JP4671424B2 - 撮像装置、撮像方法、及びプログラム - Google Patents

撮像装置、撮像方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4671424B2
JP4671424B2 JP2006034317A JP2006034317A JP4671424B2 JP 4671424 B2 JP4671424 B2 JP 4671424B2 JP 2006034317 A JP2006034317 A JP 2006034317A JP 2006034317 A JP2006034317 A JP 2006034317A JP 4671424 B2 JP4671424 B2 JP 4671424B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
imaging
file data
data
communication
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006034317A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007215035A5 (ja
JP2007215035A (ja
Inventor
義浩 本間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2006034317A priority Critical patent/JP4671424B2/ja
Publication of JP2007215035A publication Critical patent/JP2007215035A/ja
Publication of JP2007215035A5 publication Critical patent/JP2007215035A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4671424B2 publication Critical patent/JP4671424B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Studio Devices (AREA)

Description

この発明は、撮影した画像信号を通信手段を使用して外部機器に伝送し、また外部機器から伝送された画像信号を通信手段を使用して受信可能な撮像装置、撮像方法、データ蓄積装置、データ蓄積方法、プログラムおよび記憶媒体に関する。
従来、デジタルの画像データを無線伝送する技術として、CCDなどの撮像素子で被写体の画像データを取り込み、その画像データをデジタル画像データに変換した後、圧縮する前に、無線通信手段を用いて、外部機器に伝送する技術がある。外部機器では、受信したル画像データを圧縮し記録媒体に記録する。(たとえば特許文献1参照)
又、無線通信を用いて撮影した画像データを伝送するデジタルカメラで、撮影を終了してデジタルカメラの動作モードを記録から電源オフに切り替える。すると、デジタルカメラは実際に電源オフとなる前に、撮影した画像データを自動的に外部機器に伝送する技術も公開されている。(例えば特許文献2参照)
又、予め関連付けられたデジタルカメラと外部機器が接近すると、外部機器が無線通信によりデジタルカメラを動作可能にし、デジタルカメラで新規に撮影した画像データを無線通信によって外部機器に伝送するものがある。(例えば特許文献3参照)
さらに、画像データを一時的に格納するバッファ手段を備え、撮影中に前記バッファ手段の全容量が使わて、バッファ容量が不足していることを検知した場合には、無線通信手段を用いて、外部に設けたデータベースに自動的に画像データを伝送する。その後、前記バッファが開放されてバッファ容量に空きが増えてきたら、先にデータベースに伝送した画像データを外部のデータベースから呼び戻すような発明も提案されている。(例えば特許文献4参照)
無線通信の手段としては、WUSB(Wireless USB)規格が提案され、実用化されている。更に、高速な無線通信を行う事が可能な、UWB(Ultra Wideband)技術も提案され、標準化に向けた検討が進められている。
特開2003−87618号公報 特開2001−111884号公報 特開2002−064740号公報 特開2002−171434号公報
しかしながら、先に述べた従来の技術では、デジタルカメラの通信相手が、サーバ、PC(パーソナルコンピューター)等ネットワークに接続された外部機器であれば、外部機器に画像データを伝送し、蓄積する事は可能であった。しかしながら、外部機器で受け取った画像データを、一時的に蓄積したあと、あるいは圧縮等の処理を施した後で、再度デジタルカメラ側に伝送することはなかった。
従って、先に述べた従来の技術では、画像データの通信を行い、撮像ファイルデータを送って受信側の外部機器で現像処理等を可能としていた。
さらに、携帯性の良好なデジタルカメラに対し、従来考えられていた外部機器としてのサーバやPCは、携帯性がなかったり、携帯が困難であったため、デジタルカメラを使用する環境においては、常に無線通信でデータ伝送する事が非常に困難であった。
例えば、ユーザが旅行中に記念スナップ撮影を行う場合や、スポーツ観戦や、デジタルデジタルカメラを常に持ち歩いて情報収集のために使用する場合などにおいては、デジタルカメラの近くでは、高速に無線通信を行えない。したがって、手軽に無線通信でデータ伝送できないという問題があった。
従って本発明の目的は、携帯可能なデジタルカメラと外部機器の間で、手軽に無線通信でデータの交換を可能とし、外部機器と協働してデジタルカメラの機能向上が可能なシステムを提案することである。
上記の目的を達成するために、本発明の実施形態においては、撮像装置であって、被写体像を画像信号にする撮像素子と、前記撮像素子からの前記画像信号をデジタル画像データに変換する変換器と、前記デジタル画像データより第1撮像ファイルデータを生成する第1撮像ファイルデータ生成手段と、前記第1撮像ファイルデータを圧縮することにより、前記第1撮像ファイルデータよりデータサイズの小さい第2撮像ファイルデータを生成する第2撮像ファイルデータ生成手段と、前記第1撮像ファイルデータを記憶する第1撮像ファイルデータ記憶手段と、前記第2撮像ファイルデータを記憶する第2撮像ファイルデータ記憶手段と、データの送信及び受信を行う通信手段と、を備え、前記通信手段は、外部機器に、前記第1撮像ファイルデータ記憶手段に蓄積された第1撮像ファイルデータを送信し、当該送信した第1撮像ファイルデータを前記外部機器の圧縮手段により圧縮させるとともに、前記第1撮像ファイルデータの送信後、前記外部機器の前記圧縮手段による圧縮により得られた第2撮像ファイルデータを受信し、前記通信手段は、前記第2撮像ファイルデータ記憶手段に蓄積された前記第2撮像ファイルデータを送信し、前記外部機器の記憶手段に蓄積させることが可能であるとともに、前記外部機器の記憶手段に蓄積された第2撮像ファイルデータを受信可能であって、前記通信手段はさらに、前記通信の通信速度に応じて前記第1撮像ファイルデータと前記第2撮像ファイルデータとを切り換えて前記外部機器に送信することが可能であって、前記撮像装置が連写撮影中である場合は前記切り換えを行わないことを特徴とする撮像装置を提供する。
上記の目的を達成するために、本発明のさらに他の実施形態においては、撮像装置における撮像方法であって、被写体像を画像信号にする撮像工程と、前記撮像工程で得られた前記画像信号をデジタル画像データに変換する変換工程と、前記デジタル画像データより第1撮像ファイルデータを生成する第1撮像ファイルデータ生成工程と、前記第1撮像ファイルデータを圧縮することにより、前記第1撮像ファイルデータよりデータサイズの小さい第2撮像ファイルデータを生成する第2撮像ファイルデータ生成工程と、前記第1撮像ファイルデータを記憶する第1撮像ファイルデータ記憶工程と、前記第2撮像ファイルデータを記憶する第2撮像ファイルデータ記憶工程と、データの送信及び受信を行う通信工程と、を備え、前記通信工程は、外部機器に、前記第1撮像ファイルデータ記憶工程で蓄積された第2撮像ファイルデータを送信し、当該送信した第1撮像ファイルデータを前記外部機器の圧縮手段により圧縮させるとともに、前記第1撮像ファイルデータの送信後、前記外部機器の前記圧縮手段による圧縮により得られた第2撮像ファイルデータを受信し、前記通信工程は、前記第2撮像ファイルデータ記憶工程において蓄積された前記第2撮像ファイルデータを送信し、前記外部機器の記憶手段に蓄積させることが可能であるとともに、前記外部機器の記憶手段に蓄積された第2撮像ファイルデータを受信可能であって、前記通信工程はさらに、前記通信の通信速度に応じて前記第1撮像ファイルデータと前記第2撮像ファイルデータとを切り換えて前記外部機器に送信することが可能であって、前記撮像装置が連写撮影中である場合は前記切り換えを行わないことを特徴とする撮像方法を提供する。
上記の目的を達成するために、本発明のさらに他の実施形態においては、前記の実施形態における方法の手順をコンピュータに実行させるためのプログラムを提供する。
本発明によれば、手軽に無線通信で画像データの伝送や受信ができ、デジタルカメラの連写性能や連写時の連続枚数を増やす等、外部機器との連動動作により、デジタルカメラの機能の向上を提供することが可能になる。
<実施形態1>
図1に、本発明の実施形態1における、デジタルカメラ側の構成図を示す。又、図2には、本発明の実施形態における通信相手側である外部装置としてのデータ蓄積装置の構成図を示す。
図1に於いて、10はCCDやCMOSなどの撮像素子を使用し、被写体像を画像信号として撮影するための撮像手段である。12は撮像手段10からのアナログである画像信号をデジタルの画像データに変換するためのA/D変換器である。14はDRAMなどで構成されるバッファメモリ手段で、A/D変換器12からの画像データを一時的に蓄えたり、後述する信号処理後の画像データや、JPEG圧縮後のJPEG圧縮画像データなどを、一時的に蓄えるバッファ機能を有する。
よく知られているように、通常は、DRAMとの間にメモリコントローラを介しデータの書き込みや読み出しを行う。16はA/D変換後12の画像データを、輝度信号と色差信号との分離して処理するための信号処理回路で、デジタルカメラで一般的な記録フォーマットであるJPEG圧縮画像データを生成する前段階のYUV画像データを生成する。18は信号処理回路16からのYUV画像データをJPEG形式に圧縮したり、JPEG形式のデータをYUV画像データに伸張するためのJPEG処理回路である。
また、20はJPEG処理されたJPEG圧縮画像データを、カード状の半導体からなる記録媒体へ書き込んだり、読み出したりするためも記録媒体インターフェース回路である。21はカード状の半導体からなる脱着可能な記録媒体である。22は、D/A変換信号を、TVモニタやカラー液晶などへ、ビューワー表示したり、撮影した画像信号をレビュー表示したり、伸張した画像データを再生表示するための表示手段である。23は、表示手段22の入力アナログ画像信号を生成するためのD/A変換器で、表示に適したリサイズやNTSC方式の信号へエンコード処理なども行う。
図1上の24は、通信回路で、ワイヤレスUSBなどの方式で無線通信を行う。更に、UWB(Ultra Wide Band)などの方式にも対応した、USB2.0規格と同様に最大480Mbpsの伝送速度を有する高速無線通信が可能である。また、26は、先に述べた各手段および回路や、データフローなどを制御するためのCPUであり、各手段および回路等はCPU26のバス上に繋がっている。又、27はDRAM、28はフラッシュROMであり、図示はしないが、各手段および回路とDRAM27間には、CPU26を介さないDMA転送手段も有している。
更に、A/D変換器12から信号処理回路16とJPEG処理回路18へ、あるいは、信号処理回路16からJPEG処理回路18へは、図示はしないが、CPU26やDMA転送とは別に、ダイレクトにデータを授受するパスが設けてられる。
図2には、本発明の実施形態における外部装置としてのデータ蓄積装置(通信相手側)の構成を示す。このデータ蓄積装置は、デジタルカメラと同様に、小型で携帯性に優れ、電池で駆動される装置として構成される。図2に於いて、31は複数とのデジタルカメラと無線通信するための通信回路であり、図1の24と同様にワイヤレスUSBなどの形式で無線通信を行う。
図2に於いて、33はDRAMなどで構成されるバッファメモリ手段であり、図1の14のバッファメモリ手段より大容量のDRAMが用いられる。例えば複数台のデジタルカメラと無線通信した場合には、可能な限り、無線通信している各デジタルカメラのJPEGバッファの合計した容量に相当する大きさの容量が望ましい。
図2の35は、図1の16と同様な信号処理回路で、このデータ蓄積装置が後述するデジタルカメラの撮像ファイルデータバッファとして使用されたときには、その撮像ファイルデータの現像を行うために使用される。図2の37は、図1の18と同様なJPEG処理回路であり、撮像ファイルデータを現像するときに信号処理回路35の出力をJPEG圧縮画像データに圧縮する。更に、記録媒体41に記録されたJPEG圧縮画像データを伸張する場合にも使用される。40は、図1の20と同様にJPEG処理されたJPEG圧縮画像データを、カード状の半導体からなる記録媒体41へ書き込んだり、読み出したりする記録媒体インターフェイス回路である。
図2の41は図1の21と同様に、カード状の半導体からなる脱着可能な記録媒体である。無線通信相手のデジタルカメラに於いては、記録媒体への書込み速度が遅い。したがって、記録媒体インターフェイス回路40と記録媒体41は、デジタルカメラの連写性能を満たせない場合に、データ蓄積装置側でJPEG圧縮画像データの記録を行う。又、例えば撮像ファイルデータを現像せずにデータの欠落を伴わない圧縮方式で圧縮し、記録する場合などで、記録媒体への書込み速度を速めたい場合に使用される。また、記録媒体41の形式は、半導体で構成される記録媒体に限ることなく、ハードデスクやその他の媒体の使用も可能である。
さらに、42は、LEDやカラー液晶などの表示部材で、データ蓄積装置の状態を表示するための表示手段である。又、47はDRAM、48はフラッシュROMであり、図示はしないが、各手段および回路とDRAM47間には、CPU46を介さないDMA転送手段も有している。
次に図3から図7の動作を示すフローチャートを用いて、本発明の実施形態の動作について説明する。このフローチャートの内容は、プログラムコードとしてデジタルカメラ内の任意の記憶媒体、たとえば、フラッシュROM28に格納されており、デジタルカメラ内のCPU26等によって読み出されて実行される。
図3は、図1のデジタルカメラ(元データ送信、処理後データ受信)と、図2のデータ蓄積装置(元データ受信、処理後データ送信)が互いに通信相手として連動動作する場合のデジタルカメラ側の動作のフローチャートを示す。同図に於いて、ステップS300は、ユーザから図示しない操作部材のスイッチを用いたデジタルカメラとデータ蓄積装置の連動動作処理の動作開始の指示を示す。連動動作処理開始ステップS300を受け、デジタルカメラ側のフローチャートはステップS302へ進む。ステップS302では、自分、すなわちデジタルカメラと無線通信する通信相手、即ち外部機器が存在するか否かを確認する動作である。
ステップS302で通信相手が見つからない場合には、ステップS304へ進んで所定時間待ってからステップS306に進み、ステップS304で時間待ちした回数をチェックする。ここで、この回数が所定値Aに達していない場合には、再度ステップS302の通信相手の探索に戻る。しかし、ステップS304での時間待ち回数が所定のA回実施された場合は、ステップS307へ進み、通信相手がいないもしくは通信できない旨を表示手段22などを通してユーザに知らせ、処理を終了する。
ステップS302の通信相手の探索で通信相手が見つかった場合には、ステップS308の通信ネゴシエーションに進む。ステップS308では、通信相手(この場合は外部機器としてのデータ蓄積装置)との通信状態(電波強度や通信可能な速度)などを確認する。
本実施形態で使用する、例えばUWB(高速ワイヤレスUSB)方式では、互いの通信機器の距離が近く電波強度が強い場合には、高速な通信速度となり、互いの距離が遠く電波強度が弱い場合には低速な通信速度になる。ステップS308で通信相手との通信速度を確認した後にステップS310へ進む。ステップS310では、データ蓄積装置がデジタルカメラ連動動作して提供できる機能(向上可能な機能)の有無の確認を行う。
ステップS310で、デジタルカメラの機能や性能を向上させる事ができない(無の)場合には、ステップS312に進み、表示手段22などを用いて、その旨をユーザへメッセージ表示する。その後、この連動動作処理を終了する。しかし、デジタルカメラの機能や性能を向上させる事が出来る(有の)場合には、ステップS314へ進み、データ蓄積装置を使用することで向上可能なデジタルカメラの機能や性能の選択肢をユーザにメッセージで表示する。
そしてステップS316で、ユーザからの指示を待ち、図示していない操作部材からユーザの指示を受けて、その指示を実行するための設定を行う。具体的には、フラッシュROM28上にその選択された指示を記憶させておく。
その選択可能な指示内容としては、本実施形態では、
(1)撮像ファイルバッファを増やし連写スピードの向上、
(2)JPEGバッファを増やし連写可能枚数の増加、および
(3)デジタルカメラの記録媒体への記録を併用し連写速度の向上、
などの選択内容である。そして、操作部材によりユーザが選択した項目についての指示の情報を、デジタルカメラ内のフラッシュROM28などに記憶する。
次に、上記(1)及び(2)で連写性能を向上させるためのデジタルカメラの撮像ファイルバッファとJPEGバッファの内容について説明する。
デジタルカメラの撮像ファイルデータとは、図1の撮像手段10で撮影した画像信号をA/D変換器12を通してデジタルの画像データに変換した出力をバッファメモリ手段14へ置いた状態のデータを示す。図においては、CCDなどの撮像素子の画素配列を維持しており、複数色の画素が所定の順序で配列されて1つのプレーンとして並んでいる。この撮像ファイルデータのbit幅は、A/D変換器12のbit幅(例えば10bitや12bitなど)に等しい。そのため、バッファメモリ手段14を構成するDRAMのbit幅(例えば16bitや32bitなど)の構成と合わない場合がある。その場合には、10bitや12bitを16bitや32bitへ詰め直して、バッファメモリ手段14へ置く。このような画像ファイルデータのままでは、各画素にYUV(またはRGB)それぞれの信号値を持っていないので表示装置に良好な柄を表示させることが出来ない。そこで、各色成分を抽出して、色成分ごとにそれぞれ画素補間を行い、また各画素にYUV(またはRGB)信号をもたせるなどの所定の画像処理を行って、一般的なパーソナルコンピュータで解読し、表示等ができるようにする。このような画像ファイルデータは、RAWデータと呼ばれる事が多い。またこのような画像ファイルデータを、表示や圧縮等に適した一般的なデータに変換する処理を現像処理を呼ぶ。
更にデジタルカメラは、撮影前では、画角合わせや被写体確認用に、撮像手段10で受光して形成されたままの画像データを表示手段22でEVF(電子ビューファインダー)表示する。その場合、A/D変換器12の出力はバッファメモリを介さずに信号処理回路16へ直接に入力されるため、撮像ファイルデータはバッファメモリ手段14上には書き込まない(撮像ファイルデータの取り込みは行わない)。撮像ファイルデータを取り込む(バッファメモリ手段14に書きこむ事を意味する)場合は、デジタルカメラの静止画撮影時で、撮像手段10から静止画の画像信号の読み出しを行う場合を考える。このときは、撮像素子の全画素データを数フレームに分けて読み出し、順次バッファメモリ手段14上に書き込んで、そこで全画素データ分が揃うまで一時的に画像データを溜め込む(すなわち、撮像ファイルデータを取り込む)。
又、1000万画素以上の撮像素子を使用し、秒間20駒程度の連写を行う場合などは、その高い連写性能を満たすために、先の撮像ファイルデータ領域を数十から数百フレーム分用意して、撮像ファイルデータを溜め込みながら連写する方法がある。
この方法とは別に、撮像素子の画素数が比較的少なく、秒間2〜3駒程度の連写を行う場合には、撮像ファイルデータの状態では溜めずに、撮像ファイルデータをバッファメモリ手段14から読み出し、信号処理回路16でYUV画像データに変換処理する。そして、JPEG処理回路18で圧縮し、データ量を削減してから、バッファメモリ手段14へJPEG圧縮画像データとして溜め込む方法もある。この場合、撮像ファイルを取り込む時に、その撮像ファイルデータを連写する枚数分溜め込む事を撮像ファイルバッファ方式と呼ぶ。
又、JPEG圧縮画像データをバッファメモリ手段14に溜める方法をJPEGバッファ方式と呼ぶが、JPEGバッファ方式では、撮像手段10からの画像データを一旦(一画面分)バッファメモリ手段14に置く。そして、JPEG処理するのに必要な画像データが揃ったらバッファメモリ手段14から読み出す。しかし、現像(信号処理回路16とJPEG処理回路18を通してJPEG圧縮画像データに変換すること)を行うため、バッファメモリ手段14を構成するDRAMのバンド幅を圧迫する状態になる。
そのため、このJPEGバッファ方式では、撮像素子の画素数や連写速度が高速な場合には、撮影(撮像素子からの読み出しを)しながら同時に現像処理することが困難になるため高速な連写を行えない。そこで高速な連写をするために、撮像ファイルデータを溜め込む撮像ファイルバッファ方式での連写を行う事になる。
又、撮像ファイルデータとJPEG圧縮画像データとの違いとは、当然圧縮されたJPEG圧縮画像データの方が、撮像ファイルデータより小さい。そのため、撮像ファイルバッファ方式の方が、同じ撮影枚数に対しバッファメモリの容量を多く消費する。一方、JPEGバッファ方式は圧縮データを取り扱うので、バッファメモリの容量の使用を少なくできる。
次に、図4の外部機器であるデータ蓄積装置側の連動動作処理時のフローについて説明する。図4のステップS400は、図3のステップS300と同様な連動動作処理開始の指示を示す。ステップS400の後は、ステップS401の連動動作状態を表示手段42を通じて、ユーザへ表示する。
次に、ステップS401からステップS402へ進み、ステップS402では図3のステップS302と同様に、自分の無線通信する通信相手が存在するか否かを確認する。ステップS402で通信相手が見つからない場合には、ステップS404へ進んで所定時間待ってからステップS406に進み、ステップ406での時間待ちの回数をチェックする。ここで、この回数が所定値のAに達していない場合には、再度ステップS402の通信相手の探索に移行する。しかし、ステップS404の時間待ちが所定回数のA回実施された場合は、ステップS407へ進み、通信相手がいないもしくは通信できない旨を表示手段42などを通してユーザに知らせ処理を終了する。
ステップS402の通信相手の探索で通信相手が見つかった場合には、ステップS408の通信ネゴシエーションに進む。ステップS408では通信相手(この場合はデジタルカメラ)との通信状態(電波強度や通信速度)などを確認する。
図3のステップS308と同様に、ステップS408で通信相手との通信速度を確認した後にステップS410へ進み、ステップS410では、データ蓄積装置からデジタルカメラに提供できる機能(向上可能な機能)有無の確認を行う。ステップS410で、デジタルカメラの機能や性能を向上させる事が不可能な(無の)場合には、ステップS412に進み、表示手段42などを用いて、その旨をユーザへメッセージ表示する。しかし、デジタルカメラの機能や性能を向上させる事が可能な場合、即ち、有る場合には、ステップS414へ進み、デジタルカメラからの指示を待つ。ステップS416では、デジタルカメラからの指示が来たら、その旨を表示手段42へ表示を行う。
図5は、一度でも通信ネゴシエーションを行った後の定期的な通信確認(通信状態のポーリング)におけるデジタルカメラ側の処理のフローチャートを示す。図5のステップS500は、デジタルカメラのCPU26に内蔵されているタイマーから、所定時間毎に発生するタイマー割り込みで実行される、通信確認処理の開始を示す。
ステップS500の開始後の、ステップS502では、先に通信ネゴシエーションを行った通信相手の外部機器(データ蓄積装置)が通信可能状態かを確認する。ステップS502で、切断している場合には、ステップS504で通信が途切れた旨を表示手段22を用いてユーザにメッセージ表示を行い、通信確認処理を終了する。
またステップS502で通信可能状態である場合には、ステップS506で先に確認した通信状況(図3のステップS308)に変化があるか否かを確認する。ステップS506で、通信状況が変わらない場合にはステップS508へ進み、同じ通信状況を維持している旨をユーザに表示しつつ、通信確認処理を終了する。
ステップS506で、通信状況が変化した場合には、ステップS510へ進み、再度通信のネゴシエーションを行う。そして、どのような状況に変化したかの確認をして、その状況の変化をステップS512で判断する。そのステップS512の判定で、以前の通信状況が維持できる場合には、ステップS508へ進み、通信状況を維持している旨をユーザに表示しつつ、通信確認処理を終了する。
しかしながら、通信状況が悪化し、以前決めた機能向上が出来ない場合には、ステップS514へ進み、表示手段22へ新たに選択可能な項目をユーザに選ばせるための表示を行うと同時に、ユーザからの指示を待つ。ユーザの指示が来たら、ステップS516にてその指示に従って、それを実行するための設定を行う。具体的には、フラッシュROM28上に記憶してある先に記憶した内容を書き換える。更にまた、ステップS516にてユーザの指示が無くても自動的に切り替える事も可能にしておく。
例えば、予め撮像ファイルバッファ方式の通信を設定していた場合に、相互の距離が離れたり通信状況が悪化した場合に、自動的にJPEGバッファ方式に切替え、その旨をデジタルカメラ側の表示手段22に表示する。そして通信状態が良好に戻ったら、再び撮像ファイルバッファ方式に切替える。しかしながら、頻繁に通信状態が切り替わる状況もありうる。したがって、自動でモードを切替える場合には、撮像ファイルバッファ方式のような高速通信動作モードからJPEGバッファ方式のような低速通信動作モードへ切り替わる際には、通信状況が悪化したらすばやく切り替わる必要がある。逆に、低速通信動作モードから高速通信動作モードに切り替わる際には、所定時間もしくは所定回数以上、通信状況の確認をして、高速通信可能な状況が続いている事を条件に切替える。
そして更に、前記の連動動作処理や前記の通信確認処理で決定した通信モードは、後述する連写撮影中や、通常撮影中には切替えない。もし前記の撮影中に通信状況が悪化した場合には、後述するように、データ通信を中断し、デジタルカメラに内蔵した各記憶手段や各処理回路のみを用いて撮影処理を行う。そして撮影動作が終了してから次の連動動作処理や通信確認処理において、データ通信のモードを復活させることが好ましい。
図6には、デジタルカメラがデータ蓄積装置と通信し、JPEGバッファの容量を増す動作のフローチャートを示す。図6に於いてステップS600は、図示していないスイッチにより、JPEGバッファ連写処理の開始を示す。ステップS602は連写前の撮影準備処理を示し、AE(自動絞り調節)、AF(自動焦点合わせ)や、AWB(自動ホワイトバランス)処理を行う。ステップS602の処理内容は一般的にデジタルカメラの撮影準備と同様の処理になり、ここでは特にその内容を記載しない。
次にステップS604では、ステップS602の検出結果からフォーカスレンズ位置、絞り位置、シャッタースピード等を決定し、各々を設定して露光をはじめる撮像動作を開始する。さらにステップS606では、露光が完了した後に撮像手段10から画像信号を読み出し、A/D変換機12でデジタルの画像データに変換する。その後、バッファメモリ手段14上に、画像データを撮像ファイルデータとして取り込む。ステップS606で撮像ファイルデータが取り込まれたら、ステップS608で現像を行う。
ここで用いる現像とは、まず、バッファメモリ手段14上の撮像ファイルデータを読み出して、DMA転送で信号処理回路16に入力する。そして、信号処理回路16の出力を直接にJPEG処理回路18に伝送し、JPEG処理回路18のJPEG圧縮画像データを出力をDMA転送でバッファメモリ手段14へ書き込む処理である。ステップS608でJPEG圧縮画像データがバッファメモリ手段14へ書き込まれたら、次にステップS610で、外部機器のデータ蓄積装置との通信状況の確認を行う。
この確認は、先に通信ネゴシエーションを行い、ユーザが選択した機能を行えるかの判断と、連写中で以前に通信が途絶えた事がないかをチェックする。ステップS610で通信状況が良好でない、NGの場合は、データ蓄積装置のメモリバッファを使用できないので、ステップS612に進む。そして、デジタルカメラ内蔵のバッファメモリ手段14上のJPEGバッファを使用して、JPEG圧縮画像データを溜める。
ステップS610の通信状況の確認は、連写の1枚単位で行っても良いが、JPEG圧縮画像データの処理単位で通信状況を確認しても良い。それは通信の信頼性に応じて、個々の場合(製品ごとに)で決める事になる。もし、画像データの伝送の途中で通信状況が悪化し、NGとなった場合には、その画像データの初めから、内部のバッファメモリ手段14上のJPEGバッファに画像データを送ることになる。
通信状況が悪化し、NGとなった場合は、ステップS612のあと、ステップS614へ進み、ステップS614では、その内蔵JPEGバッファが一杯になるか、ユーザによる連写中断指示があったかで連写終了の判断を行う。ステップS614の判断で連写を続ける場合には、ステップS604に戻る。
ステップS614で、連写終了と判断した場合には、ステップS616へ進み、JPEGバッファ上のJPEG圧縮画像データが、記録媒体21へすべて記録されるのを待つ。JPEGバッファ上のJPEG圧縮画像データが記録媒体21へすべて書き込まれたら、連写処理を終了する。因みに、記録媒体21へのJPEG圧縮画像データの記録は、JPEGバッファ上にJPEG圧縮画像データが置かれたら、その時点から記録媒体21への書き出しが行われる仕組みとしてもよい。
もし、先の通信状況がNGの前に、外部のデータ蓄積装置にJPEG圧縮画像データを伝送していた際には、内臓しているJPEGバッファ上のJPEG圧縮画像データが記録媒体21への記録が完了してから、通信したデータが存在していた旨を表示する。更に、通信相手のデータ蓄積装置側に、記録媒体にあらたに記憶する容量が無い場合には、撮影動作終了後に、再度その機器との通信を再開してデータの戻し伝送する事を促すメッセージを表示する。
次に、ステップS610の通信状況の確認ステップに戻り、ここで通信状況が正常の場合には、ステップS620へ進む。ステップS620において、内蔵のバッファメモリ手段14上のJPEG圧縮画像データは、外部のデータ蓄積装置上のバッファメモリ手段33上のJPEGバッファへ、通信回路24および31を介してデータ伝送される。
もし、外部のデータ蓄積装置上のバッファメモリ手段33が一杯になってしまったら、デジタルカメラ側はそのことを通信で知る事ができ、データ蓄積装置のバッファメモリ手段33に空きの容量ができるまで、デジタルカメラ内蔵のバッファメモリ手段14に溜めこむように切替える。
ステップS622にて外部のデータ蓄積装置上のJPEGバッファにJPEG圧縮画像データが伝送されると、外部のデータ蓄積装置に記録媒体41が存在する場合には、その外部の記録媒体41へJPEG圧縮画像データを書込む。
次にステップS624にて、データ蓄積装置と内蔵のJPEGバッファが共に一杯になるか、ユーザからの連写終了指示があるかを確認して、連写終了の判断をする。ステップS624で連写を続けると判断した場合には、ステップS604の撮影動作に戻り、再度撮影を行う。
もしステップS624にて、連写を終了すると判断した場合には、ステップS626へ進み、外部のデータ蓄積装置に記録媒体41が存在するか確認する。ステップS626にて、記録媒体41が存在すると判断した場合には、外部のデータ蓄積装置にてJPEGバッファ上のJPEG圧縮画像データを記録媒体41へすべて書込む。この動作が終了すると、内蔵のJPEGバッファ上のJPEG圧縮画像データが内蔵の記録媒体21へすべて書き込まれるまで待つ。記録媒体21へすべてのJPEG圧縮画像データが書き込まれたら、連写処理は終了する。
又、ステップS626の記録媒体の有無の確認へ戻り、そこでもし記録媒体41がデータ蓄積装置に存在しない場合はステップS630へ進む。そして、データ蓄積装置のJPEGバッファ上のJPEG圧縮画像データをデジタルカメラ内蔵のバッファメモリ手段14へ、通信回路31および24を介してデータ戻しの伝送を行う。
データ蓄積装置のJPEGバッファのデータがすべて伝送し終わるまで伝送を続け、ステップS632にて、JPEG圧縮画像データ伝送が終了したら、データ蓄積装置のJPEGバッファが開放される。因みに、データ蓄積装置のJPEGバッファを確保するのは、連写の1枚目の現像直後の通信状況確認ステップS610にて、通信状況が問題なく、OKの時に行われる。
ステップS632の次にステップS634へ進み、デジタルカメラ内蔵のJPEGバッファ上のJPEG圧縮画像データがすべて記録媒体21へ書き込まれたら、JPEGバッファ連写処理を終了する。
図7には、データ蓄積装置と通信して、データ蓄積装置の撮像ファイルバッファを使用した動作のフローを示す。ステップS700は、カメラ撮像ファイルバッファ方式の連写のスタートを示す。次にステップS702は、ステップS602と同様の連写撮影前の撮影準備処理で、AE、AF、AWB等の処理を行う。次にステップS704もステップS604と同様に、ステップS702の検出結果からフォーカスレンズ位置、絞り位置、シャッタースピードを決定し、各々を設定してシャッターを開いて露光を行う。
ステップS706においても、先のステップS606と同様に、露光が完了した後に撮像手段10から画像信号の読み出し、A/D変換機12でデジタルの画像データに変換した後、バッファメモリ手段14上に、撮像ファイルデータとして書き込む。
次にステップS708では、外部のデータ蓄積装置との通信状況の確認を行う。この確認は、先に通信ネゴシエーションした際にユーザが選択した機能を行えるかの判断と、連写中で以前通信が途絶えた事がないかをチェックする。ステップS708で通信状況が悪く、NGの場合は、ステップS710へ進み、内蔵のバッファメモリ手段14上の撮像ファイルバッファのみに撮像ファイルデータを溜め込んで連写を行う。次のステップS712にて撮像ファイルデータ取り込みと同時に1画像データ前に取り込んだ画像データを現像処理する。この現像処理は、先のステップS608にて説明した内容と同じ処理である。
次にステップS714では、連写終了の判断を行う。その判断はステップS614と同様に、内蔵の撮像ファイルバッファが一杯になるか、または、ユーザによる連写中断の指示があったかで連写終了の判断を行う。ステップS714の判断で連写を続ける場合には、ステップS704の撮影動作に戻る。ステップS714で、連写終了と判断した場合には、ステップS716へ進み、内蔵の撮像ファイルバッファ内のデータがすべて現像され、記録媒体21へ記録されるのを待ち、連写処理を終了する。
先のS708の通信状況の確認に戻り、ステップS708で通信状況が良好と判断された場合には、ステップS718へ進み、外部のデータ蓄積装置の撮像ファイルバッファがすでに一杯か否かの判定を行う。ステップS718の判定で、外部撮像ファイルバッファに空きがある場合は、ステップS720へ進み、取り込んだ撮像ファイルデータを通信回路24と31を介して、外部のバッファメモリ手段33上の撮像ファイルバッファに伝送する。
データ蓄積装置の撮像ファイルバッファにデータが伝送された後は、外部のデータ蓄積装置の処理フローになるので、図8のフローを用いて後述する。
ステップS720で撮像ファイルデータの伝送が終了したら、ステップS722へ進み、連写終了の判断を行う。それは内蔵ファイルバッファとデータ蓄積装置の撮像ファイルバッファが両方ともに一杯になるか、ユーザによる連写中断の指示があったかで連写終了の判断を行う事になる。そこで連写継続の場合はステップS704へ進み、連写撮影を行い、終了する場合はステップS724へ進み、外部のデータ蓄積装置からの処理完了の通知を待つ。ステップS724にて、外部のデータ蓄積装置の処理完了の通知が来たら、連写終了となる。
また、ステップS718の外部データ蓄積装置の撮像ファイルバッファが一杯か否かの判定に戻り、一杯だった時は、ステップS730へ進み、内蔵のメモリバッファ上の撮像ファイルバッファへ撮像ファイルデータを溜める。
内蔵の撮像ファイルバッファにデータが溜まると、デジタルカメラ内の現像処理が行われるが、その動作フローに就いては図9のフローチャートを用いて後述する。
S730で撮像ファイルデータを伝送した後、ステップS732へ進み、ステップS722と同様に連写終了の判断を行う。それは内蔵と外部のカメラ撮像ファイルバッファが両方ともに一杯になるか、ユーザによる連写中断の指示があったかで連写終了の判断を行う事になる。
そこで連写継続と判断した場合にはステップS704へ進み、連終了と判断した場合には、ステップS734へ進み、外部のデータ蓄積装置の処理終了と、内蔵の現像と記録の処理終了を待ち、すべての処理が終了したら、連写処理終了となる。
次に図8のフローを用いて、外部のデータ蓄積装置の撮像ファイルバッファに撮像ファイルデータが伝送された後の外部の現像処理について説明する。
ステップS800は外部のデータ蓄積装置の撮像ファイルバッファへ撮像ファイルデータがデジタルカメラ側から伝送されるのを受け取る処理である。ステップS800で1枚の撮像ファイルデータの受け取りを完了したら、次のステップS802へ進む。ステップS802では先のステップS712で述べたのと同様に、撮像ファイルデータの取り込みと同時に、すでに取り込んだ画像データを現像処理する。つまり、1枚の画像データの取り込みが完了したら現像処理を開始するが、次の画像データの取り込みは、前の画像データの現像中でも行い、順次、撮像ファイルデータを撮像ファイルバッファに溜めていくのである。
次のステップS803では、ステップS802で現像したJPEG圧縮画像データを外部のデータ蓄積装置のバッファメモリ手段33上のJPEGバッファに溜める。撮像ファイルバッファ方式の連写でも、記録媒体への書込み速度が現像処理速度より遅い場合には、JPEGバッファも必要になる。
更にこの外部のデータ蓄積装置での現像は、記録媒体を持たない場合もあるので、JPEGバッファが必須になる。次のステップS804では、外部のデータ蓄積装置上に備えた記録媒体41へ記録するモードなのか否かの判定をしている。
記録媒体へ記録しない場合には、ステップS806へ進み、現像後のJPEG圧縮画像データをデータ蓄積装置のJPEGバッファ上に溜める。次のステップS808では、現像処理の終了判定を行う。それは撮像ファイルバッファが空になり、更にデジタルカメラ側から終了指示が送られて来ているかを確認する。その結果、処理を継続する場合にはステップS800へ戻り、現像を続ける。現像処理を終了する場合には、撮像ファイルバッファのデータがすべてJPEGに現像されたか確認し、S810で、現像が終了した旨をデジタルカメラ側へ伝え、処理を終了する。
ステップS804に戻り、記録媒体41へデータを記録する場合には、ステップS812へ進み、外部のJPEGバッファ上のデータを、データ蓄積装置の記録媒体41へ記録する。
次にステップS814へ進み、現像処理の終了の判定を行う。撮像ファイルバッファ上にデータが残っている場合にはステップS800へ戻って現像処理を繰り返す。もし、撮像ファイルバッファが空で、更にデジタルカメラから処理終了の指示が来たら、現像処理を終了するためにステップS816へ進む。ステップS816では、記録媒体41へJPEG圧縮画像データの書きこみが完了するまで待つ。完了したら、ステップS818にて、外部の現像処理がすべて完了した事をデジタルカメラ側に伝える。
次に図9のフローを用いて、デジタルカメラの撮像ファイルバッファの連写時の現像処理について説明する。ステップS900は、デジタルカメラ内部の撮像ファイルバッファにデータが1画像データ以上溜まるのを待ち、撮像ファイルデータが溜まれば次のステップS902へ進み、現像処理を行う。
ステップS902の現像処理は、ステップS608の現像と同様に、JPEG圧縮画像データをバッファメモリ手段14上のJPEGバッファへ溜めて行く。ステップS904では、JPEGバッファに溜まったデータを順次デジタルカメラ上の記録媒体21へ書き込んでいる。
ステップS906では、ステップS808と同様に現像処理の終了判定を行う。撮像ファイルバッファ上にデータが無く、図7の連写の撮像ファイルデータの取り込みが終了したか否かで判断する。
ステップS906の現像処理の終了の判定で、現像処理を継続する場合には、ステップS900へ戻り現像処理を繰り返す。ステップS906の現像処理の終了の判定で現像処理を終了する場合には、ステップS908へ進み、記録媒体21へのJPEG圧縮画像データ記録の完了を待つ。そして、それが完了したらステップS910へ進んで、デジタルカメラ内部の現像処理の終了を連写制御のタスクへ伝える。
更に、通信状況の確認を行う図5のステップS506、図6のステップS610、図7のステップS708においては、通信異常の他に、通信相手(データ蓄積装置)側のバッテリー警告や、記録媒体が一杯などの問題が生じているのかも判断する。そして、データを伝送しても正常に処理できないか、処理できない危険性がある場合には、データ通信を行わない判断を合わせて行っている。
更に、JPEGバッファ方式でも、撮像ファイルバッファ方式のどちらでも、連写実行中に通信状況やその他で、正常にデータ伝送できない(もしくは危険)と判断した時は、デジタルカメラ内蔵のバッファに切替えることを説明した。しかしながら、通信状況などが再度良好に戻った場合でも、実行中の連写撮影期間中は、通信は中断のままで撮影を実行し、撮影が終了した後、再び通信状況の確認をしてから、通信設定回復の動作を行う事になる。
<実施形態2>
実施形態1では、デジタルカメラとデータ蓄積装置の2台の間でのデータ通信について説明したが、UWBの無線通信方式では、複数台の機器間でもデータ通信可能である。ここではデータ蓄積装置1台に対し、2台以上のデジタルカメラがデータ通信を行って、機能や性能を向上させる場合について具体的に説明する。
複数のデジタルカメラと連動動作処理を行う内容は、先に説明した図4や図5の連動動作処理の動作のフローチャートと基本的に同じである。すなわち、一台ずつ連動動作処理を行う事で、何台のデジタルカメラとでもデータ通信を行える様に設定する。
しかしながら、機能や性能を向上させるデジタルカメラについては、データ蓄積装置の構成により、一台づつの場合や、複数台の場合に対応が異なる。
例えば、データ蓄積装置上の記憶手段と信号処理回路とJPEG処理回路と記録媒体への記録手段がそれぞれ1つずつを備える構成の場合においては、提供するリソースが限られる。したがって、撮像ファイルバッファ方式の機能や性能向上を行う場合は、相手のデジタルカメラは1台限定になる。
しかしながら、JPEGバッファ方式の機能や性能向上を行う場合は、通信相手のデジタルカメラ毎に、記憶手段を複数領域に分けて管理する事で、デジタルカメラ毎の共有処理が行えるので、複数台にほぼ同時に機能や性能向上を提供する事ができる。
又、データ蓄積装置が複数台のデジタルカメラと連動動作処理してある場合に、各デジタルカメラからほぼ同時に撮像ファイルバッファ方式の提供要求が来る可能性がある。この場合には、一番通信状況の良好な、例えば一番近くにあるデジタルカメラを優先する事で、確実でより安全なデータ通信でのサポートを提供することが出来る。
更に、データ蓄積装置とデジタルカメラ間でデータ通信を行っている最中は、つまり相手のデジタルカメラの撮影動作中は、新たなデジタルカメラとの連動動作の設定は行わないようにする。それは、データ伝送中や機能や性能向上のサポート中は、データ蓄積装置側がデータ通信に専念する事で、データ通信相手へのサポートを確実で安全な状態に保つためである。又、連写撮影期間は、通常ユーザがその完了を待てる時間であり、データ蓄積装置側に処理中の表示を行う事で、ユーザはそのデータ通信の完了を待つ事が容易である。
以上の実施形態の説明では、2種類の画像データ、即ち、JPEG圧縮画像データ(圧縮データと、撮像ファイルデータ(非圧縮データ)を例にとって説明したが、それぞれの信号フォーマットは、各種のフォーマットの信号が考えられる。また、非可逆な圧縮による非可逆圧縮画像データと可逆圧縮画像データ等の2種類の画像データにも適用可能である。重要なことは、2つの画像データのサイズが異なる点であり、これにより、本願の発明の特徴が生かされるものである。
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給しても達成可能である。すなわち、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性の半導体メモリカード、ROMなどを用いることができる。また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現される場合もある。
しかし、さらにそのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれる場合もあり得る。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明の実施の形態における、デジタルカメラ側の構成図を示す。 本発明の実施の形態におけるデータ蓄積装置(通信相手側)の構成を示す。 連動動作時のデジタルカメラ側の動作フローチャートを示す。 連動動作時のデータ蓄積装置)側の動作フローチャートを示す。 連動動作設定後の通信状態の確認処理の動作フローチャートを示す。 JPEGバッファ方式のデジタルカメラ側の連写撮影処理の動作フローチャートを示す。 撮像ファイルバッファ方式のデジタルカメラ側の連写動作処理の動作フローチャートを示す。 データ蓄積装置側の撮像ファイルバッファ使用時のデータ蓄積装置側の連写動作処理の動作フローチャートを示す。 デジタルカメラに内蔵された撮像ファイルバッファへの連写動作処理の動作フローチャートを示す。

Claims (5)

  1. 撮像装置であって、
    被写体像を画像信号にする撮像素子と、
    前記撮像素子からの前記画像信号をデジタル画像データに変換する変換器と、
    前記デジタル画像データより第1撮像ファイルデータを生成する第1撮像ファイルデータ生成手段と、
    前記第1撮像ファイルデータを圧縮することにより、前記第1撮像ファイルデータよりデータサイズの小さい第2撮像ファイルデータを生成する第2撮像ファイルデータ生成手段と、
    前記第1撮像ファイルデータを記憶する第1撮像ファイルデータ記憶手段と、
    前記第2撮像ファイルデータを記憶する第2撮像ファイルデータ記憶手段と、
    データの送信及び受信を行う通信手段と、を備え、
    前記通信手段は、外部機器に、前記第1撮像ファイルデータ記憶手段に蓄積された第1撮像ファイルデータを送信し、当該送信した第1撮像ファイルデータを前記外部機器の圧縮手段により圧縮させるとともに、前記第1撮像ファイルデータの送信後、前記外部機器の前記圧縮手段による圧縮により得られた第2撮像ファイルデータを受信し、
    前記通信手段は、前記第2撮像ファイルデータ記憶手段に蓄積された前記第2撮像ファイルデータを送信し、前記外部機器の記憶手段に蓄積させることが可能であるとともに、前記外部機器の記憶手段に蓄積された第2撮像ファイルデータを受信可能であって、
    前記通信手段はさらに、前記通信の通信速度に応じて前記第1撮像ファイルデータと前記第2撮像ファイルデータとを切り換えて前記外部機器に送信することが可能であって、前記撮像装置が連写撮影中である場合は前記切り換えを行わないことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記通信手段は、前記外部機器の記憶手段を撮像処理における前記第1撮像ファイルデータまたは前記第2撮像ファイルデータのバッファメモリとして用いるよう前記第1撮像ファイルデータまたは前記第2撮像ファイルデータを前記外部機器に送信することを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  3. 前記撮像装置の動作モードが連写モードである場合は、前記外部機器との間の通信の状況に応じて、前記第1撮像ファイルデータ又は第2撮像ファイルデータを前記外部機器に送信するか否かが決定されることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 撮像装置における撮像方法であって、
    被写体像を画像信号にする撮像工程と、
    前記撮像工程で得られた前記画像信号をデジタル画像データに変換する変換工程と、
    前記デジタル画像データより第1撮像ファイルデータを生成する第1撮像ファイルデータ生成工程と、
    前記第1撮像ファイルデータを圧縮することにより、前記第1撮像ファイルデータよりデータサイズの小さい第2撮像ファイルデータを生成する第2撮像ファイルデータ生成工程と、
    前記第1撮像ファイルデータを記憶する第1撮像ファイルデータ記憶工程と、
    前記第2撮像ファイルデータを記憶する第2撮像ファイルデータ記憶工程と、
    データの送信及び受信を行う通信工程と、を備え、
    前記通信工程は、外部機器に、前記第1撮像ファイルデータ記憶工程で蓄積された第2撮像ファイルデータを送信し、当該送信した第1撮像ファイルデータを前記外部機器の圧縮手段により圧縮させるとともに、前記第1撮像ファイルデータの送信後、前記外部機器の前記圧縮手段による圧縮により得られた第2撮像ファイルデータを受信し、
    前記通信工程は、前記第2撮像ファイルデータ記憶工程において蓄積された前記第2撮像ファイルデータを送信し、前記外部機器の記憶手段に蓄積させることが可能であるとともに、前記外部機器の記憶手段に蓄積された第2撮像ファイルデータを受信可能であって、
    前記通信工程はさらに、前記通信の通信速度に応じて前記第1撮像ファイルデータと前記第2撮像ファイルデータとを切り換えて前記外部機器に送信することが可能であって、前記撮像装置が連写撮影中である場合は前記切り換えを行わないことを特徴とする撮像方法。
  5. 請求項に記載の撮像方法の手順をコンピュータに実行させるためのプログラム。
JP2006034317A 2006-02-10 2006-02-10 撮像装置、撮像方法、及びプログラム Expired - Fee Related JP4671424B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006034317A JP4671424B2 (ja) 2006-02-10 2006-02-10 撮像装置、撮像方法、及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006034317A JP4671424B2 (ja) 2006-02-10 2006-02-10 撮像装置、撮像方法、及びプログラム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2007215035A JP2007215035A (ja) 2007-08-23
JP2007215035A5 JP2007215035A5 (ja) 2009-04-02
JP4671424B2 true JP4671424B2 (ja) 2011-04-20

Family

ID=38493053

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006034317A Expired - Fee Related JP4671424B2 (ja) 2006-02-10 2006-02-10 撮像装置、撮像方法、及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4671424B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20110020694A (ko) 2009-08-24 2011-03-03 삼성전자주식회사 네트워크를 통한 기능 공유 방법 및 장치

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08289251A (ja) * 1995-04-18 1996-11-01 Tec Corp マルチメディア処理装置
JP2000049694A (ja) * 1998-07-27 2000-02-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 無線端末における通信制御方法
JP2002033947A (ja) * 2000-07-17 2002-01-31 Ricoh Co Ltd デジタルカメラ、画像データ送信方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2003087618A (ja) * 2001-09-10 2003-03-20 Nikon Gijutsu Kobo:Kk デジタルカメラシステム、画像蓄積装置、およびデジタルカメラ
JP2004343421A (ja) * 2003-05-15 2004-12-02 Olympus Corp 通信機能付きカメラ

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08289251A (ja) * 1995-04-18 1996-11-01 Tec Corp マルチメディア処理装置
JP2000049694A (ja) * 1998-07-27 2000-02-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 無線端末における通信制御方法
JP2002033947A (ja) * 2000-07-17 2002-01-31 Ricoh Co Ltd デジタルカメラ、画像データ送信方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2003087618A (ja) * 2001-09-10 2003-03-20 Nikon Gijutsu Kobo:Kk デジタルカメラシステム、画像蓄積装置、およびデジタルカメラ
JP2004343421A (ja) * 2003-05-15 2004-12-02 Olympus Corp 通信機能付きカメラ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007215035A (ja) 2007-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2294813B1 (en) Data receiving apparatus, data transmitting apparatus, method for controlling the same and program
JP2006325150A (ja) 撮像方法、撮像システムおよび撮像装置
JP2012129807A (ja) 画像記録装置、画像記録方法およびプログラム
US8773541B2 (en) Image processing apparatus and method
JP2008219522A (ja) 撮像システム、撮像装置、撮像プログラム、及び撮像方法
JP2009027647A (ja) 撮影画像記録システム、撮影装置、撮影画像記録方法
JP5755347B2 (ja) 通信制御装置、その制御方法、プログラム、記録媒体
JP2002185846A (ja) 電子カメラシステム、電子カメラ、サーバコンピュータおよび携帯情報端末
JP4671424B2 (ja) 撮像装置、撮像方法、及びプログラム
EP1916839B1 (en) Image pickup apparatus and moving picture photographing method thereof
JP5213602B2 (ja) 撮像装置、その制御方法、プログラム
JP6741532B2 (ja) 撮像装置および記録方法
US9955135B2 (en) Image processing apparatus, image processing method, and program wherein a RAW image to be subjected to special processing is preferentially subjected to development
WO2020066317A1 (ja) 撮影装置、撮影方法、及びプログラム
JP2010056768A (ja) 撮影システム並びに当該撮影システムを構成する撮影装置及び操作装置
JP3991054B2 (ja) 撮像装置及び撮像装置の制御方法
JP4883803B2 (ja) 通信装置、その制御方法及びプログラム
KR20050086824A (ko) 디지털 카메라 장치, 디지털 카메라 장치의 인쇄 방법
JP4193691B2 (ja) 撮像装置、動画ファイルの記録方法、及びプログラム
JP2004153369A (ja) デジタルカメラ及びバックアップ装置
JP5733615B2 (ja) 画像表示装置、画像表示プログラム及び画像表示システム
JP2007166024A (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP4018696B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP2005229538A (ja) デジタルカメラシステム
JP2007072210A (ja) 撮像装置、その制御方法およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090210

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100625

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100824

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100921

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101122

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110114

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110117

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4671424

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140128

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees