114が取付けられている。4つの粉体塗装ガン110〜116は、最上段の粉体塗装ガン110と最下段の粉体塗装ガン116の主ノズルの噴口および粉体塗装ガン112、114の噴口が同一の略鉛直線上に配置されるように、腕124〜130に取付けられている。
以下、図6に示したような4連ロッカーの内面を塗装する場合を一例として、図4の実施形態の作用を説明する。図5では、塗装システム120が、4つの塗装ガン110、112、114、116にて略示されている。塗装開始に先立ち、先ず、キャリア122が4連ロッカー200の1つの区画、図5では第1の区画220に関して初期位置に配置される。この初期位置では、キャリア122は、図5に示すように、キャリア122に取付けた塗装ガン110〜116がX軸方向に第1の区画220の中心に位置し、最上段の塗装ガン110がZ軸方向に4連ロッカー200の天壁202の直ぐ下側に位置し、かつ、塗装ガン110〜116の先端が、Y軸方向に4連ロッカー200から所定距離を以て離間するように配置される。このとき、4つの塗装ガン110〜116と、塗装対象物である4連ロッカー200との間に所定での電圧を印加して、両者間に電界を形成する。キャリア122が初期位置へ移動する前に、4つの塗装ガン110〜116と4連ロッカー200との間に電界を形成しておいてもよい。
次に、キャリア122は、図6において一点鎖線S11で示すように、Y軸に沿って4連ロッカー200へ向けて接近動作を開始する。キャリア122の接近動作に前後して、最上段の塗装ガン110および最下段の塗装ガン116の主ノズルおよび2段目と3段目の塗装ガン112、114から粉体を放出する。このとき、最上段の塗装ガン110および最下段の塗装ガン116の副ノズルからは粉体は放出されていない。
4つの塗装ガン110〜116が、4連ロッカー200の第1の区画220内に進入すると、4つの塗装ガン110〜116から吹付けられる粉体は、上記電界によって、該区画220の内面、より詳細には、4連ロッカー200の側壁206の内面、天壁202の内面、仕切壁212の内面に付着する。キャリア122がY軸方向に更に移動し、図5において点P1tに到達すると、キャリア122のY軸方向への移動が停止し、かつ、4つの塗装ガン110〜116の先端からの粉体の放出が停止し、最上段の塗装ガン110の副ノズルから粉体を放出する。点P1tは、最上段の塗装ガン110および最下段の塗装ガン116の主ノズルまたは副ノズルの先端が、4連ロッカー200の後壁210から所定の距離離間した位置とすることができる。
最上段の塗装ガン110の副ノズルが粉体を低流速で放出するので、従来技術のように、4連ロッカー200の上方部分での、天壁202と仕切壁212との間および後壁210と仕切壁212との間の隙間を粉体が吹抜けることによる、粉体の付着が不十分となる領域、いわゆる「スケ領域」の発生が防止される。
副ノズルからの粉体の放出後、所定時間が経過すると、副ノズルからの粉体の放出が停止され、最上段の塗装ガン110および最下段の塗装ガン116の主ノズルおよび2段目と3段目の塗装ガン112、114から粉体を放出され、キャリア122は、4つの塗装ガン110〜116を、一点鎖線S12で示すように、点P1tからZ軸方向に下方へ移動させる。これによって、4連ロッカー200の後壁210の内面、側壁202と後壁206との間の隅部、および、側壁202と仕切壁212との間の隅部に粉体が付着する。
キャリア122によって、4つの塗装ガン110〜116がZ軸方向へ所定距離下動し、図5において点P1bに到達すると、キャリア122によるZ軸方向への移動が停止し、かつ、4つの塗装ガン110〜116の先端からの粉体の放出が停止し、最下段の塗装ガン116の副ノズルから粉体が放出される。点P1bは、最下段の塗装ガン116が、4連ロッカー200の底壁204から所定の距離離間した位置とすることができる。
最下段の塗装ガン116の副ノズルが粉体を低流速で放出するので、従来技術のように、4連ロッカー200の下方部分での、底壁204と仕切壁212との間および後壁210と仕切壁212との間の隙間を粉体が吹抜けることによる、粉体の付着が不十分となる領域、いわゆる「スケ領域」の発生が防止される。
副ノズルからの粉体の放出後、所定時間が経過すると、副ノズルからの粉体の放出が停止され、最上段の塗装ガン110および最下段の塗装ガン116の主ノズルおよび2段目と3段目の塗装ガン112、114から粉体を放出され、キャリア122は、4つの塗装ガン110〜116を、一点鎖線S13で示すように、点P1bからY軸方向に第1の区画220の開口部へ向けて移動させる。これによって、4連ロッカー200の底壁204の内面、側壁202の下方領域、および、仕切壁212の下方領域に粉体が付着する。
キャリア122がY軸方向へ移動し、4つの塗装ガン110〜116の先端が第1の区画220の開口部を超えると、キャリア122は、4つの塗装ガン110〜116を第2の区画230に対して上述した初期位置に移動させ、S21、P2t、S22、P2b、S23において、上述したS11、P1t、S12、P1b、S13における塗装工程と同様の塗装工程を実施する。同様に、第3の区画240でも、S31、P3t、S32、P3b、S33において、上述したS11、P1t、S12、P1b、S13における塗装工程と同様の塗装工程が実施され、更に、第4の区画250でも、S41、P4t、S42、P4b、S43において、上述したS11、P1t、S12、P1b、S13における塗装工程と同様の塗装工程が実施される。
本発明の好ましい実施形態による粉体塗装ガンの側面図および該粉体塗装ガンを備えた粉体塗装システムの略図である。 図1の粉体塗装ガンの平面図である。 図1の粉体塗装ガンの正面図である。 図1の粉体塗装ガンを他の粉体塗装ガンと組合わせた実施形態である。 図4の実施形態によって4連ロッカーの内面を塗装する方法を説明する図である。 4連ロッカーの斜視図である。
符号の説明
100 粉体塗装ガン
10 主ノズル
12 本体(主ノズル)
14 ノズルチップ
14a 電極
16 電気コネクタ
18 継手
20 副ノズル
22 本体(副ノズル)
24 ノズルチップ
72 管路
26 副電線
28 継手
64 ブラケット
66 ブラケット
74 電線
78 電源装置

Claims (10)

  1. 粉体塗装ガンにおいて、
    管状の本体、該本体の先端に設けられ粉体を放出する少なくとも1つの噴口、および、前記少なくとも1つの噴口に連通し前記本体において前記少なくとも1つの噴口の反対側の基端部に取付けられ粉体の供給を受け入れる継手を有した主ノズルと、
    前記主ノズルに取付けられた管状の本体、該本体の先端において前記主ノズルの噴口よりも前方に配置され粉体を放出する少なくとも1つの噴口、および、前記少なくとも1つの噴口に連通し前記本体において前記少なくとも1つの噴口の反対側の基端部に取付けられ粉体の供給を受け入れる継手を有した副ノズルとを具備した粉体塗装ガン。
  2. 前記主ノズルは、
    前少なくとも1つの記噴口を臨むように配置された電極と、
    主ノズルの基端部に取付けられ、かつ、前記電極に接続された電力供給ラインを接続するための電気コネクタとを更に有する請求項1に記載の粉体塗装ガン。
  3. 前記副ノズルの少なくとも1つの噴口を臨むように配置された電極と、
    前記主ノズルの電極と前記副ノズルの電極とを接続する副電力供給ラインとを更に具備する請求項2に記載の粉体塗装ガン。
  4. 粉体塗装システムにおいて、
    管状の本体、該本体の先端に設けられ粉体を放出する少なくとも1つの噴口、および、前記少なくとも1つの噴口に連通し前記本体において前記少なくとも1つの噴口の反対側の基端部に取付けられ粉体の供給を受け入れる継手を有した主ノズルと、
    前記主ノズルに取付けられた管状の本体、該本体の先端において前記主ノズルの噴口よりも前方に配置され粉体を放出する少なくとも1つの噴口、および、前記少なくとも1つの噴口に連通し前記本体において前記少なくとも1つの噴口の反対側の基端部に取付けられ粉体の供給を受け入れる継手を有した副ノズルと、
    前記主ノズルおよび副ノズルの継手に連通し、該主ノズルおよび副ノズルに粉体を供給する粉体供給源と、
    前記粉体供給源から前記主ノズルおよび副ノズルへ粉体を搬送するための空気搬送手段と、
    前記主ノズルへ供給される粉体量と、前記副ノズルへ供給される粉体量とを独立に制御する制御装置とを具備した粉体塗装システム。
  5. 前記主ノズルは、
    前記少なくとも1つの噴口を臨むように配置された電極と、
    主ノズルの基端部に取付けられ、かつ、前記電極に接続された電力供給ラインを接続するための電気コネクタとを更に有する請求項4に記載の粉体塗装システム。
  6. 前記副ノズルの少なくとも1つの噴口を臨むように配置された電極と、
    前記主ノズルの電極と前記副ノズルの電極とを接続する副電力供給ラインとを更に具備する請求項5に記載の粉体塗装システム。
  7. 前記粉体供給源は、
    粉体を収納した粉体容器と、
    前記主ノズルの継手および前記空気搬送手段に連通する第1のイジェクタと、
    前記副ノズルの継手および前記空気搬送手段に連通する第2のイジェクタとを具備し、
    前記第1と第2のイジェクタの各々は、前記粉体容器内の粉体にに部分的に挿入され該粉体を吸引するための粉体吸引管を有して成る請求項4に記載の粉体塗装システム。
  8. 前記空気搬送手段が、
    圧縮空気源と、
    前記圧縮空気原を前記第1のイジェクタに接続する第1の搬送用空気供給管路と、
    前記圧縮空気原を前記第2のイジェクタに接続する第2の搬送用空気供給管路とを具備する請求項7に記載の粉体塗装システム。
  9. 前記制御装置が、
    前記第1の搬送用空気供給管路に設けられた第1の空気流量制御弁と、
    前記第2の搬送用空気供給管路に設けられた第2の空気流量制御弁とを具備する請求項8に記載の粉体塗装システム。
  10. 前記圧縮空気原と前記粉体容器とを接続する流動化用空気供給管路と、
    前記流動化用空気供給管路に設けられた第3の空気流量制御弁とを更に具備した請求項9に記載の粉体塗装システム。
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