JP4671513B2 - パチンコ機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機に関するもので、より詳細には、所定の保留条件下においては始動手段への遊技球の入賞検出を契機として抽出した乱数を所定の記憶領域に格納する一方、前記保留条件が解除された場合には格納した乱数を読み出して該当する記憶領域を解放し、該読み出した乱数が遊技者に有利な特別遊技へ移行させるための大当たり情報を含むか否かの抽出結果を報知するようにしたパチンコ機の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来よりパチンコ機には、特別遊技に移行した場合に、例えば変動入賞装置を開成するなどして遊技者が大きな利益を得られるようにしたものがある。この種のパチンコ機は、通常、図柄表示装置と始動口とを備えて構成したものが一般的である。図柄表示装置は、その表示部に3つの表示領域を有した液晶表示器によって構成されており、各表示領域においてそれぞれ複数の図柄を可変表示することが可能である。始動口は、図柄表示装置を可変表示させるための契機となるもので、遊技球の検出スイッチを具備している。
【0003】
このパチンコ機では、始動口へ遊技球が入賞すると、検出スイッチによる遊技球の入賞検出を契機として図柄表示装置が可変表示を開始する。図柄表示装置が可変表示を開始してから所定の可変時間が経過すると、それぞれの表示領域に順次図柄が停止表示される。このとき、各表示領域に停止表示された3つの図柄が予め定めた特定の態様となった場合、例えばすべての図柄が揃った場合には、大当たりとなって特別遊技に移行し、通常時においては閉成している変動入賞装置が開成するようになる。この結果、変動入賞装置に対する入賞数が短時間に大量となり、各入賞に対してそれぞれ賞球が払い出されるため、遊技者に対してきわめて大きな利益を与えることができるようになる。
【0004】
また、図柄表示装置において既に停止した2つの図柄が一致し、残り1つが揃えば上述した大当たりになるという、所謂リーチ状態となった場合には、図柄の可変表示スピードを変化させるなど、通常状態とは表示態様の異なるリーチ演出を実施することにより遊技者に対してリーチ状態であることを報知し、大当たりへの期待感を高めるようにしている。
【0005】
上記のようなパチンコ機において特別遊技に移行するか否か、つまり図柄表示装置に停止表示される図柄が大当たりとなるか否かは、始動口の検出スイッチが遊技球の入賞を検出した時点で乱数を抽出し、この抽出した乱数に基づいて決定するようにしている。同様に、リーチ状態を創出するか否か、停止表示される図柄を何にするか等の表示制御に関しても、検出スイッチが遊技球の入賞を検出した時点で個別に乱数を抽出し、当該抽出した乱数に基づいて決定するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図柄表示装置が可変表示を行っている間、あるいは特別遊技に移行している間に遊技球が始動口へ入賞した場合には、この入賞に対する図柄表示装置の可変表示を直ちに実施することができない。このため、この種のパチンコ機では、図柄表示装置が可変表示を行っている間や特別遊技に移行している間において遊技球が始動口へ入賞した場合には、そのときに抽出した乱数を始動記憶として所定の記憶領域に格納しておき、その後、図柄表示装置の可変表示が終了した時点、あるいは特別遊技が終了した時点で順次記憶領域から始動記憶を読み出し、この読み出した始動記憶に応じて図柄表示装置を可変表示するように構成してある。記憶領域に格納された始動記憶の数は、遊技盤等に設けた表示手段を通じて常時遊技者に表示するようにしてある。
【0007】
通常、上述した記憶領域には制限があり、始動記憶が最大記憶個数に達した以降においては遊技球が始動口へ入賞しても、そのときに抽出した乱数を格納することができない(以下、抽出した乱数が記憶領域に格納されない場合の始動口への入賞を無効入賞という)。この結果、始動記憶が最大記憶個数に達すると(以下、単にフルメモリという)、これが解消されるまでの間、無効入賞を最小限に留めるべく遊技者による遊技球の発射が停止、もしくは著しく制限されるようになり、パチンコ機の稼働率を著しく低下させる要因となっている。
【0008】
このため従来においては、例えば特開平9−24141号公報に示されるようなパチンコ機も提供されている。すなわち、この従来技術は、図柄表示装置が可変表示を行っている間に、さらに始動記憶に基づく可変表示を順次実施しようとするものである。この従来技術によれば、単位時間当たりの可変表示回数を多くすることができるため、フルメモリになる回数が減少するとともに仮にフルメモリになったとしてもこれを比較的早期に解消することが可能になり、遊技球の発射を停止、もしくは制限せずとも無効入賞を減少させることができる。
【0009】
しかしながら、こうした従来技術にあっても、始動記憶を1個ずつ処理することには変わりがなく、稼働率が低下する事態を解消するには及ばない。
【0010】
本発明は、上記実情に鑑みて、稼働率が低下する事態を可及的に解消することのできるパチンコ機を提供することを解決課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明では、所定の保留条件下においては始動手段への遊技球の入賞検出を契機として抽出した乱数を所定の記憶領域に格納する一方、前記保留条件が解除された場合には格納した乱数を読み出して該当する記憶領域を解放し、該読み出した乱数が遊技者に有利な特別遊技へ移行させるための大当たり情報を含むか否かの抽出結果を報知するようにしたパチンコ機において、前記記憶領域に格納した乱数の数が、2以上の整数である所定の閾値に達した場合には、保留条件解除時に当該記憶領域から複数個の乱数を読み出して抽出結果を報知するようにし、前記記憶領域に格納された乱数が前記閾値に達していない場合には所定の可変表示を経て抽出結果を報知する一方、前記記憶領域から読み出した複数個の乱数の中に、大当り情報を含む大当り乱数あるいはリーチ状態を創出するか否かを決定するリーチ乱数が存在していない場合には、前記可変表示を省略して直ちに抽出結果を報知する一方、前記読み出した複数個の乱数の中に、前記大当り乱数あるいはリーチ乱数が存在する場合には、各乱数に基づく前記可変表示を所定時間だけ同時に実施し、その後前記リーチ乱数に基づくリーチ演出を実施するとともに他の乱数に基づく前記可変表示を継続して実施し、前記リーチ演出終了後に各乱数に基づく最終的な抽出結果を同時に報知するようにし、前記複数個の乱数に基づいて同時に実施する可変表示及び抽出結果の報知は、特別図柄表示装置の表示領域に形成した各縮小表示領域において各々実施するようにしている。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態を示す図面に基づいて本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明に係るパチンコ機の遊技盤を示すものである。このパチンコ機1の遊技盤2には、ガイドレール3で囲まれる遊技領域4に図柄表示ユニット10を設けてある。図柄表示ユニット10は、遊技領域4のほぼ中央となる位置に配置したもので、特別図柄表示装置100と始動記憶ランプアレイ110とを備えて構成してある。
【0014】
特別図柄表示装置100は、表示領域を通じて遊技者に数字、記号、絵などの複数の図柄を可変表示するためのものである。本実施形態の特別図柄表示装置100は、液晶表示器によって構成したもので、横3列の表示領域100a,100b,100cを有した矩形状を成しており、これら各表示領域100a,100b,100cにそれぞれ複数の図柄を個別に可変表示することが可能である。なお、以下においては便宜上、図1中の正面向かって左側の表示領域100aに表示される図柄を第1図柄、中央の表示領域100bに表示される図柄を第2図柄、右側の表示領域100cに表示される図柄を第3図柄と適宜称して説明していく。
【0015】
始動記憶ランプアレイ110は、特別図柄表示装置100の始動記憶を個数表示するためのものである。本実施形態では特別図柄表示装置100の上縁に沿って4つのランプを横一列に配列することによって始動記憶ランプアレイ110を構成してある。
【0016】
また、上記パチンコ機1には、遊技領域4における特別図柄表示装置100の下方に変動入賞装置20を設けてあるとともに、これら特別図柄表示装置100および変動入賞装置20の間に始動手段30を設けてある。
【0017】
変動入賞装置20は、遊技球が入賞できない、あるいは入賞がきわめて困難な第一入賞状態と、遊技球の入賞がきわめて容易な第二入賞状態とに切り替わる入賞装置である。本実施形態では、遊技盤2に設けた横長の大入賞口21と、この大入賞口21を開閉するように設けた開閉板22と、該開閉板22を駆動するための特別電役駆動ソレノイド23とを備えて変動入賞装置20を構成してある。すなわち、この変動入賞装置20は、特別電役駆動ソレノイド23の駆動により上記開閉板22をその下端部を介して回転させ、大入賞口21を閉成した場合に上述した第一入賞状態になる一方、大入賞口21を開成させた場合に上述した第二入賞状態となる。大入賞口21に入賞した遊技球は、当該大入賞口21を通じて遊技盤2の裏面側に取り込まれ、図示せぬ集合樋を通過した後、入賞球導入路を通じて入賞球処理装置に案内される。
【0018】
この大入賞口21の内部には、上述した図示せぬ集合樋に至るまでの間に入賞カウントスイッチ24および継続スイッチ25を配設してある。これら入賞カウントスイッチ24および継続スイッチ25は、それぞれ大入賞口21から入賞した遊技球を電気的に検出し、それぞれの検出結果を後述する遊技制御装置400の遊技制御用CPU401に与えるものである。入賞カウントスイッチ24は、大入賞口21から入賞した遊技球のすべてが通過する位置に設けてあり、一方、継続スイッチ25は、大入賞口21から入賞した遊技球のうち特定のもののみを検出する位置に設けてある。
【0019】
始動手段30は、特別図柄表示装置100の始動契機となるもので、入賞率が一定の始動口によって構成してある。始動手段30に入賞した遊技球は、遊技盤2の裏面側に取り込まれ、その後、上述した変動入賞装置20の場合と同様に、図示せぬ集合樋および入賞球導入路を通じて入賞球処理装置に案内される。
【0020】
この始動手段30には、上述した図示せぬ集合樋に至るまでの間に特図始動スイッチ31を配設してある。特図始動スイッチ31は、上述した入賞カウントスイッチ24等と同様に、始動手段30から入賞した遊技球を電気的に検出し、その検出結果を後述の遊技制御用CPU401に与えるものである。
【0021】
なお、図1中の符号5は変動入賞装置20および始動手段30へ入賞しなかった遊技球を回収するためのアウト口、図1中の符号6は遊技盤2に設けた各種装飾用ランプである。また、図には明示していないが、このパチンコ機1の遊技盤2には、その適宜箇所に普通入賞口が設けてあるとともに、風車や障害釘等の流路転換手段が設けてある。
【0022】
図2は、上述したパチンコ機1の制御手段40を示すブロック図である。この制御手段40は、それぞれ個別のCPU401,411を備えた遊技制御装置400および本体制御装置410を具備するもので、例えばパチンコ機1の背面側に配設してある。
【0023】
遊技制御装置400の遊技制御用CPU401は、主に遊技盤側の制御を行う部分である。すなわち、この遊技制御用CPU401は、変動入賞装置20に設けた入賞カウントスイッチ24および継続スイッチ25、始動手段30に設けた特図始動スイッチ31、入賞球処理装置に設けた入賞球確認スイッチ50からの出力信号を監視し、これら各スイッチからの出力信号と、ROM402およびRAM403に格納したプログラムやデータ、さらには乱数発生手段404から抽出した乱数等とに基づいて、特別図柄表示装置100、特別電役駆動ソレノイド23、始動記憶ランプアレイ110等の駆動制御を行うためのものである。
【0024】
本体制御装置410の本体制御用CPU411は、主にパチンコ機本体側の制御を行う部分である。すなわち、この本体制御用CPU411は、入賞球処理装置に設けた入賞球検出スイッチ51からの出力信号を監視し、該入賞球検出スイッチ51から与えられた出力信号と、上述した遊技制御用CPU401からの出力信号とに基づいて入賞球処理用ソレノイド52や賞球払出装置53等の駆動制御を行うためのものである。なお、図には示してはいないものの、遊技球の発射装置もこの本体制御用CPU411の制御下におかれている。
【0025】
以下、上記のように構成したパチンコ機1のパチンコ遊技について概説する。なお、以下の説明においては、初期状態において変動入賞装置20が第一入賞状態にあるものとする。
【0026】
このパチンコ機1では、図示していない操作ハンドルの操作によって打ち出された遊技球が、ガイドレール3によって遊技盤2の遊技領域4に案内され、該遊技領域4の上方から、障害釘や風車によって適宜方向を転換しつつ順次流下することになる。
【0027】
この間、遊技領域4を流下する遊技球が始動手段30に入賞し、特図始動スイッチ31によってこれが検出されると、遊技制御用CPU401によって乱数発生手段404から乱数を抽出する処理が実施される。ここで抽出する乱数は、少なくとも、特別図柄表示装置100に停止表示される図柄が後述の大当たりとなるか否かを決定するための「大当たり乱数」および大当たりへの予告となる後述のリーチ状態を創出するか否かを決定するための「リーチ乱数」を含んだものである。
【0028】
乱数発生手段404から乱数を抽出している間、始動手段30に入賞した遊技球に対しては、遊技盤2の裏面側に取り込んだ後、入賞球処理装置において個別に入賞処理が行われる。すなわち、入賞した遊技球が入賞球処理装置に案内されると、入賞球検出スイッチ51によって遊技球が個別に検出され、その検出結果が本体制御用CPU411に与えられる。入賞球検出スイッチ51から検出信号が与えられた本体制御用CPU411は、特図始動スイッチ31からの検出信号に基づいて賞球数を決定し、この賞球数に対応した賞球を遊技者に対して払い出すべく賞球払出装置53を駆動する。入賞球確認スイッチ50によって賞球の払い出しが確認されると、入賞球処理用ソレノイド52が駆動し、遊技球が機外に排出されることになる。
【0029】
乱数発生手段404から乱数が抽出されると、遊技制御用CPU401においては、当該抽出した乱数に応じて表示制御処理が実施され、この表示制御処理の結果に基づく制御信号が特別図柄表示装置100に対して出力される。遊技制御用CPU401から制御信号が与えられた特別図柄表示装置100では、当該制御信号に応じた表示動作が実施されるようになり、この結果、各表示領域100a,100b,100cにおいて所定の可変時間だけ可変表示が実施された後、例えば第1図柄、第2図柄の順で各表示領域100a,100bに順次図柄が停止表示されることになる。
【0030】
ここで、乱数発生手段404から抽出した大当たり乱数が大当たりとなる大当たり情報を含むものでない場合、あるいは乱数発生手段404から抽出したリーチ乱数が「リーチ状態を創出する」に対応しない場合には、第1図柄と第2図柄とが互いに異なる図柄で停止し、その後、第3図柄が任意の図柄で停止する。この結果、特別図柄表示装置100に3つの図柄が揃わない状態が表示されるようになり、遊技者に対して今回の抽選が「外れ」であったことを報知する。なお、抽選の結果が外れであった場合には、再び通常の遊技が繰り返し実施されるようになる。
【0031】
これに対して乱数発生手段404から抽出した大当たり乱数が大当たりとなる大当たり情報を含むものであった場合、あるいは大当たり乱数の如何を問わず乱数発生手段404から抽出したリーチ乱数が「リーチ状態を創出する」に対応するものであった場合(以下、大当たり情報を含んだ大当たり乱数およびリーチ乱数を単に「特定乱数」と総称する)には、第1図柄と第2図柄とが停止した時点で両者が一致するようになり、その後、第3図柄が可変表示を行っている間にリーチ演出が実施される。このリーチ演出では、第3図柄の可変表示スピードが変化する、特別図柄表示装置100に特別なキャラクタが登場する等、先の外れ表示とは表示態様が異なるようになる。また、装飾用ランプ6が華やかに点灯/点滅したり、スピーカ(図示せず)から遊技者を盛り上げるような音楽や音声が出力されるようになる。この結果、遊技者に対して今回の抽選が大当たりとなるかもしれないという期待感を与えることができるようになる。
【0032】
所定のリーチ演出が終了すると第3図柄が停止し、大当たり乱数に基づいて今回の抽選結果が報知されることになる。
【0033】
すなわち、乱数発生手段404から抽出したリーチ乱数が「リーチ状態を創出する」に対応し、かつ大当たり乱数が大当たり情報を含んだものでない場合には、第3図柄として第1図柄および第2図柄とは異なる図柄が停止され、遊技者に対して今回の抽選が「外れ」であったことが報知されるようになる。
【0034】
一方、乱数発生手段404から抽出した大当たり乱数が大当たり情報を含んだものであった場合には、第3図柄として第1図柄および第2図柄と一致する図柄が停止されるようになり、遊技者に対して今回の抽選が「大当たり」であったことを報知する。
【0035】
特別図柄表示装置100が大当たりを表示すると、その後に特別遊技に移行する。この特別遊技では、通常時に閉成している変動入賞装置20が所定の期間だけ第二入賞状態となるため、当該変動入賞装置20に対する入賞数が短時間で大量となる。変動入賞装置20に入賞したそれぞれの遊技球に対しては、始動手段30に入賞した遊技球と同様に、入賞球処理装置において個別に入賞処理が行われ、それぞれに対して所定数の賞球が払い出されることになる。しかも、当該特別遊技は、例えば30秒経過、もしくは入賞カウントスイッチ24が10個の遊技球を検出する、のいずれかが達成されるまでの間、変動入賞装置20が継続的に第二入賞状態に切り替えられる状態を1ラウンドとし、このラウンド中に継続スイッチ25が遊技球を検出するごとに最大16ラウンドまで更新することが可能となる。この結果、上記パチンコ機1によれば、特別遊技に移行した場合、遊技者に対してきわめて多くの賞球が払い出されるようになる。
【0036】
ここで、特別図柄表示装置100が可変表示を行っている間、あるいは特別遊技に移行している間に遊技球が始動手段30へ入賞した場合には、この入賞に対する特別図柄表示装置100の可変表示を直ちに実施することができない。このため、上記パチンコ機1においては、特別図柄表示装置100が可変表示を行っている間や特別遊技に移行している間(以下、これらを保留条件という)に遊技球が始動手段30へ入賞した場合には、最大4つまで、そのときに抽出した乱数を始動記憶としてRAM403に格納するようにしている。RAM403に格納した始動記憶の数は、始動記憶ランプアレイ110の点灯数を通じて遊技者に報知されるようになる。
【0037】
図3は、上述した始動手段30に対する遊技球の入賞に基づいて制御手段40が実施する制御処理の手順を示すフローチャートである。
【0038】
すなわち、始動手段30に対して遊技球が入賞すると(ステップSA1)、乱数発生手段404から大当たり乱数やリーチ乱数を抽出し(ステップSA2)、その後、保留条件下にあるか否か、つまり特別図柄表示装置100が可変表示を行っているか否か、もしくは特別遊技に移行しているか否かを判断する(ステップSA3)。
【0039】
ステップSA3においていずれの保留条件にも該当しない場合には、手順をステップSA4に移行させ、抽出した乱数に基づいて上述した外れ表示、リーチ演出、大当たり表示等々の通常結果表示を実施した後に、今回の制御処理を終了する。
【0040】
これに対してステップSA3において特別図柄表示装置100が可変表示を行っている場合、あるいは特別遊技に移行している場合には、手順をステップSA5に移行させ、RAM403に格納した始動記憶の数が4であるか否かを判断する。RAM403に格納した始動記憶の数が4でなければ、ステップSA2で抽出した乱数をRAM403に格納する処理を実施し(ステップSA6)、その後に今回の制御処理を終了する。一方、始動記憶の数が4に達していた場合には、ステップSA6の手順を経ることなく今回の制御処理を終了する。
【0041】
以下、パチンコ機1の遊技中において上述した制御が繰り返し実施され、始動手段30に対して入賞した遊技球が順次処理されるようになる。
【0042】
図4は、RAM403に格納した始動記憶に対して制御手段40が実施する制御処理のフローチャートである。
【0043】
この制御処理では、まず、RAM403に始動記憶があるか否かを判断する(ステップSB1)。始動記憶がない場合には、後述の処理を経ることなく今回の制御処理を終了する。
【0044】
一方、RAM403に始動記憶がある場合には、次いで特別図柄表示装置100が可変表示を行っているか否か、もしくは特別遊技に移行しているか否かを判断する(ステップSB2)。ステップSB2においていずれかの保留条件に該当する場合には、当該保留条件が解除されるのを待つ。
【0045】
上述した保留条件が解除されると、手順をステップSB3に移行させ、RAM403に格納した始動記憶の数が4であるか否かを判断する。始動記憶の数が3以下の場合には、手順をステップSB4に移行させ、RAM403の始動記憶を先に格納したものから1つ読み出してその記憶領域を解放する。さらに記憶領域の解放とともに始動記憶ランプアレイ110を1つ消灯させる。その後、図5(a)に示すように、所定の可変時間だけ可変表示を行った後、図5(b)に示すように、当該読み出した始動記憶に係る乱数に基づいて上述した外れ表示、リーチ演出、大当たり表示等々の通常結果表示を実施して(ステップSB5)、今回の制御処理を終了する。もちろん、特別図柄表示装置100に大当たり表示が表示された後には、上述した特別遊技に移行する。
【0046】
一方、ステップSB3においてRAM403に格納した始動記憶の数が4であった場合には、RAM403の始動記憶を先に格納したものから3つ読み出してそれぞれの記憶領域を解放する(ステップSB6)。さらに記憶領域の解放とともに始動記憶ランプアレイ110を3つ消灯させる。
【0047】
次いで、RAM403から読み出した3つの始動記憶に上述した特定乱数が存在するか否か、つまり大当たり情報を含んだ大当たり乱数もしくはリーチ乱数のいずれかが存在するか否かを判断する(ステップSB7)。
【0048】
RAM403から読み出した3つの始動記憶に特定乱数が存在しない場合には、手順をステップSB8に移行させ、特別図柄表示装置100において同時結果表示を実施した後に今回の制御処理を終了するようにしている。この同時結果表示は、図に示すように、RAM403から読み出した3つの始動記憶に係る各乱数に基づいて特別図柄表示装置100に外れ表示を同時に現すようにしたものである。各外れ表示を現すための表示領域(以下、単に縮小表示領域101,102,103という)は、上述した通常結果表示に対してそれぞれを同一の割合で縮小してあり、遊技者に対して同一の視認性を確保してある。
【0049】
各縮小表示領域101,102,103で実施される外れ表示に関しては、上述した通常結果表示とは異なり、可変表示を行うことなく直ちに抽出結果である外れ表示を行うようにしている。
【0050】
一方、RAM403から読み出した3つの始動記憶に特定乱数が存在していた場合には、手順をステップSB9に移行させ、特別図柄表示装置100において演出後同時結果表示を実施した後に今回の制御処理を終了するようにしている。この演出後同時結果表示は、図7に示すように、RAM403から読み出した3つの始動記憶に係る各乱数に基づいて特別図柄表示装置100に個々の外れ表示もしくは大当たり表示を同時に現すようにしたものである。同時結果表示と同様に、各表示を現すための縮小表示領域101,102,103は、同一の割合で縮小してある。
【0051】
各縮小表示領域101,102,103で実施される外れ表示もしくは大当たり表示に関しては、その結果の如何に関わりなく、図7(a)に示すように、常に所定の可変時間だけ可変表示を行う。その後、図7(b)に示すように、特定乱数に対応した縮小表示領域(例えば図7(b)中の右下方に示した縮小表示領域103)において第1図柄および第2図柄が順次停止した後、図7(c)に示すように、当該縮小表示領域103においてリーチ演出が実施される。この間、その他の外れ表示を現す縮小表示領域(図7(b),(c)中の上方および左下方に示した縮小表示領域101,102)では、可変時間の経過後においても可変表示が継続して実施されており、いずれの図柄も停止していない。右下方の縮小表示領域103でリーチ演出が終了すると、図7(d)に示すように、第3図柄が停止し、大当たり乱数に基づいて今回の抽選結果が報知されることになる。これと同時に上方および左下方の縮小表示領域101,102においても第1乃至第3図柄が同時に停止し、最終的に外れ表示が現れるようになる。なお、この演出後同時結果表示にあっても、大当たり乱数が大当たり情報を含むものであった場合には、その後に特別遊技に移行し、一方、大当たり乱数が大当たり情報を含むものでなかった場合には、通常の遊技に戻る。
【0052】
このように、上記パチンコ機1によれば、RAM403に格納した始動記憶が4となった場合に3つの始動記憶を一度に処理するようにしているため、遊技球の発射を停止、もしくは制限せずとも無効入賞を減少させることが可能となり、パチンコ機1の稼働率が低下する事態を可及的に防止できるようになる。しかも、3つの始動記憶がいずれも外れとなる場合には、可変表示をも省略するようにしているため、遊技者に無意味な時間を浪費させる虞れもない。さらに、同時結果表示や演出後同時結果表示の際には通常結果表示に比べて個々の表示領域を縮小するようにしているが、表示途中においてそれぞれの位置や大きさが変化しないため、遊技者に対する視認性を十分に確保できるようになり、抽出結果を見逃す、抽出結果が見難い等の問題を招来することもない。
【0053】
なお、上述した実施の形態では、始動記憶が閾値4となった場合に3つの始動記憶を処理するようにしているが、これら閾値や同時に処理する始動記憶の数は適宜変更して構わない。この場合、必ずしも閾値を始動記憶の上限値に合致させる必要はなく、2以上であれば任意である。また、複数処理した始動記憶に係る乱数の抽出結果を同時に表示するようにしているため、当該抽出結果を順次表示する場合に比べてさらに無効入賞を減少させることが可能になるが、必ずしも乱数の抽出結果を同時に表示する必要はない。さらに、同時結果表示の際には可変表示を省略して抽出結果のみを表示するようにしているが、各縮小表示領域において可変表示を実施してももちろんよい。この場合、当該同時結果表示において可変表示を行うか否かは、予めいずれか一方に設定しておく、あるいは乱数発生手段から大当たり乱数やリーチ乱数を抽出する際に別個の乱数を抽出し、その抽出した乱数に従う等、適宜の方法で決定すればよい。またさらに、始動記憶に特定乱数が存在しているか否かに基づいて表示態様に変化を与えるようにしているが、必ずしも両者を区別する必要はない。例えば、通常結果表示においてはリーチ状態を創出する特定乱数が始動記憶に存在していた場合にも、当該リーチ演出を省略し、さらには可変表示を省略するようにしても構わない。なお、上述した同時結果表示および演出後同時結果表示を実施する場合には、通常結果表示とは異なる態様で装飾ランプを点灯/点滅させたり、スピーカから音声や音楽を出力することが好ましい。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、記憶領域に格納した乱数の数が、2以上の整数である所定の閾値に達した場合には、保留条件解除時に当該記憶領域から複数個の乱数を読み出して抽出結果を報知するようにしているため、つまり始動記憶を複数個ずつ処理するようにしているため、遊技球の発射を停止、もしくは制限せずとも無効入賞を減少させることが可能となり、パチンコ機の稼働率が低下する事態を可及的に防止できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパチンコ機の一実施形態を示した遊技盤の正面図である。
【図2】図1に示したパチンコ機の制御手段を示すブロック図である。
【図3】始動入賞に関する表示制御処理を例示するフローチャートである。
【図4】始動記憶に関する表示制御処理を例示するフローチャートである。
【図5】(a)は通常結果表示において可変表示を実施している状態の概念図、(b)は通常結果表示において乱数の抽出結果を現した状態の概念図である。
【図6】同時結果表示において乱数の抽出結果を現した状態の概念図である。
【図7】(a)は演出後同時結果表示において可変表示を実施している状態の概念図、(b)は演出後同時結果表示においてリーチ状態となった場合の概念図、(c)は演出後同時結果表示においてリーチ演出を実施した場合の概念図、(d)は演出後同時結果表示において乱数の抽出結果を現した状態の概念図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機
2 遊技盤
3 ガイドレール
4 遊技領域
10 図柄表示ユニット
20 変動入賞装置
21 大入賞口
22 開閉板
23 特別電役駆動ソレノイド
24 入賞カウントスイッチ
25 継続スイッチ
30 始動手段
31 特図始動スイッチ
40 制御手段
50 入賞球確認スイッチ
51 入賞球検出スイッチ
52 入賞球処理用ソレノイド
53 賞球払出装置
100 特別図柄表示装置
100a,100b,100c 表示領域
101,102,103 縮小表示領域
110 始動記憶ランプアレイ
400 遊技制御装置
401 遊技制御用CPU
402 ROM
403 RAM
404 乱数発生手段
410 本体制御装置
411 本体制御用CPU

Claims (1)

  1. 所定の保留条件下においては始動手段への遊技球の入賞検出を契機として抽出した乱数を所定の記憶領域に格納する一方、前記保留条件が解除された場合には格納した乱数を読み出して該当する記憶領域を解放し、該読み出した乱数が遊技者に有利な特別遊技へ移行させるための大当たり情報を含むか否かの抽出結果を報知するようにしたパチンコ機において、
    前記記憶領域に格納した乱数の数が、2以上の整数である所定の閾値に達した場合には、保留条件解除時に当該記憶領域から複数個の乱数を読み出して抽出結果を報知するようにし、
    前記記憶領域に格納された乱数が前記閾値に達していない場合には所定の可変表示を経て抽出結果を報知する一方、前記記憶領域から読み出した複数個の乱数の中に、大当り情報を含む大当り乱数あるいはリーチ状態を創出するか否かを決定するリーチ乱数が存在していない場合には、前記可変表示を省略して直ちに抽出結果を報知する一方、前記読み出した複数個の乱数の中に、前記大当り乱数あるいはリーチ乱数が存在する場合には、各乱数に基づく前記可変表示を所定時間だけ同時に実施し、その後前記リーチ乱数に基づくリーチ演出を実施するとともに他の乱数に基づく前記可変表示を継続して実施し、前記リーチ演出終了後に各乱数に基づく最終的な抽出結果を同時に報知するようにし
    前記複数個の乱数に基づいて同時に実施する可変表示及び抽出結果の報知は、特別図柄表示装置の表示領域に形成した各縮小表示領域において各々実施することを特徴とするパチンコ機。
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