JP2002033947A - デジタルカメラ、画像データ送信方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

デジタルカメラ、画像データ送信方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2002033947A
JP2002033947A JP2000216557A JP2000216557A JP2002033947A JP 2002033947 A JP2002033947 A JP 2002033947A JP 2000216557 A JP2000216557 A JP 2000216557A JP 2000216557 A JP2000216557 A JP 2000216557A JP 2002033947 A JP2002033947 A JP 2002033947A
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城根 昔
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 短時間で画像データを送信することができる
デジタルカメラ、画像データ送信方法および記録媒体を
提供することを課題とする。 【解決手段】 通信回線の通信環境に対応するよう画像
データを加工した送信用画像ファイルを作成する画像処
理部4と、画像処理部4によって作成された送信用画像
ファイルを通信回線を通じて外部機器へ送信する通信制
御部8とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、被写体を撮影し
て得られた画像データを通信回線を通じて外部機器へ送
信する技術に関し、特に、短時間で画像データを送信す
ることができるデジタルカメラ、画像データ送信方法お
よびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、CCD(Charge Coupled Devic
e)などの撮像素子を用いて被写体の映像を電気信号に
変換して、画像データとして記録するデジタルカメラが
普及してきている。さらに、撮影した画像データを、携
帯電話やPHS(Personal Handyphone System)など
の移動体情報処理サービスを利用して、遠隔地の情報処
理端末に送信することができるデジタルカメラも提案さ
れている。
【0003】このような画像データの送信をおこなうデ
ジタルカメラにおいては、画像データをメモリカードや
内蔵メモリなどの記憶手段に記録してから送信をおこな
うが、限りある記憶領域に多くの被写体を記録できるよ
うに、画質データを圧縮して記録することが一般的にお
こなわれている。そして、この圧縮して記録した画像デ
ータを、携帯電話やPHSなどの移動体情報処理サービ
スを利用して、遠隔地の情報処理端末に送信する。
【0004】
【発明が解消しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術は、画像データの送信に長時間を要するという
問題点があった。すなわち、上記の従来技術において
は、撮影した画像データを圧縮して記録し、この圧縮記
録した画像データを送信している。しかし、この画像デ
ータの圧縮は、圧縮後の画像データに基づいて高精度の
原画像が復元できることを前提としているので、圧縮率
にも自ずと限界がある。このため、送信する画像データ
のデータ量は、移動体情報処理サービスを利用して送信
するデータ量にしては大きなものとなってしまう結果、
画像データの送信に長時間を要し、送信費用も高くなっ
ていた。
【0005】そこで、この発明は、上述した従来技術に
よる問題点を解決するため、短時間で画像データを送信
することができるデジタルカメラ、画像データ送信方法
およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム
を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、請求項1の発明に係るデジタルカ
メラは、被写体を撮影して得られた画像データを通信回
線を通じて外部機器へ送信するデジタルカメラにおい
て、前記通信回線の通信環境に対応するよう前記画像デ
ータを加工した送信用画像ファイルを作成する画像ファ
イル作成手段と、前記画像ファイル作成手段によって作
成された送信用画像ファイルを前記通信回線を通じて前
記外部機器へ送信する送信手段と、を備えたことを特徴
とする。
【0007】また、請求項2の発明に係るデジタルカメ
ラは、請求項1に記載の発明において、前記画像ファイ
ル作成手段は、複数の通信回線における通信速度および
/または通信料金にそれぞれ対応するよう加工した複数
の送信用画像ファイルを作成することを特徴とする。
【0008】また、請求項3の発明に係るデジタルカメ
ラは、請求項1に記載の発明において、前記画像ファイ
ル作成手段は、複数の通信回線から1つの通信回線を選
択し、該選択した通信回線における通信速度および/ま
たは通信料金に対応するよう加工した送信用画像ファイ
ルを作成することを特徴とする。
【0009】また、請求項4の発明に係るデジタルカメ
ラは、被写体を撮影して得られた画像データを通信回線
を通じて外部機器へ送信するデジタルカメラにおいて、
所定の通信回線が前記外部機器との間で通信状態にある
か否かを確認する確認手段と、前記確認手段によって通
信状態にあると確認された通信回線の通信環境に対応す
るよう前記画像データを加工した送信用画像ファイルを
作成する画像ファイル作成手段と、前記画像ファイル作
成手段によって作成された送信用画像ファイルを、前記
確認手段によって通信状態にあると確認された通信回線
を通じて前記外部機器へ送信する送信手段と、を備えた
ことを特徴とする。
【0010】また、請求項5の発明に係るデジタルカメ
ラは、請求項4に記載の発明において、前記画像ファイ
ル作成手段は、前記確認手段によって通信状態にあると
確認された通信回線における通信速度および/または通
信料金に対応するよう加工した送信用画像ファイルを作
成することを特徴とする。
【0011】また、請求項6の発明に係るデジタルカメ
ラは、請求項5に記載の発明において、前記確認手段に
よって通信状態にあると確認された通信回線における現
状の通信速度を測定する通信速度測定手段をさらに備
え、前記画像ファイル作成手段は、前記通信速度測定手
段によって測定された通信速度に対応するよう加工した
送信用画像ファイルを作成することを特徴とする。
【0012】また、請求項7の発明に係るデジタルカメ
ラは、被写体を撮影して得られた画像データを通信回線
を通じて外部機器へ送信するデジタルカメラにおいて、
複数の通信回線における通信環境にそれぞれ対応するよ
う前記画像データを加工した複数の送信用画像ファイル
を作成する画像ファイル作成手段と、前記画像ファイル
作成手段によって作成された複数の送信用画像ファイル
を記憶する画像ファイル記憶手段と、所定の通信回線が
前記外部機器との間で通信状態にあるか否かを確認する
確認手段と、前記画像ファイル記憶手段に記憶された複
数の送信用画像ファイルから、前記確認手段によって通
信状態にあると確認された通信回線の通信環境に対応す
る送信用画像ファイルを選択する画像ファイル選択手段
と、前記画像ファイル選択手段によって選択された送信
用画像ファイルを、前記確認手段によって通信状態にあ
ると確認された前記通信回線を通じて前記外部機器へ送
信する送信手段と、を備えたことを特徴とする。
【0013】また、請求項8の発明に係るデジタルカメ
ラは、請求項7に記載の発明において、前記画像ファイ
ル作成手段は、前記複数の通信回線における通信速度お
よび/または通信料金にそれぞれ対応するよう加工した
複数の送信用画像ファイルを作成し、前記画像ファイル
選択手段は、前記画像ファイル記憶手段に記憶された複
数の送信用画像ファイルから、前記確認手段によって通
信状態にあると確認された通信回線の通信速度に対応す
る送信用画像ファイルを選択することを特徴とする。
【0014】また、請求項9の発明に係るデジタルカメ
ラは、請求項8に記載の発明において、前記確認手段に
よって通信状態にあると確認された通信回線における現
状の通信速度を測定する通信速度測定手段をさらに備
え、前記画像ファイル選択手段は、前記通信速度測定手
段によって測定された通信速度に対応する送信用画像フ
ァイルを選択することを特徴とする。
【0015】また、請求項10の発明に係る画像データ
送信方法は、被写体を撮影して得られた画像データを通
信回線を通じて外部機器へ送信する画像データ送信方法
において、前記通信回線の通信環境に対応するよう前記
画像データを加工した送信用画像ファイルを作成する画
像ファイル作成工程と、前記画像ファイル作成工程によ
って作成された送信用画像ファイルを前記通信回線を通
じて前記外部機器へ送信する送信工程と、を含んだこと
を特徴とする。
【0016】また、請求項11の発明に係る画像データ
送信方法は、請求項10に記載の発明において、前記画
像ファイル作成工程は、複数の通信回線における通信速
度および/または通信料金にそれぞれ対応するよう加工
した複数の送信用画像ファイルを作成することを特徴と
する。
【0017】また、請求項12の発明に係る画像データ
送信方法は、請求項10に記載の発明において、前記画
像ファイル作成工程は、複数の通信回線から1つの通信
回線を選択し、該選択した通信回線における通信速度お
よび/または通信料金に対応するよう加工した送信用画
像ファイルを作成することを特徴とする。
【0018】また、請求項13の発明に係る画像データ
送信方法は、被写体を撮影して得られた画像データを通
信回線を通じて外部機器へ送信する画像データ送信方法
において、所定の通信回線が前記外部機器との間で通信
状態にあるか否かを確認する確認工程と、前記確認工程
によって通信状態にあると確認された通信回線の通信環
境に対応するよう前記画像データを加工した送信用画像
ファイルを作成する画像ファイル作成工程と、前記画像
ファイル作成工程によって作成された送信用画像ファイ
ルを、前記確認工程によって通信状態にあると確認され
た通信回線を通じて前記外部機器へ送信する送信工程
と、を含んだことを特徴とする。
【0019】また、請求項14の発明に係る画像データ
送信方法は、請求項13に記載の発明において、前記画
像ファイル作成工程は、前記確認工程によって通信状態
にあると確認された通信回線における通信速度および/
または通信料金に対応するよう加工した送信用画像ファ
イルを作成することを特徴とする。
【0020】また、請求項15の発明に係る画像データ
送信方法は、請求項14に記載の発明において、前記確
認工程によって通信状態にあると確認された通信回線に
おける現状の通信速度を測定する通信速度測定工程をさ
らに含み、前記画像ファイル作成工程は、前記通信速度
測定工程によって測定された通信速度に対応するよう加
工した送信用画像ファイルを作成することを特徴とす
る。
【0021】また、請求項16の発明に係る画像データ
送信方法は、被写体を撮影して得られた画像データを通
信回線を通じて外部機器へ送信する画像データ送信方法
において、複数の通信回線における通信環境にそれぞれ
対応するよう前記画像データを加工した複数の送信用画
像ファイルを作成する画像ファイル作成工程と、前記画
像ファイル作成工程によって作成された複数の送信用画
像ファイルを記憶する画像ファイル記憶工程と、所定の
通信回線が前記外部機器との間で通信状態にあるか否か
を確認する確認工程と、前記画像ファイル記憶工程にて
記憶された複数の送信用画像ファイルから、前記確認工
程によって通信状態にあると確認された通信回線の通信
環境に対応する送信用画像ファイルを選択する画像ファ
イル選択工程と、前記画像ファイル選択工程によって選
択された送信用画像ファイルを、前記確認工程によって
通信状態にあると確認された前記通信回線を通じて前記
外部機器へ送信する送信工程と、を含んだことを特徴と
する。
【0022】また、請求項17の発明に係る画像データ
送信方法は、請求項16に記載の発明において、前記画
像ファイル作成工程は、前記複数の通信回線における通
信速度および/または通信料金にそれぞれ対応するよう
加工した複数の送信用画像ファイルを作成し、前記画像
ファイル選択工程は、前記画像ファイル記憶工程にて記
憶された複数の送信用画像ファイルから、前記確認工程
によって通信状態にあると確認された通信回線の通信速
度に対応する送信用画像ファイルを選択することを特徴
とする。
【0023】また、請求項18の発明に係る画像データ
送信方法は、請求項17に記載の発明において、前記確
認工程によって通信状態にあると確認された通信回線に
おける現状の通信速度を測定する通信速度測定工程をさ
らに含み、前記画像ファイル選択工程は、前記通信速度
測定工程によって測定された通信速度に対応する送信用
画像ファイルを選択することを特徴とする。
【0024】また、請求項19の発明に係る記録媒体
は、請求項10〜18のいずれか一つに記載された方法
をコンピュータに実行させるプログラムを記録したこと
で、そのプログラムを機械読み取り可能となり、これに
よって、請求項10〜18のいずれか一つの動作をコン
ピュータによって実行することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明に係るデジタルカメラ、画像データ送信方法、およ
びその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記
録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体の好適な実
施の形態について、[デジタルカメラの構成例]と、
[デジタルカメラの動作例(動作例1〜動作例9)]と
を詳細に説明する。
【0026】なお、本実施の形態では、本発明をデジタ
ルカメラに適用した場合を示すこととするが、本実施の
形態によって本発明が限定されるものではなく、たとえ
ば、PDA(Personal Digital Assistants)、デジ
タルビデオカメラ、TV電話など、被写体を撮影して得
られた画像データを通信回線を通じて外部機器へ送信す
る、あらゆる画像データ送信処理に適用することができ
る。
【0027】[デジタルカメラの構成例]まず最初に、
図1を参照して、本実施の形態に用いられるデジタルカ
メラの概略的な構成および処理の内容を説明する。図1
は、本実施の形態に用いられるデジタルカメラの構成を
示すブロック図である。同図に示すように、本実施の形
態に用いられるデジタルカメラ1は、システム制御部2
と、撮像部3と、画像処理部4と、記憶メディア5と、
通信用画像制御部6と、表示制御部7と、通信制御部8
と、LCD9と、内部記憶装置10とを、バスを介して
データ授受可能に接続して構成される。
【0028】そして、概略的には、本実施の形態に用い
られるデジタルカメラ1は、撮像部3によって撮影した
画像データを、通信制御部8に接続されるPHSや携帯
電話などの通信機器の通信環境(たとえば、データ通信
速度、単位時間あたりの通信料金など)に対応づけて、
画像処理部4において加工することによって送信用画像
ファイルを作成し、この送信用画像ファイルを通信制御
部8によって外部機器に送信する。
【0029】ここで、本実施の形態に用いられるデジタ
ルカメラ1は、通信用画像制御部6における処理に特徴
があり、具体的には、通信用画像制御部6は、ユーザに
よる種々の設定、通信制御部8に接続される通信機器の
通信環境(たとえば、通信速度、通信料金など)などを
考慮し、所定の圧縮処理を加えた送信用画像ファイルを
作成するよう画像処理部4を制御する。
【0030】次に、図1を参照して、本実施の形態に用
いられるデジタルカメラ1における各部の具体的な構成
および処理の内容を順に説明する。同図に示すシステム
制御部2は、CPU、メモリ、タイマなどを備えて構成
され、デジタルカメラ1の各部を制御する処理部であ
る。
【0031】図1に示す撮像部3は、レンズ、メカ機
構、CCD(Charge Coupled Device)、CDS回路
(Correlated Double Sampling:相関二重サンプリン
グ回路)、A/D変換器、モータドライバ、制御信号生
成部などを備えて構成される。この撮像部3において、
レンズは、被写体像をCCD上に結像するためのレンズ
であり、メカ機構は、メカニカルシャッター、オートフ
ォーカス機構、絞り機構、およびフィルターを含む機構
であり、CCDは、レンズとメカ機構を介して入力され
た映像(被写体像)を電気信号(アナログ画像信号)に
変換する回路である。
【0032】また、撮像部3において、CDS回路は、
CCD型撮像素子に対する低雑音化をおこなう回路であ
り、A/D変換器は、CDS回路を介して入力されたC
CDからのアナログ画像信号をデジタル画像データに変
換する回路であり、モータドライバは、レンズを移動さ
せてズームやフォーカスなどをおこなう駆動部であり、
制御信号生成部は、CCD、CDS回路、およびA/D
変換器の動作タイミングを制御する信号を生成する処理
部である。
【0033】図1に示す画像処理部4は、デジタル信号
処理部と、画像圧縮伸長処理部とを備えて構成される。
この画像処理部4において、デジタル信号処理部は、A
/D変換器から入力したデジタル画像データについて、
色差(Cb,Cr)と輝度(Y)に分けて各種処理、補
正および画像圧縮/伸長のためのデータ処理をおこなう
処理部である。
【0034】また、画像処理部4において、画像圧縮伸
長処理部は、デジタル信号処理部から送られてくる画像
データ、記憶メディア5に記憶された画像データ、通信
制御部8を介して外部機器などから送られてくる画像デ
ータに対し、圧縮伸長処理(画像データに対する符号化
および復号化)をおこなう処理部である。具体的には、
記憶メディア5に画像データを効率的に記録するための
画像圧縮処理だけでなく、記憶メディア5に記憶された
画像データを通信制御部8を介して外部機器に効率的に
送信するための画像圧縮処理(送信用画像ファイルの作
成)もおこなう。
【0035】図1に示す記憶メディア5は、フラッシュ
メモリやメモリカードなどの記憶手段であり、画像処理
部4によって圧縮処理された画像データや画像に関する
種々の情報を記録する。
【0036】図1に示す通信用画像制御部6は、ユーザ
による種々の設定、通信制御部8に接続される通信機器
の通信環境(たとえば、通信速度、通信料金など)など
を考慮し、記憶メディア5に記憶された画像データに対
し所定の圧縮処理(たとえば、白黒化、ビット落とし、
JPEGの圧縮率変更など)を加えた送信用画像ファイ
ルを作成するよう画像処理部4を制御する処理部であ
る。
【0037】この通信用画像制御部6によっておこなわ
れる圧縮処理の制御内容としては、以下のようなものが
ある。たとえば、(1)白黒化、ビット落とし、もしく
は、JPEG圧縮のいずれかをユーザに選択させる圧縮
処理、(2)ビット落としの割合をユーザに選択させる
圧縮処理、(3)JPEG圧縮の圧縮率をユーザに選択
させる圧縮処理、(4)ユーザに送信時間を指定させ、
この送信時間に収まる圧縮率を決定する(送信時間、オ
リジナル画像のデータ量、およびデータ通信速度から、
圧縮率を求める)圧縮処理、(5)ユーザに送信料金を
指定させ、この送信料金に収まる圧縮率を決定する(送
信料金、単位時間あたりの通信料金、オリジナル画像の
データ量、およびデータ通信速度から、圧縮率を求める
モード)圧縮処理、などである。
【0038】図1に示す表示制御部7は、D/A変換
器、オンスクリーンディスプレイコントローラなどを備
えて構成され、画像処理部4によって画像処理された画
像をLCD9に表示するための信号処理、LCD9に表
示するユーザインタフェースとしてのグラフィック画像
生成などをおこなう。また、図1に示すLCD9は、画
像や、ユーザインタフェースとしてのグラフィックを表
示するものである。
【0039】図1に示す通信制御部8は、携帯電話(9
600bps)、32K用PHS(32Kbps)、6
4K用PHS(64Kbps)などの通信機器を接続
し、外部機器とのデータ通信を制御する制御部である。
また、この通信制御部8は、所定の通信機器が接続状態
にあるか否かの確認や、通信状態にある通信機器の現状
の通信速度の測定などもおこなう。
【0040】図1に示す内部記憶装置10は、デジタル
カメラ1の処理に用いられる各種パラメータを記憶する
記憶部であり、たとえば、通信用画像制御部6の処理に
用いられる通信速度、単位時間あたりの通信料金などを
記憶する。
【0041】[デジタルカメラの動作例]次に、図2〜
図10を参照して、本実施の形態に用いられるデジタル
カメラ1における動作例(動作例1〜動作例9)を説明
する。なお、下記に示す動作例1では、撮影時に、あら
かじめ選択されている圧縮率に対応する送信用画像ファ
イルを作成する場合について説明し、動作例2では、撮
影時に、複数の通信機器における通信速度に対応する複
数の送信用画像ファイルを作成する場合について説明
し、動作例3では、撮影時に、あらかじめ設定されてい
る通信機器の通信速度に対応する送信用画像ファイルを
作成する場合について説明し、動作例4では、撮影時
に、あらかじめ指定されている送信料金に収まるような
送信用画像ファイルを作成する場合について説明する。
【0042】また、動作例5では、通信状態にある通信
機器に対応した送信用画像ファイルを選択もしくは作成
して送信する場合について説明し、動作例6では、通信
状態にある通信機器の現状の通信速度に対応した送信用
画像ファイルを選択もしくは作成して送信する場合につ
いて説明する。
【0043】また、動作例7では、通信状態にある通信
機器と、あらかじめ指定されている送信料金とに対応す
るような送信用画像ファイルを選択もしくは作成して送
信する場合について説明し、動作例8では、通信状態に
ある通信機器の現状の通信速度と、あらかじめ指定され
ている送信料金とに対応するような送信用画像ファイル
を選択もしくは作成して送信する場合について説明し、
動作例9では、通信機器を新たに接続する際に、接続し
た通信機器に対応する送信用画像ファイルを作成する場
合について説明する。
【0044】(動作例1)動作例1では、デジタルカメ
ラ1は、撮影後直ちに、あらかじめ選択されている圧縮
率に対応する送信用画像ファイルを作成するよう動作す
る。図2は、デジタルカメラ1の動作例1を説明するた
めのフローチャートである。以下、図2を参照して、デ
ジタルカメラ1の動作例1を説明する。
【0045】まず、デジタルカメラ1は、撮像部3によ
って被写体を撮影し(ステップS201)、露出補正な
どをおこなって画像を取り込み(ステップS202)、
この画像をオリジナル画像データとして記憶メディアに
保存する(ステップS203)。そして、通信用画像制
御部6は、通信撮影モードの内容を確認し(ステップS
204)、動作例1のモードが選択されている場合には
(ステップS204肯定)、画像圧縮率を選択する(ス
テップS205)。
【0046】そして、画像処理部4は、通信用画像制御
部6による命令に基づいて、記憶メディア5に記憶され
ているオリジナル画像データに対して画像圧縮処理をお
こない(ステップS206)、圧縮した画像データを送
信用画像ファイルとして記憶メディア5に保存する(ス
テップS207)。
【0047】上述してきたように、動作例1によれば、
画像処理部4は、通信用画像制御部6の制御によって、
通信機器の通信環境に対応する圧縮率で画像データを加
工した送信用画像ファイルを作成するよう動作するの
で、通信機器の通信環境に係る諸要因を考慮して、オリ
ジナルの画像データよりも小データ量の送信用画像ファ
イルを作成し、この送信用画像ファイルを画像データ送
信に用いることができる。したがって、オリジナルの画
像データの送信に比較して、短時間で画像データを送信
することができる。
【0048】(動作例2)動作例2では、デジタルカメ
ラ1は、撮影後直ちに、複数の通信機器における通信速
度に対応する複数の送信用画像ファイルを作成するよう
動作する。図3は、デジタルカメラ1の動作例2を説明
するためのフローチャートである。以下、図3を参照し
て、デジタルカメラ1の動作例2を説明する。
【0049】まず、デジタルカメラ1は、撮像部3によ
って被写体を撮影し(ステップS301)、露出補正な
どをおこなって画像を取り込み(ステップS302)、
この画像をオリジナル画像データとして記憶メディアに
保存する(ステップS303)。そして、通信用画像制
御部6は、通信撮影モードの内容を確認し(ステップS
304)、動作例2のモードが選択されている場合には
(ステップS304肯定)、あらかじめ設定されている
全ての通信機器(例えば、携帯電話、32K用PHS、
64K用PHSなど)にそれぞれ対応する画像圧縮率を
選択する(ステップS305)。
【0050】そして、画像処理部4は、通信用画像制御
部6による命令に基づいて、記憶メディア5に記憶され
ているオリジナル画像データに対して、それぞれの通信
機器に対応する画像圧縮処理をおこない(ステップS3
06)、圧縮した複数の画像データを送信用画像ファイ
ルとして記憶メディア5に保存する(ステップS30
7)。
【0051】具体的には、動作例2では、たとえば、9
600bpsの携帯電話、32KbpsのPHS、64
KbpsのPHSごとに、送信時間が一定になるような
送信用画像ファイルを作成する。
【0052】上述してきたように、動作例2によれば、
画像処理部4は、通信用画像制御部6の制御によって、
あらかじめ設定されている全ての通信機器の通信速度に
それぞれ対応する圧縮率で画像データを加工した複数の
送信用画像ファイルを作成するよう動作するので、PH
Sや携帯電話などの通信回線における通信速度にそれぞ
れ対応する複数の送信用画像ファイルを作成し、この複
数の送信用画像ファイルを各通信回線ごとの画像データ
送信に用いることができる。したがって、画像データの
送信時間に関するユーザの利便性を向上させることがで
きる。
【0053】(動作例3)動作例3では、デジタルカメ
ラ1は、撮影後直ちに、あらかじめ設定されている通信
機器の通信速度に対応する送信用画像ファイルを作成す
るよう動作する。図4は、デジタルカメラ1の動作例3
を説明するためのフローチャートである。以下、図4を
参照して、デジタルカメラ1の動作例3を説明する。
【0054】まず、デジタルカメラ1は、撮像部3によ
って被写体を撮影し(ステップS401)、露出補正な
どをおこなって画像を取り込み(ステップS402)、
この画像をオリジナル画像データとして記憶メディアに
保存する(ステップS403)。そして、通信用画像制
御部6は、通信撮影モードの内容を確認し(ステップS
404)、動作例3のモードが選択されている場合には
(ステップS404肯定)、通信撮影モードの選択を認
識して(ステップS405)、通信制御部8に通信機器
(例えば、携帯電話、32K用PHS、64K用PHS
など)が接続されているか否かを確認する(ステップS
406)。
【0055】そして、通信用画像制御部6は、いずれか
の通信機器が接続されている場合には(ステップS40
6肯定)、当該通信機器の通信環境(たとえば、通信速
度)を確認し(ステップS407)、この通信速度に対
応する画像圧縮を選択する(ステップS408)。そし
て、画像処理部4は、通信用画像制御部6による命令に
基づいて、記憶メディア5に記憶されているオリジナル
画像データに対して画像圧縮処理をおこない(ステップ
S409)、圧縮した画像データを送信用画像ファイル
として記憶メディア5に保存する(ステップS41
0)。
【0056】上述してきたように、動作例3によれば、
画像処理部4は、通信用画像制御部6の制御によって、
あらかじめ設定されている通信機器の通信速度に対応す
る圧縮率で画像データを加工した送信用画像ファイルを
作成するよう動作するので、たとえば、接続状態にある
通信機器の通信速度に対応する送信用画像ファイルを作
成し、この送信用画像ファイルを当該通信回線を利用す
る画像データ送信に用いることができる。したがって、
画像データの送信時間に関するユーザの利便性を向上さ
せることできる。
【0057】(動作例4)動作例4では、デジタルカメ
ラ1は、撮影後直ちに、あらかじめ指定されている送信
料金に収まるような送信用画像ファイルを作成するよう
動作する。図5は、デジタルカメラ1の動作例4を説明
するためのフローチャートである。以下、図5を参照し
て、デジタルカメラ1の動作例4を説明する。
【0058】まず、デジタルカメラ1は、撮像部3によ
って被写体を撮影し(ステップS501)、露出補正な
どをおこなって画像を取り込み(ステップS502)、
この画像をオリジナル画像データとして記憶メディアに
保存する(ステップS503)。そして、通信用画像制
御部6は、通信撮影モードの内容を確認し(ステップS
504)、動作例4のモードが選択されている場合には
(ステップS504肯定)、通信撮影モードの選択を認
識して(ステップS505)、通信制御部8に通信機器
(例えば、携帯電話、32K用PHS、64K用PHS
など)が接続されているか否かを確認する(ステップS
506)。
【0059】そして、いずれかの通信機器が接続されて
いる場合には(ステップS506肯定)、通信用画像制
御部6は、当該通信機器の通信環境(たとえば、通信速
度、単位時間あたりの通信料金)およびあらかじめ指定
されている送信料金を確認し(ステップS507)、こ
の送信料金に収まるような画像圧縮を選択する(ステッ
プS508)。そして、画像処理部4は、通信用画像制
御部6による命令に基づいて、記憶メディア5に記憶さ
れているオリジナル画像データに対して画像圧縮処理を
おこない(ステップS509)、圧縮した画像データを
送信用画像ファイルとして記憶メディア5に保存する
(ステップS510)。
【0060】一方、いずれの通信機器も接続されていな
い場合には(ステップS506否定)、通信用画像制御
部6は、あらかじめ設定されている通信機器の通信環境
(たとえば、通信速度、単位時間あたりの通信料金)お
よびあらかじめ指定されている送信料金を確認し(ステ
ップS511)、この送信料金に収まるような画像圧縮
を選択する(ステップS512)。そして、画像処理部
4は、通信用画像制御部6による命令に基づいて、記憶
メディア5に記憶されているオリジナル画像データに対
して画像圧縮処理をおこない(ステップS513)、圧
縮した画像データを送信用画像ファイルとして記憶メデ
ィア5に保存する(ステップS514)。
【0061】具体的には、動作例4では、たとえば、9
600bpsの携帯電話が接続されており、送信料金と
して200円が指定されている場合には、オリジナル画
像のデータ量、単位時間あたりの通信料金、および通信
速度(9600bps)から、200円に収まるサイズ
の送信用画像ファイルを作成する。
【0062】上述してきたように、動作例4によれば、
画像処理部4は、通信用画像制御部6の制御によって、
あらかじめ設定されている通信機器の通信速度および通
信料金に対応する圧縮で画像データを加工した送信用画
像ファイルを作成するよう動作するので、たとえば、あ
らかじめ指定した送信料金に収まる送信用画像ファイル
を作成し、この送信用画像ファイルを画像データ送信に
用いることができる。したがって、画像データの送信時
間および送信費用に関するユーザの利便性を向上させる
ことできる。
【0063】(動作例5)動作例5では、デジタルカメ
ラ1は、通信状態にある通信機器に対応した送信用画像
ファイルを選択もしくは作成して送信するよう動作す
る。図6は、デジタルカメラ1の動作例5を説明するた
めのフローチャートである。以下、図6を参照して、デ
ジタルカメラ1の動作例5を説明する。なお、撮影時に
送信用画像ファイルが作成され、この送信用画像ファイ
ルが記憶メディア5に保存されているものとして説明す
る。
【0064】まず、デジタルカメラ1は、外部機器との
間で通信を開始し(ステップS601)、通信用画像制
御部6において、送信する画像ファイルを選択するとと
もに通信撮影モードの内容を確認する(ステップS60
2)。ここで、動作例5のモードが選択されている場合
には(ステップS602肯定)、通信撮影モードの選択
を認識して(ステップS604)、通信制御部8に接続
されている通信機器(例えば、携帯電話、32K用PH
S、64K用PHSなど)の通信環境などを確認する
(ステップS605)。なお、動作例5のモードが選択
されていない場合には(ステップS602否定)、選択
された画像ファイル(オリジナルの画像データ)を通信
制御部8を介して外部機器に送信する(ステップS60
3)。
【0065】そして、通信用画像制御部6は、接続中の
通信機器の通信環境(たとえば、通信速度)に適したサ
イズの送信用画像ファイルが記憶メディア5に保存され
ているか否かを判定し(ステップS606)、適したフ
ァイルが保存されている場合には(ステップS606肯
定)、この送信用画像ファイルを通信制御部8を介して
外部機器に送信する(ステップS607)。
【0066】一方、適したファイルが保存されていない
場合には(ステップS606否定)、通信用画像制御部
6は、接続中の通信機器の通信環境に対応する画像圧縮
を選択する(ステップS608)。そして、画像処理部
4は、通信用画像制御部6による命令に基づいて、送信
を選択されたオリジナル画像の画像データに対して画像
圧縮処理をおこない(ステップS609)、圧縮した画
像データを送信用画像ファイルとして通信制御部8を介
して外部機器に送信する(ステップS610)。
【0067】上述してきたように、動作例5によれば、
通信制御部8は、所定の通信機器が通信状態にあるか否
かを確認し、画像処理部4は、通信用画像制御部6の制
御によって、通信状態にある通信機器の通信環境に対応
する圧縮で画像データを加工した送信用画像ファイルを
作成あるいは選択し、この送信用画像ファイルを通信制
御部8を介して外部機器に送信するよう動作するので、
通信機器の通信環境に係る諸要因を考慮して、オリジナ
ルの画像データよりも小データ量の送信用画像ファイル
を作成あるいは選択し、この送信用画像ファイルを当該
通信機器を介して送信することができる。したがって、
オリジナルの画像データの送信に比較して、短時間で画
像データを送信することができる。
【0068】(動作例6)動作例6では、デジタルカメ
ラ1は、通信状態にある通信機器の現状の通信速度に対
応した送信用画像ファイルを選択もしくは作成して送信
するよう動作する。図7は、デジタルカメラ1の動作例
6を説明するためのフローチャートである。以下、図7
を参照して、デジタルカメラ1の動作例6を説明する。
なお、撮影時に送信用画像ファイルが作成され、この送
信用画像ファイルが記憶メディア5に保存されているも
のとして説明する。
【0069】まず、デジタルカメラ1は、外部機器との
間で通信を開始し(ステップS701)、通信用画像制
御部6において、送信する画像ファイルを選択するとと
もに通信撮影モードの内容を確認する(ステップS70
2)。ここで、動作例6のモードが選択されている場合
には(ステップS702肯定)、通信撮影モードの選択
を認識して(ステップS704)、通信制御部8に接続
されている通信機器(例えば、携帯電話、32K用PH
S、64K用PHSなど)の通信環境などを確認すると
ともに、通信相手(画像データの送信先としての外部機
器)とネゴシエーションして現状の通信速度を測定する
とともに(ステップS705)、選択されたファイルと
その関連ファイルを確認する(ステップS706)。
【0070】なお、動作例6のモードが選択されていな
い場合には(ステップS702否定)、選択された画像
ファイル(オリジナルの画像データ)を通信制御部8を
介して外部機器に送信する(ステップS703)。
【0071】そして、通信用画像制御部6は、接続中の
通信機器の現状の通信速度に適したサイズの送信用画像
ファイルが記憶メディア5に保存されているか否かを判
定し(ステップS707)、適したファイルが保存され
ている場合には(ステップS707肯定)、この送信用
画像ファイルを通信制御部8を介して外部機器に送信す
る(ステップS703)。
【0072】一方、適したファイルが保存されていない
場合には(ステップS707否定)、通信用画像制御部
6は、接続中の通信機器の現状の通信速度に対応する画
像圧縮を選択する(ステップS708)。そして、画像
処理部4は、通信用画像制御部6による命令に基づい
て、送信を選択されたオリジナル画像の画像データに対
して画像圧縮処理をおこない(ステップS709)、圧
縮した画像データを送信用画像ファイルとして通信制御
部8を介して外部機器に送信する(ステップS71
0)。
【0073】具体的には、動作例6では、たとえば、3
2KbpsのPHSが接続されているが、通信状態が好
ましくないために、現状の通信速度が20Kbpsであ
る場合でも、通信相手とネゴシエーションすることによ
って、現状の通信速度を割り出し、20Kbpsに対応
する送信用画像ファイルを作成する。
【0074】上述してきたように、動作例6によれば、
通信制御部8は、所定の通信機器が通信状態にあるか否
かを確認するとともに当該通信機器における現状の通信
速度を測定し、画像処理部4は、通信用画像制御部6の
制御によって、通信機器の現状の通信速度に対応する圧
縮で画像データを加工した送信用画像ファイルを作成あ
るいは選択し、この送信用画像ファイルを通信制御部8
を介して外部機器に送信するよう動作するので、現状の
通信速度が遅い場合でも、現状の通信速度に対応する送
信用画像ファイルを作成あるいは選択し、この送信用画
像ファイルを当該通信機器を介して送信することができ
る。したがって、画像データの送信時間に関するユーザ
の利便性をより一層向上させることができる。
【0075】(動作例7)動作例7では、デジタルカメ
ラ1は、通信状態にある通信機器と、あらかじめ指定さ
れている送信料金とに対応するような送信用画像ファイ
ルを選択もしくは作成して送信するよう動作する。図8
は、デジタルカメラ1の動作例7を説明するためのフロ
ーチャートである。以下、図8を参照して、デジタルカ
メラ1の動作例6を説明する。なお、撮影時に送信用画
像ファイルが作成され、この送信用画像ファイルが記憶
メディア5に保存されているものとして説明する。
【0076】まず、デジタルカメラ1は、外部機器との
間で通信を開始し(ステップS801)、通信用画像制
御部6において、送信する画像ファイルを選択するとと
もに通信撮影モードの内容を確認する(ステップS80
2)。ここで、動作例7のモードが選択されていない場
合には(ステップS802否定)、選択された画像ファ
イル(オリジナルの画像データ)を通信制御部8を介し
て外部機器に送信する(ステップS803)。
【0077】一方、動作例7のモードが選択されている
場合には(ステップS802肯定)、通信撮影モードの
選択を認識して(ステップS804)、通信制御部8に
接続されている通信機器(例えば、携帯電話、32K用
PHS、64K用PHSなど)の通信環境(たとえば、
通信速度、単位時間あたりの通信料金)およびあらかじ
め指定されている送信料金を確認するとともに、この送
信料金に適したサイズの送信用画像ファイルが記憶メデ
ィア5に保存されているか否かを判定する(ステップS
805)。
【0078】ここで、適したファイルが保存されている
場合には(ステップS805肯定)、この送信用画像フ
ァイルを通信制御部8を介して外部機器に送信する(ス
テップS803)。一方、適したファイルが保存されて
いない場合には(ステップS805否定)、通信用画像
制御部6は、指定された送信料金に収まるような画像圧
縮を選択する(ステップS806)。そして、画像処理
部4は、通信用画像制御部6による命令に基づいて、送
信を選択されたオリジナル画像の画像データに対して画
像圧縮処理をおこない(ステップS807)、圧縮した
画像データを送信用画像ファイルとして通信制御部8を
介して外部機器に送信する(ステップS808)。
【0079】上述してきたように、動作例7によれば、
通信制御部8は、所定の通信機器が通信状態にあるか否
かを確認し、画像処理部4は、通信用画像制御部6の制
御によって、通信状態にある通信機器の通信速度および
通信料金に対応する圧縮で画像データを加工した送信用
画像ファイルを作成あるいは選択し、この送信用画像フ
ァイルを通信制御部8を介して外部機器に送信するよう
動作するので、あらかじめ指定した送信料金に収まる送
信用画像ファイルを作成し、この送信用画像ファイルを
当該通信機器を介して送信することができる。したがっ
て、画像データの送信時間および送信費用に関するユー
ザの利便性を向上させることができる。
【0080】(動作例8)動作例8では、デジタルカメ
ラ1は、通信状態にある通信機器の現状の通信速度と、
あらかじめ指定されている送信料金とに対応するような
送信用画像ファイルを選択もしくは作成して送信するよ
う動作する。図9は、デジタルカメラ1の動作例8を説
明するためのフローチャートである。以下、図9を参照
して、デジタルカメラ1の動作例8を説明する。なお、
撮影時に送信用画像ファイルが作成され、この送信用画
像ファイルが記憶メディア5に保存されているものとし
て説明する。
【0081】まず、デジタルカメラ1は、外部機器との
間で通信を開始し(ステップS901)、通信用画像制
御部6において、送信する画像ファイルを選択するとと
もに通信撮影モードの内容を確認する(ステップS90
2)。ここで、動作例8のモードが選択されていない場
合には(ステップS902否定)、選択された画像ファ
イル(オリジナルの画像データ)を通信制御部8を介し
て外部機器に送信する(ステップS903)。
【0082】一方、動作例8のモードが選択されている
場合には(ステップS902肯定)、通信撮影モードの
選択を認識して(ステップS904)、通信制御部8に
接続されている通信機器(例えば、携帯電話、32K用
PHS、64K用PHSなど)の通信環境(たとえば、
通信速度、単位時間あたりの通信料金)およびあらかじ
め指定されている送信料金を確認するとともに、通信相
手(画像データの送信先としての外部機器)とネゴシエ
ーションして現状の通信速度を測定する(ステップS9
05)。
【0083】そして、現状の通信速度を考慮した上での
送信料金に適したサイズの送信用画像ファイルが記憶メ
ディア5に保存されているか否かを判定する(ステップ
S906)。ここで、適したファイルが保存されている
場合には(ステップS906肯定)、この送信用画像フ
ァイルを通信制御部8を介して外部機器に送信する(ス
テップS903)。
【0084】一方、適したファイルが保存されていない
場合には(ステップS906否定)、通信用画像制御部
6は、現状の通信速度を考慮した上での送信料金に収ま
るような画像圧縮を選択する(ステップS907)。そ
して、画像処理部4は、通信用画像制御部6による命令
に基づいて、送信を選択されたオリジナル画像の画像デ
ータに対して画像圧縮処理をおこない(ステップS90
8)、圧縮した画像データを送信用画像ファイルとして
通信制御部8を介して外部機器に送信する(ステップS
909)。
【0085】上述してきたように、動作例8によれば、
通信制御部8は、所定の通信機器が通信状態にあるか否
かを確認するとともに当該通信機器における現状の通信
速度を測定し、画像処理部4は、通信用画像制御部6の
制御によって、通信機器の現状の通信速度および通信料
金に対応する圧縮で画像データを加工した送信用画像フ
ァイルを作成あるいは選択し、この送信用画像ファイル
を通信制御部8を介して外部機器に送信するよう動作す
るので、現状の通信速度が遅い場合でも、現状の通信速
度を考慮した上での送信料金に収まるような送信用画像
ファイルを作成あるいは選択し、この送信用画像ファイ
ルを当該通信機器を介して送信することができる。した
がって、画像データの送信時間および送信料金に関する
ユーザの利便性をより一層向上させることができる。
【0086】(動作例9)動作例9では、デジタルカメ
ラ1は、通信機器を新たに接続する際に、接続した通信
機器に対応する送信用画像ファイルを作成するよう動作
する。図10は、デジタルカメラ1の動作例9を説明す
るためのフローチャートである。以下、図10を参照し
て、デジタルカメラ1の動作例9を説明する。
【0087】まず、デジタルカメラ1は、通信制御部8
に通信機器が接続されると(ステップS1001)、記
憶メディア5に画像ファイルがあるか否かを判定し(ス
テップS1002)、画像ファイルがある場合には(ス
テップS1002肯定)、接続した通信機器の通信環境
に適した送信用画像ファイルが存在するか否かを判定す
る(ステップS1003)。
【0088】そして、適した画像ファイルが存在してい
ない場合には(ステップS1003否定)、通信用画像
制御部6は、接続した通信機器の通信速度や通信料金に
対応する画像圧縮を選択する(ステップS1004)。
そして、画像処理部4は、通信用画像制御部6による命
令に基づいて、記憶メディア5に記憶されているオリジ
ナル画像データに対して画像圧縮処理をおこない(ステ
ップS1005)、圧縮した画像データを送信用画像フ
ァイルとして記憶メディア5に保存する(ステップS1
006)。
【0089】上述してきたように、動作例9によれば、
接続した通信機器の通信環境に適した送信用画像ファイ
ルが存在しない場合に、画像処理部4は、通信用画像制
御部6の制御によって、接続した通信機器の通信環境に
対応する圧縮で画像データを加工した送信用画像ファイ
ルを作成するよう動作するので、新たに接続した通信機
器の通信環境に係る諸要因を考慮して、オリジナルの画
像データよりも小データ量の送信用画像ファイルを作成
し、この送信用画像ファイルを画像データ送信に用いる
ことができる。したがって、画像データの送信時間およ
び送信料金に関するユーザの利便性をより一層向上させ
ることができる。
【0090】なお、本実施の形態で説明した画像データ
送信方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソ
ナル・コンピューターやワークステーションなどのコン
ピュータで実行することによって実現することができ
る。このプログラムは、ハードディスク、フロッピー
(登録商標)ディスク、CD−ROM、MO、DVDな
どのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録さ
れ、コンピュータによって記録媒体から読み出されるこ
とによって実行される。またこのプログラムは、上記記
録媒体を介して、インターネットなどのネットワークを
介して配布することができる。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、画像ファイル作成手段は、前記通信回線の通信
環境に対応するよう前記画像データを加工した送信用画
像ファイルを作成し、送信手段は、前記画像ファイル作
成手段によって作成された送信用画像ファイルを前記通
信回線を通じて前記外部機器へ送信することとしたの
で、通信回線の通信環境に係る諸要因を考慮して画像デ
ータ圧縮などの加工を施すことによって、オリジナルの
画像データよりも小データ量の送信用画像ファイルを作
成し、この送信用画像ファイルを画像データ送信に用い
ることができる。したがって、短時間で画像データを送
信することが可能なデジタルカメラが得られるという効
果を奏する。
【0092】また、請求項2の発明によれば、前記画像
ファイル作成手段は、複数の通信回線における通信速度
および/または通信料金にそれぞれ対応するよう加工し
た複数の送信用画像ファイルを作成することとしたの
で、PHSや携帯電話などの通信回線における通信速度
や通信料金などにそれぞれ対応する複数の送信用画像フ
ァイルを作成し、この複数の送信用画像ファイルを各通
信回線ごとの画像データ送信に用いることができる。し
たがって、画像データの送信時間および送信費用に関す
るユーザの利便性を向上させることが可能なデジタルカ
メラが得られるという効果を奏する。
【0093】また、請求項3の発明によれば、前記画像
ファイル作成手段は、複数の通信回線から1つの通信回
線を選択し、該選択した通信回線における通信速度およ
び/または通信料金に対応するよう加工した送信用画像
ファイルを作成することとしたので、たとえば、接続状
態にある通信回線の通信速度や通信料金などに対応する
送信用画像ファイルを作成し、この送信用画像ファイル
を当該通信回線を利用する画像データ送信に用いること
ができる。したがって、画像データの送信時間および送
信費用に関するユーザの利便性を向上させることが可能
なデジタルカメラが得られるという効果を奏する。
【0094】また、請求項4の発明によれば、確認手段
は、所定の通信回線が前記外部機器との間で通信状態に
あるか否かを確認し、画像ファイル作成手段は、前記確
認手段によって通信状態にあると確認された通信回線の
通信環境に対応するよう前記画像データを加工した送信
用画像ファイルを作成し、送信手段は、前記画像ファイ
ル作成手段によって作成された送信用画像ファイルを、
前記確認手段によって通信状態にあると確認された通信
回線を通じて前記外部機器へ送信することとしたので、
通信状態にある回線の通信環境に係る諸要因を考慮して
画像データ圧縮などの加工を施すことによって、オリジ
ナルの画像データよりも小データ量の送信用画像ファイ
ルを作成し、この送信用画像ファイルを当該通信回線を
介して送信することができる。したがって、短時間で画
像データを送信することが可能なデジタルカメラが得ら
れるという効果を奏する。
【0095】また、請求項5の発明によれば、前記画像
ファイル作成手段は、前記確認手段によって通信状態に
あると確認された通信回線における通信速度および/ま
たは通信料金に対応するよう加工した送信用画像ファイ
ルを作成することとしたので、通信状態にある回線の通
信速度や通信料金などに対応する送信用画像ファイルを
作成し、この送信用画像ファイルを当該通信回線を介し
て送信することができる。したがって、画像データの送
信時間および送信費用に関するユーザの利便性を向上さ
せることが可能なデジタルカメラが得られるという効果
を奏する。
【0096】また、請求項6の発明によれば、通信速度
測定手段は、前記確認手段によって通信状態にあると確
認された通信回線における現状の通信速度を測定し、前
記画像ファイル作成手段は、前記通信速度測定手段によ
って測定された通信速度に対応するよう加工した送信用
画像ファイルを作成することとしたので、現状の通信速
度が遅い場合でも、現状の通信速度や通信料金などに対
応する送信用画像ファイルを作成し、この送信用画像フ
ァイルを当該通信回線を介して送信することができる。
したがって、画像データの送信時間および送信費用に関
するユーザの利便性をより一層向上させることが可能な
デジタルカメラが得られるという効果を奏する。
【0097】また、請求項7の発明によれば、画像ファ
イル作成手段は、複数の通信回線における通信環境にそ
れぞれ対応するよう前記画像データを加工した複数の送
信用画像ファイルを作成し、画像ファイル記憶手段は、
前記画像ファイル作成手段によって作成された複数の送
信用画像ファイルを記憶し、確認手段は、所定の通信回
線が前記外部機器との間で通信状態にあるか否かを確認
し、画像ファイル選択手段は、前記画像ファイル記憶手
段に記憶された複数の送信用画像ファイルから、前記確
認手段によって通信状態にあると確認された通信回線の
通信環境に対応する送信用画像ファイルを選択し、送信
手段は、前記画像ファイル選択手段によって選択された
送信用画像ファイルを、前記確認手段によって通信状態
にあると確認された前記通信回線を通じて前記外部機器
へ送信することとしたので、PHSや携帯電話などの通
信回線の通信環境に係る諸要因を考慮して複数の送信用
画像ファイルを作成し、この複数の送信用画像ファイル
のうちから通信状態にある回線に対応する送信用画像フ
ァイルを選択し、この送信用画像ファイルを当該通信回
線を介して送信することができる。したがって、短時間
で画像データを送信することが可能なデジタルカメラが
得られるという効果を奏する。
【0098】また、請求項8の発明によれば、前記画像
ファイル作成手段は、前記複数の通信回線における通信
速度および/または通信料金にそれぞれ対応するよう加
工した複数の送信用画像ファイルを作成し、前記画像フ
ァイル選択手段は、前記画像ファイル記憶手段に記憶さ
れた複数の送信用画像ファイルから、前記確認手段によ
って通信状態にあると確認された通信回線の通信速度に
対応する送信用画像ファイルを選択することとしたの
で、PHSや携帯電話などの通信回線における通信速度
や通信料金を考慮して複数の送信用画像ファイルを作成
し、この複数の送信用画像ファイルのうちから通信状態
にある回線の通信速度に対応する送信用画像ファイルを
選択し、この送信用画像ファイルを当該通信回線を介し
て送信することができる。したがって、画像データの送
信時間および送信費用に関するユーザの利便性を向上さ
せることが可能なデジタルカメラが得られるという効果
を奏する。
【0099】また、請求項9の発明によれば、通信速度
測定手段は、前記確認手段によって通信状態にあると確
認された通信回線における現状の通信速度を測定し、前
記画像ファイル選択手段は、前記通信速度測定手段によ
って測定された通信速度に対応する送信用画像ファイル
を選択することとしたので、通信回線における現状の通
信速度が遅い場合でも、現状の通信速度や通信料金など
に対応する送信用画像ファイルを選択し、この送信用画
像ファイルを当該通信回線を介して送信することができ
る。したがって、画像データの送信時間および送信費用
に関するユーザの利便性をより一層向上させることが可
能なデジタルカメラが得られるという効果を奏する。
【0100】また、請求項10の発明によれば、画像フ
ァイル作成工程は、前記通信回線の通信環境に対応する
よう前記画像データを加工した送信用画像ファイルを作
成し、送信工程は、前記画像ファイル作成工程によって
作成された送信用画像ファイルを前記通信回線を通じて
前記外部機器へ送信することとしたので、通信回線の通
信環境に係る諸要因を考慮して画像データ圧縮などの加
工を施すことによって、オリジナルの画像データよりも
小データ量の送信用画像ファイルを作成し、この送信用
画像ファイルを画像データ送信に用いることができる。
したがって、短時間で画像データを送信することが可能
な画像データ送信方法が得られるという効果を奏する。
【0101】また、請求項11の発明によれば、前記画
像ファイル作成工程は、複数の通信回線における通信速
度および/または通信料金にそれぞれ対応するよう加工
した複数の送信用画像ファイルを作成することとしたの
で、PHSや携帯電話などの通信回線における通信速度
や通信料金などにそれぞれ対応する複数の送信用画像フ
ァイルを作成し、この複数の送信用画像ファイルを各通
信回線ごとの画像データ送信に用いることができる。し
たがって、画像データの送信時間および送信費用に関す
るユーザの利便性を向上させることが可能な画像データ
送信方法が得られるという効果を奏する。
【0102】また、請求項12の発明によれば、前記画
像ファイル作成工程は、複数の通信回線から1つの通信
回線を選択し、該選択した通信回線における通信速度お
よび/または通信料金に対応するよう加工した送信用画
像ファイルを作成することとしたので、たとえば、接続
状態にある通信回線の通信速度や通信料金などに対応す
る送信用画像ファイルを作成し、この送信用画像ファイ
ルを当該通信回線を利用する画像データ送信に用いるこ
とができる。したがって、画像データの送信時間および
送信費用に関するユーザの利便性を向上させることが可
能な画像データ送信方法が得られるという効果を奏す
る。
【0103】また、請求項13の発明によれば、確認工
程は、所定の通信回線が前記外部機器との間で通信状態
にあるか否かを確認し、画像ファイル作成工程は、前記
確認工程によって通信状態にあると確認された通信回線
の通信環境に対応するよう前記画像データを加工した送
信用画像ファイルを作成し、送信工程は、前記画像ファ
イル作成工程によって作成された送信用画像ファイル
を、前記確認工程によって通信状態にあると確認された
通信回線を通じて前記外部機器へ送信することとしたの
で、通信状態にある回線の通信環境に係る諸要因を考慮
して画像データ圧縮などの加工を施すことによって、オ
リジナルの画像データよりも小データ量の送信用画像フ
ァイルを作成し、この送信用画像ファイルを当該通信回
線を介して送信することができる。したがって、短時間
で画像データを送信することが可能な画像データ送信方
法が得られるという効果を奏する。
【0104】また、請求項14の発明によれば、前記画
像ファイル作成工程は、前記確認工程によって通信状態
にあると確認された通信回線における通信速度および/
または通信料金に対応するよう加工した送信用画像ファ
イルを作成することとしたので、通信状態にある回線の
通信速度や通信料金などに対応する送信用画像ファイル
を作成し、この送信用画像ファイルを当該通信回線を介
して送信することができる。したがって、画像データの
送信時間および送信費用に関するユーザの利便性を向上
させることが可能な画像データ送信方法が得られるとい
う効果を奏する。
【0105】また、請求項15の発明によれば、通信速
度測定工程は、前記確認工程によって通信状態にあると
確認された通信回線における現状の通信速度を測定し、
前記画像ファイル作成工程は、前記通信速度測定工程に
よって測定された通信速度に対応するよう加工した送信
用画像ファイルを作成することとしたので、現状の通信
速度が遅い場合でも、現状の通信速度や通信料金などに
対応する送信用画像ファイルを作成し、この送信用画像
ファイルを当該通信回線を介して送信することができ
る。したがって、画像データの送信時間および送信費用
に関するユーザの利便性をより一層向上させることが可
能な画像データ送信方法が得られるという効果を奏す
る。
【0106】また、請求項16の発明によれば、画像フ
ァイル作成工程は、複数の通信回線における通信環境に
それぞれ対応するよう前記画像データを加工した複数の
送信用画像ファイルを作成し、画像ファイル記憶工程
は、前記画像ファイル作成工程によって作成された複数
の送信用画像ファイルを記憶し、確認工程は、所定の通
信回線が前記外部機器との間で通信状態にあるか否かを
確認し、画像ファイル選択工程は、前記画像ファイル記
憶工程にて記憶された複数の送信用画像ファイルから、
前記確認工程によって通信状態にあると確認された通信
回線の通信環境に対応する送信用画像ファイルを選択
し、送信工程は、前記画像ファイル選択工程によって選
択された送信用画像ファイルを、前記確認工程によって
通信状態にあると確認された前記通信回線を通じて前記
外部機器へ送信することとしたので、PHSや携帯電話
などの通信回線の通信環境に係る諸要因を考慮して複数
の送信用画像ファイルを作成し、この複数の送信用画像
ファイルのうちから通信状態にある回線に対応する送信
用画像ファイルを選択し、この送信用画像ファイルを当
該通信回線を介して送信することができる。したがっ
て、短時間で画像データを送信することが可能な画像デ
ータ送信方法が得られるという効果を奏する。
【0107】また、請求項17の発明によれば、前記画
像ファイル作成工程は、前記複数の通信回線における通
信速度および/または通信料金にそれぞれ対応するよう
加工した複数の送信用画像ファイルを作成し、前記画像
ファイル選択工程は、前記画像ファイル記憶工程にて記
憶された複数の送信用画像ファイルから、前記確認工程
によって通信状態にあると確認された通信回線の通信速
度に対応する送信用画像ファイルを選択することとした
ので、PHSや携帯電話などの通信回線における通信速
度や通信料金を考慮して複数の送信用画像ファイルを作
成し、この複数の送信用画像ファイルのうちから通信状
態にある回線の通信速度に対応する送信用画像ファイル
を選択し、この送信用画像ファイルを当該通信回線を介
して送信することができる。したがって、画像データの
送信時間および送信費用に関するユーザの利便性を向上
させることが可能な画像データ送信方法が得られるとい
う効果を奏する。
【0108】また、請求項18の発明によれば、通信速
度測定工程は、前記確認工程によって通信状態にあると
確認された通信回線における現状の通信速度を測定し、
前記画像ファイル選択工程は、前記通信速度測定工程に
よって測定された通信速度に対応する送信用画像ファイ
ルを選択することとしたので、通信回線における現状の
通信速度が遅い場合でも、現状の通信速度や通信料金な
どに対応する送信用画像ファイルを選択し、この送信用
画像ファイルを当該通信回線を介して送信することがで
きる。したがって、画像データの送信時間および送信費
用に関するユーザの利便性をより一層向上させることが
可能な画像データ送信方法が得られるという効果を奏す
る。
【0109】また、請求項19の発明によれば、請求項
10〜18のいずれか一つに記載された方法をコンピュ
ータに実行させるプログラムを記録したことで、そのプ
ログラムを機械読み取り可能となり、これによって、請
求項10〜18のいずれか一つの動作をコンピュータに
よって実現することが可能な記録媒体が得られるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に用いられるデジタルカメラの構
成を示すブロック図である。
【図2】図2は、デジタルカメラの動作例1を説明する
ためのフローチャートである。
【図3】図3は、デジタルカメラの動作例2を説明する
ためのフローチャートである。
【図4】図4は、デジタルカメラの動作例3を説明する
ためのフローチャートである。
【図5】図5は、デジタルカメラの動作例4を説明する
ためのフローチャートである。
【図6】図6は、デジタルカメラの動作例5を説明する
ためのフローチャートである。
【図7】図7は、デジタルカメラの動作例6を説明する
ためのフローチャートである。
【図8】図8は、デジタルカメラの動作例7を説明する
ためのフローチャートである。
【図9】図9は、デジタルカメラの動作例8を説明する
ためのフローチャートである。
【図10】図10は、デジタルカメラの動作例9を説明
するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 デジタルカメラ 2 システム制御部 3 撮像部 4 画像処理部 5 記憶メディア 6 通信用画像制御部 7 表示制御部 8 通信制御部 9 LCD 10 内部記憶装置

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮影して得られた画像データを
    通信回線を通じて外部機器へ送信するデジタルカメラに
    おいて、 前記通信回線の通信環境に対応するよう前記画像データ
    を加工した送信用画像ファイルを作成する画像ファイル
    作成手段と、 前記画像ファイル作成手段によって作成された送信用画
    像ファイルを前記通信回線を通じて前記外部機器へ送信
    する送信手段と、 を備えたことを特徴とするデジタルカメラ。
  2. 【請求項2】 前記画像ファイル作成手段は、複数の通
    信回線における通信速度および/または通信料金にそれ
    ぞれ対応するよう加工した複数の送信用画像ファイルを
    作成することを特徴とする請求項1に記載のデジタルカ
    メラ。
  3. 【請求項3】 前記画像ファイル作成手段は、複数の通
    信回線から1つの通信回線を選択し、該選択した通信回
    線における通信速度および/または通信料金に対応する
    よう加工した送信用画像ファイルを作成することを特徴
    とする請求項1に記載のデジタルカメラ。
  4. 【請求項4】 被写体を撮影して得られた画像データを
    通信回線を通じて外部機器へ送信するデジタルカメラに
    おいて、 所定の通信回線が前記外部機器との間で通信状態にある
    か否かを確認する確認手段と、 前記確認手段によって通信状態にあると確認された通信
    回線の通信環境に対応するよう前記画像データを加工し
    た送信用画像ファイルを作成する画像ファイル作成手段
    と、 前記画像ファイル作成手段によって作成された送信用画
    像ファイルを、前記確認手段によって通信状態にあると
    確認された通信回線を通じて前記外部機器へ送信する送
    信手段と、 を備えたことを特徴とするデジタルカメラ。
  5. 【請求項5】 前記画像ファイル作成手段は、前記確認
    手段によって通信状態にあると確認された通信回線にお
    ける通信速度および/または通信料金に対応するよう加
    工した送信用画像ファイルを作成することを特徴とする
    請求項4に記載のデジタルカメラ。
  6. 【請求項6】 前記確認手段によって通信状態にあると
    確認された通信回線における現状の通信速度を測定する
    通信速度測定手段をさらに備え、前記画像ファイル作成
    手段は、前記通信速度測定手段によって測定された通信
    速度に対応するよう加工した送信用画像ファイルを作成
    することを特徴とする請求項5に記載のデジタルカメ
    ラ。
  7. 【請求項7】 被写体を撮影して得られた画像データを
    通信回線を通じて外部機器へ送信するデジタルカメラに
    おいて、 複数の通信回線における通信環境にそれぞれ対応するよ
    う前記画像データを加工した複数の送信用画像ファイル
    を作成する画像ファイル作成手段と、 前記画像ファイル作成手段によって作成された複数の送
    信用画像ファイルを記憶する画像ファイル記憶手段と、 所定の通信回線が前記外部機器との間で通信状態にある
    か否かを確認する確認手段と、 前記画像ファイル記憶手段に記憶された複数の送信用画
    像ファイルから、前記確認手段によって通信状態にある
    と確認された通信回線の通信環境に対応する送信用画像
    ファイルを選択する画像ファイル選択手段と、 前記画像ファイル選択手段によって選択された送信用画
    像ファイルを、前記確認手段によって通信状態にあると
    確認された前記通信回線を通じて前記外部機器へ送信す
    る送信手段と、 を備えたことを特徴とするデジタルカメラ。
  8. 【請求項8】 前記画像ファイル作成手段は、前記複数
    の通信回線における通信速度および/または通信料金に
    それぞれ対応するよう加工した複数の送信用画像ファイ
    ルを作成し、前記画像ファイル選択手段は、前記画像フ
    ァイル記憶手段に記憶された複数の送信用画像ファイル
    から、前記確認手段によって通信状態にあると確認され
    た通信回線の通信速度に対応する送信用画像ファイルを
    選択することを特徴とする請求項7に記載のデジタルカ
    メラ。
  9. 【請求項9】 前記確認手段によって通信状態にあると
    確認された通信回線における現状の通信速度を測定する
    通信速度測定手段をさらに備え、前記画像ファイル選択
    手段は、前記通信速度測定手段によって測定された通信
    速度に対応する送信用画像ファイルを選択することを特
    徴とする請求項8に記載のデジタルカメラ。
  10. 【請求項10】 被写体を撮影して得られた画像データ
    を通信回線を通じて外部機器へ送信する画像データ送信
    方法において、 前記通信回線の通信環境に対応するよう前記画像データ
    を加工した送信用画像ファイルを作成する画像ファイル
    作成工程と、 前記画像ファイル作成工程によって作成された送信用画
    像ファイルを前記通信回線を通じて前記外部機器へ送信
    する送信工程と、 を含んだことを特徴とする画像データ送信方法。
  11. 【請求項11】 前記画像ファイル作成工程は、複数の
    通信回線における通信速度および/または通信料金にそ
    れぞれ対応するよう加工した複数の送信用画像ファイル
    を作成することを特徴とする請求項10に記載の画像デ
    ータ送信方法。
  12. 【請求項12】 前記画像ファイル作成工程は、複数の
    通信回線から1つの通信回線を選択し、該選択した通信
    回線における通信速度および/または通信料金に対応す
    るよう加工した送信用画像ファイルを作成することを特
    徴とする請求項10に記載の画像データ送信方法。
  13. 【請求項13】 被写体を撮影して得られた画像データ
    を通信回線を通じて外部機器へ送信する画像データ送信
    方法において、 所定の通信回線が前記外部機器との間で通信状態にある
    か否かを確認する確認工程と、 前記確認工程によって通信状態にあると確認された通信
    回線の通信環境に対応するよう前記画像データを加工し
    た送信用画像ファイルを作成する画像ファイル作成工程
    と、 前記画像ファイル作成工程によって作成された送信用画
    像ファイルを、前記確認工程によって通信状態にあると
    確認された通信回線を通じて前記外部機器へ送信する送
    信工程と、 を含んだことを特徴とする画像データ送信方法。
  14. 【請求項14】 前記画像ファイル作成工程は、前記確
    認工程によって通信状態にあると確認された通信回線に
    おける通信速度および/または通信料金に対応するよう
    加工した送信用画像ファイルを作成することを特徴とす
    る請求項13に記載の画像データ送信方法。
  15. 【請求項15】 前記確認工程によって通信状態にある
    と確認された通信回線における現状の通信速度を測定す
    る通信速度測定工程をさらに含み、前記画像ファイル作
    成工程は、前記通信速度測定工程によって測定された通
    信速度に対応するよう加工した送信用画像ファイルを作
    成することを特徴とする請求項14に記載の画像データ
    送信方法。
  16. 【請求項16】 被写体を撮影して得られた画像データ
    を通信回線を通じて外部機器へ送信する画像データ送信
    方法において、 複数の通信回線における通信環境にそれぞれ対応するよ
    う前記画像データを加工した複数の送信用画像ファイル
    を作成する画像ファイル作成工程と、 前記画像ファイル作成工程によって作成された複数の送
    信用画像ファイルを記憶する画像ファイル記憶工程と、 所定の通信回線が前記外部機器との間で通信状態にある
    か否かを確認する確認工程と、 前記画像ファイル記憶工程にて記憶された複数の送信用
    画像ファイルから、前記確認工程によって通信状態にあ
    ると確認された通信回線の通信環境に対応する送信用画
    像ファイルを選択する画像ファイル選択工程と、 前記画像ファイル選択工程によって選択された送信用画
    像ファイルを、前記確認工程によって通信状態にあると
    確認された前記通信回線を通じて前記外部機器へ送信す
    る送信工程と、 を含んだことを特徴とする画像データ送信方法。
  17. 【請求項17】 前記画像ファイル作成工程は、前記複
    数の通信回線における通信速度および/または通信料金
    にそれぞれ対応するよう加工した複数の送信用画像ファ
    イルを作成し、前記画像ファイル選択工程は、前記画像
    ファイル記憶工程にて記憶された複数の送信用画像ファ
    イルから、前記確認工程によって通信状態にあると確認
    された通信回線の通信速度に対応する送信用画像ファイ
    ルを選択することを特徴とする請求項16に記載の画像
    データ送信方法。
  18. 【請求項18】 前記確認工程によって通信状態にある
    と確認された通信回線における現状の通信速度を測定す
    る通信速度測定工程をさらに含み、前記画像ファイル選
    択工程は、前記通信速度測定工程によって測定された通
    信速度に対応する送信用画像ファイルを選択することを
    特徴とする請求項17に記載の画像データ送信方法。
  19. 【請求項19】 前記請求項10〜18のいずれか一つ
    に記載された方法をコンピュータに実行させるプログラ
    ムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体。
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