JP4671146B2 - 流体管の加工装置における分割位置位置決め装置 - Google Patents

流体管の加工装置における分割位置位置決め装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、流体管に装着して切断または端面の開先加工等が終了した加工装置を前記流体管から取外す際に、流体管の外周面に着脱可能に装着される本体フレームの分割位置にリングギヤの分割位置を一致するようにした流体管の加工装置における分割位置位置決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の流体管の加工装置としては、例えば図9に示される流体管切断装置が知られており、この管切断装置01は、切断しようとする流体管Pの外周面に本体フレーム02を固定し、本体フレーム02の側面に形成される環状凹溝05内に外周面に歯を刻設したリングギヤ06を周方向に摺動可能に嵌合し、このリングギヤ06に一対の刃物台08、08を対向配置して、本体フレーム02の外周面に取り付けた駆動ユニット010により、互いに噛合した一対の歯車012、013を介してリングギヤ06を周方向に回転させつつ刃物台08、08の切削工具014a、014bを求心方向に移動させて、バイト等の切削工具により流体管を切断したり、開先加工等を行うようになっている。
【0003】
そして、この管切断装置01は、既設の流体管Pに装着する際、あるいは管径が大きいときに、その取り扱いを容易にするために本体フレーム02ないしリングギヤ06が2分割構造となっている。
【0004】
流体管Pに装着された本体フレーム02は、分割されたフレーム単体02a、02bの対向端部に半径方向外方に向けて突出形成したフランジF1、F2をボルトBにより結合して一体化すると共に、分割されたリングギヤ単体06a、06bも015a、015bにより結合して一体化されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このような上述した従来の管切断装置01では、分割されたフレーム単体02a、02bを流体管Pに装着した後、これらフレーム単体02a、02bのフランジF1、F2を、流体管Pの中心を横切る平面上で互いに対向させて接合面と直交する方向よりボルトBを介して結合して一体化しているため、切削工具による流体管の切断または開先加工等が終了した際に上記管切断装置01を流体管Pから取外す作業が行われることになる。
【0006】
管切断装置01を取り外すに際し、加工が完了した時点で、リングギヤ06を介して刃物台08、08の周方向回転を停止した時点では切削工具014a、014bは一定位置に停止することがない。
【0007】
従って、回転が停止した時点におけるリングギヤ06の分割位置は、フレーム単体02a、02bの分割位置に対しバラツキが生じて一致することがないことから、相互の分割位置を一致させるためにリングギヤ06を手動により回転させる作業が余儀なくされていた。
【0008】
このリングギヤ06を手動で回動させて相互の分割位置を一致するためには、互いに噛合した一対の歯車012、013を介して駆動ユニット010も連動して回転するため回転負荷が大きく困難な作業となり、管切断装置01の分解作業に手間がかかるため作業能率が低下する問題が生じていた。
【0009】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、流体管の外周面に着脱可能に装着された加工装置の分解作業を単純化し作業能率の向上を図ることができる流体管の加工装置における分割位置位置決め装置を提供することも目的をしている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の流体管の加工装置における分割位置位置決め装置は、流体管の外周面に着脱可能に装着される2分割された単体の本体フレームを結合して成る環状の本体フレームに、2分割されたリングギヤを互いに結合して回転可能に案内保持し、このリングギヤを駆動手段により軸線回りに回転させつつ、それに取付けた切削工具を求心方向に移動させることにより、前記流体管に加工を施すようにした流体管の加工装置において、
本体フレームの前記リングギヤに面する円周方向所定位置に検出器を配設し、該検出器に対応する同一軌道上のリングギヤに、リングギヤ駆動手段を減速させるための第1被検出体を配設すると共に、その回転方向後方にリングギヤの分割位置を本体フレームの分割位置で停止させるための第2被検出体をそれぞれ配設したことを特徴としている。
この特徴によれば、流体管の外周面に着脱可能に装着された加工装置を前記流体管から取り外すに際し、回転するリングギヤの円周方向所定位置を所定の停止位置となる分割位置の直前に検出器が、第1被検出体を検出することで減速が開始されるので、リングギヤ乃至これに連動する関連部材の慣性力が低減するため、リングギヤの分割位置が本体フレームの分割位置に達した際に、第2被検出体の検出により駆動手段を制動することで正確に停止させることが可能となる。
【0011】
上記加工装置において、前記検出器が第2被検出体を検出した際にカウントを開始するタイマを設け、予め設定されるタイマのカウント数を減速回転するリングギヤの分割位置が本体フレームの分割位置に一致するカウント数として記憶すると共に、カウント数が設定値に達した際にリングギヤを制動停止する指令を出す制御装置を設けたことが好ましい。
このようにすると、タイマのカウント数を制御装置の記憶部に記憶することで、所定の設定されたカウント数に達した際に発せられるリングギヤの回転を制動停止する指令により、相互の分割位置を正確に一致させることができる。
【0012】
上記加工装置において、前記検出器によって検出される前記リングギヤの第2被検出体の位置が、本体フレームの分割位置に前記リングギヤの分割位置が対応する位置関係に配設されていることが好ましい。
このようにすると、第1被検出体が検出されて前記リングギヤの減速開始位置から第2被検出体が検出される停止位置までの周方向移動距離を最短距離に設定することができる。
【0013】
上記加工装置において、前記検出器を近接スイッチで構成するとともに、第1被検出体及び第2被検出体を永久磁石により構成していることが好ましい。
このようにすると、検出器及びこれに対する各被検出体の設置を容易に行うことができ、非接触による検出であることから検出器の寿命を延ばすことが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0015】
図1は、本発明の加工装置を流体管に装着した状態を示す縦断面正面図、図2は図1のA−A断面図、図3の(a)は本体フレームに対するリングギヤの取付部の一部を示す縦断面側面図、(b)は(a)のB−B断面図、図4の(a)は本体フレーム単体の正面図、(b)は(a)のC−C断面図、図5はリングギヤ単体の正面図、(b)は(a)のD−D断面図、図6の(a)は本体フレームとリングギヤの接合部の関係としての一部断面を示す部分側面図、(b)はリングギヤの接合部を示す部分正面図、(c)は(a)のE−E断面図である。
【0016】
図1〜図3に示される符号1は、切断しようとする流体管Pの外周面に固定される本体フレームである。この本体フレーム1は、中心より2分割してフレーム単体1a、1bを形成しており、これら半円筒形をなすフレーム単体1a、1b同士を、対向端部において後述するボルトにより上下に結合することにより、内径が流体管Pの外径より若干大きい円筒形に形成している。
【0017】
図2に示すように、本体フレーム1は、外周面に求心方向を向くようにして円周方向に等間隔おきに形成された複数(6個の)の雌ねじ孔2にセットボルト3を螺挿し、全てのセットボルト3を均等に締め込んでその先端を流体管Pの外周面に圧接させることにより、本体フレーム1が流体管Pを囲むようにしてそれと同心的に固定されるようになっている。
【0018】
なお、本体フレーム1を流体管Pに固定するには、他の周知の手段を用いても良く、例えば、流体管Pの外周から半径方向に油圧シリンダで固定するようにしても良い。
【0019】
そして、本体フレーム1の前面、すなわち軸方向の一側面には、該本体フレーム1と同心をなす環状凹溝4が形成され、この環状凹溝4内には、外周面に歯が刻設されたリングギヤ5が、軸線回りに回転自在に収容されている。
【0020】
リングギヤ5は、詳細は後述するが、本体フレーム1と同様に上下に2分割された構造となっており、分割部BTの前面に板状の連結金具6を当接させてボルト止めすることにより一体化されている。
【0021】
また、リングギヤ5の後面、すなわち軸方向の一側面には、図3(b)の拡大図に示すように、環状のガイド溝7が同心的に形成され、このガイド溝7を、本体フレーム1の環状凹溝4の奥面に形成した環状の嵌合溝8に嵌合され、複数のボルト9をもって固定された矩形断面をなす環状のガイド部材10の突出部に、前方より周方向に摺動可能に嵌合することにより、リングギヤ5が、本体フレーム1の環状凹溝4内を、軸線を中心としてガタが無く回転し得るようになっている。
【0022】
このガイド部材10は、リングギヤ5と同様に2分割された構造となっており、摺動抵抗の低い銅系の合金やホワイトメタル等の軸受材料が使用されている。
【0023】
図1において、リングギヤ5の前面における180°対向する位置には、1対の刃物台16、16が、リングギヤ5と一体的に回転し得るようにボルト止めされ、その昇降ホルダ17には、バイト等の切削工具18が、昇降ホルダ17に螺挿した送りネジ19の回動操作により、流体管Pの中心に向かって進退しうるように取付けられている。
【0024】
更に、本体フレーム1の外周面における上端よりも若干右方寄りには、上記リングギヤ5の駆動ユニット20が設けられている。
【0025】
この駆動ユニット20は、本体フレーム1の外周面にボルト21により固定された支持体22に、回転軸が流体管Pと平行をなすように取付けられた駆動手段である減速機付きのモータ23(図2参照)と、その下方において支持体22に支承された支軸24に軸着され、モータ23の駆動ギヤ25と噛合する中間ギヤ26とよりなっている。
【0026】
中間ギヤ26の下端部の一部は、本体フレーム1の外周面に形成された切欠部27より環状凹溝4内に突出し、上記リングギヤ5の外周と噛合している。
【0027】
そこで、リングギヤ5は、モータ23を作動させることにより、正面視時計方向に低速(切削送り速度)で周方向に回転し、リングギヤ5が1回転毎に流体管Pの中心に向かって1ピッチ単位の切り込み量(第1回転目の切削代に相当する分)が与えられ、これを順次繰り返すことにより流体管Pを切断するようになっている。
【0028】
一方、図3の(a)、(b)に示すように、互いに2分割される本体フレーム1とリングギヤ5には、流体管Pの切断加工が完了した際における本体フレーム1とリングギヤ5の分割位置を一致させるために、検出器に対し第1被検出体と第2被検出体が同一軌道上に円周方向所定位置に配置されている。
【0029】
詳しくは、本体フレーム1の軸方向一側面に形成される環状凹溝4の底面には、環状凹溝4に後述する検出器を貫通するための挿通孔37が軸方向に穿設されており、本体フレーム1の分割位置を基準として円周方向所定位置に形成されている。この挿通孔37内には、近接スイッチ等で構成される検出器としてのセンサRが装着され、その検出面が環状凹溝4の底面と面一になるよう設置され、挿通孔37の後方からはセンサRのリード線Wが図示しない制御装置に接続するために外部に導き出されている。
【0030】
また、リングギヤ5の裏面には、環状凹溝4内の底面に配置されるセンサRに対応して、リングギヤ5と同心をなす同一軌道上の分割位置を基準として周方向の回転方向前方に永久磁石で構成される円板状の第1被検出体M1と、その後方には第2被検出体M2がそれぞれ同極となるよう周方向に所定間隔離間して面一になるよう埋め込まれている。
【0031】
次に、本体フレームの接合面における接合構造につき、図4〜図6を参照して説明する。
【0032】
環状の本体フレーム1を構成する半円筒形をなすフレーム単体1a、1bの接合部S1、S2は、図4、図6に示すように、本体フレーム1の軸心となる中心Oを通る直線Dに対し、これを横切るフレーム単体1a、1bが接合される基準傾斜接合面32、32′と、この基準傾斜接合面32、32′に対し所定の角度をもって交差する2つの連続する内側接合面33、33′及び外側接合面34、34′から構成されている。そして、これら基準傾斜接合面32、32′及び内側接合面33、33′及び外側接合面34、34′は、本体フレーム1における中心Oに対し対称形状に形成されている。
【0033】
更に詳しくは、基準傾斜接合面32、32′は、本体フレーム1の中心Oに対して上方が外方に開くよう上り方向に傾斜しており、これら基準傾斜接合面32、32′に対しその両側で他の2つの内側接合面33、33′及び外側接合面34、34′が交差しており、内側接合面33、33′は、基準傾斜接合面32、32′の内側に位置し中心Oを通る直線Dと平行に形成されるとともに、外側接合面34、34′は、基準傾斜接合面32、32′の外側に位置する傾斜面として形成される。
【0034】
両外側接合面34、34′は、各基準傾斜接合面32、32′に対し直交して外側に下り傾斜の面で構成され、中心Oを通る直線Dと平行な水平面となる内側接合面33、33′には、半円筒形のフレーム単体1a、1bの両内側接合面33、33′に中心軸線が位置するように有底の嵌合穴が流体管Pの軸線と直交する方向に形成されており、両内側接合面33、33′のフレーム単体1b側の上面の嵌合穴の一部を構成する半円形の凹溝には、規制部材となる断面円形のキー部材35が固定されている。
【0035】
そして、図3の(a)、(b)に示す上部のフレーム単体1aにおける環状凹溝4の底面には、一方の接合部S1の中心Oを通る直線Dを基準として円周方向所定位置に穿設された挿通孔37に、検出面が環状凹溝4の底面と面一になるようにセンサRが装着される。
【0036】
次に、図5の(a)、(b)に示すように、本体フレーム1と同様に2つに分割される両分割リングギヤ5a、5bの対向端部BTa、BTb及びBTa′、BTb′からなる分割部BTの前面には、連結金具6を接合するための平坦な取付け面Sa、Sa′及びSb、Sb′が形成されており、上部の分割リングギヤ5aの両取付け面Sa、Sa′には連結金具6の嵌合穴H1に対応してテーパ穴H2が穿設されている。
【0037】
また、両分割リングギヤ5a、5bの中心を横切る直線上に設けられる分割部BTと直交する上下の前面における180°対向する位置には、1対の刃物台16、16を取付けるための取付け面Ta、Tbが形成されている。
【0038】
そして、上部の分割リングギヤ5aの分割位置となる分割部BTを基準とする円周方向所定位置には、センサRに対応する同一軌道上に、図5(a)に示されているように、リングギヤ5のモータ23を減速させるための第1被検出体M1を配設すると共に、その回転方向後方にリングギヤ5の両分割位置となる分割部BTを本体フレーム1の両接合部S1、S2で停止させるための第2被検出体M2がそれぞれ配設されている。
【0039】
そこで、分割リングギヤ5a、5bの分割部BT同士を当接接合させた状態で、図6(a)に示すように、連結金具6の嵌合穴H1に、連結ピン36を挿通嵌合させてその先端のテーパ部をテーパ穴H2に挿嵌し、連結ピン36を軸方向に挿通したボルトにより分割リングギヤ5aの前面に固着することで両分割リングギヤ5a、5bが接続され環状のリングギヤ5が構成される。
【0040】
本体フレーム1の前面に形成された環状凹溝4内に上記リングギヤ5が収容されると、このリングギヤ5の前面両側が外方押えリング14及び内方押えリング15により押えられて軸線回りに回転自在に保持されている。
【0041】
次に、流体管の加工装置の組立手順につき説明する。
【0042】
先ず、図6(c)において、本体フレーム1を構成する半円筒形をなすフレーム単体1bの内側接合面33、33′が水平状態になるように設置される。この内側接合面33、33′に固定されたキー部材35に、相手側のフレーム単体1aの内側接合面に形成される有底の嵌合穴を嵌合させることで流体管Pの軸線方向の位置合わせが行われる。
【0043】
これらフレーム単体1a、1bの内側接合面33、33′が互いに接合される際又はその直前に、フレーム単体1a、1bの基準傾斜接合面32、32′同士が接触した状態になる。
【0044】
この状態では、接合部S1、S2における上下のフレーム単体1a、1bの両外側接合面34、34′間及び両内側接合面33、33′間には、隙間が形成されており、そこで、両外側接合面34、34′のボルトB2を締め上げることにより、両基準傾斜接合面32、32′間が摺動して両外側接合面34、34′間及び両内側接合面33、33′間が互いに密接接合する。
【0045】
ボルトB2により、両外側接合面34、34′間及び両内側接合面33、33′間が互いに密接接合されたところで、両基準傾斜接合面32、32′間を2本のボルトB1で結合することによりフレーム単体1a、1bの各接合部S1、S2は結合されて一体化される。
【0046】
次に、図6の(a)に示すように、一体化された本体フレーム1には、環状凹溝4が形成され、この環状凹溝4に収容されると共に、矩形断面をなす環状のガイド部材10の突出部に、2つの分割リングギヤ5a、5bの後面に形成したガイド溝7を嵌合させた状態で、分割部BTを密接接合すると共に、連結金具6の嵌合穴に連結ピン36を挿通嵌合させてその先端のテーパ部をテーパ穴H2に挿嵌し、連結ピン36を軸方向に挿通したボルトにより分割リングギヤ5aの前面に固着する。
【0047】
そこで、図6(b)における一体化された環状のリングギヤ5は、本体フレーム1の前面の環状凹溝4両側に取付けられた2つ割の外方押えリング14a、14b及び内方押えリング15a、15bにより押えられて軸線回りに回転自在に保持される。
【0048】
次に、流体管の加工装置の作用につき図1〜図3を参照して説明する。
【0049】
先ず、上記実施形態の加工装置を用いて流体管Pを切断するには、モータ23を作動させ、リングギヤ5を正面視時計方向(切削工具の形状によっては反時計方向)に極低速で回転させる。リングギヤ5がほぼ1回転すると、キッカー機構28(図2参照)により1対の切削工具18を第1回転目の予定の切削代に相当する分だけ、流体管Pの中心に向かって送りを与える。この操作を流体管Pの肉厚に応じて複数回繰り返すことにより、流体管Pは切断される。
【0050】
上記の切断作業時において、リングギヤ5には切削工具18を介して離心方向の切削負荷(反力)が作用し、拡径方向に撓もうとする。
【0051】
この場合、本発明の本体フレーム1は、中心より2分割されたフレーム単体1a、1bにより構成されると共に、リングギヤ5も同様に中心より2分割された分割リングギヤ5a、5bとして構成されている。
【0052】
そこで、本体フレーム1にあっては、その接合部S1、S2を、上記実施形態のように構成することにより、分割された単体フレームが、中心Oを通る直線Dを横切る基準傾斜接合面32、32′と、この基準傾斜接合面32、32′に対し所定の角度をもって交差する2つの連続する内側接合面33、33′及び外側接合面34、34′によって接合されるので、フレーム単体1a、1b同士を接合するだけで求心することができ、加工時における接合用ボルトに作用する切削負荷(反力)を分散することが可能となるとともに、フレーム単体1a、1bの変形が抑制されて均一な切削が可能となる。
【0053】
また、基準傾斜接合面32、32′が本体フレーム1の中心O対して外方に開くよう傾斜し、この基準傾斜接合面32、32′に交差する他の2面が、基準傾斜接合面32、32′の内側に位置し中心Oを通る直線Dと平行な内側接合面33、33′と、基準傾斜接合面32、32′の外側に位置する外側接合面34、34′とから構成される、異なる方向の接合面をボルトB1、B2によりで結合することで、切削時において変動する切削負荷(反力)がこれらボルトB1、B2に直接作用することがなくなり、ボルトB1、B2に作用する切削負荷を分散することがでるだけでなく、組立時における本体フレーム1の真円度を容易に得ることができる利点が得られる。
【0054】
そして、分割リングギヤ5a、5bは、一方の分割リングギヤ5bに取付けられた連結金具6の嵌合穴H1に、連結ピン36を介して相手側の分割リングギヤ5aが接続されるようになっているので、接合時における位置決めが容易になるだけでなく、嵌合穴H1とテーパ穴H2が連結ピン36に嵌合されるので、連結時における剛性を向上することができる。
【0055】
また、接合されて一体化されたリングギヤ5は、その後面に形成したガイド溝7が、本体フレーム1の環状凹溝4内においてガイド部材10に嵌合し、しかも、前端部外周面の小径段部11には外方押えリング14が摺接しているため、2分割構造で剛性が多少小さくても、拡径方向に撓む恐れはない。
【0056】
従って、1回当りの切削工具18の送り込み量を増やし、切削負荷を大とした際でも、安定した切削が可能となり、切断効率が向上する。
【0057】
次に、流体管Pの切断加工が完了した際における加工装置の取外し手順につき図7及び図8を参照して説明する。図7はセンサに対する第1被検出体及び第2被検出体の位置関係を示す動作説明図であり、図8は分割位置の位置決めフロー図である。
【0058】
先ず、加工装置を流体管から取外すに際し、本体フレーム1が2分割されたフレーム単体1a、1bの分割位置となる接合部S1、S2と、1対の刃物台16、16を支持するリングギヤ5の両分割リングギヤ5a、5bの分割位置となる分割部BTを一致させる位置決め作業が必要となる。
【0059】
図8に示されるステップ1(ST1)で、流体管Pの全ての切断加工が完了すると、その時点で切削抵抗が激減する。その切削抵抗の変化を例えば圧電素子などで電気的に検出し、この検出後にステップ2(ST2)においてセンサRが第1被検出体M1を検出する。
【0060】
このセンサRが、第1被検出体M1を検出したところで、モータ23をステップ3(ST3)で、減速速度(例えば切削送り速度より低速度)に切換えることで、リングギヤ5が緩動回転し、ステップ4(ST4)により図7の(c)に示すように、センサRが第2検出体M2を検出したところで、制御装置からの指令によりステップ5(ST5)で直ちにタイマが起動する。
【0061】
次いで、タイマの起動により、タイマのカウントが開始され、そのカウント数が制御装置の記憶部に予め設定されている設定値に達っしたか否かがステップ6(ST6)で判断され、カウント数が設定値に達っすると、直ちにステップ7(ST7)でモータ23が制動されてリングギヤ5がその位置で停止する。
【0062】
すなわち、リングギヤ5が停止した状態では、フレーム単体1a、1bの接合部S1、S2と、1対の両分割リングギヤ5a、5bの分割部BTが一致することとなる。
【0063】
このようにすることにより、流体管Pの外周面に着脱可能に装着された加工装置を流体管Pから取り外すに際し、停止位置となるリングギヤ5の分割位置に対応する直前の円周方向所定位置の第1被検出体M1をセンサRが検出することで、今までの切削送り速度がそれ以下の速度に減速されるので、リングギヤ5乃至これに連動する関連部材の慣性力が低減するため、センサRが第2被検出体M2を検出した際にタイマのカウントが開始されてそのカウント数(パルス数)が、所定のカウント設定値に達した際にモータ23を直ちに制動することで1対の両分割リングギヤ5a、5bの分割部BTをフレーム単体1a、1bの接合部S1、S2に正確に停止させることが可能となる。
【0064】
また、センサRが第2被検出体M2を検出してから相互の分割位置が一致するまでの回転量をカウント数として制御装置の記憶部に記憶することで、適切なリングギヤ5の回転数に対応するカウント数として設定することが可能となり、設定されたカウント数に達した際にリングギヤ5の回転を制動停止する指令を発することで、相互の分割位置を正確に一致させることができる。
【0065】
更に、センサRに、近接スイッチを用いるとともに、第1被検出体M1及び第2被検出体M2に永久磁石を用いることで、センサR及びこれに対する各被検出体M1、M2の設置を容易に行うことができ、非接触による検出であることからセンサRの寿命を延ばすことが可能となる。
【0066】
一方、センサRとして近接スイッチを用いる代わりに、例えば、図示しないリミットスイッチを持いることも可能であり、このリミットスイッチに対応して第1被検出体M1及び第2被検出体M2としてマグネットM1、M2に代えて第1及び第2のドッグをリングギヤ5の外周に所定距離離間して配置し、リングギヤ5に取付けられる第2被検出体M2に対応する第2のドッグ位置を、本体フレーム1の分割位置に一致するリングギヤ5の分割位置に対応する位置関係に配設するよう構成すれば、第1被検出体M1に対応する第1のドッグにより検出されてリングギヤ5の減速開始位置から第2被検出体M2に対応する第2のドッグが検出された際、両分割リングギヤ5a、5bの分割部BTをフレーム単体1a、1bの接合部S1、S2に直ちに停止させることが可能となり、リングギヤ5が減速されてから停止位置までの周方向移動距離を最短距離に設定することができる。
【0067】
また、駆動モータをパルスモータとして使用すれば、相互の分割位置を基準として、減速位置からリングギヤ5及びこれに関連する回転部を含めた慣性力に対応する適切なパルス数を記憶部に設定しておけば、減算されるカウント数に達した際に、相互の分割位置に正確に停止させることができる。なお、駆動モータとして、インバータモータ等も使用することができ、検出器として近接スイッチ、リミットスイッチの他に光センサ、パルスエンコーダ等を使用することができ、上記の構成に限定されるものではない。
【0068】
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
【0069】
【発明の効果】
本発明によれば、次のような効果を奏することができる。
【0070】
(a)請求項1記載の発明によれば、流体管の外周面に着脱可能に装着された加工装置を前記流体管から取り外すに際し、回転するリングギヤの円周方向所定位置を所定の停止位置となる分割位置の直前に検出器が、第1被検出体を検出することで減速が開始されるので、リングギヤ乃至これに連動する関連部材の慣性力が低減するため、リングギヤの分割位置が本体フレームの分割位置に達した際に第2被検出体の検出により駆動手段を制動することで正確に停止させることが可能となる。
【0071】
(b)請求項2記載の発明によれば、タイマのカウント数を制御装置の記憶部に記憶することで、所定の設定されたカウント数に達した際に発せられるリングギヤの回転を制動停止する指令により、相互の分割位置を正確に一致させることができる。
【0072】
(c)請求項3記載の発明によれば、第1被検出体が検出されて前記リングギヤの減速開始位置から第2被検出体が検出される停止位置までの周方向移動距離を最短距離に設定することができる。
【0073】
(d)請求項4記載の発明によれば、検出器及びこれに対する各被検出体の設置を容易に行うことができ、非接触による検出であることから検出器の寿命を延ばすことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の加工装置を流体管に装着した状態を示す縦断正面図である。
【図2】同じく、図1のA−A断面図である。
【図3】同じく、(a)は本体フレームに対するリングギヤの取付部の一部を示す縦断面側面図、(b)は(a)のB−B断面図である。
【図4】(a)は本体フレーム単体の正面図、(b)は(a)のC−C断面図、図5はリングギヤ単体の正面図、(b)は(a)のD−D断面図である。
【図5】リングギヤ単体の正面図、(b)は(a)のD−D断面図である。
【図6】(a)は本体フレームとリングギヤの接合部の関係としての一部断面を示す部分側面図、(b)はリングギヤの接合部を示す部分正面図、(c)は(a)のE−E断面図である。
【図7】センサに対する第1被検出体及び第2被検出体の位置関係を示す動作説明図である。
【図8】分割位置の位置決めフロー図である。
【図9】従来の加工装置を流体管に装着した状態を示す縦断正面図である。
【符号の説明】
1 本体フレーム
1a、1b フレーム単体
2 孔
3 セットボルト
4 環状凹溝
5 リングギヤ
5a、5b 分割リングギヤ
6 連結金具
7 ガイド溝
8 嵌合溝
9 ボルト
10 ガイド部材
11 小径段部
14 外方押えリング
15 内方押えリング
16 刃物台
17 昇降ホルダ
18 切削工具
19 送りネジ
20 駆動ユニット
21 ボルト
22 支持体
23 モータ
24 支軸
25 駆動ギヤ
26 中間ギヤ
27 切欠部
28 キッカー機構
32、32′ 基準傾斜接合面
33、33′ 内側接合面
34、34′ 外側接合面
35 キー部材
36 連結ピン
37 挿通孔
B、B1、B2 ボルト
BT 分割部
D 直線
H1 嵌合穴
H2 テーパ穴
M1 第1被検出体(永久磁石)
M2 第2被検出体(永久磁石)
O 中心
P 流体管
R センサ(検出器)
S 接合面
S1、S2 接合部
Sa、Sa′ 取付け面
Sb、Sb′ 取付け面
Ta、Tb 取付け面
W リード線

Claims (4)

  1. 流体管の外周面に着脱可能に装着される2分割された単体の本体フレームを結合して成る環状の本体フレームに、2分割されたリングギヤを互いに結合して回転可能に案内保持し、このリングギヤを駆動手段により軸線回りに回転させつつ、それに取付けた切削工具を求心方向に移動させることにより、前記流体管に加工を施すようにした流体管の加工装置において、
    本体フレームの前記リングギヤに面する円周方向所定位置に検出器を配設し、該検出器に対応する同一軌道上のリングギヤに、リングギヤ駆動手段を減速させるための第1被検出体を配設すると共に、その回転方向後方にリングギヤの分割位置を本体フレームの分割位置で停止させるための第2被検出体をそれぞれ配設したことを特徴とする流体管の加工装置における分割位置位置決め装置。
  2. 前記検出器が第2被検出体を検出した際にカウントを開始するタイマを設け、予め設定されるタイマのカウント数を減速回転するリングギヤの分割位置が本体フレームの分割位置に一致するカウント数として記憶すると共に、カウント数が設定値に達した際にリングギヤを制動停止する指令を出す制御装置を設けたことを特徴とする請求項1に記載の流体管の加工装置における分割位置位置決め装置。
  3. 前記検出器によって検出される前記リングギヤの第2被検出体の位置が、本体フレームの分割位置に前記リングギヤの分割位置が対応する位置関係に配設されている請求項1に記載の流体管の加工装置における分割位置位置決め装置。
  4. 前記検出器を近接スイッチで構成するとともに、第1被検出体及び第2被検出体を永久磁石により構成したことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の流体管の加工装置における分割位置位置決め装置。
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